JPH02171231A - ハニカム構造体 - Google Patents

ハニカム構造体

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JPH02171231A
JPH02171231A JP32542788A JP32542788A JPH02171231A JP H02171231 A JPH02171231 A JP H02171231A JP 32542788 A JP32542788 A JP 32542788A JP 32542788 A JP32542788 A JP 32542788A JP H02171231 A JPH02171231 A JP H02171231A
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JP
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plates
corrugated
honeycomb structure
gradually
cell
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JP32542788A
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Sumiko Kimura
木村 寿美子
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はハニカム構造体に関する。すなわち、波板材と
平板材とを交互に組み付けることによりセルが形成され
た、ハニカム構造体に関するものである。
「従来の技術」 ハニカム構造体は、中空柱状のセルの平面的集合体より
なり、各セルは従来、例えば正六角形その他の均一形状
、同一大きさよりなっていた。又ハニカム構造体は従来
強度上の理由から、そのセル端面を外力が作用する方向
に向けて使用されていた。
なおこれらは、いわゆる展張式にて製造されたハニカム
構造体であると、いわゆるコルゲート弐つまり波板材と
平板材とを交互に組み付けて製造されたハニカム構造体
であるとを問わず、同様であった。
「発明が解決しようとする課題」 ところでこのような従来のハニカム構造体にあっては、
次の問題が指摘されていた。
第1に、各セルが均一形状、同一大きさのものよりなる
つまり均一密度のものよりなるので、全体形状も単純で
あり変化した複合形状が得られず、用途等が限定される
という指摘があった。
第2に、そのセル端面を外力が作用する方向に向けて使
用されていた。すなわち強度上の理由から外力が作用す
る方向に対し、セル端面と直角をなす面つまりそのセル
サイズ方向を向けての使用は、強度が弱くなるため行わ
れていなかった。このようにその使用面が方向的に制限
されるので、用途等が限定されるという指摘があった。
第3に、一般的に強度向上を図るためには、セルの大き
さを小さくしてセル密度を大とするか、素材の肉厚を厚
くすることが行われていた。しかしながらその結果重量
が増加してしまい、ハニカム構造体の特長が生かせなく
なるという問題があった。
第4に、展張式のハニカム構造体はコルゲート式のもの
に比べ、製造に手間取り、歩留まりが悪く材料の無駄が
多いとの指摘があった。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、平行板と仕切板から
なる平板材間に、波板材を交互に組み付けてなることに
より、各セルの形状と大きさが変化し、使用面が方向的
に制限されず、重量比強度にも優れ、しかも製造も容易
で歩留まりも良い、ハニカム構造体を提案することを目
的とする。
[課題を解決するための手段j この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
このハニカム構造体は、波形の凹凸が連続的に折曲形成
された波板材と、平坦な平板材とを、交互に組み付けて
なっている。
上記波板材は、上記波形の凹凸により形成された空間の
大きさが徐徐に変化している。
上記平板材は、所定間隔で平行に配された複数の平行板
と、傾斜して設けられ該平行板間を連結する仕切板とか
らなっている。
「作  用」 本発明は、このような手段よりなるので次のごとく作用
する。
このハニカム構造体にあっては、傾斜した仕切仮により
平行板が連結された平板材間のスペースに、空間の大き
さが徐徐に変化する波板材が、交互に組み付けられてい
る。
そこでこのハニカム構造体にあっては第1に、形成され
るセルは形状と大きさが徐徐に変化し密度が徐徐に異な
っている。つまり各セルは、波板材の各空間と平板材の
平行板又は仕切板とで区画形成されるので、その形状と
大きさとが徐徐に変化している。
第2に、その使用面が方向的に制限されない。
すなわち平板材の平行板間は、仕切板により連結補強さ
れ、その間に波板材が介装されている。そこでセル端面
と直角をなす面、つまりセルサイズ方向もこのような仕
切板等により強固に補強されている。従って外力が作用
する方向に対し、そのセル端面を向けて使用できること
は勿論のこと、またセル端面と直角をなす面を向けての
使用も可能となる。
第3に、重量比強度にも優れている。すなわち上述のご
とく、平板材は仕切板等により強固に補強されているの
で、同一重量のものに比し全体的な強度が著しく優れて
いる。
第4に、しかも平板材に波板材を組み付けることにより
製造されるので、製造が容易で歩留まりも良い。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
まずその構成等について、ハニカム構造体の概要、その
製造方法等の順に説明する。
ハニカム構造体の概要は次のとおり。
第1図は、本発明の第1実施例を示す正面図である。第
2図は、同第2実施例の正面図である。
第3図は、同第3実施例の正面図である。第4図は、同
第4実施例の正面図である。
このハニカム構造体は、波形の凹凸が連続的に折曲形成
された波板材1と、平坦な平板材2とを、交互に組み付
けてなっている。
まず波板材lは、その波形の凹凸により形成された空間
IIの大きさが、徐徐に変化している。
すなわち、その波のピッチ又は波の高さ又はその両者を
徐徐に変化させることにより、折曲間隙として形成され
た各空間l、の大きさが徐徐に変化している。
平板材2は、所定等間隔で図面上では上下に平行に配さ
れた複数の平行板3と、傾斜して設けられ平行板3間を
連結する仕切板4とからなっている。すなわち仕切板4
は、図示例では等ピッチ等高さの折れ線状に折曲形成さ
れたものが用いられ、それぞれ平行板3間に介装されて
、各頂部および谷部が上下の平行板3に接着剤、ろう材
等により強固に接合固定されている。
各仕切板4の配役位置関係は、種々考えられる。
例えば第1図の第1実施例にあっては、上下の仕切板4
の谷部と頂部とが、−枚の平行板3を介し略同−地点に
そろえられている。第2図の第2実施例にあっては、こ
の第1実施例のものに対し仕切板4が横に半ピツチずれ
て配され、上下の仕切板4の対向部分がすべて平行とな
っている。第3゜4図の第3,4実施例にあっては、こ
の第2実施例のものに対し仕切板4が更に横に4分の1
ピツチずれて配されている。
なお第4図の第4実施例にあっては、仕切板4の各頂部
および谷部と平行板3間に、縦にそれぞれ介在板5が設
けられ、その上下端が接合固定されている。このような
介在板5を有してなることにより、第4実施例のハニカ
ム構造体は、平板材2が強く連結補強され極めて強度面
に優れるという利点がある。
さてこのような平板材2の平行板3と仕切板4により区
画形成されたスペース内には、波板材1がそれぞれ充填
されている。そして波板材lの各波形の頂部および谷部
は、それぞれ平行板3又は仕切板4に、接着剤、ろう材
等により接合固定されている。このようにして例えば、
第1.2,3゜4実施例のようなハニカム構造体が形成
されている。すなわち、波板材1の各空間11が平行板
3と仕切板4とによりそれぞれ独立空間とされ、もって
中空柱状の各セル6が形成されている。そしてこれらの
各セル6が平面的に集合して、ハニカム構造体を構成し
ている。
ハニカム構造体の概要は、このようになっている。
次にその製造方法等の1例について述べる。
第5図は、波板材lの製造方法の説明に供し、(1)図
はコルゲート装置7の斜視図、(2)図は製造された波
板材1の斜視図である。コルゲート装置7は、回転駆動
される1対のコルゲートローラ8゜8を備え、コルゲー
トローラ8.8の外周には例えば三角波状の凹凸歯が等
間隔で形成され、全体が略歯車状をなしている。そこで
材料の金属箔たる長板9をこのコルゲート装置7のコル
ゲートローラ8.8間に通すことにより、従来は第5図
の(11図中に示されたごとく、波形の凹凸形状をなし
形成される空間の大きさが同一の波板lOが、連続的に
折曲加工されていた。
さて本願において用いられる波板材1は、前述のごとく
波形の凹凸により形成された空間l、の大きさが、徐徐
に変化すべく折曲加工されている。
そこでこのような波板材1を図示のコルゲート装置7で
製造するにあたっては、次の第1.第2゜第3のケース
が考えられる。
第1に、製造時にコルゲートローラ8.8のうち一方を
他方に対し接近離反させ、両者の軸間距離が徐徐に変化
する様にコントロールする。すると折曲加工された波板
材lは、波のピッチが同一でかつ波の高さが徐徐に変化
したものが形成される。このように波の高さが変化する
ことにより、形成される空間11の大きさが徐徐に変化
した波板材1が得られる。
第2に、製造時にコルゲートローラ8.8の回転数を変
化させ、徐徐に回転が遅く又は早(なる様にコントロー
ルする。すると折曲形成された波板材1は、波のピッチ
が徐徐に変化しかつ波の高さが同一であるものが形成さ
れる。このように波のピッチが変化することにより、形
成される空間11の大きさが徐徐に変化した波板材1が
得られる。
第3に、上述の第1.第2を併用し、製造時にコルゲー
トローラ8,8の軸間距離と回転数が共に変化する様に
コントロールする。すると折曲加工された波板材1は、
第5図の(2)図に示すごと(、波のピッチと高さが共
に徐徐に変化したものが形成される。このように波のピ
ッチと高さが共に変化することにより、形成される空間
1.の大きさが徐徐に変化した波板材1が得られる。波
板材1は、例えばこのように製造される。
なお勿論、コルゲート装置7のコルゲートローラ8.8
について、その凹凸歯の形状、歯数等を種々変化させる
ことにより、図示以外の各種凹凸形状の波板材1を製造
することができ、本発明のハニカム構造体に用いられる
製造方法等は、例えばこのようになっている。
以上が構成等の説明である。
以下作動等について説明する。
このハニカム構造体では、平坦な平板材2に波板材lが
交互に組み付けられてなる。すなわちこのハニカム構造
体は、傾斜した仕切板4により平行板3が連結固定され
た平板材2間のスペースに、空間11の大きさが徐徐に
変化する波板材1が充填されて、交互に組み付は固定さ
れている。
そこでこのハニカム構造体は、次の第1.第2゜第3.
第4のごとくなる。
第1に形成されるセル6は、形状と大きさが徐徐に変化
し密度が徐徐に異なっている。つまりこのハニカム構造
体の各セル6は、波板材1の各空間りと平板材2の平行
板3又は仕切板4とで区画形成されるので、その形状と
大きさとが徐徐に変化している。そして波板材1は、前
述のごとく容易に各種形状のものが得られるので、ハニ
カム構造体も、種々のセル6形状のものが容易に得られ
る。
第2にこのハニカム構造体は、その使用面が方向的に制
限されない。すなわち平板材2の平行板3間は仕切板4
により連結補強され、その間に波板材1が介装されてい
る。そこでセル端面と直角をなす面、つまり第1.2,
3.4図における例えば上下方向のセルサイズ方向も、
このような仕切板4等により強固に補強されている。従
って外力が作用する方向に対し、そのセル端面つまり第
1.2,3.4図におけるセル端面を向けて使用できる
とともに、セル端面と直角をなす面つまり第1.2,3
.4図において上下の平行板3のなす面を向けての使用
も可能となる。
第3にこのハニカム構造体は、重量比強度にも優れてい
る。すなわち上述のごとく、平板材2は仕切板4等によ
り強固に補強されているので、同一重量のものに比し全
体的な強度が著しく優れている。
第4にしかもこのハニカム構造体は、平板材2の平行板
3と仕切板4により区画形成されたスペース内に、波板
材1を充填して組み付けることにより、製造される。そ
こで従来の展張式のものに比し、製造が容易で歩留まり
もよい。
以上が作動等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係るハニカム構造体は、以上説明したごとく、
平行板と仕切板からなる平板材間に、波板材を交互に組
み付けてなることにより、次の効果を発揮する。
第1に、各セルは形状と大きさが変化して密度が徐徐に
異なり、もって全体形状も今迄にない独特の各種複合形
状のものが得られ、広く各種用途に用いられる。
第2に、使用面が方向的に制限されない、すなわち外力
が作用する方向に対し、そのセル端面を向けて使用でき
るとともに、セル端面と直角をなす面つまりそのセルサ
イズ方向を向けての使用も可能である。このように随時
その使用面を選択できるので、使い勝手が良く用途・使
用範囲が大幅に広くなる。
第3に、重量比強度に優れている。すなわち、セル密度
を大とすることなく又素材の肉厚は薄いままでも、圧縮
、せん断2曲げ、ねじれ等の各種外力に対して極めて強
い等、軽くかつ強度に優れている。
第4に、更に製造も容易で、歩留まりも良く材料の無駄
もない等、いわゆるコルゲート式の特長を兼ね備えてい
る。
このようにこの種従来例に存した問題点が、すべて−挙
に一掃される等、本発明に係るハニカム構造体の発揮す
る効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るハニカム構造体の第1実施例を
示す、正面図である。第2図は、同第2実施例の正面図
である。第3図は、同第3実施例の正面図である。第4
図は、同第4実施例の正面図である。 第5図は、波板材の製造方法の説明に供し、(1)図は
コルゲート装置の斜視図。(2)図は製造された波板材
の斜視図である。 5・・・介在板 6・・・セル フ・・・コルゲート装置 8・・・コルゲートローラ 9・・・長板 lO・・・波板 1・・・波板材 11・・・空間 2・・・平板材 3・・・平行板 4・・・仕切板 第 図 第3図 第 図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 波形の凹凸が連続的に折曲形成された波板材と、平坦な
    平板材とを、交互に組み付けてなるハニカム構造体であ
    って、 上記波板材は、上記波形の凹凸により形成された空間の
    大きさが徐徐に変化してなり、 上記平板材は、所定間隔で平行に配された複数の平行板
    と、傾斜して設けられ該平行板間を連結する仕切板とか
    らなっていること、 を特徴とするハニカム構造体。
JP32542788A 1988-12-23 1988-12-23 ハニカム構造体 Expired - Lifetime JP2684207B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995018014A1 (fr) * 1993-12-28 1995-07-06 Hitachi, Ltd. Panneau a nid d'abeilles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995018014A1 (fr) * 1993-12-28 1995-07-06 Hitachi, Ltd. Panneau a nid d'abeilles

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JP2684207B2 (ja) 1997-12-03

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