JPH02163580A - 圧電素子を用いた流体制御バルブ - Google Patents

圧電素子を用いた流体制御バルブ

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JPH02163580A
JPH02163580A JP63314883A JP31488388A JPH02163580A JP H02163580 A JPH02163580 A JP H02163580A JP 63314883 A JP63314883 A JP 63314883A JP 31488388 A JP31488388 A JP 31488388A JP H02163580 A JPH02163580 A JP H02163580A
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和樹 飯田
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/04Constructional details
    • H02N2/043Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は圧電素子を用いた流体制御バルブに関し、特
に同バルブの高速応答J3よび高出力化を図るものであ
る。
〔従来の技術) 従来、圧電素子を用いた流体制御バルブとしては例えば
特公昭60−14954号に示すも・のいピストンを動
作することにより前記封入液体を介して断面積の小さな
ピストンを作動させ、これにより両ビスl〜ンの断面積
化分の変位増幅を行なうようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この従来方式は、封入液体の圧縮性によって
変位の大部分がこの封入液体に吸収される問題を有して
おり、圧電素子のような変位の小さいアクチュエータの
増幅方式には有効でない。
また、この従来装置において、封入液体による変位吸収
率を小さくしようとすると、圧電素子の寸法が大きくな
り、バルブ構成が大型化する問題がある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、変
位拡大@構による変位吸収を無くし、高速応答および高
出力化を図るようにした圧電素子を用いた流体制御バル
ブを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そこでこの発
明では、圧電素子と弁体どの間変位は、この一体型弾性
体内でてこ化分だけ変位拡大されて伝達され、該拡大さ
れた変位が弁体に作用する。
(実施例) 以下、この発明を添付図面に示す実施例にしたがって詳
細に説明する。
第1図はこの発明にかかる流体制御バルブの実施例を示
すものであり、このバルブはシムSMを境にして大ぎく
はバルブドライブ部1とポペット弁座部2どて構成され
る。
バルブドライブ部1は、微小位置決め機構3、ff電素
子4、一体結合型弾性体5、変位検出体6、変位センサ
7等で構成されており、これらがケース8、プレート9
によって形成された空間に収容されている。圧電素子4
のリード線10はケース8の孔11を介して装置外へ導
出されている。
微小位置決め機構3は、第2図fa)、 fb)に示ブ
ーように、左右対称に外側へ屈曲した2本の柱状体12
.13を支持部材14..15によって上下で支持固定
し、これら柱状体12.13をボルト伸張することにな
り、上記ポル1〜16およびナツト17の締め具合を調
整することにより、上下方向の微小位置決めを行なうこ
とができる。なお、第2図の構成では、外側に屈曲した
2本の柱状体を用いるようにしたが、第1図に示づ゛よ
うな1字状の中空部を有する一体成形部拐を用いて上下
方向の位置決めを行なうようにしてもよい。
微小位置決め機構3は、ビス18によってプレー1へ9
に結合され、また接着剤で圧電素子4と固着されている
。圧電素子4の下端にはピン20が設けられ、これが一
体結合型弾性体5のVノツチ部21に着座されており、
このVノツチ部21に圧電素子4の圧電効果による力が
作用する。
一体結合型弾性体5は、例えばリン青銅で作られた一体
型の切欠き形状であり、2Fjてこの原理により変位拡
大の作用をなす。第3図にその拡大図を示す。圧電素子
4によって弾性体5のVノツチ部21に力fが加えられ
たとすると、肉厚の薄り各ヒンジ部が弾性変形し、この
変位はほぼてこ比の分だけ拡大されて伝達され、この拡
大変位はてこ作用が働き、また2段目5bにおいては点
P3を力点、点P4を支点、点Poを作用点とするてこ
作用が働き、この結果弾性体5全体としての変位拡大機
構■d/acとなる。この一体結合型弾性体5は、てこ
の原理に基づき動作する純機械的な変位拡大機構であり
、摺動部もないため、変位吸収が無く、大きな変位拡大
率を得ることができる。
一体結合型弾性体5には変位検出体6が設cノられてお
り、変位センサ7で変位検出体6の上下方向変位を検出
することで、一体結合型弾性体5の出力取出部の上下変
位を検出する。変位センサ7はこの場合磁気抵抗式のも
のであり、カバー22を介してビス42でケース8に固
着されている。
ポペット弁座部2は、油路31,32が形成されたボデ
ィ33、きのこ形のポペット弁34、ピン30、スプリ
ング36等で構成されている。ポペット弁34の上側に
設けられたピン3oは一体結合型弾性体5からポペット
弁34への力伝達体としての作用をなすもので、ボディ
33との間に結合型弾性体5から力を受けてピン30が
下方に移動すると、これに伴ってボペッ1〜弁3/lも
下方に移動し、これによりボペッ1〜弁34の傘部37
がボデ′イ33から離れる。この結果、油路31ど油路
32とが導通し、油路31を介して流入した流体が油路
32を介して外部へ流出づることになり、被作動体(図
示ゼず)を作動する。
ポペット弁34はスプリング36によって支持されてお
り、圧電素子4への電圧印加が停止されると、ポペット
弁34はスプリング36によって押上けられ、油路31
と油路32を遮断する。なお、ボディ33とカバー38
どはOリング39ににってシールされている。
また、ボペッ1−弁座部2とバルブドライブ部1との間
にはシムSMが設りられてJ5す、該シムSMによっで
」二下位置の粗調整ができるようになっている。
すなわち、かかる流体制御バルブにおいでは、圧電素子
4にリード線10を介して電圧を印h1すると、圧電素
子4が変位し、ピン20を介して−のてこ化分だけ拡大
して伝達され、この拡大された変位によって−・体結合
型弾性体5がピン30を介してポペット弁34を押下げ
る。この結果、油路31,32が導通し、バルブは開状
態となって図示しない被作動体を作動する。圧電素子4
への電圧印加を中止すると、圧電素子4は元の状態に復
帰し、この結果スプリング36の作用によってポペット
弁34が押上げられ、バルブは閉状態に戻る。
ところで、かかる流体副部バルブの組立ての際には、ま
ずバルブドライブ部1とポペット弁座部2とを別個に組
立てた後、シムSMによってピン30と一体結合型弾性
体5の上下位置の粗調整を行った後、ボルト40を締め
てこれらを結合する。
次に貫通孔41を介して微小位置決め[lt3のポル1
〜16を回し、微小位置決め114f*3の柱状体12
.13の上下方向長さを調整することによりピン30と
一体結合型弾性体5どの上下位置の微調整を行なう。
また、この実施例装置においでは、第4図に示時性に関
して第5図に示づように大きなヒステリシスを持つが、
変位セン1)7の出力によるフィトパックループを組む
ことにより変位特性は第6図に示すにうにヒステリシス
が大幅に低減されたものになり、これにより高速応答お
よび高精度の圧電素子駆動が可能となる。
第7図および第8図はかかる流量制御弁を4個並列接続
したバルブ60の構成を示すものであり、このバルブ6
0では4個の流量制御弁PA、PB。
ΔT d5よびBTの各ポペット弁座部2をモジュール
化して1つのボディに組込むようにしており、このバル
ブ60によってモータMを正逆転駆動する。各流量制御
弁PA、PB、ATおよびBTは駆動回路50からの指
令信号によって開閉および流量制御される。
かかる構成において、モータMを正転するときには、駆
動回路50は流量制御弁PA、BTを開、流量制御弁P
B、ATを閉とする。これにより、ポンプPからの油は
まず入カポ−1−55(第8図)に流入した後、実線矢
印Rで示すように、流量副駆動回路50は流量制御弁P
B、ATを開、流出制御弁PA、BTを閉とする。これ
により、入力ボート55に流入したポンプPからの油は
、点鎖線矢印で示すように、流量制御弁PB、(BT)
 、を経た後、モータMのポー1〜Bに流入し、ざらに
モータMのボー1− A、流出制御弁ATを経た後タン
クTにドレンされる。
かかるバルブ構成によれば、4個の流量制御弁を1つの
ボディに組込むようにしたので、装置のコンパクト化を
図れるとともに、各バルブに対して独立に流出コン]・
ロールかできるため、例えば急激な負荷変動に対しても
好適な対応をなし得る。
なa5、本発明は上述した実施例に限定されることなく
適宜の変更実施が可能なものであり、例えば弁形状もボ
ベッ1〜形に限るわけでなく、圧電素子の圧電力と弾性
体(スプリング)の反発力によって往復駆動されるもの
であれば任意のバルブに本発明を適用することができる
。また、一体結合型弾性体の形状も実施例の形状に限定
されるものでなく、任意である。
型弾性体によって純機械的に圧電素子の変位拡大を行な
うようにしたので、変位吸収がなくなり、高出力変位を
得ることができ、もって高速応答可能なバルブを実現゛
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図(a
lb)は微小位置決め機構を拡大して示す正面図、側面
図、第3図は一体結合型弾性体の拡大図、第4図は圧電
素子の駆動回路を例示するブロック図、第5図はフィー
ドバックが無いときの印加電圧−変位特性を示すグラフ
、第6図はフィードバックが有るときの指令電圧−変位
特性を示すグラフ、第7図は第1図に示した実施例バル
ブを4個並列接続したバルブ構成を例示する液圧回路図
、第8図はその断面図である。 1・・・バルブドライブ部、2・・・ボペツ1〜弁座部
、3・・・微小位置決め機構、4・・・圧電素子、5・
・・一体結合型弾性体、6・・・変位検出体、7・・・
変位センサ、8・・・ケース、9・・・プレート、10
・・・リード線、11.41・・・貫通孔、12.13
・・・柱状体、16゜40・・・ポル1〜.17・・・
ナツト、18.42・・・ビス、20.30・・・ビン
、21・・・Vノツチ部、31゜32・・・油路、33
・・・ボディ、34・・・ポペット弁、3.5・・・ゴ
ムスペーザ、36・・・スプリング、22゜38・・・
カバー、39・・・Oリング、SM・・・シム。 50・・・駆動回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  往復移動可能な弁体の両側に圧電素子および弾性体を
    配し、これら圧電素子および弾性体によつて前記弁体を
    移動することによりバルブ開閉動作を行なう圧電素子を
    用いた流体制御バルブにおいて、 前記弁体と圧電素子の間に、肉厚の薄い部位を有し、て
    こ作用によって変位拡大を行なう切欠き形状の一体型弾
    性体を介在させるようにした圧電素子を用いた流体制御
    バルブ。
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