JPH02164264A - リニヤ形リラクタンスモータ - Google Patents

リニヤ形リラクタンスモータ

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JPH02164264A
JPH02164264A JP31495488A JP31495488A JPH02164264A JP H02164264 A JPH02164264 A JP H02164264A JP 31495488 A JP31495488 A JP 31495488A JP 31495488 A JP31495488 A JP 31495488A JP H02164264 A JPH02164264 A JP H02164264A
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JP
Japan
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teeth
iron
grooves
iron cores
magnetic
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Pending
Application number
JP31495488A
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English (en)
Inventor
Isao Matsuda
功 松田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人 産業上の利用分針 本発明は、小型で大トルクが得られまた大容量化もでき
簡単な構造のリニヤ形リラクタンスモータに関する。
B 発明の概要 本発明は、平坦な電機子部と磁極部とを有してリラクタ
ンストルクにてリニヤ駆動されろモータであって、電機
子部は歯と溝とが周期的に配列した3本の鉄心を120
°の位相差をもって幅方向にずらして並べ、磁極部はこ
の3本の鉄心を横切ってまたがる磁極を長手方向に配列
し、上記3本の鉄心の間とこの間に当る全磁極位置との
いずれか一方にリング状のコイルを備丸でいる。
C従来の技術とその課題 リラクタンストルクを利用するリラクタンスモータとし
ては、従来、第3図ないし第5図に示す固定子を有し、
これらの図に示すように、ヨーク1.鉄心2.コイル3
.スロット4があり、コイル3は亀甲型に形成されてそ
の直線部がスロット4内に嵌め込まれる構造となってい
る。そして、このコイル3はY結線されて三相電源に接
続され回転磁界を生ずるものである。
一方、リラクタンスモータの回転子は、強磁性体で形成
された塊状であって、磁気凹凸性を有する構造が一般的
である。
ところが、この種モータは、今まで、小容量のものしか
作られていないのが現状である。
これは、大トルクを発生させるべく極数を多くすると励
磁電流が増大して力率・効率とも低下すること、極数増
大に伴いスロットも多数となって機械の体格が極めて大
形になること、コイルエンド部の増大に伴い更に体格が
大形化し銅損も大きくなること等に基因する。
このため、本発明者は全く新規なリラクタンスモータと
して次のような固定子(電機子)を提案した。ここで、
乙の新たな固定子を原理から説明する。
第6図は簡単のためNS極を有する永久磁石からなろ2
極の回転子5と固定子6とを示し、第7図は第6図■−
■断面であって第8図に示すリング状のコイル7n、7
bを固定子の周方向に配置した例を示している。第7図
において、2個のコイル7a、7bにより固定子6の歯
を通る磁束をφ1φ2φ3と仮定する。
一方、コイル7a、7bはU相からv相へ右巻きに巻回
し、更にW相からV相へも右巻きに巻回して、三相交流
を通電する。このようにするとコイル?a、7bによっ
て第9図に示す鎖交磁束φ、φ5を生ずる。すなわち、
第10図に示すベクトル図にて電圧V、がUからVへ向
うベクトルで、電圧v2がWからVに向うベクトルとな
る。そして、 v=vo幽ωtとすれば、 v 、 = −v。−(ωt  aπ)となる。
コイル7aに鎖交する磁束φとコイル7bに鎖交する磁
束φ−よ、 となる。
φ、= f vadt。
φ、= f vbdt したがって、 φ、= fvadt= f voimcc+tdt=’
 06 (ωt −π)ω 第7図、第9図にてφ、=φ、、φ3=−φ5の関係に
あるから、φ2は次式となる。
したがって、 φ1−5(ト)(ω【−π) ω こうして、磁束φ1φ2φつは互にiπずつずれな磁束
となる。
以上の結果、第11図に示す三相交流をV結線コイル7
a、7bに通電することにより、第12図に示すように
固定子には電気角で120°ずっずれた各相の磁束が生
じ、図示の如< 、u、V、W相にて模擬的に矩形に示
す磁極を生ずることになる。
しかも、この磁極は、第12図(al (bl (C)
に示すように時間と共に順に変化することになる。
すなわち、第11図に示すように時刻tにて第12図(
a)、時刻t2にて第12図fb)、時刻t3にて第1
2図ta+に示す磁極分布状態となる。
この第12図(al (bl (clにおいて、記号「
N」rSJは最大磁界、rnnJrssJは中磁界(最
大磁界0.8(i6)   rnJrsJは弱磁界(最
大磁界の0.5)をそれぞれ示しており、時刻t、 t
2t3ノ変化により第12図(al (b) (cl 
(Dパターンに磁極が変化する。そして乙のパターンは
、第12図(a)を例にとると、第12図(a)におい
て、xy座標を採り、例丸ばy軸上の74点でX方向の
磁界を積分してこの積分値を14点の磁界の強さとする
。y2点でも同様となる。すなわち任意のy、、点の磁
界の強さを求めそれをy軸上に展開すると完全ではない
が正磁波分布となった。
以上の結果、固定子6の周方向に正弦波に分布した磁極
が生じ、その磁極位置が第12図(dlに示すように時
刻の進行と共に順にずれて回転磁界を生ずることとなっ
た。
次に励磁コイル(リング状コイル)につき説明する。第
13図に示すようにコイルNを巻回したコアを考えろと
き、第13図(alと第13図(blとのエアギャップ
Gが同じで、このギャップGに要する磁界の強さが同じ
であるから、各歯に巻回したコイルの起磁力も同じであ
る。してみると、第13図ta+と第13図+c+とに
よって歯の数が異なっていても第13図(C1の全体を
励磁することで、起磁力が一定となる。すなわち、1個
のコイルで所望の磁界の強さを得ることができる。
このような原理に基づく固定子の具体的な構造としては
、第14図および第15図に示すものとした。つまり、
3個のリング状の鉄心20と2個のリング状のコイル2
1を有しており、リング状の鉄心20は第15図にも示
すように、その内周壁に周方向に沿って複数個の歯22
が設けられている。一方、リング状の鉄心20間に介在
されるリング状のコイル21は2個のリング状のコイル
21の引出し線を■結線に接続している。
リング状の鉄心20の3個のものは、同一形状の歯22
の形を有し、それぞれの鉄心20は第15図の如く電気
角で120°ずつ相互にずれろように配置される。また
、各リング状の鉄心20相互はその外周にヨーク23が
橋架されて磁気的に結合される。
しかしながら、上述の如き新規な固定子を提案してもリ
ラクタンスモータの回転子としては、なお、小容量のス
テップモータにみられろ単なる塊状の磁気凹凸性を有す
る構造であって、うず電流積が大きく、第6図に示され
ろ永久磁石を採用したとしても大容量化は無理である。
更に、今までの説明は回転駆動機械に関するものである
が、この固定子を利用して直線連動をさせろ駆動系があ
っても良い。
本発明は、直線運動可能なリラクタンスモータであって
、上記回転子をリニヤ駆動に改良すると共にうず電流積
が少なく大容量化を可能としたリニヤ駆動用固定子を得
るリニヤ形リラクタンスモータを提供する。
D 課題を解決するための手段 上述の目的を達成する本発明は、平坦な電機子部と磁極
部とを対向させ、電機子部は歯溝交互に備えた鉄心を相
互に120°ずつずらして3本並べ、上記磁極部は鉄心
を横切って長手方向に積層した磁極を長手方向複数列配
列し、上記鉄心間及び磁極全体のいずれか一方にリング
状のコイルを備えたものである。
E  作     用 磁極の長手方向に三相交番磁束を生じさせ、この交番磁
束を鉄心に通すことにより歯と溝との磁気抵抗の違いに
よる駆動力を生ずる。
F実施例 ここで、第1図および第2図を参照して本発明の詳細な
説明する。第1図は第14図。
第15図の例と異なり、電機子には鉄心2゜とヨーク2
3のみが形成されてコイルがなく磁極部にコイルを有す
る例を示している。回転電機を示す第14図の固定子に
当る13機子部は、第1図、第2図+a+において平坦
なレール状を有しており、コイルがなく鉄心2o及びヨ
ーク23にて形成され、この鉄心2oは長手方向に沿っ
て611122及び溝24が交互に設けである。そして
、この鉄心2oは2本並列に配置され、隣り合う鉄心2
oの歯22と溝24との関係は歯22と溝24とを1周
期360°として、i周期12o0ずらして配置される
。この場合、隣り合う鉄心20間は後述する磁極部のコ
イルの幅分だけ離しである。
鉄心20及びヨーク23の製造に当っては、長手方向に
歯22.il$24及びミータの溝を形成した鉄板を幅
方向に!11層して鉄心20を形成する。また、ヨーク
23は第1図の如く塊状鉄心を用いてもよいが、鉄損を
少なくするために第1図の磁極と同様長手方向に鉄板を
積層して作ってもよい。
レール状の電機子部に対して移動体である磁極部は、電
機子部の3本の鉄心20にまたがってこれを横切るよう
な磁極30が長手方向に沿って鉄心20の崗22のピッ
チと同じピッチにて複数個備えられ、この磁極30は複
数個一体化されるように非磁性の母材31にて支持され
る。電機子部の鉄心20相互の間隙に当る磁極部には、
複数個一括して磁極30をっつむように2本のリング状
のコイル21が備えられ、このコイル21はvmsにて
三相電源に接続されろ。
このような構造としたことによりコイル21によろ三相
電流によって磁極30に交番磁束が生じ、この磁束が鉄
心20の歯22に至り、J−り23を通ることにより、
鉄心20の歯22の120°の位置ずれに基づきトルク
が生じ、g1+i部が移動体となって長手方向に進行す
る。
第1図、第2図(alは、?1nti部を移動体とし、
電機子部をレールとした構造を示したものであるが、″
1電機子を移動体とし磁極部を敷設するtMJ合には、
磁極30を枕木状に長手(進行)方向に沿って置き、7
1機子部は例えば数ピツチの歯22と溝24、及びヨー
ク23をヤi&えtこものにコイル21を施したものを
移動体とすれば、第14図、第15図に示す固定子を展
開したものが移動体となっ−C1リニヤ移動が可能とな
る。
第2図(b)は、第1図、第2図(alに示す磁極部を
移動体とした例において、磁極30と母材31との間に
永久磁石32を配置した例を示している。この永久磁石
321よ磁極30上に板状断面を有して配置され、板厚
方向(上下方向)にN511が着磁されている。このN
S極は磁極30上に対応しており、図示せずも進行方向
(長手方向)に沿う隣り合う磁極30上にもNS1%が
存在する。そして、1祷り合う磁極30に対応する隣り
合う永久磁石32は着磁の方向が逆になっている。すな
わち、上下方向N S 極−上下方向N5i−上下方向
NS極・・という具合に逆の着磁となっている。これは
、コイル21による交番磁束は第2図(blの横方向(
幅方向)に生ずる一方、進行方向(長手方向)では常に
同一方向の固定磁束となり直流磁束になるので、あらか
じめ永久磁石32を備えて同期機としたものである。こ
の同期機としたことから力率の改善や動m電流の減少が
達成される。
こうして、リラクタンスモータをリニヤ形とすることが
できることとなる。なお、本実施例と同様のリニヤ形連
動が可能な機器として1.f1ステップモータがあり、
長手方向に沿って位置センサが設置しにくいリニヤ形に
てオーブンループで位置決めができる効果があルコとは
本実施例のリラクタンスモークト同じであるが、ステッ
プモータでは各歯にコイルが巻回されるのに対し、本実
施例では三相巻線で済みコイルの構成が極めて簡単とな
り、またステップモータではQ用のドライバが必要とな
るが本実施例では汎用インバータ等の三相電源にて運転
が可能となり、原理の差異に基づきステップモータとは
異なって(各段の効果を有する。
G 発明の詳細 な説明したように本発明では、直線運動が可能なリラク
タンスモータを得ることができ、回転子をリニヤ駆動用
に改良すると共に鉄損が少なく大容量化を可能としたリ
ニヤ駆動用固定子を得ろことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、無二赫は本発明の実施例の斜視図、第2図(a
lは第1図の断面構成図、第2図(b)は永久磁石を挿
入した断面構成図、第3図は従来固定子の展開図、第4
図は第3図のIV−■断面図、第5図は第3図の■−■
断面図、第6図ないし第15図は固定子の説明のための
もので、第6図は2極機の簡略構成図、第7図は第6図
の■−v■断面図、第8図はり〉グ状のコイルの結線状
態図、第9図は鎖交磁束の説明図、第1O図は三相ベク
トル図、第11図は三相fti流波形図、第12図(a
l (b) (C1は磁極パターンの状態図、第12図
(d)は正弦波分布の進行状態図、第13図は励磁電流
の説明図、第14図は固定子の斜視図、第15図は固定
子の展開図である。 図  中、 20は鉄心、 21はコイル、 22は崗、 23はヨーク、 4は溝、 0は磁極、 1は母材、 2は永久磁石である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 平坦に形成された電機子部とこの電機子部と対向して平
    坦に形成された磁極部とを有し、上記電機子部は、複数
    個の歯と溝を交互に周期的に長手方向に形成した鉄心を
    3本幅方向に間隔をあけて並べると共に、この3本の鉄
    心相互間は上記歯と溝からなる1周期360°を120
    °ずつずらして並べて構成し、 上記磁極部は、上記3本の鉄心にまたがって長手方向に
    積層した磁極をこの長手方向に沿って複数列上記鉄心の
    歯と溝との周期と同様のピッチにて配列し、 更に上記3本の鉄心間の間隔とこの間隙に当る上記複数
    列を一括した磁極位置とのいずれか一方にリング状のコ
    イルを備えたことを特徴とするリニヤ形リラクタンスモ
    ータ。
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