JPH02157803A - ストライプカラーフィルターとその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はストライブ状カラーフィルターに関する。さら
に詳しくは、ＬＣＤ　（液晶デイスプレィ）、ＥＣＤ　
（エレクトロ・クロミック・デイスプレィ）、ＥＬＤ　
（エレクトロ・ルミネッセンス・デイスプレィ）　、Ｃ
ＲＴ　（陰極線管）デイスプレィ、蛍光表示管、ＬＥＤ
　（発光ダイオード・デイスプレィ）などの画像表示素
子、描像管、固体描像素子（ＣＣＤ：チャージ・カップ
ルド・デバイス）などの画像入力素子などに用いられる
ストライブ状カラーフィルターに関する。

（従来の技術） 白黒表示が可能な画像表示素子の各画素に、光の三原色
すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）のフィルターを
重ねることによりカラー画像表示が実現されている。ま
た光の強弱を感知可能な素子をマトリクス状に配置した
画像入力素子において、マトリクスの各素子に赤（Ｒ）
、緑（Ｇ）、青（Ｂ）のフィルターを重ねることにより
カラー画像入力が実現されている。これら、光の三原色
すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の微細なフィル
ターが各画素に対応するように、モザイク状あるいはス
トライブ状に配置されものをカラーフィルターアレイと
称し、各種のカラー画像表示素子、カラー画像入カ素子
に広く用いられている。このうち特に、ストライブ状に
配置されものをストライプカラーフィルターと称する。

従来、ストライプカラーフィルターは印刷法、染色法、
電気泳動着色法、等により作製されてきた。

印刷法は、基材上に顔料を分散したインク（光の三原色
すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ））を、例えばオ
フセット印刷などを用いて直接印刷する方法である。

染色法は、基材上に塗布した感光性アクリル樹脂やゼラ
チンを、フォトリソグラフを用いて所定の形状に加工し
、染料を用いて染色・固着、これを各色（すなわち光の
三原色、赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ））ごとに繰り返
す方法である。

電気泳動着色法は、あらかじめ所定の形状にフォトリソ
グラフによりパターニングされた透明電極を基材上に設
け、電気泳動性の染料をもちいた電着法により赤（Ｒ）
、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に着色し分ける方法である。

（発明が解決しようとする課題） 前述したように、ストライプ状カラーフィルターは微細
なフィルターのストライブであり、各画素のうちのたと
え一個の画素に欠点が生じてもその商品品位は著しく損
なわれる。印刷法には微細加工性に問題があり、高品位
のストライプ状カラーフィルターを歩留まりよく得るこ
とは困難である。

染色法、電気泳動着色法では、高品位のストライプ状カ
ラーフィルターを作製可能であるが、フォトリソグラフ
を用いるために量産性に劣り、大面積のものを容易に得
ることができないという欠点がある。

本発明はかかる状況に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、次
なる発明に到達した。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明は光の三原色すなわち赤（Ｒ）、緑（
Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色された線状体が実質的に平行
に配されかつ、各線状体が、該線状体の長さ方向に全て
接着剤または有機高分子により一体化されていることを
特徴とするストライプカラーフィルターであり、光の三
原色すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色
された層を接着剤または有機高分子フィルムにより積層
一体化し、該積層体を積層面と垂直方向にスライス（切
断）して平板化することを特徴とするストライプカラー
フィルターの製法である。

本発明における、光の三原色・すなわち赤（Ｒ）、緑（
Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色された層と、これらの層を一
体化するための層を有する積層体としては、（１）赤（
１？）、□緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色されたフィル
ムと、必要に応じて加えられる遮光性のフィルムとを積
層接着してなる積層体 （２）　　赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色さ
れたフィルムを遮光性の接着剤にて積層接着してなる積
層体 （３）赤（’Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色され
た接着剤にて、交互に遮光性のフィルムを積層接着して
なる積層体 などを用いることができるが、これらに限定されるもの
ではない。

本発明においては、前記の積層体を積層面と実質的に垂
直な方向にスライスして、薄い平板となし、この薄板を
ガラス基板等に配したりして、ストライプ状のカーフイ
ルターとなす、薄板を形成している平行に配されてなる
着色線状体の各々の幅は、特に限定されず、使用する目
的に応じて、選定すれば良いが、好ましくは１０〜２０
００μｍ１さらに好ましくは５０〜１０００μｍであり
、スライスされる平板の厚さは５〜２０００μｍ、好ま
しくは１０〜１５００μｍ、さらに好ましくは、１５〜
１１０００ｕである。

本発明に用いられる、光の三原色すなわち赤（Ｒ）、緑
（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色されたフィルムとしては、
レーコン、キエプラ、アセテート、トリアセテート、ポ
リエステル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポバール
、ポリウレタン、ビニリデン、パレイン、ゼラチン、カ
ゼイン、ガラスなどをその素材として用いることができ
る。染色の容易さの観点よりセルロース系素材、ビニロ
ン、ボバール、ゼラチン、カゼインなどの素材を用いる
ことが好ましい、また機械的、光学的性質を改善するた
めに複数の素材を組み合わせた複合フィルムを用いても
よい０着色する方法としては、あらかじめ有機あるいは
無機の染料あるいは顔料により着色された原料を用いて
フィルム化する方法、フィルム化後に染色する方法など
がある。

本発明に用いられる遮光性のフィルムには、とくにこれ
を限定するものではないが、遮光性を付与したレーヨン
、キュプラ、アセテート、トリアセテート、ポリエステ
ル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポバール、ポリウ
レタン、ビニリデン、パレイン、ゼラチン、カゼイン、
ガラス、カーボン、金属などを用いることができる。ま
た機械的、光学的性質、複数の素材を組み合わせた複合
フィルムを用いてもよい。遮光性を付与する方法として
は、あらかじめ有機あるいは無機の染料あるいは顔料に
より遮光性を付与さた原料を用いてフィルム化する方法
、フィルム化後に染色する方法などがある。

、本発明における遮光性の接着剤、赤（Ｒ）　　緑（Ｇ
）、青（Ｂ）に各々着色された接着剤としては、たとえ
ば色素、顔料、染料などを分散した硬化型樹脂組成物を
用いることができる。

硬化型樹脂組成物には、特にこれを限定するものではな
いが、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬
化型樹脂、アクリル酸エステルなどの活性エネルギー線
硬化型樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカー
ボネイト、ポリメチルメタクリレートなどの熱可塑性樹
脂などを用いることができる。

本発明におけるストライプカラーフィルターは必要に応
じて石英ガラスなどの基板に貼り付けてもよい、さらに
必要に応じて研磨加工を施すこともできる。また、表面
をさらに保護用のコート剤などで被覆しても差し支えな
い。

本発明におけるストライプカラーフィルターには、必要
に応じてアリーニング処理を施すことができる。

本発明における、光の三原色すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ
）、青（Ｂ）に各々着色された層は、ストライブ状カラ
ーフィルターのストライブ状の配列を形成する。

遮光性の層は、画像表示素子におけるにじみ防止用のシ
ャドウマスクを形成する。

本発明によるストライブ状カラーフィルターは、その構
成から明らかなように、日詰まりなどによる画素の欠落
は起こり得す、大面積化、量産化、に優れ、また着色法
の自由度が高いため鮮やかな色合いを容易に実現できる
、耐光性にすぐれる無機顔料を使用することが可能であ
るなどの優れた特性を有する。

以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらになんら限定されるものではない。

（実施例） ［実施例１］ 市販の無機顔料微粉を分散混合することにより、光の三
原色すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色
されたポリエステル樹脂をフィルム化し、厚さ・７０μ
ｍのポリエステルフィルムを得た。市販の赤（Ｒ）、緑
（Ｇ）、青（Ｂ）、これら３種類の顔料の混合分散によ
り遮光性を付与されたポリエステル樹脂をフィルム化し
、厚さ２０μｍのポリエステルフィルムを得た。

赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に着色されたフィルムの
間に遮光性フィルムをはさんでこの順番で交互に各々６
４０段配置し、第１−１図に示される積層体を得た。

ついでこれを積層面と垂直な方向の厚さ５０μｍにスラ
イスし第１−２図にしめずストライブ状カラーフィルタ
ーを得た。

得られたストライブ状カラーフィルターを液晶表示素子
に使用した結果、良好なカラー画像を得た。

［実施例２コ 市販の無機顔料微粉を分散することにより、光の三原色
すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）に各々着色され
たアクリル樹脂から厚さ７０μｍの着色フィルム得た。

次いで市販の赤、緑、青の無機顔料微粉の混合粉を分散
することにより黒（着色されたエポキシ系接着剤にて着
色フィルムを接着することにより第２−１図に示す積層
体を得た。接着剤の厚みは２０μｍに正確に制御さた０
次いでこれを積層面と垂直な方向の厚さ１５μｍにスラ
イスし、ガラス基板上に透明なエポキシ系接着剤にて画
定し、第２−２図にしめずストライプ状カラーフィルタ
ーを得た。

得られたストライプ状カラーフィルタ、−を白色ｆ！Ｌ
Ｄ　（エレクトロ・ルミネッセンス・デイスプレィ）に
使用した結果、良好で鮮明なカラー画像を得た。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明におけるストライプ状カラー
フィルターは、目詰まりなどによる画素の欠落の無い優
れた品位を有し、良好鮮明なカラー画像表示を可能なら
しめ、かつ大面積化が容品で、量産性に優れるなど、優
れた特性を有する。

【図面の簡単な説明】

第１−１図は、実施例１に示された積層体の構成（部分
）を示す概略図であり、第１−２図は実施例１に示され
たストライプカラーフィルターの構成（部分）の概略図
である。 第２−１図は、実施例２に示された積層体の構成（部分
）を示す概略図である。第２−２図は、実施例２で示さ
れたストライプカラーフィルターの構成（部分）を示す
概略図である。 特許出願人　　東洋紡績株式会社 早２−１図 １　、１１色層　Ｃｈ２ ２　着色層Ｃ國り ３・着色層（肯う ４、遮光性漫

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光の三原色すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ
   ）に各々着色された線状体が実質的に平行に配されかつ
   、各線状体が、該線状体の長さ方向に全て接着剤または
   有機高分子により一体化されていることを特徴とするス
   トライプカラーフィルター。
2. （２）光の三原色すなわち赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ
   ）に各々着色された層を接着剤または有機高分子フィル
   ムにより積層一体化し、該積層体を積層面と垂直方向に
   スライス（切断）して平板化することを特徴とするスト
   ライプカラーフィルターの製法。