JPH02157030A - 界面活性剤含有組成物の安定化 - Google Patents

界面活性剤含有組成物の安定化

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JPH02157030A
JPH02157030A JP63312651A JP31265188A JPH02157030A JP H02157030 A JPH02157030 A JP H02157030A JP 63312651 A JP63312651 A JP 63312651A JP 31265188 A JP31265188 A JP 31265188A JP H02157030 A JPH02157030 A JP H02157030A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カチオン化ヘテロ多糖S−194を用いるア
ニオン系界面活性剤含有組成物の安定化方法、カチオン
化ヘテロ多糖S−194を成分の一種とするアニオン系
界面活性剤含有組成物用の安定化剤、カチオン化ヘテロ
多糖5194を含有する安定化されたアニオン系界面活
性剤含有組成物、カチオン化ヘテロ多糖S−194の製
造方法及び部分的にカチオン化されたヘテロ多糖S−1
94に関する。
(以下余白) 〔従来の技術及びその課題〕 ヘテロ多糖S−194は、特開昭58−78597号公
報において詳述されているように、純粋培養された微生
物アルカリゲネス(Alcaligenes )ATC
C31961が醗酵過程で菌体外にM積する陰イオン性
の高分子多糖類である。その構成単糖及び構成比は、グ
ルコース:ラムノース:グルクロン酸−4:1:1であ
る。ヘテロ多糖5194は、極めてシュードプラスチッ
クな高粘度を示し、増粘性、高い懸濁安定性及び特別な
流動学的性質を有するとともに、優れた熱・剪断・酵素
安定性を有している。そのために、各種の分野で広範囲
に用いられることが期待されている。
しかしながら、ヘテロ多糖S、−194は、より広範囲
に用いられることが期待されているにもかかわらず、各
種の欠点を有しているために適用できない分野が数多く
存在し、商業上大きな問題点となっている。例えば、ヘ
テロ多糖5194水溶液は白濁し透明性が悪いこと、嶌
敗しやすいこと、高温保存では見掛は粘度が大きく上昇
して系の粘性が大幅に変化すること。
アニオン系界面活性剤の存在下では本来の粘度を発現せ
ず、特に15%以上のアニオン系界面活性剤を含有する
組成物中では塩析するか又は不溶であり、系中にヘテロ
多糖S−194粒子として存在し、アニオン系界面活性
剤含有組成物への増粘・懸濁安定性能を発揮できないこ
となどが挙げられる。
また、特開昭63−268702号公報には、ヘテロ多
糖S−194の完全誘導四級アンモニウム塩が開示され
ているが、この塩は非水溶性であり、アニオン系界面活
性剤含有組成物における性能については全く検討されて
いない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、ヘテロ多糖S−194をカチオン化する
ことにより、上述の欠点を改善し得ることを見出し、本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明はカチオン化ヘテロ多糖5194を用いる
アニオン系界面活性剤含有組成物の安定化方法、カチオ
ン化ヘテロ多糖5194を成分の一種とするアニオン系
界面活性剤含有組成物用の安定化剤、カチオン化ヘテロ
多糖S−194を含有する安定化されたアニオン系界面
活性剤含有組成物さらにカチオン化ヘテロ多糖S−19
4の製造方法及び部分的にカチオン化されたヘテロ多糖
S−194に関する。
本発明においてアニオン系界面活性剤含有組成物の安定
化に用いられるカチオン化ヘテロ多糖S−194は、ヘ
テロ多糖S−194が部分的あるいは完全にカチオン化
されたものであるが、N含量が0.6%以上の場合に特
に優れた効果が得られる。
カチオン化ヘテロ多糖S−194は、例えば水溶液、ス
ラリー及び溶媒溶液、溶媒スラリーまたは溶媒懸濁状態
でヘテロ多糖S−194とカチオン化剤とを均一に混合
することにより、容易に製造することができる。反応温
度は室温でもよいが、加熱により反応速度を速めること
ができるので約り0℃〜約90℃の範囲で任意に選択す
ることができる。また、水酸化ナトリウム等のアルカリ
性触媒を反応促進のために使用することもできる。反応
後、アルカリ性触媒を酢酸、硫酸等の酸で中和してもよ
い。
カチオン化剤としては、以下のような化合物が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。例えば、塩化
へキサメトニウム、塩化デカメトニウム、フェニルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロライド、テトラノルマルブチルアンモニ
ウムクロライド、テトラメチルアンモニウムクロライド
、2,3−−エポキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライドまたは3−クロロ2−ヒドロキシプロピルト
リメチルアンモニウムクロライドなどである。特に有用
な化合物は、2.3−−エポキシプロピルトリメチルア
ンモニウムクロライドまたは3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロライドである。
本発明で用いられるカチオン化ヘテロ多糖S194は反
応後の状態で用いても良いが、好ましくは、溶液系であ
れば溶媒等で沈澱を形成させた後、懸濁系であればその
まま濾過した後、乾燥し粉末状にして用いるほうが良い
本発明のアニオン系界面活性剤を含をする組成物用の安
定化剤は、カチオン化ヘテロ多糖5194を成分の一種
として含有し、さらに、カチオン化ヘテロ多糖S−19
4の増粘・懸濁安定性を阻害しないものであれば他の成
分として含有してよい。例えば、でんぷん、天然ガム。
加工ガム2合成ポリマー等が挙げられる。
アニオン系界面活性剤としては、以下のようなものが挙
げられるが、本発明におけるアニオン系界面活性剤含有
組成物に含有されるものは必ずしもこれらに限定される
ものではない。例えば、脂肪酸塩のようなカルボン酸塩
型活性剤。
ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物のような
スルホン酸塩型活性剤、アルキル硫酸塩のような硫酸エ
ステル塩型活性剤またはリン酸塩のようなリン酸エステ
ル塩型活性剤などである。
〔作用〕
本発明によれば、カチオン化ヘテロ多糖5194を用い
ることにより、あらゆるアニオン系界面活性剤含有組成
物に増粘・懸濁安定性を付与することが可能となり、特
に15%以上のアニオン系界面活性剤を含有する組成物
中で顕著な効果を得ることができる。例えば、クリーナ
ー分野、農薬分野2石炭スラリー分野、染料・顔料・塗
料・インク分野、ヘアケア製品分野等が挙げられる。
さらにカチオン化ヘテロ多糖S−194は、長期間保存
を必要とする場合、色を重視する場合、多糖類の細菌に
よる分解を嫌う場合にも有用である。
〔実施例〕
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるべきものでは
ない。なお、N含量測定は2400CHN元素分析計(
パーキンエルマー社製)を用いて行った。また、粘度測
定はBL型ジブルックフィールド粘度計東京計器製作所
要)を用いて25℃、 60rpmで行った。
実施例1 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 テトラノルマルブチルアンモニウムクロライド2gを蒸
留水100gに溶解した。一方、ヘテロ多糖S −19
4(KIA112.ケルコ社製)2gを蒸留水100g
に溶解した。この溶液に、前述のアンモニウム溶液を撹
拌下添加した。室温で1時間の混合処理後、イソプロパ
ツール400m1を加えて沈澱を生成させ、沈澱物を乾
燥粉砕してカチオン化ヘテロ多糖S−194粉末2.0
gを得た。N含量は0.60%であった。1.0%水溶
液の粘度は1680cpsであった。この溶液は、未反
応のヘテロ多糖S−194の1.0%水溶液と比較して
透明性が優れていた。
実施例2 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(カチオマスター〇C50χ溶液、四
日市合成株式会社製)4gを蒸留水100gに溶解した
。一方、ヘテロ多糖5194  (KIA112.ケル
コ社製)2gを蒸留水100gに溶解した。この溶液に
、前述のアンモニウム溶液を撹拌下添加した。室温で1
時間の混合処理後、イソプロパツール400n+1を加
えて沈澱を生成させ、沈澱物を乾燥粉砕してカチオン化
ヘテロ多糖S −194粉末1.9gを得た。N含量は
0.41%であった。1.0%水溶液の粘度は181゜
cpsであった。この溶液も、実施例1と同様に透明性
が優れていた。
実施例3 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(カチオマスター[相]C50χ溶液
、四日市合成株式会社製)4gを蒸留水100gに溶解
した。一方、ヘテロ多糖S−194(KIA112.ケ
ルコ社製)2gを、NaOH2gを添加した蒸留水10
0gに溶解した。この溶液に、前述のアンモニウム溶液
を撹拌下添加した。
室温で1時間の混合処理後、硫酸で中和し、イソプロパ
ツール400II11を加えて沈澱を生成させ、沈澱物
を乾燥粉砕してカチオン化ヘテロ多糖5194粉末2.
1gを得た。N含量は0.73%であった。1.0%水
溶液の粘度は2130cpsであった。
この溶液も、実施例1と同様に透明性が優れていた。
(以下余白) 実施例4 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 温度計、撹拌機及び還流冷却器を備えた三ツロフラスコ
に下記の反応体を入れた。
反応体を撹拌下、50〜55℃に加熱して、約4時間反
応した。室温まで冷却し硫酸で中和し、吸引濾過後、イ
ソプロパツールで洗浄し乾燥粉砕してカチオン化ヘテロ
多糖S −194粉末114gを得た。N含量は1.0
4%であった。1.0%水溶液の粘度は2070cps
であった。この溶液も、実施例1と同様に透明性が優れ
ていた。
実施例5 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(カチオマスター0C50χ溶液、四
日市合成株式会社製)の代わりに2.3−エポキシプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロライド(カチオマスタ
ー〇G77χ溶液、四日市合成株式会社製) 24.5
gを使用する以外は実施例4と同様にして、カチオン化
ヘテロ多糖S−194粉末113gを得た。N含量は0
.98%であった。1.0%水溶液の粘度は2060c
psであった。この溶液も、実施例1と同様に透明性が
優れていた。
実施例6 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 NaOHを25g、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルトリメチルアンモニウムクロライド(カチオマスター
@C50χ溶液、四日市合成株式会社製)を62.5 
g使用する以外は実施例4と同様にして、カチオン化ヘ
テロ多糖S −194粉末138gを得た。N含量は1
.18%であった。1.0%水溶液の粘度は2080c
psであった。この溶液も、実施例1と同様に透明性が
優れていた。
実施例7 カチオン化ヘテロ多糖S−194の製造 NaOHを25g、2.3−エポキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライド(カチオマスタ−8G77χ
溶液、四日市合成株式会社製)を41.7g使用する以
外は実施例4と同様にして、カチオン化ヘテロ多糖S 
−194粉末140gを得た。N含量は1.20%であ
った。1.0%水溶液の粘度は2100cpsであった
。この溶液も、実施例1と同様に透明性が優れていた。
比較例1 3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド(カチオマスター[相]C50%溶液
、四日市合成株式会社製)を使用しない以外は実施例4
と同様にして、ヘテロ多糖S −194粉末111gを
得た。N含量は0.30%であった。1.0%水溶液の
粘度は2040cpsであった。
(以下余白) 実施例8 熱安定性試験 実施例1〜7で得たカチオン化ヘテロ多糖5194及び
対照として比較例1で得たヘテロ多糖S−194を用い
て、下記の方法にて熱安定性試験を行なった。
実施例1〜7で得たカチオン化ヘテロ多糖5194また
は比較例1で得たヘテロ多糖S−194の0.5%蒸留
水溶液を調製し、−夜放置後、各々の粘度(初期粘度)
を測定した。さらに、50℃の恒温器に一カ月密閉保存
した後、再度粘度を測定して粘度変化を調べた。
結果は表1に示した。本発明のカチオン化ヘテロ多糖S
−194は保存後の粘度変化が少なく、熱安定性に優れ
ていた。
表 1  熱安定性試験 実施例9 腐敗性試験 保存温度を50℃の代わりに30℃にする以外は実施例
8と同様の方法にて、腐敗性試験を行なった。
結果は表2に示した。本発明のカチオン化ヘテロ多糖S
−194は腐敗せず、経日安定性に優れていた。
表 21敗性試験 (以下余白) 実施例10  アニオン系界面活性剤への溶解試験実施
例1〜7で得たカチオン化ヘテロ多糖5194及び対照
として比較例1で得たヘテロ多糖S−194を用いて、
下記の方法にてアニオン活性剤含有溶液への溶解試験を
行なった。
所定濃度に調整したアニオン系界面活性剤含有の蒸留水
溶液100g中に、撹拌下実施例1〜7で得たカチオン
化ヘテロ多糖S−194または比較例1で得たヘテロ多
糖S−194粉末を1g(1%濃度に相当)ずつ添加し
、1時間撹拌後、−夜装置して、得られた溶液の粘度を
各々測定して溶解性を調べた。
また、比較例1で得たヘテロ多糖S−194粉末を1g
添加したのちテトラノルマルブチルアンモニウムクロラ
イド(以下TNBAといつ)1gを追加して同様に溶解
性を調べた。
結果は、表3に示した。アニオン系界面活性剤含有溶液
中では、ヘテロ多糖S−194は溶解しなかった。しか
し、本発明のカチオン化ヘテロ多糖S−194は、ヘテ
ロ多糖S−194本来の粘度が得られ、アニオン系界面
活性剤を含有する系においても、増粘・懸濁安定性を得
ることができた。
実施例11  クリーナー 実施例4で得たカチオン化ヘテロ多糖5194を用いて
、以下の組成によってクリーナーを調製した。
成分           量(g) 研磨剤 ケイソウ土       15.0研磨剤 ア
ルミニウムシリカ    2.0活性剤 トライトン@
 X−1025,0(ロームアンドハース社製) 実施例4で得た カチオン化ヘテロ多糖S−1940,2防腐剤 プロキ
セル@ CRL      O,7(1,C,I社製) 色素、香料           適量術 計                        
   100こうして調製したクリーナーについて、実
施例8と同様にして熱安定性試験を行った。その結果、
−カ月保存後においても増粘せず、その粘性は調製時と
差異がなかった。一方、上記の組成でヘテロ多糖S−1
94を用いて調製したクリーナーは、著しく増粘し、粘
性が調製時に比し大幅に変化したために、作業性が非常
に悪かった。
実施例12 70アブル農薬製剤 実施例4で得たカチオン化ヘテロ多糖5194を用いて
、以下の組成によってフロアブル農薬製剤をm製した。
成分          −1」ヱ上 農薬原体 マラチオン8     40.0エチレング
リコール       5.0活性剤 アゲリシール@
  B−71010,0(花王株式会社製) 実施例4で得た カチオン化ヘテロ多糖S 防腐剤 プロキセル@ CRL 0.3 0.05 (1,C,I社製) 索 計                        
    100こうして調製したフロアブル農薬製剤に
ついて、実施例8と同様にして熱安定性試験を行った。
その結果、−カ月保存後においても増粘せず、その粘性
は11χ1時と差異がなかった。一方、上記の組成でヘ
テロ多糖S−194を用いて調製したフロアブル農薬製
剤は、著しく増粘し、粘性が調製時に比して大幅に変化
したために、作業性が非常に悪かった。
実施例13  石炭スラリー 実施例4で得たカチオン化ヘテロ多糖5194を用いて
、以下の組成によって石炭スラリーを調製した。
成分           −1」至上石炭粉末   
         70.0(中国産瀝青炭 200メ
ツシユパス〉70χ)分散剤 コアール@ 501  
    0.3(花王株式会社製) 実施例4で得た カチオン化ヘテロ多糖S −1940,05★ 計                        
   100こうして調製した石炭スラリーについて、
実施例8と同様にして熱安定性試験を行った。その結果
、−大月保存後においても増粘せず、その粘性はll製
時と差異がなかった。一方、上記の組成でヘテロ多糖S
−194を用いて調製した石炭スラリーは、著しく増粘
し、粘性が調製時に比して大幅に変化したために、作業
性が非常に悪かった。
実施例14  繊維染色用液状染料 実施例4で得たカチオン化ヘテロ多糖5194を用いて
、以下の組成によって液状染料を調製した。
成分           量(g) 分散染料 スミカロン[相]ネイビー 30.0ブルー
S−2GL 200χ (住友化学工業株式会社製) 分散剤 デモール@ N       15.0(花王
株式会社社製) 実施例4で得た カチオン化ヘテロ多糖S−1940,3計      
                     100こ
うして調製した繊維染色用液状染料について、実施例8
と同様にして熱安定性試験を行った。その結果、−大月
保存後においても増粘せず、その粘性は調製時と差異が
なかった。また、繊維染色後の色相にもほとんど影響は
見られなかった。一方、上記の組成でヘテロ多糖S−1
94を用いた繊維染色用液状染料は、分散染料中にアニ
オン系界面活性剤が半量程度混入しているため、ヘテロ
多糖S−194が溶解せず、gaすることができなかっ
た。
実施例15  シャンプー 実施例7で得たカチオン化ヘテロ多糖5194を用いて
、以下の組成によってシャンプーを調製した。
成分           −lユニ上活性剤 エマー
ルの10パウダー  25.0(ラウリル硫酸ソーダ。
花王株式会社製) 活性剤 エマール@ TD       5.0(ラウ
リル硫酸トリエタノールアミン。
花王株式会社製) 実施例7で得た カチオン化ヘテロ多糖S−1940,3色素、香料  
         適量水 計                        
    100こうしてtM製したシャンプーについて
実施例8と同様にして熱安定性試験を行った。その結果
、−大月保存後においても増粘せず、その粘性は調製時
と差異がなかった。一方、上記の組成でヘテロ多糖S−
194を用いたシャンプーは、アニオン系界面活性剤が
15%以上混入しているため、ヘテロ多糖S−194が
溶解せず、調製することができなかった。
特許出願人 大日本製薬株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カチオン化ヘテロ多糖S−194を用いることを
    特徴とするアニオン系界面活性剤含有組成物の安定化方
    法。
  2. (2)カチオン化ヘテロ多糖S−194を成分の一種と
    することを特徴とするアニオン系界面活性剤含有組成物
    用の安定化剤。
  3. (3)カチオン化ヘテロ多糖S−194を含有すること
    を特徴とする安定化されたアニオン系界面活性剤含有組
    成物。
  4. (4)ヘテロ多糖S−194とカチオン化剤とを反応さ
    せてカチオン化ヘテロ多糖S−194を製造する方法に
    おいて、カチオン化剤が2,3−エポキシプロピルトリ
    メチルアンモニウムクロライドまたは3−クロロ−2−
    ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
    であることを特徴とするカチオン化ヘテロ多糖S−19
    4の製造方法。
  5. (5)2400CHN元素分析計(パーキンエルマー社
    製)を用いて測定したN含量が0.6%以上であること
    を特徴とする部分的にカチオン化されたヘテロ多糖S−
    194。
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