JPH0216510A - 屈折率分布カプラ - Google Patents

屈折率分布カプラ

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JPH0216510A
JPH0216510A JP16850888A JP16850888A JPH0216510A JP H0216510 A JPH0216510 A JP H0216510A JP 16850888 A JP16850888 A JP 16850888A JP 16850888 A JP16850888 A JP 16850888A JP H0216510 A JPH0216510 A JP H0216510A
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和也 滝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光導波路を用いた光素子における屈折率分布
カプラに関するものである。
[従来技術] 従来、光素子は光通信や光制御に利用することを目的と
して研究されて5きた。このため光素子相互の接続や、
また光通信では光素子と光ファイバの接続には光素子と
光ファイバを高効率に接続する必要があった。従来行わ
れてきた光素子と光ファイバの接続法を第4図〜第6図
に示す。第4図に示す端面結、合法は光素子200中の
光導波路210に、光ファイバ100から出射した回折
ひろがりを持つ光を適切なレンズ220で集束するもの
であり、第5図に示す端面直接結合法は、光素子200
の光導波路210上に光導波路210より屈折率の小さ
い材料300を紫外線硬化樹脂等の光学用接着剤ではり
つけた後、端面研磨を行い、一方ファイバ100もルビ
ー等のガイド310に固定した後、研磨を行い、この二
つを位置合わせした後、光学接着剤で固定する。
また第6図に示す溝あけ法では光素子200の導波路2
1oにイオンミリング等のドライエッチジグ法による溝
をあけ、この溝に合うようにファイバ100にエツチン
グをほどこした後、溝にはめ込んで紫外線硬化樹脂等の
光学接着剤で固定するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、端面結合法、端面直接結合法では端面に
おいて導波路の幅は2〜3μm程度となるためチッピン
グ無く研磨を行うことが困難で、またファイバとの位置
合わせも難しかった。
一方、溝あけ法、は位置合わせは容易になるものの溝の
エツチング、ファイバのエツチングを精度良く安定して
行うことが困難だった。更に端面結合法、端面直接結合
法及び溝あけ法は導波路界面が一方は空気に接し、他方
はバルク領域に接するいわゆる非対称導波路のため光フ
ァイバの界分布と一致しないので結合効率が低かった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、屈折率分布を持った光素子においてこの人出
射面を傾斜させ、位置合わせ用の溝を用いることで屈折
率分布領域によって光ファイバの界分布と一致したビー
ム形状の入出射光の結合を行うことができ、また入出射
光が基板と平行なため容易な調整で高い効率の光素子と
光ファイバの結合を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明の屈折率分布カプラと
光ファイバの接続法は導波路端部に光を所望する形状で
人出射する屈折率分布領域と入出射光の角度を変えるよ
うに研削した入出射面と、光ファイバの位置合わせを行
う溝を備えている。
[作用] 上記の構成を有する本発明において屈折率分布領域で光
は光ファイバを伝搬する界分布に合わせた形状で人出射
し、傾斜を持たせた端面で屈折により溝で位置合わせし
た光ファイバの軸方向と合致した方向に光を人出射する
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、第2図は断
面図である。
光素子110は例えばLiNb01結晶上にTi拡散等
の手段による光導波路から成り光の入出射部に屈折率分
布領域140を持ち、更に光の進行方向に垂直に、かつ
表面と特定の角度を持つ溝130を鏡面加工する。また
光の進行方向と同一方向に光フアイバ100位置合わせ
用の溝を加工する。
この溝の加工法を第3図に示す。光入出射用の溝130
は一例としてSiCから成る研削用ブレード160を光
の入出射方向に垂直でかつ表面と特定の角度を成すよう
に、また研削液には5IO3を混入して鏡面加工を行う
。この方法で実用可能な鏡面が得られる。一方、位置合
わせ溝120は超鋼ドリルにより切削加工を行う。切削
加工は研削加工に比べてチッピングを生ずるという欠点
はあるが位置が分散しているためファイバの位置精度に
は影響しない。屈折率分布領域140は6000μmの
長さにわたって厚さが光の進行方向(X輪)に400X
 ((−x/6000)””+1)(人)の分布を持つ
ようにTi薄膜をY−cutLiNboB上に生成し、
これを1000℃゛で6時間拡散することで得られる。
この領域からの出射光は表面と約0.0113 (ra
d)の角度を成す。LiNbO3の屈折率はY−cut
結晶、7Mモード伝搬で2.2であるので研削面を表面
と約1.558 (rad)とすることで出射光は表面
と平行になる。集束位置は分布領域140端から約85
0μm1深さ22μmにあるため光フアイバ100先端
を軸方向と0.0128rad傾斜して研磨し、位置合
わせ溝120の先端面を60@とすると先端深さ147
μmとすることで突き当てで位置合わせでき、調整不要
で光素子110と光ファイバ100が結合できる。
尚、本実施例では研磨面131で光を集束させファイバ
を斜めに研磨して突き当てで結合する例を示したが光フ
ァイバ100は垂直に研磨し、結晶外で集束した光と結
合しても良いことはいうまでもない。
また溝130,120の製造方法も機械加工に限らずレ
ーザ加工、イオンミリング等を用いてもよいのである。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
簡単な構造、位置合わせて高効率の光素子と光ファイバ
の結合が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は、屈折率分布カプラと光ファイバと
を示す斜視図であり、第2図は、その断面図であり、第
3図は、その加工法の説明図であり、第4図は、従来の
端面結合の説明図であり、第5図は、従来の端面直接結
合の説明図であり、第6図は、従来の溝あけ法の説明図
である。 図中、100は光ファイバ、110は光素子、120は
位置合わせ溝、130は研削溝、140は屈折率分布領
域である。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象とする波長に対して透過率が高い光学材料上に
    、より屈折率の高いいわゆる光導波路を形成し、この光
    導波路で光を操作する光素子の光入出射部に光の進行方
    向に屈折率が漸次変化するいわゆる屈折率分布カプラに
    おいて、入出射面に角度の傾斜を持たせたことを特徴と
    する屈折率分布カプラ。 2、入出射光が基板と平行となるように入出射端面を傾
    斜させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の屈折率分布カプラ。 3、光ファイバの位置合わせ用の溝を加工したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の屈折率分布カプ
    ラ。
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