JPH02170310A - 電気ハーネスの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一端がコネクタに成端される複数本のばら
ばらの個別電線を有する形式の電気ハーネスを製造する
自動化方法に関する。

周知の形式のハーネス製造機械が１９８６年１２月１６
日発行の米国特許用４．６２８．６００号に記載される
。

この機械は、電線リールのようないわゆる「エンドレス
ソース」から取出された１本の電線を個々のセグメント
に切断するための切断部へ送給する。

各セグメントは一端に通常の方法で圧着された端子を支
持し、他端はコネクタハウジングの空洞内に挿入される
。所望数のばらばらの個別電線セグメントが作成されて
コネクタハウジングに挿入されると完成された組立体が
放出され、かかる処理が所望回数反復される。この形式
の機械は１本の電線を送給できるだけであって利用可能
の複数本の電線から特定形式の電線を選定することも選
定された電線を送給づることもできない。１９８７年１
０月８日に出願されかつ本発明の譲受人に１ｉＷ１され
た米国特許出願第１０７．１４７号はかかる選択的電線
送り装置を開示する。この送り装置は６種の電線を取扱
うことかでき、このうちのいずれの１本をも選定して２
本のベルト送り機構によって送給できる。送給された電
線は１本の電線通路を通ってハーネス製造機械に送られ
て処理される。所望長さの電線セグメントが切断された
時、電線の供給源側にとどまる残部が１本の電線通路に
引戻され、残りの電線中の１本の電線が引続いて選定さ
れかつ送給される。しかしながら、前述した米国特許お
よび米国特許出願はいずれも、？！２数本の利用できる
電線から各々の電線が自動的に選定された電気ハーネス
の自動化された製造方法を数示していない。本発明はか
かる自動化方法を開示する。

本発明は、複数本の使用可能な種々の形式の電線から所
望形式の電線を自動的に選定する電気ハーネスの自動化
製造方法に関する。この電線の端部は適当な端子で成端
され、他端は選定されたコネクタハウジングの適当な空
洞内に挿入される。

この方法は、複数本の電線から１本の電線を選定し、こ
の選定された電線を送給することを含有する。次に、電
線端に端子を取付け、送給された電線を切断して予定長
さのセグメントを形成し、該セグメントの切断端に別の
端子を取付ける。この別の端子を持つ電線端はコネクタ
装架領域へ送られて選定コネクタハウジングの選定空洞
へ挿入される。

次に本発明を実施例について図面を参照して説明する。

本発明によるハーネス製造に必要な電気ハーネス製造機
械１０の生作動部材が第１図、第２図および第３図に概
示される。本発明の方法によって製造された電気ハーネ
ス１１の一例が第１Ａ図に図示される。色彩、寸法、ま
たは絶縁材が互いに異なるばらばらの個別電線セグメン
ト１４を含む複数本のばらばらの個別電線セグメント１
２がコネクタハウジング１８の空洞１６に挿入されてい
る。各電線セグメント　１２．１４は、第１端に圧着さ
れた選定端子２０と、第２端に圧着された選定端子２２
とを有する。

端子２２と前記第２端とは図示のように適当な空洞１６
に挿入される。かかる電気ハーネスは当業者に周知であ
る。

本発明を実施するに際して、一部が残部とは異なる形式
の複数本のばらばらの個別電線２４が゛電線選定送り装
２２２６に向けられる。各々の電Ｉ！２４はバレルづな
わらリール２８のような各エンドレス供給源から引出さ
れる。電線２４はハーネス製造に先立ってリール２８か
ら電１１選定送り装置２６にあうかじめ送給されている
ものと理解されたい。最初に、複数本の電線から任意の
１本の電線を選定し、該電線の端部から使用端子に応じ
て絶縁体を剥離する。その後、電線セグメントを切断す
る時に残りの電線を剥離し、次いで電線選定送り装置２
６に引戻しもって次の選定時に電線を剥離する必要をな
くす。

作業を開始するに当って、処理しようとする最初の電線
３０が電線選定送り装置２６によって選定されるととも
に電線通路３２を通って特定距離だけ外方へ送り出され
る。次に、゛電線選定送り装置２６をピボット３４の周
りに回動させて最初の電線３０の端部を端子プレス３６
．３８の一方にもたらす。この回動された位置の電線選
定送り装置２６を第１図の点線Ｂで示す。端子プレス３
６３８はそれぞれのり一ル４４から帯状に分与される端
子４０．４２を圧着するようになっている。いずれのプ
レスを選定するかはいずれの端子を必要とするかで決ま
る。この実施例で選定されたブレス３８が端子４２を電
線３０の端部に圧着する。次に、電線選定送り装置２６
をビボット３４の周りに逆方向に回動させて第１図の実
線Ａで示す初期位置に復帰させる。

次に、電線３０を第１図に示す電線路５０に沿って前進
させる。電線３０は電線切断剥離部５２を通過すること
に注意されたい。電線３０は電線路５０に沿って予定距
離引出される。次に、電線切断剥離部５２が作動して電
線セグメント３１が電線３０から切断される。この切断
作業の間に、第２図に示されるように、けグメント３１
の切断端および電線３０の残部端の両方から絶縁体を剥
離する。電線セグメント３１中の端子４２が圧着された
端部を第１端、新たに切断された端部を第２端と称する
ことにする。前記電線切断剥離部業の問、クランプ５４
が電線セグメント３１の第２端を電線路５０上に保持す
る。次に、電線セグメント３１を、電線路５０に沿って
第２図に示すように、左方から右方へ送り、第２端が端
子プレス６０．６２の一方に至る。端子プレス６０．６
２は、帯状の端子、この実施例では端子６４．６６が電
線セグメントの第２端に圧着されるようにリール４４か
ら分与される点で端子プレス３６．３８と同種のもので
ある。この実施例では、電線セグメント３１の第２端は
端子６４を圧着させる端子プレス６０の位置にある。

次に、電線セグメント３１は、第３図に示すように、電
線路５０に沿ってさらに左方から右方へ送られ、第２端
および取付けられた端子６４はコネクタ装入部６８に入
り、あらかじめ選定されたコネクタハウジング７０の選
定された空洞に至る。次に、この端子６４はこの選定空
洞に挿入される。コネクタハウジング７０．７６の在庫
品をそれぞれ有する１対のハウジング容器７２．７４が
適当に配設されていずれかの該容器からコネクタハウジ
ングが選定され、装入機８２によってＸ−Ｙロボット８
０に装入される。

かかるハウジング装入は最初の電線セグメント３１がコ
ネクタ装入部６８に送入される前または同時に実施され
ることが好ましい。

前述した操作を続行するために、別の電線３０がＷｉ電
線選定送装置２６によって複数本の電線２４から選定さ
れて電線通路３２から外方へ送り出される。

この選定された電線３０は前回選定された電線３０と異
なった形式のものであってもなくてもよいことに注意さ
れたい。今回選定された電線３０は選定端子４０．４２
を受承するようにプレス３６．３８のいずれか一方の場
所まで送られ、所望の長さにまで送り出されかつ切断さ
れて電線セグメントを形成する。

次に、この切断端はプレス６０．６２の一方から所望の
端子を受取り、次にコネクタ装入部にもたらされてコネ
クタハウジング１０の選定空洞に挿入される。この工程
は所望のすべての電線セグメント３１が切断され、正し
く成端され、選定コネクタハウジング内の適当な空洞に
挿入されるまで反復される。次に、コネクタハウジング
１０がＸ−Ｙロボット８０から放出され、完成ハーネス
９０が収集容器８４に受入れられる。この工程は所望数
の同種の電気ハーネス９０が生産される迄反復される。

必要な種々の成端数に適応するためには、本発明の範囲
内で所望数の端子プレス３６．３８．６０．６２を使用
しうろことが理解できよう。

第１図、第２図および第３図に示されるように、電線セ
グメント３１は該セグメントの長手方向軸線とほぼ整合
する電線路５０に沿って運動する。しかしながら、第１
図、第２図および第３図のハーネス製造機械１０は電線
セグメント３１を軸線方向以外の方向に運動させるよう
に構成することができる。

例えば、第４図、第５図および第６図はハーネス９０を
製造する本発明によるハーネス１ｑ造機械１００を概示
する。

前述したハーネス！ｊＪ造機械１０の機械要素と同一の
支持番号を持つハーネス製造機械１００の機械要素は形
状および機能においてほぼ同一である。第４図、第５図
および第６図に示されるように、機械１００は電線選定
送り装置２６と１対の隣接する端子プレス３６．３８と
を含有する。コネクタ装入部６８、Ｘ−ＹＯロボット８
０装入１ｆｉ８２、コネクタハウジング容器７２．７４
および収集容器８４が、第４図、第５図および第６図に
示すように、機械１００の右側に配置される。１対端子
フレス６０，６２が電線選定送り装ｒ１２６とコネクタ
装入部６８どの間に配置される。

かかる構成においては、電線選定送り装置＋’ｆｆ２６
は、第４図、第５図および第６図に示されるように、電
線通路３２が選定された電線３０を、電線切断剥離部５
２を通過する電線路５０に沿って下向きに送り出すよう
に配向されることに注意されたい。電線３０を、機械１
０に関して記載したように、選定された端子４２で成端
し、次に電線路５０に沿って前進させ、所望の良さの電
線セグメント３１を製作するように切断しかつ剥離する
。次に、クランプ５４によって保持された電線セグメン
トを、第５図に示すように、矢印Ｃで示す方向に側方に
運動させ、切断端すなわち第２端をブレス６０の場所に
もたらして該第２端に端子６４を圧着する。次に、電線
セグメント３１をコネクタ装入８１１６８まで側方へさ
らに運動さけ、第６図に示すように、該コネクタ装入部
において、端子６４をコネクタハウジング１０の選定空
洞内に挿入する。前述した工程は、すべての所望の電線
セグメント３１が正しく成端されかつコネクタハウジン
グ７０中のそれぞれの空洞に挿入される迄反復される。

次に、完成したハーネス９０は、第６図に示すように、
収集容器８４内に放出される。かくして、本発明の方法
は電線セグメント３１を種々の方向に運動させて実施で
きることが理解されよう。重要なことは、異なる色彩、
寸法、または絶縁体の種類のような通常異なる形式の複
数本の電線２４から電線３０を自動的に選定することで
ある。

特定のハーネスを同形式のｆｉｌｌのセグメント３１か
ら形成できるけれども、本発明の方法によれば、種々の
形式のばらばらの個別電線セグメン１〜と該セグメント
の端部における種々の形式の端子とを有するハーネスを
製造することができる。さらに、本発明によれば、所望
の端子およびコネクタハウジングを自動的に選定するこ
とができる。

本発明を実施するのに使用する各機械要素は当業者に周
知ではあるが、これらのｉｉＩ機械要素を組合わせて本
発明を実施しうるハーネスＶＪ造機械に形成することは
知られていない。この機械の一般的構成は前記米国特許
第４．６２８．６ｏｏ号に開示された構成通りでもよく
、該米国特許はばらばらの個別電線セグメントを送り、
切断し、剥離し、並びに成端する機能を開示する。該米
国特許に記載された各機械要素または当業者に周知の同
様な機械要素をかかる機能を果すのに使用することがで
きよう。前記米国特許出願用１０７．１４７号は、本発
明の電線選定送り作用に使用しうる電線選定送り装置を
開示する。この特許出願は、第１電線と第２電線との組
から成る複数本の電線のいずれかを選定して送給１°る
装置を開示する。各電線対は１個の駆動ベルトと２個の
遊びベルトとを含有する送り装置を有する。遊びベルト
は送り位置と非送り位置との間で運動可能である。特定
のｆｆｉ線は、駆動ベルトを送り位置へ運動させかつ被
動ベルトを作動させることによってこれらの２個のベル
トで送られる。配設された電線案内は電線出口へ延びる
収斂通路を有する。電線セグメントが切断された侵に、
電線の残部を被動ベルトの方向逆転によって後退させる
。前記米国特許出願は電線選定送り装置の構造および作
用を詳細に説明している。

コネクタハウジングをその容器その他の分与器から取出
すためのコネクタハウジング装置およびコネクタハウジ
ングを、Ｘ−Ｙロボットを備えたＸ−Ｙロボット保持装
置に送って該保持装置に配置することは当業者に周知で
ある。例えば、１９８１年３月１７日発行の米国特許第
４，６５０，３９１号および１９８６年９月１６日発行
の米国特許第４，６１１，８４６号を参照されたい。こ
れらの特許はコネクタを容器から取出して工作バエに配
置する装置を開示している。本発明の実施に適正に使用
できる代表的なＸ−Ｙロボット装置の一列については１
９６２年７月３日発行の米国特許第３．０４２．１７１
号を参照されたい。

これらの装置はずべて当業者に周知であり、従ってここ
に説明を要しない。端子６４および電線セグメン１７３
１の第２端をコネクタハウジング１０の空洞内へ挿入す
る装置は１９８８年２月１０日に出願され本願の譲受人
に譲渡された米国特許出願用１５４．７４５号に記載さ
れる。この挿入装置は、通常は互いに整合するとともに
互いに関して運動する閉鎖可能の２組のジョーを含有す
る。操作に当り、第１紺のジョーが端子に近接する電線
上に■１じ、第２組のジョーが端子の周りに閏じる。第
２組のジョーは端子を掴持しない。次に、第１組のジョ
ーが〕ネクタハウジングに向って運動して端子を空洞に
挿入する。この際、第２組のジョーを案内の作用をさせ
る。この挿入装置は本発明を実施するのに利用すると具
合が良いけれども、他の適当な挿入装置を使用してもよ
い。

以上に記載したハーネス製造機械の代表的ａ、１１御方
式１０８が第７図のブロック図に示される。この場合は
ＩＢＭのＰＣＸＴを使用したコンピュータ１１０はハー
ネス製造情報を記憶するメモリ　１１２を含有する。入
力表示装置１１４は操作員と制御方法１０８との間の主
インターフェイスである。コンｅ”ニー’ｊ　　１１０
Ｌｔ、バー　ネス！７７Ｍ　８１械１０．１００（７）
種々の媒介手段１１８に接続されてこれらを駆動する一
連の出力ヂトンネル１１６を備える。かかる制御方式は
コンピュータ技術に周知であるから、この方式をこれ以
上訂述しない。各媒介手段１１８は、機能形式で図示さ
れているけれども、作動しかつ制御するに必要な駆動回
路およびこれと関連した制御装置を備えるものとして理
解されたい。例えば、電線選定送り機能１２０は前述し
たｉｆｆ選定選定様構と、コンピュータによって該機構
を積極的に制御するに必要なサーボモータ、制ｔｌｌ’
ｉｌｆ源回路、および検知スイッチとを備える。操作員
は入力表示装置１１４を操作してコンピュータメモリ中
に所望の電気ハーネスのパラメータを定める。また、電
線選定送り装置２６に使用できる電線の形式、プレス３
６，３７．６０．６２の各々中の端子の形式、および容
ｉ　７２．７４の各々中のコネクタハウジングの形式が
定められる。前記コンピュータメモリ内のυ」御プログ
ラムは、本発明の方法による電気ハーネスの製造時に種
々の媒介手段１１８の作動を開始させかつ制御を維持す
る。

前述した制御方式１０８は使用しうる代表的ｉｌｌ　Ｉ
ＩＩ方式例であると理解されたい。コンピュータを使用
せずしかも当業者に周知の種々のハードウェア制御方式
もまた本発明の実施に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、選定された電線を成端させる本発明によるハ
ーネス製造機械の主作動部材の概略図、！２図は、切断
された電線セグメントの両端を成端させる第１図と同様
な概略図、第３図は、選定された電線をコネクタハウジ
ングに挿入させた第１図と同様な概略図、第４図、第５
図および第６図はそれぞれ第１図、第２図および第３図
と同様な、本発明の別の実施例を示す概略図、第７図は
、第１図および第４図のハーネス製造機械の１ＩＩＩｌ
１機能を示１ブロック図である。 ３６．３８，６０．６２・・・端子ブレス５０・・・１
を線切断剥離部 ６８・・・コネクタ装入部 １０・・・電気ハーネス製造機械 １１・・・電気ハーネス １４．３１・・・電線セグメント ２４・・・ばらばらの個別電線 １６・・・空洞 １８、７０．７６・・・二１ネクタハウジング２０．２
２４０，４２，６４．６６・・・端子２６・・・電線選
定送り８置 ３０・・・選定電線 ３２・・・電線通路 ３４・・・ビボット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一つの形式の電線と別の形式の電線とを含む複数本のば
   らばらの個別電線を含有するとともに、各電線が第１端
   および第２端を有し、若干の前記電線の前記第２端が複
   数個の多接点電気コネクタから選定された１個の多接点
   電気コネクタ中の端子に接続された電気ハーネスの自動
   製造方法において、 前記複数本の電線から１本の電線を選定し、かつ該選定
   電線を、前記第１端すなわち該選定電線に最も近い電線
   端を突出させる電線通路を通つて送り出し、 前記選定電線の一部分を、前記第１端が１個のプレスに
   もたらされる迄回動し、 前記第１端が前記電線通路から突出する間に、前記プレ
   スの作動により個別の第１端子を前記第１端に取付ける
   ことによつて該第１端を成端し、前記選定電線から予定
   長さの電線セグメントを切断し、 前記第２端すなわち前記電線セグメントの切断端に個別
   の第２端子を取付けることによつて該第２端を成端し、 前記電線セグメントの前記第２端をコネクタ装入部に運
   動させて該第２端およびこれに取付けられた第２端子を
   、選定されたコネクタハウジング内の選定された空洞に
   挿入する の諸工程を含有することを特徴とする電気ハーネスの自
   動製造方法。