JPH02166447A - 露光用マスクおよびその製造方法 - Google Patents
露光用マスクおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH02166447A JPH02166447A JP63325077A JP32507788A JPH02166447A JP H02166447 A JPH02166447 A JP H02166447A JP 63325077 A JP63325077 A JP 63325077A JP 32507788 A JP32507788 A JP 32507788A JP H02166447 A JPH02166447 A JP H02166447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- substrate
- rays
- exposure
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 abstract description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 8
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 7
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 5
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 5
- WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N Trioxochromium Chemical compound O=[Cr](=O)=O WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910000423 chromium oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 2
- 229910001508 alkali metal halide Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910001615 alkaline earth metal halide Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 101100269850 Caenorhabditis elegans mask-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 150000008045 alkali metal halides Chemical class 0.000 description 1
- 150000001340 alkali metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 239000000539 dimer Substances 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000007687 exposure technique Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000005469 synchrotron radiation Effects 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/60—Substrates
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/54—Absorbers, e.g. of opaque materials
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/68—Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
- G03F1/76—Patterning of masks by imaging
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
露光用のマスクに関し。
紫外線露光ないし遠紫外線露光に適した高解像性の露光
用マスクを従来より簡単な工程で製造可能とすることを
目的とし。
用マスクを従来より簡単な工程で製造可能とすることを
目的とし。
紫外線ないし遠紫外線を透過する材料から成る基板と、
該基板の所定領域に形成され可視領域ないし遠紫外領域
の光を吸収するカラーセンタから成るマスクパターンを
有することから構成される。
該基板の所定領域に形成され可視領域ないし遠紫外領域
の光を吸収するカラーセンタから成るマスクパターンを
有することから構成される。
本発明は、リソグラフィに用いられる露光用のマスクも
しくはレチクルに関する。
しくはレチクルに関する。
半導体集積回路の高密度化に伴って、サブミクロン領域
の露光技術が必須となりつつある。このために、高圧水
銀ランプから発生されるG線あるいはX線等を用いる従
来の紫外線露光法に代わって、より短波長のエキシマレ
ーザを光源とする露光技術が注目されている。エキシマ
レーザにおいては9例えばXeC1,KrF、 ArF
等の希ガスとハロゲンガスの2量体から、波長がそれぞ
れ306na、 248ns、および198n−の光が
誘導放出される。
の露光技術が必須となりつつある。このために、高圧水
銀ランプから発生されるG線あるいはX線等を用いる従
来の紫外線露光法に代わって、より短波長のエキシマレ
ーザを光源とする露光技術が注目されている。エキシマ
レーザにおいては9例えばXeC1,KrF、 ArF
等の希ガスとハロゲンガスの2量体から、波長がそれぞ
れ306na、 248ns、および198n−の光が
誘導放出される。
このうち、 XeC1エキシマレーザからの波長306
n−の誘導放出光は、波長365n−の前記X線の光に
近いため、微細パターンの露光に用いる利点が少ない、
したがって、KrFあるいはArFエキシマレーザがそ
れぞれ放出する波長248n−および198nmのよう
な、遠紫外線(Deep−UV)と呼ばれるより短波長
の光が微細パターンの露光用に有用視されている。
n−の誘導放出光は、波長365n−の前記X線の光に
近いため、微細パターンの露光に用いる利点が少ない、
したがって、KrFあるいはArFエキシマレーザがそ
れぞれ放出する波長248n−および198nmのよう
な、遠紫外線(Deep−UV)と呼ばれるより短波長
の光が微細パターンの露光用に有用視されている。
露光用マスクないしはレチクルの製造は1通常。
光を透過するメンブレン上に形成されたクロムあるいは
酸化クロム等から成る光吸収性の薄膜上に塗布されたレ
ジスト層を紫外線露光法あるいは電子ビーム露光法を用
いて選択的に感光させることにより所定のレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをマスクとして前
記クロムまたは酸化クロム薄膜を選択的にエツチングし
てマスクパターンが形成されるように、光吸収性薄膜の
形成およびそのリソグラフ工程等の複雑な工程を必要と
する。
酸化クロム等から成る光吸収性の薄膜上に塗布されたレ
ジスト層を紫外線露光法あるいは電子ビーム露光法を用
いて選択的に感光させることにより所定のレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをマスクとして前
記クロムまたは酸化クロム薄膜を選択的にエツチングし
てマスクパターンが形成されるように、光吸収性薄膜の
形成およびそのリソグラフ工程等の複雑な工程を必要と
する。
また、形成されたマスクパターンの精度は、そのエツチ
ング時にマスクとなるレジストパターンの精度および光
吸収性薄膜のエツチング精度の影響を受ける。
ング時にマスクとなるレジストパターンの精度および光
吸収性薄膜のエツチング精度の影響を受ける。
一方、上記のような短波長光を用いる場合、光吸収が大
きくなるため、露光雰囲気、投影レンズ等の露光光学系
の構成材料、および、マスクパターンが形成されるマス
ク基板を構成する材料の選択条件が厳しくなる。とくに
、遠紫外線の照射によってこれらの構成材料に格子欠陥
が生じ、これがカラーセンタとなって光透過率の低下を
生じる問題がある。
きくなるため、露光雰囲気、投影レンズ等の露光光学系
の構成材料、および、マスクパターンが形成されるマス
ク基板を構成する材料の選択条件が厳しくなる。とくに
、遠紫外線の照射によってこれらの構成材料に格子欠陥
が生じ、これがカラーセンタとなって光透過率の低下を
生じる問題がある。
本発明は、上記のような遠紫外線あるいはX線の照射に
より発生する1通常は好ましくないとされるカラーセン
タをマスクパターンとして利用する着想に基づくもので
、上記従来のマスクパターンの製造における問題点を解
決することを目的とする。
より発生する1通常は好ましくないとされるカラーセン
タをマスクパターンとして利用する着想に基づくもので
、上記従来のマスクパターンの製造における問題点を解
決することを目的とする。
上記目的は、紫外線ないし遠紫外線を透過する材料から
成る基板と、該基板の所定領域に形成され可視領域ない
し遠紫外領域の光を吸収するカラーセンタから成るマス
クパターンを有することを特徴とする露光用マスク本発
明に係る露光用マスクによって達成される。
成る基板と、該基板の所定領域に形成され可視領域ない
し遠紫外領域の光を吸収するカラーセンタから成るマス
クパターンを有することを特徴とする露光用マスク本発
明に係る露光用マスクによって達成される。
本発明は、 LiFやCaPl等のごときアルカリ金属
またはアルカリ土類金属のハロゲン化物に発生したカラ
ーセンタを紫外線露光における吸収体として利用するも
のである。すなわち、紫外線ないし遠紫外線に対して高
い透過率を示すCa’P3基板等の所定領域に遠紫外線
あるいはX線を選択的に照射してカラーセンタ(色中心
)を発生させる。カラーセンタは1通常、可視領域ない
し遠紫外領域の光を吸収するので、これを所望のパター
ンに形成すれば、クロム薄膜あるいは酸化クロム薄膜に
代わる光吸収性のマスクパターンとして利用することが
できる。
またはアルカリ土類金属のハロゲン化物に発生したカラ
ーセンタを紫外線露光における吸収体として利用するも
のである。すなわち、紫外線ないし遠紫外線に対して高
い透過率を示すCa’P3基板等の所定領域に遠紫外線
あるいはX線を選択的に照射してカラーセンタ(色中心
)を発生させる。カラーセンタは1通常、可視領域ない
し遠紫外領域の光を吸収するので、これを所望のパター
ンに形成すれば、クロム薄膜あるいは酸化クロム薄膜に
代わる光吸収性のマスクパターンとして利用することが
できる。
カラーセンタから成るパターンは、基板を構成するCa
b、等の結晶における格子原子(またはイオン)が、遠
紫外線あるいはX線の照射光により格子位置を変えたり
、電子を放出または捕獲して高エネルギーレベルの状態
に励起されるために生じた原子レベルの挙動に基づくも
のである。したがって、形成されたパターンはきわめて
解像性が高く、また、基板表面には何等の凹凸を生じな
い。
b、等の結晶における格子原子(またはイオン)が、遠
紫外線あるいはX線の照射光により格子位置を変えたり
、電子を放出または捕獲して高エネルギーレベルの状態
に励起されるために生じた原子レベルの挙動に基づくも
のである。したがって、形成されたパターンはきわめて
解像性が高く、また、基板表面には何等の凹凸を生じな
い。
したがって、高解像性のマスクパターンを得ることがで
きる。
きる。
また、従来の露光用マスクにおけるように、クロム薄膜
等の基板とは異種の光吸収物質層の形成。
等の基板とは異種の光吸収物質層の形成。
および、この層を選択エツチングするためのレジストマ
スクの形成、エツチング等の工程を必要とせず、露光用
マスクの製造工程が著しく簡略化される。さらに、カラ
ーセンタは熱処理によって消去できるので、マスクを作
製後、パターンの修正(一部削除あるいは追加)および
マスクの再生が容易に行えるという特徴がある。
スクの形成、エツチング等の工程を必要とせず、露光用
マスクの製造工程が著しく簡略化される。さらに、カラ
ーセンタは熱処理によって消去できるので、マスクを作
製後、パターンの修正(一部削除あるいは追加)および
マスクの再生が容易に行えるという特徴がある。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の露光用マスクの製造方法を説明するた
めの要部断面図であって、光吸収性の所定の原パターン
2が形成された原パターン露光用マスク1に対向して、
紫外線ないしは遠紫外線に対して高い透過率を示す基板
3を配置し、原パターン露光用マスクlの背面から1例
えばKrFエキシマレーザから発生する波長248n−
の遠紫外線4を照射する。その結果、原パターン2の開
口部を通過した遠紫外線4により、基板3の内部にカラ
ーセンタが生じる。このカラーセンタは、遠紫外線4よ
り長波長の遠紫外線または紫外線に対して光吸収性を示
しす、したがって、基板3内部には。
めの要部断面図であって、光吸収性の所定の原パターン
2が形成された原パターン露光用マスク1に対向して、
紫外線ないしは遠紫外線に対して高い透過率を示す基板
3を配置し、原パターン露光用マスクlの背面から1例
えばKrFエキシマレーザから発生する波長248n−
の遠紫外線4を照射する。その結果、原パターン2の開
口部を通過した遠紫外線4により、基板3の内部にカラ
ーセンタが生じる。このカラーセンタは、遠紫外線4よ
り長波長の遠紫外線または紫外線に対して光吸収性を示
しす、したがって、基板3内部には。
このようなカラーセンタを要素として成るマスクパター
ン5が形成されたことになる。マスクパターン5は、原
パターン2とはポジーネガの関係にある。
ン5が形成されたことになる。マスクパターン5は、原
パターン2とはポジーネガの関係にある。
基板3としては、紫外線露光用マスクを製造する場合に
は9例えば石英(Si(h)を用いることができ、遠紫
外線露光用マスクを製造する場合には。
は9例えば石英(Si(h)を用いることができ、遠紫
外線露光用マスクを製造する場合には。
例えばCaF、、 BaF、等のアルカリ土類金属のハ
ロゲン化物、または、LiFのようなアルカリ金属のハ
ロゲン化物から成る基板を用いる。
ロゲン化物、または、LiFのようなアルカリ金属のハ
ロゲン化物から成る基板を用いる。
原パターン露光用マスク基板1としては石英板を用い、
この上に9例えばクロム薄膜を堆積し。
この上に9例えばクロム薄膜を堆積し。
これをEB露光法あるいは紫外線露光法により形成した
レジストパターンをマスクとしてエツチングすることに
より原パターン2を形成する。基板3にマスクパターン
5を形成する際に、原パターン露光用マスク基板1にも
カラーセンタが発生し。
レジストパターンをマスクとしてエツチングすることに
より原パターン2を形成する。基板3にマスクパターン
5を形成する際に、原パターン露光用マスク基板1にも
カラーセンタが発生し。
次第に透過率が低下しても差支えない、なぜならば、原
パターン露光用マスク基板lには全面に遠紫外線露光が
照射されるので、カラーセンタが発生したとしても、マ
スクパターン5のコントラスト比が所定の値に達するま
での時間が長くなるだけである。なお、遠紫外線4の代
わりに、軟X線を用いてもよいことは言うまでもない。
パターン露光用マスク基板lには全面に遠紫外線露光が
照射されるので、カラーセンタが発生したとしても、マ
スクパターン5のコントラスト比が所定の値に達するま
での時間が長くなるだけである。なお、遠紫外線4の代
わりに、軟X線を用いてもよいことは言うまでもない。
第2図は軟X線を用いて第1図における基板3と同様の
基板にカラーセンタから成るマスクパターンを形成する
例を示す要部断面図である0図において、原パターン露
光用マスク基板11は、その周辺が図示しない支持枠に
固定された。 St、 Sing。
基板にカラーセンタから成るマスクパターンを形成する
例を示す要部断面図である0図において、原パターン露
光用マスク基板11は、その周辺が図示しない支持枠に
固定された。 St、 Sing。
5iJa+あるいはSiC等のX線透過性材料から成る
メンブレンであり、この上にAu、 Ta等のX線吸収
性材料から成る原パターン12が形成されている。
メンブレンであり、この上にAu、 Ta等のX線吸収
性材料から成る原パターン12が形成されている。
原パターン露光用マスク基板11に対向して、前記実施
例と同様に、 CaFg等から成る基板13が配置され
、原パターン露光用マスク基板11の背面から。
例と同様に、 CaFg等から成る基板13が配置され
、原パターン露光用マスク基板11の背面から。
軟X線14を照射する。その結果、基板13中に原パタ
ーン12に対応して発生したカラーセンタから成るマス
クパターン15が形成される。
ーン12に対応して発生したカラーセンタから成るマス
クパターン15が形成される。
上記において、原パターン露光用マスクにおけるX線透
過部と遮蔽部とのコントラスト、すなわち、原パターン
露光用マスク基板11の透過率と原パターン露光用マス
ク基板11の透過率および原パターン12の透過率の和
の比が10以上となるように原パターン12を構成する
Au膜等の厚さが決められる。また、原パターン12と
基板13との間に10〜40μ園程度の距離を設けて軟
X線14を照射する。軟X線14の光源としては、シン
クロトロン放射光の5〜10人の領域の光を用いること
ができる。
過部と遮蔽部とのコントラスト、すなわち、原パターン
露光用マスク基板11の透過率と原パターン露光用マス
ク基板11の透過率および原パターン12の透過率の和
の比が10以上となるように原パターン12を構成する
Au膜等の厚さが決められる。また、原パターン12と
基板13との間に10〜40μ園程度の距離を設けて軟
X線14を照射する。軟X線14の光源としては、シン
クロトロン放射光の5〜10人の領域の光を用いること
ができる。
第3図は2本発明の露光用マスクにおけるマスクパター
ンの部分平面図であって、カラーセンタから形成された
マスクパターン5には、突起状の欠陥51および欠損部
分52が存在する例を示す。
ンの部分平面図であって、カラーセンタから形成された
マスクパターン5には、突起状の欠陥51および欠損部
分52が存在する例を示す。
本発明の方法によれば、突起状欠陥51に対して。
集束されたレーザビーム6を選択的に照射し、前記基板
3の温度を200〜500°Cに加熱する。その結果、
突起状欠陥51を形成しているカラーセンタが消滅し、
突起状欠陥51は消去される。レーザビーム6の光源と
しては、CO,レーザ、 YAGレーザを用いることが
できる。一方、欠損部分52に対して、波長248n−
の遠紫外線を選択的に照射することにより、欠損部分5
2にカラーセンタが発生し。
3の温度を200〜500°Cに加熱する。その結果、
突起状欠陥51を形成しているカラーセンタが消滅し、
突起状欠陥51は消去される。レーザビーム6の光源と
しては、CO,レーザ、 YAGレーザを用いることが
できる。一方、欠損部分52に対して、波長248n−
の遠紫外線を選択的に照射することにより、欠損部分5
2にカラーセンタが発生し。
欠損部分52に所定のマスクパターンが追加される。
遠紫外線光源としては、エキシマレーザを用い。
これを欠損部分52に対応する開口が設けれたマスクを
通じて選択照射するか、あるいは、集束ビームとして選
択照射すればよい。
通じて選択照射するか、あるいは、集束ビームとして選
択照射すればよい。
上記のようにして、カラーセンタから形成されたマスク
パターンの修正が容易に実施できる。なお、上記のよう
な欠陥部に限らず、基板3の所定位置における所望のパ
ターンの書き換え等の修正も包含されることは言うまで
もない、また、基板3全体を熱処理して、この内部に形
成されているすべてのマスクパターン5を消去すること
により。
パターンの修正が容易に実施できる。なお、上記のよう
な欠陥部に限らず、基板3の所定位置における所望のパ
ターンの書き換え等の修正も包含されることは言うまで
もない、また、基板3全体を熱処理して、この内部に形
成されているすべてのマスクパターン5を消去すること
により。
基板3を再利用できることも勿論である。
本明細書においては、“露光用マスク”なる用語を用い
たが5本発明の性質からして1通常、縮小投影露光法に
用いられるレチクルも包含されることは言うまでもない
。
たが5本発明の性質からして1通常、縮小投影露光法に
用いられるレチクルも包含されることは言うまでもない
。
〔発明の効果]
本発明によれば、高解像性の露光用マスクを少ない工程
で製造可能とする効果がある。
で製造可能とする効果がある。
第1図は本発明の露光用マスクの製造工程を説明するた
めの要部断面図。 第2図は軟X線を用いてカラーセンタから成るマスクパ
ターンを形成する例を示す要部断面図。 第3図は本発明の露光用マスクにおけるマスクパターン
修正方法を説明するための部分平面図である。 図において。 1と11は原パターン露光用マスク基板。 2と12は原パターン。 3と13は基板。 4は遠紫外線。 5と15はマスクパターン。 6はレーザビーム。 14は軟X線。 51は突起状欠陥。 52は欠損部分。 である。 ! ! j L ト令 本発明の4光用マスク/)梨造工程 第 1 図 第 3 図
めの要部断面図。 第2図は軟X線を用いてカラーセンタから成るマスクパ
ターンを形成する例を示す要部断面図。 第3図は本発明の露光用マスクにおけるマスクパターン
修正方法を説明するための部分平面図である。 図において。 1と11は原パターン露光用マスク基板。 2と12は原パターン。 3と13は基板。 4は遠紫外線。 5と15はマスクパターン。 6はレーザビーム。 14は軟X線。 51は突起状欠陥。 52は欠損部分。 である。 ! ! j L ト令 本発明の4光用マスク/)梨造工程 第 1 図 第 3 図
Claims (4)
- (1)紫外線ないし遠紫外線を透過する材料から成る基
板と、 該基板の所定領域に形成され可視領域ないし遠紫外領域
の光を吸収するカラーセンタから成るマスクパターンを
有することを特徴とする露光用マスク。 - (2)前記基板の所定の部位に選択的に遠紫外線または
X線を照射することにより該部位にカラーセンタから成
るマスクパターンを形成することを特徴とする請求項1
の露光用マスクの製造方法。 - (3)前記基板における紫外ないし遠紫外領域を透過さ
せるべき部位に形成されたカラーセンタを選択的に加熱
することによって該部位に形成されている該カラーセン
タを消去することを特徴とする請求項1の露光用マスク
の製造方法。 - (4)請求項1記載の露光用マスク全体を加熱すること
によって、該露光用マスクに形成されているマスクパタ
ーンを消去したのち、請求項2記載の方法を用いて、前
記基板に新たなマスクパターンを形成することを特徴と
する露光用マスクの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63325077A JPH02166447A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 露光用マスクおよびその製造方法 |
EP89403531A EP0375534B1 (en) | 1988-12-20 | 1989-12-18 | Photomask and manufacturing method therefor |
DE68926659T DE68926659T2 (de) | 1988-12-20 | 1989-12-18 | Photomaske und Herstellungsverfahren |
US07/707,220 US5147742A (en) | 1988-12-20 | 1991-05-24 | Photomask and fabrication of the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63325077A JPH02166447A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 露光用マスクおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02166447A true JPH02166447A (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=18172895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63325077A Pending JPH02166447A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 露光用マスクおよびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5147742A (ja) |
EP (1) | EP0375534B1 (ja) |
JP (1) | JPH02166447A (ja) |
DE (1) | DE68926659T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516657A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 過渡色中心形成の抑制及びフォノンポピュレーションの制御による光学材料におけるレーザー誘起損傷の軽減 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19752713A1 (de) * | 1997-11-28 | 1999-06-02 | Zeiss Carl Fa | UV-Optisches System mit reduzierter Alterung |
DE19808461A1 (de) | 1998-03-02 | 1999-09-09 | Zeiss Carl Fa | Retikel mit Kristall-Trägermaterial |
US6279249B1 (en) | 1999-12-30 | 2001-08-28 | Intel Corporation | Reduced particle contamination manufacturing and packaging for reticles |
US20040013951A1 (en) * | 2001-04-02 | 2004-01-22 | Jun Wang | Method for machining translucent material by laser beam and machined translucent material |
WO2003025636A1 (en) * | 2001-09-14 | 2003-03-27 | Corning Incorporated | Photolithographic method and uv transmitting fluoride crystals with minimized spatial dispersion |
US6806039B2 (en) * | 2001-09-14 | 2004-10-19 | Corning Incorporated | Photolithographic element blank calcium strontium fluoride UV transmitting mixed fluoride crystal with minimized spatial dispersion |
JP4006226B2 (ja) | 2001-11-26 | 2007-11-14 | キヤノン株式会社 | 光学素子の製造方法、光学素子、露光装置及びデバイス製造方法及びデバイス |
WO2012009108A2 (en) * | 2010-06-28 | 2012-01-19 | Carl Zeiss Sms Ltd. | Controllable transmission and phase compensation of transparent material |
US10784196B2 (en) * | 2018-09-26 | 2020-09-22 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. | Semiconductor structure and manufacturing method thereof |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3512969A (en) * | 1964-09-22 | 1970-05-19 | Jean J A Robillard | Photographic process based on the quenching of color centers |
US3580688A (en) * | 1968-02-26 | 1971-05-25 | Irwin Schneider | Information storage with optic materials |
JPS5031824B2 (ja) * | 1972-08-31 | 1975-10-15 | ||
US4412947A (en) * | 1979-09-12 | 1983-11-01 | Seton Company | Collagen sponge |
GB2139781B (en) * | 1983-05-13 | 1986-09-10 | American Telephone & Telegraph | Mask structure for vacuum ultraviolet lithography |
US4894303A (en) * | 1983-06-24 | 1990-01-16 | Canyon Materials Research & Engineering | High energy beam-sensitive glasses |
US4670366A (en) * | 1983-06-24 | 1987-06-02 | Canyon Materials Research & Engineering | High energy beam sensitive glasses |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP63325077A patent/JPH02166447A/ja active Pending
-
1989
- 1989-12-18 DE DE68926659T patent/DE68926659T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-18 EP EP89403531A patent/EP0375534B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-24 US US07/707,220 patent/US5147742A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516657A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 過渡色中心形成の抑制及びフォノンポピュレーションの制御による光学材料におけるレーザー誘起損傷の軽減 |
US9059560B2 (en) | 2010-01-05 | 2015-06-16 | Kla-Tencor Corporation | Alleviation of laser-induced damage in optical materials by suppression of transient color centers formation and control of phonon population |
US9461435B2 (en) | 2010-01-05 | 2016-10-04 | Kla-Tencor Corporation | Alleviation of laser-induced damage in optical materials by suppression of transient color centers formation and control of phonon population |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0375534A2 (en) | 1990-06-27 |
EP0375534A3 (en) | 1990-11-28 |
DE68926659D1 (de) | 1996-07-18 |
US5147742A (en) | 1992-09-15 |
EP0375534B1 (en) | 1996-06-12 |
DE68926659T2 (de) | 1996-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2538728B2 (ja) | グレイ・レベル・マスクおよびその製造方法 | |
US8003281B2 (en) | Hybrid multi-layer mask | |
US6337161B2 (en) | Mask structure exposure method | |
JPH10268504A (ja) | ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法 | |
US11022874B2 (en) | Chromeless phase shift mask structure and process | |
JP4204611B2 (ja) | フォトマスクブランクの製造方法 | |
KR101020281B1 (ko) | 극자외선 리소그라피 마스크의 제조 방법 | |
JP5218190B2 (ja) | パターン形成方法、極端紫外露光用マスク、極端紫外露光用マスクの製造方法および極端紫外露光用マスクの修正方法 | |
JPH02166447A (ja) | 露光用マスクおよびその製造方法 | |
JP2012216638A (ja) | Euv露光用マスクの修正方法およびeuv露光用マスク | |
JP4197378B2 (ja) | ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びそのためのハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス並びにこれを用いたパターン形成方法 | |
TWI351586B (en) | Method and apparatus for compensated illumination | |
JP3828119B2 (ja) | ハーフトーン位相シフトマスクの製造方法 | |
JP2866010B2 (ja) | パターン形成方法 | |
JPH07152145A (ja) | ハーフトーン型位相シフトフオトマスク | |
KR101069433B1 (ko) | 극자외선 리소그래피를 위한 마스크의 패턴 임계치수 보정방법 | |
JP4522840B2 (ja) | フォトマスク、露光装置及び露光方法 | |
JPH0527413A (ja) | 露光装置用ホトマスク | |
JP2004157358A (ja) | ハーフトーン型位相シフトマスクブランク及び位相シフトマスク及びそのマスクを用いた半導体装置の製造方法。 | |
JPS63304250A (ja) | 微細レジストパタ−ンの形成方法 | |
KR20210016254A (ko) | Euv 포토 마스크 제조 방법 및 그를 포함하는 반도체 소자의 제조 방법 | |
Nunes et al. | Color centers photomasks produced by electron-beam lithography | |
JPS60175420A (ja) | パタ−ン形成方法 | |
JPH04155914A (ja) | X線露光方法 | |
JPS61154032A (ja) | X線露光方法 |