JPH0217236Y2 - - Google Patents

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JPH0217236Y2
JPH0217236Y2 JP1982078013U JP7801382U JPH0217236Y2 JP H0217236 Y2 JPH0217236 Y2 JP H0217236Y2 JP 1982078013 U JP1982078013 U JP 1982078013U JP 7801382 U JP7801382 U JP 7801382U JP H0217236 Y2 JPH0217236 Y2 JP H0217236Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slit
belts
winding part
flexible elongated
winding
Prior art date
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Application number
JP1982078013U
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English (en)
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JPS58178546U (ja
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Priority to JP7801382U priority Critical patent/JPS58178546U/ja
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Publication of JPH0217236Y2 publication Critical patent/JPH0217236Y2/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はベルト、ロープ、ワイヤー等の可撓性
の長尺物品を接続するための器具に関するもので
ある。
特に本考案は、軟弱地盤上においてその地盤の
陥没や破壊を防ぐためにネツトを敷設し、そのネ
ツトをベルトで格子状に押えるに際し、そのベル
トを接続するために使用するのに適した接続具に
関するものである。
従来の技術 従来この種の長尺物品を接続する場合は、ベル
トであれば縫製し、ロープやワイヤーであれば一
旦端部をストランドに分解して互いに再度組み合
わせて結合することが行われている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらベルトを縫製するためには強力な
ミシンが必要であり、またロープやワイヤーの結
合には高度の熟練を必要とするものであつて、必
要な時にその場で短時間に接続することができな
かつた。
又、これらの長尺物品を接続するための器具も
各種提案されているが、いずれも長尺物品に大き
な力が加わつたときに接続部の強度が低下し、切
断し易いものであつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、長尺物品を簡単な操作で接続することがで
き、しかもその接続部の強度が大きく、長尺物品
自体の破断強度に近い引張り力にも耐えることの
できる接続器具を提供することを目的とするもの
である。
問題点を解決する手段 而して本考案は、相対向する一対の連結部間に
スリツトを有する巻回部を固定的に架設すると共
に、該巻回部に対して平行に且つ一定の間隔を保
持するように設けられた少なくとも1つの支持部
材を前記連結部間に着脱自在に架設し、前記巻回
部のスリツトに2本の可撓性長尺物品の端部を挿
通し、その可撓性長尺物品の本体部分を前記巻回
部に巻回してスリツトから突出した可撓性長尺物
品の端末を巻込み、少なくとも一方の可撓性長尺
物品の本体部分を前記支持部材に掛けて巻き戻り
を阻止したことを特徴とするものである。
以下図面に従つて本考案を説明する。第1図乃
至第3図は本考案の接続具を示すものであつて、
一対の断面略半円形状のシヤフト1,1′が、間
にスリツト2となる間〓を隔てて平行に併設され
ており、巻回部3を形成している。該巻回部3の
両端は、相対向する一対の連結部となる側板4,
4′の一端部に固定されている。5は前記側板4,
4′の他端部間に前記巻回部3に平行に架設され
た支持部材であつて、前記巻回部3と支持部材5
との間隔は、前記側板4,4′により一定に保持
されている。
支持部材5は、前記側板4,4′に対して着脱
自在であつて、側板4,4′に穿設された透孔6
にシヤフト7を挿通し、リング8で抜け止めして
取付けており、シヤフト7の周囲にはスリーブ9
が嵌合されている。なお、シヤフト7と側板4′
との結合部は、リング8に限らず適宜の方法で結
合されていればよい。
作 用 本考案の接続具を使用して柔軟な長尺物品の一
例としてのベルト10,10′を接続する操作を
説明すると、先ず側板4,4′から支持部材5を
取りはずしておき、ベルト10,10′の端部を
スリツト2に挿通する。而してこのベルト10,
10′の本体部分を巻回部3にコイル状に数回巻
回してスリツト2から突出したベルト10,1
0′の端末を巻込み、然る後側板4,4′に支持部
材5を取りつける。ここでベルト10,10′を
互いに引張ると、第3図に示す如く一方のベルト
10はその本体部分が支持部材5に支持され、他
方のベルト10′はコイルから直接延び出して、
張力を支えるのである。
実施例 第4図は、本考案の実施例であつて、側板4,
4′の中央部にスリツト2を有する巻回部3を固
定し、両端部にそれぞれ支持部材5,5′を架設
したものである。而してこの実施例においては、
ベルト10,10′はそれぞれ支持部材5,5′に
支持されることになる。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例であつ
て、2本の平行に延びる帯状部16,16′の中
央部を、間隔をおいて平行に延びる2本の橋絡部
17,17′で連結し、帯状部16,16′の両端
を互いに逆方向に折返して受部18,18′を形
成し、該受部18,18′に支持部材5,5′を着
脱自在に嵌合したものであつて、前記帯状部1
6,16′が連結部として作用し、また橋絡部1
7,17′が巻回部3を形成し、その間隙がスリ
ツト2を構成している。
而して、受部18,18′から支持部材5,
5′を外してベルト10,10′の端部をスリツト
2に挿通し、そのベルト10,10′の本体部分
を巻回部3に数回巻回してスリツト2から突出し
たベルト10,10′の端部を巻込み、再度受部
18,18′に支持部材5,5′を係合して、各ベ
ルト10,10′の本体部分をそれぞれ支持部材
5,5′に支持せしめる。
考案の効果 本考案によれば、ベルト10,10′を巻回部
3に巻回するだけで極めて簡単に接続することが
できる。しかも、ベルト10,10′に張力が加
わつたときには、巻回部3に巻回されたベルト1
0,10′を外側から締めつけることにより張力
を加えるので、巻回部3に巻回されたベルト部分
の全体に亙つて摩擦力が作用し、ベルト10,1
0′の局部的に大きな力が集中することがない。
従つて、ベルト10,10′が早期に破断するこ
とがなく、また器具の構造も極めて簡単なもので
あるから、大きな力を支えることができるもので
ある。
また第3図及び第4図に示すように支持部材5
にスリーブ9を回転自在に嵌合することにより、
ベルト10,10′と支持部材5との摩擦が軽減
され、ベルト10,10′の損傷をより防止する
ことができる。
また本考案の器具において、スリツト2にベル
ト10,10′の端部を挿通する場合は、ベルト
10とベルト10′とを相互に逆方向から挿入し
ても、またベルト10とベルト10′とを同方向
から挿入してもよいのであるが、互いに逆方向か
ら挿入することにより、その端部が重なつた部分
においてはベルトの滑り方向が逆となるため、張
力が加わつても滑りにくく、不用意にベルトが器
具から抜けるのをより効果的に防止することがで
きる。
以上の各説明においては、可撓性長尺物品とし
てのベルトを接続するための器具として説明した
が、可撓性長尺物品がロープやワイヤー等である
場合においても、その形態に応じて若干設計を変
更することにより、本考案の思想をそのまま適用
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の器具を示すもので
あつて、第1図は斜視図、第2図は中央縦断面
図、第3図は横断面図である。第4図は本考案の
実施例を示す横断面図である。第5図及び第6図
は、本考案の他の実施例を示すものであつて、第
5図は平面図、第6図は横断面図である。 2……スリツト、3……巻回部、5,5′……
支持部材、10,10′……ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の連結部間にスリツト2を有す
    る巻回部3を固定的に架設すると共に、該巻回部
    3に対して平行に且つ一定の間隔を保持するよう
    に設けられた少なくとも1つの支持部材5,5′
    を前記連結部間に着脱自在に架設し、前記巻回部
    3のスリツト2に2本の可撓性長尺物品10,1
    0′の端部を挿通し、その可撓性長尺物品10,
    10′の本体部分を前記巻回部3に巻回してスリ
    ツト2から突出した可撓性長尺物品10,10′
    の端末を巻込み、少なくとも一方の可撓性長尺物
    品10,10′の本体部分を前記支持部材5,
    5′に掛けて巻き戻りを阻止したことを特徴とす
    る、可撓性長尺物品の接続具。
JP7801382U 1982-05-26 1982-05-26 可撓性長尺物品の接続具 Granted JPS58178546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7801382U JPS58178546U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 可撓性長尺物品の接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7801382U JPS58178546U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 可撓性長尺物品の接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178546U JPS58178546U (ja) 1983-11-29
JPH0217236Y2 true JPH0217236Y2 (ja) 1990-05-14

Family

ID=30087257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7801382U Granted JPS58178546U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 可撓性長尺物品の接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58178546U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4720691U (ja) * 1971-02-09 1972-11-08
JPS5767844U (ja) * 1980-10-13 1982-04-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58178546U (ja) 1983-11-29

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