JPH02162398A - 消音パネル - Google Patents

消音パネル

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Publication number
JPH02162398A
JPH02162398A JP63318164A JP31816488A JPH02162398A JP H02162398 A JPH02162398 A JP H02162398A JP 63318164 A JP63318164 A JP 63318164A JP 31816488 A JP31816488 A JP 31816488A JP H02162398 A JPH02162398 A JP H02162398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
parts
resonance
helmholtz
honeycomb core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63318164A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Tamura
裕文 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP63318164A priority Critical patent/JPH02162398A/ja
Publication of JPH02162398A publication Critical patent/JPH02162398A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消音パネル、特に航空機等の輸送機器の発動機
や客室等、更には産業機械等の騒音を広い範囲の周波数
帯に亙って吸収するようにした積層構造の消音パネルに
関する。
〔従来の技術〕
従来、上記消音パネルとしては、例えば特公昭5C1−
36361号として、細胞組織構造体材料の第1層と、
この第1層上に支持された多孔性層と、この多孔性層上
に支持された第2の細胞組織構造体層と、この第2の細
胞組織構造体層上に支持された不透過性の層とを含む吸
音積層構造体か提案されている。
しかしながら、この種の積層構造体では、ヘルムホルツ
型共鳴器としての消音性能を発揮するものの、複数の積
層材から構成される単一高さの空洞部では、共鳴する範
囲が著しく限定されてしまい、狭い範囲の周波数帯の騒
音しか低減することができないと考えられる。
このため、より広い範囲の周波数帯に亙る騒音の低減を
図るものとしては、例えば米国特許第3913702号
として、底板と側板に区画された各領域内に夫々斜板を
配設し、この各斜板の上面に上下に連通した複数の空洞
部を有するセル構造のハニカムコアを夫々取(=1ける
ようにしたり、ナサ(NASA)SP−311rエアー
クラフトエンジンノ騒音の低減J (AIRCRAPT
 ENGINE N0ISEREDUCT l0N)と
して、底板の形状を不連続に複雑に変化させることによ
り、ヘルムホルツ型共鳴器としての空洞部の高さを連続
または不連続に変化させることによって、複数の周波数
の騒音に対しても個別に共鳴する構造となし、その結果
として広い周波数帯の騒音を低減させるようにしたもの
が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記米国特許第3913702号に記載
のものは、ハニカムコアを支持する底板や斜板等を有し
、またナサ 5P−311に記載のものは、底板が不連
続であり、このため両者とも複雑な構造となっているば
かりでなく、ヘルムホルツ型共鳴器としての空洞部の高
さを容易に変更させることができないといった問題点が
あると考えられる。
本発明は上記に鑑み、一定厚さまたは傾斜が連続な板厚
を有しながら広い範囲の周波数帯に亙っる騒音を低減す
ることができるばかりでなく、構造的に比較的簡単で、
しかもヘルムホルツ共鳴を行う空洞部の高さを容易に変
更させることができるものを提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明にかかる消音パネルは
、平板上に上下に連通した複数の空洞部を有するセル構
造のハニカムコアの下面を接合し、この空洞部内に充填
材を階段状に充填して、この空洞部により異なる所望の
空洞高さのヘルムホルツ共鳴部を形成し、このハニカム
コアの上面に複数の孔を有する表面材を接合したもので
ある。
〔作 用〕
上記のように構成した本発明によれば、ハニカムコアに
よるセル構造の空洞部内に充填する発泡材等の充填材の
量を変化させることにより、種々の周波数に対してヘル
ムホルツ共鳴を行うヘルムホルツ共鳴部の空洞高さを任
意に調整することができ、これによって、複雑な構造を
採用することなく、広い範囲の周波数帯の騒音の低減を
図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図示の実施例は、一定厚さを有しながら、広い範囲に亙
る周波数帯の騒音を低減できるようにした消音パネルの
一例を示すもので、主として荷重を伝達する作用を行う
、例えばFRP板等の一定厚さで表面の平坦な平板1の
上面には、上下に連通した多数の空洞部3.3・・・を
有するセル構造で、一定厚さのハニカムコア2の下面が
接合されている。
このハニカムコア2の空洞部3,3・・・内には、発泡
材等からなる充填材4が階段状に充填され、これによっ
て夫々異なる中心周波数に対して、夫々ヘルムホルツ共
鳴を行う所望の空洞高さのへルムホルッ共鳴部3a、3
b、3c、3d及び3eが形成されている。
即ち、充填材4が全く充填されていない空洞高さΩaの
ヘルムホルツ共鳴部3 a %充填材4の充填厚さが最
も少ない空洞高さgbのへルムホルッ共鳴部3b、充填
材4の充填厚さが次に小さい空洞長さΩCのへルムホル
ッ共鳴部3c、充填材4の充填厚さが2番目に大きい空
洞高さ、Qdのへルムホルッ共鳴部3d、及び充填材4
の充填厚さが最も大ぎい空洞高さΩeのへルムホルッ共
鳴部3eが順次形成され、これによって、広い周波数帯
に亙って、各ヘルムホルツ共鳴部3a、3b。
3c、3d及び3eでヘルムホルツ共鳴を起こさせて、
騒音を低減するよう構成されている。
これを第2図に基づいて説明すると、空洞高さ、l1l
aノヘルムホルツ共鳴部3aによるヘルムホルン共鳴に
より、同図に示す吸音率3a′を、空洞高さgbのヘル
ムホルツ共鳴部3bによるヘルムホルツ共鳴により、同
図に示す吸音率3b′を、空洞高さOcのへルムホルッ
共鳴部3cによるヘルムホルツ共鳴により、同図に示す
吸音率30′を、空洞高さΩdのへルムホルッ共鳴部3
dによるヘルムホルツ共鳴により、同図に示す吸音率3
d’を、及び空洞高さρeのへルムホルッ共鳴部3eに
よるヘルムホルツ共鳴により、同図に示す吸音率3e′
を夫々得て、全体として同図に示す広い周波数帯に亙る
全体の吸音率6を得ることができるようなされているの
である。
このように、ハニカムコア2によるセル構造の空洞部3
,3・・・内に階段状に充填材4を充填させるとともに
、この充填材4の充填量を変化させることによって、異
なる任意の空洞高さΩa−ρeのヘルムホルツ共鳴部3
a〜3eを形成することにより、複雑な構造を採用する
ことなく、しかも広い範囲の周波数帯の騒音の低減を図
ることができるよう構成されている。
そして、上記ハニカムコア2の上面には、単一または複
数の有孔利で構成された、複数の孔5a。
5a・・・を有する表面材5か接合されて、吸音パネル
か形成されている。
なお、上記ハニカムコアとしては、一定厚さのものに限
ることなく、肉厚の傾斜が連続したものを使用すること
ができるとともに、異なる空洞長さのヘルムホルツ共鳴
部を任意に組合わせることにより、より広い周波数帯に
亙る高い吸音率1、及び任意の周波数に合わせた吸音率
を得るようにすることができることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、一定厚さまたは
板厚の傾斜か連続な積層構造として、比較的簡単な構造
を保ちなから、消音効果を発揮する騒音の中心周波数の
異なるヘルムホルツ共鳴部を備え、これによって広域に
亙る周波数帯に対して高い消音効果を得ることができる
しかも、ヘルムホルツ共鳴を行う空洞部の空洞高さを容
易に変更して、任意の所望の周波数に対するより高い消
音効果を発揮するすることができるといった効果がある
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断正面図、
第2図は音の周波数と吸収量率との関係を示すグラフで
ある。 1・・・平板、2・・・ハニカムコア、3・・・空洞部
、33〜3e・・・ヘルムホルツ共鳴部、4・・・充填
量、5・・・表面材、6・・・全体の吸音率、ρa〜ρ
e・・・空洞高さ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平板上に上下に連通した複数の空洞部を有するセル構造
    のハニカムコアの下面を接合し、この空洞部内に充填材
    を階段状に充填して、この空洞部により異なる所望の空
    洞高さのヘルムホルツ共鳴部を形成し、このハニカムコ
    アの上面に複数の孔を有する表面材を接合したことを特
    徴とする消音パネル。
JP63318164A 1988-12-16 1988-12-16 消音パネル Pending JPH02162398A (ja)

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JP63318164A JPH02162398A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 消音パネル

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JPH02162398A true JPH02162398A (ja) 1990-06-21

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ID=18096188

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JP (1) JPH02162398A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103917722A (zh) * 2011-09-03 2014-07-09 阿波制纸株式会社 蜂窝结构体
JP2017077725A (ja) * 2015-08-17 2017-04-27 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 防音サンドウィッチパネル及び方法
JP2018524619A (ja) * 2015-05-11 2018-08-30 ヘクセル コーポレイション 複数の自由度を有する音響構造体
JP2022543404A (ja) * 2019-07-31 2022-10-12 グ,ボン-ヒ 騒音除去装置および方法

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