JPH0215684B2 - - Google Patents
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- JPH0215684B2 JPH0215684B2 JP59087586A JP8758684A JPH0215684B2 JP H0215684 B2 JPH0215684 B2 JP H0215684B2 JP 59087586 A JP59087586 A JP 59087586A JP 8758684 A JP8758684 A JP 8758684A JP H0215684 B2 JPH0215684 B2 JP H0215684B2
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- Japan
- Prior art keywords
- dust
- stone powder
- waste material
- dryer
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、既設アスフアルト舗装の打ち換え、
補修、更には既設アスフアルト舗装下に埋設され
る設備の工事に伴つて生じるアスフアルト舗装廃
材の再生工程、特に加熱工程中に燃焼ガス流に随
伴して流出する粘着性を有するダストが下流の煙
道内壁等に付着することを防止するものである。
補修、更には既設アスフアルト舗装下に埋設され
る設備の工事に伴つて生じるアスフアルト舗装廃
材の再生工程、特に加熱工程中に燃焼ガス流に随
伴して流出する粘着性を有するダストが下流の煙
道内壁等に付着することを防止するものである。
道路工事によつて掘り起こしたアスフアルト舗
装廃材（以下「廃材」という）の塊は、クラツシ
ヤ等を使用する機械破砕方式、或いは温水、高温
水蒸気中に廃材を浸漬した後、機械撹拌して結合
を解く熱解砕方式によつて骨材表面にアスフアル
トの被膜を有した骨材粒子単位の粒状物とし、こ
れを加熱装置であるドライヤに供給し、アスフア
ルトを軟化して性状を回復させ、廃材の再生をは
かつている。
装廃材（以下「廃材」という）の塊は、クラツシ
ヤ等を使用する機械破砕方式、或いは温水、高温
水蒸気中に廃材を浸漬した後、機械撹拌して結合
を解く熱解砕方式によつて骨材表面にアスフアル
トの被膜を有した骨材粒子単位の粒状物とし、こ
れを加熱装置であるドライヤに供給し、アスフア
ルトを軟化して性状を回復させ、廃材の再生をは
かつている。
通常、廃材を加熱するドライヤは回転自在の傾
斜した円筒状のドラムからなつており、該ドラム
に廃材を投入して傾斜方向に沿つて転動流下させ
る一方、バーナによりドラム内に燃焼ガスを供給
して廃材を加熱している。
斜した円筒状のドラムからなつており、該ドラム
に廃材を投入して傾斜方向に沿つて転動流下させ
る一方、バーナによりドラム内に燃焼ガスを供給
して廃材を加熱している。
しかし、この方法による時は廃材中の微細粒子
がダストとなつてガス流に随伴して流出する。こ
のダストには加熱により軟化して粘着性を有した
アスフアルト分が付着しているため下流の煙道内
壁、特に曲管部に付着し、これが繰返されると煙
道を閉塞することになつて、装置の能力、機能の
低下を誘起する。また、流出するダストが粘着性
を有するため繊維製ろ材を使用したろ過集塵装置
であるバグフイルターが使用できず、洗浄集塵装
置が主として使用されており、バグフイルターと
比較すると集塵性能も悪く、公害防止上好ましい
とは言えない現状にある。
がダストとなつてガス流に随伴して流出する。こ
のダストには加熱により軟化して粘着性を有した
アスフアルト分が付着しているため下流の煙道内
壁、特に曲管部に付着し、これが繰返されると煙
道を閉塞することになつて、装置の能力、機能の
低下を誘起する。また、流出するダストが粘着性
を有するため繊維製ろ材を使用したろ過集塵装置
であるバグフイルターが使用できず、洗浄集塵装
置が主として使用されており、バグフイルターと
比較すると集塵性能も悪く、公害防止上好ましい
とは言えない現状にある。
本発明は上記の点に鑑み、ドライヤから流出す
るガス流に石粉を混入し、ガス流に随伴するダス
トを被覆するアスフアルト分に石粉を付着せし
め、ダストの表面を石粉で被覆し、ダストを非粘
着性とすることによつてダストの付着防止をはか
るものである。
るガス流に石粉を混入し、ガス流に随伴するダス
トを被覆するアスフアルト分に石粉を付着せし
め、ダストの表面を石粉で被覆し、ダストを非粘
着性とすることによつてダストの付着防止をはか
るものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
１は加熱装置であるドライヤであつて、ロータ
リキルン方式のもので、内周部に多数の掻上げ羽
根（図示せず）を周設した円筒状のドラム２を回
転自在に傾斜枢支し、駆動装置（図示せず）によ
り所定の速度で回転させている。３はドラム２の
一端に装備したバーナであり、ドラム２内に燃焼
ガスを送り込むとともに多端に連結した煙道４の
末端に設けた排風機５により燃焼ガスを吸引して
ドラム２内を通る高温ガス流を維持する一方、各
種粒径別に破砕廃材を貯蔵するホツパ６ａ，６
ｂ，６ｃから制御装置を具備した定量取り出し自
在のフイーダ７ａ，７ｂ，７ｃによつて製造する
アスフアルト合材の類類に応じて廃材を取り出
し、ベルトコンベヤ８，９を介してドラム２へ投
入し、廃材をドラム２内で転動流下させて所望温
度で加熱する。加熱した廃材は排出部１０よりミ
キサ１１に投入し、必要に応じて不足分のアスフ
アルトを補充したり、また性状回復剤である軟化
剤、石粉を混入して調整した後出荷している。
リキルン方式のもので、内周部に多数の掻上げ羽
根（図示せず）を周設した円筒状のドラム２を回
転自在に傾斜枢支し、駆動装置（図示せず）によ
り所定の速度で回転させている。３はドラム２の
一端に装備したバーナであり、ドラム２内に燃焼
ガスを送り込むとともに多端に連結した煙道４の
末端に設けた排風機５により燃焼ガスを吸引して
ドラム２内を通る高温ガス流を維持する一方、各
種粒径別に破砕廃材を貯蔵するホツパ６ａ，６
ｂ，６ｃから制御装置を具備した定量取り出し自
在のフイーダ７ａ，７ｂ，７ｃによつて製造する
アスフアルト合材の類類に応じて廃材を取り出
し、ベルトコンベヤ８，９を介してドラム２へ投
入し、廃材をドラム２内で転動流下させて所望温
度で加熱する。加熱した廃材は排出部１０よりミ
キサ１１に投入し、必要に応じて不足分のアスフ
アルトを補充したり、また性状回復剤である軟化
剤、石粉を混入して調整した後出荷している。
１２は石粉を貯蔵する石粉貯蔵ビンであり、下
部排出部に設けた定量供給装置であるロータリバ
ルブ１３より排出される石粉を圧送用ブロア１４
でもつて供給パイプ１５内を移送し、ドラム２に
連結した煙道４内に送り込んでいる。１６は煙道
４内に設けた絞り部であり、ガス流の通過断面積
を狭くして効率良く石粉がダストに付着するよう
にしている。１７は流出するダストの粗粒分を捕
捉するサイクロン集塵装置であり、１８は前記サ
イクロン集塵装置で捕捉されなかつたダストの微
粒分を捕捉するろ過集塵装置であるバグフイルタ
ーである。１９は煙突である。
部排出部に設けた定量供給装置であるロータリバ
ルブ１３より排出される石粉を圧送用ブロア１４
でもつて供給パイプ１５内を移送し、ドラム２に
連結した煙道４内に送り込んでいる。１６は煙道
４内に設けた絞り部であり、ガス流の通過断面積
を狭くして効率良く石粉がダストに付着するよう
にしている。１７は流出するダストの粗粒分を捕
捉するサイクロン集塵装置であり、１８は前記サ
イクロン集塵装置で捕捉されなかつたダストの微
粒分を捕捉するろ過集塵装置であるバグフイルタ
ーである。１９は煙突である。
しかして、廃材を再生するには、ホツパ６ａ，
６ｂ，６ｃより製造するアスフアルト合材の種類
に応じて所望粒径の廃材をフイーダ７ａ，７ｂ，
７ｃによつて取り出し、ベルトコンベヤ８，９を
介してドラム２内に投入し、ドラム２内に設けた
掻上げ羽根で廃材を掻上げながら転動流下させる
間にバーナ３よりの燃焼ガスで加熱し、加熱した
廃材を排出部１０よりミキサ１１に投入する。ド
ラム２内を通過するガス流に随伴して粘着性を有
するアスフアルト分で被覆されたダストを流出す
るが、石粉貯蔵ビン１２よりロータリバルブ１３
を介して定量づつ排出される石粉を圧送用ブロア
１４でもつて供給パイプ１５を経由して煙道４内
に送り込み、煙道４に設けた絞り部１６付近で石
粉とダストを衝突させて石粉をダスト表面のアス
フアルト分に付着させ、ダスト表面を石粉で被覆
し、ダストを非粘着性とする。非粘着性となつた
ダストは下流の煙道４内に付着することなく通過
し、サイクロン集塵装置１７によつてダストの粗
粒分を、バグフイルター１８によつてダストの微
粒分を捕捉するとともにダストに付着しなかつた
石粉も回収し、清浄となつたガスを煙突１９より
大気中に放出する。ダストを被覆するために使用
される石粉はアスフアルト合材の性状回復のため
混入されるものであるからサイクロン集塵装置１
７、及びバグフイルター１８で捕捉したダスト、
及び石粉はミキサー１１へ還元して使用すれば無
駄がない。
６ｂ，６ｃより製造するアスフアルト合材の種類
に応じて所望粒径の廃材をフイーダ７ａ，７ｂ，
７ｃによつて取り出し、ベルトコンベヤ８，９を
介してドラム２内に投入し、ドラム２内に設けた
掻上げ羽根で廃材を掻上げながら転動流下させる
間にバーナ３よりの燃焼ガスで加熱し、加熱した
廃材を排出部１０よりミキサ１１に投入する。ド
ラム２内を通過するガス流に随伴して粘着性を有
するアスフアルト分で被覆されたダストを流出す
るが、石粉貯蔵ビン１２よりロータリバルブ１３
を介して定量づつ排出される石粉を圧送用ブロア
１４でもつて供給パイプ１５を経由して煙道４内
に送り込み、煙道４に設けた絞り部１６付近で石
粉とダストを衝突させて石粉をダスト表面のアス
フアルト分に付着させ、ダスト表面を石粉で被覆
し、ダストを非粘着性とする。非粘着性となつた
ダストは下流の煙道４内に付着することなく通過
し、サイクロン集塵装置１７によつてダストの粗
粒分を、バグフイルター１８によつてダストの微
粒分を捕捉するとともにダストに付着しなかつた
石粉も回収し、清浄となつたガスを煙突１９より
大気中に放出する。ダストを被覆するために使用
される石粉はアスフアルト合材の性状回復のため
混入されるものであるからサイクロン集塵装置１
７、及びバグフイルター１８で捕捉したダスト、
及び石粉はミキサー１１へ還元して使用すれば無
駄がない。
以上のように、本発明はドライヤから導入され
るガス流に石粉を混入し、ガス流に随伴する粘着
性ダストを石粉で被覆してダストを非粘着性とす
ることによつてダストが煙道、及び下流の集塵装
置等に付着することを防止でき、装置の能力、機
能の低下を誘起することなく、また繊維製ろ材を
使用した集塵性能の高いバグフイルターも使用で
きるので公害防止上有益である。
るガス流に石粉を混入し、ガス流に随伴する粘着
性ダストを石粉で被覆してダストを非粘着性とす
ることによつてダストが煙道、及び下流の集塵装
置等に付着することを防止でき、装置の能力、機
能の低下を誘起することなく、また繊維製ろ材を
使用した集塵性能の高いバグフイルターも使用で
きるので公害防止上有益である。
更に、ダスト表面に被覆されるために使用する
石粉は本来アスフアルト合材に混入させるもので
あるのでサイクロン集塵装置、及びバグフイルタ
ーで捕捉したダストは再生したアスフアルト合材
中に混入して使用できるので何んら無駄がないの
である。
石粉は本来アスフアルト合材に混入させるもので
あるのでサイクロン集塵装置、及びバグフイルタ
ーで捕捉したダストは再生したアスフアルト合材
中に混入して使用できるので何んら無駄がないの
である。
第１図は本発明方法を採用したアスフアルト舗
装廃材再生プラントの概略説明図である。 １……ドライヤ、２……ドラム、３……バー
ナ、４……煙道、１２……石粉貯蔵ビン、１３…
…ロータリーバルブ、１４……圧送用ブロア、１
５……供給パイプ、１６……絞り部、１７……サ
イクロン集塵装置、１８……バグフイルター。
装廃材再生プラントの概略説明図である。 １……ドライヤ、２……ドラム、３……バー
ナ、４……煙道、１２……石粉貯蔵ビン、１３…
…ロータリーバルブ、１４……圧送用ブロア、１
５……供給パイプ、１６……絞り部、１７……サ
イクロン集塵装置、１８……バグフイルター。
Claims (1)
- １ アスフアルト舗装廃材の加熱装置であるドラ
イヤに廃材を供給して加熱再生し、該ドライヤの
下流に設けたバグフイルターにより飛散するダス
トを捕捉するようにしたアスフアルト舗装廃材再
生装置の使用方法において、前記ドライヤから導
出されるガス流に石粉を混入するようにしたこと
を特徴とするアスフアルト舗装廃材再生時に於て
発生する粘着性ダストの付着防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59087586A JPS60230408A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | アスフアルト舗装廃材再生時に於て発生する粘着性ダストの付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59087586A JPS60230408A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | アスフアルト舗装廃材再生時に於て発生する粘着性ダストの付着防止方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9108891A Division JPH04221107A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | アスフアルト舗装廃材再生時に於て発生する粘着性ダストの付着防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60230408A JPS60230408A (ja) | 1985-11-15 |
| JPH0215684B2 true JPH0215684B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=13919103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59087586A Granted JPS60230408A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | アスフアルト舗装廃材再生時に於て発生する粘着性ダストの付着防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60230408A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0417608Y2 (ja) * | 1987-05-28 | 1992-04-20 | ||
| JP2000176224A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-27 | Nippon Hodo Co Ltd | バクフィルタの保護方法及びその装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5736656U (ja) * | 1980-08-09 | 1982-02-26 | ||
| JPS5738923A (en) * | 1980-08-21 | 1982-03-03 | Agency Of Ind Science & Technol | Method and device for purifying thermally cracked gas |
| JPS57158406A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Nippon Hodo | Regeneration of asphalt regenerated aggregate |
| JPS5847045U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-30 | 三菱電機株式会社 | 給湯装置 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP59087586A patent/JPS60230408A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5736656U (ja) * | 1980-08-09 | 1982-02-26 | ||
| JPS5738923A (en) * | 1980-08-21 | 1982-03-03 | Agency Of Ind Science & Technol | Method and device for purifying thermally cracked gas |
| JPS57158406A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Nippon Hodo | Regeneration of asphalt regenerated aggregate |
| JPS5847045U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-30 | 三菱電機株式会社 | 給湯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60230408A (ja) | 1985-11-15 |
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