JPH02166388A - 原料投入バケット軟着装置 - Google Patents

原料投入バケット軟着装置

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JPH02166388A
JPH02166388A JP31815488A JP31815488A JPH02166388A JP H02166388 A JPH02166388 A JP H02166388A JP 31815488 A JP31815488 A JP 31815488A JP 31815488 A JP31815488 A JP 31815488A JP H02166388 A JPH02166388 A JP H02166388A
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Isamu Tago
多胡 勇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− 本発明は例えば非鉄金属溶解炉等の炉体に再生用原料ま
たはインゴットを衝撃なくt投入するための原料投入バ
ケット軟着装置に関する。
一従来の技術− 周知のように、例えば非鉄金属溶解炉等の炉体中に再生
用原料を投入するためには、レールに沿って8動する台
車を用いるスキップエレベータ方式、または、天井クレ
ーンに懸吊される原料投入バケットに、再生用原料や金
属インゴット等の原料を入れ、炉体中の既投入原料の直
上まで同原料投入バケットを懸吊した後、原料投入バケ
ットの底蓋な開いて原料を炉体中に投入する底開閉バケ
ット方式があるが、これらの方式のように、炉体の上部
からリターン材等を炉体中に落下させたのでは、落下リ
ターン材等が耐火レンガ内張材に衝撃的に当り、耐火レ
ンガが傷み、かなりの騒音が発生する。したがって、非
鉄金属溶解炉等にあっては、炉体の耐久性向上及び騒音
減少等の見地から、先に投入された再生用原料上に、新
たな役人材料を衝撃なく、投入することが望まれている
ところで、このような軟着目的に用いる従来の原料投入
バケットはクレーンキャリアのバケット巻上機にワイヤ
で懸吊されるバケット本体を備え、このバケット本体の
底蓋はバケット本体の側面に設ける作動モータや作動装
置等の作動器により開閉制御される。
−発明が解決しようとする課題− しかしながら、このような構造の原料投入バケットによ
ると、前述した作動器を遠隔制御するため、前記作動器
とクレーンキャリアの間を電源コー゛ド等で結合しなけ
ればならないが、原料投入バケットを炉体内部に懸吊す
る際、耐久性のない作動器及び電源コードが炉内の高温
ガスに晒させるから、早期に作動器及び電源コードが劣
化してしまい、頻繁に作動器及び電源コードを取替える
必要が生じている。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の軟着用原料
投入バケットの構造上の問題に鑑み、高温ガスに対して
耐久性のない作動器及び電源コードを用いずに、再生用
リターン材、インゴット等を静しゆくに投入できる原料
投入バケット軟着装置を得るにある。
−問題点を解決するための手段− この目的を達成するため、本発明は、パケット本体の底
部に設ける底蓋を開放することにより炉体中に原料を投
入する原料投入バケット軟着装置において、底蓋を開閉
するトグル機構の吊りリンクを介して前記バケット本体
をクレーンキャリアに懸吊し、前記炉体の上方に設ける
炉体に対して保持枠を上下動可能に懸吊し、同保持枠に
係合してバケット本体の全体重量を係持される係合部を
バケット本体の上部に設けることを提案するものである
一実 施 例− 以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
第2図は本発明による原料投入バケット軟着装置と、そ
の周辺設備を示し、非鉄金属溶解炉の炉体1に付設され
る設備フレーム2の上部にはクレーンキャリア3が移動
できる水平方向のレール4が架設され、同レール4に沿
フて横行できるクレーンキャリア3のパケット巻上機3
aには、バケットワイヤ4を介して詳細を後述するトグ
ルリンク機構の吊りリンク5が懸吊しである。即ち、こ
の吊りリンク5はバケット本体6を懸吊するもので、バ
ケット本体6は第2図に実線で示す位置から仮想線で示
す下降位置に下降されたとき、図示を省略する原料切出
し装置より原料を受入れる。また、上部を開放状態にお
かれた前記炉体1の上方は、開閉可能なフード7で覆わ
れており、原料を積載されたバケット本体6はクレーン
キャリア3の移動により仮想線で示された炉体1の上方
位置に移動できる。
第3図はバケット本体6の詳細を示し、上下を開放され
た筒型に作られるバケット本体6の下面は開閉支点8を
中心として開閉てきる一対の底蓋9A、9Bで覆っであ
る。即ち、これらの底M9A、9Bの開閉ブラケット9
aには、前述した吊りリンク5と共にトグルリンク機構
を構成する一対のトグルリンクI OA 、 10Bが
それぞれビン結合されているから、バケット本体6に対
して吊りリンク5が相対的に下降されると、底i9A、
9Bは第3図の仮想線で示すように強制的に開放される
。そして、バケット本体6の上部には放射方向のアーム
6bの先端に固定された係合部6cが設けられ、これら
の係合部6cの下面には、詳細を後述する保持枠が接触
できる。
一方、前記炉体1の上方には、前記設備フレーム2に取
付けられた一対の枠巻上機11A。
11Bから垂下されるフレームワイヤ12により上下動
される”コ“字状保持枠13が設けられる。この保持枠
13は第1図の位置から上方へ移動されると、前記バケ
ット本体6の係合部6cに接触してバケット本体6の全
体重量を負担できる。また、前記炉体1の上部には保持
枠13の最下降位置に感応する第4図示の枠感知スイッ
チS1が設けられ、また、前記バケット巻上機3aには
バケットワイヤ4の緩みを検出するロードセル等の張力
感応スイッチS2が設けられる。即ち、枠感知スイッチ
SLからの入力により制御装置は枠巻上機11A、11
Bを停止させて保持枠13を図示の最下降位置に待機さ
せ、また、張力感応スイッチS2からの入力信号により
制御装置は、バケット巻上機3aを反転させ一定時間後
に同バケット啓上機3aを停止させる。
図示実施例による原料投入バケット軟着装置は、以上の
ような構造であるから、通常状態における保持枠13は
第5図(a)示のように炉体1の上面に接触した待機位
置にある。
したがって、投入用の原料を積載されたパケット本体6
を第5図(a)示のように炉体1の上方に8動した後、
バケット巻上機3aによりバケットワイヤ4を繰出して
炉体1の内部にバケット本体6を下降させると、第5図
(b)示のように、炉体1の内部の既投入原料14にバ
ケット本体6が衝止される。
このため、バケットワイヤ4の張力が減少するから、張
力感応スイッチS2からの信号によりバケット巻上機3
aが反転され、同パケット啓上機3aが一定時間だけ反
転されるため、第5図(c)示のように既投入原料14
の上面から一定距l1l(この距離は底蓋9A、9Bが
完全に開放できる距離に定められる)だけ、離間した位
置でバケット本体6が停止される。
次に、制御装置は枠巻上機11A、11Bを正転させて
保持枠13を上昇させるが、この保持枠13がバケット
本体6の係合部6cに係合されて、なおも保持枠13が
上昇されると、吊りリンク5に対して相対的にバケット
本体6が上昇されるから、底i9A、9Bが第5図(d
)示のように自然に開放され、内部の原料が炉体1中に
投入される。この投入は既没人材料14の直上で行なわ
れるから、炉体内壁を構成する耐火レンガを損傷するこ
とがなく、落下エネルギが小さいので、落下騒音の少な
い投入となる。原料の投入後、保持枠13は第5図(e
)示のように、炉体1の表面に着座するまで下降するが
、保持枠13の下降に伴ってバケット本体6の底1i9
A。
9Bが自然に閉鎖し、枠感知スイッチS、が感応すると
、バケット巻上機3aの拘束が解除され、バケット本体
6を自由に操作できる状態に戻る。
一発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、底蓋
を開閉させるトグルリンク機構を介してバケット本体を
懸吊し、同バケット本体の係合部に係合する保持枠でバ
ケット本体の位置を制御するだけで原料を投入できるか
ら、新たな再生材料等を既投人材料上に静しゆくに投入
して耐火レンガの損傷を防止しかつ投入騒音を減少でき
るばかりでなく、炉体内の高温ガスに晒されても、早期
に劣化することのない構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のI−、I線に沿う断面図、第2図は本
発明による原料投入バケット軟着、装置を組込んだ原料
投入設備の側面図、第3図は一部を切欠いて示すバケッ
ト本体の側面図、第4図は原料投入バケット軟着装置の
ブロックダイヤグラム、第5図(a)〜(e)は同原料
投入バケット軟着装置の原料投入工程図である。 1・・・炉体、 3・・・クレーンキャリア、 3a・・・バケット巻上機、 5・・・吊りリンク、 6・・・バケット本体、 6c・・・保合部、 9A、9B・・・底蓋、 11^、11B・・・枠巻上機、 13・・・保持枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)バケット本体の底部に設ける底蓋を開放することに
    より炉体中に原料を投入する原料投入バケット軟着装置
    において、底蓋を開閉するトグル機構の吊りリンクを介
    して前記バ ケット本体をクレーンキャリアに懸吊し、前記炉体の上
    方に設ける炉体に対して保持枠を上下動可能に懸吊し、
    同保持枠に係合してバケット本体の全体重量を保持され
    る係合部をバケット本体の上部に設けたことを特徴とす
    る原料投入バケット軟着装置。
JP31815488A 1988-12-16 1988-12-16 原料投入バケット軟着装置 Expired - Fee Related JPH071154B2 (ja)

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