JPH0216875Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0216875Y2 JPH0216875Y2 JP1981098548U JP9854881U JPH0216875Y2 JP H0216875 Y2 JPH0216875 Y2 JP H0216875Y2 JP 1981098548 U JP1981098548 U JP 1981098548U JP 9854881 U JP9854881 U JP 9854881U JP H0216875 Y2 JPH0216875 Y2 JP H0216875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- slide
- cylindrical body
- shaft
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/26—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクランクプレスの改良に関する。従来
のクランクプレスは、第１，２図に示す如く、ス
ライド２′と、該スライド２′の立軸中心線上にそ
の中心線があるように回転自在に装嵌された円柱
体５′と該円柱体５′に回転自在に挿通されたピン
４′を中央部に偏心して設けた真直軸３′とによつ
て構成され、円柱体５′と真直軸３′とは同一平面
内において円柱体５′とピン４′との軸中心間距離
がピン４′の真直軸３′に対する偏心量より大きく
なるよう配設されている。この従来装置では、ピ
ン４′が真直軸３′より大径にされているので、こ
のピン４′に一連に重合装嵌される円柱体５′及び
スライド２′は共に大きなものとなり、従つてプ
レスフレーム１も大となり、その結果、プレス全
体が大型化し高価なものとなる。又、スライドに
偏心荷重が作用した場合スライドや円柱体のたわ
み量が大きく、プレスにおける許容偏心荷重を向
上することができない。更に重要なことは、上記
のような通称エクセンシヤフトを組み込んだクラ
ンクプレスは、主として鍛造用であり、熱間鍛造
の如く、容易に被加工材料が温度変化するような
場合、大幅にその抵抗力が変動し、その結果プレ
スフレームの伸びが変動するためスライド位置が
くるい、製品品質のバラツキが避けられない問題
となつている。
のクランクプレスは、第１，２図に示す如く、ス
ライド２′と、該スライド２′の立軸中心線上にそ
の中心線があるように回転自在に装嵌された円柱
体５′と該円柱体５′に回転自在に挿通されたピン
４′を中央部に偏心して設けた真直軸３′とによつ
て構成され、円柱体５′と真直軸３′とは同一平面
内において円柱体５′とピン４′との軸中心間距離
がピン４′の真直軸３′に対する偏心量より大きく
なるよう配設されている。この従来装置では、ピ
ン４′が真直軸３′より大径にされているので、こ
のピン４′に一連に重合装嵌される円柱体５′及び
スライド２′は共に大きなものとなり、従つてプ
レスフレーム１も大となり、その結果、プレス全
体が大型化し高価なものとなる。又、スライドに
偏心荷重が作用した場合スライドや円柱体のたわ
み量が大きく、プレスにおける許容偏心荷重を向
上することができない。更に重要なことは、上記
のような通称エクセンシヤフトを組み込んだクラ
ンクプレスは、主として鍛造用であり、熱間鍛造
の如く、容易に被加工材料が温度変化するような
場合、大幅にその抵抗力が変動し、その結果プレ
スフレームの伸びが変動するためスライド位置が
くるい、製品品質のバラツキが避けられない問題
となつている。
本考案は上記の欠点を解消するためになされた
もので、真直シヤフトの軸径をピンの軸径より大
とすることにより、ピンに重合装嵌される円柱体
及びスライドの小径化・小寸法化を可能とし、プ
レス全体の小型化並びに、プレスの許容偏心荷重
性能向上が達成できるクランクプレスを提供しよ
うとするものである。
もので、真直シヤフトの軸径をピンの軸径より大
とすることにより、ピンに重合装嵌される円柱体
及びスライドの小径化・小寸法化を可能とし、プ
レス全体の小型化並びに、プレスの許容偏心荷重
性能向上が達成できるクランクプレスを提供しよ
うとするものである。
以下、その実施例を図面について説明すると、
第３，４図において、図中１はプレスフレーム、
２はスライド、３は真直軸であり、Ａはその回転
中心を示す。４は真直軸３と１体のピンでその軸
芯Ｂは真直軸３の軸芯ＡからABだけ偏心してお
り、真直軸３が回転するとピン４はABを半径と
して軸芯Ａのまわりに回転する。
第３，４図において、図中１はプレスフレーム、
２はスライド、３は真直軸であり、Ａはその回転
中心を示す。４は真直軸３と１体のピンでその軸
芯Ｂは真直軸３の軸芯ＡからABだけ偏心してお
り、真直軸３が回転するとピン４はABを半径と
して軸芯Ａのまわりに回転する。
そして、真直軸３の軸径がピン４の軸径よりも
大径とされている。５は前記ピン４の外周に嵌着
された円柱体であつて、その外周面はスライド２
に穿設された軸孔に回転自在に嵌入されており、
その中心Ｃは、スライド２の立軸中心線Ｘ−Ｘ上
にあつて、同一平面内においてCB間の長さはピ
ン４の真直軸３に対する偏心量ABよりも大きく
なるよう設定されている。スライド２及び円柱体
５は分割面６，７で２分され、ピン４の外周には
ボルト８，９で一体化して組付けられるようにな
つている。１０は割スリーブ、１１は円筒スリー
ブを示す。
大径とされている。５は前記ピン４の外周に嵌着
された円柱体であつて、その外周面はスライド２
に穿設された軸孔に回転自在に嵌入されており、
その中心Ｃは、スライド２の立軸中心線Ｘ−Ｘ上
にあつて、同一平面内においてCB間の長さはピ
ン４の真直軸３に対する偏心量ABよりも大きく
なるよう設定されている。スライド２及び円柱体
５は分割面６，７で２分され、ピン４の外周には
ボルト８，９で一体化して組付けられるようにな
つている。１０は割スリーブ、１１は円筒スリー
ブを示す。
そして、本考案ではピン４の軸径が真直シヤフ
ト３の軸径よりも小であり、ピン４に一連に重合
装嵌される円柱体５及びスライド２は小径・小寸
法のものとなるので、プレス全体が小型化でき、
且つ、円柱体やスライドが小径・小寸法であると
スライドに偏心荷重が作用した場合、円柱体やス
ライドのたわみが小さい。従つて、プレスの許容
偏心荷重性能は従来装置に比べて大となる。
ト３の軸径よりも小であり、ピン４に一連に重合
装嵌される円柱体５及びスライド２は小径・小寸
法のものとなるので、プレス全体が小型化でき、
且つ、円柱体やスライドが小径・小寸法であると
スライドに偏心荷重が作用した場合、円柱体やス
ライドのたわみが小さい。従つて、プレスの許容
偏心荷重性能は従来装置に比べて大となる。
参考までに、従来装置と本考案クランクプレス
とを同一プレス能力で対比するため、図上、ピン
の偏心量ABを等しくし、本考案装置のピン及び
従来装置の真直軸を同軸径としたが、円柱体５及
びスライド２の小径小寸法効果は図からも明らか
である。この結果、プレスのストロークを変える
ことなくスライド下面とピンとの距離を短くして
いるため従来に比較して被加工材料の温度変化に
よるプレスフレームの伸びのバラツキ量が小さく
なる。
とを同一プレス能力で対比するため、図上、ピン
の偏心量ABを等しくし、本考案装置のピン及び
従来装置の真直軸を同軸径としたが、円柱体５及
びスライド２の小径小寸法効果は図からも明らか
である。この結果、プレスのストロークを変える
ことなくスライド下面とピンとの距離を短くして
いるため従来に比較して被加工材料の温度変化に
よるプレスフレームの伸びのバラツキ量が小さく
なる。
勿論、ピンと円柱体との間、円柱体とスライド
との間の空隙が小となるため総合ガタも減少し、
プレス精度が向上する。更には、本考案によれば
ピンが真直軸より小径であるためそのままフレー
ムの軸孔を真直軸と共に素通りでき、そのため従
来のような厚肉のスリーブ１１′は不要であり薄
肉の円筒スリーブ（ブツシユ）で充分である。
との間の空隙が小となるため総合ガタも減少し、
プレス精度が向上する。更には、本考案によれば
ピンが真直軸より小径であるためそのままフレー
ムの軸孔を真直軸と共に素通りでき、そのため従
来のような厚肉のスリーブ１１′は不要であり薄
肉の円筒スリーブ（ブツシユ）で充分である。
以上のように、本考案によると、真直軸の軸径
をピンの軸径より大径とするという極めて簡単な
手段により円柱体及びスライドの小型化・小寸法
化が可能となり、従来装置に比べプレス全体が小
型で安価なものとなる他、プレスフレームの伸び
のバラツキの減少、許容偏心荷重性能が向上でき
る等実用上多大の効果がある。
をピンの軸径より大径とするという極めて簡単な
手段により円柱体及びスライドの小型化・小寸法
化が可能となり、従来装置に比べプレス全体が小
型で安価なものとなる他、プレスフレームの伸び
のバラツキの減少、許容偏心荷重性能が向上でき
る等実用上多大の効果がある。
第１図は従来のクランクプレスの概略正面図、
第２図は第１図線に沿う断面図、第３図は本考
案に係るクランクプレスの概略正面図、第４図は
第３図線に沿う断面図である。 ２……スライド、３……真直軸、４……ピン、
５……円柱体。
第２図は第１図線に沿う断面図、第３図は本考
案に係るクランクプレスの概略正面図、第４図は
第３図線に沿う断面図である。 ２……スライド、３……真直軸、４……ピン、
５……円柱体。
Claims (1)
- スライドと、該スライドの立軸中心線上にその
中心線があるように回転自在に装嵌された円柱体
と、該円柱体に回転自在に挿通されたピンと、該
ピンに両端から偏心して一体結合する円柱状真直
軸とからなり、該真直軸がプレスフレームの軸孔
にはまり、その中心を中心として回転するように
構成され、該円柱体と真直軸とは、同一平面内に
おいて円柱体とピンとの軸中心間距離がピンの真
直軸に対する偏心量より大きくなるよう配設さ
れ、さらに真直軸の軸径をピンの軸径より大とし
たことを特徴とするクランクプレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981098548U JPS589292U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | クランクプレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981098548U JPS589292U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | クランクプレス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS589292U JPS589292U (ja) | 1983-01-21 |
| JPH0216875Y2 true JPH0216875Y2 (ja) | 1990-05-10 |
Family
ID=29893306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981098548U Granted JPS589292U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | クランクプレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589292U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5337937B2 (ja) * | 2008-07-09 | 2013-11-06 | 太陽工業株式会社 | プレス装置 |
| JP5296631B2 (ja) * | 2009-08-06 | 2013-09-25 | コマツ産機株式会社 | プレス機械 |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP1981098548U patent/JPS589292U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS589292U (ja) | 1983-01-21 |
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