JPH02165672A - 光検知装置のアパーチャ - Google Patents

光検知装置のアパーチャ

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JPH02165672A
JPH02165672A JP63322372A JP32237288A JPH02165672A JP H02165672 A JPH02165672 A JP H02165672A JP 63322372 A JP63322372 A JP 63322372A JP 32237288 A JP32237288 A JP 32237288A JP H02165672 A JPH02165672 A JP H02165672A
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JP
Japan
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aperture
tapered hole
light
window
receiving element
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Pending
Application number
JP63322372A
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English (en)
Inventor
Hajime Sudo
須藤 元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 光検知装置に関し、 装置の小型化及び背景光量差を無くすことを目的とし、 受光素子の受光面に該受光素子に入射する光量を制限す
る窓を備えたアパーチャを設け、前記窓がアパーチャの
裏面側で細くなるテーパー孔と、該テーパー孔の表面側
開口を該テーパー孔の最小幅と同幅以下に絞るひさし部
とを備える構成とした。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光検知装置のアパーチャに関し、特に多素
子型赤外線センサのアパーチャに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、多素子型赤外線センサを有する光検知装置におい
ては、例えば第4図に示すように、基板1に1次元的、
又は2次元的に受光素子11が配置され、各受光素子1
1に周囲から不要な背景光が入射することを防止するた
め、その四方の横側を光検知器本体10から少し離れた
位置で取り囲むシールド(コールドシールド)12が配
置されている。
また、第5図に示すように各受光素子11に対応した部
分を薄膜Poの表面を垂直に開口した窓30を設けたア
パーチャ20も提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第4図に示した従来例によれば、素子の数が増加す
ればするほど基板10の長さが長くなるのでシールド1
2の長さを長くし、また、各受光素子11の入射光量を
制限するためにシールド12の高さを高くする必要があ
る。
また、受光素子IIの位置によって入射する光の範囲、
即ち、視野角αが異なるので各受光素子11ごとに入射
する背景光量が異なり、この背景光量による各受光素子
11の出力のオフセット電圧が異っている。このオフセ
ット電圧は両端に配置された受光素子11では小さく中
央部に配置された受光素子11では大きくなる。光検知
装置のダイナミックレンジはこの背景光量の差が無視で
きる範囲としなければならないので、最大となる中央部
の受光素子11のオフセット電圧を基準にしてその基準
電圧よりも高いレンジの出力を光検知装置のダイナミッ
クレンジとしなければならず、ダイナミックレンジが狭
くなる欠点もある。この欠点は、受光素子11の素子数
が多くなればなるほど顕著になる。
また、上記第5図に示した従来例によると、各素子の視
野角αの範囲外の入射光が善意30の内周壁に反射して
、受光素子11に入射することになり、画像の鮮明さを
損なうことになる。
この発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、
受光素子を有する光検知装置の小型化を図ることと、各
受光素子の背景光量差を無くし、且つ画像の鮮明化を図
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る光検知装置は、前記目的を達成するため
、第1図に示すように、多素子型受光センサ1の各受光
素子11に入射する光量を制限する窓3を備えたアパー
チャにおいて、前記窓3が裏面側で細くなるテーパー孔
4と、該テーパー孔4の表面側開口5を該テーパー孔4
の最小幅と同幅に絞るひさし部6とを備える。
〔作 用〕
この発明によれば、各受光素子11の視野角αはひさし
部6によって絞られた開口5の幅と、アパーチャ2の厚
さによって決定される。従って、従来のコールドシール
ドI2は不要となり、装置全体を小型にできるとともに
、受光素子11の位置と無関係に視野角αを一定に設定
することができる。
また、テーパー孔4を設けることによって該テーパー孔
4で1回だけ反射されて各受光素子11に入射する角度
範囲θが狭くなる。また、テーパー孔4の内周面を吸光
性物質で構成する場合には、テーパー孔4の内周面での
吸収による背景光量の減少を著しく大きくすることがで
きる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する
第2図は本発明に係るアパーチャを用いた光検知装置の
縦断面図である。同図に示すように、この装置は一面(
ここでは上面)に多数の受光素子11を有する基板1と
、その−面に固定されたシリコンによるアパーチャ2と
を備えている。アパーチャ2の各受光素子11に対応る
す位置には窓3が形成され、この窓3を通過した光が各
受光素子11に受光され、各受光素子11はその受光量
に対応した電圧を有する信号を出力するようになってい
る。善意3はアパーチャ2の裏面側(図上、下側)で細
(なるテーパー孔4と、該テーパー孔4の表面側聞口5
を該テーパー孔4の最小幅と同幅に絞るひさし部6とを
備えている。
前記テーパー孔4の内周面は、必要に応じて感光波長帯
の光を吸収する吸光体8で覆われる。この吸光体8の構
成は、感光波長帯の光(例えば赤外線)を吸収するよう
に構成してあればよく、ここでは、窒化珪素(SiN)
層8aとこれの外周側に積層された酸化珪素(S i 
Oz ) 718 bとで構成されている。
また、前記ひさし部6は、当然のことながら感光波長帯
の光を遮断する不透明材料で形成される。
この実施例では、ひさし部6をアルミニウム薄膜6aと
これの表面に順に積層されたSiN層6b及びSiO□
層6Cで構成することにより、不透明であると同時に表
面側に入射する感光波長帯の光を吸収するように構成し
である。
次に、前記アパーチャ2を製造する手順を第3図に基づ
き説明する。
まず、シリコンの板体P、が用意され、この板体P1が
例えばスライシングあるいはエツチングにより所定の厚
さの薄膜P、に形成される。この薄膜P2の片面に例え
ば蒸着等によってアルミニウム薄膜6aを付着させ、ポ
ジレジストを所定のパターンに塗布してからエツチング
により所定の位置に開口5を形成する。この後、硝酸(
HNO3)とフッ化水素(HF)との混合液を使用して
薄膜P2に異方性エツチングによりテーパー孔4を形成
する。更に、この後、SiN層5b、8aと310 z
層5c、3bをCVD法により形成させることにより前
記アパーチャ2を得ることができる。
尚、SiN層6b、8a及び5i02層6c。
8bの厚さは二重膜の無反射条件にできるだけ近くする
さて、この実施例に係る光検知装置では、各受光素子1
1の視野角αはひさし部6によって絞られた開口5の幅
と、アパーチャ2の厚さhによって決定される。従って
、従来のコールドシールド12は不要となり、装置全体
を小型にできる。また、受光素子11の位置と無関係に
視野角αを一定に設定することができるので、各受光素
子11の背景光量が一定になり、各受光素子11の出力
のオフセット電圧を一定に設定して光検知装置のダイナ
ミックレンジを大きくすることができる。
更に、背景光のうちテーパー孔4への1回の反射のみで
受光素子11に入射する角度範囲θが、窓3を第2図の
仮想線で示す円孔3°に形成する場合よりも狭くなり(
逆にいうとテーパー孔4の吸光性内周面で2回以上反射
された光が受光素子11に入射する角度が広くなり)、
その分吸光体での光の吸収が増し、受光素子11に到達
する背景光量を減少させることかできる。例えば、テー
パー孔4の内周面の反射率を20%とすれば、2回反射
した後の反射光の光量は4%になる。その結果、各受光
素子11の出力のオフセント電圧を一層低く設定して光
検知装置のダイナミックレンジを一層大きくすることが
できる。
なお、以上の説明では、開口5及びテーパー孔4が円形
としであるが、開口5及びテーパー孔4がスリット状(
矩形)に形成される場合にもこの発明は適用できる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明の光検知装置によれば、
光ネ全知器本体に薄膜状のアパーチャを固定することに
より、従来のコールドシールドが不要になり、装置全体
を小型に、かつ、軽量にすることができる。また、各受
光素子の視野角がアパーチャの窓の開口の幅とアパーチ
ャの厚さとによって決定されるので、各受光素子の背景
光量をその配置箇所に無関係に一定にすることができる
また、善意にテーパー孔を設けることにより、窓の中で
1回の反射で受光素子に入射する背景光の入射角範囲が
狭くなり、窓の開口部への入射背景光量に比べて受光素
子への到達背景光量を著しく少なくすることができる。
その結果、各受光素子の出力のオフセット電圧を低くし
て、光検知装置のダイナミックレンジを大きくすること
ができ、この効果は窓の内周面に吸収体を設けることに
よって更に増すことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る光検出装置の要部の
拡大断面図、第2図は該光検出装置の断面図、第3図は
そのアパーチャの製造工程を順に示す説明図、第4図は
従来例のシールドの縦断面図、第5図は従来のアパーチ
ャ断面図である。 図中、 1・・・受光素子、 2・・・アパーチャ、 3・・・窓、 4・・・テーパー孔、 /HeεE@っ づ芭4?リ 断6niコ第 図 本発明源理図 第 図 第 図 81−辛4  シー+vl−’  1lraJtjJ第 図 夜来。アバ−+マ♂IT6b131 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕多素子型受光センサ(1)の各受光素子(11)
    に入射する光量を制限する窓(3)を備えた光検知装置
    のアパーチャにおいて、前記窓(3)が裏面側で細くな
    るテーパー孔(4)と、該テーパー孔(4)の表面側開
    口(5)を該テーパー孔(4)の最小幅と同幅以下に絞
    るひさし部(6)とを備えることを特徴とする光検知装
    置のアパーチャ。 〔2〕テーパー孔(4)の内周面が光吸収物質である吸
    収体(8)で構成された請求項1に記載の光検知装置の
    アパーチャ。
JP63322372A 1988-12-20 1988-12-20 光検知装置のアパーチャ Pending JPH02165672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63322372A JPH02165672A (ja) 1988-12-20 1988-12-20 光検知装置のアパーチャ

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Publication Number Publication Date
JPH02165672A true JPH02165672A (ja) 1990-06-26

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ID=18142909

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JP (1) JPH02165672A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583058A (en) * 1992-09-17 1996-12-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Infrared detection element array and method for fabricating the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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