JPH02159573A - 欠相検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば電子回路で構成された過電流引き外し
装置を有する回ｗｒ遮断器等の欠相検出装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

例えば従来の欠相検出装置印は％第５図に２０）て、各
相の変流器１１　、１２　、１３の（全波整流回路２１
゜ｎ、２３を介して得られた）全波整流信号Ｖｐ　ｒ　
＋　Ｖｐ　８　ｖＶｐｔの（最大値検出回路聞出力とし
ての）最大値Ｖａを入力としている。ωは過電流検出回
路、（資）は開閉回路、９０はトリップコイルである。

欠相検出装置団における欠相検出方式は、次の通りであ
る。すなわち％第６図において、前記最大値Ｖｐの平均
値Ｖｍを求め、前記平均値Ｖｍに対する前記最大値Ｖｐ
の比率ε０を検出し、前記比率ｇｏの大小で欠相を判別
する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来方式では、各相の通電電流波形が正弦波である
ことを前提としているため、負荷にサイリスタを使用し
たインバータ等のひずみ波型流の場合、各相の通電電流
が平衡状態でも！！７図のように、全波整流信号Ｖｐｒ
　、Ｖｐｓ　、Ｖｐｔの最大値ｖｐと前記最大値ｖｐの
平均値Ｖｍの比率１１が通電電流波形が正弦波の場合の
比率ε０より増大し、欠相検出回路が誤って信号を出力
するという問題があった。

本発明の目的は以上のような問題を解消した欠相検出装
置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記問題を解消するために、三相の交流電路に
流れる電流を各々検出する変流器と、変流器出力信号を
各々平滑する整光回路と、整流回路出力信号の実効値ま
たは平均値を各々検出する検出手段と、検量手段出力に
おける相異なる二相についての検出値の比を各々算出す
る比算出手段と、比算出手段出力における２つの算出結
果の少なくとも１つの、相異なる二相の通電電流の平衡
時に対する偏差が基準１厘を越えたときに欠相状態を検
出する手段とを具える。

〔作用〕

本発明によれば、各相のうち、相異なる二相の通電電流
の比を算出し、この比の値の通ｉｔ流の平衡時の比の値
（１）に対する偏差を検出して、この偏差が基準値を越
えると欠相状態であると判断する。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図において、各相の変流器１１　、１２　、１３の
２次出力に全波整流回路２１，２２．Ｚ３を接続し、各
相の前記全波整流回路２１，２２．２３の出力Ｖｐｒ　
、Ｖｐｓ　、Ｖｐｔを実効値検出回路４１　、４２　、
４３へ入力する。各相の前記実効値検出回路４１　、４
２　、４３　（７）ｌｔｌ力信号Ｖｊｒ、Ｖｊｓ、Ｖｊ
ｔは最大値検出回路間に入力され前記最大値検出回路間
の出力Ｖｓは過電流検出回路間を介して開閉回路（資）
へ入力する。前記開閉回路（資）の出力はトリップコイ
ル（３）に入力され、前記トリップコイル（イ）が駆動
されると、図示しない回路遮断器の開閉機構を介して電
路を遮断する。

欠相検出回路７０は各相の前記実効値検出回路４１゜４
ｚ、４３ノ出力Ｖｊｒ　、Ｖｊｓ　、ｖｊ　ｔ　全入力
（！：　Ｌ／、出カバ前記開閉回路（資）へ入力されて
いる。

前記欠相検出回路７０の構成は、第２図において、除算
器７１−１．７１−２．減算器７２−１．７２−２゜絶
対値検出回路７３−１．７３−２．比較器７４−１７４
−２．ＯＲ回路７５から成りており、前記各相の実効値
検出回路の出力Ｖｊｒ　、Ｖｊｓ　、Ｖｊｔ　　につい
ては、前記除算器７１−１にはＶｊｒとＶｊｓが入力さ
れ、前記除算器７】−２にはＶｊｓとＶｊｔが入力され
る。

前記除算器７１−１の出力は前記減算器７２−］に入力
し、前記減算器７２−１の出力信号εｌを前記絶対値検
出回路７３−１の入力信号とする。前記絶対値検出回路
７３−１の出、力は前記比較器７４−１に入力される。

前記除算器７１−２の円方も同様であり、前記比較器７
＝１−１　、７４−２の出力は前記ＯＲ回路７５を介し
て前記欠相検出回路７０の出力となる。

本実施例において、除算器７１−１はＶｊｒ／Ｖｒｓ。

７１−２　ハＶｊ　ｓ／Ｖｊｔとし、減算５７２−１　
、７２−２　ハ１を減算するもノトシタノテ、ｌ　ｔｔ
　Ｉ　＝　１Ｖｊｒ／Ｖｊｓ−１ｌ　＋　Ｉ　ｅｚ　ｌ
　＝ｌ’Ｖｊｓ／ｖｊｔ　　１１となり、Ｃ（７）絶対
値と設定した基準値とεとが比較され、１ε１１とｆｆ
２１のどちらかがεより犬のとき、ＯＲ回路７５から信
号が出力される。つまり、相異なる二相の実効値の比を
１を基準に検出し、εより犬の場合に信号が出力される
ことになる。

第４図は本発明の他の実施例を示し、実効値の代りに全
波整流回路２１，２２．２３の出力の平均値を平均値検
出回路３２で検出し、その各検出値を前記実施例の各実
効値の代りに用いる他は前記実施例と同様である。

第３図は２つの比較器７４−１．７４−２の基準値とし
て、固定的なものではなく％０〈ε≦１の範囲で任意に
設定することができる基準値設定回路７７の出力を用い
たものであって、他の構成は再２図と同様である。

〔発明の効果〕

以上のように欠相検出回路の入力として変流器の２次出
力を実効値または平均値に変換した信号を用いたので、
検出回路としての判定が、正弦波以外の歪み、ｌこ対し
ても影響を受けることがなく、従来の最大値ｌこよる判
定に比べ　誤動作せず、正確に欠相を検出することがで
きる。

また、通電電流を実効値または平均値に換算して過電流
状態を判別する回路遮断器に本発明の欠相検出回路を採
用すれば、構成が簡単で安価な回路により欠相保護を行
うことができる。

本発明は、回路遮断器の過を流引き外し装置だけでなく
、過負荷継電器等の欠相を検出する保膿機器への適用に
も有効である。

以上説明したように本発明によれは、誤動作せず、正確
に欠相を検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した回路遮断器の引き外し装置の
一実施例の構成図、第２図は本発明欠相検出回路の一例
の構成図、第３図は本発明欠相検出回路の他の一例の構
成図、第４図は本発明を適用した回路遮断器の引き外し
装置の他の実施例の構成図、第５図は従来欠相検出回路
を有する回路遮断器の引き外し装置の構成図、第６図は
通電電流波形が正弦波の場合における従来装置の欠相検
出回路の入力信号波形を示す図、第７図は通電電流波形
が歪み波の場合における従来装置の欠相検出回路の入力
信号波形を示す図である。 １１　、１２　、１３・・・各相の変流器、２１，２２
．Ｚ３・・・各相の全波整流回路、３１・・・最大値検
出回路、３２・・・平均値検出回路、４１　、４２　、
４３・・・実効値検出回路、関・・・最大値検出回路、
印・・・過電流横用回路％７０・・・欠相検出回路、７
１−１，７］−２・・・除算器、７２−１　、７２−２
・・・減算器％７３−１　、７３−２・・・絶対値検出
回路、７４−１　、７４−２・・・比較器、７５・・・
ＯＲ回路、８０・・・開閉回路、（３）・・・釈放型引
き外し装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）三相の交流電路に流れる電流を各々検出する変流器
   と、該変流器出力信号を各々平滑する整流回路と、該整
   流回路出力信号の実効値または平均値を各々検出する検
   出手段と、該検出手段出力における相異なる二相につい
   ての検出値の比を各々算出する比算出手段と、該比算出
   手段出力における２つの算出結果の少なくとも１つの、
   前記相異なる二相の通電電流の平衡時に対する偏差が基
   準値を越えたときに欠相状態を検出する手段とを具えた
   ことを特徴とする欠相検出装置。