JPH02171711A - バリフォーカルレンズ制御装置 - Google Patents

バリフォーカルレンズ制御装置

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JPH02171711A
JPH02171711A JP32601588A JP32601588A JPH02171711A JP H02171711 A JPH02171711 A JP H02171711A JP 32601588 A JP32601588 A JP 32601588A JP 32601588 A JP32601588 A JP 32601588A JP H02171711 A JPH02171711 A JP H02171711A
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JP
Japan
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focusing
lens group
variable power
focal length
variable
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Pending
Application number
JP32601588A
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English (en)
Inventor
Daisuke Hata
大介 畑
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バリフォーカルレンズ制御装置に関し、より
詳細には、同一光軸上に配設された変倍レンズ群および
合焦レンズ群からなる変倍光学系の該合焦レンズ群を至
近距離から無限遠距離に至る被写体距離に対応する上記
光軸上の至近位置から無限遠位置までの間の合焦位置に
設定した後、上記変倍レンズ群により上記変倍光学系の
全系焦点距離を最短焦点距離と最長焦点距離との間の任
意の第1の焦点距離から第2の焦点距離へ更新させるこ
とに伴い同一被写体に対し結像位置ずれを生ずるバリフ
ォーカルレンズの制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ズームレンズは、ズーミングの操作をしても結像位置ず
れ(いわゆるピント移動あるいはピントずれ)がないた
め、ズーミング操作毎にピント調整をする煩わしさがな
く操作性がよい反面、単焦点レンズに比べて開放絞りF
ナンバーが暗いため。
例えば−眼レフレックス式ファインダによるピント調整
(合焦操作)にある程度の熟練が必要とされる。
近年、カメラのAF化が進み、この問題を解決したこと
によってズームレンズ本来の機動力が発揮できるように
なり、操作者(ユーザ)は作画意図に沿って構図の決定
のみに注意を集中することができるようになり、頗る操
作性が向上した。
一般にズームレンズのフォーカシング(合焦操作)は、
変倍光学系の一部に配設されたフォーカシングレンズ群
の移動によって行われている。そして、ズームレンズは
、全ズーム域において同一被写体距離に対してこのフォ
ーカシングレンズ群の移動量がほぼ同一である(以下、
このことを「等量移動」と呼ぶ)という利点を有し、従
って被写体距離目盛をフォーカシングレンズ群の移動部
材(距離リング)に付設し、一方これと隣接して配設さ
れる固定リングに指標を付設するだけでよく、ズーミン
グに応じて被写体距離目盛を変化させる必要がないとい
う利点がある。しかしながら、上記変倍光学系のレンズ
構成によっても異なるが、インナーフォーカシング方式
およびリアーフォーカシング方式のズームレンズでは上
述の等量移動が実現するという条件の下で光学設計を行
う場合、レンズ構成が複雑化するという問題があった。
さらに広角側におけるフォーカシングレンズ群の移動量
(繰出量)が不必要に大きくなるという問題があった。
また、このことに起因してレンズの外径が大きくなり、
レンズおよび鏡筒が高重量化するという問題があった。
そこで、これらの問題を解決するために、上記等量移動
の条件を外したバリフォーカルレンズが既に提案されて
いるが、このバリフォーカルレンズには、上述のズーム
レンズのズーミング操作に対応する変倍操作を行うと結
像位置ずれが発生するという問題がある。この問題を解
決するためには、バリフォーカルレンズを構成する変倍
光学系の一部を合焦レンズ群として上記変倍動作と独立
的な合焦駆動ができるように構成し、上記変倍操作に伴
う結像位置ずれ(以下「シフト」ということがある)を
演算により求めその演算結果に基づいて上記合焦レンズ
群位置を補正すれば、実質的にズームレンズと同様の操
作性を得ることができると考えられる。
さて、このように自動的にシフト補正を行う場合1例え
ば、任意の焦点距離を設定するために上記変倍光学系を
変倍モータ等によって駆動する変倍駆動部、上記合焦レ
ンズ群をフォーカスモータ等によって駆動する合焦駆動
部、現在設定されている焦点距離を電圧等で検出する例
えばポテンショメータ等の焦点距離検出器、合焦レンズ
群の現在位置を同じく電圧等で検出する例えばポテンシ
ョメータ等のフォーカス位置検出器等を用いて、制御系
を構成することが考えられる。
また、上記バリフォーカルレンズは、同一被写体に対す
る合焦レンズ群の合焦位置が焦点距離によって変化し、
この変化の軌跡は、焦点距離(焦点距離検出器の出力)
を変数とする双曲線となるので5例えば1合焦レンズ群
が合焦位置にあり、この状態から変倍操作をすると、上
記バリフォーカルレンズの制御系は、上記双曲線に沿っ
て合焦レンズ群を移動させて合焦状態を保持するもので
ある。尚、このようなタイプのバリフォーカルレンズ制
御装置としては1例えば、本出願人がすでに提案した特
願昭62−95045号(特開昭63−261209号
)、特願昭62−125021号(特開昭63−291
016号)等がある。
そして、第5図にその特性図を示すが、同一被写体距離
において、焦点距離Zρの変化に対して合焦曲線L1で
示すように、上記双曲線となる。
また、特公昭61−264307号公蝉に開示されてい
るように、ズーミングレンズ群位置と任意被写体位置と
によって決定される合焦特性をフォーカシングレンズ群
の移動を考慮した適宜の焦点距離および被写体位置に基
づいて分割した複数の制御領域に応じた上記フォーカシ
ングレンズ群の移動スピードを予め設定し、ズーミング
操作時におけるフォーカシングレンズ群の移動スピード
を可変制御するズーミング装置がある。
C発明が解決しようとする課題〕 上述の従来例は、いずれにおいても第5図に示すように
、焦点距aZρの変化に対して合焦レンズ群の繰出量(
合焦補正量)Fpxが異なる。っまリテレ側Zp=Oで
Fpxが増大するため、ワイド側Zp=250との合焦
補正量が著しく異なり、そのため、第7図に示すように
補正量Dfpが増大するに伴って合焦補正動作に要する
時間が増大し、テレ側での高速化が必要となり、これを
実現するために高価な制御系が必要となるという問題が
あった。
一方、上記バリフォーカルレンズ単独の場合。
またはカメラ本体の制御系の一部を共用する場合のいず
れにしても、上記変倍モータおよび上記フォーカスモー
タの電源は電池であり、この電池の負荷である上記制御
系にあって上記両モータは典型的な重負荷である。従っ
て、両モータが同時に作動すると上記電源に電圧変動(
降下)が発生し、かえって動作速度が低下したり、合焦
レンズ群および変倍レンズ群の位置制御の精度が低下す
るという問題がある。またバリフォーカルレンズは、一
般に、多数のレンズ群から構成され、さらに個々のレン
ズ群の実際の動きを規制するのはカム枠に穿設されたカ
ム溝であり、このカム溝の形状はそれぞれ異なっている
。従って、例えば焦点距離を最短焦点距離から最長焦点
距離まで変化させるとして、この間の変倍モータから見
た負荷(上記変化のために要するトルク)は、決して一
様なものではなく、変倍レンズ群が刻々と移動する位置
によって大きく変動するため、変倍動作の速度が一様に
ならないという問題がある。そしてこの問題は、特に変
倍動作とシフト補正動作を交互に繰返す場合、画角の変
化が変倍動作に対して不均一になり見映えが悪くなると
いう問題をも派生する。
換言すれば、制御精度が低下するという問題である。ま
た、変倍動作とシフト補正動作とを併行している場合で
も、上記負荷が瞬時的に軽くなって一瞬のうちに大きく
変倍レンズ群が移動してしまい、その結果、シフト補正
が可能な許容範囲を超、えてしまい、最悪の場合、制御
不能になるという虞れがある。
また、前者の従来例では、繰出量Fpxを算出するのに I Fpx−02+Z、+C3 (ただし、C1,C2,C3は定数) なる演算式を用いるため、演算時間が増大するという問
題があった。
本発明は、上述の事情に鑑でみなされたもので、その目
的とするところは、安価にして簡略な構成で、バリフォ
ーカルレンズの小型、軽量という利点を活しつつ、滑ら
かな制御ができ、バリフォーカルレンズ特有の全系焦点
距離の更新に伴う結像位置ずれを、可及的速やかにしか
も高精度で補正し得るバリフォーカルレンズ制御装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するために、同一光軸上に
配設された変倍レンズ群および合焦レンズ群からなる変
倍光学系の該合焦レンズ群を至近距離から無限遠距離に
至る被写体距離に対応する上記光軸上の至近位置から無
限遠位置までの間の合焦位置に設定した後、上記変倍レ
ンズ群により上記変倍光学系の全系焦点距離を最短焦点
距離と最長焦点距離との間の任意の第1の焦点距離がら
第2の焦点距離へ更新させることに伴い同一被写体に対
し結像位置ずれを生ずるバリフォーカルレンズにおいて
、上記変倍レンズ群を駆動する変倍駆動手段と、上記合
焦レンズ群を駆動する合焦駆動手段と、上記変倍駆動手
段を介して上記全系焦点距離を更新する変倍動作を制御
する変倍制御手段と、上記変倍レンズ群および上記合焦
レンズ群の上記光軸上のそれぞれの位置を検出する変倍
レンズ群位置検出手段および合焦レンズ群位置検出手段
と、これら変倍レンズ群位置検出手段および合焦レンズ
群位置検出手段からそれぞれ出力される焦点距離情報お
よび合焦レンズ群位置情報を受けて、上記結像位置ずれ
の補正がなされる補正合焦位置までの上記合焦レンズ群
の移動量を補正量として算出し、この補正量に基づいて
上記補正合焦位置に上記合焦レンズ群を駆動すべく上記
合焦駆動手段を制御する合焦制御手段と、上記最短焦点
距離から上記最長焦点距離への上記全系焦点距離の変化
に対し上記無限遠位置における上記合焦位置が不変で上
記至近位置における上記合焦位置が上記無限遠位置から
直線的に遠ざかるように変化する上記バリフォーカルレ
ンズとを具備し、上記変倍光学系の全系焦点距離の更新
に伴う結像位置ずれを自動的に補正するように構成した
ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記のように構成されたバリフォーカルレンズは、その
特性として、至近位置における合焦位置が上記無限遠位
置から直線的に遠ざかるように変化するから、いかなる
焦点距離においても焦点距離の変化と補正量の変化との
比、すなわち変化率がほぼ一定となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて具体的に説
明する。
第1図は、本発明に係るバリフォーカルレンズ制御装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。
第1図において、1は変倍光学系の光軸、2はこの光軸
1に沿って移動可能に該光軸1上に配設されて上記変倍
光学系を構成する変倍レンズ群で。
2a 、 2b 、 2C、2d 、および2eは、そ
れぞれ単独または複数のレンズからなる第1群レンズ、
第2群レンズ、第3群レンズ、第4群レンズおよび第5
群レンズである。そして第1群レンズ2aおよび第2群
レンズ2bをもって合焦レンズ群としてのフォーカスレ
ンズ群3を構成している。この第1群レンズ2aおよび
第2群レンズ2bを含み、第1群レンズ28〜第5群レ
ンズ2eをもって変倍レンズ群2を構成している。尚、
変倍レンズ群2から成る上記変倍光学系の全系焦点距離
はfであり、Fmはフィルム面である。4は該全系焦点
距離fが最長焦点距離としての望遠側焦点距離(以下単
に「テレ側」と略記する)から最短焦点距離としての広
角側焦点比m<以下単に「ワイド側)と略記する)まで
の間の任意の焦点距離に設定するために変倍レンズ群2
を駆動する変倍駆動手段としての変倍モータMzおよび
図示しない機構部から成る変倍駆動部、5は無限遠から
至近に至る被写体距離に対応する光軸1上の無限遠位置
(oo位置)から至近位置までの間の合焦位置に第1群
レンズ2aと第2群レンズ2b、つまりフォーカスレン
ズ群3を駆動する合焦駆動手段としてのフォーカスモー
タMFおよび図示しない機構部から成るフォーカス駆動
部である。
6および7はそれぞれ上記フォーカスレンズ群3と共に
該フォーカス駆動部5により駆動され。
このうち、6はスリット円板6aが回転駆動されること
によってフォトインタラプタ6bからその回転数に比例
したパルスを発生しフォーカスレンズ群3の光軸1上の
相対移動量を検出するフォーカスカウンタ、また7は合
焦レンズ群3の光軸上の位置に比例した電圧を、合焦レ
ンズ群位置情報としてのフォーカス位置情報Sxとして
出力する合焦レンズ群位置検出手段としての合焦レンズ
群位置検出器(以下rFPMJと略記する)、8は変倍
レンズ群2と共に変倍駆動部4に駆動されて変倍レンズ
群2の光軸上の位置または上記全系焦点距離fに比例し
た電圧を、焦点距離情報Zpとして出力する変倍レンズ
群位置検出手段としての焦点距離検出器(以下rZPM
Jと略記する)である。
9は上記焦点距離情報Zpを受けてA/D変換した上で
、このZpにおける■位置から至近位置までのフォーカ
スレンズ群3の移動量(すなわち繰出量)Fpxを演算
する最大繰出量演算部、10はこの最大繰出量演算部9
の出力FpxとFPM7のフォーカス位置情報(合焦レ
ンズ群位置情報)としての出力S×とを受けて該出力S
x をA/D変換した上でこれらの比を演算し、比例定
数Cfpを出力する比例定数演算部、11は上記3つの
出力Fpx、 Cfp、 Sxを受けて合焦させるため
の合焦補正量Dfpを演算する合焦補正演算部である。
12はフォーカスカウンタ6の出力Dfcおよび上記相
対補正量Drvを受けて、該相対補正量Drvに対応す
る補正合焦位置にフォーカスレンズ群3を駆動するよう
に上記フォーカス駆動部5を制御する合焦制御手段とし
てのフォーカス制御部、13は変倍動作を起動する外部
操作可能なモーメンタリ−スイッチからなる変倍スイッ
チで、13aは倍率アップ接点(以下単に「アップ接点
Jという)、13bは倍率ダウン接点(以下単に「ダウ
ン接点」という)である。尚、変倍スイッチ13は、通
常は図示する中立の位置にあり、外部操作によって上記
アップ接点13aに接続されたときテレ信号(T)を出
力し、ダウン接点13bに接続されたときはワイド信号
(W)を出力するように構成されている。
14は、上記合焦補正量(D fp)を受けてこれを相
対補正量(Drv)に変換し、さらに上記テレ信号(T
)およびワイド信号(W)を受けて上記相対補正(Dr
y)および起動信号(STR)を出力するか否かを判定
する駆動制御部、15は上記起動信号(STR)および
速度電圧(Zmv)を受けて上記変倍駆動部4の動作を
制御する変倍制御手段としての変倍制御部、16は変倍
モータMzの逆起電力を検出し、モータ速度に対応する
速度電圧(Z iv)を出力する逆起電圧検出部、17
は上記比例定数(Cfp)を受け、これを後述する表示
器に適合した表示信号(Dot)に変換するための撮影
距離演算部、18は上記表示信号(Dot)を受けて撮
影距離を表示する表示器、18aは代表的な撮影距離を
示す数値部、18bは上記数値部に対応する12個の表
示ドツトより成るドツト部である。
尚、+Vは電源を示し、各部の入出力関係は主要信号の
みを示す。
また、最大繰出量演算部9は、当該焦点距離情報Zpに
おける■位置から至近位置までのフォーカスレンズ群3
の最大繰出量をFpxとし、変倍レンズ群2のレンズ固
有の定数をそれぞれC0C,、C,としたとき、 Fpx= (C5XZp )+C6(1)なる演算を実
行するように構成されている。
また、ZPM8の出力Zpは、テレ側において、zp 
=255.’フィト側におイテ、Zp=oとなり、一方
、FPM7の出力Sxは、■位置において5x=O、テ
レ側の至近位置においてはSx =255となるように
構成されている。
第2図および第3図は、それぞれ焦点距離情報Zρの変
化に対する繰出量(Fpx)および補正量(D fp)
の変化を示す特性図である。
第2図において、19は至近側の合焦曲線(ただし直線
である)、ZpWおよびZpTはそれぞれワイド端およ
びテレ端におけるZpの値、ΔZp1 はワイド端Zp
W側の変倍区間、ΔZP2 はほぼ中央近傍の変倍区間
、ΔZp3 はテレ端ZpT側の部分の変倍区間であり
、ΔSxlΔSx2  、ΔSx3 はそれぞれ上記変
倍区間ΔZp1 、ΔZP2  、ΔZP3  に対応
する補正量(変化量)で、AZP1=ΔZp2  =Δ
zp3ΔSxl  =ΔSx2  =ΔSx3 の関係
にある。
第3図において、Dfρは補正量である。
第4図は、第1図に示した実施例の動作順序を示すフロ
ーチャートである。
このように構成された本実施例の動作を第4図のフロー
チャートに沿って説明する。
とりあえず変倍スイッチ13は中立の位置とし、変倍レ
ンズ群は第2図の点20に位置し被写体(図示せず)に
合焦しているものとする。
フローチャートは5TARTより始まり、最初の条件分
岐「変倍起動か?」にて駆動制御部14がテレ信号(T
)およびワイド信号(W)をチエツクする。今、いずれ
の信号も入力されていないので、フローチャートはNO
に分岐し、同じ動作を繰返す、この動作ループを入力チ
エツクループという。
ここで、変倍スイッチ13が操作され、アップ接点13
a側に接続されたとすると、駆動制御部14がテレ信号
(T)を感知して、フローチャートは上記「変倍起動か
?」をYESに分岐し、上記入力チエツクループを離脱
する。次の「初期設定動作」では、現在のレンズ位置、
すなわち点20におけるフォーカス情報(Sx )およ
び焦点距離情報(Zp )をそれぞれ比例定数演算部1
0および最大繰出量演算部9が読込み、この最大繰出量
演算部9からの出力(Fpx)を受けて比例定数演算部
1oは比例定数(Cfp)を出力する。
次の条件分岐「変倍続行か?」において駆動制御部14
が再びテレ信号(T)をチエツクし、今の場合操作が続
行されているものとすれば、フローチャートはYESに
分岐する0次の「変倍駆動」にて駆動制御部14は倍率
アップの方向情報を含む起動信号(STR)を出力し、
これを受けた変倍制御部15が変倍モータMzを駆動し
、変倍駆動部4を介して変倍レンズ群2が矢印21(第
3図)の方向に駆動され始める。これに伴って72M8
も駆動されZPも変化し始める。従ってフォーカスレン
ズ群3の位置は合焦面NlA19から外れることになる
ので、わずかにピンボケの状態になる。次の「補正演算
動作」では、該ピンボケを補正するために新しいSx 
、Zpを読込み、新しいFpx、 Cfpと上述のCf
pとによって補正量Dfpを合焦補正演算部11が算出
する。次の条件分岐「合焦位置か?」でフォーカス制御
部12はフォーカスレンズ群3が合焦位置にあるか否か
をチエツクする6今の場合、合焦位置からずれているの
で、フローチャートはNOに分岐する。次の「フォーカ
ス駆動」にてフォーカス制御部12は、駆動制御部14
が補正量(D fp)を変換した相対補正量(Drv)
を受けてフォーカスモータMttを駆動する。そして、
フォーカスレンズ群3がフォーカス駆動部5を介して駆
動され、矢印22の方向に移動を始める。次の「距離表
示」にて撮影距離に対応する表示信号(Dot)を出力
し、例えば合焦曲線19が1.2mに対応するとすれば
、表示器18のドツト部18bのうち、数値部18aの
rl、2」 に対応する表示ドツトを点灯する。そして
、フローチャートは再び「変倍続行か?」に戻る。この
動作ループを変倍シフトループという。
そして、この変倍シフトループ中において、相対補正量
(Dry)とフォーカスカウンタ6からの出力(Dfc
)とが一致した時点で「合焦位置か?」をYESに分岐
し「フォーカス停止」でフォーカスモータMFを停止さ
せる。つまり、微視的には、矢印21と22で示す変倍
とシフト(補正)を1つのサイクルとして、これを繰返
しながら、巨視的には矢印23で示すように合焦曲線1
9に沿って線上を移動してゆくのである。
しかる後、変倍スイッチ13の操作が解除され、変倍ス
イッチ13が中立の状態になると、上記「変倍続行か?
」をNoに分岐して上記変倍シフトループを離脱する。
次の「変倍停止」にて変倍制御部15は変倍駆動を停止
させる。そして次の「終了補正」にて未完了の補正量が
あればその分の補正を行って再び「変倍起動か?」に戻
り、上記入力チエツクループの動作を行う。
倍率ダウンの動作も、考え方は同じなのでその説明は省
略する。
このように、本実施例によれば、変倍レンズ群2の合焦
特性を、第2図の合焦曲線19で示すように、また(1
)式で示すように直線的に変化するように構成したから
変倍中の繰出量Fpxが略−定となる。つまり、 となってZpWから221間において、変化率が一定と
なる。
このことを第3図で説明すると、補正量DPFが、Df
p=1という範囲内でシフト動作が行える。
その結果、動作速度の遅い制御系でも対応でき、しかも
動作が滑らかであるという利点がある。
また、動作が滑らかであるが故に、変倍動作中にピンボ
ケが発生せず、通常のズームレンズと同等の変倍動作が
行えるという利点がある。
しかもバリフォーカルレンズの特徴である小型。
軽量を保持しているという利点がある。
また、後者の従来例のように速度を可変にする必要がな
いので制御系が簡略であるという利点がある。
また、(1)式よりわかるように繰出量Fpxの演算は
直線の式であるから演算時間が短縮できるという利点が
ある。
尚1本発明は、上述の実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能であ
る。
例えば、説明をわかりやすくするために矢印21と22
で変倍動作とシフト動作を分けて説明したが、同時に作
動していることはフローチャートからも明らかである。
また、逆に、説明したような選択的な動作であってもよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、最短焦点距離か
ら最長焦点距離への全系焦点距離の変化に対して無限遠
位置における合焦位置が不変で、至近位置における合焦
位置が無限遠位置から直線的に遠ざかるように変化する
ようにバリフォーカルレンズを構成したから、安価で且
つ簡素な構成でありながら、全系焦点距離の更新に伴っ
て生じるバリフォーカルレンズ特有の結像位置ずれを補
正するに際し、どのような焦点距離においても滑らかで
自然な合焦補正制御ができ、従来のズームレンズと同等
な特性を有し、しかも小型・軽量であるバリフォーカル
レンズ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るバリフォーカルレンズ制御装置
の一実施例の全体構成を示すブロック図、第2図および
第3図は、それぞれ第1図に示す実施例の第1の発明に
係る動作を説明するためのグラフ、第4図は、本実施例
の動作順序を示すフローチャート、第5図、第6図およ
び第7図は、従来例の特性を示す特性図である。 1・・・・・・光軸、 2・・・・・・変倍レンズ群、 2a〜2e・・・・・・第1群レンズ−第5群レンズ、
3・・・・・・フォーカスレンズ群、 4・・・・・・変倍駆動部、 5・・・・・・フォーカス駆動部、 6・・・・・フォーカスカウンタ、 7・・・・・・合焦レンズ群位置検出器(FPM)、8
・・・・・・焦点距離検出器(ZPM)、9・・・・・
・最大繰出量演算部。 10・・・・・・比例定数演算部、 11・・・・・・合焦補正演算部、 12・・・・・・フォーカス制御部。 13・・・・・・変倍スイッチ、 13a・・・・・・倍率アップ接点(アップ接点)、1
3b・・・・・・倍率ダウン接点(ダウン接点)、14
・・・・・・駆動制御部、 15・・・・・・変倍制御部、 16・・・・・・逆起電圧検出部、 17・・・・・・撮影距離演算部、 18・・・・・・表示器、 19・・・・・・合焦曲線。 Mz・・・・・・変倍モータ、 MF・・・・・・フォーカスモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一光軸上に配設された変倍レンズ群および合焦
    レンズ群からなる変倍光学系の該合焦レンズ群を至近距
    離から無限遠距離に至る被写体距離に対応する上記光軸
    上の至近位置から無限遠位置までの間の合焦位置に設定
    した後、上記変倍レンズ群により上記変倍光学系の全系
    焦点距離を最短焦点距離と最長焦点距離との間の任意の
    第1の焦点距離から第2の焦点距離へ更新させることに
    伴い同一被写体に対し結像位置ずれを生ずるバリフォー
    カルレンズにおいて、上記変倍レンズ群を駆動する変倍
    駆動手段と、上記合焦レンズ群を駆動する合焦駆動手段
    と、上記変倍駆動手段を介して上記全系焦点距離を更新
    する変倍動作を制御する変倍制御手段と、上記変倍レン
    ズ群および上記合焦レンズ群の上記光軸上のそれぞれの
    位置を検出する変倍レンズ群位置検出手段および合焦レ
    ンズ群位置検出手段と、これら変倍レンズ群位置検出手
    段および合焦レンズ群位置検出手段からそれぞれ出力さ
    れる焦点距離情報および合焦レンズ群位置情報を受けて
    、上記結像位置ずれの補正がなされる補正合焦位置まで
    の上記合焦レンズ群の移動量を補正量として算出し、こ
    の補正量に基づいて上記補正合焦位置に上記合焦レンズ
    群を駆動すべく上記合焦駆動手段を制御する合焦制御手
    段と、上記最短焦点距離から上記最長焦点距離への上記
    全系焦点距離の変化に対し上記無限遠位置における上記
    合焦位置が不変で上記至近位置における上記合焦位置が
    上記無限遠位置から直線的に遠ざかるように変化する上
    記バリフォーカルレンズとを具備し、上記変倍光学系の
    全系焦点距離の更新に伴う結像位置ずれを自動的に補正
    するように構成したことを特徴とするバリフォーカルレ
    ンズ制御装置。
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