JPH0217035A - 対象物の所望部分のnmrスペクトラムを発生させる方法 - Google Patents

対象物の所望部分のnmrスペクトラムを発生させる方法

Info

Publication number
JPH0217035A
JPH0217035A JP1109020A JP10902089A JPH0217035A JP H0217035 A JPH0217035 A JP H0217035A JP 1109020 A JP1109020 A JP 1109020A JP 10902089 A JP10902089 A JP 10902089A JP H0217035 A JPH0217035 A JP H0217035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nmr
signals
spectrum
volumes
isis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1109020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2960937B2 (ja
Inventor
Roger J Ordidge
ロジャー・ジェイ・オーディッジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Research Development Corp UK
Original Assignee
National Research Development Corp UK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Research Development Corp UK filed Critical National Research Development Corp UK
Publication of JPH0217035A publication Critical patent/JPH0217035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2960937B2 publication Critical patent/JP2960937B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、NMR(核磁気共鳴)画像分光システム、そ
してさらに限定的に言うと、人体の特定の小さな体積の
選択及びかかる小さな体積に関するNMRスペクトラム
の生成に関する。
〈従来の技術〉 その位置を主体(被検者)のNMR画像に関連づけるこ
とのできる選定された立方体から高解像度の生体内NM
Rスペクトラムを生成するためには、複数の技法がこれ
まで用いられてきた(R,J、 Ordidge、 A
、 Connelly及びJ、 A、 B、 Lohm
an著;  J、 Magn、 Re5on、 (磁気
共鳴ジャーナル) 、 88.283  (1988年
、 l5JS技術)及びり、 M、 Doddrell
、 W、 M、 Brooks、 J、 M。
Bulsing、 J、 Pleld、 M、 G、 
Irving及び11゜Baddclcy共著; J、
 Magn、 Re5on、 68.376 (198
8年)〕。これらの方法は全て何らかの欠点をもってい
るものの、l5IS技術は、特にリンNMR分光法によ
るエネルギー代謝を調査する場合において、最も容易に
使用できるものであることが証明されてきた。l5IS
方法のもつ主な欠点は、立方体の選択が、対象となって
いる領域の外の組織体積を源とする大量の信号の抹消に
よってのみ達成できるという点にある。調査すべき信号
は時として、比較上手さいものであり、分光計の不安定
さによってひき起こされうる抹消プロセス上の誤りが時
として、結果として得られるスペクトラムの中に見られ
ることもある。この問題は、現在、■S■S実験に先立
って望まれていないスピン磁化をランダム化する選択的
ノイズプレパルス(R,J、 Ordidge; Ma
gn、 Re5on、 Med、 5.93゜1987
)を使用することによって、解決されてきた。
ノイズパルスは、縦方向スピン磁化をランダム化し従っ
てl5IS技術の主要な利点の1つすなわち適用された
高周波パワーレベルに対する不感度を保持することから
、特に有効である。
空間的選択に対する異なるアプローチにおいては、化学
シフトの画像化技術が用いられている[A、 A、 M
audslcy、 S、 K、 Hllal、 W、 
H,Perman及びH,E、 81s+on; J、
 Magn、 Re5on、 51.147(1983
年)]。テクノロジー上の最近の進歩によりこの方法を
生体内でリン代謝物質の空間的分布を決定するために応
用することが可能となった。
能動的に遮へいされた勾配コイルの使用による勾配パル
スに続く渦電流の除去[P、 Mansfleld及び
B、 Chapman: J、 Phys、 E (¥
A子物理ジャーナル);Sci、 Instrum (
計装科学) 、 19.540 (1986年)]の結
果、高周波(RF)パルスに続く遅延を最小限におさえ
た状態でNMRスペクトラムを得ることかできた(f、
 J、 Cox、 D、 J、 Bryant。
B、  D、  Ross、  1.  R,Youn
g、  D、  G、  Gadlam、  G、  
M。
Bydder、 S、 R,Williams、 A、
 L、 Busza及びT、 E、 Bates共著;
 Magn、 Re5on、 Med (磁気共鳴医学
) 、 5.186 (1987年)〕。この方法のも
つこれまでの欠点は、獲得できるスペクトルがスピン−
スピン緩和時間に依存していたという点にあった。これ
は今では著しく減少されているが、この依存性を完全に
除去することは不可能であり、データ収集に先立つ短か
い遅延(約2ミリセカンド)は、得られたスペクトラム
における広い共鳴線(約500Hz以上の線幅)の欠如
そして信号対ノイズ比のわずかな減少といった結果をも
たらす。
興味の対象となる共鳴の大部分は狭い線幅を生成するた
め、これまでの欠点は通常、結果として得られたスペク
トラムにおける相及びベースラインの人為結果をひきお
こすにすぎない。この技術のもつさらにもう1つの欠点
は、化学シフトの画像化実験を完了するのに必要な実験
時間が比較的長いということにある。標準的に言ってこ
の時間は、32X32の2次元空間解像度について15
分であり、従ってより短かい時間的規模での時間的経過
研究にこの方法を使用することを不可能にしている。
化学シフトの画像化のもつ利点は、実験がひとたび完了
するとそのデータには2次元又は3次元の空間アレイ内
の要素の各々からのNMRスペクトラムが含まれている
、という点にある。このデータの大部分は必要とされな
い。しかし、これは画像化プロセスの一部として獲得さ
れなくてはならないものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の目的は、多数の材料体積の選択を可能にし、実
験時間を選択された立方体の数、サイズ及び位置の間で
妥協がなされうるようなl5IS技術の拡張を提供する
ことにある。
本発明に従うと、対象のM個のN M R応答を得る作
業を含めて1つの対象の望ましい一部分のNMRスペク
トラムを生成しくなお各々の応答にはかかる対象内の複
数のさらに小さい体積からの情報が含まれている)、加
算又は減算によりM個のNMR応答を結合させて選択さ
れたさらに小さい体積からの応答を得る方法が提供され
る。かかる対象は、さらに大きい人体の一部分であって
もよい。
好ましい実施例においては、M個のNMR応答の全シー
ケンス内で各々の小さい体積は、スピンシステムの偶数
の反転又は二重反転を経験する。
本発明の実施態様は、以下において、添付の図面を参考
にして一例として説明されている。
〈実施 例〉 ここで図面を参照すると、問題を単純化するため第1図
に示されているような単一のイメージを表わす2×2の
マトリクスを考えるのが良いと思われる。その目的は、
一連の実験からの結果の線形(−次)結合により、4つ
の正方形のいずれかから信号を得ることにある。次にこ
の方法は、アレイ要素の細分及びこの技術の原則の反復
のプロセスによって、さらに大きいアレイへと拡大する
ことができる。ここに、以下に与えられている2×2の
マトリクスで表わされうる1つの・イメージがあると仮
定しよう。
マトリクスL、の各々の要素は、実空間の−t、J 領域内に生成された信号の強度に相当する。i=0.1
及びj−0,1となるように、2進法を採用すると有効
である。
上記マトリクスは要素が−1である場合のみの実空間の
上記領域におけるNMRスピンの反転オペレーションに
相当する。選択的なigo’のパルスがこの目的を達成
するのに用いられる。又M1゛1には、2つの選択的パ
ルスを適用する必要があることに留意されたい。要素が
+1である場合、スピンは反転されないか又はすでに2
回反転されてしまったのである。この反転の効果は、第
1図に図式的に示されている。この図において、斜線の
引かれた要素は、単一の反転パルスを経験しており交差
斜線の要素は2つのパルスを受けたものである。従って
各々のマトリクスは、個別の1つのNMR実験に相応す
る。我々はこれらα、β のマトリクスとM   と表記した。ここにおいて、α
、βはそのマトリクスに対するラベルであり、指数では
ない。同様に我々は、マトリクス〜“′βのi番目、j
番目のマトリクス要素とし〜α、β てM、 、と表記した。ここでi、j=0.lであり、
   J る。
α、β マトリクス富   はβ=1の場合そのスピンが反転さ
れβ−0の場合スピンが反転されていない状態の列j−
1を有する。同様に行i−1は、α鵡1の場合反転され
ており、α−0の場合反転されていない。従ってマトリ
クスgL″工は、共に反転させられた行i−1及び列j
−1を有し、スピンはフィールドと整列した状、¥5に
終わるべく2α、 β 信号S   は、次の式により与えられ、各実験におい
て得られる: α、β これらは、マトリクスM   により定義づけられるよ
うな行及び列内でスピンをフリップさせ次にNMR信号
を計測した結果である。等式(1)のイメージマトリク
ス(像行列)については、直ちにS   −28,S”
1−8.S”’ −−20及び0、O 81°1−−4の信号を見い出すことができる。
これらの投影された信号から、我々は次のような手順に
よりもとのマトリクスを回復させることができる。もう
1つのマトリクスセットを作り出す。すなわち これらは、次の公式により(各々の例を解くことにより
わかるように)マトリクスMa・ βに関連づけされる
これらのマトリクスは単純に望ましい象限から信号を選
択している。この手順の目的は、各々の象限からの信号
であるI j、1を決定することにある。各々の例を評
価することにより、次の式を立てることができる。
1 〜1 j 〜 了・ =Σ・−0Σa−oRIsγ   (6)コ、1
               γ δ従って、π1j
をあてはめて、j番目及びi番目の立方体からの信号が
選ばれる。
等式(5)と(6)に置換すると以下のようになる:我
々の基本例について γ  −1/4(S” +S” +S” +S”0.0 T    −1/4(S”0 +S”’  −3”0−
8”10.1 鱗15 T    =1t<<s”  −s”  +s”  −
s”1.0 7   =l/4(S” −5” −8” +S”’■
、1 ==9 従って、4つの信号測定値と線形(−次)結合の形で結
合させ、2x2のマトリクスで4つの信号の成分の各々
を決定することができる。3次元イメージへの拡大は難
無き作業である。
この技術を4×4のマトリクスに、さらには8X8のマ
トリクス等々にいかにして拡大するかは、比較的困難で
ある。我々はこれを、マトリクα、β スM   の直積として4×4のマトリクスをとらえる
ことにより行なう(A、 W、 Joshi著; [物
理におけるマトリクスとテンソルj p、13g、 W
ileyEastern Ltd、  ニュープリー(
1975年)〕。
Ma・β■Mγ・6= 例えば16のこのような4X4マトリクスのうち一つは
、以下のようなものである。
イメージ信号のこの正負信号依存性を得るためには、N
MRスピンの第2及び第3の行ならびに第2及び第4の
列を反転させなくてはならない。
にする。これら16の4×4マトリクスから次のような
信号が得られる。
S・・−・1・−一Σm、j N*、1″・β”1・1
了1.。
なお式中1.に=o、1,2.3である。
ここでも又、これらの信号からイメージを再構築したい
と思う。我々はこれを同じ手順を用いて行ない、次のよ
うな新しいマトリクスを構築する。
〒1.j;i’、j−y1j■H1’j’− (1/4
)Σ4.。Σβ−0Σ。’−。
■ Σβ、、o(−t)’aIすn (−t)+1″”1“・I■M“′・I′このマトリク
スはρ=2i+i’及びに−2j十j’ として要素g
、kについてのみ、ゼロでない。同様の方法で、以下の
式が得られる。
ここで8×8の拡張は明白である:すなわちaa・β■
¥Aa′β′■M“′β′から1つのマトリクスを構築
し、次にこれらからの信号を投影するのである。
この技法は、フーリエ変換を用いることなく1つの対象
の離散的イメージを再構築する手段を提供する。直交方
向に沿っての対象の帯を反転させるため一連の選択的反
転パルスが用いられる。
データ収集は、結果として得られる信号の強度の計測か
ら成る。NMR計測実験がフィールド勾配の無い状態で
90度のパルスから成る場合、各々の体積要素の化学的
スペクトラムは、l5IS方法と同じ方法で決定するこ
とができる(R,J。
Ordldge、  A、  Connelly及びj
、 ^、  B、  Loha+an;  J。
Magn、 Re5on、86.283(1986年)
〕。
好ましい実施態様では、n=2pでpが1つの整数であ
る立方体体積要素のMXNマトリクスから化学的スペク
トラムを決定するのにN2の実験の適用が必要とされる
。各々の実験は最高N個の選択的反転パルスの適用を必
要とし、このことは場合によってアレイのサイズに制限
を課す。第2図は、4×4マトリクスの選択のための反
転の空間的分布を示している。l5IS原則を用いたス
ライス選択には、もう1つの追加の反転パルスと実験数
を2N2に倍増させることが必要である。
この方法のもつ欠点は、イメージマトリクスが対象の全
次元にまたがっている場合、この対象の端部は理想的に
は、実験的順序にて関連した回数にて完全180°のス
ピン挙動を経験しなければならないという点にある。明
らかに、不均等な高周波発信コイル及び拡張された試験
体を伴う実際の状況の下では、これは不可能である。従
ってより良い方法は、標準的なl5IS技術を用いて主
体(被検者)の大部分からの信号を除去し、選択された
大きい立方体をより小さい立方体のNXNマトリクスに
細分するため前述の原則を適用することである。2次元
においては、中央の体積を選択するのに4回の実験シー
ケンスが必要であり、これはさらに中央立方体を2X2
又は4×4などといったマトリクスに細分するのに必要
とされる実験数で乗じられなくてはならない。4つの実
験の外ループは、全標本に対し通常の手順が適用された
場合に、データ内の全ての測定値の正確さが実験上の誤
ちによって危うくされた可能性がある該当する中央体積
をとり囲む望まれない信号の大きな領域を、確実に抹消
する。
第3図は、この原則に基づいた選択的反転の修正流シー
ケンスを示している。この例において、実験シーケンス
全体はここで16の実験から成り、その目的は、周辺体
積要素を全て除去しながら対象の中心内の2×2マトリ
クスから個々のスペクトラムを決定することにある。第
3の軸に沿って、■SIS原則を用いてスライス選択が
適用された場合、実験シーケンス全体は32の実験を必
要とすることになる。このシーケンスのもつ利点は、中
央の4つの体積要素の各々からのスペクトルの決定にあ
たり、その他の立方体全てからの信号が完全に抹消する
ということにある。この点をさらに研究すると、同じ材
料体積はこのシーケンス中に偶数の反転及び二重反転を
経験する。実験上の誤りが起こる可能性はあるため、二
重反転は、NMRスピンを未摂動の状態に残すことと同
等でないと仮定することができる。従ってこれらの信号
の完全な抹消のための線形結合は、同じ様な信号の抹消
という結果につながらなければならない。
この結合手順のもう1つの特性は、各立方体からの信号
がつねに抹消無く加算されなければならず、一方その他
の信号は全て完全に破壊されなくてはならないというこ
とにある。従ってこの結果得られる信号対ノイズ比は、
その他の何らかの形で(例えば外科的に)体積要素を隔
離し、同数の直接的な90’パルス−獲得NMR実験を
行なうことにより得ることのできるものと同等である。
この原則を、スライス選択を含めNxNの立方体からの
個々のスペクトラムを決定するために拡張するには、1
つの実験につき最高2N+1の選択的反転を伴う8 N
 2の実験のシーケンスが必要である。例えば、8×8
の立方体については、512の実験と最高17の選択的
反転パルスが必要である。選択的反転のために(M、 
S、 5ilver、 R,I。
Joseph及びり、 1. )loult共著、 J
、 Magn、 Re5on。
59、349(1984))により提案されているRF
パルスを用いる場合、実際のパルス長は標準的に20ミ
リセカンドである。従って17の選択的パルスはおそら
くスピン格子緩和の効果を通して獲得したスペクトラム
の受託不可能な加重という結果をもたらすことだろう。
しかしながらこの総合的アプローチには2つの主な利点
がある。まず第一に、各体積は立方体である必要がなく
、この技法は単一のシーケンス内で異なるサイズの要素
を許容する。隣接する立方体からの信号が加算された場
合、これは、不均等なグリッド内にフィツトすることを
条件として異なるサイズの矩形体積のモザイクにより不
規則な選択的体積がより容易にカバーされうるようにす
る。このことは第4図に例示されている。第4(A)図
は、立方体の7×5マトリクスにより適切に表現できる
不規則な形の体積を示している。第4(B)図は、異な
るサイズの矩形体積の4×4マトリクスを用いた全(同
じ効率でカバーされた同じ形の体積を示している。l5
IS体積要素の数における相応する減少は、この標本体
積を調査するのに必要なl5IS実験の最小限の数の減
少という結果につながるであろう。第二に、要素は空間
的に隣接している必要がなく、単一の実験内で異なる体
内器官を調査するために分離されうる。
マトリクスサイズを拡大するよりはむしろ異なるサイズ
の矩形体積の減法により成る一定の形の体積を作り出す
方がより効率が良いかもしれない。
異なる反転及び二重反転を伴う信号の加減法を用いてス
ペクトラムを再構築する一般的原則は、p及びqを整数
として最高29×24の次元のイメージマトリクスまで
拡大することができる。
本発明は、規定の体積を乗じるl5IS技法の拡張のた
めの理論的ペースを提供するものである。
一連の体積要素からの信号はひきつづき共加算されうる
ため、これらは不規則な組織体積の調査に役立つ。代替
的には、主体(被検者)の異なる領域内に位置づけされ
た複数の体積要素を、NMR分光計の効率及び有益性を
それ相応に増大させて、同時に調査することも可能であ
る。実際的な制約条件は、急速連続で適用されうる選択
的反転パルスの数である。全持続時間は、プレパルス期
間中のスピン格子緩和を通しての計測された生体内スペ
クトラムのひずみを最小限におさえるよう、スピン格子
緩和時間の10分の1未満でなくてはならない。従って
、実際的なアプローチは、最高9つの選択的反転パルス
を伴う128の実験を必要とする4×4の体積要素のア
レイを用いることであるかもしれない。こうして恐らく
、化学シフトの画像化により得ることのできるはるかに
大きなアレイの同等の空間的定義をもつ試験体の領域が
カバーされることだろう。さらに、選択的な90°のパ
ルスが、化学シフト画像化実験と同じ方法で、スライス
定義と組合わされた信号獲得のためにl5ISにおいて
用いられる場合、実験の数は直ちに2分の1に減少する
。最後に、システムの不安定さ及びダイナミックレンジ
の制限がl5ISの場合と同じく多くの問題を化学シフ
ト画像化においてもひきおこしうる、という点を指摘し
ておきたい。しかしながら、ノイズパルスを用いて望ま
しくない信号を選択的にランダム化するオプション(R
,J、 Ordldge; Magn、 Rcson、
 Med、 5゜93(1987))が両方の実験にお
いて利用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2×2のイメージマトリクスの体積要素を決
定するのに必要な4つのl5IS実験のシーケンスの効
果を示している。■1jは、関連する体積要素の強度を
表わす。斜線付きの要素は、NMRスピンの単一反転を
経験しているが、一方交差斜線要素は2回の反転を経験
している。例えば実験B2において、1つの反転パルス
が標本の各軸に沿って適用され、その結果、下部右側の
要素はスピンシステムの二重反転を経験する。 第2図は、4×4のイメージマトリクスの個々の要素を
決定するのに必要なスピン反転の空間的分布を示してい
る。斜線のつい、た要素は単一の反転を経験し、交差斜
線の要素は二重反転を経験する。例えば実験D4におい
て、2つの中央列及び2つの中央行は反転させられ、4
つの中央立方体の二重反転を与えている。 第3図は、標本の縁部のまわりの全ての体積要素から信
号を削除し4つの中央要素の各々からの信号が個別に決
定されうるようにする修正済シーケンスに関するスピン
反転の空間的分布を示している。 第4(A)図は、立方体の7X5のマトリクスに細分さ
れた不規則な体積(実線)を示している。 該当する領域の外の体積からの信号の検出を防ぐため、
空間的に局所化されたNMR実験においては陰のついた
立方体からの信号のみが有効である。 第4(B)図は、さまざまなサイズの4×4の矩形要素
から成るl5IS実験において、有効な信号の全く同じ
空間的分布が測定されることを示している。こうして実
験時間の節約を達成することができる。 (外4名) 図面の浄書(内容に変更なし) 暎デgのδ℃ルJ Fig、 7 Fig、 2 御馬社の@s1 Ft’g、 3 続 補 i(#式) %式% 2、発明の名称 χ・!染物の所9!部分のNMRスペクトラムを発生さ
せる方法補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  ナショナル・リサーチ・ディベロブメントe
コーポレーション

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各々のレスポンスが対象物内の複数のより小さい体
    積からの情報を含む対象物のM個のNMRレスポンスを
    得ること、 選択されたより小さい体積からのレスポンスを得る為に
    前記M個のNMRレスポンスを加算又は減算により一緒
    に組み合わせること、 を含むことを特徴とする対象物の所望部分のNMRスペ
    クトラムを発生させる方法。 2、前記対象物は大きい物体の一部である請求項1に記
    載の対象物の所望部分のNMRスペクトラムを発生させ
    る方法。 3、M個のNMRレスポンスの全シーケンスにおいて、
    各々の小さい体積が偶数のスピンシステムの反転を経験
    する請求項1又は2に記載の対象物の所望部分のNMR
    スペクトラムを発生させる方法。 4、M個のNMRレスポンスの全シーケンスにおいて、
    各々の小さい体積が偶数のスピンシステムの二重反転を
    経験する請求項1又は2に記載の対象物の所望部分のN
    MRスペクトラムを発生させる方法。 5、各々のレスポンスが対象物内の複数のより小さい体
    積からの情報を含む対象物のM個のNMRレスポンスを
    得る手段と、 選択されたより小さい体積からのレスポンスを得る為に
    前記M個のNMRレスポンスを加算又は減算により一緒
    に組み合わせる加算又は減算手段と、 を含むことを特徴とする対象物の所望部分のエンハンス
    ドNMRスペクトラムを発生させる方法。 6、前記対象物は大きい物体の一部である請求項5に記
    載の対象物の所望部分のエンハンスドNMRスペクトラ
    ムを発生させる方法。 7、各々の小さい体積に、M個のNMRレスポンスの全
    シーケンスの間に偶数のスピンシステムの反転をさせる
    請求項5又は6に記載の対象物の所望部分のエンハンス
    ドNMRスペクトラムを発生させる方法。 8、各々の小さい体積に、M個のNMRレスポンスの全
    シーケンス間に偶数のスピンシステムの二重反転をさせ
    る請求項5に記載の対象物の所望部分のエンハンスドN
    MRスペクトラムを発生させる方法。
JP1109020A 1988-04-27 1989-04-27 対象物の所望部分のnmrスペクトラムを発生させる方法 Expired - Fee Related JP2960937B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8809956.9 1988-04-27
GB8809956A GB2217847B (en) 1988-04-27 1988-04-27 Improvements in or relating to nmr imaging systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0217035A true JPH0217035A (ja) 1990-01-22
JP2960937B2 JP2960937B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=10635946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1109020A Expired - Fee Related JP2960937B2 (ja) 1988-04-27 1989-04-27 対象物の所望部分のnmrスペクトラムを発生させる方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5051698A (ja)
EP (1) EP0339979B1 (ja)
JP (1) JP2960937B2 (ja)
DE (1) DE68927418T2 (ja)
GB (1) GB2217847B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8819753D0 (en) * 1988-08-19 1988-09-21 Nycomed As Apparatus
DE4313631C1 (de) * 1993-04-26 1994-09-22 Hennig Juergen Verfahren der Kernspin-Tomographie zur Lokalisierung diskreter Einzelheiten innerhalb eines Meßobjekts
DE19609839A1 (de) * 1996-03-13 1997-09-18 Philips Patentverwaltung MR-Spektroskopieverfahren
US7620440B2 (en) * 2002-05-17 2009-11-17 Case Western Reserve University Direct temporal encoding of spatial information
US7627359B2 (en) * 2002-12-19 2009-12-01 University Of Washington Quantitative contrast enhanced black-blood imaging using quadruple-inversion recovery
US7715900B2 (en) * 2002-12-19 2010-05-11 University Of Washington Quadruple inversion recovery for quantitative contrast-enhanced black blood imaging
US7253627B1 (en) 2006-07-19 2007-08-07 Univ King Fahd Pet & Minerals Method for removing noise from nuclear magnetic resonance signals and images
WO2008144421A1 (en) * 2007-05-17 2008-11-27 University Of Washington Fast two-point mapping of the bound pool fraction and cross-relaxation rate constant for mri
WO2009117211A2 (en) * 2008-03-18 2009-09-24 University Of Washington Improved motion-sensitized driven equilibrium blood-suppression sequence for vessel wall imaging
TWI395966B (zh) * 2009-01-17 2013-05-11 Univ Nat Taiwan 時域核磁共振造影的方法及其裝置
DE102011080793B4 (de) 2011-08-11 2013-05-29 Siemens Aktiengesellschaft MR-Verfahren mit flexibler Anpassung von Aufnahme- und Auswertungsparametern für Teilbereiche eines Zielvolumens

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290145A (ja) * 1985-08-08 1987-04-24 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン Nmrスペクトル測定方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4297637A (en) * 1978-07-20 1981-10-27 The Regents Of The University Of California Method and apparatus for mapping lines of nuclear density within an object using nuclear magnetic resonance
US4599565A (en) * 1981-12-15 1986-07-08 The Regents Of The University Of Calif. Method and apparatus for rapid NMR imaging using multi-dimensional reconstruction techniques
DE3209264A1 (de) * 1982-03-13 1983-09-22 Bruker Medizintechnik Gmbh, 7512 Rheinstetten Verfahren zum messen der magnetischen kernresonanz fuer die nmr-tomographie
WO1985005693A1 (en) * 1984-06-01 1985-12-19 Advanced Nmr Systems, Inc. Nmr fourier imaging from multiple echoes
US4689567A (en) * 1984-06-01 1987-08-25 Advanced Nmr Systems, Inc. NMR Fourier imaging from multiple echoes
US4728893A (en) * 1985-07-31 1988-03-01 The Regents Of The University Of California Increased signal-to-noise ratio in magnetic resonance images using synthesized conjugate symmetric data
GB8523673D0 (en) * 1985-09-25 1985-10-30 Picker Int Ltd Nuclear magnetic resonance methods
IL82029A (en) * 1987-03-27 1990-07-26 Elscint Ltd Method for performing magnetic resonance studies of restricted volumes
US4733185A (en) * 1987-06-01 1988-03-22 General Electric Company Methods for localization in NMR spectroscopy
JPH01170446A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Yokogawa Medical Syst Ltd 核磁気共鳴画像診断装置の領域制限方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290145A (ja) * 1985-08-08 1987-04-24 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン Nmrスペクトル測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5051698A (en) 1991-09-24
GB8809956D0 (en) 1988-06-02
JP2960937B2 (ja) 1999-10-12
GB2217847A (en) 1989-11-01
EP0339979B1 (en) 1996-11-06
GB2217847B (en) 1993-02-03
DE68927418T2 (de) 1997-03-06
DE68927418D1 (de) 1996-12-12
EP0339979A3 (en) 1990-12-19
EP0339979A2 (en) 1989-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Müller Multifrequency selective RF pulses for multislice MR imaging
Ordidge et al. A general approach to selection of multiple cubic volume elements using the ISIS technique
Kyriakos et al. Sensitivity profiles from an array of coils for encoding and reconstruction in parallel (SPACE RIP)
Gallichan et al. Simultaneously driven linear and nonlinear spatial encoding fields in MRI
EP0086306B1 (en) Selective material projection imaging system using nuclear magnetic resonance
Klauser et al. Fast high‐resolution brain metabolite mapping on a clinical 3T MRI by accelerated H‐FID‐MRSI and low‐rank constrained reconstruction
CN101529268B (zh) 采用多个发射线圈的mri rf编码
JPH0217035A (ja) 対象物の所望部分のnmrスペクトラムを発生させる方法
Ernst Methodology of magnetic resonance imaging
US6943547B2 (en) Magnetic resonance imaging using generalized smash
Tax Estimating chemical and microstructural heterogeneity by correlating relaxation and diffusion
GB2193320A (en) Nmr imaging method
Gutierrez et al. Reducing the complexity of model-based MRI reconstructions via sparsification
Sarty Cyclic generalized projection MRI
Benoit-Cattin et al. Magnetic Resonance Imaging (MRI) simulation on a grid computing architecture
Ahmad et al. Uniform distribution of projection data for improved reconstruction quality of 4D EPR imaging
Rowe et al. Separation of parallel encoded complex-valued slices (SPECS) from a single complex-valued aliased coil image
Hu et al. SLIM revisited
JP3323653B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US20060043971A1 (en) Measuring method of spatially resolved frequency selective images
Wild et al. In vivo lactate editing in single voxel proton spectroscopy and proton spectroscopic imaging by homonuclear polarisation transfer
KR840002157B1 (ko) 핵자기 공명 현상을 이용한 전산화단층 촬영기 및 그 방법
Schauman Improving acquisition speed and efficiency of advanced arterial spin labelling MRI
Xiang et al. Projection images of the position‐velocity joint spin density distribution
Binz et al. A unitary parallel filter bank approach to magnetic resonance tomography

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070730

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees