JPH0216767Y2 - - Google Patents

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JPH0216767Y2
JPH0216767Y2 JP1985176841U JP17684185U JPH0216767Y2 JP H0216767 Y2 JPH0216767 Y2 JP H0216767Y2 JP 1985176841 U JP1985176841 U JP 1985176841U JP 17684185 U JP17684185 U JP 17684185U JP H0216767 Y2 JPH0216767 Y2 JP H0216767Y2
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gas
cylinder
piston
simple oxygen
rod
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JP1985176841U
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Priority to EP19860302792 priority patent/EP0198708B1/en
Priority to US06/916,233 priority patent/US4694850A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 心臓病患者は酸素摂取機能が低下しているため
酸欠状態に陥り易い。また、過激な運動をすると
酸素消費量も多くなるが、このとき酸素の供給が
円滑に行われないと酸欠状態を起こし、運動能力
が低下する上、運動終了後の疲労快復に手間取る
ことになる。
本考案は酸素ガスボンベを用意することによ
り、どこででも簡単に使え、ボンベ内圧の変化に
拘らず所望の酸素量が得られ、しかもコンパクト
な酸素ガスボンベ使用型の簡易酸素補吸器に関す
る。
(従来技術とその問題点) 小型の高圧酸素ガスボンベをカツト装置により
開栓して使用する補吸器に関する発明として、本
件出願人の出願に係る軽便型酸素補吸器(特願昭
60−78264号……本明細書補正時点では特開昭61
−238250号)が存する。しかし、これは圧力調整
機構をダイヤル型としてあるので、両手で操作し
なければならず、しかも、ダイヤルを一々調節し
て所望の酸素量を噴出させるものであり、取扱上
の不便があつた。
また特公昭39−2143号のように、顔面マスクに
口を当てがい、顔面マスクと容器との相対運動に
よつてガスを施与するようにしたガス施与装置も
知られている。この場合、容器内のガス圧が顔面
マスクに通じる開口に直接作用するので、容器内
が高圧の時は開口を流れるガス量が多く、容器内
のガス量が減つて圧力が下がるに従い、流量が減
少する。そのため、定量を吸引したい場合は、呼
吸者の側で吸入量を調整しなくてはならず、大変
厄介である。
従つて、この場合は、容器内の圧力がそれ程高
くないことが使用条件である。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る簡易酸素補吸器は、酸素ガスを圧
入した小型のボンベを使用する型式のものであ
る。そして、この補吸器はボンベカツト装置と、
ガス噴出口の手前の絞りと、このボンベカツト装
置と絞りの間のガス通路と、ボンベカツト装置に
より開封されたボンベからのガス圧及びバネによ
りガス通路をボンベカツト装置側とガス噴出口側
とに遮断する傾向のあるバルブと、該ボンベカツ
ト装置と同一軸線上に配置された圧力調整機構を
有するものとする。この圧力調整機構は、圧縮バ
ネと、この圧縮バネの両側に摺動自在に配設され
て互いに反発する主動ピストン及び従動ピストン
とで、構成される。この従動ピストンはガス噴出
口側で前述のバルブに接触している。本考案はこ
のような簡易酸素補吸器において、主動ピストン
を予め設定した一定位置に、簡易酸素補吸器を握
つた手の指で直接的又は間接的に移動させて停止
させ得ることを特徴とする。
(作用) ボンベカツト装置でボンベを開封する。ガス通
路はバルブにより遮断される。ここで簡易酸素補
吸器を握つた片手の指で圧力調整機構を操作して
主動ピストンを移動させる。すると、圧縮バネを
介して従動ピストンも同一方向へ移動し、これと
接する前述のバルブも移動する。これによりガス
通路の遮断が解除され、ガス噴出口側にガスが流
入するが、絞りがあるので噴出量が制限され、こ
この圧力が高くなる。すると、従動ピストン従つ
てバルブも逆方向へ移動し、ガス通路が遮断され
る。絞りからガスが流出して、圧力が低下する
と、再び従動ピストンが最初の方向へ移動する。
かくして、絞りを介して一定量のガスの供給が実
現する。
(実施例) 図面において同一符号は同一または相当部分を
指示するものとする。
第1図において、1は簡易酸素補吸器である。
2はボンベカツト装置、3はガス噴出口、5はそ
の手前に形成された絞りである。5はボンベカツ
ト装置2と絞り4の間に形成されたガス通路、6
は大径部6aと小径部6bとを有するバルブであ
る。バルブ6はボンベカツト装置2により開封さ
れたボンベBからのガス圧及びバネ7により上方
へ付勢されるので、その大径部6aによりガス通
路5をボンベカツト装置側5aとガス噴出口側5
bに遮断する傾向がある。10は圧力調整機構
で、これは圧縮バネ11とその両側に摺動自在に
配設されて互いに反発する主動ピストン12及び
従動ピストン13とで構成される。バルブ6は、
ガス噴出口側で従動ピストン13に接触するの
で、従動ピストンが下降すればこれに押されて下
降し、これが上昇すればバネ7とガス圧により上
昇する。この従動ピストンとバルブとは一体的に
成形し或いは螺合することも可能である。
14は本体1aに螺合するカバー、15はこの
カバーに摺動自在に嵌合する桿体で、その下端は
主動ピストン12の上面に当接している。勿論、
桿体15と主動ピストン12とは一体的に成形し
或いは螺合することも可能である。桿体15は、
簡易酸素補吸器1を握つた手の指(普通は親指)
でその頭部15aの下面がカバー14に当接する
まで下方に移動させることができ、これにより一
定位置に主動ピストン12を停止させ得ることに
なる。
本体1aとカバー14の螺合の程度を変えれ
ば、桿体15の本体1aに対する相対的なストロ
ークdを変えることが可能であり、従つて、主動
ピストン12が停止すべき一定位置を自由に調節
することが可能である。
いま、ボンベBをボンベカツト装置2の雌ネジ
2aに螺合し穿針2bにて開封すると、ボンベ内
ガスはガス通路5のボンベカツト装置側5aに流
入する。このとき、バルブ6はバネ7とガス圧に
より上方へ付勢されているので、大径部6aによ
りガス通路5はボンベカツト装置側5aとガス噴
射口側5bとに遮断されている。
次に、簡易酸素補吸器1を握つた手の親指で桿
体15を頭部15aの下面がカバー14に当接す
るまでストロークdいつぱいに押し込むと、主動
ピストン12、圧縮バネ11及び従動ピストン1
3を介してバルブ6が下方に押し下げられ大径部
6aとOリング51とが離れる。これによりボン
ベカツト装置側5aとガス噴出口側5bとが連通
し、ガスはガス噴出口側5bへ流入し、噴出口3
より取り出される。絞り4の存在によりガス噴出
口側5bが高圧になると、従動ピストン13が圧
縮バネに抗して押し上げられ、バルブ6も自らの
傾向に従つて上昇する。よつて、再びガス通路5
が遮断される。ガス噴出口側5bのガスが絞りを
通つて流出し、ガス噴出口側5b内が低圧になる
と、圧縮バネ11の弾発力により従動ピストン及
びバルブ6が下降しガス通路が連通する。かくし
て、ガス噴出口側5b内のガス圧は一定に保たれ
るので、絞りを介して噴出するガス量が一定にな
る。この間、桿体15は指で押し込んだままにし
ておく。
カバー14と本体1aとの螺合度を浅くすれ
ば、本体との相対的関係において15の下降限度
従つて主動ピストン12の停止位置は本体に対し
より上方になるので単位時間当りガス噴出量は少
量となる。逆にカバー14と本体1aとの螺合度
を深くすれば単位時間当りガス噴出量はより多量
となる。
第2図及び第3図は別の実施例を示す。この例
では、レバー20を指で押し下げてピン41を中
心に第2図時計方向へ揺動させることにより、こ
れと当接する桿体15を下降させるものである。
挺子の原理により、またレバー20先端の位置が
本体1a側面に来るため、より操作性が増加した
ものである。
第4図及び第5図は別の実施例を示す。30は
本体1a側面に螺合して自身の軸方向の位置を調
節し得るアジヤストピンである。この軸方向位置
を調節することにより桿体15のストロークdを
設定することができる。まず、桿体15の凹部底
面31が30に当接するまで即ちストロークdい
つぱいに桿体15を第4図左方へ押し込む。斜面
32により球体33は下方に押し下げられ、主動
ピストン12が一定位置まで下降する。
第6図は更に別の実施例を示す。この実施例で
は、レバー操作後レバーを放してもガス供給を続
けることができる。40はカバー14上に形成さ
れた軸受で、レバー20をピン41により揺動自
在に枢支する。レバー20の端部には曲面20a
及び20bが形成されている。第6図の位置か
ら、レバー20の右端を指で上方へ押し上げる
と、主動ピストンの上端は曲面20aに沿つて下
降し最後に曲面20bに当接して止まる。これに
よりピン41からレバー20と主動ピストン12
との最後の接触位置までの距離eと最初の接触位
置までの距離fの差(e−f)だけ主動ピストン
は下降したことになる。
第7図は更に別の実施例を示す。この例では、
主動ピストン12と桿体15との間に密閉された
液体Lを圧力伝達媒体として介在させ、桿体15
の液体Lとの接触面積は主動ピストンの液体との
接触面積より狭くとつてある。これにより桿体を
押し込むのに必要な力を小さくすることができ
る。また、液体溜りを設定すれば、桿体を自由な
位置に取り付け得るので操作性を高めることが容
易になる。
なお、図面で50はVパツキン、51はOリン
グである。
ハ 考案の効果 本考案によれば、小型酸素ガスボンベを用意す
ることにより、どこででも簡単に一定量の酸素を
供給し続けることが可能であり、その操作も片手
で十分であり、病人や運動選手の健康維持・回復
に役立つ等、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は部分断面図、第3図
は第2図のG−G線断面図、第4図は部分断面
図、第5図は第4図のH−H線断面図、第6図は
部分断面図、第7図は部分断面図である。 1……簡易酸素補吸器、2……ボンベカツト装
置、3……ガス噴出口、4……絞り、5……ガス
通路、5a……ボンベカツト装置、5b……ガス
噴出側、6……バルブ、7……バネ、10……圧
力調整機構、11……圧縮バネ、12……主動ピ
ストン、13……従動ピストン、14……カバ
ー、15……桿体、20……レバー、20a,2
0b……曲面、30……アジヤストピン、31…
…凹部底面、32……斜面、33……球体、40
……軸受、41……ピン、d……ストローク、
e,f……距離、B……ボンベ、L……液体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 酸素ガスを圧入した小型のボンベを使用
    する型式の簡易酸素補吸器であつて、 ボンベカツト装置2と、ガス噴出口3の手前
    の絞り4と、既記ボンベカツト装置2と既記絞
    り4の間のガス通路5と、既記ボンベカツト装
    置2により開封されたボンベBからのガス圧及
    びバネ7により既記ガス通路5をボンベカツト
    装置2側とガス噴出口3側とに遮断する傾向の
    あるバルブ6と、該ボンベカツト装置2と同一
    軸線上に配置された圧力調整機構10とを有
    し、既記圧力調整機構10は圧縮バネ11とこ
    の圧縮バネの両側に摺動自在に配設されて互い
    に反発する主動ピストン12及び従動ピストン
    13とで構成され、この従動ピストンは既記ガ
    ス噴出口3側で既記バルブ6に接触しているも
    のにおいて、既記主動ピストン12を予め設定
    した一定位置に、該簡易酸素補吸器を握つた手
    の指で直接的又は間接的に、移動させて停止さ
    せ得ることを特徴とする簡易酸素補吸器。 [2] 既記主動ピストン12は、これと関連す
    る桿体15もしくはレバー20をそのストロー
    クもしくは可動範囲いつぱいに移動させること
    により、既記一定位置に停止するようになつて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の簡易
    酸素補吸器。 [3] 既記ストローク又は可動範囲は調節可能
    である実用新案登録請求の範囲第2項記載の簡
    易酸素補吸器。 [4] 既記主動ピストン12と既記桿体15と
    の間に密閉された液体Lを圧力伝達媒体として
    介在させ、既記桿体15の既記液体Lとの接触
    面積は既記主動ピストン12の既記液体Lとの
    接触面積より狭くなつている実用新案登録請求
    の範囲第1,2又は3項記載の簡易酸素補吸
    器。
JP1985176841U 1985-04-15 1985-11-19 Expired JPH0216767Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176841U JPH0216767Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19
DE8686302792T DE3679701D1 (de) 1985-04-15 1986-04-15 Tragbares sauerstoffinhalationsgeraet.
EP19860302792 EP0198708B1 (en) 1985-04-15 1986-04-15 Portable oxygen inhaler
US06/916,233 US4694850A (en) 1985-10-11 1986-10-07 Gas supply mechanism

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985176841U JPH0216767Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6284440U JPS6284440U (ja) 1987-05-29
JPH0216767Y2 true JPH0216767Y2 (ja) 1990-05-09

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ID=31117476

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JP1985176841U Expired JPH0216767Y2 (ja) 1985-04-15 1985-11-19

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JP (1) JPH0216767Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015089389A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社リード 圧縮ガスのレギュレータと該レギュレータを備えた炭酸ミスト美顔器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015089389A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社リード 圧縮ガスのレギュレータと該レギュレータを備えた炭酸ミスト美顔器

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JPS6284440U (ja) 1987-05-29

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