JPH02167739A - アルミ被覆活性炭繊維布の製造方法 - Google Patents
アルミ被覆活性炭繊維布の製造方法Info
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- JPH02167739A JPH02167739A JP31309288A JP31309288A JPH02167739A JP H02167739 A JPH02167739 A JP H02167739A JP 31309288 A JP31309288 A JP 31309288A JP 31309288 A JP31309288 A JP 31309288A JP H02167739 A JPH02167739 A JP H02167739A
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Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、コンデンサの電極等に使用して有用なアルミ
被覆活性炭繊維布の製造方法に関するものである。
被覆活性炭繊維布の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
近年、多孔質炭素等を電極材料とした新し7いタイプの
電池か出現し、単3形電池やボタン電池などの小形電池
として注目を集めている。この種電池は、保存寿命が5
年以上と非常に長く、それだけ保守管理が容易となる上
、放電曲線か平坦であり、またこれを二次電池とした場
合には、比較的急速充電か可能で充放電の許容回数が多
く、耐電圧も高いなどの利点があるところから、メモリ
バックアップなど長期にわたる高信頼性の要請される電
源用として着実にそのシェアを伸ばしつつある。
電池か出現し、単3形電池やボタン電池などの小形電池
として注目を集めている。この種電池は、保存寿命が5
年以上と非常に長く、それだけ保守管理が容易となる上
、放電曲線か平坦であり、またこれを二次電池とした場
合には、比較的急速充電か可能で充放電の許容回数が多
く、耐電圧も高いなどの利点があるところから、メモリ
バックアップなど長期にわたる高信頼性の要請される電
源用として着実にそのシェアを伸ばしつつある。
電極材の具体的構成としては、実表面積が大きく電気容
量もそれだけ大きくとれる活性炭繊維束を布状に編みあ
るいは集合させて布状とし、その片面に集電体を兼ねる
アルミニウムを複合させた複合体が広く採用されている
。
量もそれだけ大きくとれる活性炭繊維束を布状に編みあ
るいは集合させて布状とし、その片面に集電体を兼ねる
アルミニウムを複合させた複合体が広く採用されている
。
上記のようなアルミニウムと活性炭繊維との複合体を製
造するには、化学蒸着(CVD)法、真空蒸着法、粉末
冶金法、プラズマ溶射法などがあるが、いずれの方法に
よるにしても活性炭とアルミニラムとは非常にぬれ性が
悪いという問題がある。これを改善するためにtooo
℃以上に加熱しなり、電解めっき法や無電解めっき法に
よりアルミニウムとのぬれ性の良い金属例えば1゛iN
i 、Cuなどを予め活性炭繊維にコーティングしてお
く方法などが検討されている。しかし、1000℃以上
に加熱した場合、活性炭とアルミニウムとの間にAl2
O2なる化合物が土成し、活性炭が劣化し、強度の低下
と同時にプレス等による加工の際活性戻粉が脱落し、品
質面や作業性の上で問題がある。
造するには、化学蒸着(CVD)法、真空蒸着法、粉末
冶金法、プラズマ溶射法などがあるが、いずれの方法に
よるにしても活性炭とアルミニラムとは非常にぬれ性が
悪いという問題がある。これを改善するためにtooo
℃以上に加熱しなり、電解めっき法や無電解めっき法に
よりアルミニウムとのぬれ性の良い金属例えば1゛iN
i 、Cuなどを予め活性炭繊維にコーティングしてお
く方法などが検討されている。しかし、1000℃以上
に加熱した場合、活性炭とアルミニウムとの間にAl2
O2なる化合物が土成し、活性炭が劣化し、強度の低下
と同時にプレス等による加工の際活性戻粉が脱落し、品
質面や作業性の上で問題がある。
また、事前にNiやCUなどをめっきしておく場合には
、必然的にコストアップにつながるし、Cu等の金属が
存在することで電気化学反応上において所定の性能を満
足できないケースもでてくる。
、必然的にコストアップにつながるし、Cu等の金属が
存在することで電気化学反応上において所定の性能を満
足できないケースもでてくる。
このため、最近ではプラズマ溶射などに上り活性炭繊維
布の片面にi@融アルミニウムを吹き付けて複合一体止
する方法が採用されることが多い。
布の片面にi@融アルミニウムを吹き付けて複合一体止
する方法が採用されることが多い。
[発明が解決しようとする課題]
上記溶射法による場合、第3図にその拡大断面図を示し
たように、アルミニウム1は活性炭繊維2.2の片側表
面に付着した状態となるが、繊維2.2の隙間にまで入
り込むことはない。
たように、アルミニウム1は活性炭繊維2.2の片側表
面に付着した状態となるが、繊維2.2の隙間にまで入
り込むことはない。
第3図のような状態では、繊維布の面方向の電気抵抗は
均一性を有し良好であるが、厚さ方向の電気抵抗は、繊
維布の圧縮度合などにより差異が生じ、抵抗値が安定し
ないという問題点がある。
均一性を有し良好であるが、厚さ方向の電気抵抗は、繊
維布の圧縮度合などにより差異が生じ、抵抗値が安定し
ないという問題点がある。
さらに、使用中陰極において発生するH2ガスによって
繊維の間が開き、隙間が生じて経時的に抵抗値が増大し
、使用可能時間に限界を生じさせるという大きな問題点
のあることも指摘されている。
繊維の間が開き、隙間が生じて経時的に抵抗値が増大し
、使用可能時間に限界を生じさせるという大きな問題点
のあることも指摘されている。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、面方向のみならず厚さ方向の電気抵抗が低くかつ
均−安定したアルミ被覆活性炭繊維布の製造方法を提供
しようとするものである。
消し、面方向のみならず厚さ方向の電気抵抗が低くかつ
均−安定したアルミ被覆活性炭繊維布の製造方法を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、活性炭繊維布と板状アルミを重ね合せ、ある
いは繊維布にアルミ粉末を塗布し、両者を高温において
加圧圧縮することにより繊維の隙間にまでアルミニウム
を充填させるものであり、またその際に加圧の圧縮量を
昇温に応じて増大させるものである。
いは繊維布にアルミ粉末を塗布し、両者を高温において
加圧圧縮することにより繊維の隙間にまでアルミニウム
を充填させるものであり、またその際に加圧の圧縮量を
昇温に応じて増大させるものである。
[作用]
加圧圧縮により繊維布の編目の隙間にまでアルミニウム
が充填され、繊維布をアルミニウムがリジット化し、寸
法形状を安定させ、la維間の接触抵抗が低減して初1
tJ1 電気抵抗を小さくすることができる一方、厚さ
方向の抵抗値が経時的に変化する現象も解消される。
が充填され、繊維布をアルミニウムがリジット化し、寸
法形状を安定させ、la維間の接触抵抗が低減して初1
tJ1 電気抵抗を小さくすることができる一方、厚さ
方向の抵抗値が経時的に変化する現象も解消される。
[実施例]
以下に、本発明について実施例図面を参照し説明する。
第1図は、本発明に係る方法により製造されたアルミ被
覆活性炭m雑布の拡大断面図であり、第2図はそれを活
性次曲より見た拡大平面図である。
覆活性炭m雑布の拡大断面図であり、第2図はそれを活
性次曲より見た拡大平面図である。
図において、lは複合させたアルミニウム、2゜2は活
性炭繊維束、la、laは活性炭m維束2゜2の隙間に
充填されたアルミ層であり、tb。
性炭繊維束、la、laは活性炭m維束2゜2の隙間に
充填されたアルミ層であり、tb。
1bはm維束2の当該東向にまで侵入充填された東向充
填アルミである。
填アルミである。
本発明においては、前記第3図の従来例と明らかに相違
し、各活性炭繊維束2.2の隙間さらには東向にまでア
ルミニウムが充填され、これを活性炭繊維束曲よりみる
と、第2図に示すように、繊維束2.2が恰も充填アル
ミ層1a、la中に浮ぶ島のような外観を呈する。この
充填アルミ層1a、laさらには東向充填アルミlb、
lbによってそれぞれの繊維束2.2がリジットにしっ
かりと結合され、この結合により厚さ方向に繊維が開く
おそれがなくなり、初期電気抵抗値を小さくするばかり
でなく、それが経時的に変動するおそれも解消されるの
である。
し、各活性炭繊維束2.2の隙間さらには東向にまでア
ルミニウムが充填され、これを活性炭繊維束曲よりみる
と、第2図に示すように、繊維束2.2が恰も充填アル
ミ層1a、la中に浮ぶ島のような外観を呈する。この
充填アルミ層1a、laさらには東向充填アルミlb、
lbによってそれぞれの繊維束2.2がリジットにしっ
かりと結合され、この結合により厚さ方向に繊維が開く
おそれがなくなり、初期電気抵抗値を小さくするばかり
でなく、それが経時的に変動するおそれも解消されるの
である。
しかして、これを電極材としての見地よりみた場合、電
気容量を増大させるにはできる限り活性炭の量が多いこ
とが望ましい、そのためには、アルミニウムの量は少な
い方がよいことになるが、これが少なすぎれば前記した
繊維束2.2の間隙においてこれらを結合する充填アル
ミ層1a。
気容量を増大させるにはできる限り活性炭の量が多いこ
とが望ましい、そのためには、アルミニウムの量は少な
い方がよいことになるが、これが少なすぎれば前記した
繊維束2.2の間隙においてこれらを結合する充填アル
ミ層1a。
1aの形成が不十分となり、電極材としての性能が低下
する。
する。
アルミニウム量の好ましい範囲は、繊維の太さ、本数、
織り方等その繊維布の種類によっても異なるが、実質的
にはアルミの量が0.02〜0 、 15 g/cx2
となるようにするのが適当である。
織り方等その繊維布の種類によっても異なるが、実質的
にはアルミの量が0.02〜0 、 15 g/cx2
となるようにするのが適当である。
第4図は、上述したような#1代よりなる本発明に係る
アルミ被覆活性炭41維布のM造状況を示す説明図であ
る。
アルミ被覆活性炭41維布のM造状況を示す説明図であ
る。
素材となるアルミ薄板IAと活性炭繊維布2Aとを図の
ようにホットプレート10.10−および治具11.1
1−の間で挾み、油圧シリンダ12により加圧圧縮する
。
ようにホットプレート10.10−および治具11.1
1−の間で挾み、油圧シリンダ12により加圧圧縮する
。
この加圧圧縮は、アルミの酸化を11Jj止するために
N2やアルゴンカスのような不活性ガス雰囲気中で行な
うのが望ましく、加熱温度としてはアルミニウムの変形
抵抗をできるだけ小さくするために、アルミの材質にも
よるが、アルミニウムの融点の±30℃程度とするのが
適当である。加圧時のfgLZa温度をこのようにアル
ミの融点の±30℃とするのは、融点の一30℃以下の
温度ではアルミの変形抵抗が大きく、活性炭繊維布を破
壊することなしにアルミを繊維布内に充填することが困
難だからであり、また融点の30℃以上に温度を上げた
場合には溶融アルミは活性炭に濡れないためにアルミが
はじかれてしまい繊維布に充填することが困難となるか
らである。
N2やアルゴンカスのような不活性ガス雰囲気中で行な
うのが望ましく、加熱温度としてはアルミニウムの変形
抵抗をできるだけ小さくするために、アルミの材質にも
よるが、アルミニウムの融点の±30℃程度とするのが
適当である。加圧時のfgLZa温度をこのようにアル
ミの融点の±30℃とするのは、融点の一30℃以下の
温度ではアルミの変形抵抗が大きく、活性炭繊維布を破
壊することなしにアルミを繊維布内に充填することが困
難だからであり、また融点の30℃以上に温度を上げた
場合には溶融アルミは活性炭に濡れないためにアルミが
はじかれてしまい繊維布に充填することが困難となるか
らである。
また、この場合の圧力は10〜400kg/cm2程度
が好ましく、これ以上の圧力を負荷すると、繊維布2A
が破壊される結果となり好ましくない。
が好ましく、これ以上の圧力を負荷すると、繊維布2A
が破壊される結果となり好ましくない。
この加圧は加熱温度が低い間に大きな圧力を負荷したの
では変形抵抗が大きく繊維布2Aが破壊されるおそれが
ある。従って、温度が低い間は両者の重ね合せを保持す
る程度の圧力とし、ホットプレート10.10−の加熱
が十分になされ、治具11.11−の温度か例えば65
0 ”C程度に達したところで十分な圧縮量を負荷する
ようにずれば、アルミニウムは容易に変形し、前記した
ように繊維束2.2の隙間ばかりでなく、東向にまで侵
入して十分な充填が達成されるのである。
では変形抵抗が大きく繊維布2Aが破壊されるおそれが
ある。従って、温度が低い間は両者の重ね合せを保持す
る程度の圧力とし、ホットプレート10.10−の加熱
が十分になされ、治具11.11−の温度か例えば65
0 ”C程度に達したところで十分な圧縮量を負荷する
ようにずれば、アルミニウムは容易に変形し、前記した
ように繊維束2.2の隙間ばかりでなく、東向にまで侵
入して十分な充填が達成されるのである。
上記の実施例においては、素材としてアルミニウム薄板
を用いる場合を例示したがアルミ合金薄板を用いてもよ
く、さらに板状素材ではなくアルミ粉末又はアルミ合金
粉末を塗布して加圧複合化させてもよいものである。
を用いる場合を例示したがアルミ合金薄板を用いてもよ
く、さらに板状素材ではなくアルミ粉末又はアルミ合金
粉末を塗布して加圧複合化させてもよいものである。
[発明の効果]
以上の通り、本発明に係るアルミ被覆活性炭繊維布によ
れば、これを電極材料として使用した場。
れば、これを電極材料として使用した場。
合、初1tA抵抗値が小さく安定した放電特性を得るこ
とができ、しかも抵抗値や放電特性に経時的変化がない
から、長期間安定した特性を維持し高い信頼性を確立す
ることができる。
とができ、しかも抵抗値や放電特性に経時的変化がない
から、長期間安定した特性を維持し高い信頼性を確立す
ることができる。
第1図は本発明に係る方法で製造した繊維布の拡大断面
図、第2図はその活性炭四より見た拡大十面図、第3図
は従来例の複合材を示す拡大断面図、第4図は本発明に
係る方法を実施している様子を示す説明図である。 1ニアルミニウム、 l A : 1 a : t b : 2 : 2A二 to、to : 11.11 : l 2 ; アルミニウム薄板、 繊維間充填アルミ、 繊維東向充填アルミ、 活性炭繊維束、 活性炭@雑布、 ポットプレート、 治具、 2山圧シリンダ。
図、第2図はその活性炭四より見た拡大十面図、第3図
は従来例の複合材を示す拡大断面図、第4図は本発明に
係る方法を実施している様子を示す説明図である。 1ニアルミニウム、 l A : 1 a : t b : 2 : 2A二 to、to : 11.11 : l 2 ; アルミニウム薄板、 繊維間充填アルミ、 繊維東向充填アルミ、 活性炭繊維束、 活性炭@雑布、 ポットプレート、 治具、 2山圧シリンダ。
Claims (2)
- (1)繊維状の活性炭を布状に編みあるいは集合させて
布状とした活性炭繊維布に板状アルミ又は板状アルミ合
金を重ね合せあるいはアルミ粉末又はアルミ合金粉末を
塗布し、両者を高温において加圧圧縮することにより前
記繊維の隙間にまでアルミ又はアルミ合金を充填せしめ
るアルミ被覆活性炭繊維布の製造方法。 - (2)加圧圧縮するに当り、温度の低いところでは圧縮
量を小さくし、温度上昇に伴い圧縮量を増大させる請求
項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31309288A JPH02167739A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | アルミ被覆活性炭繊維布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31309288A JPH02167739A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | アルミ被覆活性炭繊維布の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02167739A true JPH02167739A (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=18037074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31309288A Pending JPH02167739A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | アルミ被覆活性炭繊維布の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02167739A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102554449A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-07-11 | 哈尔滨工业大学 | 连接碳纤维增强铝基复合材料与金属的方法 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP31309288A patent/JPH02167739A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102554449A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-07-11 | 哈尔滨工业大学 | 连接碳纤维增强铝基复合材料与金属的方法 |
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