JPH02158554A - サクションロール - Google Patents
サクションロールInfo
- Publication number
- JPH02158554A JPH02158554A JP31475288A JP31475288A JPH02158554A JP H02158554 A JPH02158554 A JP H02158554A JP 31475288 A JP31475288 A JP 31475288A JP 31475288 A JP31475288 A JP 31475288A JP H02158554 A JPH02158554 A JP H02158554A
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- Japan
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- hollow cylinder
- suction roll
- suction
- fixed
- partitioning unit
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- Pending
Links
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Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
プロピレンフィルム等の樹脂フィルムや紙類等の薄膜帯
状物を搬送する工程において、この薄膜帯状物を吸引し
つつ案内するサクションロールに関するものである。
プロピレンフィルム等の樹脂フィルムや紙類等の薄膜帯
状物を搬送する工程において、この薄膜帯状物を吸引し
つつ案内するサクションロールに関するものである。
第4図、第5図には従来のサクションロールが示される
0図において、サクションロール10は、多数の吸引孔
11Aを備えた回転可能な中空筒11と、この中空筒1
1に一定の隙間13を介して内装された固定中仕切体1
2とから構成されている。固定中仕切体12には、図示
しない吸引プロワ−に連絡する減圧経路14が設けられ
ている。
0図において、サクションロール10は、多数の吸引孔
11Aを備えた回転可能な中空筒11と、この中空筒1
1に一定の隙間13を介して内装された固定中仕切体1
2とから構成されている。固定中仕切体12には、図示
しない吸引プロワ−に連絡する減圧経路14が設けられ
ている。
前記固定中仕切体12には、その円周上に樹脂フィルム
等の薄膜帯状物が配置される範囲、すなわち吸引の必要
な範囲を軸方向に切欠いた切欠き部12Aが形成されて
いる。この切欠き部12Aは、連絡口12Bを介して減
圧経路14に連絡されている。
等の薄膜帯状物が配置される範囲、すなわち吸引の必要
な範囲を軸方向に切欠いた切欠き部12Aが形成されて
いる。この切欠き部12Aは、連絡口12Bを介して減
圧経路14に連絡されている。
上記したサクションロール10にあっては、薄膜帯状物
が接触した状態において、切欠き部12A内の空気が連
絡口12Bを介して減圧経路14に吸引される。一方、
薄膜帯状物が配置されない範囲では、中空筒11の吸込
孔11Aから隙間13を介して切欠き部12Aに流入す
る空気は少量である。この結果、切欠き部12Aは減圧
状態となり、薄膜帯状物は吸引される。
が接触した状態において、切欠き部12A内の空気が連
絡口12Bを介して減圧経路14に吸引される。一方、
薄膜帯状物が配置されない範囲では、中空筒11の吸込
孔11Aから隙間13を介して切欠き部12Aに流入す
る空気は少量である。この結果、切欠き部12Aは減圧
状態となり、薄膜帯状物は吸引される。
上記従来のサクションロール10にあっては、切欠き部
12Aがより減圧状態になるに従って、切欠き部12A
と大気との差圧が大きくなる。このため、中空筒11が
固定中仕切体12方向にたわみ、中空筒11と固定中仕
切体12とが接触し、中空筒11が回転不良や摩耗・発
塵等を起こしてしまう、また、特にサクションロール1
0が長尺である場合には、中空筒11の自重により、た
わみがより大きくなって接触し易くなる。
12Aがより減圧状態になるに従って、切欠き部12A
と大気との差圧が大きくなる。このため、中空筒11が
固定中仕切体12方向にたわみ、中空筒11と固定中仕
切体12とが接触し、中空筒11が回転不良や摩耗・発
塵等を起こしてしまう、また、特にサクションロール1
0が長尺である場合には、中空筒11の自重により、た
わみがより大きくなって接触し易くなる。
その不都合を回避するため隙間13を広くとると、固定
中仕切体12の切欠き部12Aに対応しない中空筒11
の吸引孔11Aからも大量の空気が流入し、切欠き部1
2A内を充分な減圧状態に保つことが困難となる。また
吸引ブロワ−にかかる負荷も大きくなる。
中仕切体12の切欠き部12Aに対応しない中空筒11
の吸引孔11Aからも大量の空気が流入し、切欠き部1
2A内を充分な減圧状態に保つことが困難となる。また
吸引ブロワ−にかかる負荷も大きくなる。
このように、隙間13の設定が極めて困難であり、実用
上大きな問題となっていた。なお、たわみを防ぐ手段と
して中空筒の厚みを厚くする構成が考えられるが、製造
コストが高くなる。
上大きな問題となっていた。なお、たわみを防ぐ手段と
して中空筒の厚みを厚くする構成が考えられるが、製造
コストが高くなる。
本発明の目的は、減圧及び自重により中空筒に生じるた
わみに抗して中空筒と固定中仕切体とが接触しないサク
ションロールを提供することにある。
わみに抗して中空筒と固定中仕切体とが接触しないサク
ションロールを提供することにある。
本発明に係るサクションロールは、薄膜帯状物の搬送工
程においてこの薄膜帯状物を吸引しつつ案内し、減圧手
段に連結されうるサクションロールである。このサクシ
ョンロールは、多数の吸引孔を備えた回転可能な中空筒
と、中空筒に内装された固定中仕切体とを備えている。
程においてこの薄膜帯状物を吸引しつつ案内し、減圧手
段に連結されうるサクションロールである。このサクシ
ョンロールは、多数の吸引孔を備えた回転可能な中空筒
と、中空筒に内装された固定中仕切体とを備えている。
前記固定中仕切体は、その円周上の一定範囲を軸方向に
切欠いた切欠き部を有している。この切欠き部は、減圧
手段と連絡可能にされている。前記固定中仕切体は、円
周方向に中空筒の内周面を支持する中間軸受を有してい
る。
切欠いた切欠き部を有している。この切欠き部は、減圧
手段と連絡可能にされている。前記固定中仕切体は、円
周方向に中空筒の内周面を支持する中間軸受を有してい
る。
上記構成において、切欠き部がより減圧状態となって大
気との差圧が大きくなることにより、あるいはサクシジ
ンロールが長尺である場合にはその自重によって、中空
筒は固定中仕切棒方向にたわむ傾向を生じる。しかし、
この場合には、中空筒の内周面が固定中仕切体に設けら
れた中間軸受により支持されているので、たわみが防止
される。
気との差圧が大きくなることにより、あるいはサクシジ
ンロールが長尺である場合にはその自重によって、中空
筒は固定中仕切棒方向にたわむ傾向を生じる。しかし、
この場合には、中空筒の内周面が固定中仕切体に設けら
れた中間軸受により支持されているので、たわみが防止
される。
したがって、中空筒と固定中仕切体との隙間が狭くても
、両者が接触してしまうことがない。
、両者が接触してしまうことがない。
まず、第3図により薄膜帯状物の搬送系全体の概略構成
を一例として説明する。供給ローラ30には例えば樹脂
フィルム31が巻き付けられている。Il送系にはサク
シジンロール20及び複数の搬送ロール32.33が配
置されており、それぞれに樹脂フィルム31が巻き付け
られている。搬送ロール33には、例えば、梼脂フィル
ム31を一定幅に切断するための切断装置33Aが設け
られている。搬送ロール33の下流には、樹脂フィルム
31を巻き取るための巻き取りロール34が配置されて
いる。
を一例として説明する。供給ローラ30には例えば樹脂
フィルム31が巻き付けられている。Il送系にはサク
シジンロール20及び複数の搬送ロール32.33が配
置されており、それぞれに樹脂フィルム31が巻き付け
られている。搬送ロール33には、例えば、梼脂フィル
ム31を一定幅に切断するための切断装置33Aが設け
られている。搬送ロール33の下流には、樹脂フィルム
31を巻き取るための巻き取りロール34が配置されて
いる。
上記搬送系において用いられるサクシジンロール20を
以下に詳細に説明する。第1図、第2図において、サク
シジンロール20は多数の吸引孔21Aを備えた中空筒
21と、この中空筒21に一定の隙間23を介して内装
された固定中仕切体22とから構成されている。
以下に詳細に説明する。第1図、第2図において、サク
シジンロール20は多数の吸引孔21Aを備えた中空筒
21と、この中空筒21に一定の隙間23を介して内装
された固定中仕切体22とから構成されている。
中空筒21は、両端に軸受部分を有する概ね円筒状の部
材である。その円筒状部分には、全周にわたり多数の吸
引孔21Aが形成されている。中空筒21は、その両端
部が固定中仕切体22にベアリングを介して回転可能に
支持されている。
材である。その円筒状部分には、全周にわたり多数の吸
引孔21Aが形成されている。中空筒21は、その両端
部が固定中仕切体22にベアリングを介して回転可能に
支持されている。
固定中仕切体22は、概ね円柱状の部材である。
固定中仕切体22は、図示しない吸引プロワ−に連絡す
る減圧経路24を中心部に有している。また固定中仕切
体22の外周部には、その円周上に樹脂フィルム31が
配置される範囲、すなわち吸引の必要な範囲を軸方向に
切欠いた切欠き部22Aが形成されている。この切欠き
部22Aは、連終日22Bを介して減圧経@24に連絡
されている。更に前記固定中仕切体22の略中央部には
、その円周面上に3個の軸受25a、25b、25Cが
設けられている。これらの軸受け25a、25b、25
cは夫々中空筒21の内周面と接触している。なお本実
施例においては、前記軸受け25a、25b、25cと
してころがり軸受が用いられている。
る減圧経路24を中心部に有している。また固定中仕切
体22の外周部には、その円周上に樹脂フィルム31が
配置される範囲、すなわち吸引の必要な範囲を軸方向に
切欠いた切欠き部22Aが形成されている。この切欠き
部22Aは、連終日22Bを介して減圧経@24に連絡
されている。更に前記固定中仕切体22の略中央部には
、その円周面上に3個の軸受25a、25b、25Cが
設けられている。これらの軸受け25a、25b、25
cは夫々中空筒21の内周面と接触している。なお本実
施例においては、前記軸受け25a、25b、25cと
してころがり軸受が用いられている。
次に、上記サクションロール20の作用を説明する。上
記サクションロール20において、切欠き部22Aが減
圧されて大気との差圧が大きくなることにより、或いは
サクションロール20が長尺である場合には自重により
、中空筒21にたわむ傾向が生じる。しかし、中空筒2
1の内周面は固定中仕切体22の円周面上に設けられた
軸受25a、25b、25cと接触して支持されるため
、中空筒21のたわみが防止される。したがって、樹脂
フィルム31が配置されない範囲において、中空筒21
の吸引孔21Aからの流入空気量を少なくするために、
中空筒21と固定中仕切体22との隙間23を小さくし
た場合でも、中空筒21は軸受25a、25b25cに
支持されているから中空筒21が固定中仕切体22と接
触するのが防止される。
記サクションロール20において、切欠き部22Aが減
圧されて大気との差圧が大きくなることにより、或いは
サクションロール20が長尺である場合には自重により
、中空筒21にたわむ傾向が生じる。しかし、中空筒2
1の内周面は固定中仕切体22の円周面上に設けられた
軸受25a、25b、25cと接触して支持されるため
、中空筒21のたわみが防止される。したがって、樹脂
フィルム31が配置されない範囲において、中空筒21
の吸引孔21Aからの流入空気量を少なくするために、
中空筒21と固定中仕切体22との隙間23を小さくし
た場合でも、中空筒21は軸受25a、25b25cに
支持されているから中空筒21が固定中仕切体22と接
触するのが防止される。
上記実施例に代えて、固定中仕切体の円周面上に設けら
れる軸受は3個以上設けられていてもよいし、あるいは
固定中仕切体の全周に一体的に設けられていてもよい。
れる軸受は3個以上設けられていてもよいし、あるいは
固定中仕切体の全周に一体的に設けられていてもよい。
また前記軸受は、軸方向の間隔を隔てて数組設けられて
いてもよい。更に前記軸受としては、ころがり軸受以外
、滑り軸受、加熱圧流体を用いる静圧軸受その他の軸受
が用いられてもよい。
いてもよい。更に前記軸受としては、ころがり軸受以外
、滑り軸受、加熱圧流体を用いる静圧軸受その他の軸受
が用いられてもよい。
本発明のサクションロールでは、中空筒に生じるたわみ
に抗して中空筒が中間軸受によって支持されるので、中
空筒と固定中仕切体との接触が回避され、中空筒の回転
不良や摩耗・発塵等が防止される。また、中空筒と固定
中仕切体との隙間をより狭くすることができるため、固
定中仕切体の切欠き部を容易に減圧できるようになる。
に抗して中空筒が中間軸受によって支持されるので、中
空筒と固定中仕切体との接触が回避され、中空筒の回転
不良や摩耗・発塵等が防止される。また、中空筒と固定
中仕切体との隙間をより狭くすることができるため、固
定中仕切体の切欠き部を容易に減圧できるようになる。
更にサクションロールの長尺化が図れ、幅広の薄膜帯状
物の搬送系に適用され得るようになる。
物の搬送系に適用され得るようになる。
第1図は本発明に係るサクションロールの軸方向断面図
、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は薄膜帯状物
の搬送系の概略図、第4図は従来のサクションロールの
軸方向断面図、第5図は第4図の■−■断面図である。 21・・・中空筒、21A・・・吸引孔、22・・・固
定中仕切体、22 A ・・・切欠き部、25a、25
bp25c・・・軸受、24・・・減圧経路。
、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は薄膜帯状物
の搬送系の概略図、第4図は従来のサクションロールの
軸方向断面図、第5図は第4図の■−■断面図である。 21・・・中空筒、21A・・・吸引孔、22・・・固
定中仕切体、22 A ・・・切欠き部、25a、25
bp25c・・・軸受、24・・・減圧経路。
Claims (1)
- 薄膜帯状物の搬送工程においてこの薄膜帯状物を吸引し
つつ案内し、かつ減圧手段に連結され得るサクションロ
ールであって、多数の吸引孔を備えた回転可能な中空筒
と、前記中空筒に内装された固定中仕切体とを備え、前
記固定中仕切体は、その円周上の一定範囲を軸方向に切
欠いた切欠き部を有し、この切欠き部は減圧手段と連絡
可能にされており、前記固定中仕切体は、円周方向に中
空筒の内周面を支持する中間軸受を有している、サクシ
ョンロール
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31475288A JPH02158554A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | サクションロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31475288A JPH02158554A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | サクションロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02158554A true JPH02158554A (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=18057159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31475288A Pending JPH02158554A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | サクションロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02158554A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100815990B1 (ko) * | 2006-12-18 | 2008-03-24 | 이규환 | 섬유원단가공용 회전식 진공흡입롤러 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP31475288A patent/JPH02158554A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100815990B1 (ko) * | 2006-12-18 | 2008-03-24 | 이규환 | 섬유원단가공용 회전식 진공흡입롤러 |
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