JPH02162677A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH02162677A
JPH02162677A JP31745188A JP31745188A JPH02162677A JP H02162677 A JPH02162677 A JP H02162677A JP 31745188 A JP31745188 A JP 31745188A JP 31745188 A JP31745188 A JP 31745188A JP H02162677 A JPH02162677 A JP H02162677A
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JP
Japan
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JP31745188A
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Yuichi Yoshida
裕一 義田
Yoshio Ogino
荻野 芳生
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属性の調理容器を誘導加熱して調理に使用す
るための誘導加熱調理器に関する。
従来の技術 従来、この種の誘導加熱調理器の天板には耐熱性の電気
的絶縁物である結晶化ガラスなどのような無機質の板が
使用され、特に空調の場合に天板の表面温度は400°
Cを超えるだめセラミック板が使用され、調理容器の温
度検知は天板の裏面に設けられた温度検知素子で行なわ
れていたつ発明が解決しようとする課題 従来、使用されている天板と温度検知素子の組み合わせ
構造では、鍋の温度検知精度が悪かった。
すなわち、天板の上に置かれた鍋は天板の下に配置され
た加熱コイルにより誘導加熱され鍋底に流れる渦電流に
よる鍋自体の直接加熱であるので、他の熱源による加熱
と比べて鍋の温度上昇が速い。
従って、天板の裏面の温度を検知する従来の検知方式で
は鍋の温度上昇に追い付かず温度精度が悪かった。換言
すれば、鍋の温度検出精度が良くないために天板に高い
耐熱を必要とし、鍋も空調時に不必要に高温にさらされ
変形などの原因になっていた。また、一定温度制御が困
難で、特に天ぷら料理における調理性能が悪かった。
本発明は上記課題に鑑み、検知する温度精度を高めるこ
とを第1の目的とする。また第2の目的は1つの温度検
知装置で高精度な温度検知をすることにある。さらに、
第3の目的は温度精度を高めるために天板に埋設した伝
熱部材のシール性を高めることにある。
課題を解決するだめの手段 上記第1の目的を達成する本発明の第1の技術的な手段
は、天板の厚さ方向に局部的に伝熱部材を埋設し、この
伝熱部材からの熱を天板裏面の温度検出装置への熱伝導
する構成である。また、第2の目的を達成するために、
本発明の第2の技術的手段は天板の厚さ方向に埋設する
第1の伝熱部材を複数設け、この複数の伝熱部材と熱的
に結合する第2の伝熱部材を天板裏面に設け、この第2
の伝熱部材に温度検出装置を設けたものである。
さらに、第3の目的を達成するために本発明の第3の技
術的手段は、天板とこれに埋設する伝熱部材との間に弾
性を有するシール材を充填した構成である。
作用 この第1の技術手段による作用は次のようになる。
すなわち、天板の下に配置された加熱コイルにより被加
熱物自体が誘導加熱され鍋の温度上昇が速くても、天板
に埋設された伝熱部材により鍋の温度は素早く天板裏面
の温度検知素子へ伝熱され、高い温度精度が得られる。
また、第2の技術的手段によれば、第1の伝熱部材を複
数個配置し天板裏面に第1の伝熱部材どうしを熱的に接
続する第2の伝熱部材を使用しているため、鍋の大きさ
や位置ずれ時にも高い温度検知精度が得られるとともに
、温度検知装置は第2の伝熱部材に取り付けるため1つ
ですむ。
さらに、第3の技術的手段によれば、天板と伝熱部材と
の隙間をシール材により埋めることができ、天板上の煮
汁が天板裏面側に流出することを防止できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図において、被加熱物である鍋1を載置する天板2
の厚さ方向に金属製の伝熱部材3が設けられている。温
度検出素子であるサーミスタ5はホルダ6により支持さ
れるとともに、バネ7により伝熱部材3に密着するよう
下方から押し上げられている。ホルダ6はサーミスタ5
の上方からの熱伝導を良くするために樹脂のように熱伝
導性の悪い材質が好都合である。
この場合、熱伝導率が結晶化ガラスでは一般に11 (
W/mK)でアルミニウムの伝熱部材3は230 (W
/mK )であるので鍋からの熱の伝達は本発明の構成
によれば従来の構成に比べ、20倍程度の改善がされる
。従って、加熱開始直後の熱応答性と安定時の鍋底温度
との温度差が同時に改善される。
さらに第1図において、天板2との間には弾性と耐熱性
を有するシリコンゴムなどのシール4が充填されている
。天板2に一般的に用いられる結晶化ガラスの熱膨張率
がほとんどゼロであるのに対し、伝熱性の良いアルミや
銅などの金属は18〜29(X10−’)の膨張係数を
有しており長時間の使用での膨張、収縮によって伝熱部
材3と天板2の間に発生する隙間を防止し、機体内部へ
の水気の侵入を防止する。第1図では伝熱部材3の形状
を上に開く逆円錐形にし、かつ天板2の穴型も伝熱部材
3の形に添って逆円錐形にしであるので、何らかの異常
時にシール4が機能しなくても伝熱部材3は自重などで
容易に下方に押され自然に天板2との間の隙間を埋める
第2図は第1図の実施例に対し、さらに温度検知性能を
向上させるものである。第2図で天板2に複数の第1の
伝熱部材3が埋設されており、それぞれの第1の伝熱部
材3には、天板2の裏面に固定された第2の伝熱部材2
oが熱的に接続されている。ここでサーミスタ6はそれ
ぞれの第1の伝熱部材3から熱伝導を平等に得る位置に
なければならない。第2図の実施例では、加熱コイル1
0と天板2の間に十分なスペースがないので第2の伝熱
部材20により2つの第1の伝熱部材3の温度を伝導し
サーミスタ5により検出している。
第3図には熱的に対称な第1の伝熱部材3の配置の他の
実施例を図示している。第3図aは鍋の形状などで伝熱
部材3の位置がサーミスタ5の位置に対して対称でない
場合に第2の伝熱部材20の幅を変えることにより二つ
の伝熱部材sa、sbの温度を一つのサーミスタ5で検
知するものである。また第3図すは冷却風などにより加
熱コイル1oの表面に風が流れ、二つの伝熱部材3a、
abからの熱伝導がアンバランスであるときの熱伝導特
性を揃えるためのもので、第3図aのように第2の伝熱
部材20の形状を変えても良いが、第3図すでは伝熱部
材3bの面積をかえて鍋からの伝熱量を補正している。
(第3図すでは伝熱部材3bが風により、より放熱して
いるので伝熱量を面積により増やしている。) ここで、第2の伝熱部材20は天板2の裏面に接着剤で
張り付けられても良いし、断熱材などの熱伝導が悪いも
ので上方に押し付けられても良い。
発明の効果 以上のように本発明は天板の厚さ方向に局部的に伝熱部
材を埋設し天板裏面の感熱素子への熱伝導により感熱特
性を向上し、温度精度を高めることができる。
また、本発明によれば、複数の伝熱部材を任意の位置に
配置し、それを天板裏面の第2の伝熱部材で熱結合する
ことによりひとつの温度検知装置で任意の場所の鍋温度
を検出できる。
また、本発明では、鍋の温度検知精度が良いので天板や
鍋の耐熱性を低くすることが可能であり、安全性をさら
に高めると共に、安価な材料を使用することが可能であ
る。
さらに、天板と天板に埋設する伝熱部材との間にンール
材を充填することにより、天板上の煮汁等が天板裏面に
流出することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した誘導加熱調理器の断
面図、第2図aは本発明の第2の実施例を示す断面図、
第2図すは同平面図、第3図aは本発明の第3の実施例
を示す平面図、第3図すは本発明の第4の実施例を示す
平面図である。 1・・・・・・鍋、2・・・・・・天板、3・・・・・
・伝熱部材、4・・・・・・シール、6・・・・・・サ
ーミスタ、10・・・・・・加熱コイ/l/、20・・
・・・・第2の伝熱部材。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名3−
m−第 1の イ太煕部第2゜ to−゛声■?−,コイ)し

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱コイルにより誘導加熱される被加熱物を載置
    する平板状の断熱性天板の厚さ方向に、局部的に熱伝導
    性の良い伝熱部材を埋設するとともに、この伝熱部材か
    らの熱を天板裏面に配した温度検出装置で検出する誘導
    加熱調理器。
  2. (2)加熱コイルにより誘導加熱される被加熱物を載置
    する平板状の断熱性天板の厚さ方向に、局部的に複数の
    第1の伝熱部材を埋設するとともに、天板の裏面にそれ
    ぞれの第1の伝熱部材を熱的に接続する第2の伝熱部材
    を設け、その第2の伝熱部材の温度を検出する温度検出
    装置を備えた誘導加熱調理器。
  3. (3)天板に埋設する伝熱部材と天板との間に、弾性を
    有するシール材を充填した請求項1または2記載の誘導
    加熱調理器。
JP63317451A 1988-12-15 1988-12-15 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP2639030B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07249480A (ja) * 1993-12-27 1995-09-26 Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd 電磁調理器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145946A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Hitachi Ltd Induction heating device
JPS6142089U (ja) * 1984-08-22 1986-03-18 シャープ株式会社 電磁誘導加熱装置
JPS6255895U (ja) * 1985-09-27 1987-04-07

Patent Citations (3)

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