JPH02157521A - 燃焼器具 - Google Patents

燃焼器具

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JPH02157521A
JPH02157521A JP31223188A JP31223188A JPH02157521A JP H02157521 A JPH02157521 A JP H02157521A JP 31223188 A JP31223188 A JP 31223188A JP 31223188 A JP31223188 A JP 31223188A JP H02157521 A JPH02157521 A JP H02157521A
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JP
Japan
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heat
combustion
exhaust gas
combustion chamber
radiation
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Application number
JP31223188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kawasaki
良隆 川崎
Atsushi Nishino
敦 西野
Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Masato Hosaka
正人 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱、暖房等に用いられる燃焼器具に関する。
従来の技術 石油やガスを燃料として、その燃焼熱によって加熱、暖
房を行う器具は従来より多数実用化されている。特に燃
焼熱の一部を放射熱として取り出し利用する器具として
は、反射型の石油ストーブに代表されるように、燃焼室
内で燃焼熱を放射熱に変換し、燃焼室壁面か、らガラス
窓等の熱透過体を介して周囲へ放出させるものであった
発明が解決しようとする課題 従来のこの種の燃焼器具では、燃焼室から放射熱として
取り出し得る熱量は、全燃焼熱の30%程度であり、半
分以上の熱は排ガスと共に放出されるものであった。こ
のために屋外で使用した場合は言うまでもなく、室内で
この燃焼器具を用いた場合でも、排ガスと共に放出され
た熱は天井付近の空間を加熱するものの、人体への暖房
効果にはほとんど寄与せず、放射熱として取り出した燃
焼熱の30%程度のみが実際の暖房に用いられることに
なり、燃焼熱の利用効率が低いものであった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、υトガスと共に
排出される熱を効率的に回収し、放射熱に変換して、燃
焼熱の有効利用を可能にする燃焼器具を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 上記従来の問題点を解決するために本発明で用いる技術
的手段は、燃焼室の上方に逆椀状の排気捕集空間を構成
するような排気捕集部を備え、少なくともその前面側壁
を、多数の連通孔を開設した熱放射体とするものである
作用 本発明は上記手段により、排ガスが連通孔を通過する際
に、排ガスと共に放出される熱を熱放射体で回収し、そ
の表面から器具前面に放射熱として供給するもので、燃
焼熱の加熱、暖房への利用効率を著しく増加させる作用
を有するものである。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。第
2図において1燃焼器具の函体、2は函体1の内部に配
置された燃焼筒で、燃焼筒2の後面は反射板3で囲まれ
ている。燃焼筒2の中上部は第1図に示すように熱透過
材4で包まれている。
また燃焼筒2の上方には、逆椀状の排気捕集部5が連接
されており、上端は上板6で、後面は後面側壁7で閉塞
され、前面のみは多数の連通孔8′を開設した金属多孔
板からなる熱放射体8で構成されている。燃焼時にはま
ず、燃焼筒2内で燃料が燃焼し、その燃焼熱の一部で燃
焼筒2の壁面が加熱される。加熱された壁面から放射さ
れた熱は、熱透過材4を経て外部に放出され、前面から
は直接、後面への放射熱は反射板3によって反射されて
、いずれも前方の加熱、暖房に共せられる。
方排ガスと共に排出された熱は、第3図に示したように
、高温排ガス(矢印G)が排気捕集部5内に一旦捕集さ
れ、熱放射体8の連通孔8゛を通過する間にここで熱交
換され、低温の排ガス(矢印G’)として排出される。
熱放射体8に回収された熱は、ここから再度放射によっ
て放出されるが、放熱体8は前面に向かっているために
、全て前方の加熱、暖房に共することができ、熱透過材
4から発せられた放射熱と合わせて、燃焼熱の50%以
上が有効に利用することができる。
ここで熱放射体8は、多数の連通孔8°を開設するこさ
によって高温排ガス(G)の通過を導き、熱回収を行っ
てここから熱放射を行うものであるから、熱放射体8は
、被加熱物のある前面に向かって備えることが最も有効
であるが、必ずしも燃焼筒2に合わせて湾曲させる必要
はなく、第4図に示すように、平板状にしても良い。こ
うすることによって面積は十分大きくできるから、排ガ
スの流れに対する抵抗も小さり、シかも熱回収/熱放射
面積も拡大できるから、熱の有効利用を更に促進できる
また燃焼筒2から排出される排ガスは、自然通気または
強制通気の如何にかかわらず、相当の流速を有している
から、第2図のように燃焼筒2に連接する必然性はなく
、例えば第5図に示すように燃焼筒2から幾分遊離させ
、函体1上面の天板1′に取り付けても十分上記効果は
発揮できる。
更に燃焼筒2が露出された全周放射型の場合(図示せず
)、あるいは第6図のように反射板3で燃焼筒2の後面
を囲まれている場合には、熱放射体8は側壁の全周にわ
たって備えることもでき、前記のように熱回収/熱放射
面積をより拡大できると共に、排ガスの流れに対する抵
抗を一層軽減できる。熱放射体8に排ガスを導く排気捕
集部5の形状は、上記のように円筒杖、楕円筒状、半円
筒状等の他に、矩形でもその他の形状でも良く、また函
体1や反射板3の一部を共用する形でも良い。
いずれにしても燃焼筒2から排出される排ガスを捕集し
得る空間を有する形状、いわゆる逆椀状であれば上記効
果は発揮できる。
ところで熱放射体8は、パンチングメタルやエクスパン
ドメタル、金網等の金属多孔体を用いることが加工性、
耐熱性、強度等の点で有利であるが、排ガスと接触する
面積、すなわち熱交換面積は大きく採り難いという欠点
がある。そこで第7図に示すように熱放射体8を多重の
筒にして重ね、支持金具9で保持したり、あるいは第8
図に示すように連続する波形の形状にして、面積を拡大
することも有効である。また熱放射体8の素材としては
、ステンレスや銅等の金属をそのまま用いても良いが、
放射率を高めるために、表面にアルミナ、酸化チタン、
二酸化マンガン等の金属酸化物を含む被覆層を設けるこ
とも可能であり、これによって表面放射率は著しく向上
され、放射性能の優れたものにできる。一方放射体8の
素材自体を放射率の高いセラミック材料にすることも可
能で、例えば第9図に示すように、シリカ拳アルミナを
主成分とする筒状のセラミックハニカムからなる熱放射
体8に金属の蓋体10を冠装したり、あるいは第10図
および第11図に示すように、排気捕集部5全体を逆椀
形状のセラミックハニカムで構成することも可能で、セ
ラミックの放射率の高いことを有効に利用でき、放射熱
電を一層増加させることができる。更には第7図または
第8図に示した形状で、金属多孔体の代わりにセラミッ
ク繊維の編組体を用いること、または第9図、第10図
あるいは第11図のような形状で発泡セラミックを用い
ることも可能で、いずれもセラミック体の放射率の高さ
を活かすことができるものである。
ところで、燃焼筒2が函体1に包まれた構成では、第1
2図に示すように函体1の前面上部を熱放射体8で閉塞
すれば、天板1′と反射板3とに囲まれた函体1の上部
空間がそのまま排気捕集部5となる。したがって函体1
の前面解放部上端に板状の熱放射体8を備えれば、上記
同様の効果が得られ、しかも第13図に示すように十分
大きな面積を確保できるから、熱回収/熱放射効率は一
層高められる。もちろんここでも熱放射体8は、第12
図のようなセラミックハニカムや発泡セラミック等の材
料でも、あるいは第14図に示すような金属多孔板でも
良く、同様の優れた効果を発揮することができる。
なおここで、第5図に示したような逆椀状の排気捕集部
5を燃焼筒2から遊離して備えた場合には、燃焼筒2か
ら排出された排ガスが滞りなく排気捕集部5内に導かれ
ることが好ましく、そのためには、燃焼筒2の径に比べ
て排気捕集部5の径を十分大きくしておくことが好まし
い。あるいは第15図に示すように、燃焼筒2の上端に
、周囲に空気導入孔11を存する整流筒12を備えるこ
とにより、排ガスの流れに吸引されて空気導入孔11か
ら外気が流入し、排ガスの流れの径を抑えることができ
、上部の排気捕集部5の径が燃焼筒2の径と同等であっ
ても、排ガスは完全に捕集することかできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、燃焼室の上方に逆椀状の
排気捕集空間を構成するような排気捕集部を備え、少な
くともその前面側壁を、多数の連通孔を開設した熱放射
体とすることにより、排ガスが連通孔を通過する際に、
排ガスと共に放出される熱を熱放射体で回収し、その表
面から器具前面に放射熱として供給することができ、燃
焼熱の加熱、暖房への利用効率を著しく増加させる作用
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の燃焼器具の要部斜視図
、第2図はその正面図、第3図はその作用説明図、第4
図〜第11図は本発明の他の実施例の燃焼器具の要部斜
視図および断面図、第12図は本発明の第2実施例の燃
焼器具の断面図、第13図はその正面図、第14図は他
の実施例の燃焼器具の要部部分切断斜視図、第15図は
第3の実施例の燃焼器具の要部断面図である。 1・・・函体、 熱放射体、 2・・・整流筒。 2・・・燃焼筒、 8′・・・連通孔、 5・・・排気捕集部、 1・・・空気導入孔、 8・・・ 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部に排気口を開設する燃焼室と、前記燃焼室の
    上方に逆椀状の排気捕集空間を構成する排気捕集部とを
    有し、前記排気捕集部の少なくとも前面側壁を、多数の
    連通孔を開設した熱放射体で構成した燃焼器具。
  2. (2)燃焼室上部に排気捕集部を連接させた請求項1記
    載の燃焼器具。
  3. (3)燃焼室の上部に遊離させて、前記燃焼室の排気流
    出口より大径の排気捕集部を備えた請求項1記載の燃焼
    器具。
  4. (4)側壁の略全周に熱放射体を配設した排気捕集部を
    燃焼室の上方に備え、前記燃焼室および排気捕集部の後
    方を反射体で囲んだ請求項1、2または3記載の燃焼器
    具。
  5. (5)上部に排気口を開設する燃焼室と、前記燃焼室を
    内蔵して前面のみを解放する函体と、前記函体の前面解
    放部の上端部分に備えられた多数の連通孔を開設した熱
    放射体とを有する燃焼器具。
  6. (6)熱放射体をセラミックハニカムで構成した請求項
    1または5記載の燃焼器具。
  7. (7)金属板の表面に金属酸化物の被覆層を形成した材
    料で熱放射体を構成した請求項1または5記載の燃焼器
    具。
  8. (8)燃焼室上端周囲に、多数の空気導入孔を穿設した
    整流筒を備えた請求項3記載の燃焼器具。
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Citations (8)

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