JPH02156031A - 金属複合材料用プリフォームの成形方法 - Google Patents

金属複合材料用プリフォームの成形方法

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JPH02156031A
JPH02156031A JP31157488A JP31157488A JPH02156031A JP H02156031 A JPH02156031 A JP H02156031A JP 31157488 A JP31157488 A JP 31157488A JP 31157488 A JP31157488 A JP 31157488A JP H02156031 A JPH02156031 A JP H02156031A
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JP
Japan
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preform
fibers
inorg
binders
coated
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JP31157488A
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Toshio Yamauchi
利夫 山内
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、金属複合材料用プリフォームの成形方法に関
する。
b、 従来の技術 溶湯鍛造法(高圧凝固法)によって金属複合材料を製造
する場合には、通常プリフォームが用いられている。し
かして、複合材料の製造にあたって、溶湯圧力は数10
0〜1,000 kgf/cdに達するため、溶湯がプ
リフォームに浸透していく過程でプリフォームに変形が
生じていた。そこで、従来よりプリフォームを強化する
ために無機バインダが使用されている。
上記プリフォームの一般的な成形方法としては、セラ腿
ツクウィスカ又はセラミック繊維(SiC,Aj!□0
3、 Si3N、等)などの無機繊維を水溶液に分散さ
せると共に、無機バインダを添加してスラリー状にする
。次いで、このスラリー状態のウィスカに対して吸引又
は加圧脱水を行うと、プリフォームが成形される。成形
後のプリフォームは、乾燥工程を経て硬化させられる。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のプリフォーム成形方法に
あっては、水溶液中に水溶性バインダを添加し、その中
にウィスカや繊維を入れていたので、バインダを添加し
ない場合に比べて脱水工程や乾燥工程に多くの時間が掛
かり、プリフォームの生産性向上が図れなかった。特に
、プリフォームの乾燥温度はioo’c前後であるため
、プリフォ−ムの形状によっては数時間〜十数時間の乾
燥時間が必要となることがあった。また、脱水したプリ
フォームを乾燥工程において乾燥させると、収縮して変
形を生じることから、良好な寸法精度を有するプリフォ
ームを成形することができないという欠点があった。一
方、プリフォームの成形時間を短縮させるには、ウィス
カとバインダとを結合させるための水分を必要以上に使
用しない方が望ましい。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって
、その目的は、上述の如き欠点を解消し得る金属複合材
料用プリフォームの成形方法を提供することにある。
d、 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明に
おいては、表面に水溶性バインダを被覆させた無機繊維
に対し熱間プレス加工を行って前記無機繊維の表面に付
着しているバインダ同士を反応させ、これらバインダの
接着作用にて前記無機繊維を互いに結合させることによ
りプリフォームを成形している。
e、 実施例 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図〜第8図は本発明に係る金属複合材料用プリフォ
ームの成形方法の一実施例を示すもので、図において1
は単一の無機繊維たるセラミックウィスカ(又はセラミ
ック繊維)であり、このウィスカ1の表面には水溶性無
機バインダ2が被覆(コーティング)されている、この
バインダ2としては、珪酸ナトリウム3号水溶液(水ガ
ラス)が使用されている。
上記ウィスカ1にバインダ2を被覆させるには、第2図
に示す如くタンク3内の水溶液4中に1〜20wt%の
ウィスカ1を添加し、これを攪拌機5によって均一な一
次スラリとなるように攪拌する。
次いで、この−次スラリ中にウィスカ1に対して0.1
〜10%のバインダ2を第3図に示す如く添加し、再度
攪拌を行ってバインダ2を含有した均一な二次スラリ6
とする。そして、このような状態にある二次スラリ6を
第4図に示すドライヤ装置7のケーシング8内に配設し
たキャップ状の回転板9に流し込むと、二次スラリ6は
回転している回転板9から徐々に飛び出てドライヤ10
からの熱風を受けることにより乾燥させられる。これに
伴って、二次スラリ6は造粒し、表面上にバインダ2が
付着したウィスカ1の粒状物Aとなってケーシング8の
下位に配置したボックスll内に落下して堆積する。こ
の粒状物Aは、第5図に示す如く多数のウィスカ1が集
まった固まりであるため、第6図に示すバルベライザ1
2やジェットミル等を用いて解砕を行う、すなわち、上
記粒状物Aをハウジング13の上部に設けた投入口14
から投入すると、粒状物Aはハウジング13内に回転自
在に配設したストライカ15に打たれて解砕され、下部
の排出口16より収納ケース17内に落下し、もって第
1図に示すようなバインダ2を被覆した単一のウィスカ
1が多数得られる。
なお、符号18は金属複合材料用プリフォーム19を成
形する成形金型であり、該成形金型18は上型20とヒ
ータ21が配設された下型22を有している。
そしてこの成形金型18は、バインダ2を被覆したウィ
スカlに対してlO〜1,000 kgf/cdの圧力
をもうて熱間プレス加工できるように構成されている。
また、第9図において符号23.24は、金属複合材料
25を成形する上下一対のプレス金型であり、下側のプ
レス金型24内にはプリフォーム19を配置した状態で
溶融金属26を注ぎ込むようになっている。
上記金属複合材料用プリフォーム19の成形方法は次の
とおりである。先ず、水溶性無機バインダ2にて被覆さ
れたウィスカ1を成形する。すなわち、タンク3内にI
!!、の水溶液(例えば水)4を入れると共に100g
のウィスカ(SiCウィスカ)1を添加し、これを攪拌
41115によって1分間程攪拌して均一な一次スラリ
とする0次いで、この−次スラリ中に5.0gのバイン
ダ(水ガラス)2を添加し、再び1分間程攪拌を行って
二次スラリ6を作る。
また、この二次スラリ6を上述した手順でドライヤ装置
7によって乾燥させて造粒すると、粒径が30〜50μ
mの粒状物Aが得られる。そして粒状物Aをパルベライ
ザ12によって解砕すれば、表面にバインダ2がコーテ
ィングされたウィスカ1が成形される(第1図参照)。
このようにして成形したバインダ2付゛きウィスカ1を
20g程採取して、成形金型18の下型(内径50φ)
22内に入れる。そして、第7図に示す如く上型20を
上方よりウィスカ1に対して100 kgf/cdの圧
力で加圧すると共に、ヒータ21にて下型22を温度7
00°Cに加熱する。この熱間プレス加工の状態を5分
間程保持すると、これに伴ってウィスカ1の表面に付着
しているバインダ2同士が反応しこれらバインダ2の接
着作用により各ウィスカ1が互いに結合する結果、高さ
21mのプリフォーム19が成形される(第8図参照)
、なお、加圧力はウィスカ1が所定形状になる圧力でよ
いが、圧力を変化させることによってプリフォーム19
の体積率も調整することが可能である。
上記プリフォーム19を用いて金属複合材料25を製造
するには、まず250℃の温度に保持した下側のプレス
金型24内にプリフォーム19を配置する。
次いで、第9図に示す如り720°Cの温度に溶かした
アルミニウム合金(JIS−AC8A)の溶融金属26
をプレス金型24内に注ぎ込み、そののち上側のプレス
金型23を上方より溶融金WA26およびプリフォーム
19に対して1,000 kgf/ciJの圧力で60
秒間程加圧して溶湯鍛造を行えば、金属複合材料25が
得られる。複合化した後のプリフォーム19の高さは2
0mmとなり、変形率は約5%であつた。
本実施例の成形方法では、水溶性バインダ2が被覆され
たウィスカ1を熱間プレス加工することによりバインダ
2同士を反応させて各ウィスカ1を結合しているため、
プリフオーム19自体を乾燥させる必要がないと共に、
変形率の小さいプリフォーム19を成形することが可能
になる。
以上、本発明の一実施例につき述べたが、本発明は既述
の実施例に限定されるものではな(、本発明の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、第2図に示す攪拌機
5、第4図に示すドライヤ装置7および第6図に示すバ
ルベライザ12を用いてウィスカ1の表面上に水溶性無
機バインダ2を被覆させたが、他の型式の装置によって
バインダ2をウィスカ1の表面に被覆してもよい、また
本発明の成形方法は、プリフォーム19の構成部材とし
てセラミックウィスカ(又はセラミック繊維)l以外の
無機繊維を用いる場合にも適用できることは言う迄もな
い。
f、 発明の効果 上述の如く、本発明に係る金属複合材料用プリフォーム
の成形方法は、表面に水溶性バインダを被覆させた無機
繊維に対し熱間プレス加工を行ってバインダ同士を反応
させ、これらバインダの接着作用にて無機繊維を結合さ
せることによりプリフォームを成形しているので、プリ
フォーム自体を乾燥させる工程が必要でな(なり、成形
時間を大幅に短縮でき、プリフォームの生産性向上が図
れる。また、本発明の成形方法によって成形されたプリ
フォームは、変形率が小さくかつ成形金型の形状に即応
した良好な寸法精度を具備しており、溶湯鍛造による金
属との複合化においても変形が少ないため、当該プリフ
ォームを用いれば十分な強度を有する金属複合材料を製
造することができる。それに加えて、本発明の成形方法
によれば、熱間プレス加工時の加圧力を変化させること
によってプリフォームの体積率を調整することができ、
汎用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明に係る金属複合材料用プリフォ
ームの成形方法の一実施例を示すものであって、第1図
は水溶性無機バインダにて被覆されたウィスカの概念的
斜視図、第2図は攪拌機にて水溶液中のウィスカを攪拌
している状態の概念的断面図、第3図は攪拌機にて水溶
液中のウィスカと注ぎ込んだ水溶性無機バインダとを攪
拌している状態の概念的断面図、第4図はドライヤ装置
内に流し込んだ二次スラリを乾燥造粒している状態の概
念的断面図、第5図はウィスカおよび水溶性無機バイン
ダからなる粒状物の断面図、第6図はバルベライザ内に
投入した粒状物を解砕している状態の概念的断面図、第
7図はプリフォームを成形する成形金型の概念的断面図
、第8図は成形されたプリフォームの断面図、第9図は
プリフォームを配置したプレス金型内に溶融金属を注ぎ
込んでいる状態を示す概念的断面図である。 第6図 1・・・セラミックウィスカ、 2・・・水溶性無機バインダ、 18・・・成形金型、
19・・・プリフォーム、    21・・・ヒータ、
25・・・金属複合材料。 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  表面に水溶性バインダを被覆させた無機繊維に対し熱
    間プレス加工を行って前記無機繊維の表面に付着してい
    るバインダ同士を反応させ、これらバインダの接着作用
    にて前記無機繊維を互いに結合させることによりプリフ
    ォームを成形したことを特徴とする金属複合材料用プリ
    フォームの成形方法。
JP31157488A 1988-12-09 1988-12-09 金属複合材料用プリフォームの成形方法 Pending JPH02156031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624856A (ja) * 1992-05-01 1994-02-01 Kooken:Kk 鉱物質材料から成る多孔質成型物の製造方法
WO1998036860A1 (de) * 1997-02-19 1998-08-27 Gut Giesserei Umwelt Technik Gmbh Verfahren und vorrichtung zur herstellung von körpern auf metallischer basis in teilflüssigem zustand

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624856A (ja) * 1992-05-01 1994-02-01 Kooken:Kk 鉱物質材料から成る多孔質成型物の製造方法
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