JPH02156203A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法

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JPH02156203A
JPH02156203A JP63310352A JP31035288A JPH02156203A JP H02156203 A JPH02156203 A JP H02156203A JP 63310352 A JP63310352 A JP 63310352A JP 31035288 A JP31035288 A JP 31035288A JP H02156203 A JPH02156203 A JP H02156203A
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JP
Japan
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color
group
coupler
light
color filter
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Application number
JP63310352A
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English (en)
Inventor
Toyoaki Masukawa
増川 豊明
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
Taku Uchida
内田 卓
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーフィルターの製造方法に関し、特にカラ
ーデイスプレー用、撮像管用として好適なカラーフィル
ターの製造方法。
〔発明の背景〕
従来、知られているカラーフィルターには、例えば特公
昭53−248号に2双されたような、高分子材料を染
料で染色したものがあるが、このカラーフィルターの製
造プロセスは、各色毎に7オトレジストの塗布、像露光
、現像、着色、レジストの除去等の複雑な製造工程があ
り、しかも得られるカラーフィルターは極めて高価なも
のであった。
これらの欠点を解消するため、カラー銀塩写真材料を用
いた内式現像法及び外式現像法によるカラーフィルター
の製造方法が検討された。例えば特開昭55−6342
号には外式現象法による、又特開昭62−148952
号には内式現像法によるカラーフィルターの製造方法が
記載されているが、従来のシアンカプラーでは内式、外
式現像法共に分光吸収特性(特に青色、緑色の)が不十
分であった。
−Gに、カラーデイスプレー用のカラーフィルターは、
再現された色と現実の色との差異が少なくなるような色
再現性に浸れていることが要求され、更には分光特性に
優れていることも要求される。
こういった観点から、内式又は外式現像法を用いて分光
特性及び色再現性が改善されたカラーフィルターが要請
されている。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明
の第1の目的は、写真技術における内式又ま外式発色現
像を用いて、分光特性が良好なカラーフィルターを提供
することにある。又、本発明の薯2の目的は、色再現性
に優れ安定な品質を有するカラーフィルターを提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、光透過性支持体上に少なくとも1
層のハロゲン化銀乳剤層が設けられた感光材料の該乳剤
層にパターン露光した後、発色現像により上記パターン
に対応した色素像を形成し、1度に又は同様の工程を繰
り返して少なくとも2色のパターンを形成し、最終の発
色現像後に脱銀処理を行って得られるカラーフィルター
の製造方法において、曲記発色現像を下記一般式〔工〕
で表されるシアンカプラーの存在下に行うことを特徴と
するカラーフィルターの製造方法によって達成された。
一般式〔■〕 式中、A及びBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素原子
又は硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する有機基
を表す。
Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により
離脱しうる基を表す。
次に本発明に係る前記一般式C1)で表される/アンカ
ブラーについて説明する。
−役式〔1) A又はBで表される炭素息子を介した有機基として:=
、アルキル基、アリール基、複素環基、シアノ基、カル
ボキシル基、アンル基、カルバモイル基、アルコキソ力
、レボニル基、アリールオキシつレボニレ基等が挙げら
れる。
ヱ妻、ス子を介した有機基こして(i、アシルアミ!基
、アミン基、アリールオキシカルボニルアミ7L1スル
ホンアミド基、アニリノ基、ウレイド基、スルファモイ
ルアミノ基、アミン基、複素環5享が挙げられる。
12π子を介した有機基としては、アルコキシk、アシ
ルオキン基、ンリルオキシ基、複素環オキノ基等が挙げ
られる。
硫黄原子を介した有゛攪基としては、アルキルチオ基、
アリールチオ基、複素環チオ基等が挙げられる。
ここでAおよびBの少なくとも一方はアリール基である
ことが好ましい。
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン皇子及びヒドロキシル、
アルコキン、アリールオキシ、複素環オキシ、アシルオ
キシ、スルホニルオキン、アルコキシカルボニルオキシ
、アリールオキ/カルボニル、アルキルオキザリルオキ
ン、アルフキ/オキザリルオキ/、アルモルチす、メレ
ヵプト、アリールチオ、複素環チオ、アルフキ/チオカ
ルボニルチオ、アンルアミノ、置換アミン、N皇子で結
合した含窒素複素環、スルホンアミド、アルキルオキン
カルポニルアミノ、アリールオキソカルボニルアミノ、
カルボキシル等の各法が挙げられるが、好ましくはハロ
ゲン7子、特に塩素皇子である。
一般式〔■〕で表される化合物の中、代表的なものとし
て下記一般式(II)、〔■〕及び(■Eが挙げられる
一般式Cl0) ロゲン原子ならびにシアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキ
シル、カルボキシル、アルキル シ、カルバモイル、スルファモイル、アシル、アシルオ
キシ、アルコキシカルボニル、−NHCORa、般式(
I[I) 一般式(IV) 一般式[I[)〜〔■〕において、R 、、R 2,R
 、。
R4及びR,は各々、置換基を表し、Lは酸素原子また
は硫黄厚子を表し、nは0〜5の整数を表す。
又は前記一般式CI)におけるXと同義である。
次に一般式(I[)の化合物について更に詳しく説明す
る。一般式(II)において、R.及びR2で表される
置換基は特に制限されないが、例えばハR,及びR2で
表されるアルキル基としては、炭素原子数1〜22の直
鎖まI;は分岐のアルキル基が好ましく、このアルキル
基はシクロヘキシル基等のシクロアルキル基も包含し、
また置換されていてもよい。好ましい置換基としては、
ハロゲン7子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シア
ン基、スルホ基、炭素原子数1〜22のアルコキシ基等
が挙げられる。
アルコキシ基としては、炭素原子数1〜22の直鎖また
は分岐のアルコキシ基が好ましい。
カルバモイル基としては、非置換又は置換アルキルカル
バモイル基が挙げられる。
又、スルファモイル基についても同様に、非置換アルキ
ルスルファモイル基、置換アルキルスルファモイル基が
挙げられる。
アリールカルバモイル基としては、フェニルカルバモイ
ル基や置換されたフェニルカルバモイル基が、アリール
スルファモイル基としては、フェニルスルファモイル基
や種々の置換されたフェニルスルファモイル基が挙げら
れる。
又、アンル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル
基が挙げられる。
NIICOR.基は炭素皇十数1〜22のアルキルアミ
ド基を表し、非置換又は置換アルキルアミド基が挙げら
れる。
又、−NHCOR,基はアリールアミド基を表し、非互
換又は置換アリールアミド基が挙げられる。
NHCOOR.基は炭素ぶ十数1〜22の置換または非
互換のアルフキ/カルボニルアミノ基を表す。
又、− 81(COR.基はアリールオキシカルボニル
基も表し、この代表例としてはフエノキシカルポニノ基
を表す。
NHSO 、 R 、基はアルキルスルホンミド基又は
アリールスルホンアミド基を表す。
ルアミノ基を表す。
一般式Cl0)で表される化合物の中、好ましい化合物
として下記一般式[V:]、[:Vl:]及び〔■′〕
が挙げら゛れる。
一般式(V) 一般式(VT) ル基が挙げられる。
役式〔■′〕 が好ましく、フェニル基はニトロ基、アミド基、スルホ
ンアミド基等で置換されてもよい。
又、−NHR,が−Nl(COR,基、−NHCOOR
6基、役式(V) −(Ml’)におイテ、R1,R2
,X及びnは一般式〔I[)におけるR l、 R2、
X及びnと、それぞれ同義である。mは0〜4の整数を
表す。
R8はアルキル基、アリール基、−CORいす。
R6で表されるアルキル基としては、炭素原子数1〜3
2の直鎖または分岐のアルキル基が好ましく、シクロヘ
キシル基等のシクロアルキル基も包含する。又、これら
のアルキル基は置換されていてもよく、好ましい置換基
としてはハロゲン原子、ヒドロキンル基、カルボキシル
基、シアノ基、スルホ基、炭素原子数1〜22のアルコ
キシ基等を代表的に挙げることができる。
R6で表されるアリール基としてはフェニル基基で表さ
れる場合、Ro及びR7は一般式(II)におけるR6
及びR7と、それぞれ同義である。
−役式〔■〕〜CVI’)で表される化合物の中、更に
好ましいものとして一般式(V)〜[: VI’lにお
いてR2の中の1つが−OH,−NHR,で表さJ’L
る基であり、かつイミダゾール環に対し0位に存在する
一般式[1)及び〔■′〕で表される化合物が挙げられ
る。
一般式〔■〕 一般式C’、T[’) 式中、R+、Rz、Ra、X及びmは一般式〔V〕にお
けるものと、それぞれ同義であり、R9はR6と:同義
である。−NHR,基の存在番こより、発色色素の汲収
だけでなく耐熱性がより擾れたものとなる。
次に一般式(iI[)の化合物について更に詳しく悦明
する。−没我〔■〕において、R2,X及びnま前記−
1役弐[II)におけるR 、、X及びnと、そ几ぞれ
同義であり、R1及びR1は各々、水素ぶ子、−1′ル
キル基またはアリール基である。又、R3とλ、が互し
1に結合して複素環を形成してもよい。
R3又はR6で表されるアルキル基、アリール基−して
:よ、宵2一般式CV)及びCvBにおいて? 、j[
] したアルキル基、アリール基を具体的に挙げ己こと
ができ己。
1に、とiぐ4・N >1!+合して形成され・乙ベイ
泰環は7〕4土たは6員のものが好ましく、これら複素
環は置換基を有してもよく、更に炭素環と縮合していて
もよい。
一般式CI)で表される化合物の中、より好ましい化合
物として一般式〔■〕において、R2の中の1つが−O
f(、−NHR,で表される基であり、かつイミダゾー
ル環に対して0位に存在する一般式〔■〕及び〔■′〕
で表される化合物が挙げられる。
−役式〔■〕 一般式〔■′〕 式中、R2,R、、R、及びXは、前記−役式〔■〕に
お(するR 2.R、、R、及びXと、それぞれ[同義
であり、Ra及びnlは、前記−没我(Vl]及び[’
111 )におけ5R1’、’・ふしInと、拳れぞれ
同義である。
次に一般式(rV)の化合物について更に詳しく説明す
る。一般式(IV)において、R2,X及びnは、前記
一般式(II)におけるR 2.X及びnと、それぞれ
同義であり、R6は水素原子、アルキル基、アリール基
又は複素環基を表す。
R3で表されるアルキル基、アリール基としては、前記
一般式〔v〕及びCVI)において説明したアルキル基
、アリール基を具体的に挙げることができる。
R6で表される複素環基としては5員又は6員のものが
好ましく、具体的には2−ピリジル、4ピリジル、2−
ベンゾイミダゾリル、3,5−ジメチル−1−ピラゾリ
ル、4−モルホリノ、3.5−ジメチル−2−フリル、
2,4−ジメチル−5−チビゾリル、2−アセトアミド
−4−メチル−5−ピリミジニル等の基が挙げられる。
一般式〔■〕で表される化合物の中、より好ましい化合
物として一般式(IV)においてR2の一つが−OH,
−NHR,で表される基であり、かつイミダゾール環に
対して0位に存在する一般式CII)及び(II/)で
表される化合物が挙げられる。
一般式[II) 一般式〔■′〕 H 式中、R、、R、、L及びXは、前記一般式(TV)に
おけるR 、、R、、L及びXと、それぞれ同義であり
、R6及びmは前記一般式〔v〕及びCVl)における
R6及びmと、それぞれ同義である。
以下に本発明に用いられるシアンカプラーの代表的具体
例を示すが、本発明はこれによって限定C2H。
し3th(1) 化合物 化合物 化合物 本発明のシアンカプラーは、ヘミッシェ・ベリヒテ(C
hemische Berichte)、 34巻、 
639−642頁(1901)に記載の方法に準じて、
又、特願昭61−261488号、同62−13414
4号、同62−211067号、同62−227476
号等に記載の方法に従って合成することができる。
又、前記シアンカプラー以外にも特願昭62−3169
95号、同63・51324号、同63−202270
号に記載される化合物が挙げられる。
本発明のシアンカプラーをハロゲン化限写真感光材料中
に含宵させて用いる場合には、ハロゲン化銀1モル当た
り10〜300g添加することが好ましいが、必要に応
じて適宜変更することができる。
本発明のカプラーは2種以上を組み合わせて用いること
ができ、又、他の種類のシアンカプラーと併用すること
もできる。
本発明のカプラーは、固体分散法、ラテックス分散法、
水中油滴乳化分散法等、種々の方法を用いてハロゲン化
銀写真悪光材料へ添加することができる。例えば水中油
滴乳化分散法は、カプラー等の疎水性添加物を通常、ト
リクレジルホスフェート、ジブチルフタレート等の沸点
約150 ’O以上の高沸点有機溶媒に、必要に応じ酢
酸エチル、プロピオン酸ブチル等の低沸点及び/又は水
溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液などの
親水性バインダー中に界面活性剤を用いて乳化分散した
後、目的とする親水性コロイド層中に添加すればよい。
本発明のカプラーを外式現像液中に添加して用いる場合
の添加量は、後述の外式現像液の説明において明らかに
される。
本発明で用いるカプラーのうち、イエローカプラーとし
ては、開鎖ケトメチレン化合物(例えばα−(4−カル
ボキシフェノキシ)−α−ピバロイル−2,4−ジクロ
ロアセトアニリドなどのアシルアセトアニリド)を挙げ
ることができ、更に米国特許3.510,306号、同
3,619,189号、特公昭40−33775号、同
44−3664号等に記載されたものを使用することが
できる。
又、マゼンタカプラーとしては、活性メチレン化合物(
例えば1−(2,4,6−1−リクロロフェニル)−3
−(4−ニトロアニリノ)−5−ピラゾロン、アンルア
セトニトリル)を挙げることができ、更に、西独特許公
開(OLS) 2,016,587号、米国特許3,1
52,896号、同3,615,502号、特公昭44
−133111号等に記載のものを使用することができ
る。
又、本発明のシアンカプラーと併用してもよいシアンカ
プラーとしては、フェノール類(例えば2−アシルアミ
ノフェノール、2,5−ジアシルアミノフェノール)及
びナフトール類(例えば2−アルキルカルバモイル−1
−ナフトール)を挙げることができ、更に米国特許2,
369,929号、同2,474,293号等に記載さ
れたものを使用することができる。
以下に本発明で使用することができるイエロカプラー 
マゼンタカプラー及び本発明外のシアンカプラーの代表
的具体例を示すが、これに限定されない。
(イエローカプラー) (マゼンタカプラー) NHCOC,Hア (シアンカプラー) 尚、本発明で使用することができるカプラーについては
、上記のものの他、rThe Theory of t
hePhotographic Process 3 
rd EditionJ 17章、382〜395頁に
記載されているものを使用することもできる。
本発明にむいて、内式発色現像法として用いる発色現像
液としては、通常カラーネガ感光材料あるいはカラーペ
ーパー用のものが用いられる。即ち、p−フェニレンジ
アミン系現像主薬、保恒剤(例えば、亜硫酸ナトリウム
、ヒドロキシルアミン)、アルカリ剤(例えば、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム)、現像促進剤(例えば、ベ
ンジルアルコール)、制御剤(例えば、臭化ナトリウム
、塩化ナトリウム)、助剤(例えば、ポリエチレングリ
コール)等から構成される。
現像液は、通常の使用温度(例えば、20〜35°C)
におけるpH値が9.0−13.0の範囲内になるよう
、水酸化ナトリウム等を用いて、pH値を調整した後に
使用される。
漂白定着液についても通常の内式処理用のものが適用で
きる。処理温度は通常20〜40°Cの範囲が好ましい
本発明において、外式発色現像法として用いるカラーフ
ィルター用現像液14中のカプラー合計量は、通常0.
5〜20gであることが好ましい。0.5gより少ない
と、充分に発色しないことがあり、他方、20gより多
く用いた場合には、所謂カブリが発生することがある。
特に本発明においては、現朶液112中のカプラーの合
計量を1−10gにすることにより、色濁りが少なく分
光特性の良好なカラーフィルターを製造することができ
る。
又、現像液中の色相の異なるカプラーの配合比率は、用
いるカプラーの発色性を考慮して適宜に設定することが
できる。例えば、シアンカプラーとマゼンタカプラーと
を組合せる場合には、両者を重量比で、通常l:9〜7
:3 (好ましくは1:9〜4:6)の範囲内にする。
又、シアンカプラーとイエローカプラーとの組合わせで
は、通常l:9〜7:3(好ましくはl:9〜4:6)
の範囲内にする。更に、マゼンタカプラーとイエローカ
プラーとの組合わせでは、通常9:1〜8:2 (好ま
しくは8:2〜6:4)の範囲内にする。そして、シア
ンカプラー マゼンタカプラー及びイエローカプラーの
王者を組合わせる場合には、王者を略同量づつ配合する
のが好ましい。
又、現像液中におけるカプラーの合計1と現像主薬との
配合重量比は、カプラー及び現像主薬の種類及び含有率
などを考慮して適宜に設定することができるが、通常は
、カプラー及び現像主薬の配合重量比を、1:9〜9:
1の範囲内(好ましくは、l:5〜5:lの範囲内)に
する。
更に、カラーフィルター用現像液は、保恒剤(例えば、
亜硫酸ナトリウム、ジエチルヒドロキシルアミン)、促
進剤(例えば、水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤)、
制御剤(例えば、臭化カリウム、沃化カリウム)、助剤
(例えば、ポリエチレングリコールなどの水質調整剤、
シトラジン酸、イミダゾール誘導体等の色調剤)など通
常の外式現像液に含まれる悉加剤を含んでもよい。
現像液は、通常の使用温度(例えば、20〜35°C)
におけるpH値が9.0〜13.0の範囲内になるよう
に水酸化ナトリウムなどを用いて、pH値を調整した後
に使用される。
カラーフィルター用現像液を用いてカラーフィルターを
製造するのに用いられるハロゲン化銀感光材料は光透過
性支持体と、この支持体上に塗設された乳剤層を有する
ものである。
ハロゲン化銀感光材料の支持体は、光透過性を有してい
る。更に、液晶カラーデイスプレーなどの組立の際には
、蒸着工程などカラーフィルターが高1に1されること
があるので、支持体の素材としては、良好な耐熱性を有
するものが好ましい。
このような光透過性支持体を構成する素材の例としては
、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート及び酢酸セルロースなどの高分子化合物、ガ
ラス(例、硼珪ガラスなど)、石英及びサファイアなど
の無機物質などを挙げることができる。光透過性支持体
は、上記の素材を用いて、板状、シート状あるいはフィ
ルム状などの形1で使用することができる。
光透過性支持体の厚さは、用途に合せて適宜に設定する
ことができるが、通常は、0.5μ誦〜10m+nが好
ましい。特に液晶カラーデイスプレーの場合には、0.
3〜2■飄の厚さの光透過性支持体を用いるのがよい。
支持体は、光透過性であることが必要であり、従って、
本発明においては、透明支持体は勿論、半透明支持体を
用いることもできる。なお、光透過性支持体の乳剤層が
設けられていない面には、アンチハレーション用の光透
過性のバッキング層が設けられていてもよい。更に、カ
ラーフィルターの特性を損なわない範囲で光透過性支持
体が着色されていてもよい。
前記光透過性支持体上には、直接乳剤層を塗設すること
もできるが、乳剤層と支持体との接着力を補強するため
に下引層を介して乳剤層を設けることもできる。
下引層を形成する素材としては、例えば、ゼラチン、ア
ルブミン、カゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘導体、
アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体及びポリアク
リルアミド等を挙げることができる。下引層は、カラー
フィルターの分光特性を考慮すると薄いことが好ましく
、通常は、1μm以下(好ましくは0.05〜0.5μ
m)にする。
乳剤層は、ハロゲン化銀が水溶性結合剤に分散された層
であり、公知のハロゲン化銀を塗布することにより形成
することができる。ただし、本発明において、分光特性
の良好なカラーフィルターを得るためには、ハロゲン化
銀の平均粒子径が小さいものを用いることが望ましく、
平均粒径が0.1μm以下の、いわゆるリップマン乳剤
を用いるのが好ましい。
ハロゲン化銀としては、通常の写真感光材料に用いられ
るものを用いることができる。すなわち、塩化銀、沃化
銀、臭化銀、塩沃化銀、塩臭化銀及び沃臭化銀を挙げる
ことができる。これ等は単独、あるいは組合わせて使用
することができ、特に臭化銀もしくは沃臭化銀を用いる
のが好ましい。
乳剤層における水溶性結合剤としては、通常のものを使
用することができるが、ゼラチンが特に好ましい。
乳剤層は、上記のハロゲン化銀と水溶性結合剤を、に〇
〜8:lの重量比で含むものであることが望ましい。
尚、乳剤層は、通常の感光材料の乳剤層に用いられる添
加剤を含んでいてもよい。
上記乳剤層の厚さは、通常、0.5〜IOμ重が好まし
い。厚さが0.5μmに満たないと、充分な発色性が発
現しないことがあり、また、lOμ鴫より厚くすると、
光の透過性が低下してカラーフィルターの明度が不充分
になることがある。特に、本発明においては、乳剤層の
厚さを0.5〜3μ■の範囲内にすることにより、得ら
れるカラーフィルターの分光特性を向上することができ
る。
乳剤層(及び下引層)は、通常の写真感光材料塗布方法
を用いて塗設される。
上記のハロゲン化銀感光材料及び現像液を用いた本発明
のカラーフィルターの製造は次のようにして行なう。
先に、内式発色現像法について説明する。
まず、ハロゲン化銀カラー感光材料をパターン露光する
(第1の露光)。即ち、第1図に示すように光透過性支
持体11上に青感性乳剤層12B (イエローカプラー
含有)、緑感性乳剤層12G(マゼンタカプラー含有)
、赤感性乳剤層12R(シアンカプラー含有)の順に積
層された感光材料13上に7オトマスク14を配置し、
7オトマスク14の上方から赤色光(R)、次いで青色
光(B)を当てることにより、フォトマスク14に設け
られている開口部15に対応する乳剤、1の露光予定部
分16の内、赤感性乳剤、1と青感性乳剤層が感光する
。この際、青色光、緑色光(G)の順に光を当てれば、
青感性乳剤層と碌゛工性乳剤層が、又、緑色光、赤色光
の順に光を当てれば緑感性乳剤層と赤感性乳剤層が感光
する。
次にフォトマスクを開口部幅だけ横にずらし、育Iの露
光部の隣に第1の色光とは異なる組合せh色光で露光し
く第2の露光)、更にフォトマスクを開口部幅だけ横に
ずらし、第1及び第2の露光とは異なる組合せの色光で
露光(第3の露光)する。
露光を終えたカラー感光材料は通常の発色現像、漂白定
着、水洗、乾燥処理を行うことにより、カプラーの発色
により12Bと12Gが感光した開口部16には赤色の
、12Gと12Rが感光した開口部16には青色の、1
2Rと12Bが感光した開口部16には緑色の有色部を
形成する。
次に外式現像法について述べる。
まず、上記のハロゲン化銀感光材料をパターン露光する
 (第1の露光)。
パターン露光は、通常の方法により行なうことができる
。例えば、第2図に示すように光透過性支持体21上に
積層された乳剤:M22を有するハロゲン化銀感光材料
23上に7オトマスク24を配置し、フォトマスク24
の上方から光を当てることにより、フォトマスク24に
設けられている開口部25に対応する乳剤層の露光予定
部分26を選択的に露光する。
カラーフィルターにおける露光予定部分26の大きさ、
すなわちフォトマスクの開口部25の大きさは、得られ
るカラーフィルターの用途に合せて適宜に設定すること
ができる。ただし、露光に用いる構成の波長よりも開口
部25の幅が狭いと有効に露光を行なうことができない
ので、開口部25の幅をこの波長よりも広くする。
ハロゲン化銀は、340〜420nmの光に対して有効
な感光性を有しているので、開口部25の幅は、340
nm以上であり、更に、カラーフィルターとしての用途
を考慮すると、1μm以上にするのが好ましい。又、液
晶デイスプレー用のカラーフィルターの場合には、赤色
、青色及び緑色に現像された各有色部の加色混合によっ
て有効に色再現を行わせるためには、開口部25の幅は
1.000μm以下(特に望ましくは500μm以下)
であることが望ましい。
本発明のカラーフィルターの製造における露光時間及び
光源等の他の条件については、通常の条件に従うことが
できる。
このようにして第1のパターン露光を行ったのち、カラ
ーフィルター用現像液を用いて露光部分の第1の現像を
行なう。倒えば、カプラーとして、シアンカプラーとマ
ゼンタカプラーとを含む現像液(青色現像液)を用いて
現像を行うことにより、露光部分は、青色に現像される
。また、シアンカプラーとイエローカプラーとを含む現
像液(緑色現像液)を用いることにより、露光部分は緑
色に現像される。更に、マゼンタカプラーとイエローカ
プラーとを含む現像液(赤色現像液)を用いることによ
り、露光部分は赤色に現像される。
第1の露光部は、上記の青色現像液、緑色現像液及び赤
色現像液のいずれの現像液を用いて現像してもよい。
現像は、通常の写真技術における外敷き現像法に従って
行うことができる。例えば、現像温度は、通常、10〜
40℃、現像時間は、通常、30秒〜30分間で行われ
る。
こうして第1の露光部分の現像を行なった後、通常、ハ
ロゲン化銀感光材料を酢酸及びR酸ナトリウムなどを含
む停止液に浸漬して現像に伴なう反応を停止させ、次い
で、ハロゲン化銀感光材料を水洗し、乾燥させる。
このようにして得られたハロゲン化銀感光材料の乳剤層
は、パターン露光した部分が用いた現像液に対応した色
に発色した有色部になる。
上記のようにして露光及び現像を行うことにより、ハロ
ゲン化銀感光材料に光透過性の1色の有色部を有するカ
ラーフィルターを製造することができるが、カラーフィ
ルターを例えば液晶カラーデイスプレー用のカラーフィ
ルターとして使用する場合には、赤色、青色及び緑色の
うち、上記の第1の工程で形成した以外の色の有色部を
、更にハロゲン化銀感光材料に形成する。
すなわち、例えば、上記の第1の工程で用いたのとは別
のフォトマスクを用いて、第1の工程で形成した第1の
有色部に清接する未露光部分を第1の露光と同様の方法
によりパターン露光し、次いで、11の工程で用いた以
外の現像液の内の1種を用いて現像する。更に、所望に
より停止液への浸漬、水洗及び乾燥などの工程を経るこ
とにより、第2の有色部を形成することができる。
同様に、第2の有色部に隣接する未露光部分をパターン
露光し、上記第1及び第2の工程で用いた以外の現象液
を用いて現象を行うことにより第3の有色部を形成する
ことができる。
こうして第1〜第3の有色部を形成した後、通常は、感
光剤層中の銀成分を途去する工程(漂白定着工程)で、
有色部を定着させる。
このようにして第3図に示すような光透過性支持体31
上に赤色(R)、青色CB)及び緑色CG)の光透過性
の有色部32が形成されたカラーフィルターを製造する
ことができる。
更に、本発明においては、第4図に示すように光透過性
支持体41上に赤色(R)、青色(B)及び緑色(G)
の光透過性の有色部42を間隙を設けて形成された後、
この間隙をパターン露光した後、シアンカプラー マゼ
ンタカプラー及びイエローカプラーを含む現像液を用い
て現像を行うことにより、有色部42の赤色部(R)、
青色部(B)及び緑色部(G)の間隙に光非透過性区画
部(ブランクスドライブ)43を形成することができる
このようにして製造したカラーフィルターは、液晶カラ
ーデイスプレー用のカラーフィルターとして有効に使用
することができる他、従来から使用されている撮像管な
どのカラーフィルターの代りに有効に使用することもで
きる。
〔発明の効果〕
本発明で用いるシアンカプラーから得られる色素は60
0〜700nmの赤色部での吸収がシャープで(半埴巾
が80〜90nm、通常のフェノール系、ナフトール系
カプラーでは110〜130am)緑色部に不要汲取が
少ない。又青色部の吸収も少ないので、マゼンタカプラ
ーより得られる色素と組み合わせて作製した青色フィル
ター 又イエローカプラーと組み合わせて作製した緑色
フィルターは、内式現象法、外式現像法のいずれにおい
ても従来のシアンカプラーを用いたものに比べ高い透過
率を有す〔実施例〕 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
実施例−1 (ハロゲン化銀乳剤の調製) 中性法、同時混合法により、表1に示す3種類のハロゲ
ン化銀乳剤を調製した。
表1 *1 ハロゲン化銀」モル当り2mg添加零2 ハロゲ
ン化銀1モル当り0.9ミリモル添加本3 ハロゲン化
銀1モル当り0.7ミリモル添加本1 ハロゲン化銀1
モル当り0.2ミリモル添加それぞれのハロゲン化銀乳
剤は化学増感終了後に乳剤安定剤として下記に示す5T
B−1をハロゲン化銀1モル当たりN2X10−’モル
添加した。
D−2 D 次いで以下の、】1〜7を厚さ1.1mmの透明な硼珪
ガラス基板(30cmX 30c国)上に顕次塗設し、
フィルター用感光材料1〜6を作製した。
カラ (尚、 以下の実施例において、添加量はガラス基板面積l d
a+”当りの量で示す。) 層l・・・ゼラチン(12+ag)と2.9+*g(銀
換算、以下同じ)の青感光性ハロゲン化銀乳剤(E■−
1)そして7.51gのイエローカプラー(Y−1)、
3I1gの光安定剤5T−1及び0.15+*gの2.
5−ジオクチルハイドロキノン(HQ−1)を溶解した
3Bのジノニルフタレ−1−(DNP)を含有している
層。
層2・・・ゼラチン(9vg)と0.4mgのHQ−1
を溶解した211gのDOP Cジオクチルフタレート
)を含有している層。
層3・・・ゼラチン(14■g)と2IIgの緑感光性
ハロゲン化銀乳剤(Ei −2)と5mgのマゼンタカ
プラー(ト」)、2.5mgの光安定剤5T−2及び0
.In+gのHQ−1を溶解した3ragのDOPと0
.06mgの下記フィルター染料Al−1を含有してい
る層。
F14・・・ゼラチン(12mg)と下記の13mgの
紫外線吸収剤UV−1及び0.51mgノHQ −1を
溶解しり3I1gのDNPを含有している層。
層5・・・表2に示す量のゼラチンと赤感光性ハロゲン
化銀乳剤(Em −3)及び、表2に示すシアンカプラ
ー 高沸点溶媒としてDOP3mgを含有している層。
、36 ・・・ゼラチン(l1mg)と2a+gのUV
−1を溶解した2+sgのDOP及び0.05mgの下
記フィルター染料(AI−2)を含有している層。
層7・・・ゼラチン(10+og)と0.5*gの2.
4−ジクロロ−6−ヒトロキシトリアジンナトリウムを
含有している層。
AI−1 AI UV CsH++(t) ネ 零 表2 (比較カプラー) Q (比較カプラー) このようにして得られた試料1〜6を1辺が150μm
の正方形開口部を有するカラーフィルター用クロムマス
クを重ねてタングステンランプ(白色光)によりランテ
ンフィルターB−98を通し青色光で、又ランテンフィ
ルター〇−99を通し緑色光で露光した。各露光量は現
像処理した後の青色部、緑色部の透過率が時開じになる
よう予め決めておいた。
次に、クロムマスクを150μl横にずらし、先程露光
した部分のすぐ隣に同様にしてランテンフィルター〇−
99を用い緑色光で、ランテンフィルターR〜26を用
い赤色光で露光した。
全く同様にしてクロムマスクを150μl更に慣にずら
し、ランテンフィルターR−26を用い赤色光で、ラン
テンフィルターB−98を用い青色光で露光した。
露光済み試料を下記の工程に従い現像処理した。
(L理工程)   (温度)   (時間)発色現23
0°C5分 子f内定着     38°C1分30秒水    洗
       38°CI公転    燥      
 60°C2分処理液の組成は以下に示す通りである。
発色現束液 N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3
−メチル−4−アミンアニリン・硫酸塩       
        4.0gヒドロキンルアミン・硫酸塩
     2.0g炭酸カリウム          
  25.0g塩化ナトリウム           
O,1g臭化ナトリウム           0.2
g無水亜硫酸ナトリウム        2.0gベン
ジルアルコール         1O10■Qポリエ
チレングリコール(平均重合度400)3.0+s(2 水を加えて12とし、水酸化ナトリウムを用いてpH1
0,0に調整する。
漂白定着液 エチレンジアミン四酢11鉄(Ill)ナトリウム塩 60.0g チオ硫酸アンモニウム       100.0g重亜
硫酸ナトリウム         10.0gメタ重亜
硫酸ナトリウム       3.0g水を加えてIQ
とし、アンモニア水を用いてpH6,6に調整する。
得られたカラーフィルターは、いずれも1辺が150μ
蹟の正方形の赤色部、青色部及び緑色部が硼珪ガラス基
板全体に均一に形成されていた。
カラーフィルター試料1〜6の青色部及び緑色部の45
On+s、 550ns及び650omにおける分光透
過率を測定した結果を表3、表4に示す。
表 3(青色部) 表 4(緑色部) 青色発色現像液組成 表3及び表4から明らかなように、本発明のカラーフィ
ルターは青色光及び緑色光の透過率が増加した。
実1例2 (発色現像液の調製) 下記の青色発色現像液組成物において、カプラのメタノ
ール溶液Aを現像主薬水溶液Bに混合した慢、水を加え
て全1をIQとし、水酸化ナトリウムにてpH11,5
(25°C)に調整した。
次に下記の緑色発色現像液組成物においても、カプラー
のメタノール溶液Aを現像主薬水溶液Bに加えた後、水
で全1をIQとし水酸化ナトリウムにてpH10,5(
25°C)に調整した。
緑色発色現像液組成 (25°C)に調整した。
下記の赤色発色現像液組成物も全く同様にして全量をl
Qとし、水酸化ナトリウムにてpH11,5(ハロゲン
化銀感光材料の作製) ゼラチンの10%水溶液に硝酸銀水溶液と、臭化カリウ
ム及び沃化カリウムを含む水溶液とを同時に添加して3
モル%の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤(ゼラチン濃度9%
)を作った。沈澱条件は0.05μlの平均粒子の大き
さを有するリップマン乳剤が得られるように規制した。
上記沃臭化銀乳剤を、厚さ1.1ge−の透明な硼珪ガ
ラス基板(30cmX 30cm)上に乾燥膜厚が3μ
mになるように塗布してハロゲン化銀感光材料を製、青
 し tこ 。
(1光及び現@) このハロゲン化銀1感光材料の上に、1辺が150μm
の正方形開口部を有するカラーフィルター用クロムマス
クを重ねて、タングステンランプを用いて第1回目の露
光を行った。
この第1回目の露光が行われた感光材料を、前記青色発
色現像液に25°Cで3分間浸漬した後、浮上液(11
2中に28%酢酸32rsQと硫酸ナトリウム45gと
を含有)に30秒間漬浸してから5分間水洗し、乾燥さ
せることにより基板上に青色部を形成した。
次に、形成した上記青色部のすぐ隣に別のカラーフィル
ター用クロムマスクを配置し、上記と同様の方法で第2
回目の露光を行った。
この第2回目の露光が行われた感光材料を、前記緑色発
色現像液を用いた以外は第1回目と同様に、現像、停止
、水洗、乾燥して基板上に緑色部を形成した。
更に、形成した緑色部の右隣り(即ち、青色部の左隣り
)に3番目のカラーフィルター用クロムマスクを配置し
、上記と同様の方法で第3回目の露光を行った。
この第3回目の露光が行われた感光材料を、前記赤色発
色現像液を用いた以外は第1回目、第2回目と同様に、
現像、停止を行った後、下記組成の漂白液に5分間、定
着液に5分間それぞれ25°Cで浸漬して(脱銀旭理)
支持体上に赤色部を形成し試料7(比!!8りとした。
漂白液組成 臭化アンモニウム・ ・・      160.0gア
ンモニア水(28%)・・     ・25.0m4エ
チレンジアミン四酢酸鉄 ナトリウム塩・・・・・・・・・・130.0g氷酢酸
・・・・・・・・・ ・・ ・・14.0+of+水を
加えて全1をlQとする。
定着液組成 テトラポリ燐酸ナトリウム・・ ・ ・ 2.0g無水
亜硫酸ナトリウム・ ・・・ ・・ 4.0gチオ硫酸
アンモニウム(70%水溶液)  175.0■Q1亜
流淡ナトリウム・・・・・・・・・ 4.0g水を加え
て全量を112とする。
次に試料7と同じ感光材料を用い、青色発色現像液中の
シアンカプラーを表5に示すように本発明に係るシアン
カプラーに代えた以外は同様の操作を行ってカラーフィ
ルター試料8〜11を得た。
このようにして得られたカラーフィルターは、いずれも
−辺が150μ−の正方形の青色部、緑色部及び赤色部
が朋珪ガラス基板全体に均一に形成されており、各色共
、色濁りは認められなかった。
試料7−11の青色フィルタ一部の450nm、550
nm及び650nmにおける分光透過率を測定した結果
を表5に示す。
表  5 表5から明らかなように、本発明のカラーフィルターは
青色光の透過率が増加した。これは本発明のシアンカプ
ラーが比較のシアンカプラーに比べ青色部での吸収が少
ないためである。
実施例3 実施例2における試料7と同じ感光材料を用い、緑色発
色現像液中の7アンカプラーを比較のシアンカプラー及
び本発明のシアンカプラーl−15、■−23に、変化
させた以外は実施例2と同様にしてカラーフィルター試
料12.13及び14を作製した。
各試料の緑色フィルタ一部の450nm、 550nm
及び650nmにおける分光透過率を測定した結果を表
6に示す。
表6 表6から明らかなように、本発明のシアンカプラーを用
いた試料は除色光の透過率も増加した。
実施例・1 実施例2におし1て、青色部、緑色部及び赤色部を形成
するための露光の際に、それぞれの有色部の間に福20
μ■の未露光部分を形成することができるカラーフィル
ター用クロムマスクを用いて露光を行い、青色部、緑色
部及び赤色部を形成した後、上記の未露光部分をブラン
クスドライブ用マスクを用いて露光した。
次いで、下記のシアンカプラー マゼンタカプラー及び
イエローカプラーの3種類を含む黒色発色現像液(調製
法は実施例2と同じ)を用いて現像を行った以外は実施
例2と同様にしてカラーフィルターを作製した。
得られたカラーフィルターの青色部、緑色部及び赤色部
の間隙にはブラックストライプ(光非透過性区画部)が
形成され、このブラックストライプにより青色部、緑色
部及び赤色部が明確に区画されていた。
黒色発色現(象液組咬 一マゼンタカブラー・・・・・ ・・・0.76g1−
(2,4,6−トリクロロフェニル)−3(4−ニトロ
アニリノ15−ピラゾロンイエローカプラー・・  ・
・・・・・0.80gα−(4−カルボキンフェノキシ
)−σピバロイルー2.4−ジグロロアセトアニリド A シアンカプラー・・・・・・・・・・0.75gN
−(2−アセトアミドフェネチル)−13    ヒド
ロキシ−2−す7トアミドーメタノール      ・
  ・・・・ 75+i12「現像主薬−°−°−°−
−2°Q1g4−アミノー3−メチル−N−エチル−N
−(2−メタンスルホンアミドエチル)アニリ ン・硫酸塩・水和物 B 無水亜硫酸ナトリウム・     ・・2.0gヒ
ドロキシルアミン硫酸塩・     ・2.0g炭酸ナ
トリウム・l水塩・  ・・・ 50.0g臭化カリウ
ム・・・・・ ・ ・ ・・2.5gL純水・・880
m12 A液をB液に混合した後、水を加えて全量をlQとし、
水酸化ナトリウムにてpH11,5に調整。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施方法の内式現像法におけるパタ
ーン露光の例を示す断面図、第2図は、同じく外式現像
法におけるパターン露光の例を示す断面図である。 第3図は、本発明により得られたカラーフィルターの一
例を示す断面図である。 第4図は、本発明により得られたカラーフィルターの他
の例を示す断面図である。 11、21.31.41・・・光透過性支持体12R・
・・赤感光性乳剤層 12G・・・緑感光性乳剤層 12B・・・青感光性乳剤層 13・・・ハロゲン化銀カラー感光材料22・・・乳剤
層 23・・・ハロゲン化銀感光材料 14、24・・・7オトマスク 15、25・・・開口部 16、26・・・露光予定部分 32、42・・・有色部 43・・・ブラックストライプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光透過性支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤
    層が設けられた感光材料の該乳剤層にパターン露光した
    後、発色現像により上記パターンに対応した色素像を形
    成し、1度に又は同様の工程を繰り返して少なくとも2
    色のパターンを形成し、最終の発色現像後に脱銀処理を
    行って得られるカラーフィルターの製造方法において、
    前記発色現像を下記一般式〔 I 〕で表されるシアンカ
    プラーの存在下に行うことを特徴とするカラーフィルタ
    ーの製造方法。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、A及びBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素原
    子又は硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する有機
    基を表す。 Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により
    離脱しうる基を表す。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713137A3 (en) * 1994-11-09 1997-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd Light-sensitive silver halide material for color filter and method of preparing a color filter using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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