JPH0217330Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0217330Y2 JPH0217330Y2 JP13073783U JP13073783U JPH0217330Y2 JP H0217330 Y2 JPH0217330 Y2 JP H0217330Y2 JP 13073783 U JP13073783 U JP 13073783U JP 13073783 U JP13073783 U JP 13073783U JP H0217330 Y2 JPH0217330 Y2 JP H0217330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pipe
- humidity sensor
- dew condensation
- outside air
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 22
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、結露検知装置に関する。
住居等の建屋において、夏期に外気を取入れる
ことは、多湿になりがちな室内の湿気を少なく
し、室内を涼しく保つのに有効である。しかしな
がら、外気が多湿である場合には、外気を取入れ
ることにより、室内がかえつて多湿になり、壁面
等に結露を生ずることがある。特に、地下室にお
いては、室内が夏期も低温に保たれているため、
外気を取入れることによつて壁面等に結露を生ず
ることが多い。
ことは、多湿になりがちな室内の湿気を少なく
し、室内を涼しく保つのに有効である。しかしな
がら、外気が多湿である場合には、外気を取入れ
ることにより、室内がかえつて多湿になり、壁面
等に結露を生ずることがある。特に、地下室にお
いては、室内が夏期も低温に保たれているため、
外気を取入れることによつて壁面等に結露を生ず
ることが多い。
そこで、従来、外気を室内に導入した場合に結
露を生ずるか否かを検知可能とする結露検知装置
が提案されているが、従来の結露検知装置は、外
気の絶対湿度と室内の空気の温度または壁等の表
面温度を測定し、その温度で外気が結露するかど
うかを計算等によつて判断するという複雑なもの
である。また、従来の結露検知装置において、外
気の絶対湿度を測定することなく、外気の温度と
相対湿度を測定する場合もあるが、複雑なもので
あることに変りはない。
露を生ずるか否かを検知可能とする結露検知装置
が提案されているが、従来の結露検知装置は、外
気の絶対湿度と室内の空気の温度または壁等の表
面温度を測定し、その温度で外気が結露するかど
うかを計算等によつて判断するという複雑なもの
である。また、従来の結露検知装置において、外
気の絶対湿度を測定することなく、外気の温度と
相対湿度を測定する場合もあるが、複雑なもので
あることに変りはない。
本考案は、単純な構成により、外気を室内に導
入した場合に結露を生ずるか否かを検知可能とす
る結露検知装置を提供することを目的とする。
入した場合に結露を生ずるか否かを検知可能とす
る結露検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る結露
検知装置は、室内と室外とを仕切る壁にヒートパ
イプを貫通させ、ヒートパイプを室内側から室外
側に向けて低くなるように傾斜配置し、ヒートパ
イプの室内側の端部に熱交換器を取着し、ヒート
パイプの室外側の端部に湿度センサを取着してな
るようにしたものである。
検知装置は、室内と室外とを仕切る壁にヒートパ
イプを貫通させ、ヒートパイプを室内側から室外
側に向けて低くなるように傾斜配置し、ヒートパ
イプの室内側の端部に熱交換器を取着し、ヒート
パイプの室外側の端部に湿度センサを取着してな
るようにしたものである。
この考案の結露検知装置によれば、室内の温度
が熱交換器とヒートパイプによつて、ヒートパイ
プの先端の湿度センサに伝わる。したがつて、室
外の空気が室内の温度に低下した場合に、結露す
るかどうかが、湿度センサによつて検知される。
が熱交換器とヒートパイプによつて、ヒートパイ
プの先端の湿度センサに伝わる。したがつて、室
外の空気が室内の温度に低下した場合に、結露す
るかどうかが、湿度センサによつて検知される。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図に示すように、室内11と室外12とを
仕切る壁13には、ヒートパイプ14が貫通配置
されている。ヒートパイプ14の室内側の端部に
は、熱交換器15が固着され、ヒートパイプ14
の室外側の端部には、湿度センサ16が固着され
ている。湿度センサ16は、自らの温度状態とを
周囲の水蒸気量に基づき、その温度での相対湿度
を検出可能としている。
仕切る壁13には、ヒートパイプ14が貫通配置
されている。ヒートパイプ14の室内側の端部に
は、熱交換器15が固着され、ヒートパイプ14
の室外側の端部には、湿度センサ16が固着され
ている。湿度センサ16は、自らの温度状態とを
周囲の水蒸気量に基づき、その温度での相対湿度
を検出可能としている。
ヒートパイプ14の壁13を貫通している部分
は、壁13に埋設された箱体17に充填されてい
る断熱体18によつて断熱されている。ここで、
ヒートパイプ14は、室内側から室外側に向けて
低くなるように傾斜配置され、室内11の低い温
度がより効率的に湿度センサ16に伝わることを
可能としている。なお、壁13の外面には、湿度
センサ16を雨水から保護するウエザーカバー1
9が取着されている。
は、壁13に埋設された箱体17に充填されてい
る断熱体18によつて断熱されている。ここで、
ヒートパイプ14は、室内側から室外側に向けて
低くなるように傾斜配置され、室内11の低い温
度がより効率的に湿度センサ16に伝わることを
可能としている。なお、壁13の外面には、湿度
センサ16を雨水から保護するウエザーカバー1
9が取着されている。
ここで、上記ヒートパイプ14は、常温域で使
用できるものであればよいが、耐腐食性の点か
ら、銅製、ステンレス鋼製のものが好適である。
用できるものであればよいが、耐腐食性の点か
ら、銅製、ステンレス鋼製のものが好適である。
また、上記熱交換器15としては、板状、フイ
ン状等のものが用いられ、熱伝導性のよいもの、
すなわち、銅製、ステンレス鋼製、アルミニウム
製等がよい。また、熱交換器15は、電食防止の
点から、ヒートパイプ14と同一材質からなるも
のがよい。
ン状等のものが用いられ、熱伝導性のよいもの、
すなわち、銅製、ステンレス鋼製、アルミニウム
製等がよい。また、熱交換器15は、電食防止の
点から、ヒートパイプ14と同一材質からなるも
のがよい。
また、上記湿度センサ16は、結露の検知が目
的であるから、高湿度状態を検出可能とするいわ
ゆる結露センサを用いるのがよい。結露センサと
しては、金属製、半導体製、絶縁材料製等のもの
が使用可能であるが、電気抵抗の変化から相対湿
度を計測する半導体製のものがよい。特に、高湿
度状態において、電気抵抗を急激に変化する特性
を有するものがよい。
的であるから、高湿度状態を検出可能とするいわ
ゆる結露センサを用いるのがよい。結露センサと
しては、金属製、半導体製、絶縁材料製等のもの
が使用可能であるが、電気抵抗の変化から相対湿
度を計測する半導体製のものがよい。特に、高湿
度状態において、電気抵抗を急激に変化する特性
を有するものがよい。
次に、上記実施例の作用について説明する。
室内11の温度は熱交換器15、ヒートパイプ
14を介して湿度センサ16に伝達され、湿度セ
ンサ16は室内11ないしは壁13の内面と同等
の温度状態となる。そこで、湿度センサ16は、
室内の温度の空気が含みうる飽和水蒸気量に対す
る外気中に含まれている水蒸気量のなす比、すな
わち、相対湿度、換言すれば外気を室内温度に低
下させた場合、または、外気を室内11に導入し
た場合に結露を生ずるか否かを検知可能とする。
14を介して湿度センサ16に伝達され、湿度セ
ンサ16は室内11ないしは壁13の内面と同等
の温度状態となる。そこで、湿度センサ16は、
室内の温度の空気が含みうる飽和水蒸気量に対す
る外気中に含まれている水蒸気量のなす比、すな
わち、相対湿度、換言すれば外気を室内温度に低
下させた場合、または、外気を室内11に導入し
た場合に結露を生ずるか否かを検知可能とする。
上記湿度センサ16の検知結果により、外気が
室内11において結露を生じないものであること
が認められれば、外気を室内11に取入れること
が可能である。なお、外気が多量に湿度センサ1
6に接触すると、湿度センサ16の温度が外気温
側にずれることとなり、上記湿度センサ16の検
知結果に誤差を含むこととなるので、少量の外気
をウエザーカバー19の内部に取入れるものとす
ることが好ましい。
室内11において結露を生じないものであること
が認められれば、外気を室内11に取入れること
が可能である。なお、外気が多量に湿度センサ1
6に接触すると、湿度センサ16の温度が外気温
側にずれることとなり、上記湿度センサ16の検
知結果に誤差を含むこととなるので、少量の外気
をウエザーカバー19の内部に取入れるものとす
ることが好ましい。
したがつて、たとえば、湿度センサ16と換気
扇とを組み合せて、室内11の湿度が所定の値よ
り高くなつた場合に換気扇を自動的に運転する装
置において、上記湿度センサ16の検知結果を使
用すれば、外気を室内11に取入れた場合に結露
するかどうかを単純な構成によつて判断可能とな
り、外気が多湿である場合に、室内11に結露を
生じさせることのない換気扇の自動運転を行なう
ことが可能となる。なお、本考案は、特に地下室
における結露の検知に有効である。
扇とを組み合せて、室内11の湿度が所定の値よ
り高くなつた場合に換気扇を自動的に運転する装
置において、上記湿度センサ16の検知結果を使
用すれば、外気を室内11に取入れた場合に結露
するかどうかを単純な構成によつて判断可能とな
り、外気が多湿である場合に、室内11に結露を
生じさせることのない換気扇の自動運転を行なう
ことが可能となる。なお、本考案は、特に地下室
における結露の検知に有効である。
この考案の結露検知装置は、上述のような構成
となつているから、室内の温度が熱交換器とヒー
トパイプによつて、室外の湿度センサに伝わり、
室外の空気が室内の温度に低下した場合に、結露
するかどうかが、湿度センサによつて検知され、
単純な構成により、外気を室内に導入した場合に
結露が生じるかどうか等を簡単に知ることができ
る。
となつているから、室内の温度が熱交換器とヒー
トパイプによつて、室外の湿度センサに伝わり、
室外の空気が室内の温度に低下した場合に、結露
するかどうかが、湿度センサによつて検知され、
単純な構成により、外気を室内に導入した場合に
結露が生じるかどうか等を簡単に知ることができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 11……室内、12……室外、13……壁、1
4……ヒートパイプ、15……熱交換器、16…
…湿度センサ。
る。 11……室内、12……室外、13……壁、1
4……ヒートパイプ、15……熱交換器、16…
…湿度センサ。
Claims (1)
- 室内と室外とを仕切る壁にヒートパイプを貫通
させ、ヒートパイプを室内側から室外側に向けて
低くなるように傾斜配置し、ヒートパイプの室内
側の端部に熱交換器を取着し、ヒートパイプの室
外側の端部に湿度センサを取着してなる結露検知
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13073783U JPS6037858U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 結露検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13073783U JPS6037858U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 結露検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037858U JPS6037858U (ja) | 1985-03-15 |
JPH0217330Y2 true JPH0217330Y2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=30295806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13073783U Granted JPS6037858U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 結露検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037858U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012083206A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Espec Corp | 露点計、湿度計、露点導出装置、湿度導出装置、露点測定方法、及び湿度測定方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01131642U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-06 | ||
JPH0218743U (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-07 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP13073783U patent/JPS6037858U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012083206A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Espec Corp | 露点計、湿度計、露点導出装置、湿度導出装置、露点測定方法、及び湿度測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037858U (ja) | 1985-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SE0702099A1 (sv) | Avfuktande ventilation och styrning av luftflöde i slutna utrymmen | |
JP2000097480A5 (ja) | ||
JPH0217330Y2 (ja) | ||
JP6457967B2 (ja) | 湿度計及び環境試験装置 | |
JP2008025184A (ja) | 断熱防水構造とこれに用いる防水シート固定装置。 | |
Lotz | Moisture problems in buildings in hot humid climates. | |
CN205139063U (zh) | 一种建筑墙体传热系数检测装置的热箱结构 | |
JPS64442Y2 (ja) | ||
CN100573128C (zh) | 一种用于建筑围护结构传热系数现场检测的冷箱 | |
CN208335588U (zh) | 一种用于开关柜凝露模拟的模型 | |
JP2006114532A (ja) | 冷却装置 | |
JPS5933968Y2 (ja) | 低温室に通ずる物体の結露防止構造 | |
Elwell et al. | The thermal characteristics of roofs: Policy, installation and performance | |
CN213582479U (zh) | 防凝露感烟探测器安装盒及防凝露感烟探测器 | |
JPS63171350A (ja) | 外壁の結露検知装置 | |
EP0151993A3 (en) | Outside wall element for a building | |
CN215671371U (zh) | 一种焊条防潮保温房 | |
CN218349064U (zh) | 一种智能监测设备保护装置 | |
CN212341067U (zh) | 一种建筑内墙结露检测系统 | |
CN211508360U (zh) | 变电站端子箱 | |
JPS6144106Y2 (ja) | ||
CN203657888U (zh) | 雷达料位计和料仓 | |
JP2800342B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JPS6369923U (ja) | ||
Kudder et al. | Vapor Control and Psychrometric Monitoring in Exterior Walls |