JPH02161648A - フレキシブルディスクドライブのディスククランプ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフレキシブルディスクドライブの、ディスクク
ランプ機構に関する。

パーソナルコンピューター等の普及に伴ない、これら機
器のコンパクト化、ボータビリティ化が求められる中に
あって、フレキシブルディスクドライブの小形化、薄形
化へのニーズが強くなっている。

一方、コンピューターの処理能力の向上にともない、フ
レキシブルディスクドライブの記憶容量高密度化が要求
されている。

前述の２項目から、フレキシブルディスクドライブの構
成要素であるディスククランプ機構の薄形化、高信頼性
によせる期待は大きい。

従来のディスククランプ機構は、第１図及び第２図に示
す様な構成である。第１図は調芯前の状態を示し、第２
図は調芯クランプした状態を示す。

第１図において、ディスク着口部材５の内径面６と、偏
心しているディスクセンターホール７に対して、支点１
３を有するコレット体押付部材１が対向するディスク着
口部材５の方向に円弧移動するとコレラｌ−２はディス
ク４と共に、ディスク着口部材５に第２図の如く調芯ク
ランプする。詳しくは第２図において、コレット体押ト
１部月１がコレット体押付バネ１２とコレット保持軸１
１を介してコレット操作部材８を押すと、コレット操作
部ｖＩ８はコレット拡張斜面９に沿って７１ノツト２を
拡張［２、コレット２の外径面がディスクセンターホー
ルのバラツキを吸収して、ディスク４をディスク着［１
部材５に調芯クランプすると共に、ディスク着［１部材
内径面６に調芯クランプする。

尚、コレット体は、コレット２、コレット操作部材８、
コレット保持軸１１、及びバネ部＋、１により構成され
ている。

この様な構成のディスククランプ機構では、以下の欠点
がある。

１）コレット体押（Ｎ１部材１が剛体であり、必要なり
ランプ圧力を得る為に、第２図に示す様なコレット体押
付バネ１２を必要とし、薄形化が難かしい。

２）コレット体押付部祠１と、コレット体を成すコレッ
ト保持軸１１、コレット操作部材８、コ１ノット２が一
体となって移動するので、移動空間が広くなり薄形化が
難か１７い。

３）調芯クランプを円弧移動動作で行なう為、第１図に
於いて、ディスク４の出し入れをするに必要な間隔が、
長さＨ分多くなり薄形化が難かしい。

４）調芯クランプを円弧移動動作で行なう為、第１図に
於いて、コレット２の案内斜面３が着目部材内径面６と
のなす案内角度θは、コレット体押付部材１の支点１３
　で大きくなり、該支点の反対側で小さくなって、不均
一になる。またディスクセンターホール７の調芯方向は
ランダムであり、前述の案内角度θの不均一から、コレ
ット２とディスクセンターホール７の係合による調芯時
に於いて、案内斜面３がディスク４に折り曲げ傷を付ζ
ノたり、折り曲げたままクランプする事があり、調芯精
度が悪い。

５）円弧移動動作のコレット２が、ディスク着口部材５
に係合する時、移動軌跡が垂直移動に変化するので、第
２図に於い゛Ｃ１コレッＩ・保持軸１１とコレット体押
付部材１は、係合ずきま１０を設けてフローティングし
て対応するため、コレット２が偏心したディスクセンタ
ーホール７に係合する時、コレット保持軸１１が傾き、
案内角度θが不安定になる為、前述４）の調芯精度がさ
らに悪くなる。

本発明の目的は、かかる欠点を除去ｌまたもので、ディ
スククランプ機構の薄形化と、Ｅ芯精度の向、Ｌにある
。

以下実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

第３図は本発明の実施例で、右十分はディスクを調子ク
ランプした状態を示し、左゛ト分は調芯クランプ前の状
態を示す。第３図に於いて、２１はコレット体押付部材
、２２はコレット、２４はディスク、２５はディスク着
口部材、２８はコレット操作部材、３０はコレット体支
持部材、３１はコレット体ガイド部材である。

コレット鉢受はボス２５−１を有するディスク着口部材
２５と対向位置に、コレット体ガイド部材３１を装着【
７た機枠である″ｊレット体支持部（イ３０を設け、図
示してはないが固定する。フレット鉢受はボス２５−１
と係合関係にあるコレット体ガイド穴２８−１を有する
コレット操作部材２８は、スプリング２０の抑圧とコレ
ット２２の鍔２１１とで、コレット２２を保持１２、前
記コレット操作部材２８と、コレット体ガイド部材３１
に係合するコレラｔ・体スライド部材３２は、ベアリン
グ３３を介して連結１２、ディスク着目部材２５と分離
する同窓状態のコレット体を成す。コレット２２は図示
１２てはいないが円周方向に数分割された爪で構成され
、ディスクセンターホール２７の内面方向にたわむ弾性
体である。第３図左半分の状態では、コレット２２の外
径面はディスク着口部材内径而２６より小さく構成され
ていて、係合関係にある。コレット体スライド部材３２
に係合するコレット体押付部材２１は弾性体である。

第３図左半分に於いて、コレット体押イー１部材２１に
より、コレット体スライド部材３２を押すと、コレット
体ガイド部材３１に案内されてコレット体は移動し、偏
心したディスクセンターホール２７にコレット２２の案
内斜面２３が係合し、係合量の増加にともないディスク
２４を動かし調芯する。

この調芯動作中に於いて、コレット操作部材２８のコレ
ット体ガイド穴２８−１は、ディスク着口部材２！５と
間怠のコレット鉢受はボス２５−１に係合１−で、コレ
ット体にディスク着口部材２５を調芯ガイドする。

第３図有半分に示す状態迄係合すると、コレット体スラ
イド部材３２は、コレット体ガイド部＋４３１との係合
がはずれ、コレット体ガイド部材３１とディスク着口部
材２５の芯ズレによる影響をなくして、コレット操作部
材２８はフレット拡張斜面２９に沿ってコレット２２の
外径面がディスク着口部材内径面２６に係合する迄拡張
Ｉ７、ディスクセンターホール２７のバラツキを吸収し
た後、ディスク２４をディスク着口部材２５とコレット
２２の間にクランプし、コレット体押付部材２１の弾性
でクランプ圧力を発生ずる。コレット体押付部材２１を
復帰すると、スプリング２０の作用でコレット操作部材
２８はフレット拡張斜面２９から後退１７、コ１ノット
２２の外径面は弾性によりディスク着口部材内径面２６
より小さくなり、次いでコレット体スライド部材３２が
コレット体ガイド部材３１に係合１２、第３図左半分の
初期状態に戻る。

本発明は従来のクランプ機溝において、第１図及び第２
図に示すように、コレット体押付部材１−にコレット体
押付バネ１２と、コ１ノット保持輔１１を介して装着１
７たコレット体を、コレット体押イ；１部材１の円弧移
動による操作で、ディスク４を調芯クランプし、コレッ
ト体押イ４バネ１２でクランプ圧を発生する構成に対し
、第３図に示す様にコレット鉢受はボス２５−１を有す
るディスク着口部材２５の対向位置に、コレット体スラ
イド部材３１を設け、コレット体ガイド穴２８−１を有
し、コレット２２を保持したコレット操作部材２８に連
結するコレット体スライド部材３２を、前述のコレット
体スライド部材３１を案内して、コレット体押付部材２
１−による垂直移動の操作により、ディスク２４を調芯
クランプ１７、コレット体押付部材２１の弾性でクラン
プ圧を発生ずる構成にした。

この構成によると次の効果がある。

１）コ１ノット体押（Ｎ１部材を弾性体で構成した事に
より、クランプ圧力の発生と、フレットの操作を同一部
Ｉイで行なうので、薄形化が容易きなる。

２）コ１ノットとディスク着［１部材、ディスクセンタ
ーホールは、垂直移動動作により係合するので、第１図
Ｈに示す様な余分な間隔を必要とせず薄形化が容易とな
る。

３）調芯クランプを垂直移動動作で行なう為、コレット
の案内斜面とディスク着口部材の内径面との成す案内角
度θは、円周方向に均一になり、コレットとディスクセ
ンターホールの係合によるディスクの調芯時に於いて、
案内斜面でディスクに折り曲げ傷を６１けたり、折り曲
げたままクランプする事がなく調芯精度が良い。

４）調芯動作中に於いて、コレット操作部材に設けたコ
レット体ガイド穴が、ディスク着口部材のコレット棒受
ボスに係合し、コレット体をガイドするので、コレラＩ
・の傾きがなく、コレット案内斜面の成す角度θ′が安
定し、前述３）の効果がさらに大きくなる。

５）ディスクの調芯動作中に於いて、コレット操作部材
に設けたコレット体に口芯状態のコレット体ガイド穴が
、ディスク着口部材と間怠のコレット棒受ボスに係合し
コレット体とディスク着口部材を、調芯ガイドするので
、第２図の様に、コレット体がディスクを介１．てディ
スク着口部材に調芯する事がなく、ディスクに折り曲げ
傷や変形が発生しないので調芯精度が良い。

ところで、本発明ではコレット体ガイド穴２８−１をコ
レット操作部材２８に設けたが、コレット２２に設ける
事も可能であり、また、コレット操作部材２８あるいは
、コレット２２にボスを設け、ディスク着口部材２５に
ガイド穴を設けて、同様の効果を得る事も可能である。

さらに、コレット体ガイド部材３１を有するコレット体
支持部材が垂直移動動作して、前述のガイド穴とボスが
係合したり、第１図及び第２図に示す様な従来のコレッ
トに、前述のガイド穴とボスを設けて、前述と同様な効
果を得る事も可能である。

この様に本発明は、フレキシブルディスクドライブのデ
ィスククランプ機構に於いて、ディスク着口部材と対向
する機枠に立てた、コレット体を前記ディスク着口部材
に垂直移動のガイドをする部材、分離するコレット体と
ディスク着目部材を調芯ガイドする手段とを設ける事に
よって、ディスク調芯クランプ時に、コレット体とディ
スク着口部材を調芯ガイドする事と、コレット体の傾き
を防止し、コレットの案内斜面の成す角度を安定する事
によって、ディスクの折り曲げ傷発生や、変形、折り曲
げたままクランプする事がなく、調芯精度が良い。

また、前述の構成はコレットが垂直動作で調芯クランプ
する事と、コレット押付部材を弾性体で構成する事によ
り、クランプ圧力の発生とコレットの操作を同一部材で
行なうので、薄形化が容易である等、フレキシブルディ
スクドライブにとって非常に有益な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来のディスククランプ機構で、第
１図は調芯前の状態の概観図。第２図は調芯クランプ状
態の断面図である。 第３図は本発明の１実施例の断面図であり、右半分は調
芯クランプ状態、左半分は調芯前の状態を示す。 １．２１　・ ２．２２・ ３．２３・ ４．２４・ ５．２５争 ６．２６− ７．２７φ ８．２８− ９．２９ψ コレット体押付部材 コレット 案内斜面 ディスク ディスク着口部材 ディスク着口部材内径面 ディスクセンターホール コレット操作部材 コレット拡張斜面 １０　轡　・ １１　・　・ １２−　・ ２０　・　・ ３１争・ ３２　・　・ 係合すきま コレット保持軸 コレット体押ｆ寸バネ 支点 スプリング コレットの鍔 コレット鉢受はボス コレット体ガイド穴 コレット体支持部材 コレット体ガイド部材 コレット体スライド部材 第１図 以 上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（他１名）第２図 手続補正書 （自発） 平成 元年１１月１８日 ２゜ 発明の名称 フレキシブルディスクドライブのディスククランプ機構
第３図 特許請求の範囲 （１）ディスク着口部材、 該ディスク着口部材と 対向するコレラ ト体、 該コレラ ト体を前記ディス ク着ロ部材にガイド　る、　　　えた　を特徴とするフ
レキシブルディスクドライブのディスククランプ機構。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク着口部材、該ディスク着口部材と対向す
   るコレット体、該コレット体を前記ディスク着口部材に
   垂直移動のガイドをする機枠に装着された部材、前記コ
   レット体と、前記ディスク着口部材を調芯ガイドする手
   段とから成る事を特徴とする、フレキシブルディスクド
   ライブのディスククランプ機構。
2. （２）コレット体を移動させる部材が、弾性体の部材で
   あることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載のフ
   レキシブルディスクドライブのディスククランプ機構。