JPH02157210A - 皮膚着色料 - Google Patents

皮膚着色料

Info

Publication number
JPH02157210A
JPH02157210A JP31052188A JP31052188A JPH02157210A JP H02157210 A JPH02157210 A JP H02157210A JP 31052188 A JP31052188 A JP 31052188A JP 31052188 A JP31052188 A JP 31052188A JP H02157210 A JPH02157210 A JP H02157210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
tannin
water
color
coloring agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31052188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Motono
正大 本野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Sansho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Sansho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP31052188A priority Critical patent/JPH02157210A/ja
Publication of JPH02157210A publication Critical patent/JPH02157210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タンニンと金属塩とよりなる、皮膚によくな
じみ何ら損傷を与えることなく自然の日焼けの健康色を
皮膚に着色する皮膚着色料に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の皮膚の着色料としては、顔に生じたしみ。
そばかす等を遮蔽したり、顔色を引き立たせる目的で主
として女性が用いている白色を主体とした白粉類、顔の
うちロ、頬に紅系の色を塗りポイントを強調する口紅、
頬紅などの釘類、目の周囲に色彩を施したり、まゆ毛の
形を整えたりするアイシャドー、まゆ墨等は古くから用
いられている一種の皮膚着色料である。
近時、古くからの上記白粉、メイクアップ化粧料のよう
に、主として顔に使用し顔色を調整したり、顔の一部を
強調したりして顔の一部を引き立たせる着色料の他に、
顔及び顔量外の体の部分に塗って健康色、特に日焼けに
より生じた褐色の肌色を出す皮膚着色料が、若者の間で
注目を浴びてきた。例えば、ジヒドロキシアセトンを主
成分とする組成物及びインドール誘導体を用いて、日焼
けの色と殆ど同じ色を皮膚にあたえる皮膚着色剤(特開
昭62−270512号公報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の皮膚着色料は白粉、メイクアップ化粧料のように
顔料系のものであって、これらを皮膚に塗っても、入浴
等の際身体を洗った場合落ち易い欠点があった。
ジヒドロキシアセトンを主成分とする着色料により得ら
れる色調は、日光の暴露と無関係にヒドロキシアセトン
から作られる中間生成物と皮膚の淡白成分との反応によ
り生ずる皮膚染色反応であるので、単調な色調しか発色
できない不便性、連続的に使用した後では、皮膚の角質
化の程度によって得られる色合いが異なるという現象を
生じさせる。また、得られた染色調は皮膚を洗うと不規
則に除去されるので色合いの相違を生じたりする。
本発明は顔料系の着色料ではなく、洗浄等により脱色す
ることなく、自然の代謝により消失する褐色を主体とす
る皮膚着色料を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、タンニン類と金属塩とによる発色について
研究したところ、タンニン類と銅、亜鉛。
錫、マグネシウム、アルミニウムの金属塩との反応によ
り、又は縮合型タンニンの1〜5量体と鉄塩との反応に
より、褐色を主体とし更に他の色にも皮膚を着色するこ
とができ、しかも、この化合物が皮膚の表面とよくなじ
むことを見出し本発明を完成した。
本発明は、タンニンと水溶性情、亜鉛、錫、マグネシウ
ム、アルミニウム塩の1種又は2種以上よりなる皮膚着
色料、縮合型タンニンの1〜5量体と水溶性鉄塩よりな
る皮膚着色料、タンニンと水溶性鉄塩と有機又は無機の
イオウを含む化合物よりなる皮膚着色料、タンニン含有
液と水溶性銅。
亜鉛、錫、マグネシウム、アルミニウム塩水溶液の1種
又は2種以上を混合した1液型皮膚着色料、タンニン含
有液を水溶性銅、亜鉛、錫、マグネシウム又はアルミニ
ウム塩の1種又は2種以上の水溶液との2液型皮膚着色
料である。
一般にタンニンは植物成分中に存在するポリオキシフェ
ノール類で、皮膚、粘膜に対して収斂作用を持つと言わ
れている。この作用を利用して、古くより皮なめし剤、
吐瀉薬或いは消炎薬として広く用いられていた。
タンニンは一般に加水分解型タンニン、w1合型タンニ
ン及び新型タンニンに大別される。
加水分解型タンニンは、酸、アルカリ又は酵素により加
水分解されて多価アルコールとフェノールカルボン酸を
生成する。この生成するフェノ−ニルカルボン酸の種類
によって、没食子酸を生成するガロタンニン、エラグ酸
を生成するエラジタンニン、他のフェノールカルボン酸
のみ又はこれと没食子酸を生成する他の加水分解型タン
ニンに分類される。
そして、ガロタンニンとしては五倍子タンニン。
没食子タンニン、タンニン酸等がある。エラジタンニン
としてはゲラニイン(ゲンノショウコタンニン等)、オ
イゲニン(丁子タンニン等)、プニカコルテイン(ザク
ロ果皮タンニン等)等がある。
他の加水分解型タンニンとしてはトラパイン(菱実タン
ニン等)、テルケビン(ミロパラタンニン等)、プニカ
リン(ザクロ果皮タンニン等)がある。
縮合型タンニンは、酸、アルカリ、酵素によってもその
基本骨格が加水分解されないタンニンで、その基本骨格
となるフラバン−3−オール誘導体としては(−)−二
ピカテキン、(+)−カテキン5 (−)−エピガロカ
テキン等が最も多く、これらが4位と8位、4位と6位
でC−C結合、或いはこれらの結合に更に2位と5位、
7位とOHがエーテル結合した21体、3量体、4量体
・・・・・等がある。単純縮合型タンニンとしてはアレ
カタンニン(楕榔子タンニン等)、シンナムタンニン(
桂皮タンニン等)等がある。複合縮合型タンニンとして
はガンビリン(阿仙薬タンニン等)。
ンンコナイン(キナ皮タンニン等)、カンゾリン(オヒ
ルギタンニン等)がある。
新型タンニンは、縮合型の構成単位であるフラバン−3
−オール誘導体と加水分解型タンニンとが縮合したタン
ニン群で、縮合型タンニンと加水分解型タンニンの画構
成要素を具備したタンニンである。
本発明に用いるタンニンはこれらのタンニンが使用され
るが、特に加水分解型タンニンのタンニン酸、五倍子タ
ンニン、ピロガロールタンニン。
ゲラニイン等、縮合型タンニンのアレ力タンニン。
ンンナムタンニン、茶、ハマメリスから抽出したカテキ
ンタンニン等が好適に使用される。
本発明に使用する上記タンニンと使用する水溶性鋼、亜
鉛、錫、マグネシウム、アルミニウム塩は、各金属の塩
化物、酢酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の水溶性塩で、特に
硫酸銅、リン酸銅、塩化第−銅、塩化第二銅、塩化第一
錫、酢酸亜鉛、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、
リン酸亜鉛等が好適である。
また、縮合型タンニンの1〜5量体と使用する水溶性鉄
塩としては、塩化第一鉄、塩化第二鉄等が好適である。
上記縮合型タンニンの1〜5量体は、例えばカテキンタ
ンニン、ゲラニインタンニン等が挙げられる。
また、タンニンと水溶性鉄塩と併用する無機又は有機の
イオウを含む化合物としては、L−システィン及びその
塩類、又はDL−システィン及びその塩類、亜硫酸水素
す) IJウム等が挙げられる。
本発明の皮膚着色料は、上記タンニンの1種又は2種以
上と水溶性鋼、亜鉛、錫、マグネシウム。
アルミニウム塩の1種又は2種以上よりなるものである
。そして、その製剤形態は使用により1液型、2液型の
いずれの形態も採用することができる。
発色の色彩は、タンニンとしてカテキンクンニン、カテ
コール系タンニンを用いる場合は、銅塩は黄緑色、錫塩
は黄褐色、亜鉛塩は赤褐色、マグネシウム塩は茶褐色、
アルミニウム塩は赤褐色に発色する。
ピロガロール系タンニンを用いる場合は、銅塩は深緑色
、亜鉛塩は黄褐色、錫塩は黄色、マグネシウム塩はレモ
ン色、アルミニウム塩は橙色に発色する。
以上の色調を基調として、各種タンニンを混合すること
によって、色調の濃淡、深浅を調節することができる。
特に縮合型タンニンの1〜5量体と水溶性鉄塩は、濃色
調を現出させる場合に好適に使用できる。
また、アスコルビン酸及びその塩類、亜硫酸水素ナトリ
ウム、L−システィン及びその塩類、又よりL−システ
ィン及びその塩類、ビタミンE及びその誘導体の1種又
は2種以上を混合することによって、微妙な色調の調整
ができる。一方、加水分解コラーゲン、カチオン化加水
分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解エラスチン
、カゼインナトリウム、ピロリドンカルボン酸及びその
塩類の1種又は2種以上を配合することによって、皮膚
上に艶のある日焼は色を発色することができ、かつ、染
色の褪色を防止することもできる。
また、水溶性鋼、亜鉛、錫、マダイ・シウム、アルミニ
ウム塩の2種以上を配合して、その中間色を得ることが
できる。
本発明の皮膚着色料は、1液型の場合はタンニンと水溶
性鋼、亜鉛、錫、マグネシウム、アルミニウム塩を、前
者0.1〜10.0%(重量)、好適には1.0〜5.
0%(重量)、後者0.01〜5.0%(重量)好適に
は1.0〜3.0%(重量)を含む水溶液とし、これに
プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール
類、エタノールを含む液剤、乳剤。
クリームであって、これを直接皮膚に塗布することによ
り褐色系の色彩に皮膚を染めることができる。
2液型の場合は、タンニンの0.1−10.0%(重量
)、好適には10〜5.0%(重量)の水溶液にプロピ
レングリコール、グリセリン等の多価アルコール及びエ
タノールを加えたものを第1液とする。
水溶性鋼、亜鉛5 錫、マグネシウム、アルミニウム塩
の0.1〜10.0%(重り、好適には2.0〜5.0
%(重量)水溶液にエタノールを加えたものを第2液と
する。
本発明の皮膚着色料を用いて皮膚を着色するには、1液
型の場合はタンニンと金属塩を混合した液をそのまま皮
膚に塗布すればよい。
2液型の場合は第1液をまず皮膚に塗布し、その後第2
液を塗布する。
なお、本発明の着色料を皮膚に塗布した後、石鹸やクレ
ンジングクリーム等の皮膚洗浄剤で洗っても容易に着色
料が落ちることはない。
しかし、これを脱色したい場合は、着色した皮膚の上か
らチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、亜硫酸ナト
リウム、亜硫酸水素ナトリウム。
硫酸アルミニウムカリウム、アスコルビン酸等の液を塗
布すると容易に脱色することができる。
これらの脱色剤を用いてタンニン皮膚着色を脱色するに
は、脱色剤を0.O1〜20.0%、好適には0.1〜
5.0%の水溶液をつくり、それを直接皮膚に塗布して
も良く、また、皮膚洗浄用の化粧料中にこれら脱色剤を
配合したもので皮膚を塗擦することによっても簡単に脱
色することができる。
脱色剤の使用例(本例の%は重量%である)・タンニン
皮膚着色料用脱色クレンジングローション 水酸化ナトリウム 1.0%、 トリエタノールアミン
 1.0%、プロピレングリコール10.0%、N−ラ
ウロイル−し−グルタミン酸モノナトリウム 20.0
%。
リン酸ナトリウム2.0%、  EDTA・2ナトリウ
ム0,01%、 アスコルビン酸1.0%を精製水で1
00%とし、これを混合溶解する。液を適量取り、着色
部位に指でよくのばす。その後、水洗すると綺麗に脱色
する。
・タンニン皮膚着色料用脱色クレンジングクリーム A、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン12.0% サランミツロウ        30%鯨ロウ    
        3.0%流動パラフィン      
  40.0%B、グリセリン         4.
0%マルチトール液        3.0%精製水で
100%とする。
C亜硫酸水素ナトリウム     0.5%ポリリン酸
ナトリウム      3.0%精製水で100%とす
る。
Δ、Bを加熱溶解し、Bを八に攪拌しながら徐々に添加
して乳化する。冷却時にCを加えクリームを調製する。
本発明の着色料で着色した皮膚をこの脱色クリームでよ
くのばしながらマツサージをすると、着色料がクリーム
に溶は込み、拭き取れば綺麗に脱色する。
次に本発明の皮膚着色料の実施例を挙げる。
〔実施例〕
例1 l波型ローション A、ゲラニインタンニン       1゜0%グリセ
リン         5.0%ソルビトール    
     4.0%精製水で100 %とする。
B、ポリオキンエチレン(20)ソルビタンモノラウレ
ート1.5% エタノール           5.0%香料   
            適量C0精製水      
      20.0%酢酸亜鉛          
  0.5%A、B、Cの各成分を混合攪拌し、これら
を溶解してローションを製造する。これを皮膚に塗擦す
ると薄い黄色の着色が得られる。
例2 l波型ローション A、ハマメリスタンニン       2.0%グリセ
リン         5.0%プロピレングリコール
     4.0%加水分解コラーゲン      5
.0%精製水で100%とする。
B、ポリオキシエチレン(20)  ソルビタンモノラ
ウレート           1.5%エタノール 
          5.0%香料         
     適量C0精製水            2
0.0%塩化マグネシウム       1.2%A、
B、Cの各成分を混合攪拌し、これらを溶解してローシ
ョンを調製する。これを皮膚に塗擦すると茶系の褐色の
着色が得られる。
例31液型水性ゲル A、五倍子タンニン ゲラニインタンニン グリセリン ポリエチレングリコール400 ヒドロキシメチルセルロース ヒアルロン酸ナトリウム 精製水で100%とする。
B、ポリオキシエチレン(20) ラウレート エタノール 香料 C1精製氷 塩化アルミニウム 2.0% 2.0% 5.0% 8.0% 1.5% 0.1% ソルビタンモノ 1.5% 5.0% 適量 20.0% 0.8% Δ、B、Cの各成分を混合攪拌し、これらを溶解して水
性ゲルを製造する。これを皮膚に塗擦すると明るい褐色
の着色が得られる。
例41液型乳液 A、ハマメリスタンニン       3.0%グリセ
リン          5.0%ポリエチレングリコ
ール400   8.0%ニンジン乾燥エキス    
   0.1%ケルトロール          0.
6%精製水で100%とする。
B、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステア
レート          1.0%親油型モノステア
リン酸グリセリド 0.5% セタノール            1.0%オクタン
酸トリグリセリド    5.0%スクワラン    
       8.0%C5精製水         
    l090%塩化第二銅           
0.5%A、Bを加熱溶解し、Bを八に加えて乳化し、
冷却しながらCを加える。これを皮膚に塗擦するとやや
暗い緑色の着色が得られる。
例5 l波型スティック剤 アレ力タンニン         5.0%グリセリン
          3.0%エタノール      
     2.0%ショ糖脂肪酸エステル     2
0.0%デキストリン脂肪酸エステル  30.0%塩
化第−賜           1.3%精製水   
          2.0%カルナウバロウ    
     1.2%サランミツロウ         
3.0%アーモンド油          5.0%シ
リコン油           5.0%ワセリンで1
00%とする。
各成分を加熱しながら均一に混合し、冷却して製造する
。これを皮膚に塗擦すると、濃い肌色に着色する。
例62液型ローシヨン 1.3−ブチレングリコール     3.0%ソルビ
トール          7.0%PCAナトリウム
(50%溶液)3.0%精製水で100%とする。
B、塩化第一鉄           0.8%L−シ
スティン塩酸塩      0.4%精製水で100%
とする。
A、Bの各成分を別々に攪拌溶解し、まず八を皮膚に塗
布し、よく擦り込む。次にBを塗布して皮膚上で発色さ
せる。このものは、明るい赤褐色に発色する。
例72液型水性ゲル A、ゲラニインタンニン        2.0%ポリ
エチレングリコール400    8.0%グリセリン
          5.0%ヒドロキンエチルセルロ
ース    1.5%精製水で100%とする。
B、水素添加レンチン        8.0%2−エ
チルヘキシル酸トリグリセライドA、カテキンタンニン
        1.0%4.0% 1.3−ブチレングリコール   20.0%C,エタ
ノール           10.0%プロピレング
リコール      5.0%ショウキョウアルコール
エキス  5.0%塩化第一錫           
0.8%塩化第二銅           、]、44
%精製で100%とする。
A、Bを加熱しホモミキサーにて混合溶解する。
これを冷却してゲルを製造する。別にCを混合溶解する
。まず、ゲルを皮膚に塗布し、よく擦り込み、その上に
Cを塗布すると、明るい茶褐色の着色が得られる。
例82液型クリーム A ハマメリスタンニン        3.0%グリ
セリン          5.0%ジプロピレングリ
コール     8.0%ブロデュウ100(味の素■
製 保湿剤)4.0% 0.6% ケルトロール @製氷で100%とする。
B、ポリオキンエチレン(20)ソルビタンモノステア
レート            2.5%親油型モノス
テアリン酸グリセリド 1.5% セタノール            3.0%ワセリン
             5.0%オクタン酸トリグ
リセリド     5.0%オクチルドデカノール  
    6.0%スクワラン           1
10%C1塩化アルミニウム         0.5
%塩化第二鉄            1.0%精製水
で100%とする。
A、Bを加熱溶解し、Bを八に加えて乳化し冷却してク
リームを製造する。別にCの成分を混合溶解する。まず
、クリームを皮膚に塗擦し、次にその上にCを塗布する
とやや暗い褐色の着色が得られる。
本実施例の%は重量%である。
次に本発明の試験例を示す。
試験例1. 各種タンニンと水溶性金属塩とでの皮膚発
色試験 A、供試試料 本試験に使用した供試試料の組成は下記の通りである。
■)各種タンニン液 タンニン      2,0% プロピレングリコール10.0% エタノール     10.0% 添加剤       0.5% fii製氷で100%とする。
2)各種金属塩液 0.1M水溶性金属塩を使用 B、試験方法 男性ボランティア5名の左右前腕用側部に一辺3 cm
の正方形を4つとり、その中に先ず1)組成のタンニン
液を、次に2)の金属液を塗布して発色状態を観察した
。次に、水で発色部位を洗って染色状態を観察した。
C9試験結果 第1表の通りであった。
第1表 試験例2. 各種タンニンと水溶性金属塩とでのヒト皮
膚での発色調安定性試験 Δ、供試試料 試験例1.に使用した試験側番号1,4,6゜11、1
3.15.16及び19について経日的な着色別の変化
を観察した。結果を第2表に掲げる。
〔発明の効果〕
本発明はさまざまな人々のもつ日焼けの肌色を実際皮膚
上に再現できるような多様な発色性を持ち、皮膚に対し
安全でしかも、なじみが良く洗浄等によっても脱色しな
い皮膚着色料である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンニンと水溶性銅、亜鉛、錫、マグネシウム、ア
    ルミニウム塩の1種又は2種以上よりなることを特徴と
    する皮膚着色料。 2、縮合型タンニンの1〜5量体と水溶性鉄塩よりなる
    ことを特徴とする皮膚着色料。 3、タンニンと水溶性鉄塩並びに有機又は無機のイオウ
    を含む化合物よりなることを特徴とする皮膚着色料。 4、タンニンと水溶性銅、亜鉛、錫、マグネシウム、ア
    ルミニウム塩の1種又は2種以上を混合した1液型であ
    ることを特徴とする皮膚着色料。 5、タンニンの含有液の第1液と水溶性銅、亜鉛、錫、
    マグネシウム、アルミニウム塩水溶液の1種又は2種以
    上の第2液の2液型であることを特徴とする皮膚着色料
    。 6、水溶性銅、亜鉛、錫、マグネシウム又はアルミニウ
    ム塩がリン酸銅、硫酸銅、塩化第一銅、塩化第二銅、酢
    酸亜鉛、塩化第一錫、塩化第二錫、塩化マグネシウム、
    塩化アルミニウムである請求項1、4又は5記載の皮膚
    着色料。
JP31052188A 1988-12-07 1988-12-07 皮膚着色料 Pending JPH02157210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31052188A JPH02157210A (ja) 1988-12-07 1988-12-07 皮膚着色料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31052188A JPH02157210A (ja) 1988-12-07 1988-12-07 皮膚着色料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02157210A true JPH02157210A (ja) 1990-06-18

Family

ID=18006232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31052188A Pending JPH02157210A (ja) 1988-12-07 1988-12-07 皮膚着色料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02157210A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117314A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Kanebo Ltd 皮膚外用組成物
JP2013056836A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Jts Inc 毛髪用化粧料
JP2013538280A (ja) * 2010-09-14 2013-10-10 コリア アドバンスド インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー タンニン、ポリエチレングリコール及び水、低級アルコール又はこれらの混合物を含む接着剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117314A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Kanebo Ltd 皮膚外用組成物
JP2013538280A (ja) * 2010-09-14 2013-10-10 コリア アドバンスド インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー タンニン、ポリエチレングリコール及び水、低級アルコール又はこれらの混合物を含む接着剤
JP2013056836A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Jts Inc 毛髪用化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2603523C (en) Improved oxidative hair dyes and related topical compositions
JP6170153B2 (ja) 毛髪染料製品
EP2641587B1 (en) Use of tea polyphenols and/or tea pigments as dyes and products thereof
CN101874764A (zh) 含有至少一种邻苯二酚、一种金属盐、过氧化氢、碳酸盐或碳酸氢盐和表面活性剂的化妆品组合物和用该组合物的染色方法
BRPI0710394A2 (pt) composição para tingir fibras de ceratina e método para fabricar a mesma
JPH01308218A (ja) 毛染め相成物
EP0335403B1 (en) Hair-dyeing composition
WO2001055263A1 (en) New coated pigments and composition containing them
KR20040029996A (ko) 화장품 제제에서 광학적으로 활성화된 고정입자들을사용하는 방법
JP2012116829A (ja) 一或いは多種の食用色素或いは化粧品色素を含むヘアカラーリング剤
KR20020006476A (ko) 위치 3 에서 비치환된 플라빌륨 염 화합물을 함유하는피부 착색용 조성물 및 그것의 용도
JPH0372604B2 (ja)
JPH08507542A (ja) 皮膚の人工的日焼け用の化粧用組成物
JPS63145213A (ja) ポリフエノ−ルの変色防止方法
KR101378789B1 (ko) 문신용 입술 팩 화장료 조성물의 제조방법
JPH02157210A (ja) 皮膚着色料
KR20020006477A (ko) 하나 이상의 모노- 또는 폴리카르보닐 자가-태닝제 및위치 3 에서 비치환된 플라빌륨 염 화합물을 함유하는피부 착색용 조성물 및 그것의 용도
JPH0662396B2 (ja) エマルジョン状の染料担体およびエマルジョン状の酸化剤含有組成物から成る酸化染毛剤
KR20210013911A (ko) 다양한 착색이 가능한 무수제형의 입술용 화장료 조성물
JP2004217612A (ja) 色変わり化粧料及びクレンジング用セット化粧料
EP0420713B1 (en) Composition and method for coloring and moisturizing the skin
JPH0245408A (ja) 色白化粧料
JP2003048819A (ja) 染毛のための頭髪化粧品
JP2001233726A (ja) 化粧料および天然色素の退色防止方法
JPH0525030A (ja) 皮膚化粧料