JPH0216420Y2 - - Google Patents
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- JPH0216420Y2 JPH0216420Y2 JP6270082U JP6270082U JPH0216420Y2 JP H0216420 Y2 JPH0216420 Y2 JP H0216420Y2 JP 6270082 U JP6270082 U JP 6270082U JP 6270082 U JP6270082 U JP 6270082U JP H0216420 Y2 JPH0216420 Y2 JP H0216420Y2
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- soft magnetic
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- magnetic film
- optical rotation
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- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 239000002223 garnet Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気記録媒体上の磁気記録を光磁気
効果を利用して読出す読出装置に関する。
効果を利用して読出す読出装置に関する。
磁気記録媒体の磁気記録を読出す磁気記録読出
装置として、従来の磁気ヘツドによる読出装置に
代えて、光磁気効果を利用して読出す磁気記録読
出方式が提案されている。この光磁気効果利用の
磁気記録読出方式は、磁気記録媒体に接触して軟
磁性膜を配置することにより、軟磁性膜に磁気記
録媒体上の磁気記録信号の垂直成分を転写し、光
がこの軟磁性膜のドメインの磁化方向に応じてフ
アラデイ旋光を受けることを利用して光学的に読
出す方式になつている。
装置として、従来の磁気ヘツドによる読出装置に
代えて、光磁気効果を利用して読出す磁気記録読
出方式が提案されている。この光磁気効果利用の
磁気記録読出方式は、磁気記録媒体に接触して軟
磁性膜を配置することにより、軟磁性膜に磁気記
録媒体上の磁気記録信号の垂直成分を転写し、光
がこの軟磁性膜のドメインの磁化方向に応じてフ
アラデイ旋光を受けることを利用して光学的に読
出す方式になつている。
第1図は従来の磁気記録読出装置の構成を示す
図である。図において、1は磁気テープ等の磁気
記録媒体で、その磁性層1aには例えばパルスコ
ード変調、周波数変調またはパルス幅変調等の変
調方式による面内記録もしくは垂直記録が与えら
れているものとする。
図である。図において、1は磁気テープ等の磁気
記録媒体で、その磁性層1aには例えばパルスコ
ード変調、周波数変調またはパルス幅変調等の変
調方式による面内記録もしくは垂直記録が与えら
れているものとする。
磁気記録媒体1の磁性層1aには、軟磁性膜の
光磁気効果を利用する読出ヘツド2が接触するよ
うに設けられている。該読出ヘツド2は、例えば
第2図に示すように、0.2〜0.5mmの厚さの光学的
に透明なGdGaガーネツト基板2aの磁気記録媒
体1と対向する面側に、前記軟磁性膜2bを被着
し、該軟磁性膜2bの上に反射膜2cを被着させ
た構造となつている。前記軟磁性膜2bは光学的
に透明で軟磁性を有するもの、例えばY1.92Sm0.1
Ca0.98Fe4.02Ge0.98O12等のYSmCaFeGe系ガーネ
ツトを使用して、膜面に垂直な方向に磁化容易軸
を有する約6μmの膜厚として形成されている。反
射膜2cの表面には例えば二酸化シリコン等で成
る保護膜2dを設けてある。
光磁気効果を利用する読出ヘツド2が接触するよ
うに設けられている。該読出ヘツド2は、例えば
第2図に示すように、0.2〜0.5mmの厚さの光学的
に透明なGdGaガーネツト基板2aの磁気記録媒
体1と対向する面側に、前記軟磁性膜2bを被着
し、該軟磁性膜2bの上に反射膜2cを被着させ
た構造となつている。前記軟磁性膜2bは光学的
に透明で軟磁性を有するもの、例えばY1.92Sm0.1
Ca0.98Fe4.02Ge0.98O12等のYSmCaFeGe系ガーネ
ツトを使用して、膜面に垂直な方向に磁化容易軸
を有する約6μmの膜厚として形成されている。反
射膜2cの表面には例えば二酸化シリコン等で成
る保護膜2dを設けてある。
前記読出ヘツド2を磁気記録媒体1に接触させ
ると、前記軟磁性膜2bのドメインが、磁気記録
媒体1の磁気記録信号から生じる漏洩磁束の垂直
成分によつて、膜面に垂直となる方向に磁化され
る。このドメイン信号を読出すには、光源発生装
置3から発生したレーザ光等を、偏光子4を通し
て直線偏光させてビームスプリツタ5に供給し、
ビームスプリツタ5を通つた光を、対物レンズ6
により軟磁性膜2b上に集光する。この集光を反
射膜2cで反射射させ、再び対物レンズ6を通し
てビームスプリツタ5で直角に曲げ、検光子7に
供給する。この間、光は軟磁性膜2bのドメイン
の磁化方向に応じて右または左にフアラデイ旋光
を受ける。第3図はこのフアラデイ旋光を示す図
で、軟磁性膜2bのドメインが膜の下面側をS
極、上面側をN極とする方向に磁化されている場
合(以下SN方向磁化と称する)には、膜の下側
から上側に向つて右方向に旋光角θの旋光を受
け、これとは反対方向に磁化されている場合(以
下NS方向磁化と称する)には左方向に旋光角θ
の旋光を受ける。このフアラデイ旋光を受けた光
の内、例えば右旋光だけを検光子7を通して受光
系8に導き、電気信号に変換する。受光系8によ
つて電気信号に変換された信号は図示しない再生
装置によつて再生する。
ると、前記軟磁性膜2bのドメインが、磁気記録
媒体1の磁気記録信号から生じる漏洩磁束の垂直
成分によつて、膜面に垂直となる方向に磁化され
る。このドメイン信号を読出すには、光源発生装
置3から発生したレーザ光等を、偏光子4を通し
て直線偏光させてビームスプリツタ5に供給し、
ビームスプリツタ5を通つた光を、対物レンズ6
により軟磁性膜2b上に集光する。この集光を反
射膜2cで反射射させ、再び対物レンズ6を通し
てビームスプリツタ5で直角に曲げ、検光子7に
供給する。この間、光は軟磁性膜2bのドメイン
の磁化方向に応じて右または左にフアラデイ旋光
を受ける。第3図はこのフアラデイ旋光を示す図
で、軟磁性膜2bのドメインが膜の下面側をS
極、上面側をN極とする方向に磁化されている場
合(以下SN方向磁化と称する)には、膜の下側
から上側に向つて右方向に旋光角θの旋光を受
け、これとは反対方向に磁化されている場合(以
下NS方向磁化と称する)には左方向に旋光角θ
の旋光を受ける。このフアラデイ旋光を受けた光
の内、例えば右旋光だけを検光子7を通して受光
系8に導き、電気信号に変換する。受光系8によ
つて電気信号に変換された信号は図示しない再生
装置によつて再生する。
しかしながら、上述の従来例では、右旋光、左
旋光の何れを受光する場合でも、受光系8に対し
て信号として有効に働く旋光分は、第3図から明
らかなように、KSinθ(Kは定数)であり、これ
以上に大きくすることができない。このため、従
来の磁気記録読出装置では、磁気記録信号の有無
及び反転磁化情報に関するコントラストが弱く、
受光系8での受光感度及びS/N比が低くなると
いう欠点があつた。
旋光の何れを受光する場合でも、受光系8に対し
て信号として有効に働く旋光分は、第3図から明
らかなように、KSinθ(Kは定数)であり、これ
以上に大きくすることができない。このため、従
来の磁気記録読出装置では、磁気記録信号の有無
及び反転磁化情報に関するコントラストが弱く、
受光系8での受光感度及びS/N比が低くなると
いう欠点があつた。
そこで本考案は、磁気記録信号の有無及び反転
磁化情報に関して最大のコントラストが得られる
ようにし、受光系における感度及びS/N比を向
上させ得るようにした磁気記録読出装置を提供す
ることを目的とする。
磁化情報に関して最大のコントラストが得られる
ようにし、受光系における感度及びS/N比を向
上させ得るようにした磁気記録読出装置を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、面に垂直
な方向に磁化容易軸を有する軟磁性膜の光磁気効
果を利用して磁気記録媒体の磁気記録を読出す装
置において、一面側に前記軟磁性膜を形成した基
板の他面側に、前記軟磁性膜の旋光角と略等しい
旋光角を持たせた他の軟磁性膜を有することを特
徴とする。
な方向に磁化容易軸を有する軟磁性膜の光磁気効
果を利用して磁気記録媒体の磁気記録を読出す装
置において、一面側に前記軟磁性膜を形成した基
板の他面側に、前記軟磁性膜の旋光角と略等しい
旋光角を持たせた他の軟磁性膜を有することを特
徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し本考案の内容
を具体的に説明する。第4図は本考案に係る磁気
記録読出装置の構成を示す図である。図におい
て、第1図及び第2図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。読出ヘツド2は、第
5図にも拡大して示すように、一面側に読出し用
の軟磁性膜2bを有するGdGaガーネツト基板2
aの他面側に、軟磁性膜2bと同様の組成で成る
他の軟磁性膜2eを被着形成した構造となつてい
る。2cは反射膜、2dは保護膜である。
を具体的に説明する。第4図は本考案に係る磁気
記録読出装置の構成を示す図である。図におい
て、第1図及び第2図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。読出ヘツド2は、第
5図にも拡大して示すように、一面側に読出し用
の軟磁性膜2bを有するGdGaガーネツト基板2
aの他面側に、軟磁性膜2bと同様の組成で成る
他の軟磁性膜2eを被着形成した構造となつてい
る。2cは反射膜、2dは保護膜である。
前記軟磁性膜2b及び2eは、既に述べたよう
に、光学的に透明で軟磁性を有するもの、例えば
Y1.92Sm0.1Ca0.98Fe4.02Ge0.98O12等のYSmCaFeGe
系ガーネツトを使用して、膜面に垂直な方向に磁
化容易軸を有する約6μmの膜厚として形成する。
基板2aに対して軟磁性膜2b及び2eを被着形
成するには、液相エピタキシヤル成長法(以下
LPE法と称する)を使用する。即ち、前述の磁
性ガーネツト成分をフラツクスを用いて高温で溶
解した液相中に、基板2aとなる非磁性ガーネツ
ト単結晶を浸漬することにより、その表面に軟磁
性膜2b及び2eとなる磁性ガーネツトの単結晶
膜を生成させる。従来は軟磁性膜2bを基板2a
の一面にのみ設ける構造であつたので、LPE法
によつて形成された他面側の磁性ガーネツト単結
晶膜を研磨等の手段によつて削除する必要があつ
たが、本考案の場合はその作業が不要であり、工
程数が少なくて済む利点が得られる。
に、光学的に透明で軟磁性を有するもの、例えば
Y1.92Sm0.1Ca0.98Fe4.02Ge0.98O12等のYSmCaFeGe
系ガーネツトを使用して、膜面に垂直な方向に磁
化容易軸を有する約6μmの膜厚として形成する。
基板2aに対して軟磁性膜2b及び2eを被着形
成するには、液相エピタキシヤル成長法(以下
LPE法と称する)を使用する。即ち、前述の磁
性ガーネツト成分をフラツクスを用いて高温で溶
解した液相中に、基板2aとなる非磁性ガーネツ
ト単結晶を浸漬することにより、その表面に軟磁
性膜2b及び2eとなる磁性ガーネツトの単結晶
膜を生成させる。従来は軟磁性膜2bを基板2a
の一面にのみ設ける構造であつたので、LPE法
によつて形成された他面側の磁性ガーネツト単結
晶膜を研磨等の手段によつて削除する必要があつ
たが、本考案の場合はその作業が不要であり、工
程数が少なくて済む利点が得られる。
前記軟磁性膜2eの上には永久磁石または電磁
石等の磁石9を設けてあり、該磁石9により、軟
磁性膜2eのドメインを軟磁性膜2bの旋光角と
略等しい旋光角を持つ方向に磁化する。
石等の磁石9を設けてあり、該磁石9により、軟
磁性膜2eのドメインを軟磁性膜2bの旋光角と
略等しい旋光角を持つ方向に磁化する。
このような構成であると、軟磁性膜2bで右ま
たは左にフアラデイ旋光させた光に対し、軟磁性
膜2eにより更に旋光させ、受光対象の旋光変化
分を増大させることができる。例えば、NS方向
磁化を受光しようとする場合、磁石9の極性をN
極側が軟磁性膜2eに向くように配置する。する
と、第6図に示すように、軟磁性膜2bで左方向
により角度θだけ旋光した光が、軟磁性膜2eに
より更に左方向に角度θだけ旋光し、反転磁化状
態たるSN方向磁化に対応する旋光が旋光角Oと
なる。このため、第6図からも明らかなように、
受光対象となるNS方向磁化に対応する旋光変化
分が、従来のKSinθからKSin2θに増大し、SN方
向磁化との関係では最大のコントラストが得られ
る。また受光対象となる旋光変化分が大きくなる
ので、S/N比が向上する。
たは左にフアラデイ旋光させた光に対し、軟磁性
膜2eにより更に旋光させ、受光対象の旋光変化
分を増大させることができる。例えば、NS方向
磁化を受光しようとする場合、磁石9の極性をN
極側が軟磁性膜2eに向くように配置する。する
と、第6図に示すように、軟磁性膜2bで左方向
により角度θだけ旋光した光が、軟磁性膜2eに
より更に左方向に角度θだけ旋光し、反転磁化状
態たるSN方向磁化に対応する旋光が旋光角Oと
なる。このため、第6図からも明らかなように、
受光対象となるNS方向磁化に対応する旋光変化
分が、従来のKSinθからKSin2θに増大し、SN方
向磁化との関係では最大のコントラストが得られ
る。また受光対象となる旋光変化分が大きくなる
ので、S/N比が向上する。
第7図は本考案に係る磁気記録読出装置の別の
実施例を示している。この実施例では、軟磁性膜
2eの上に設けた磁石9上に偏光ビームスプリツ
タ10を載置すると共に、受光系8と光源装置3
との位置を交換し、光源装置3からの光を偏光ビ
ームスプツリタ10で直線偏光させて反射させ、
軟磁性膜2e、読出ヘツド2の方向に導く構成と
なつている。読出ヘツド2の反射膜2cで反射
し、軟磁性膜2bでフアラデイ旋光を受けた光
は、軟磁性膜2eで更に旋光され、偏光ビームス
プリツタ10で旋光変化分のみが抽出され、受光
系8に供給される。11は結像レンズ、12は集
光レンズである。
実施例を示している。この実施例では、軟磁性膜
2eの上に設けた磁石9上に偏光ビームスプリツ
タ10を載置すると共に、受光系8と光源装置3
との位置を交換し、光源装置3からの光を偏光ビ
ームスプツリタ10で直線偏光させて反射させ、
軟磁性膜2e、読出ヘツド2の方向に導く構成と
なつている。読出ヘツド2の反射膜2cで反射
し、軟磁性膜2bでフアラデイ旋光を受けた光
は、軟磁性膜2eで更に旋光され、偏光ビームス
プリツタ10で旋光変化分のみが抽出され、受光
系8に供給される。11は結像レンズ、12は集
光レンズである。
この実施例の場合も、軟磁性膜2e及び磁石9
を有するので、第4図と同様の作用効果が得られ
ることは勿論であるが、第4図の場合と異なつ
て、ビームスプリツタとして偏光ビームスプリツ
タ10を使用し、この偏光ビームスプリツタ10
によつて光源からの光を直線偏光させ、かつ旋光
変化分を抽出する構成であるので、独立した偏光
子及び検光子が不要である。また、第1図の従来
例や第4図の本考案の実施例の場合、対物レンズ
により軟磁性膜2bに対してスポツト状に集光
し、磁気記録媒体1の磁気記録をビツト毎に、即
ちビツド.バイ.ビツトとして読出す構成である
が、第7図に示す実施例では、対物レンズを持た
ず、磁気記録媒体1の或る平面領域内に分布する
複数の磁気記録信号を、1つの情報群として受光
系8に同時に伝達することができる。このため、
受光系8を電荷転送デバイス等の面撮像デバイス
によつて構成することにより、上記情報群を同時
に読出す磁気記録読出装置を構成し、読出し速度
を著しく向上させることが可能になる。
を有するので、第4図と同様の作用効果が得られ
ることは勿論であるが、第4図の場合と異なつ
て、ビームスプリツタとして偏光ビームスプリツ
タ10を使用し、この偏光ビームスプリツタ10
によつて光源からの光を直線偏光させ、かつ旋光
変化分を抽出する構成であるので、独立した偏光
子及び検光子が不要である。また、第1図の従来
例や第4図の本考案の実施例の場合、対物レンズ
により軟磁性膜2bに対してスポツト状に集光
し、磁気記録媒体1の磁気記録をビツト毎に、即
ちビツド.バイ.ビツトとして読出す構成である
が、第7図に示す実施例では、対物レンズを持た
ず、磁気記録媒体1の或る平面領域内に分布する
複数の磁気記録信号を、1つの情報群として受光
系8に同時に伝達することができる。このため、
受光系8を電荷転送デバイス等の面撮像デバイス
によつて構成することにより、上記情報群を同時
に読出す磁気記録読出装置を構成し、読出し速度
を著しく向上させることが可能になる。
更に、偏光ビームスプリツタ10を読出ヘツド
2に直接載せる構造であるから、読出ヘツド2か
ら偏光ビームスプリツタ10までの光路長が短く
なり、S/N比が向上する等の効果も得られる。
2に直接載せる構造であるから、読出ヘツド2か
ら偏光ビームスプリツタ10までの光路長が短く
なり、S/N比が向上する等の効果も得られる。
なお、光学的処理に関しては、実施例に示すも
のの他にも種々の態様をとることができる。
のの他にも種々の態様をとることができる。
以上述べたように、本考案は、面に垂直な方向
に磁化容易軸を有する軟磁性膜の光磁気効果を利
用して磁気記録媒体の磁気記録を読出す装置にお
いて、一面側に前記軟磁性膜を形成した基板の他
面側に、前記軟磁性膜の旋光角と略等しい旋光角
を持たせた他の軟磁性膜を有することを特徴とす
るから、磁気記録信号の有無及び反転磁化情報に
関して最大のコントラストが得られるようにし、
受光系における感度及びS/N比を向上させ得る
ようにした磁気記録読出装置を提供することがで
きる。
に磁化容易軸を有する軟磁性膜の光磁気効果を利
用して磁気記録媒体の磁気記録を読出す装置にお
いて、一面側に前記軟磁性膜を形成した基板の他
面側に、前記軟磁性膜の旋光角と略等しい旋光角
を持たせた他の軟磁性膜を有することを特徴とす
るから、磁気記録信号の有無及び反転磁化情報に
関して最大のコントラストが得られるようにし、
受光系における感度及びS/N比を向上させ得る
ようにした磁気記録読出装置を提供することがで
きる。
第1図は従来の磁気記録読出装置の構成を示す
図、第2図は同じくその読出ヘツドの断面図、第
3図は同じくそのフアラデイ旋光を示す図、第4
図は本考案に係る磁気記録読出装置の別の実施例
を示す図、第5図は本考案に係る磁気記録読出装
置要部の拡大断面図、第6図は同じくそのフアラ
デイ旋光を示す図、第7図は本考案に係る磁気記
録読出装置の別の実施例を示す図である。 1…磁気記録媒体、2…読出ヘツド、2a…基
板、2b…軟磁性膜、2e…軟磁性膜、9…磁石。
図、第2図は同じくその読出ヘツドの断面図、第
3図は同じくそのフアラデイ旋光を示す図、第4
図は本考案に係る磁気記録読出装置の別の実施例
を示す図、第5図は本考案に係る磁気記録読出装
置要部の拡大断面図、第6図は同じくそのフアラ
デイ旋光を示す図、第7図は本考案に係る磁気記
録読出装置の別の実施例を示す図である。 1…磁気記録媒体、2…読出ヘツド、2a…基
板、2b…軟磁性膜、2e…軟磁性膜、9…磁石。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 面に垂直な方向に磁化容易軸を有する軟磁性
膜の光磁気効果を利用して磁気記録媒体の磁気
記録を読出す装置において、一面側に前記軟磁
性膜を形成した基板の他面側に、前記軟磁性膜
の旋光角と略等しい旋光角を持たせた他の軟磁
性膜を有することを特徴とする磁気記録読出装
置。 (2) 前記他の軟磁性膜の上に磁石を有し、該磁石
により該他の軟磁性膜に対して前記軟磁性膜の
旋光角と略等しい旋光角を持たせたことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
磁気記録読出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270082U JPS58165746U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 磁気記録読出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270082U JPS58165746U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 磁気記録読出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165746U JPS58165746U (ja) | 1983-11-04 |
JPH0216420Y2 true JPH0216420Y2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=30072839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270082U Granted JPS58165746U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 磁気記録読出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58165746U (ja) |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP6270082U patent/JPS58165746U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58165746U (ja) | 1983-11-04 |
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