JPH02161191A - 密閉形スクロール型圧縮機 - Google Patents
密閉形スクロール型圧縮機Info
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- JPH02161191A JPH02161191A JP63313061A JP31306188A JPH02161191A JP H02161191 A JPH02161191 A JP H02161191A JP 63313061 A JP63313061 A JP 63313061A JP 31306188 A JP31306188 A JP 31306188A JP H02161191 A JPH02161191 A JP H02161191A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ケーシング内部の圧力が吐出圧力になる密閉
形のスクロール型圧縮機に関する。
形のスクロール型圧縮機に関する。
この社の密閉形スクロール型圧縮機は、第３図に示すよ
うに、ケーシングｌと、ケーシングｌの内部に配置され
た内部ブロック２と、内部ブロック２の一側に配したス
クロール型圧縮装置３と、内部ブロック２の他側に配し
た駆動装置４と、内部ブロック２を貫通して、一端を駆
動装置４に接続した主軸５と、潤滑油を含む冷媒ガスを
圧縮装置３に導入するための吸入ポート６と、ケーシン
グ１外に冷媒ガスを導出するための吐出ポート７とを含
み、スクロール型圧縮装置３は、第１の板体３００の一
面に第１のうず巻体３０１を設けてある固定スクロール
部材３０及び第２の板体３１０の一面に第２のうず巻体
３１１を設けてある可動スクロール部材３１を有し、固
定スクロール部材３０と可動スクロール部材３１とは、
第１のうず巻体３０１が第２の板体３１０に対向すると
ともに第２のうず巻体３１１が第１の板体３００と対向
してこれらの間に流体ポケット１４を形成するように組
み合わされ、駆動装置４は主軸５を介して可動スクロー
ル部材３１に円軌道運動を行わせて流体ポケット１４を
移動させる様になっている。
うに、ケーシングｌと、ケーシングｌの内部に配置され
た内部ブロック２と、内部ブロック２の一側に配したス
クロール型圧縮装置３と、内部ブロック２の他側に配し
た駆動装置４と、内部ブロック２を貫通して、一端を駆
動装置４に接続した主軸５と、潤滑油を含む冷媒ガスを
圧縮装置３に導入するための吸入ポート６と、ケーシン
グ１外に冷媒ガスを導出するための吐出ポート７とを含
み、スクロール型圧縮装置３は、第１の板体３００の一
面に第１のうず巻体３０１を設けてある固定スクロール
部材３０及び第２の板体３１０の一面に第２のうず巻体
３１１を設けてある可動スクロール部材３１を有し、固
定スクロール部材３０と可動スクロール部材３１とは、
第１のうず巻体３０１が第２の板体３１０に対向すると
ともに第２のうず巻体３１１が第１の板体３００と対向
してこれらの間に流体ポケット１４を形成するように組
み合わされ、駆動装置４は主軸５を介して可動スクロー
ル部材３１に円軌道運動を行わせて流体ポケット１４を
移動させる様になっている。
そして、第１の板体３００の周縁には、第２の板体３１
０の一面の周縁部と摺接するように周壁３００ｅが設け
られている。二〇周壁３００ｅと第１の板体３００と第
２の板体３１０とで密閉された吸入圧室１３が形成され
ている。この吸入圧室１３内には、ｍｌのうず巻体３０
１と第２のうず巻体３１１で仕切られた複数の流体ポケ
ット１４が形成されている。内部ブロック２は先端が周
壁３００ｅの先端とシール材８を介して密接している。
０の一面の周縁部と摺接するように周壁３００ｅが設け
られている。二〇周壁３００ｅと第１の板体３００と第
２の板体３１０とで密閉された吸入圧室１３が形成され
ている。この吸入圧室１３内には、ｍｌのうず巻体３０
１と第２のうず巻体３１１で仕切られた複数の流体ポケ
ット１４が形成されている。内部ブロック２は先端が周
壁３００ｅの先端とシール材８を介して密接している。
この内部ブロック２と周壁３００ｅと第２の板体３１０
とで密閉された中間圧室９が形成されている。
とで密閉された中間圧室９が形成されている。
主軸５は、一端を駆動装置４の回転子４ａに固定しであ
る。主軸５の他端にはビン５ａが偏心して設けてあり、
このピン５ａは第２の板体３１０の他面に設けてあるボ
ス３１０ａに嵌挿されている。従って、駆動装ｇ１４が
作動すると可動スクロール部材３１が円軌道運動をする
。この円軌道運動によって流体ポケット１４は吸入ポー
ト６から吸入圧室１３に流れ込んだ冷媒ガスを取り込み
、そして、この流体ポケット１４は、両うず巻体３０１
．３１１の中心部に向って移動をする。この移動の際、
冷媒ガスは圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、第１の
板体３００に穿設しである吐出口３００ａからケーシン
グ１の頭部１１に吐出される。ケーシング１の頭部１１
と胴部１２は通孔１０によって連通しており、頭部１１
に吐出された冷媒ガスは胴部１２に流入する。従って、
吸入圧室１３及び中間圧室９を除いたケーシング１内の
圧力は、冷媒ガスの吐出圧となる。従って、ケーシング
１の頭部１１及び胴部１２は、吐出圧室１９となる。そ
して、ケーシング１内の冷媒ガスは吐出ポート７を介し
て外部の冷凍回路（図示せず）内に流出するようになっ
ている。
る。主軸５の他端にはビン５ａが偏心して設けてあり、
このピン５ａは第２の板体３１０の他面に設けてあるボ
ス３１０ａに嵌挿されている。従って、駆動装ｇ１４が
作動すると可動スクロール部材３１が円軌道運動をする
。この円軌道運動によって流体ポケット１４は吸入ポー
ト６から吸入圧室１３に流れ込んだ冷媒ガスを取り込み
、そして、この流体ポケット１４は、両うず巻体３０１
．３１１の中心部に向って移動をする。この移動の際、
冷媒ガスは圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、第１の
板体３００に穿設しである吐出口３００ａからケーシン
グ１の頭部１１に吐出される。ケーシング１の頭部１１
と胴部１２は通孔１０によって連通しており、頭部１１
に吐出された冷媒ガスは胴部１２に流入する。従って、
吸入圧室１３及び中間圧室９を除いたケーシング１内の
圧力は、冷媒ガスの吐出圧となる。従って、ケーシング
１の頭部１１及び胴部１２は、吐出圧室１９となる。そ
して、ケーシング１内の冷媒ガスは吐出ポート７を介し
て外部の冷凍回路（図示せず）内に流出するようになっ
ている。
一方、第２の板体３１０には中間圧室９と流体ポケット
１４とを連通する細孔３１０ｆが設けられている。この
細孔３１０ｆによって圧縮途中の冷媒ガスの一部を中間
圧室９に導いている。この中間圧室の圧力は、吸入圧室
１３の圧力（吸入圧）よりも高く吐出圧室１９内の圧力
（吐出圧）よりも低い中間圧となる。この中間圧は第２
の板体３１０の背面に掛かり、可動スクロール部材３１
を固定スクロール部材３０に押し付ける力なる。この力
によって、流体ポケット１４の気密性を高めている。
１４とを連通する細孔３１０ｆが設けられている。この
細孔３１０ｆによって圧縮途中の冷媒ガスの一部を中間
圧室９に導いている。この中間圧室の圧力は、吸入圧室
１３の圧力（吸入圧）よりも高く吐出圧室１９内の圧力
（吐出圧）よりも低い中間圧となる。この中間圧は第２
の板体３１０の背面に掛かり、可動スクロール部材３１
を固定スクロール部材３０に押し付ける力なる。この力
によって、流体ポケット１４の気密性を高めている。
従来の密閉形スクロール圧縮機は、上記したように第２
の板体３１０を境にして構成された吸入圧室１３と中間
圧室９、及び吐出圧室１９が形成しである。
の板体３１０を境にして構成された吸入圧室１３と中間
圧室９、及び吐出圧室１９が形成しである。
この中間圧室９と吐出圧室１９との間は、冷媒ガスが通
過しないように遮断されていなけければならない。この
為、主軸５と内部ブロック２に備えられた軸受２ａとの
間の摺動画からほとんど冷媒ガスの通過がない様に設計
されている。
過しないように遮断されていなけければならない。この
為、主軸５と内部ブロック２に備えられた軸受２ａとの
間の摺動画からほとんど冷媒ガスの通過がない様に設計
されている。
しかしながら、回転摺動部である為、僅かながらでも隙
間はあり、また、摩耗により隙間が生じて、冷媒ガスが
内部ブロック２と主軸５の隙間から中間圧室９へ流れ込
むことがある。この為、中間圧室９の中間圧を一定に保
つことができない。
間はあり、また、摩耗により隙間が生じて、冷媒ガスが
内部ブロック２と主軸５の隙間から中間圧室９へ流れ込
むことがある。この為、中間圧室９の中間圧を一定に保
つことができない。
この結果、この中間圧が所定の値よりも高くなり、即ち
可動スクロール部材３１の板体３１０の背面に加わる荷
重が増大し、固定スクロール部材３０と可動スクロール
部材３１の摩擦が大きくなり、ｒｌＪ動スタスクロール
部材３１滑に運動できなくなる等色々な不都合が生じる
。
可動スクロール部材３１の板体３１０の背面に加わる荷
重が増大し、固定スクロール部材３０と可動スクロール
部材３１の摩擦が大きくなり、ｒｌＪ動スタスクロール
部材３１滑に運動できなくなる等色々な不都合が生じる
。
それ故に、本発明の課題は、可動スクロール部材に加わ
る軸方向の荷重を適正にし、且つ流体ポケットの気密性
が高い密閉形スクロール型圧縮機を提供することにある
。
る軸方向の荷重を適正にし、且つ流体ポケットの気密性
が高い密閉形スクロール型圧縮機を提供することにある
。
請求項１記賊の密閉形スクロール型圧縮機は、ケーシン
グと、該ケーシングの内部に配置された内部ブロックと
、該内部ブロックの一側に配したスクロール型圧縮装置
と、上記内部ブロックの他側に配した駆動装置と、上記
内部ブロックを貫通して、一端を上記駆動装置に接続し
た主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入するための吸
入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガスを導出するた
めの吐出ポートとを含み、上記スクロール型圧縮装置は
、上記ケーシング内に固定された第１の板体の一面に第
１のうず巻体を設けてある固定スクロール部材と、上記
主軸の他端に枢着された第２の板体の一面に第２のうず
巻゛体を設けてある可動スクロール部材とを有し、上記
固定スクロール部材と上記可動スクロール部材とは、上
記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向するとともに
上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向してこれら
の間に流体ポケットを形成するように組み合わされ、上
記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動スクロール部
材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケットを移動させ
るものであり、上記吸入ポートより上記スクロール型圧
縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧縮された冷
媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様にした密閉形
スクロール型圧縮機において、上記第１の板体は上記第
１のうず巻体を包囲するように突出した周壁を有してお
り、該周壁にシール材を介して上記第２の板体の一面を
密着させて上記第２の板体の他面側と上記周壁と上記内
部ブロックとで中間圧力室を形成し、該中間圧力室に上
記吐出圧力と上記吸入圧力の中間の中間圧力を導入する
細孔を備え、上記内部ブロックは、上記主軸の外周面と
摺接して上記中間圧力室内外の連通を遮る軸シール材を
備えていることを特徴とする。
グと、該ケーシングの内部に配置された内部ブロックと
、該内部ブロックの一側に配したスクロール型圧縮装置
と、上記内部ブロックの他側に配した駆動装置と、上記
内部ブロックを貫通して、一端を上記駆動装置に接続し
た主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入するための吸
入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガスを導出するた
めの吐出ポートとを含み、上記スクロール型圧縮装置は
、上記ケーシング内に固定された第１の板体の一面に第
１のうず巻体を設けてある固定スクロール部材と、上記
主軸の他端に枢着された第２の板体の一面に第２のうず
巻゛体を設けてある可動スクロール部材とを有し、上記
固定スクロール部材と上記可動スクロール部材とは、上
記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向するとともに
上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向してこれら
の間に流体ポケットを形成するように組み合わされ、上
記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動スクロール部
材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケットを移動させ
るものであり、上記吸入ポートより上記スクロール型圧
縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧縮された冷
媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様にした密閉形
スクロール型圧縮機において、上記第１の板体は上記第
１のうず巻体を包囲するように突出した周壁を有してお
り、該周壁にシール材を介して上記第２の板体の一面を
密着させて上記第２の板体の他面側と上記周壁と上記内
部ブロックとで中間圧力室を形成し、該中間圧力室に上
記吐出圧力と上記吸入圧力の中間の中間圧力を導入する
細孔を備え、上記内部ブロックは、上記主軸の外周面と
摺接して上記中間圧力室内外の連通を遮る軸シール材を
備えていることを特徴とする。
一方、請求項２記載の密閉形スクロール型圧縮機は、ケ
ーシングと、該ケーシングの内部に配置された内部ブロ
ックと、該内部ブロックの一側に配したスクロール型圧
縮装置と、上記内部ブロックの他側に配した駆動装置と
、上記内部ブロックを貫通して、一端を上記駆動装置に
接続した主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入するた
めの吸入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガスを導出
するための吐出ポートとを含み、上記スクロール型圧縮
装置は、上記ケーシング内に固定された第１の板体の一
面に第１のうず巻体を設けてある固定スクロール部材と
、上記主軸の他端に枢着された第２の板体の一面に第２
のうず巻体を設けてある可動スクロール部材とを有し、
上記固定スクロール部材と上記可動スクロール部材とは
、上記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向するとと
もに上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向してこ
れら−の間に流体ポケットを形成するように組み合わさ
れ、上記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動スクロ
ール部材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケットを移
動させるものであり、上記吸入ポートより上記スクロー
ル型圧縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧縮さ
れた冷媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様にした
密閉形スクロール型圧縮機において、上記内部ブロック
から」１紀スクロール型圧縮装置側に突出して上記可動
スクロール部材を取り囲み、上記第１の板体と協働して
密閉された吸入圧室を作る筒状壁を備え、上記可動スク
ロール部材の上記主軸軸線方向の位置を規制する位置規
制手段を備え、上記筒状壁と上記第１の板体とはシール
材を介在させて密着しており、上記内部ブロックは、上
記主軸の外周面と摺接して上記吸入圧室内外の連通を遮
る軸シール材を備えていることを特徴とする。
ーシングと、該ケーシングの内部に配置された内部ブロ
ックと、該内部ブロックの一側に配したスクロール型圧
縮装置と、上記内部ブロックの他側に配した駆動装置と
、上記内部ブロックを貫通して、一端を上記駆動装置に
接続した主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入するた
めの吸入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガスを導出
するための吐出ポートとを含み、上記スクロール型圧縮
装置は、上記ケーシング内に固定された第１の板体の一
面に第１のうず巻体を設けてある固定スクロール部材と
、上記主軸の他端に枢着された第２の板体の一面に第２
のうず巻体を設けてある可動スクロール部材とを有し、
上記固定スクロール部材と上記可動スクロール部材とは
、上記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向するとと
もに上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向してこ
れら−の間に流体ポケットを形成するように組み合わさ
れ、上記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動スクロ
ール部材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケットを移
動させるものであり、上記吸入ポートより上記スクロー
ル型圧縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧縮さ
れた冷媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様にした
密閉形スクロール型圧縮機において、上記内部ブロック
から」１紀スクロール型圧縮装置側に突出して上記可動
スクロール部材を取り囲み、上記第１の板体と協働して
密閉された吸入圧室を作る筒状壁を備え、上記可動スク
ロール部材の上記主軸軸線方向の位置を規制する位置規
制手段を備え、上記筒状壁と上記第１の板体とはシール
材を介在させて密着しており、上記内部ブロックは、上
記主軸の外周面と摺接して上記吸入圧室内外の連通を遮
る軸シール材を備えていることを特徴とする。
［作用］
請求項１記載の密閉形スクロール圧縮機の場合、駆動装
置が作動すると、主軸が回転し、可動スクロール部材が
円軌道運動をする。この円軌道運動によって、潤滑油を
含む冷媒ガスが吸入ポートを介して吸入圧室に導入され
かつ流体ポケットに取り込まれる。流体ポケットに取り
込まれた冷媒ガスは流体ポケットの移動に伴って圧縮さ
れる。この圧縮された冷媒ガスの圧力は、可動スクロー
ル部材を主軸の軸線に沿った方向で固定スクロール部材
から離す向きに作用する。しかし可動スクロール部材の
固定スクロール部材から離れる向きの動きは、可動うず
巻体の背面に作用する中間圧力によって適正に阻止され
る。この結果、第１のうず巻体とこれに対向する第２の
板体との隙間及び第２のうず巻体とこれに対向する第１
の板体との隙間がいずれも一定に保たれる。しかも、こ
の中間圧力は、幀シール材によって密閉された中間圧室
内で作用する為、常に適正な値を得ることができ、流体
ポケットの気密性は高度に保たれる。
置が作動すると、主軸が回転し、可動スクロール部材が
円軌道運動をする。この円軌道運動によって、潤滑油を
含む冷媒ガスが吸入ポートを介して吸入圧室に導入され
かつ流体ポケットに取り込まれる。流体ポケットに取り
込まれた冷媒ガスは流体ポケットの移動に伴って圧縮さ
れる。この圧縮された冷媒ガスの圧力は、可動スクロー
ル部材を主軸の軸線に沿った方向で固定スクロール部材
から離す向きに作用する。しかし可動スクロール部材の
固定スクロール部材から離れる向きの動きは、可動うず
巻体の背面に作用する中間圧力によって適正に阻止され
る。この結果、第１のうず巻体とこれに対向する第２の
板体との隙間及び第２のうず巻体とこれに対向する第１
の板体との隙間がいずれも一定に保たれる。しかも、こ
の中間圧力は、幀シール材によって密閉された中間圧室
内で作用する為、常に適正な値を得ることができ、流体
ポケットの気密性は高度に保たれる。
圧縮された冷媒ガスは、ケーシング内に吐出される。ケ
ーシング内に流れ込んだ冷媒ガスは、吐出ポートから外
部の冷凍回路に吐出される。
ーシング内に流れ込んだ冷媒ガスは、吐出ポートから外
部の冷凍回路に吐出される。
請求項２記載の密閉形スクロール圧縮機は、請求項１記
載の密閉形スクロール圧縮機と略同様に作用するが、請
求項２記載の密閉形スクロール圧縮機の場合、中間圧室
は構成されず、内部ブロックの筒状壁等により、可動ス
クロール部材を取り囲む様に吸入圧室が構成されており
、主軸軸線方向の位置規制手段と吸入圧により、可動ス
クロール部材の固定スクロール部材から離れる向きの動
きを規１．すする。この吸入圧は、軸シール材によって
密閉された吸入圧室内で作用する為、常に適正な値を得
ることができる。
載の密閉形スクロール圧縮機と略同様に作用するが、請
求項２記載の密閉形スクロール圧縮機の場合、中間圧室
は構成されず、内部ブロックの筒状壁等により、可動ス
クロール部材を取り囲む様に吸入圧室が構成されており
、主軸軸線方向の位置規制手段と吸入圧により、可動ス
クロール部材の固定スクロール部材から離れる向きの動
きを規１．すする。この吸入圧は、軸シール材によって
密閉された吸入圧室内で作用する為、常に適正な値を得
ることができる。
（実施例〕
第１２図は請求項］記載の密閉形スクロール圧縮機の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
第１図を参照して、本実施例の密閉形スクロール圧縮機
は、ケーシング１と、ケーシング１の内部に配置された
内部ブロック２と、内部ブロック２の一側に配したスク
ロール型圧縮装置３と、内部ブロック２の他側に配した
駆動装置４と、内部ブロック２を貫通して、一端を駆動
装置４に接続した主軸５と、潤滑油を含む冷媒ガスを圧
縮装置３に導入するための吸入ポート６と、ケーシング
１外に冷媒ガスを導出するための吐出ポート７とを含ん
でいる。
は、ケーシング１と、ケーシング１の内部に配置された
内部ブロック２と、内部ブロック２の一側に配したスク
ロール型圧縮装置３と、内部ブロック２の他側に配した
駆動装置４と、内部ブロック２を貫通して、一端を駆動
装置４に接続した主軸５と、潤滑油を含む冷媒ガスを圧
縮装置３に導入するための吸入ポート６と、ケーシング
１外に冷媒ガスを導出するための吐出ポート７とを含ん
でいる。
スクロール型圧縮装置３は、第１の板体３００の一面に
第１のうず巻体３０１を設けてある固定スクロール部材
３０及び第２の板体３１０の一面に第２のうず巻体３１
１を設けてある可動スクロール部材３１を有し、固定ス
クロール部材３０とロ１動スクロール部材３１とは、第
１のうず巻体３０１が第２の板体３１０に対向するとと
もに第２のうず巻体３１１が第１の板体３００と対向し
てこれらの間に流体ポケット１４を形成するように組み
合わされ、駆動装置４は主軸５を介して可動スクロール
部材３１に円軌道運動を行わせて流体ポケット１４を移
動させる様になっている。
第１のうず巻体３０１を設けてある固定スクロール部材
３０及び第２の板体３１０の一面に第２のうず巻体３１
１を設けてある可動スクロール部材３１を有し、固定ス
クロール部材３０とロ１動スクロール部材３１とは、第
１のうず巻体３０１が第２の板体３１０に対向するとと
もに第２のうず巻体３１１が第１の板体３００と対向し
てこれらの間に流体ポケット１４を形成するように組み
合わされ、駆動装置４は主軸５を介して可動スクロール
部材３１に円軌道運動を行わせて流体ポケット１４を移
動させる様になっている。
第２の板体３１０の背面と内部ブロック２の内壁との間
には、可動スクロール部材３１の回転を阻止する回転阻
止装置３４が設けてある。尚、本実施例では回転阻止装
置３４として、オルダムリングを使用している。
には、可動スクロール部材３１の回転を阻止する回転阻
止装置３４が設けてある。尚、本実施例では回転阻止装
置３４として、オルダムリングを使用している。
第１の板体３００の周縁には、第２の板体３１０の一面
の周縁部と摺接するように周壁３００ｅが設けられてい
る。この周壁３００ｅと第１の板体３００と第２の板体
３１０とで密閉された吸入圧室１３が形成されている。
の周縁部と摺接するように周壁３００ｅが設けられてい
る。この周壁３００ｅと第１の板体３００と第２の板体
３１０とで密閉された吸入圧室１３が形成されている。
この吸入圧室１３内には、第１のうず巻体３０１と第２
のうず巻体３１１で仕切られた複数の流体ポケット１４
が形成されている。
のうず巻体３１１で仕切られた複数の流体ポケット１４
が形成されている。
内部ブロック２は、先端が周壁３００ｅの先端とシール
材８を介して密接している。この内部ブロック２と周壁
３００ｅと第２の板体３１０とで密閉された中間圧室９
が形成されている。
材８を介して密接している。この内部ブロック２と周壁
３００ｅと第２の板体３１０とで密閉された中間圧室９
が形成されている。
主軸５は、一端を駆動装置４の回転子４ａに固定しであ
る。主軸５の他端にはピン５ａが偏心して設けてあり、
このピン５ａは第２の板体３１０の他面に設けてあるボ
ス３１０ａに嵌挿されている。従って、駆動装置４が作
動すると可動スクロール部材３１が円軌道運動をする。
る。主軸５の他端にはピン５ａが偏心して設けてあり、
このピン５ａは第２の板体３１０の他面に設けてあるボ
ス３１０ａに嵌挿されている。従って、駆動装置４が作
動すると可動スクロール部材３１が円軌道運動をする。
この円軌道運動によって流体ポケット１４は吸入ポート
６から吸入圧室１３に流れ込んだ冷媒ガスを取り込み、
そして、この流体ポケット１４は、両うず巻体３０１．
３１１の中心部に向って移動をする。この移動の際、冷
媒ガスは圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、第１の板
体３００に穿設しである吐出口３００ａからケーシング
１の頭部１１に吐出される。ケーシング１の頭部１１と
胴部１２は通孔１０によって連通しており、頭部１１に
吐出された冷媒ガスは胴部１２に流入する。従って、吸
入圧室１３及び中間圧室９を除いたケーシング１内の圧
力は、冷媒ガスの吐出圧となる。従って、ケーシング１
の頭部１１及び胴部１２は、吐出圧室１９となる。そし
て、ケーシング１内の冷媒ガスは吐出ポート７を介して
外部の冷凍回路（図示せず）内に流出するようになって
いる。
６から吸入圧室１３に流れ込んだ冷媒ガスを取り込み、
そして、この流体ポケット１４は、両うず巻体３０１．
３１１の中心部に向って移動をする。この移動の際、冷
媒ガスは圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、第１の板
体３００に穿設しである吐出口３００ａからケーシング
１の頭部１１に吐出される。ケーシング１の頭部１１と
胴部１２は通孔１０によって連通しており、頭部１１に
吐出された冷媒ガスは胴部１２に流入する。従って、吸
入圧室１３及び中間圧室９を除いたケーシング１内の圧
力は、冷媒ガスの吐出圧となる。従って、ケーシング１
の頭部１１及び胴部１２は、吐出圧室１９となる。そし
て、ケーシング１内の冷媒ガスは吐出ポート７を介して
外部の冷凍回路（図示せず）内に流出するようになって
いる。
一方、第２の板体３１０には中間圧室９と流体ポケット
１４とを連通ずる細孔３１０ｆが設けられている。この
細孔３１０ｆによって圧縮途中の冷媒ガスの一部を中間
圧室９に導いている。この中間圧室の圧力は、吸入圧室
１３の圧力（吸入圧）よりも高く吐出圧室１９内の圧力
（吐出圧）よりも低い中間圧となる。この中間圧は第２
の板体３１０の背面、に掛かり、可動スクロール部材３
１を固定スクロール部材３０に押し付ける力なる。
１４とを連通ずる細孔３１０ｆが設けられている。この
細孔３１０ｆによって圧縮途中の冷媒ガスの一部を中間
圧室９に導いている。この中間圧室の圧力は、吸入圧室
１３の圧力（吸入圧）よりも高く吐出圧室１９内の圧力
（吐出圧）よりも低い中間圧となる。この中間圧は第２
の板体３１０の背面、に掛かり、可動スクロール部材３
１を固定スクロール部材３０に押し付ける力なる。
軸シール材２１は、内部ブロック２の中央部に主軸５の
外周と摺接する様に設けてある。尚、この軸シール材２
１は、メカニカルシールでもリップシールでも良い。こ
れにより、中間圧室９は密閉された空間となる。
外周と摺接する様に設けてある。尚、この軸シール材２
１は、メカニカルシールでもリップシールでも良い。こ
れにより、中間圧室９は密閉された空間となる。
第２図は請求項２記載の密閉形スクロール圧縮機の一実
施例を示す断面図である。このスクロール圧縮機は、主
軸が垂直な状態で設置されている。
施例を示す断面図である。このスクロール圧縮機は、主
軸が垂直な状態で設置されている。
このタイプを一般に縦置型圧縮機と呼んでいる。
第２図を参照して、ケーシング１は、頭部ケーシング１
ａと胴部ケーシング１ｂとで構成されている。ケーシン
グ１の内下部には冷媒ガスから分離された潤滑油１８を
貯える油溜りＩＣを形成しである。
ａと胴部ケーシング１ｂとで構成されている。ケーシン
グ１の内下部には冷媒ガスから分離された潤滑油１８を
貯える油溜りＩＣを形成しである。
内部ブロック２は、後述の電動機４側に突出した軸受２
ａを有している。この軸受２ａは内外に貫通した貫通孔
２ｂを有している。また内部ブロック２には脚片２Ｃが
設けてあり、この脚片２Ｃによって内部ブロック２はケ
ーシング１内に固定されている。
ａを有している。この軸受２ａは内外に貫通した貫通孔
２ｂを有している。また内部ブロック２には脚片２Ｃが
設けてあり、この脚片２Ｃによって内部ブロック２はケ
ーシング１内に固定されている。
スクロール型圧縮装置３は、内部ブロック２の上側に配
されている。このスクロール型圧縮装置３は、固定スク
ロール部材３０と可動スクロール部材３１とを含んでい
る。固定スクロール部材３０は、第１の板体３００の下
面に第１のうず巻体３０１を設けてある。第１の板体３
００には吐出口３００ａが穿設してあり、スクロール型
圧縮装置３によって圧縮された冷媒ガスがここからケー
シング１内に吐出される。この固定スクロール部材３０
は後述の筒状壁２０に固定されている。可動スクロール
部材３１は、第２の板体３１０の上面に第２のうず巻体
３１１を設けてある。第２の板体３１０の下面にはボス
３１０ａが設けてある。
されている。このスクロール型圧縮装置３は、固定スク
ロール部材３０と可動スクロール部材３１とを含んでい
る。固定スクロール部材３０は、第１の板体３００の下
面に第１のうず巻体３０１を設けてある。第１の板体３
００には吐出口３００ａが穿設してあり、スクロール型
圧縮装置３によって圧縮された冷媒ガスがここからケー
シング１内に吐出される。この固定スクロール部材３０
は後述の筒状壁２０に固定されている。可動スクロール
部材３１は、第２の板体３１０の上面に第２のうず巻体
３１１を設けてある。第２の板体３１０の下面にはボス
３１０ａが設けてある。
このボス３１０ａには軸受３２が挿入しである。
この軸受３２には偏心孔３３ａを有するブツシュ３３が
挿入されている。この可動スクロール部材３１は、゛流
体ポケット１４を形成する様に固定スクロール部材３０
に組み合わされている。
挿入されている。この可動スクロール部材３１は、゛流
体ポケット１４を形成する様に固定スクロール部材３０
に組み合わされている。
駆動装置として回転子４ａを備えた電動機４を用いてい
る。電動機４は内部ブロック２の下側に配されている。
る。電動機４は内部ブロック２の下側に配されている。
この電動機４は脚片２Ｃにボルト１６で固定されている
。
。
主軸５は内部ブロック２を貫通している。この主軸５の
上端にはビン５ａが偏心して設けてある。
上端にはビン５ａが偏心して設けてある。
このビン５ａはブツシュ３３の偏心孔３３ａに挿入され
ている。また主軸５の上端にはビン５ａの反λ・１側に
カウンターウェイト５ｂが設けてある。
ている。また主軸５の上端にはビン５ａの反λ・１側に
カウンターウェイト５ｂが設けてある。
この主軸５の外周面で軸受２ａと摺接する部分には螺線
状溝５Ｃが設けてある。この螺線状溝５Ｃの上端は貫通
孔２ｂに通じている。
状溝５Ｃが設けてある。この螺線状溝５Ｃの上端は貫通
孔２ｂに通じている。
吸入ポート６は、スクロール型圧縮装置３に潤滑油を含
んだ冷媒ガスを導入する為のものである。
んだ冷媒ガスを導入する為のものである。
この吸入ポート６は頭部ケーシング１ａ及び筒状壁２０
を貫通して吸入圧室１３に通じている。
を貫通して吸入圧室１３に通じている。
吐出ポート７は、ケーシング１外に冷媒ガスを導出する
為のもので、胸部ケーシング１ｂに設けてある。
為のもので、胸部ケーシング１ｂに設けてある。
筒状壁２０は、内部ブロック２からスクロール型圧縮装
ｆｆ１Ｂ側に突出して可動スクロール部材３１を取り囲
み、第１の板体３００と協働して密閉された吸入圧室１
３を作っているｏ筒状壁２０は第１の板体３００とシー
ル材１５を介して密着している。この筒状壁２０に第１
の板体３００がボルト１７によって固定されている。吸
入圧室１３内の圧力は、この吸入圧室１３に流れ込む冷
媒ガスの圧力すなわち吸入圧となる。この吸入圧は、ス
クロール型圧縮装置３から吐出する冷媒ガスの圧力すな
わち吐出圧より低い。
ｆｆ１Ｂ側に突出して可動スクロール部材３１を取り囲
み、第１の板体３００と協働して密閉された吸入圧室１
３を作っているｏ筒状壁２０は第１の板体３００とシー
ル材１５を介して密着している。この筒状壁２０に第１
の板体３００がボルト１７によって固定されている。吸
入圧室１３内の圧力は、この吸入圧室１３に流れ込む冷
媒ガスの圧力すなわち吸入圧となる。この吸入圧は、ス
クロール型圧縮装置３から吐出する冷媒ガスの圧力すな
わち吐出圧より低い。
軸シール材２１は、内部ブロック２の中央部に主軸５の
外周と摺接する様に設けてある。
外周と摺接する様に設けてある。
第１のチップシール３５は、第１のうず巻体３０１が第
２の板体３１０の一面と対向する部分に設けてある。
２の板体３１０の一面と対向する部分に設けてある。
第２のチップシール３６は、第２のうず巻体３１１が第
１の板体３００の一面と対向する部分に設けてある。
１の板体３００の一面と対向する部分に設けてある。
第２の板体３１０の背面と内部ブロック２の内壁との間
には、可動スクロール部材３１の回転を阻止する回転阻
止装置３４が設けてある。この回転阻止装置３４は、可
動スクロール部材３１が行なう円軌道連動の円軌道半径
と同じ半径のボールカプリングホールを周縁部に備えた
２枚のリング部材と、この間に配置されたボールとを含
んでいる。この回転阻止装置３４は、可動スクロール部
材３１が主軸５の軸線方向に沿って固定スクロール部材
３０から離れない様にする位置規制手段の役割もしてい
る。尚、内部ブロック２の一部を第２の板体３１０の背
面と摺接させ、これを位置規制手段としても構わず、位
置規制手段は特に限定されない。
には、可動スクロール部材３１の回転を阻止する回転阻
止装置３４が設けてある。この回転阻止装置３４は、可
動スクロール部材３１が行なう円軌道連動の円軌道半径
と同じ半径のボールカプリングホールを周縁部に備えた
２枚のリング部材と、この間に配置されたボールとを含
んでいる。この回転阻止装置３４は、可動スクロール部
材３１が主軸５の軸線方向に沿って固定スクロール部材
３０から離れない様にする位置規制手段の役割もしてい
る。尚、内部ブロック２の一部を第２の板体３１０の背
面と摺接させ、これを位置規制手段としても構わず、位
置規制手段は特に限定されない。
本発明による密閉形スクロール圧縮機は、スクロール圧
縮装置とそれを包囲するケーシング内の冷媒ガスの連通
を軸シール材を用いることにより遮断している為、固定
スクロール部材と可動スクロール部材間の軸方向隙間が
ケーシング内の吐出圧の影響を受けることなく適正に決
められ、圧縮が大変円滑に行われる。
縮装置とそれを包囲するケーシング内の冷媒ガスの連通
を軸シール材を用いることにより遮断している為、固定
スクロール部材と可動スクロール部材間の軸方向隙間が
ケーシング内の吐出圧の影響を受けることなく適正に決
められ、圧縮が大変円滑に行われる。
第１図は請求項１記載の密閉形スクロール圧縮機の一実
施例を示す断面図、第２図は請求項２記載の密閉形スク
ロール圧縮機の一実施例を示す断面図、第３図は従来の
密閉形スクロール圧縮機の断面図である。 材、３００・・・第１の板体、３００ａ・・・吐出口、
３０１・・・第１のうず巻体、３１・・・可動スクロー
ル部材、３１０・・・第２の板体、３１０ａ・・・ボス
、３１１・・・第２のうず巻体、３２・・・軸受、３３
・・・ブツシュ、３３ａ・・・偏心孔、３４・・・回転
阻止装置、３５・・・第１のチップシール、３６・・・
第２のチップシール、４・・・電動機、４ａ・・・回転
子、５・・・主軸、５ａ・・・ビン、５ｂ・・・カウン
ターウェイト、５Ｃ・・・螺旋状溝、６・・・吸入ポー
ト、７・・・吐出ポート。 １・・・ケーシング、１ａ・・・頭部ケーシング、１ｂ
・・・胴部ケーシング、１３・・・吸入圧室、１４・・
・流体ポケット、１５・・・シール材、１６．１７・・
・ボルト、１８・・−潤滑油、２・・・内部ブロック、
２ａ・・・軸受、２ｂ・・・貫通孔、２Ｃ・・・脚片、
２０・・・筒状壁、３・・・スクロール型圧縮装置、３
０・・・固定スクロール部第２図
施例を示す断面図、第２図は請求項２記載の密閉形スク
ロール圧縮機の一実施例を示す断面図、第３図は従来の
密閉形スクロール圧縮機の断面図である。 材、３００・・・第１の板体、３００ａ・・・吐出口、
３０１・・・第１のうず巻体、３１・・・可動スクロー
ル部材、３１０・・・第２の板体、３１０ａ・・・ボス
、３１１・・・第２のうず巻体、３２・・・軸受、３３
・・・ブツシュ、３３ａ・・・偏心孔、３４・・・回転
阻止装置、３５・・・第１のチップシール、３６・・・
第２のチップシール、４・・・電動機、４ａ・・・回転
子、５・・・主軸、５ａ・・・ビン、５ｂ・・・カウン
ターウェイト、５Ｃ・・・螺旋状溝、６・・・吸入ポー
ト、７・・・吐出ポート。 １・・・ケーシング、１ａ・・・頭部ケーシング、１ｂ
・・・胴部ケーシング、１３・・・吸入圧室、１４・・
・流体ポケット、１５・・・シール材、１６．１７・・
・ボルト、１８・・−潤滑油、２・・・内部ブロック、
２ａ・・・軸受、２ｂ・・・貫通孔、２Ｃ・・・脚片、
２０・・・筒状壁、３・・・スクロール型圧縮装置、３
０・・・固定スクロール部第２図
Claims (2)
- １．ケーシングと、該ケーシングの内部に配置された内
部ブロックと、該内部ブロックの一側に配したスクロー
ル型圧縮装置と、上記内部ブロックの他側に配した駆動
装置と、上記内部ブロックを貫通して、一端を上記駆動
装置に接続した主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入
するための吸入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガス
を導出するための吐出ポートとを含み、上記スクロール
型圧縮装置は、上記ケーシング内に固定された第１の板
体の一面に第１のうず巻体を設けてある固定スクロール
部材と、上記主軸の他端に枢着された第２の板体の一面
に第２のうず巻体を設けてある可動スクロール部材とを
有し、上記固定スクロール部材と上記可動スクロール部
材とは、上記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向す
るとともに上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向
してこれらの間に流体ポケットを形成するように組み合
わされ、上記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動ス
クロール部材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケット
を移動させるものであり、上記吸入ポートより上記スク
ロール型圧縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧
縮された冷媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様に
した密閉形スクロール型圧縮機において、上記第１の板
体は上記第１のうず巻体を包囲するように突出した周壁
を有しており、該周壁にシール材を介して上記第２の板
体の一面を密着させて上記第２の板体の他面側と上記周
璧と上記内部ブロックとで中間圧力室を形成し、該中間
圧力室に上記吐出圧力と上記吸入圧力の中間の中間圧力
を導入する細孔を備え、上記内部ブロックは、上記主軸
の外周面と摺接して上記中間圧力室内外の連通を遮る軸
シール材を備えていることを特徴とする密閉形スクロー
ル型圧縮機。 - ２．ケーシングと、該ケーシングの内部に配置された内
部ブロックと、該内部ブロックの一側に配したスクロー
ル型圧縮装置と、上記内部ブロックの他側に配した駆動
装置と、上記内部ブロックを貰通して、一端を上記駆動
装置に接続した主軸と、冷媒ガスを上記圧縮装置に導入
するための吸入ポートと、上記ケーシング外に冷媒ガス
を導出するための吐出ポートとを含み、上記スクロール
型圧縮装置は、上記ケーシング内に固定された第１の板
体の一面に第１のうず巻体を設けてある固定スクロール
部材と、上記主軸の他端に枢着された第２の板体の一面
に第２のうず巻体を設けてある可動スクロール部材とを
有し、上記固定スクロール部材と上記可動スクロール部
材とは、上記第１のうず巻体が上記第２の板体に対向す
るとともに上記第２のうず巻体が上記第１の板体と対向
してこれらの間に流体ポケットを形成するように組み合
わされ、上記駆動装置は、上記主軸を介して上記可動ス
クロール部材に円軌道運動を行わせて上記流体ポケット
を移動させるものであり、上記吸入ポートより上記スク
ロール型圧縮装置に吸入され上記流体ポケットにより圧
縮された冷媒ガスを上記ケーシング内に吐出させる様に
した密閉形スクロール型圧縮機において、上記内部ブロ
ックから上記スクロール型圧縮装置側に突出して上記可
動スクロール部材を取り囲み、上記第１の板体と協働し
て密閉された吸入圧室を作る筒状壁を備え、上記可動ス
クロール部材の上記主軸軸線方向の位置を規制する位置
規制手段を備え、上記筒状壁と上記第１の板体とはシー
ル材を介在させて密着しており、上記内部ブロックは、
上記主軸の外周面と摺接して上記吸入圧室内外の連通を
遮る軸シール材を備えていることを特徴とする密閉形ス
クロール型圧縮機。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313061A JPH02161191A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 密閉形スクロール型圧縮機 |
| EP89312960A EP0373876B1 (en) | 1988-12-13 | 1989-12-12 | Hermetically sealed scroll type refrigerant compressor |
| DE89312960T DE68906767T2 (de) | 1988-12-13 | 1989-12-12 | Hermetisch abgedichteter Spiralkühlverdichter. |
| KR1019890018438A KR0144149B1 (ko) | 1988-12-13 | 1989-12-13 | 축 밀폐기구를 갖는 용접 밀폐된 스크롤형 냉매 압축기 |
| CA002005379A CA2005379A1 (en) | 1988-12-13 | 1989-12-13 | Hermetically sealed scroll type refrigerant compressor with a shaft seal mechanism |
| AU46723/89A AU615365B2 (en) | 1988-12-13 | 1989-12-13 | Hermetically sealed scroll type compressor with a shaft seal mechanism |
| SG138093A SG138093G (en) | 1988-12-13 | 1993-12-21 | Hermetically sealed scroll type refrigerant compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313061A JPH02161191A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 密閉形スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02161191A true JPH02161191A (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=18036743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63313061A Pending JPH02161191A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 密閉形スクロール型圧縮機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0373876B1 (ja) |
| JP (1) | JPH02161191A (ja) |
| KR (1) | KR0144149B1 (ja) |
| AU (1) | AU615365B2 (ja) |
| CA (1) | CA2005379A1 (ja) |
| DE (1) | DE68906767T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6139294A (en) * | 1998-06-22 | 2000-10-31 | Tecumseh Products Company | Stepped annular intermediate pressure chamber for axial compliance in a scroll compressor |
| JP2010001816A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sanden Corp | スクロール型流体機械 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5178526A (en) * | 1991-12-17 | 1993-01-12 | Carrier Corporation | Coupling mechanism for co-orbiting scroll members |
| CN114320907A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-12 | 杨伟光 | 一种涡旋式制冷压缩机 |
| CN117225277B (zh) * | 2023-11-15 | 2024-02-13 | 湖南德景源科技有限公司 | 一种具有三重密封结构的锂电材料混合设备 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5398758U (ja) * | 1977-01-14 | 1978-08-10 | ||
| JPS601395A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
| JP2595017B2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-03-26 | サンデン株式会社 | 密閉形スクロール圧縮機 |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP63313061A patent/JPH02161191A/ja active Pending
-
1989
- 1989-12-12 DE DE89312960T patent/DE68906767T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-12 EP EP89312960A patent/EP0373876B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-13 AU AU46723/89A patent/AU615365B2/en not_active Ceased
- 1989-12-13 CA CA002005379A patent/CA2005379A1/en not_active Abandoned
- 1989-12-13 KR KR1019890018438A patent/KR0144149B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6139294A (en) * | 1998-06-22 | 2000-10-31 | Tecumseh Products Company | Stepped annular intermediate pressure chamber for axial compliance in a scroll compressor |
| JP2010001816A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sanden Corp | スクロール型流体機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE68906767D1 (de) | 1993-07-01 |
| AU4672389A (en) | 1990-06-21 |
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