JPH02157911A

JPH02157911A - プラント監視制御方法及び装置

Info

Publication number: JPH02157911A
Application number: JP63311894A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Matsuki; 勉松木
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-12-12
Filing date: 1988-12-12
Publication date: 1990-06-18
Anticipated expiration: 2010-04-26
Also published as: JPH0738132B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野〕本発明は、プラント監視制御装置、特にプラントの状態
を動的に表示してなるプラント監視装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のプラント監視制御装置には、特開昭６１−１８５
００６号がある。この従来例は、プラント機器対応のシ
ンボル表示を、プロセス状態の変化に応じて、変更させ
た。シンボル表示例としては動作中なら赤色表示、停止
中なら緑色といった色分は表示例がある。更に、プロセ
ス状態の変化は、プラント状態を反映した入力信号（デ
ータ）から判断する。

更に、プラント機器には、配管、ポンプ、弁等があげら
れている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来例には、プロセス状態に応じたシンポル表示例
の記載があるが、赤色、緑色といった表示例はプロセス
の状態が正確に反映したものでなく、単なる約束事であ
る。従って機器数が多くなり、且つ動作状態が多くなっ
たりすると、プラント監視に正確さを期しがたくなる。

本発明の目的は、プラントの状態を動画表示させてなる
プラント監視制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、動画表示情報を格納したメモリと。

該メモリをプラント状態信号によってアクセスして機器
対応に動画表示させる手段と、より成る。

〔作　用〕

本発明によれば、プラント状態信号に応じて機器対応に
動画表示を表示装置の表示画面上に行わせることができ
る。

【実施例〕

第１図は、本発明のプラント監視制御装置の実施例図で
ある。このプラント監視制御装置は、プラント１．制御
部２．プロセス入出力装置３．計算機４９表示装置５よ
り成る。

プラント１は１例えば発電プラントより成り。

その設備９機器は、制御部２により制御される。

更に、プラント１の状態信号は制御部２に送られる。プ
ロセス入出力装置３は、計算機４への入出力部を構成し
、制御に際しては、計算機４の制御出力が入出力装置ｉ
３→制御部２→プラント１へと送られ、監視に際しては
プラント１→制御部２→プロセス入出力装置３→計算機
４へと送られる。

計算機４は、ＣＰＵとメモリとキーボード等とより成る
が、第１図では、機能別に内部を表示した。即ち、計算
機４は、プラント自動化制御処理部４０．プラントデー
タ入力処理部４１．プラントデータベース部４２．プラ
ント情報表示処理部４３．動画表示制御処理部４４より
成る。

プラント自動化制御処理部４０は、プラントデータベー
ス部４２のデータを受けてプラント１の制御出力を発生
する。更に、動画表示制御処理部４４の制御を行って動
画表示を行わせる。ここで、プラント１の制御出力とは
、プラントの起動指令、弁制御指令、ポンプの速度指令
等である。

プラントデータ入力処理部４１は、プロセス入出力部［
３からのプラント状態信号を取込み、状態信号の機器別
や系統別等の分類処理、状態信号の解析や統計等の処理
を行う。

プラントデータベース部（メモリ）４２は、プラント用
の各種のデータベースを持つ。更に、プラントデータ入
力処理部４１で処理された入力データがデータベースを
形成する。

プラント情報表示処理部４３は、プラントデータベース
部４２のデータベースのデータをもとに、系統図の表示
を表示装置１５に行わせる。更に、各機器対応の状態入
力信号をもとにして、系統図内の対応機器の色別表示を
行う。

表示装置５は、１個又は複数個の表示部より成り、系統
図表示を行う。

動画表示制御処理部４４は１本実施例の特徴部分であり
、プラントデータベース部４゛２のデータ及びプラント
自動化制御処理部４０の指令とにより、表示中の系統図
中の対応機器の動画表示を行う。

本実施例における表示例を詳述する。

（１）系統中の機器を２つに分類し、１つは従来例と同
じく色変化を生じさせる表示とし、他方は動画表示を行
わせる場合。

この分類は、動画表示を必要とする機器とそうでない機
器とに分けて表示するやり方である。

この分類は、データベース部４２内で行っておくのが普
通である。動画表示のためには、動画表示情報（画面単
位に、画面番号９機器表示画面内位置データ、プラント
データ機器番号２磯器シンボルの動画表示形態情報）を
作っておくことが必要である。ここで、機器シンボルの
動画表示形態情報とは、プラント状態信号（又はその状
態コードでも可）別に仕分けされた形状。

色、動画形態（動画表示周期、形状変化情報。

色変化情報等）情報より成る。かかる動画表示情報は、
データベース部４２上に存在する。

尚、動画表示情報は、処理部４４内に設定しておいても
よい。

従来例と同じ色変化を表示させるためには。

データベース部４２内に、機器対応のシンボル図形を機
器系統の構成に従って配列し、このシンボル図形の色を
プラントの機器の動作状態（動作中か停止中かといった
区別）に対応して、緑。

赤等の表示を行わせるようにすればよい。

（２）系統中の機器は１通常は従来例と同じく色変化を
生じさせておくものとし、動画表示の指示があったとき
のみ動画表示をさせる場合。

これは、動的に動画対象を指定して表示させる場合であ
る。この場合には、すべての機器に動画表示情報を付加
しておくことが必要である。

動画表示に際しては、処理部４４を駆動させて表示を行
う点では（１）と同じである。

（３）すべての機器は従来例と同じく色表示を行わせる
が、その表示位置の近傍に動画表示を行わせる場合。

この方法は、動画表示を、従来の表示とは別個独立に行
わせる例である。そこで、動画表示を必要とする機器を
選んでおき、（１）と同じく動画表示情報を形成してお
き、これを選択表示させるやり方をとる。情報の扱いが
簡単であり。

動画表示も簡単にできる利点を持つ。

次に、（３）の方法による動画表示例を第２図に示す、
第２図は系統図の表示例であり、装置（例えばボイラー
）５３に、配管５０が接続され、且つこの配管５０に、
ポンプ５１．バルブ５２より成る系統を２つ設けた表示
例を示す、この系統図の中で、配管５０．ポンプ５１．
バルブ５２を動画表示させたい。

そこで、配管動画シンボル５０Ａ又は５０Ｂ、ポンプ動
画シンボル５１Ａ、弁動側シンボル５２Ａを表示動画情
報の一部として用意しておき、これを配管５０．ポンプ
５１．バルブ５２の近傍に表示させる。例えば。

配管動画シンボル５０Ａは、所定の距離をおいて交互点
滅させた図形であり、これにより配管内に液体が流れて
いることが即座に判断できる。配管動画シンボル５０Ｂ
は配管内の流体の流れの矢印を表示させた例であり、流
れ方向が目視でわかる。ポンプ動画シンボル５１Ａはポ
ンプの回転がわかるように回転方向に交互点滅させた図
形であり、弁動側シンボル５２Ａは弁の長手方向に交互
点滅させた図形であり、いずれも動作中であることが目
視でわかる。この他にも、種々の動画シンボル例は存在
する。

尚、第２図は機器近傍に動画を配置する例であるが、（
１）、　（２）の表示法の下で、機器そのものに動画表
示をさせることもできる。

次すこ、動画表示の指令について説明する。

（１）動画表示させたい機器を監視しておき、動作状態
になった旨の状態信号を入力したときに表示させる。

（２）動作中か否かとの分は方ではなく、手動運転か自
動運転かの区別をしておき、自動運転指令（自動化制御
指令）のもとで、動画表示対象機器の状態信号をとり込
み動作開始との判断がなされた時に、該動作開始機器に
ついて動画表示を行う。この例を第３図に示した。かか
る自動運転下での動作開始機器の動画表示を実現させた
ことによって、運転者は、正しく動作機器の確認ができ
る。

変形例を述べる。

（１）運、転者は、監視対象項目に従って監視する。

監視対象項目は、時々刻々と変る場合もあれば。

固定しである場合もある。かかる監視対象項目について
、監視と連動して動画表示をさせることもできる。

（２）動画例として、点滅、動き等を与えるようにした
が、これは色の変化、形の変化を伴って達成できる。

（３）動画表示は、機器表示部分の近傍の例を示したが
、系統図全体そのものを動画表示させることもできる。

しかし、系統図全体ではなく、その一部１例えば、監視
対象項目を指定しておき、その項目のみを動画表示させ
てもよい、これらの場合、動画表示情報中の「表示位置
」は必ずしも必要ではない、系統図そのものが動画表示
形式のデータ構成となっているからである。・従って、
特に「表示位置」を必要とする場合は、近傍表示の例で
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、監視制御に際して、機器の動作状態が
動画として表示できるため、監視の効率化を達成できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の監視制御装置の実施例図、第２図はそ
の動画表示例図、第３図は動画表示タイミング例図であ
る。１・・・プラント、２・・・制御部、４・・・計算機。代理人弁理士　　秋　本　正　実第図

Claims

【特許請求の範囲】１、動画表示情報を格納するメモリと、プラントの状態
信号を取込みその状態信号に応じて対応機器の動画表示
情報を上記メモリから読出す手段と、読動画表示情報に
基づき表示画面に対応機器の動画表示を行わせる手段と
、より成るプラント監視制御装置。２、上記動画表示情報は、動作状態時に交互点滅を行わ
せる情報を含んでなる請求項１記載のプラント監視制御
装置。３、上記状態信号は、自動化制御指令のもとで発生する
状態信号とする請求項１記載のプラント監視制御装置。４、上記動画表示は、表示中の系統図の機器の近傍に表
示してなる請求項１記載のプラント監視制御装置。５、上記動画表示は、表示中の系統図の機器そのものに
施してなる請求項１記載のプラント監視制御装置。