JPH0216480B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216480B2 JPH0216480B2 JP56105447A JP10544781A JPH0216480B2 JP H0216480 B2 JPH0216480 B2 JP H0216480B2 JP 56105447 A JP56105447 A JP 56105447A JP 10544781 A JP10544781 A JP 10544781A JP H0216480 B2 JPH0216480 B2 JP H0216480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- cleaning tank
- sodium
- pressure
- cleaning liquid
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえば高速増殖炉に使用される燃
料集合体、部品、器具などの機器類に付着したナ
トリウムをすみやかに洗浄し得るナトリウム付着
機器の洗浄装置に関する。
料集合体、部品、器具などの機器類に付着したナ
トリウムをすみやかに洗浄し得るナトリウム付着
機器の洗浄装置に関する。
従来ナトリウムの付着した機器の洗浄には不活
性ガス中に水蒸気を混入させる水蒸気洗浄や、ア
ルコール中に浸漬させるアルコール洗浄法や水中
に浸漬させたり、水を掛けたりする水洗浄法など
が多く使用されてきた。これら洗浄法の欠点はネ
ジ部のような微小間隙部のナトリウムが除去し難
いことである。この欠点を改良する洗浄法として
減圧洗浄法がある。この洗浄法は被洗浄機器を水
中に浸漬し、水面上のガス空間からガスを吸引し
常に減圧状態に保ち、被洗浄機器に付着したナト
リウムと水との化学反応により生ずる水素の拡散
を速くし、洗浄効果を上げるものである。この減
圧洗浄法の欠点としては第１図に示す様に、常に
減圧状態でナトリウムと水を反応させる為に、こ
の反応によつて生ずる水素の気泡が大きくなり、
微小間隙部を閉塞させる状態になり、ナトリウム
面への水の補給が少なくなり、またナトリウムと
水との反応によつて生ずる液体反応生成物が反応
面に溜まり、ナトリウムと水との反応速度が低下
し、それにより洗浄効果が低下することにある。
性ガス中に水蒸気を混入させる水蒸気洗浄や、ア
ルコール中に浸漬させるアルコール洗浄法や水中
に浸漬させたり、水を掛けたりする水洗浄法など
が多く使用されてきた。これら洗浄法の欠点はネ
ジ部のような微小間隙部のナトリウムが除去し難
いことである。この欠点を改良する洗浄法として
減圧洗浄法がある。この洗浄法は被洗浄機器を水
中に浸漬し、水面上のガス空間からガスを吸引し
常に減圧状態に保ち、被洗浄機器に付着したナト
リウムと水との化学反応により生ずる水素の拡散
を速くし、洗浄効果を上げるものである。この減
圧洗浄法の欠点としては第１図に示す様に、常に
減圧状態でナトリウムと水を反応させる為に、こ
の反応によつて生ずる水素の気泡が大きくなり、
微小間隙部を閉塞させる状態になり、ナトリウム
面への水の補給が少なくなり、またナトリウムと
水との反応によつて生ずる液体反応生成物が反応
面に溜まり、ナトリウムと水との反応速度が低下
し、それにより洗浄効果が低下することにある。
本発明はこの欠点を除去するためになされたも
ので、ナトリウムと水との反応によつて生ずる水
素気泡を敏速に拡散させ、短時間で効率良く微小
間隙部のナトリウムを洗浄し得るナトリウム付着
機器の洗浄装置を提供することを目的とする。
ので、ナトリウムと水との反応によつて生ずる水
素気泡を敏速に拡散させ、短時間で効率良く微小
間隙部のナトリウムを洗浄し得るナトリウム付着
機器の洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明のポイントは減圧と加圧をくり返し行な
うことにより、反応によつて生ずる水素気泡を微
小間隙部より敏やかに拡散させることにある。
うことにより、反応によつて生ずる水素気泡を微
小間隙部より敏やかに拡散させることにある。
すなわち本発明は減圧状態で水素気泡や液体反
応生成物を敏やかに拡散させる特徴と、減圧状態
で第１図の様な閉塞が生じた時に加圧することに
より水素気泡の体積を減少させ、第２図の様に水
素気泡が微小間隙の両側壁面に密着しない程度ま
で加圧し、浮力により敏速に上方へ拡散させる特
徴を利用したものである。
応生成物を敏やかに拡散させる特徴と、減圧状態
で第１図の様な閉塞が生じた時に加圧することに
より水素気泡の体積を減少させ、第２図の様に水
素気泡が微小間隙の両側壁面に密着しない程度ま
で加圧し、浮力により敏速に上方へ拡散させる特
徴を利用したものである。
以下第３図を参照しながら本発明に係る装置の
一実施例を説明する。
一実施例を説明する。
第３図において洗浄タンク１には、被洗浄機器
２を挿入する蓋３が設けられており、機器の出入
れが可能な構造になつている。またこの洗浄タン
ク１に洗浄液を供給する供給用パイプ４と洗浄後
の廃液を流し出す流出用パイプ５が設けられてお
り洗浄液の出入れが可能な構造になつている。ま
たこの洗浄タンク１の上部には、洗浄タンク１内
の圧力を上下させるために蒸気除去装置６とバル
ブ７，８を介して真空ポンプ９と加圧装置１０が
接続されている。この蒸気除去装置６は減圧時等
に洗浄液が沸騰して発生する多量のベーパーが真
空ポンプ９や加圧装置１０に付着して故障の原因
になることを防止する。また洗浄液１１の温度を
コントロールして洗浄速度を上げるために、ヒー
タ１２と熱電対１３、温度制御器１２が設けられ
ている。また洗浄液１１中のPH濃度を測定した洗
浄の進行過程を監視し、洗浄液１１の交換時期を
判断できるようにする為にPH濃度計１５が設けら
れている。
２を挿入する蓋３が設けられており、機器の出入
れが可能な構造になつている。またこの洗浄タン
ク１に洗浄液を供給する供給用パイプ４と洗浄後
の廃液を流し出す流出用パイプ５が設けられてお
り洗浄液の出入れが可能な構造になつている。ま
たこの洗浄タンク１の上部には、洗浄タンク１内
の圧力を上下させるために蒸気除去装置６とバル
ブ７，８を介して真空ポンプ９と加圧装置１０が
接続されている。この蒸気除去装置６は減圧時等
に洗浄液が沸騰して発生する多量のベーパーが真
空ポンプ９や加圧装置１０に付着して故障の原因
になることを防止する。また洗浄液１１の温度を
コントロールして洗浄速度を上げるために、ヒー
タ１２と熱電対１３、温度制御器１２が設けられ
ている。また洗浄液１１中のPH濃度を測定した洗
浄の進行過程を監視し、洗浄液１１の交換時期を
判断できるようにする為にPH濃度計１５が設けら
れている。
また本発明を用いた洗浄の手順は例えば次の様
なものである。まづ、洗浄タンク１の蓋３を開け
被洗浄機器２を挿入し、供給用パイプ４から洗浄
液例えば水を注入する。次にヒータ１２により適
当に加熱し所定の温度に制御し、バルブ１６，１
７が完全に閉じていることを確認した後、真空ポ
ンプ９と加圧装置１０を交互に作動させ、バルブ
７，８を切替えることにより、洗浄タンク１内の
圧力を変動させ、洗浄を行なう。また洗浄中常に
PH濃度計１５により洗浄液中のPH濃度を監視し上
昇したら、バルブ１６，１７を開にし新しい洗浄
液と交替して行なう。
なものである。まづ、洗浄タンク１の蓋３を開け
被洗浄機器２を挿入し、供給用パイプ４から洗浄
液例えば水を注入する。次にヒータ１２により適
当に加熱し所定の温度に制御し、バルブ１６，１
７が完全に閉じていることを確認した後、真空ポ
ンプ９と加圧装置１０を交互に作動させ、バルブ
７，８を切替えることにより、洗浄タンク１内の
圧力を変動させ、洗浄を行なう。また洗浄中常に
PH濃度計１５により洗浄液中のPH濃度を監視し上
昇したら、バルブ１６，１７を開にし新しい洗浄
液と交替して行なう。
このようにして本発明に係る装置の機器類に付
着したナトリウム、特に微小間隙部のナトリウム
を効率よく洗浄できるため、洗浄時間が大巾に短
縮され、また複雑な型状を有する機器の洗浄も行
なうことができる。
着したナトリウム、特に微小間隙部のナトリウム
を効率よく洗浄できるため、洗浄時間が大巾に短
縮され、また複雑な型状を有する機器の洗浄も行
なうことができる。
以上説明したように本発明によればナトリウム
付着機器を従来例よりも効率よく確実に洗浄でき
る。
付着機器を従来例よりも効率よく確実に洗浄でき
る。
第１図は従来の洗浄装置を模式的に示す縦断面
図、第２図は本発明に係る洗浄装置を模式的に示
す縦断面図、第３図は本発明に係る洗浄装置の構
成を示す縦断面図である。 １０１……洗浄容器、１……洗浄タンク、１０
２……被洗浄機器部分モデル、６……蒸気除去装
置、１０３……微小間隙部付着ナトリウム、１
６，１７……バルブ、１８……つり下げワイヤ
ー、１０４……水素気泡、１０５……洗浄液、１
０６……フランジ、１０７……真空引きノズル、
１０８……バルブ、１１１……真空ポンプ、１０
９……加圧ノズル、１１０……バルブ、１１２…
…加圧装置。
図、第２図は本発明に係る洗浄装置を模式的に示
す縦断面図、第３図は本発明に係る洗浄装置の構
成を示す縦断面図である。 １０１……洗浄容器、１……洗浄タンク、１０
２……被洗浄機器部分モデル、６……蒸気除去装
置、１０３……微小間隙部付着ナトリウム、１
６，１７……バルブ、１８……つり下げワイヤ
ー、１０４……水素気泡、１０５……洗浄液、１
０６……フランジ、１０７……真空引きノズル、
１０８……バルブ、１１１……真空ポンプ、１０
９……加圧ノズル、１１０……バルブ、１１２…
…加圧装置。
Claims (1)
- １ 洗浄液を収納する洗浄タンクと、この洗浄タ
ンク内に前記洗浄液を供給し、また洗浄タンク外
へ排出する洗浄液の供給排出手段と、前記洗浄タ
ンク内圧力を上昇および降下させる圧力変動手段
とを具備し、圧力変動手段は洗浄タンクにそれぞ
れ連通可能に設けられた減圧手段および加圧手段
と、これらの減圧手段および加圧手段と前記洗浄
タンクとを交互に切換えて連通せしめる切換手段
とからなり、圧力変動手段と洗浄タンクとを連通
する配管の途中には蒸気除去装置が配設され、さ
らに洗浄タンクには洗浄液のPH濃度を測定するPH
濃度計が設けられ、また温度検出手段およびヒー
タを有する温度制御器を備えたことを特徴とする
ナトリウム機器洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10544781A JPS587600A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | ナトリウム機器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10544781A JPS587600A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | ナトリウム機器洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587600A JPS587600A (ja) | 1983-01-17 |
| JPH0216480B2 true JPH0216480B2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=14407837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10544781A Granted JPS587600A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | ナトリウム機器洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587600A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165000A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of cleaning structure adhered with sodium |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10544781A patent/JPS587600A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165000A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of cleaning structure adhered with sodium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS587600A (ja) | 1983-01-17 |
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