JPH02159683A - 補間方法 - Google Patents

補間方法

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JPH02159683A
JPH02159683A JP31443388A JP31443388A JPH02159683A JP H02159683 A JPH02159683 A JP H02159683A JP 31443388 A JP31443388 A JP 31443388A JP 31443388 A JP31443388 A JP 31443388A JP H02159683 A JPH02159683 A JP H02159683A
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JP31443388A
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Kazuhisa Yamashita
和寿 山下
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 この発明は、コンピュータグラフィックなどの分野で、
スキャン変換や、グーローシェーディング(Goura
ud Shading )、デプスチューイングなどに
使われる補間方法に関する。
まず、補間という事について説明する。コンピュータグ
ラフィックなどに於て、画面は、縦横に多数並ぶ画素に
よって構成される。これらの画素は横方向に付したX座
標と縦方向に付したX座標によって表現できる。
画像処理の分野では、原点は左上の隅にある。
y軸は上から下に向う軸である。
しかし、ここでは、考えやすくするため、y軸は上向き
にとる事にする。数学的な考察を多く必要とするから、
直感的に分りやすい座標系を選ぶことにする。
たとえば、画面の上に多角形が存在するとしよう。これ
らの頂点の座標は決まっている。隣接する頂点を結ぶ直
線を引かなければならない。
この直線も画素の集合として表現される。ところが、画
素は、有限の大きさを持つ。無限分割できるものではな
い。
隣接する頂点の座標から、中間点の座標を求めるため、
中間領域のX座標に対してy、座標を求める、という事
が要求される。
第2図に単純化して示す。これは、始点Aと終点Bの間
を補間しようとするものである。x1y座標は整数値の
みを取る。整数値をとるのは、画素が最小単位だからで
ある。ひとつの画素に対しては、同じ色が対応し、これ
を分割することができない。
始点Aを(x、、 )’s )、終点Bを(x、、ye
)とする。これらの座標は整数である。AB間のXに対
すX座標を求める事が補間である。
x = iを中間の任意の線とする。これとABの交点
をWとする。y=Wは整数でないとする。この場合、こ
れより下のy=jとなるT点か、上のy=j+1 とな
るU点を選ばなければならない。
i、jは整数を表わす。
この場合、UとTのどちらがWに近いのかを計算し、近
い方の値をX座標とするのが最近接法(nearest
 neighbor method )である。選ばれ
た点は一直線ABより上にも下にも分布しているが、A
Bに最も近いものの集まりである。xlyがxy座標系
で整数値をとる点の事をここでは格子点(Lattic
e Po1nts ) トイう事ニスル。上記ノ集合は
、ABに最も近い格子点の集合というように言う事がで
きる。
任意のx = iに対する点Wのy座標Wは7e  −
7ts w=y、+(i−X!l)     (1)Xs  −
x。
によって与えられる。これを四捨五入すれば、最近接の
格子点(TかU)を決める事ができる。
しかし、これはコンピュータの演算を巧妙に利用した方
法ではない。コンピュータは、この場合、小数を扱うこ
とが難しいし、四捨五入の操作も時間のかかるものであ
る。
(1)式を計算する方法は、任意のx=i点のX座標を
求める局所的な特徴を持つ。人間の直観に対しては分り
やすい方法であるが、コンピュータの演算には最適でな
い。
以上に説明したものは多角形の辺を求めるものであった
。これはX座標が未知数ということである。
この他に、求めるべき未知数が色変数である事もある。
この場合、頂点間で連続的に色を変化させてゆくにはど
うすればよいか、という問題になる。中間部の色をX座
標ごとに決める事が補間という事である。
(イ) Bresenham ノア /L/ コ!J 
スABresenham : IBM Systems
 Journal 、 Vol、 4゜N001 (1
965)において、Bresen、hamは、−xンビ
ュータグラフィックに適した補間方法を提案した。
これは、nearest neighborを取るもの
であるが、始点から終点までの2点について、漸化式の
形で、X座標と、誤差函数とが与えられる。
漸化式であるので、コンピュータ演算に向いている。除
算は1回だけで、乗算がなく、途中の演算は、正負の判
別と、加算だけである。従って、高速に計算できる。た
だし、人間の直観に対しては分りにくいところがある。
ソコで、Bresenhamのアルゴリズムをまス、簡
単に説明する。本発明は、これを改良したものであり、
Bresenhamのアルゴリズムが明確に定義された
ければ、本発明の特徴が分りにくいものになるからであ
る。
さきに説明したように、補間の対象となる未知数はX座
標だけでなく、色変数である事もあるので、これを大文
字のVで表現する。
X座標が独立変数である事に変わりはない。これを大文
字のXで以後表現する。
第3図に線分ABを対角線とする長方形を示す。
横軸はx1縦軸はVである。
始点Aは(xslVs)、終点Bは(Xs、”e)であ
る。■座標は上向きに取っている。
始点Aから考えればよいので、ここを原点とみなし、X
座標は、ここを)(=Qとする。以後、Xは1.2、・
・・、11・・・Sと増加してゆく。ただし、Sは長方
形の横の長さACに等しい。
S = X、 −X。
である。つまり、終点のX座標がSである。
■座標も同様で、A点のVの値をvoとし、これを基準
にする。
長方形ABCDの縦辺の高さをRとする。
R: Ve −Vs である。
BrasenhamのアルゴリズムはABの勾配が1以
下 である事を条件としている。もちろん、これを1以上に
拡張するのは雑作のないことである。また、右下りの勾
配の場合に拡張することもできる。これらについては後
に述べる。
始点Aの値を基準にするので、ここでx=0、■二〇で
ある。
)(=lの時、ABがX=1をWl点で切るとする。
4点の下の格子点T1は(1,0)  であり、上の格
子点U1は(1,1)である。どちらを選ぶべきであろ
うか? 近い方を選ぶべきなのである。これは、線分tr1w1
とWIT、のどちらが短いかを求めればよいのである。
WlのX座標はR/Sである。
(6)の値が正であれば、Wlは上点U1に近いという
事である。この場合、x=1に対し、v=U1とする。
つまりU、点を採用する。
(6)の値が負であれば、Wlは下点T1に近いという
事である。この場合、)(=1に対し、v=’r1とす
る。つまりT1点を採用する。
ところが、(6)式は小数を含む計算になる。コンピュ
ータによって迅速に計算するという点で不適である。割
算と減算を含むからである。そこで、(6)式を8倍し
たものを考える。Sは(2)で定義されるようンテ横辺
ACの長さで定数である。
8倍すると、(6)は整数の演算となる。
これを誤差函数と呼ぶことにする。i番目のものをEi
と書く。最初のものはEoで Eo=: 2R−S              (7
1である。これは(5)を5倍したもので確定している
誤差函数というのは分りに(い函数である。E。
は確定しているが、中間点X=1.2、・・・、(S−
1)での誤差函数は予め確定したい。
始点の誤差函数Eoが、X=1での線分W1τ1、UI
Wlの長さの差で決まるのであるから、誤差函数は、そ
のサフィックスよりひとつ進んだ部分の情報を含んでい
るのである。
(i−1)番目の誤差函数Ei−xも、同様にEi−t
 = S (Wi Ti  UtWi)     (8
)というように定義してみる。
Wi ハ線分A B トX= i (7)交点−11’
 アリ、Ti5Ui&1X=iである格子点であって、
上下に並ぶものである。上下に並ぶのでJを上点、Ti
を下点という。しかし、WiがUi Tiの間にあると
いうわけではない。
UiTiの中点をMiとする。すると、(8)はEi−
x  =  2S(WiMi)       (9)と
いう事になる。ただし、Wi、Miは点”LX Miの
V座標の値を示す。(9)は、中点MiよりWiが下で
あれば負、上であれば正という事になる。
中点Miが重要な境界になる。WiがMiより下なら、
■の値として、V=Tiを選び、WがMiより上ならV
の値として、V=Uiを選ぶべきだからである。
右上りの線分ABを考えているから、i+1番目のVの
値は、1番目のVより小さくはない。
Vi+t  ≧ Vi αQ である。
X=L i+1の格子点と線分ABの関係は、第4図に
示すケースIと第5図に示すケース■に分ける事ができ
る。
(ケース■) これは第4図に示すように、X=iとi −)−1の間
に於て線分Wi Wi+x (A Bの一部)が、中点
Miを通りX軸に平行な直線v=Miを横ぎらない場合
である。V=Miの直線を境界線と呼ぶ。
このような場合、Vi+1はViに等しいものとした方
がよい。ViがWiに最も近い格子点であれば、V=V
iでX=i+1 である格子点カWi+1ニ最も近いの
は当然の事だからである。つまり、’/i+t = V
i aυ とするのである。
第4図ノ(a)ニ於テ、vL ’/i+1)f、点WL
 Wi+4 ノ下にある。(b)に於ては、ViはWi
の上に、Vi+tはWi+x ノ下K アル、 (C)
 K於テハ、’/is ’/i+1 ハWLWi+、の
上にある。
イスレニシテモ、’/i = Vi+z テあり、w4
.wi+1との差は%以下である。
(ケース■) これは第5図に示すように、X==iとi+1に於て、
線分WiWi+rが境界線を横ぎる場合である。
右上りの直線であるので、このようになる。この場合、
ViはWiの近くの隅部であるがs ”i+1は正方形
の右上の点とした方がよい。つまりl増加するのである
Vi+1  =  Vi + I          
  H第5図の(a)、(b)、(C)のいずれであっ
ても同じことである。勾配が1以下であるので(′b)
、(C)以上の勾配の大きいものはない。
ケース■、■において、ViとVi+1の間の漸化式を
求める事ができた。これを補間函数と呼ぶことにする。
さて、誤差函数Eiは、ケース■とケース■を区別する
ものとして規定したい。
誤差函数は、(9)で示すように、Wiと中点Miの差
である。
WiはX=iとABの交点であり確定している。
中点Miが確定していない。
(9)式をEiとして書くと、 Ei  =2S (Wi+I   Mi+x )   
   α■である。J+1はViより、%上の中点であ
る、というように決めれば、第4図のタイプ■の場合、
Eiはことごとく負になる。第5図のタイプ■の場合、
Eiはことごとく正になる。
つまり、誤差函数Eiに含まれるMi+1は、Viより
%上の中点として一義的に決定する事ができる。
そして、タイプ■のように、■の値がひとつ増えた時は
、中点Mi+zもひとつふえる事シてなる。
タイプIの場合は、中点Mi+x = Mi+2である
誤差函数についての漸化式を得たい。
(1)タイプ■であれば、Vi+1= Vi ”?l’
、中点Mi+1=Mi+2である。すると、Wi+1か
らWi+2への増分だけ(R/S )増える。
つまり、2RだけEiがふえる。
Ei+t = Ei +2RQ4) である。
(ii)  pイブII−t’あれば、Vi+t = 
Vi + 1 テ、Mi+2=Mi+1 + 1である
。Wi+2はWi+tより、R/Sだけ大きい。すると
、Ei+xはEiよりも、0りから、2R−2Sだけ大
きい(実は小さい)ことになる。
Ei+t  = Ei + 2R−2S(151このよ
うにすると、■の値として、常にWに最も近い値を選ぶ
ことができる。
誤差函数をWi+lとMi+tの差と解釈すればMi+
tはViと(Vi+1)の間の中点である。
誤差函数を(8)のように、上点Ui+t、下点Ti+
tとWi+1の距離の差として解釈する場合、下点Ti
+xは、Viの右横、上点Ui+tはそのひとつ上の格
子点という事になる。
以上に説明したものがBresenhamのアルゴリズ
ムである。まとめて書くと、 S:X、−Xs R==Ve−Vs aη O(−<:I (国 Eo =2R−3 (1つ V=V3 補間函数Vi 、誤差函数Eiを既知として、次の漸化
式により、N’i+ts Ei+1  を求める。
(I)  Eiが負であれが(Ei≦0)Vi+x  
=  ’/1 (2I) Ei+x = ”i +2R@ ([D  Eiが正であれば Vi+x  = Vi + 1 (ハ) Ei+1 =  Ei+ 2R−2S        
t24Jという事である。
第6図に誤差函数、補間函数の一例を示す。Eは多くの
場合角であるが、増加し続け、正になった時に、■がひ
とつ増え、同時にEは(2S−2R)だけ減少する。E
を折線でつなぐと、これは勾配が2Rで、段差が2Sの
鋸状波形となる。
再びEは増加をし、Wも増える。WがVを越えてもEは
負であり続ける。Wが(V+−y)に来たとき、Eが正
になるので、■がひとつ増え、Eは(2S −2R)だ
け減少する。■は階段状になる( R/Sが1よりずっ
と小さい場合)。 Eは鋸歯状になる。
Bresenhamのアルゴリズムは、正負の判別と加
算だけで、補間函数を求める事ができ、コンピュータの
演算に好適なアルゴリズムである。
(h)特開昭63−= 47876 Bresenhamの°アルゴリズムは、直線の勾配R
/Sが0と1の間でなければならなかった。
実際には、R/Sが1以上である事もあるし、これが負
である事もある。負というのは右下りの直線という事で
ある。
R/Sが1以上、又は0以下の場合に拡張、するのは容
易な事である。それは、勾配の値を、整数Qと、小数分
R/Sに分けて、小数分についてBresanhamの
アルゴリズムを使う事である。
つまり、直線ABの勾配を とする。ただし、Rは(ハ)の除算の剰余であり、とい
う条件を満たす。Qは商である。
(ハ)が負である場合も同じでCeが成りたつように、
Qを決める。つまり、負数を除算した商よりさらに1を
引いたものがQである。すると、剰余Rが正になる。こ
れは右下りの直線の補間に対応する。
第7図に急勾配の例を示す。簡単のため始点Aを原点に
する。終点BよりX軸に垂線を下しその脚をdとする。
始点Aから勾配がQの直線を引く。v = qXである
。これとBC′の交点をCとする。
ACに対して平行であるBを通る直線とV軸の交点をD
とする。
直線Acは、Qが整数なのであるから、x=0、・・・
 Sに対するVの値は全て整数である。つまり、ACは
、もれなく、格子点を通る。
X軸であるA C’ももれな(格子点を通る。
Aより勾配がR/Sの直線を引きB C’との交点をB
′とする。BC=R,B’C’=Rである。AC’B’
Dは長方形、ACBDは平行四辺形である。
任意の縦線と、AB、 AC,AB’、AC’の交点を
W。
H,W’、H′とする。
WH=W’H’             罰である。
H,H’を格子点とする事ができる。WHはRより小さ
い。このような場合、平行四辺形ADBCをそのまま長
方形に変換することができる。
長方形AC’B’Dの中で補間する方法はBresen
hamによって与えられている。これを平行四辺形AC
BDに変換するには、X座標がひとつふえるごとにVに
Qを加えればよい。その他は全て同じことである。
まとめて書くと、(2S)、(イ)とともにEo =2
R−3 α)Eiが負であれば (Ei≦0) ’/i+x  = ’/i + Q (財) Ei+□ =  J + 2R72g1Q’D  EL
が正であれば Vi+x  = Vi + 1 + Q       
  (30)Ei+l= Ei + 2R−2SC31
)とする。
これらを、Bresenhamのアルゴリズムと比べて
みれば、(28)、艶でQを加えるところだけが違う。
誤差函数は全く変わらない。
このようなアルゴリズムは特開昭63−47876(3
63,2,29公開)に与えられている。
に)発明が解決しようとする問題点 Bresenhamのアルゴリズムは、多角形の辺AB
の座標を補間してゆく方法として優れkものである。線
ABと、それを挾む2つの格子点との距離の短い方を取
るので、最近接の格子点を選ぶことができる。
この場合、多角形の辺の内にあるものも外にあるものも
同様に選ばれる。
これは、多くの用途に対して有効でありうる。
しかし、特別な用途に対しては有効でないことがある。
kとえば多角形の内部に属する点だけを塗りつぶしたい
、という場合である。
このような場合、Bresenhamのアルゴリズムで
求めた格子点のうち、約半分は外患であるので、これら
を捨てなければならない。外患を除いて、これよりひと
つ内側のものをかわりに選べばよい。
ところが、Bresenhamのアルゴリズムは選ばれ
た格子点が、線分ABの左にあるのか、右にあるのかと
いう事を問題にしたい。このため、外患と内点とを区別
できない。区別できないから外患だけを除くことができ
ない。
(イ)本発明の方法 本発明は、多角形などの内点を求める補間方法に関する
。内点というのは、境界をなす多角形の辺より内部にあ
る格子点の事である。これは、辺の存在する位置により
、辺に対する関係が相異する。
第8図によって説明する。
簡単のため三角形ABEとする。より複雑な多角形であ
っても差支えない。
ABEの内点というのは、辺AB、BE、EAによって
囲まれる空間の内部にある格子点である。
辺を補間するというのは、辺の内部にあって、辺に最も
近い格子点を順次求める事である。
例えば辺ABについていえば、x=iに於て、辺上の点
をWiとし、Wiの直下の格子点Viを求める事である
。最も近い点であるので、(Wi  ’i)は0と1の
間である。
つまり、ViはWi′の最近接下点であるという事がで
きる。簡単に辺ABの最近接下点という。
このような事情は、右下りの辺BEに於ても同じである
。内点というのは辺BEの下にある。辺BEの最近接下
点を求めることにより、辺BEを補間する事ができる。
ところが、辺AEについては事情が異なる。
これは、辺AEQ上にある格子点が内点という事になる
。この場合、辺Ali:を補間するということは、AE
の最近接上点を求める事である。
辺A318Eと、辺AEとを区別することは簡単であり
、本発明の目的ではないが、ここに述べておく。
任意の縦線X = iを引き、多角形の辺との交点を作
る。交点の数を、上から(或は下から)数えて奇数番(
或は偶数番)である時、その辺にとつて、内点は下にあ
る。
このように簡単に区別できる。
ABlBHのような辺を補間する方法についてまず説明
する。
これは、最近接下点をViとすればよいのである。
町とViは、Wiが上であり、しかも1以上能れていな
い。
第9図に示すように、Vi、Vi+1と、これより、1
上の点Vi +1、Vi+1+1  の4点よりなる正
方形を考える。これを線分ABが横ぎるが、縦線との交
点がWl、Wi+1である。
3本の線分を示しているが、このいずれであっても、補
間点Vi1Vi+1は、下の2つの隅点である。
境界線はこれらよりひとつ上のVi + 1  の線で
ある。誤差函数Eiは、この間で負であるようにする。
第10図に示すように、線分Wi Wi+xが境界線を
越える事がある。この場合、i+1番目の格子点は、i
番目のものよりひとつ上に移るべきである。境界線も上
に移るべきである。
結局、このように、最近接下点を求める場合、誤差函数
Eiとして、03)のかわりにEi  =  2S(W
i+x    I   Vi)     C33として
、定着すればよいのである。
境界線ハV=Vi + 1 テアリ、これより、Wi+
xが下にあれば、Eiは負であり、上にあれば正である
誤差函数の漸化式を求める。
第9図のような場合。Wはiから(i+X )までで2
R増加する(ABの勾配がR/Sで、これに2Sを掛け
るから)。ところがV4はVi+tに等しいのでC32
+は2Rだけ増える。
第10図のような場合、Wはiから(i+1)までで、
2R増加する。Vi÷1はViより1大きい。このため
、誤差函数は(2R−2S)増える。
すると、漸化式に関しては、補間函数、誤差函数につい
て、Breaenhamのアルゴリズムと全く同じで、 0)  Ei≦0 のとき ”i+l= Ei + 2R(33) Vi+t  = Vi              (
34)(II) Ei ) Oのとき Ei+x  =  Ei  + 2R−2S     
    (3つVi+z  = Vi + 1    
       (36)となる。
漸化式のうえでは、最近接下点を求める補間も、Bre
senhamの補間も変わりがない。
どうして、それでは差が出てくるのか?ということが問
題になる。
それは初期条件である。
第11図に)(=Q、1、V==0.1の近傍のみを図
示する。線分ABの)(=1との交点をWlとする。x
=1の時、Wl>Vt となる整数はOだけであるので
、内点として選ばれる点v1は(1,0)の点である。
これは、線分ムW1の勾配R/SがOから1まで変化し
ても、必ずv1点なのである。
C3つのiを0と置くと Eo = 2S(Wt −1−Vo )    C33
’= 2S(R/S −1)       (至)′=
2R−2S            C351となる。
このように初期条件が求まる。Bresenhamの場
合は(5)〜(7)に示すように(2R−S)であった
が、これよりSだけ小さくなる。
結局最近接下点を補間するアルゴリズムは、−般の勾配
(Q+R/S )の場合に、次のように書く事ができる
s””xe−X、            (至)′Q
5+R=Ve  v、        (37)R(至
) 0<7<1 Eo−=2R−2S vO=vS として諸定数を定義し、EiとViを既知として、次の
漸化式によりEi+1、Vi+tを求める。
(I)  Eiが負であれば(Ei≦0)’Vi+1 
 = Vi + Q Ei+x  =  Ei + 2R σ])  Eiが正であれば(Ei>0)Vi+t  
= Vi + Q + 1         (44)
Ei+l =  Ei + 2R−2S       
 (45)となる。これは(ハ)〜01)の一般化され
たBresenhamのアルゴリズムと初期条件Eoが
異なるだけである。
第12図に本発明の場合の補間函数、誤差函数の例を示
す。誤差函数が、−2S+2Rから始まっている。この
ため、勾配2RでEが増加しても、Eかなかなか正にな
らない。このため、voQ値をしばらく保つことをζな
る。
S/Rの整数部分をmとし、2Rずつm回Eが増えると
、Eは正になり、このときVは1になる。
Wはこの間mR/Sだけ増える。mはS/Rの整数部で
あるからmR/Sは1より少し大きい。これはWi+1
がここで1を越えなということで、■が1になるのは当
然のことである。
これがイ号である。Eが正になるので、■は1になり、
Eは(2S−2R)だけ減少する。折線でEをたどると
、ここで2Sだけ減少する鋸歯状の波形となる。
この後、Eは2Rずつ増加し、m回で正になる(四点)
。ここでvは+1され、Eハ(2S−2R)りは減少す
る。
誤差函数Eは、いずれにしても鋸歯状の波形を持つが、
第6図の場合、1つ目の(ト点)波形は半周期分しかな
い。第12図では1つ目の波も1周期分ある。
このような違いは、kだに初期条件の違いにある。
さらに、誤差函数Eiが0であるのを、EJIが負に含
めているが、これは辺上の点も内点に含めるからである
。辺上の点を省く場合は、Ei == QはEi>Oに
含められる。
さて、今度は、第8図の辺EAの部分である。
これは線分AEの最近接上点を求めるものである。
ViがWiQ上にある。
すると、前述の場合の類推で、誤差函数Eiは、Wi+
1とViの差として定義すればよい事が分る。
Ei  =  2S (Wi+lVi )      
 (47)である。これが負であれば、Vi+1はVi
に等しく、正であればVi+xは(Vi+1)とする。
漸化式は同じである。Wi+xはWiよりR/S大きい
ので、Eiが負であれば、Ei+1はEiに2Rを加え
る。Eiが正であれば、Ei+1はEiに(2R−2S
)を加える。
ただし初期条件が違う。voは必ずOとして定義される
ので、 Eo  =  2S(Wt−vo)         
(48=  2R である。これ以外は、Bresenhamのアルゴリズ
ムと同じである。ここに列挙すると、 5==X、−Xs I o(、−(t          (1)Eo=2R@
) Vo==’/s                 い
)によって諸室数を定義し、Elとvlとを既知として
、次の漸化式により、Ei+r、Vi+1を求める。
(I)  Eiが負であれば (Ei≦0)Vi+x 
 =  Vi + Q Ei+1 =  Ei + 2R 卸 Eiが正であれば (E4>0) Vi+t  = Vi +Q+ I        C
57)!f:i+x  = Ei + 2R−2S(1
)とするのである。
Ei == Qを負に含めているが、これは、辺上り点
も内点に含めるからである。Ei= Qを正に含めると
辺上り点が含まれない。
(2)実施例 第1図は本発明の補間方法を実行するための補間装置の
実施例を示す。
ラッチ1.2.3は、始値Vs、終値Ve、補間区間数
Sを保持するためのラッチである。ここでは16ビツト
の2進数(補数表現)とする。
インバータ4は、各ビット独立して論理反転するインバ
ータである。インバータ6.10.12.20も同様で
ある。
インバータによって反転した値Nは、もとの値Nに加え
ると、全てのビットが1になるので、これIて1を加え
ると0になる。
N+N+1  =  0 ■の である。補数表現しているのでこのようになる。
アダー5.15.28.29.30は加算器であり、2
入力に与えられた数を相加え、結果を出力する。
このうち、アダー5.15.29などは、別に1を加え
ている。
マルチプレクサ8.14.16.18.2S.27.3
0.35は、2つの入力のうち、いずれか一方を選んで
これを出力するものである。どちらを選ぶかというのは
選択人力SEL Bで決まる。実際シζは、入力が16
ビツトあるので、16ビツトのマルチプレクサアレイと
いうべきであるが、簡単にマルチプレクサという。
インバータ4はVsを反転し、アダー5)で加える。
アダー5にはVeも加えられ、さらに+1されるから、
アダー5の出力は(’/e  Vs)である。
インバータ6によりこれを反転し、インクリメンタ7に
より1を加える。6.7の組合わせにより、φ9)式か
ら、符号を反転すること(−1を乗じる)ができ、 (
Me  Vs)を得る。
マルチプレクサ8には、(Ve −Vs )と−(Ve
−Vs)が与えられる。これの選択入力SEL Bは、
(We−Vs)のMSBから得る。MSBは最上桁のビ
ットであるが、正の数であれば01負の数であれば1で
ある。
選択入力が1であればB入力を選ぶようにしているので
、(Me −Vs )が正であればA入力(VeVs 
)が、そのまま出力される。(Ve  Vs)が負であ
ればB入力−(Ve  Vs)が出力される。
結局、マルチプレクサ8の出力は絶対値1vθ−Vs 
lとなる。
除算器9は正の整数の除算器であり、被除数(diVi
dend )としてl Ve −Vs lを入力し、除
数(diVisor )としてSを入力する。そして、
正の整数の商(quotient )と剰余(fema
inder )とを求める。
(商)はインバータ10で、反転されるので、この出力
は−(商)−1となる。インクリメンタ13で1を加え
るので、これの出力は−(商)となる。マルチプレクサ
14に、これらが入力される。
剰余は、非ゼロ判定器11に入り、剰余がOでナイ場合
、マルチプレクサ14の入力Bが選ばれる。つまり−(
2))−1が選ばれて出力される。剰余が0であれば、
−@)が出力される。
マルチプレクサ16のA入力には(商)が、B入力には
−(商)−1又は−(商)が入力される。
選択人力SEL Bは、アダー5の出力のMSBであり
、これは(Me  ’/s)が正であれば0、負であれ
ば1である。
従って、マルチプレクサ16の出力は、(Ve−Vs 
)が正であれば(商)になり、(Ve−Vs)が負であ
れば、剰余がOで−(2))、剰余が正で−(商)−1
という事になる。
これをQと書いている。これは補数表現した商である。
Ve −Veが正であれば、単に商を求めればよいし、
負であれば、剰余を正にするため、商に(−1)を加え
たものが商Qとして扱われる。これに対応した操作であ
る。
剰余はインバータ12で反転されてから、アダー15に
よって、Sが加えられる。ここでさらに+1されるので
、アダー15の出力はS−Rとなる。
Rと(S−R)とは、マルチプレクサ18のA入力、B
入力に加えられる。選択入力はアンドゲート17によっ
て与えられる。
アンドゲート17は、非ゼロ判定器11の出力とアダー
5のMSBの積を求める。アンドゲート17の出力が1
であればB入力が選ばれる。
従って、(Vexs)が正であれば、Rが出力され、(
Ve−Vs)が負であってRが0でない場合、(R−S
)が出力されることになる。
結果として、Qと対になる正の剰余Rを得る。
(R−9)が剰余になるというのは、次のような意味で
ある。Ve−Vsが負であれば、(Ve −Vs ) 
=SQ + R’     (60)となるような、正
の剰余R′を求めるべきである。
しかし、ここでは絶対値をSで割って(商)を求めのこ
りを剰余としているから、 (Ve−Vs )  =  S (商) + R(61
)となっており、Q=−(商)−1であるから、R’=
S−R となるのである。つまり、(S−R)が正の剰余という
ことになる。
インクリメンタ22で、(Q+1)になり、ラッチ2S
に入る。ラッチ26にはQが入る。これらが、マルチプ
レクサ27のB入力、A入力に入る。
アキュムレータ24の初期値として、Vsを入れる。マ
ルチプレクサ2Sは、その後、アダー28の出力をセレ
クトし、アキュムレータ24へ入力する。アキュムレー
タ24は入力された値を加算してゆくものである。
アキュムレータ24はViを出力するもので、初期値v
o=Vsから、Eの値により、Q又はQ+1を加えてゆ
く。Q又はQ+1を選ぶのがマルチプレクサ27である
1ビツトシフタ19.21は、パスを1ビツト左ヘシフ
トし、Lset:oを入れるものである。つまりx2の
操作を行なうのである。
1ビツトシフタ19の出力は2Rである。
1ビツトシフタ21の出力は−2S−1である。
アダー29は2R,−2S−1,1を加えるので、(2
R−29)を出力する。これがラッチ33に入る。
ラッチ32には、2Rが入る。
アキュムレータ31の初期値として2Rが選ばれる。こ
れは誤差函数Eiの初期値Eoを設定したということで
ある。
アキュムレータ31は誤差函数Eiを出力する。
これが、正数判定器34に入る。
Eiが負であれば、マルチプレクサ35は2Rを出力し
、アダー36でEi + 2Rが求められる。これがア
キュムレータ31に入る。Ei+1となるわけである。
Eiが負の時、マルチプレクサ27はQを出力し、アダ
ー28でVi + Qが求められアキュムレータ24に
入る。Vi+xである。
Eiが正であれば、マルチプレクサ35は(2R−2S
)を選び、アダー36はEi+2R2Sを求め、アキュ
ムレータ31に入る。マルチプレクサ2711Q+1を
選び、アダー2BでVi+Q+1が計算されアキュムレ
ータ24に入る。これがMi十xである。
アキュムレータ31.24、正数判定器34、アダー3
6.28、マルチプレクサ35.27は、i→1−)−
1へ移ることKなり、内容を更新し、順に演算を続けV
sからVeまで、補間函数Vi1誤差函数Eiを求めて
ゆ(。
ここで説明しkものは、第8図の辺AEの内点を求める
補間であって、Eo= 2Rとするものである。つまり
最近接上点を求める。
第8図の辺AB、BEの内点を求める補間の場合EQ 
= 2R−2Sとしたければならない。これは、第1図
に於て破線で示すように、アダー29の出力を、マルチ
プレクサ30の入力につなげばよい。
(ハ)効・果 ラスタースキャンデイスプレィにおけるフレームバッフ
ァや、レーザプリンタにおけるページバッファなど、2
次元空間にマツピングされたアドレスを持つメモリ(こ
れを空間メモリとよぶ)により、図形や文字を表示する
装置が普及している。
しかし、その解像度はまちまちである。
アウトラインを表わす多角形の塗りつぶしにより、文字
を描画するといった場合、どのような離散化したメモリ
であっても、多角形の頂点座標から、離散化された多角
形が、一意的に求められるように領域を定義したいもの
である。
この時、真の多角形の内部である離散点のみを、塗りつ
ぶし対象にするという定義は合理的である。
離散点が多角形の境界と等しくなったときの扱いを予め
定義しておけば、隣接する複数の多角形の塗やつぶしに
よってひとつの対象を表すような場合、対象のどの離散
点も2回以上描画されることはない。
このようにすれば、前記対象をひとつのソースとしてラ
スターオペレーションするような場合、副作用を生じな
い。
以上説明したように、頂点座標で表わされた多角形の内
部に含まれる離散点のみを求めることができるので、ビ
ットマツプデイスプレィやレーザプリンタなどの分野で
多角形のぬりつぶしたどに利用すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路構成図。 第2図は画面上にある辺ABt−X=iの格子点U、T
で近似する場合の定義を示す図。 第3図は辺ABを対角線とする長方形に於て格子点によ
り辺を近似してゆく場合の定義を示す図。 第4図はBresenhamのアルゴリズムに於て、格
子点の中間Miを境界線とし、iからi+xへの変化に
於て線分ABの一部Wi Wiglが境界線を横ぎらな
いタイプ■の変化を示す図。 第5図はBresenhamのアルゴリズムに於て、格
子点の中間Miを境界線とし、1から1+1への変化に
於て線分ABの一部”i Wi+xが境界線を横ぎるタ
イプ■の変化を示す図。 第6図はBresenhamのアルゴリズムにより線分
を線形補間した場合の補間函数と誤差函数とを示すグラ
フ。 第7gは一般の勾配を持つ場合に拡張した時に、最近接
格子点を求める操作は、Bresenhamのアルゴリ
ズムに帰着される事を示すグラフ。 第8図は三角形ABEを最近接の内点て近似しようとす
る場合、最近接の下点を求める(AB、BE)場合と、
最近接の上点を求める場合とがある事を示す図。 第9図は最近接下点を求めるアルゴリズムを定式化する
ため境界をViよりひとつ上・に設定しこれをWiWi
+1が横切らない場合の、VeEの変化を示すための図
。 第10図は最近接下点を求めるアルゴリズムを定式化す
るため境界をViよりひとつ上に設定し、これをWi 
Wiglが横切る場合の、VeEの変化を示すための図
。 第11図は最近接下点を求めるアルゴリズムを定式化す
る際の初期条件を考えるための図。 第12図は本発明の方法により最近接下点を求める場合
の、補間函数と誤差函数の変化を例示するための図。 第13図は本発明の方法により最近接上点を求める場合
の補間函数と誤差函数の変化を例示するための図。 1〜3・・・・・・ラッチ 4・・・・・・インバータ 5・・・・・・ 6・・・・・・ 7・・・・・・ 8・・・・・・ 9・・・・・・ 10・・・・・・ 11・・・・・・ 12・・・・・・ 13・・・・・・ 14・・・・・・ 15・・・・・・ 16・・・・・・ 17・・・・・・ 18・・・・・・ 19・・・・・・ 20・・・・・・ 21・・・・・・ 22・・・・・・ 2S・・・・・・ 24・・・・・・ アダー インバータ インクリメンタ マルチプレクサ 除算器 インバータ 非ゼロ判定器 インバータ インクリメンタ マルチプレクサ アダー マルチプレクサ アンドゲート マルチプレクサ 1ビツト左シフタ インバータ 1ビツト左シツク インクリメンタ マルチプレクサ アキュムレータ 2S.26・・・・・・ 27・・・・・・ 28・・・・・・ 29・・・・・・ 30・・・・・・ 31・・・・・・ 32.33・・・・・・ 34・・・・・・ 35・・・・・・ 36・・・・・・ ラッチ マルチプレクサ アダー アダー マルチプレクサ アキュムレータ ラッチ 正数判定器 マルチプレクサ アダー 発明者 山 下

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表現
    され画素に対して色データが対応付けられており、複数
    の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の座
    標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを求
    める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近接
    画素によつて補間するのではなく、最近接の内部又は辺
    上の画素あるいは色データによつて補間するために、補
    間すべき辺の始点のX座標と補間すべき値VとをX_s
    、V_sとし、終点のX座標と補間すべき値VをX_e
    、V_eとして、補間すべき辺又は色データに最近接の
    下点によつて補間すべき場合は、下記の(a)ないし(
    i)のステップを順に行ない、所与の整数である始値V
    _sから整数である所与の終値V_eの間を所与の補間
    区間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、1、
    ・・・、S)を求める事とし、 (a)差ΔV=V_e−V_sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2R−2Sとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i+_1を求める(i=0、1、・・・、s−1) (f)E_iの値が0以下か否かを判定し、その結果に
    よりステップ(g)または(h)を行なう(g)E_i
    が0より大であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0以下であれば V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがsになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
  2. (2)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表現
    され画素に対して色データが対応付けられており、複数
    の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の座
    標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを求
    める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近接
    画素によつて補間するのではなく、最近接の内部又は辺
    上の画素あるいは色データによつて補間するために、補
    間すべき辺の始点のX座標と補間すべき値VとをX_s
    、V_sとし、終点のX座標と補間すべき値VをX_e
    、V_eとして、補間すべき辺又は色データに最近接の
    上点によつて補間すべき場合は、下記の(a)ないし(
    i)のステップを順に行ない所与の整数である始値V_
    sから整数である所与の終値V_eの間を所与の補間区
    間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、1、・
    ・・、S)を求める事とし、 (a)差ΔV=V_e−V_sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2Rとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i_+_1を求める(i=0、1、・・・、s−1) (f)E_iの値が0以下か否かを判定しその結果によ
    りステップ(g)または(h)を行なう (g)E_iが0より大であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0以下であれば V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがSになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
  3. (3)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表現
    され画素に対して色データが対応付けられており、複数
    の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の座
    標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを求
    める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近接
    画素によつて補間するのではなく、最近接の内部の画素
    あるいは色データによつて補間するために、補間すべき
    辺の始点のX座標と補間すべき値りとをX_s、V_s
    とし、終点のX座標と補間すべき値VをX_e、V_e
    として、補間すべき辺又は色データに最近接の下点或は
    辺上の点によつて補間すべき場合は、下記の(a)ない
    し(i)のステップを順に行ない所与の整数である始値
    V_sから整数の所与の終値V_eの間を所与の補間区
    間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、1、・
    ・・、S)を求める事とし、 (a)差ΔV=V_e−V_sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2R−2Sとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−1) (f)E_iの値が0より小さいか否かを判定し、その
    結果によりステップ(g)または(h)を行なう(g)
    E_iが0以上であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0より小さければ V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがSになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
  4. (4)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表現
    され画素に対して色データが対応付けられており、複数
    の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の座
    標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを求
    める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近接
    画素によつて補間するのではなく、最近接の内部の画素
    あるいは色データによつて補間するために、補間すべき
    辺の始点のX座標と補間すべき値VとをX_s、V_s
    とし、終点のX座標と補間すべき値VをX_e、V_e
    として、補間すべき辺又は色データに最近接の上点又は
    辺上の点によつて補間すべき場合は、下記の(a)ない
    し(i)のステップを順に行ない所与の整数である始値
    V_sから整数である所与の終値V_eの間を所与の補
    間区間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、1
    、・・・、S)を求める事とし (a)差ΔV=V_e−V_sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2Rとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−1) (f)E_iの値が0より小さいか否かを判定しその結
    果によりステップ(g)または(h)を行なう(g)E
    _iが0以上であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0より小さければ V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがSになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
  5. (5)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    、画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表
    現され画素に対して色データが対応付けられており、複
    数の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の
    座標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを
    求める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近
    接画素によつて補間するのではなく、最近接の内部又は
    辺上の画素あるいは色データによつて補間するために、
    補間すべき辺の始点のX座標と補間すべき値VとをX_
    s、V_sとし、終点のX座標と補間すべき値VをX_
    e、V_eとして、( I )補間すべき辺又は色データ
    に最近接の下点によつて補間すべき場合は、下記の(a
    )ないし(i)のステップを順に行ない所与の整数であ
    る始値V_sから整数である所与の終値V_eの間を所
    与の補間区間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(
    0、1、・・・、S)を求める事とし (a)差ΔV=V_e−V_sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2R−2Sとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−1) (f)E_iの値が0以下か否かを判定し、その結果に
    よりステップ(g)または(h)を行なう(g)E_i
    が0より大であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0以下であれば V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがSになるまで繰返す (II)補間すべき辺又は色データに最近接の上点によつ
    て補間すべき場合は、下記の(a′)ないし(i′)の
    ステップを順に行ない所与の整数である始値V_sから
    整数である所与の終値V_eの間を所与の補間区間数S
    だけ線型近似した整数の系列V_i(0、1、・・・、
    S)を求める事とし、 (a′)差ΔV=V_e−V_sを求める (b′)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余R
    を求める (c′)V_0=V_sとする (d′)E_0=2Rとする (e′)V_i、E_iより下記のステップ(f)ない
    し(i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E
    _i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−1) (f′)E_iの値が0以下か否かを判定しその結果に
    よりステップ(g)または(h)を行なう (g′)E_iが0より大であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h′)E_iが0以下であれば V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i′)iをインクリメントし、ステップ(e′)ない
    し(h′)をiがSになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
  6. (6)縦横に並ぶ多数の画素に分割された画面において
    画素が横方向の座標Xと縦方向の座標Yとによつて表現
    され画素に対して色データが対応付けられており、複数
    の頂点を持つ多角形の頂点から、辺を構成する画素の座
    標或はこれら頂点の色データから辺の色データなどを求
    める補間方法であつて、多角形の辺や色データを最近接
    画素によつて補間するのではなく、最近接の内部の画素
    あるいは色データによつて補間するために、補間すべき
    辺の始点のX座標と補間すべき値VとをX_s、V_s
    とし、終点のX座標と補間すべき値VをX_e、V_e
    として、 ( I )補間すべき辺又は色データに最近接の下点或は
    辺上の点によつて補間すべき場合は、下記の(a)ない
    し(i)のステップを順に行ない所与の整数である始値
    V_sから整数の所与の終値V_eの間を所与の補間区
    間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、1、・
    ・・、S)を求める事とし、(a)差ΔV=V_e−V
    _sを求める (b)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余Rを
    求める (c)V_0=V_sとする (d)E_0=2R−2Sとする (e)V_i、E_iより下記のステップ(f)ないし
    (i)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1、E_
    i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−1) (f)E_iの値が0より小さいか否かを判定し、その
    結果によりステップ(g)または(h)を行なう(g)
    E_iが0以上であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h)E_iが0より小さければ V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i)iをインクリメントし、ステップ(e)ないし(
    h)をiがSになるまで繰返す (II)補間すべき辺又は色データに最近接の上点又は辺
    上の点によつて補間すべき場合は、下記の(a′)ない
    し(i′)のステップを順に行ない所与の整数である始
    値V_sから整数である所与の終値V_eの間を所与の
    補間区間数Sだけ線型近似した整数の系列V_i(0、
    1、・・・、S)を求める事とし(a′)差ΔV=V_
    e−V_sを求める (b′)ΔVをSで除算し、商Qとゼロ又は正の剰余R
    を求める (c′)V_0=V_sとする (d′)E_0=2Rとする (e′)V_i、E_iより下記のステップ(f′)な
    いし(i′)に従つて漸化的に次の系列V_i_+_1
    、E_i_+_1を求める(i=0、1、・・・、S−
    1) (f′)E_iの値が0より小さいか否かを判定しその
    結果によりステップ(g)または(h)を行なう(g′
    )E_iが0以上であれば V_i_+_1=V_i+Q+1 E_i_+_1=E_i+2R−2S とする (h′)E_iが0より小さければ V_i_+_1=V_i+Q E_i_+_1=E_i+2R とする (i′)iをインクリメントし、ステップ(e′)ない
    し(h′)をiがSになるまで繰返す 以上の手順により構成される事を特徴とする補間方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7504627B2 (en) 2004-04-09 2009-03-17 Hitachi High-Technologies Corporation Electron beam inspection apparatus

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