JPH0216731Y2 - - Google Patents

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JPH0216731Y2
JPH0216731Y2 JP14411885U JP14411885U JPH0216731Y2 JP H0216731 Y2 JPH0216731 Y2 JP H0216731Y2 JP 14411885 U JP14411885 U JP 14411885U JP 14411885 U JP14411885 U JP 14411885U JP H0216731 Y2 JPH0216731 Y2 JP H0216731Y2
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air
valve
dental treatment
relief
compressed air
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、歯牙模型や口腔内の歯牙の研削など
に使用されるハンドピースに装着される研削材の
回転とチツプエアーやスプレー水のハンドピース
からの放出とを足踏み操作により制御する歯科治
療装置用フツトコントローラーの改良に関するも
のである。
【従来の技術】
従来、歯牙模型や口腔内の歯牙の研削などに使
用されるハンドピースを備えた歯科用治療装置に
おいて、ハンドピースに装着された研削材の回転
とチツプエアーやスプレー水のハンドピースから
の放出との制御を足踏み操作により行なうフツト
コントローラーとしては、上記の三つの動作をそ
れぞれ行なうペダルを有する第3図に示す如き三
ペダル式のものが多い。 例えばその1実施例を第4図に示す歯科治療装
置のフツトコントローラー全体の配管及び配線の
概略説明図に基づいて具体的に説明すると、ペダ
ルAを踏んだ場合には、ペダルAの踏み込み量に
応じてその開閉量が零から変化する開閉弁20,
21が開いてその開閉弁20,21各々を圧縮空
気が通過し、開閉弁20を通過した圧縮空気はハ
ンドピースに装着される研削材を回転させるエア
タービンの動力源となり、開閉弁21を通過した
圧縮空気はシヤトル弁22を通過した後にチツプ
エアとしてハンドピースに供給され、また可変抵
抗器7も動かされハンドピースに装着された研削
材を回転させるものが直流モーターである場合の
回転を制御していた。ここでシヤトル弁22は開
閉弁20と後述する開閉弁24とを相互に連通さ
せないために配備されている。またペダルWを踏
んだ場合には、第3図に示す如くペダルAが連動
して踏まれた状態となる構造となつているので、
前述のペダルA側からの圧縮空気の流れの他に、
開閉弁21を通過した圧縮空気がシヤトル弁22
と分岐された管路を通過して、ペダルWが踏まれ
たことにより開いている開閉弁23を通過して水
用開閉弁11を開けるためのパイロツトエアーと
なり、ハンドピースの先端において水と圧縮空気
とが一緒に放出されてスプレー水となる。更にペ
ダルCを踏んだ場合には、開閉弁24が開いて圧
縮空気はシヤトル弁22を通過してハンドピース
にチツプエアーのみが供給されるのである。 尚、図面中、7aは可変抵抗器7に並設されて
おりペダルAを踏んでいない場合に電源を切りハ
ンドピースに装着された研削材の不用意な動作を
防止する誤動作防止スイツチ、12は直流モータ
ーを逆転させるための逆転スイツチ、25は各ハ
ンドピースの使用の有無を確かめるハンガー弁、
26はこのハンガー弁25が閉の状態にあるとそ
れぞれのハンガー弁25に対応したハンドピース
へのドライブエアーなどの供給を停止せしめるパ
イロツト弁又はスイツチである。
【考案が解決しようとする問題点】
上記の如き三ペダルの歯科治療装置用フツトコ
ントローラーでは、多数の弁が用いられており配
管も複雑であるためコストの上昇と信頼性の低下
を招くと共に、小型化など設計の自由度が少な
く、しかも歯科医は3つのペダルを踏み分けなけ
ればならないので誤動作を生じ易く足元の注意に
かなりの努力を払わなければならない問題点を有
していた。
【問題点を解決するための手段】 そこで本考案者らは上記問題点を解決すべく
種々の検討を加えた結果、ペダルが2つあれば1
つもペダルを踏んでいない状態を除き3つの状態
が得られるので弁の組合わせにより従来と同様の
動作を行ない得ると共に、従来の使用状況から研
削材の回転時には必ずしもチツプエアーのみの使
用が必要でないことなどから更に弁の数を減らす
ことができることを究明し、本考案を完成したの
である。 すなわち本考案は、歯牙模型や口腔内の歯牙の
切削などに使用されるハンドピースに装着される
研削材の回転とチツプエアーやスプレー水のハン
ドピースからの放出とを足踏み操作により制御す
るために歯科治療装置に接続されて使用される歯
科治療装置用フツトコントローラーにおいて、一
方のペダル側にはペダルの踏み込み量によつてハ
ンドピースに装着される研削材の回転の制御を行
なう圧縮空気で作動するエアータービンに供給さ
れる圧縮空気を制御するリリーフ付制御弁と直流
モーターとに供給される電圧の制御を行なう可変
抵抗器とが配備されており、他方のペダル側には
そのペダルを踏むことにより弁が開いてハンドピ
ースへのチツプエアーの供給を行なう三方弁が少
なくとも配備されており、また前記リリーフ付制
御弁が配備されている空気管路と三方弁が配備さ
れている空気管路とから各々一本づつ分岐された
空気管路が接続されており2つのペダルが共に踏
まれた時に両方の空気管路からそれぞれ圧縮空気
の供給を受けて前記歯科治療装置内に設けられて
いる水用開閉弁にパイロツトエアーの供給を行な
う開閉弁が配備されていることを特徴とする歯科
治療装置用フツトコントローラーを提供するもの
である。
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案に係
る歯科治療装置用フツトコントローラーについて
更に説明する。 第1図は本考案に係る歯科治療装置用フツトコ
ントローラーの1実施例の構造説明図、第2図は
本考案に係る歯科治療装置用フツトコントローラ
ーの実施例の配管図であり、Aは第1図に示す実
施例のまたBは他の実施例のものである。 図面中、1及び2はフツトコントローラー本体
の上面に設けられているペダル、3はペダル1を
踏み込むことにより回転される押圧部、4及び5
は上下二段に平行に設けられており押圧部3が回
転されることによつてそれぞれ移動される摺動棒
である。6は摺動棒4の摺動により圧縮空気で作
動するエアータービンに供給される圧縮空気を制
御するリリーフ付制御弁であり、このリリーフ付
制御弁6は第2図に二点鎖線で示す範囲の分岐路
も含んでおり、圧縮空気を調節するリリーフ付減
圧弁であつても、圧縮空気流量を調節するリリー
フ付絞り弁であつてもよい。7は摺動棒5に固定
されており摺動棒5の摺動により摺動棒5と共に
移動する連動板5aを介して作動される可変抵抗
器であり、並設されている誤動作防止用スイツチ
7aを経て直流モーターする電圧の調節を行なつ
ている。8はペダル2を踏み込むことにより回転
される押圧部、9はこの押圧部8が回転されるこ
とにより作動される三方弁であり、図示した実施
例ではリリーフ付制御弁6内で分岐された圧縮空
気が供給されている管の開閉を行なつている。1
0はリリーフ付制御弁6が配備されている空気管
路と三方弁9が配備されている空気管路とから
各々一本づつ分岐された空気管路に接続されてい
る開閉弁であり、この開閉弁10はペダル1及び
2が共に踏まれた時に両方の空気管路からそれぞ
れ圧縮空気の供給を受け、一方の圧縮空気はもう
一方の圧縮空気により開けられた開閉弁内流路を
通りハンドピースへの水の供給を行なう水管路に
配備された水用開閉弁11(第4図参照)に導び
かれているものであり、第2図Aに示す如く三方
弁9の配備されている空気管路から分岐された圧
縮空気がリリーフ付制御弁6の配備されている空
気管路から分岐された圧縮空気により開けられた
開閉弁10内を通りハンドピースへの水の供給を
行なう水管路に配備された水用開閉弁11に導び
かれ水用開閉弁11を開放するためのパイロツト
エアーとされている構造でも、リリーフ付制御弁
6の配備されている空気管路から分岐された圧縮
空気が三方弁9の配備されている空気管路から分
岐された圧縮空気により開放された開閉弁10内
を通りハンドピースへの水の供給を行なう水管路
に配備された水用開閉弁11に導びかれ水用開閉
弁11を開放するためのパイロツトエアーとされ
ている構造でもよい。 尚、直流モーターを制御する電気回路について
は従来の歯科治療装置用フツトコントローラーに
用いられていたものを流用した。
【作用】
以上の如き構造の本考案に係る歯科治療装置用
フツトコントローラーの動作について次に説明す
る。 先ずペダル1を踏むと、その踏み込み量に応じ
て押圧部3が回転されて摺動棒4及び5が摺動さ
れてリリーフ付制御弁6が開かれると共に可変抵
抗器7が作動され、ハンドピースに装着されてい
る研削材を回転する装置がエアータービンの場合
には圧縮空気の圧力または流量をリリーフ付制御
弁6により調節し、ハンドピースに装着されてい
る研削材を回転する装置が直流モーターの場合に
は可変抵抗器7により電圧を調節して研削材の回
転が制御される。 またペダル2を踏むと押圧部8が回転されて三
方弁9が開かれハンドピースにチツプエアーが供
給される。 更にペダル1及び2を共に踏むと、上記のペダ
ル1を踏んだ場合同様ハンドピースに装着された
研削材が回転され、またペダル2を踏んだ場合同
様ハンドピースへチツプエアーが供給されると共
に、リリーフ付制御弁6及び三方弁9のうちの一
方の配備されている空気管路から分岐された圧縮
空気が他方の配備されている空気管路から分岐さ
れた圧縮空気により開けられた開閉弁10内を通
り水用開閉弁11にパイロツトエアーを供給し水
用開閉弁11を作動せしめハンドピースに水を供
給し、この水とチツプエアーとが一緒となりスプ
レー水が放出される。
【考案の効果】
以上の如き本考案に係る歯科治療装置用フツト
コントローラーは、従来の歯科治療装置用フツト
コントローラーとほぼ同一の動作を行なえるにも
かかわらず、ペダル及び弁などの数が減つたこと
により、構造が単純化され製作が簡単になり、コ
ストの低下と信頼性の高さとを実現すると共にフ
ツトコントローラーの小型化などの自由度が大幅
に増大すると共に操作するペダルの数が減つたこ
とにより歯科医の足元に対する注意力を減少させ
て手元に注意力を集中させることができて診療効
率を大幅に向上させることができるなど多くの利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯科治療装置用フツトコ
ントローラーの1実施例の構造説明図、第2図は
本考案に係る歯科治療装置用フツトコントローラ
ーの実施例の配管のみを示す図であり、Aは第1
図に示す実施例のまたBは他の実施例のものであ
る。第3図は従来の歯科治療装置用フツトコント
ローラーの1実施例の第1図に対応する構造説明
図、第4図は第3図に示す実施例を含む歯科治療
装置全体の配管及び配線の概略の説明図である。 図面中、1,2……ペダル、3……押圧部、
4,5……摺動棒、5a……連動板、6……リリ
ーフ付制御弁、7……可変抵抗器、7a……誤動
作防止用スイツチ、8……押圧部、9……三方
弁、10……開閉弁、11……水用開閉弁、12
……逆転スイツチ、A,C,W……ペダル、2
0,21……開閉弁、22……シヤトル弁、2
3,24……開閉弁、25……ハンガー弁、26
……パイロツト弁,スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 歯牙模型や口腔内の歯牙の切削などに使用さ
    れるハンドピースに装着される研削材の回転と
    チツプエアーやスプレー水のハンドピースから
    の放出とを足踏み操作により制御するために歯
    科治療装置に接続されて使用される歯科治療装
    置用フツトコントローラーにおいて、一方のペ
    ダル側にはペダルの踏み込み量によつてハンド
    ピースに装着される研削材の回転の制御を行な
    う圧縮空気で作動するエアータービンに供給さ
    れる圧縮空気を制御するリリーフ付制御弁と直
    流モーターに供給される電圧の制御を行なう可
    変抵抗器とが少なくとも配備されており、他方
    のペダル側にはそのペダルを踏むことにより弁
    が開いてハンドピースへのチツプエアーの供給
    を行なう三方弁が配備されており、また前記リ
    リーフ付制御弁が配備されている空気管路と三
    方弁が配備されている空気管路とから各々一本
    づつ分岐された空気管路が接続されていて2つ
    のペダルが共に踏まれた時に両方の空気管路か
    らそれぞれ圧縮空気の供給を受けて前記歯科治
    療装置内に設けられている水用開閉弁にパイロ
    ツトエアーの供給を行なう開閉弁が配備されて
    いることを特徴とする歯科治療装置用フツトコ
    ントローラー。 2 リリーフ付制御弁が圧縮空気圧を調節するリ
    リーフ付減圧弁である実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の歯科治療装置用フツトコントロ
    ーラー。 3 リリーフ付制御弁が圧縮空気流量を調節する
    リリーフ付絞り弁である実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の歯科治療装置用フツトコント
    ローラー。
JP14411885U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH0216731Y2 (ja)

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