JPH0217287A - 給水給湯用銅管 - Google Patents
給水給湯用銅管Info
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- JPH0217287A JPH0217287A JP16244888A JP16244888A JPH0217287A JP H0217287 A JPH0217287 A JP H0217287A JP 16244888 A JP16244888 A JP 16244888A JP 16244888 A JP16244888 A JP 16244888A JP H0217287 A JPH0217287 A JP H0217287A
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- water
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- copper
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は建築配管設備に使用される給水給湯用銅管に関
するもので、特に耐食性を改善し、腐食による漏水ヤ銅
イオンの溶出にともなう青い水の発生を防止したもので
ある。
するもので、特に耐食性を改善し、腐食による漏水ヤ銅
イオンの溶出にともなう青い水の発生を防止したもので
ある。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕銅管は
伯の配管材に比して耐食性、加工性。
伯の配管材に比して耐食性、加工性。
施工性が優れているところから断熱被覆した構造のもの
を含めて、建築分野で幅広く使用されている。しかしな
がら一部の特殊な水質や環境では腐食による漏れや銅イ
オンの溶出にともなう青い水の発生や衛生器具等の着色
問題を起すことがある。
を含めて、建築分野で幅広く使用されている。しかしな
がら一部の特殊な水質や環境では腐食による漏れや銅イ
オンの溶出にともなう青い水の発生や衛生器具等の着色
問題を起すことがある。
このような問題を解決する方法として、管内面を有機樹
脂で被覆した銅管が実公昭６２−１７４１９３号公報に
より提案されている。しかし有機樹脂を使用する限り、
中段工事にともなうろう付加熱で劣化する場合が多く、
特に硬ろう付時には十分な耐熱性を得ることができない
。
脂で被覆した銅管が実公昭６２−１７４１９３号公報に
より提案されている。しかし有機樹脂を使用する限り、
中段工事にともなうろう付加熱で劣化する場合が多く、
特に硬ろう付時には十分な耐熱性を得ることができない
。
（課題を解決するための手段および作用）本発明はこれ
に鑑み種々検討の結果、耐食性を示し、軟ろう付時はも
ちろんのこと硬ろう付時においても十分な耐熱性を有し
、腐食による漏水や銅イオンの溶出にともなう青い水の
発生を防止した給水給湯用銅管を開発したもので、銅管
の内面に、アルキルシリケート変性シリコン樹脂又はシ
リコン樹脂をバインダーとし、耐水性無機質を２０〜９
０重量％含むコーティング剤を１〜５００μｍの厚さに
被覆したことを特徴とするもので、耐水性無機質として
、金属及びその酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、リン酸塩
、炭化物、窒化物の何れか１種又は２種以上を用いる。
に鑑み種々検討の結果、耐食性を示し、軟ろう付時はも
ちろんのこと硬ろう付時においても十分な耐熱性を有し
、腐食による漏水や銅イオンの溶出にともなう青い水の
発生を防止した給水給湯用銅管を開発したもので、銅管
の内面に、アルキルシリケート変性シリコン樹脂又はシ
リコン樹脂をバインダーとし、耐水性無機質を２０〜９
０重量％含むコーティング剤を１〜５００μｍの厚さに
被覆したことを特徴とするもので、耐水性無機質として
、金属及びその酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、リン酸塩
、炭化物、窒化物の何れか１種又は２種以上を用いる。
即ち本発明は上記の如く銅管の内面に、アルキルシリケ
ート変性シリコン樹脂又はシリコン樹脂をバインダーと
し、耐水性に優れた無機質を主成分とするコーティング
剤を１〜５００μｍの膜厚に形成したのは、銅管の加工
性や施工性を損なうことなく、耐食性と耐熱性を改善す
るためで、コーティング剤の膜厚を１〜５００μ扉と限
定したのは、膜厚が１μｍより薄いと均一な膜厚の形成
が困難となり、従って十分な耐食性が得られない。また
膜厚が５００μｍを越えると管が曲げ加工を受けた場合
クランクが発生し、毛細現象により水分子が皮膜中に浸
透して銅と接触することになる。このクランク発生は管
が曲げ半径５０〜７０ｍｔｎで６０”程度の曲げで、膜
厚が５００μｍを越えると発生率が急激に高くなる。
ート変性シリコン樹脂又はシリコン樹脂をバインダーと
し、耐水性に優れた無機質を主成分とするコーティング
剤を１〜５００μｍの膜厚に形成したのは、銅管の加工
性や施工性を損なうことなく、耐食性と耐熱性を改善す
るためで、コーティング剤の膜厚を１〜５００μ扉と限
定したのは、膜厚が１μｍより薄いと均一な膜厚の形成
が困難となり、従って十分な耐食性が得られない。また
膜厚が５００μｍを越えると管が曲げ加工を受けた場合
クランクが発生し、毛細現象により水分子が皮膜中に浸
透して銅と接触することになる。このクランク発生は管
が曲げ半径５０〜７０ｍｔｎで６０”程度の曲げで、膜
厚が５００μｍを越えると発生率が急激に高くなる。
しかして耐水性の無ｉ貿として上記の如く金属及びその
酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、リン酸塩、炭化物、窒化
物の何れか１種又は２種以上を用い、これをアルキルシ
リケート変性シリコン樹脂又はシリコン樹脂をバインダ
ーとして２０〜９０重量％加えたのは、２０重量％未満
では耐食性が不十分であり、９０重量％を越えると管が
曲げ加工を受けた場合クラックが発生し易くなるためで
ある。
酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、リン酸塩、炭化物、窒化
物の何れか１種又は２種以上を用い、これをアルキルシ
リケート変性シリコン樹脂又はシリコン樹脂をバインダ
ーとして２０〜９０重量％加えたのは、２０重量％未満
では耐食性が不十分であり、９０重量％を越えると管が
曲げ加工を受けた場合クラックが発生し易くなるためで
ある。
以下本発明を実施例について説明する。
３ｎ６５重量％含んだ自己硬化形アルキルシリケート塗
料に所定の溶剤を加えて希釈し、所望の粘度とした後、
脱酸銅管（外径２２．２２ ｍ、肉厚０．８Ｉｎｌｆｔ
）の内面に塗布乾燥させ、厚さ０．５〜６００μｍの塗
膜を形成し、給水給湯管を作成した。
料に所定の溶剤を加えて希釈し、所望の粘度とした後、
脱酸銅管（外径２２．２２ ｍ、肉厚０．８Ｉｎｌｆｔ
）の内面に塗布乾燥させ、厚さ０．５〜６００μｍの塗
膜を形成し、給水給湯管を作成した。
これ等の給水給湯管について、ろう付をしない直管と硬
ろう付を行なった直管について通水試験を行ない、内面
における外観と最大腐食深さを調べ、ろう付をしない直
管と曲げ半径５０＃で６０°曲げ加工を行なった管につ
いて銅イオン溶出試験を行ない、銅イオンの溶出量を調
べた。
ろう付を行なった直管について通水試験を行ない、内面
における外観と最大腐食深さを調べ、ろう付をしない直
管と曲げ半径５０＃で６０°曲げ加工を行なった管につ
いて銅イオン溶出試験を行ない、銅イオンの溶出量を調
べた。
これ等の結果を内面塗装を行なわない従来の銅管と比較
して第１表に示す。
して第１表に示す。
通水試験は循環水に６０℃の尼崎重上水道水（残留塩素
濃度２．０−＝３．ＯＱ／１ ）を用い、流速１．０
ｍ／ｓｅｃで３０日間（７２０時間）通水した後、管内
面について外観を観察すると共に最大腐食深さを測定し
た。また銅イオンの溶出試験は銅管内に上記水道水を封
入し、２０℃及び６０℃で２４時間保持した侵、水中に
溶出した銅イオン量を測定した。
濃度２．０−＝３．ＯＱ／１ ）を用い、流速１．０
ｍ／ｓｅｃで３０日間（７２０時間）通水した後、管内
面について外観を観察すると共に最大腐食深さを測定し
た。また銅イオンの溶出試験は銅管内に上記水道水を封
入し、２０℃及び６０℃で２４時間保持した侵、水中に
溶出した銅イオン量を測定した。
第１表から明らかなように、本発明品は従来品と比較し
、はるかに優れた耐食性を有することが判る。
、はるかに優れた耐食性を有することが判る。
一方膜厚が０．５μｍである比較量は、皮膜にフクレと
銅イオンの溶出が認められ、水分子が容易に銅と接触し
得ることが判る。また膜厚が６００μｍである比較量は
、６０”曲げ加工を受けた場合に皮膜に剥離や銅イオン
の溶出が認められる。これはクラック発生により水分子
が皮膜中に浸透し、銅表面と接触しているためである。
銅イオンの溶出が認められ、水分子が容易に銅と接触し
得ることが判る。また膜厚が６００μｍである比較量は
、６０”曲げ加工を受けた場合に皮膜に剥離や銅イオン
の溶出が認められる。これはクラック発生により水分子
が皮膜中に浸透し、銅表面と接触しているためである。
（発明の効果〕
本発明によれば給水給湯用銅管として、銅管の持つ加工
性や施工性を損なうことなく、大巾に耐食性を改善し、
漏水や銅イオンの溶出にともなう青い水の発生を防止し
１ｑる等、工業上顕著な効果を奏するものである。
性や施工性を損なうことなく、大巾に耐食性を改善し、
漏水や銅イオンの溶出にともなう青い水の発生を防止し
１ｑる等、工業上顕著な効果を奏するものである。
Claims (2)
- （１）銅管の内面に、アルキルシリケート変性シリコン
樹脂又はシリコン樹脂をバインダーとし、耐水性無機質
を２０〜９０重量％含むコーティング剤を１〜５００μ
ｍの厚さに被覆したことを特徴とする給水給湯用銅管。 - （２）耐水性無機質として、金属及びその酸化物、水酸
化物、ケイ酸塩、リン酸塩、炭化物、窒化物の何れか１
種又は２種以上を用いる請求項（１）記載の給水給湯用
銅管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16244888A JPH0217287A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 給水給湯用銅管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16244888A JPH0217287A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 給水給湯用銅管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217287A true JPH0217287A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=15754803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16244888A Pending JPH0217287A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 給水給湯用銅管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0217287A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105276299A (zh) * | 2015-10-10 | 2016-01-27 | 安徽华铝铝业有限公司 | 一种高弹性耐高温铝管 |
| CN109554113A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-02 | 河南省锅炉压力容器安全检测研究院 | 一种金属基耐高温涂料及其制备方法 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP16244888A patent/JPH0217287A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105276299A (zh) * | 2015-10-10 | 2016-01-27 | 安徽华铝铝业有限公司 | 一种高弹性耐高温铝管 |
| CN109554113A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-02 | 河南省锅炉压力容器安全检测研究院 | 一种金属基耐高温涂料及其制备方法 |
| CN109554113B (zh) * | 2018-12-28 | 2021-02-02 | 河南省锅炉压力容器安全检测研究院 | 一种金属基耐高温涂料及其制备方法 |
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