JPH02162485A - リセット可能な計数機構の調整装置 - Google Patents

リセット可能な計数機構の調整装置

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JPH02162485A
JPH02162485A JP1214277A JP21427789A JPH02162485A JP H02162485 A JPH02162485 A JP H02162485A JP 1214277 A JP1214277 A JP 1214277A JP 21427789 A JP21427789 A JP 21427789A JP H02162485 A JPH02162485 A JP H02162485A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば直径方向上に相対向する永久磁石極を
有する永久磁石から成る回転子と例えば相互に90°の
角度間隔において配設されているコイルを有するコイル
装置とを備えた2相ステップモータとして形成されてお
りかつ歯車装置を介して計数機構に連結されているステ
ップモータを備えた、リセット可能な機械的な計数機構
、例えば距離計数のためのローラ計数機構の調整装置に
関する。
従来の技術 公知の交差コイル回転磁石装置は殊に、時計機構を駆動
するためのモータ゛として構成されている(西独国特許
出願公報第3419100号公報)。このモータにおい
て回転可能に支承されている回転子が直径方向上に相対
向する永久磁石極を有している。多相コイル装置は、こ
の多相コイル装置のコイルに加わる制御信号に依存して
回転子を動かす磁界を発生するlこめに用いられる。こ
のコイル装置はそのために、同じ角度間隔をもって相互
に配設されている、回転子を取り囲む複数のフィルを有
している。これらコイルは所定の位相だけずれている正
弦波状電圧によって制御可能である。殊にコイル装置は
、90°位相がずれた2つの正弦波状電圧が供給される
、相互に直角に配設された2つのコイルから成っている
。回転軸ないし軸は時計機構の秒針軸または分針軸であ
ることができる。
後者の場合回転軸の一端に、文字板上を動くことができ
る分針が固定されている。回転軸に配設されている駆動
用小歯車および換え歯車を介して、回転軸を取り囲んで
いる時針管を有している時針歯車が駆動される。
時計機構を駆動するように構成されている、駆動用小歯
車、換え歯車および時針歯車並びに時針管を備えている
このモータは、リセット可能な機械的な計数機構を調整
するようには設定されていない。このためにモータは殊
にローラ計数機構と七もに直ちにはコンパクトなユニッ
トを形成することが、できない。更に計数機構に対する
リセット装置は設けられていない。
公知技術に属する、機械的な量、殊に自動車の速度を指
示するt;めの装置において、指針の移動調整のために
用いられる測定機構が設けられており、この測定機構は
変換器を介して測定量に比例するパルス周波数を有する
パルスを発生する発生器に接続されている(西独国特許
出願公開第2730699号公報)。測定機構として正
転または逆転するステップモータが用いられる。このス
テップモータには、連続する所定の時間間隔の間に測定
量に依存して形成され相互に比較されて極性が評価され
た差数を生じる計数値から発生される方向が評価された
パルス列が供給される。上記の差数に相応して設定され
るステップモータは歯車装置を介して指針機構に連結さ
れている。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのステップモータはリセット可能な機械的な計
数機構、殊に距離計数のためのローラ計数機構の調整の
ために直ちには適していない。その理由はステップモー
タの駆動する小歯車によるリセットが、それがそもそも
機能しているとき、比較的高い桁の数字の回転に当ては
まることだが、少なくとも著しく長くかかることになる
からである。
通例キロメータ計数器またはその他のローラ計数機構は
一方向にしか回転しないステップモータによって駆動さ
れる。計数機構のリセットは手動で、持上げ磁石によっ
て行われるか、または別のモータによって行われる。そ
の際リセットは所謂零設定軸を介して行われる。この零
設定軸はというとハート形曲線を介してローラ計数機構
の個別ローラを最大180°の短時間の回転によってリ
セットすることができる。このリセットのために、リセ
ット機構を有する特別な駆動装置が必要である。
本発明の課題は、唯一のステップモータを用いて、機械
的な計数機構、殊にローラ計数機構の迅速なリセットを
実現することである。その際ステップモータ、計数機構
の駆動のためにステップモータに連結されている歯車装
置並びにリセット装置はコンパクトなユニットを形成す
るようにしたい。
問題点を解決するための手段 この課題は、冒頭に述べた形式の装置において請求項1
の特徴部分に記載の構成によって解決される。
前側の外面に中間体に内蔵されている歯車装置を取り付
けるかまたは固定することができ、巻枠から突出してい
る溝において小歯車が歯車装置にかみ合うように成って
いる分割された巻枠を有するステップモータの構成によ
って、スペース節約形のユニットが実現きれる。つまり
ユニットには付加的な、本発明により設けられたフリー
ホイールクラッチをコンパクトな構造を維持して取り付
けることができると同時に、所属のリセット装置を有す
る計数機構殊にローラ計数機構を取り付けることができ
る。歯車装置を計数機構の他に、フリーホイールクラッ
チを介して計数機構のリセット装置に連結したことによ
って、ステップモータは増分計数の際に計数機構を調整
する通例の機能の他に、次のようにして、零設定軸を介
しての計数機構のリセットを行うかまたはその他のリセ
ット装置を働かせることもできる。すなわち、歯車装置
に連結されている要素、殊にカム板がステップモータの
逆転の際にリセット装置に作用するようにし、一方この
要素、殊にカム板が、計数機構が増分計数するように調
整されるときのステップモータの正転の際には連結解除
されるようにする。すなわちフリーホイールによって機
能分離−増分計数およびリセット−を別の制御手段なし
にステップモータの回転方向にのみ依存して行うことが
できる。装置全体はほんの僅かな複雑でない部材によっ
て、従って製造上有利な方法で実現することができる。
これら部材は摩耗しに<<シかも頑丈である。
スペースを節約する内歯を有するローラ計数機構を調整
する装置の特別コンパクトな構造は請求項2に記載のよ
うに、中間体ないし歯車装置からその、巻枠とは反対の
側において突出している、歯車装置の被駆動軸が偏心配
設されるようにしたことで、実現される。これによりロ
ーラ計数機構はその主軸がモータ軸および歯車装置の軸
と同軸に有利には近似的に円筒形の空間に配設すること
ができ、その際この空間には装置の個々の構成要素−モ
ータ、歯車装置、ローラ計数機構−が実際に軸方向に隙
間なしに連続して配設されている。その際歯車装置の被
駆動軸における小歯車は、ローラ計数機構に属する、第
1の駆動車の内歯に僅かなスペースで機械的に保護され
た形でかみ合う。
その際装置は更に有利には詳しくは、請求項3に記載の
特徴によって構成されている。その際零設定軸またはそ
の他のリセット装置をリセットするカム板およびカム板
によって取り囲まれたフリーホイールクラッチによって
、通例の第1の駆動車の比較的僅かな軸方向の延長部分
が生じるだけである。このことは殊に、装置が請求項4
に記載のように構成されているときに当てはまる。7リ
ーホイーリクラツチは種々の態様で実現することができ
る:特別摩耗の少ないのは、請求項4に記載のように可
動の連行要素として使用される球である。請求項6に記
載のよに可動の連行要素としてローラが使用される場合
比較的僅かな摩耗において一層大きな力が伝達される。
請求項7に記載のように可動の連行要素としてのくさび
形の空間の使用により、頑丈な構造が得られる。
フリーホイールクラッチを、直径上において相対向する
2つのくさび形空間を備え、この空間のそれぞれが上記
の連行要素の1つを収容するようにした構成とは異なり
、フリーホイールクラッチを請求項8に記載のように、
風車および風車に係合する爪を有している風車装置によ
って構成することができる。この風車装置は従来の形式
のものとすることができる。特別な構造は必要ない。
計数機構を調整する装置の部分としてのステップモータ
の別の有利な構成は請求項9−14に記載されているニ ステップモータの構成部分の容易な製造およびその組み
立てのために、請求項9に記載のように実質的に長手軸
線を横断する横断面、すなわち巻枠の2つの部分の間に
組み込まれる軸に対して垂直である面において分割され
る。
上述の利点を実現するために更に有利には、巻枠の2つ
の部分のそれぞれからそれぞれ、軸の軸受が形成されて
いる。回転子は2つの軸受の間において巻枠の円筒形の
内室内に配置される。2つの巻線は固定子としての巻枠
上に相互に90°ずらされて、導体が軸に平行にそれぞ
れ、周囲に沿って2つの隣接するウェブの間に位置する
ように、巻回される。
ステップモータの固定子は有利には請求項11に記載の
ように構成されている。これにより磁束帰路のため特別
な極がなくとも、回転子の所定の位置を規定する保持作
用ないし保持モーメントが回転子に作用することになる
。巻線が励磁されない場合の保持モーメントのために、
制御は短いパルスで行うことができ、平均消費電流が低
減されることになる。従って、ステップモータに正弦波
状の電圧を供給する必要はない。
2相ステップモータとして使用される場合、回転子運動
の制動は、約50eの残留保持力を有する、熱処理され
ない9、廉価な鉄から成るシールドリングによって実現
される。
請求項12に記載のように巻枠における突出固定部によ
って、正確なセンタリング並びに中間体と歯車装置との
正確な姿勢での対応付は固定がなされる。
ステップモータを固定することができる、軸平行な孔に
挿入される接続ビンは、請求項14に記載のように、巻
枠および場合によっては巻枠に装着された、中間体にお
ける歯車装置の少なくとも一方の外面から突出している
。接続ビンが巻枠の後側の外面から突出しているとき、
そこに例えばプリント配線板を取り付けることができる
実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説
明する。
第1a図から、組み立てられj;状態において中間体2
に内蔵された歯車装置を有するステップモータが図示さ
れている。ステップモータおよび中間体の長さ寸法によ
り、組み込みに対する基準となる、装置の比較的小さな
高さhが生じる。第1a図には更に、中間体2から偏心
的に前方に突出している、歯車装置の被駆動軸3が図示
されている。(この被駆動軸は第1a図では第8図の状
態とは反対の状態において−逆さまになっている一図示
されている。)この装置の外面に両側で突出しかっこの
装置の固定のために用いることができる、ステップモー
タおよび中間体を貫いている接続ビンは4−7で図示さ
れている。この装置の前側の外面は8で示されている。
この外面は、中間体を前側において閉鎖する基板9によ
って形成されている。ステップモータ自体の外面は第1
a図では隠れていて見えない。
第1b図において、歯車装置を含んでいる中間体はステ
ップモータから取り外されており、そこでステップモー
タにおいて90″の角度間隔において相互に配設されて
いる2つのコイル10および11が見えている。これら
コイルはともに交差コイルまたは2相巻線を形成してい
る。ステップ・モータの前側の外面12から、軸に固定
された小歯車重3が突出している。小歯車は以下に説明
するように、その歯車が歯車装置にかみ合うように、中
間体における歯車装置内に導入することができる。
第1c図および第1d図に、構造、殊にステップモータ
の構造が詳しく図示されている。
そこによれば14で共通に示されている巻枠がありそれ
は実質的に横断面A−Aにおいて分割されていて一第2
図参照−2つの巻枠部分158よび16から成っている
巻枠14は内部が円筒形に形成されておりかつ4つのウ
ェブ17−20を有している。ウェブの外面は円筒形に
湾曲されている。第1d図に示すようにウェブはそれぞ
れ、前側のウェブ部分17a、18a、19a、20a
および後側のウェブ部分17b、18b、19b、20
bから成っており、これらは同一横断面形状を有してい
る。ウェブは、それらがそれらの間に2つのコイルlO
および11を収容するための室を形成するように、成形
されている。後側のウェブ部分17b、18b、19b
、20bは、第2図かられかるように、中間壁22から
内側が閉じられている円筒状のリング21に移行してい
る。これに対して前側のウェブ部分17a、18a、1
9a、20aは前側の壁23に一体成形されている。前
側のウェブ部分17a18a、19a、20aから突出
固定部、即ち舌片状の留め部材24.25.26.27
が張り出しており、これらは中間体2の対応する凹所に
形状および摩擦結合により係合するように設けられてい
る。その際留め部材は中間体をクランプ保持するように
なっている。それらのうち第1c図および第1d図にお
いて凹pJr28および29が見えている。これら凹所
は溝の形状をしておりかつ、中間体の周囲にわたって等
間隔に配設されているので、センタリングのt;めにも
用いられる。
巻枠部分15の円筒状のリング21は同じく円筒状の内
室30を形成している。この内室は前方においてないし
第2図では上方において、円筒状の突起31を備えた、
巻枠部分16の前側の壁23によって閉鎖されている。
円筒状の内室30には32によって示されている回転子
が支承されている。回転子は実質的に、直径方向上に相
対向する極を形成するよう磁化されている永久磁石33
から成っている。回転子はボス34を介して軸35に固
定されている。軸はそれぞれの軸受36ないし37にお
いて2つの巻枠部分15および16のそれぞれに回転可
能に支承されている。巻枠部分16から突出している、
軸の前側の端部に小歯車13が固定されている。
第1c図、第1d図および第2図から更に、巻枠部分1
6における孔38.39並びに巻枠部分15における孔
40−43を介して、対毎に相互に心合わせされて接続
ビン4−7が挿入される。これら接続ビンは実質的に装
置を例えばプリント配線板に固定するために用いられる
更に第1c図及び第2図から、ウェブの外側に強磁性材
料から成る円筒状のシールドリング48を装着すること
ができることがわかる。この強磁性材料の残留保持力は
ステップモータの制動のために約50eでありかつその
ために熱処理されていない、廉価な鉄から形成すること
ができる。これに対して巻線が励磁されない場合(無電
流コイル)高い保持モーメントが得られるべきとき、例
えば5O−1000eの高い残留保持力を有する強磁性
材料が使用される。
第1c図および第1d図には更に、中間体に設けられて
いる歯車装置の詳細が示されているこの歯車装置は実質
的に、歯車49−53およびこれら歯車49,50.5
1.52に連結されている小歯車54−57から成って
おり、その際歯車および小歯車は対として互いにかみ合
う。軸35上の小歯車13は開孔58を介して、それが
第1の歯IE49にかみ合うように、中間体に挿入する
ことができる。歯車装置の被駆動軸における歯車53は
偏心的に配設されている被駆動軸3に設けられている。
実質的には第2図に図示のの基本装置のIl成に相応す
る、第3図に図示のステップモータ装置から更に、歯車
装置を含んでいる中間体2の内部の詳細がわかる。殊に
この第3図から、前側の基板9およびこの基板に後側に
おいて相応する壁62において歯車および小歯車がどの
ように支承されているかがわかる。更に第3図によれば
接続ビンは(接続ビン4および7が図示されている)基
板9および壁62中の比較的大きな孔63−66を通フ
て突出しており、その結果接続ピンの位置は巻枠部分1
5.16における孔によってのみ規定されている。軸受
36は第2図においても第3図においても、それが軸方
向における力も受止めることができるように、形成され
ている。
第4図は、中間体が装着されていない状態のステップモ
ータの前面における平面図である。実質的に円筒形の巻
枠の周囲に沿って等間隔にウェブまたはウェブ部分17
a、18a、19a、20aと突出している留め部材2
4−27が見えている。留め部材の後側の端面に、巻枠
に装着されるシールドリング48が当接するウェブ部分
は個所67−70において前側の壁23に移行する。更
に、小歯車13が固定されている中心軸35が図示され
ている。前側の壁23によってかくれている回転子32
はここでは破線で示されている。
ステップモータの電気的な制御は少なくとも正転に対し
てはほぼ従来通りに行うことができる。このために第5
図を参照する。71で示されている発生器は、自動車の
殊に走行した距離増分に比例しているパルスを発生する
。この発生器に後置接続されている論理処理回路72を
介して正転方向に対するパルスをパルス整形後にステッ
プモータに対する制御論理回路74に転送することがで
きる。制御論理回路において−第1b図参照−固定子の
コイルlOおよびllに供給される電圧が発生される。
この電圧は回転子の回転運動を生ぜしめる波形を有して
いる。
論理処理回路は制御論理回路を、発生器71から送出さ
れるパルスに対して、回転子の正転運動作用をする電圧
経過が制御論理回路において発生されるように、制御す
る。これに対して論理処理回路74のリセット入力側5
9にリセット信号が供給されると、論理処理回路は、制
御論理回路74が回転子の所定の逆転運動を行わせる電
圧経過を発生するように作用する、所定数のパルス群(
パルスパケット)を発生する。このパルスパケットはl
S以下の間口動的に逆転が行われるようにする。
第5図には、ステップモータ73およびフリーホイール
クラッチ75を有する歯車装置が暗示されている。歯車
装置は正転方向においてローラ計数機構のローラを増分
計数するように調整し、その際ローラ計数機構の零設定
レバー77に対応するカム板78は外されている。これ
に対してステップモータ73の回転方向が逆でかつクラ
ッチ78がつながっている場合、零設定レバー77を介
して自動的にリセットが行われる。
第6a図および第6b図に図示のように、制御論理回路
において、ここでは回転子の正転作用をする、コイル1
0および11に対する電圧Uが発生される。これら電圧
は表示すべき計数値σ  に依存してコイル10に対し
ては階段oll 状の近似余弦関数でありかつコイル11に対しては近似
正弦波状の波形を有している。電圧のこの波形は回転子
の360’の回転の間に時間に依存して前取て決められ
た振幅列として1周期全体に波形経過を有する。この振
幅列は相互に位相のずれた近似正弦形状または余弦波状
の電圧波形と見ることもできる。正弦波状および余弦波
状の階段状の近似はデジタル素子によって、例えば衝撃
係数を制御して、固定クロック周波数において容易に実
現される。ローラ計数機構の調整は、中間体に含まれて
いる歯車装置を介してステップモータにより行うことが
できるので、近似化の粗階段付けで十分である。
第7a図および第7b図に示された変形例においてコイ
ル10および11に対する電圧として正接波状の近似曲
線が制御論理回路74において形成される。この曲線は
上述の正弦波および余弦波状の波形よりずっと僅かなコ
ストで発生することができる。
第8図は、第1の駆動輪を有するリセット可能なローラ
計数機構を調整する装置の拡大縦断面図である。この図
にはステップモータ1の右側部分並びにローラ計数機構
のローラは図示されていない。ローラ計数機構のうち第
1の数字ローラ79のみが図示されている。数字ローラ
は、歯車装置およびモータの主軸輪と心合わせされてい
る軸80を中心に回転可能である。主軸線は一点鎖線に
よって示されている。装置を固定するために支承ブロッ
ク82が用いられる。支承ブロック内に、例えば第8図
では図示されていない接続ピン−第1a図の接続ピン4
−7参照−を挿入することができる。支承ブロック82
の右側にモータ1およびモータに係止されている歯車装
置が配設されている。支承ブロツクにおける開孔83を
介して歯車装置の被駆動軸に設けられた小歯車13が駆
動ディスク85の内歯84にかみ合うように突入してい
る。
駆動ディスクは第1の駆動輪86の部分を形成しかつこ
のような形において第1の数字ローラ79に接続されて
いる。第1の駆動輪86に、同じく軸80に支承されて
いるカム板78が対応して設けられている。外面が実質
的に円筒形であるカム板はそこにカム88を有している
カムは零設定レバー89の位置調整のために一第11図
参照−このレバーIこ当接することができる。カム板は
、くさび形空間91.92が形成されている第1の駆動
ディスクの円筒形の内部部分90を囲繞している。くさ
び形空間の形状は詳しくは第9図の平面図から明らかで
ある。その際くさび形空間の外側形状はカム板78の囲
繞部分の円筒形の内部によって形成されるフリーホイー
ルクラッチは2つのくさび形空間91.92とそれぞれ
に対応して設けられた球93.94とによって実現され
ている。第8図において更に、モータ、歯車装置、数字
ローラ79を有するローラ計数機構並びに第1の駆動輪
86が実質的に円筒形のコンパクトなユニットを形成し
ていることに注目すべきである。
フリーホイールクラッチの機能を殊に第9図を参照して
説明する。第1の駆動ディスク85が小歯車13によっ
て矢印R1の方向に駆動されるとき、球は第9図に図示
の位置において切頭くさび形空間の角に転がりかつ第9
図において破線で示されているカム板78の囲繞部分の
内面から離れる。そこでステップモータのこの回転方向
においてローラ計数機構は第1の駆動ディスク85を介
して計数機構が計数値の増大方向に位置調整され、その
ときカム板78は連行されない。しかしモータにリセッ
ト作用するパルスパケットにより、小歯車13をR2の
方向に回転させる固定子電圧が供給されると、球93.
94はくさび形空間91.92の先細になった部分に移
動しかつ第1の駆動ディスクの内部部分90における第
9図に図示の水平方向の、くさび形空間の部分とカム板
78の円筒形の内面との間で摩擦連結される。この場合
カム88は第11図において同様方向R2に移動し、零
設定レバー89にぶつかりかつこのレバーを89aで示
す位置に連行する。この位置において零設定レバーはロ
ーラ計数機構を図示されていない別の手段を介してリセ
ットすることになる。
第11図には更に、カム板78における部分セクタ形の
開口95が図示されている。この開口を通して歯車装置
の被駆動軸3が貫通している。第8図参照。この開口9
5は周方向において、被駆動軸がぶつかることがない程
度広がりを持っている。というのはリセットのために上
述のパルスパケットによって所定の距離が動かされるか
らである。リセット過程が終了したとき、零設定レバー
89は図示されていない手段によってカム88を再び第
11図に図示の位置にリセットすることができ、かつ次
の計数過程を始めることができる。
図示の装置は殊に、自動車における一日のキロメータ計
数器をリセットするために適している。
第10図には、ここでは風車装置として形成されている
フリーホイールクラッチが図示されている。第10図に
は第1の駆動輪が96で示されており、この駆動輪の内
歯にここでも小歯車13がかみ合う。駆動輪は軸80を
中心に回転可能である。この駆動輪の特殊性は、それが
外側が風車として形成されていることである。
風車の歯にばね98の圧力を受けて爪99がかみ合って
いる。爪99は零設定レバー89に旋回可能に支承され
ている。第1の駆動輪が増分計数の際に計数器を調整す
るべく方向R1に駆動されるとき、爪99は風車の歯を
越えて滑動し、その際零設定レバー89は図示の初期位
置に留とまる。しかしステップモータ、ひいては小歯車
13の逆転の際に第1の駆動輪96は方向R2に駆動さ
れるとき風車97は爪99によって阻止されるので、零
設定レバーは89aで示されj;零設定位置に調整され
る。従って図示されていない手段、殊にハート曲線によ
って、運動時相においてローラ計数機構の増分計数作用
もする同じステップモータによってローラ計数機構のリ
セットが行われる。
発明の効果 本発明によれば、僅かな複雑でない部材を付加して、唯
一のステップを用いて機械的な計数機構の迅速なリセッ
トができる特長が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、中間体に配設されている歯車装置を有する
ステップモータの実施例の概略を示す斜視図であり、第
1b図−第1d図はその分解図で、ステップモータのそ
れぞれ分解度が大きくなっていく様子を示しており、第
2図は、実質的にステップモータの基本装置の縦断面図
であり、シールドリングおよび小歯車が装着されている
状態で示されており、第3図は、第2図に相応する断面
図であるが、歯車装置を含んでいる中間体が装着されて
いる状態で示されており、第4図は、第2図のステップ
モータの軸側の平面図であり、第5図は、ステップモー
タによって構成された、計数機構を移動調整するための
装置の簡単化されたブロック線図であり、第6a図およ
び第6b図は、第1の実施例(正弦/余弦制御)におけ
る、ステップモータのコイルに供給される電圧の波形図
であり、第7a図および第7b図は、第2の実施例(正
接制御)における、電圧の相応の波形図であり、第8図
は、縦断面図にて示されている第1の駆動輪を有するリ
セット可能なローラ計数機構を調整するだめの装置の概
略図であり、第9図は、第1の駆動輪、すなわちフリー
ホイールクラッチを有する駆動ディスクのエレメントの
前面図であり、第10図は、第1の駆動輪の変形例と爪
との前面図であり、第11図は、第1の駆動輪の別のエ
レメントとしてのカム板の同じく平面図である。 l・・・ステップモータ、2・・・中間体、3・・・被
駆動軸、12・・・巻枠の外面、13・・・小歯車、1
4・・・巻枠、15.16・・・巻枠部分、35・・・
軸、36.37・・・軸受、48・・・シールドリング
、78・・・カム板、79・・・数字ローラ、85・・
・駆動ディスク、88・・・カム、89・・・零設定レ
バー91−94・・・フリーホイールクラッチ、86.
96・・・第1の駆動輪、97・・・爪車、99・・・
爪」 FIG、2 Fl[3,3 Fl(3,4 手 続 補 正 書 (方式) %式% 事件の表示 平成 1 年 特許願 第 214277発明の名称 リセット可能な計数機構の調整装置 3゜ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4゜ 代 理 人 5゜ 6゜ 補正命令の日付 平成 1年11月28日(発送臼) 補正の対象 図 面(第1a図〜第1d図)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転子と交差コイルを有するコイル装置とを備えた
    2相ステップモータとして形成されておりかつ歯車装置
    を介して計数機構に連結されているステップモータを備
    えた、リセット可能な機械的な計数機構の調整装置にお
    いて、 前記ステップモータは2部分(15、16)に分割され
    ている、前記コイルを収容するための巻枠(14)を有
    しており、該巻枠に前記回転子(32)の軸(35)の
    軸受(36、37)が次のように形成されており、すな
    わち前記軸が少なくとも前側の外面(12)において前
    記巻枠(14)から突出しているように成形されており
    、かつ前記外面において前記巻枠(14)の前記2つの
    部分(15、16)の一方が中間体(2)を取り付ける
    ための固定部材を有しており、前記中間体は、前記巻枠
    (14)の前記前側の外面(12)から突出した前記軸
    (35)が小歯車(13)を用いてかみ合う歯車装置を
    取り囲んでおり、かつ前記歯車装置は前記計数機構の他
    に、フリーホィールクラッチ(91−94)を介して前
    記計数機構(数字ローラ79)のリセット装置(零設定
    レバー89)に連結されていることを特徴とするリセッ
    ト可能な計数機構の調整装置。 2、中間体(2)から該中間体の、巻枠(14)とは反
    対の側(8)において突出した偏心配設されている被駆
    動軸(3)を備えていることを特徴とする請求項1記載
    のリセット可能な計数機構の調整装置。 3、フリーホィールクラッチ(91−94)はローラ数
    字機構の第1の駆動車に形成されており、かつ該第1の
    駆動車が歯車装置の被駆動軸(3)に連結されている駆
    動ディスク(85)および該駆動ディスクと同軸に回転
    可能に支承されているカム板(78)を含んでおり、該
    カム板はリセット装置を操作するカム(88)を有して
    おり、かつ前記駆動ディスクとカム板との間に運動する
    連行要素(球93)を有している少なくとも1つのくさ
    び形空間が次のように成形されており、すなわち前記駆
    動ディスク(85)が第1の方向に回転する際に前記駆
    動ディスクおよび前記カム板(78)が前記連行要素に
    よって相互に連結されかつそれとは反対の第2の方向に
    おいて前記駆動ディスクは前記カム板に対して自由に回
    転するように形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のリセット可能な計数機構の調整装置。 4、カム板(78)の円筒形の内部部分(90)は駆動
    ディスク(85)を部分的に囲繞しかつ2つの直径方向
    上に相対向するくさび形空間(91、92)は前記駆動
    ディスクの前記囲繞内部部分(90)に形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載のリセット可能な計数機
    構の調整装置。 5、可動の連行要素(93)は、球から成っていること
    を特徴とする請求項3または4記載のリセット可能な計
    数機構の調整装置。 6、可動の連行要素としてローラが使用されることを特
    徴とする請求項3または4記載のリセット可能な計数機
    構の調整装置。 7、可動の連行要素としてくさび形空間が使用されるこ
    とを特徴とする請求項3または4記載のリセット可能な
    計数機構の調整装置。 8、フリーホィールクラッチはローラ計数機構の第1の
    駆動車(96)に爪車装置として形成されており、該爪
    車装置は第1の駆動輪(96)における爪車(97)並
    びに該爪車にかみ合う爪(99)を含んでおり、該爪は
    リセット装置(零設定レバー89)に連結されているこ
    とを特徴とする請求項3または4記載のリセット可能な
    計数機構の調整装置。9、巻枠(14)は実質的に長手
    軸線を横断する横断面(A−A)において分割されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のリセット可能な計数
    機構の調整装置。 10、巻枠(14)の2つの部分のそれぞれからそれぞ
    れ、軸(35)の軸受(36、37)が形成されている
    ことを特徴とする請求項9記載のリセット可能な計数機
    構の調整装置。 11、巻枠(14)は内部が円筒形に形成されておりか
    つ周囲に沿って等間隔に4つのウェブ(17−20)が
    配設されており、該ウェブは外部が円筒形に延びており
    、かつ前記巻枠(14)に同心的にシールドリング(4
    8)が装着可能であり、該シールドリングに中間体(2
    )が心合せされていることを特徴とする請求項1記載の
    リセット可能な計数機構の調整装置。 12、巻枠(14)に設けられている固定部材は、中間
    体をクランプ保持するための突出固定部(24−27)
    であることを特徴とする請求項1記載のリセット可能な
    計数機構の調整装置。 13、巻枠(14)に装着された同心的なシールドリン
    グ(48)は、突出固定部(24−27)の内面に軸方
    向において当接することを特徴とする請求項12記載の
    リセット可能な計数機構の調整装置。 14、巻枠(14)において軸(35)に平行に接続ピ
    ン(4−7)に対する孔(38−43)が設けられてお
    り、前記接続ピンは少なくとも前記巻枠(14)の外面
    から突出していることを特徴とする請求項1記載のリセ
    ット可能な計数機構の調整装置。
JP1214277A 1988-08-22 1989-08-22 リセット可能な計数機構の調整装置 Expired - Lifetime JPH0782531B2 (ja)

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JPH0782531B2 JPH0782531B2 (ja) 1995-09-06

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US4973867A (en) 1990-11-27
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EP0355264A2 (de) 1990-02-28
DE58908394D1 (de) 1994-10-27
DE3828463A1 (de) 1990-03-01
EP0355264B1 (de) 1994-09-21
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