JPH02155913A - 反応射出成形方法 - Google Patents

反応射出成形方法

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JPH02155913A
JPH02155913A JP63310151A JP31015188A JPH02155913A JP H02155913 A JPH02155913 A JP H02155913A JP 63310151 A JP63310151 A JP 63310151A JP 31015188 A JP31015188 A JP 31015188A JP H02155913 A JPH02155913 A JP H02155913A
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JP
Japan
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polyoxyalkylene polyol
injection molding
raw material
reaction injection
unsaturation
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JP63310151A
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English (en)
Inventor
Joichi Saito
譲一 斉藤
Nobuyuki Tamai
宣行 玉井
Hiroshi Wada
浩志 和田
Kiyoshi Tanabe
田辺 清士
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/65Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen
    • C08G18/66Compounds of groups C08G18/42, C08G18/48, or C08G18/52
    • C08G18/6666Compounds of group C08G18/48 or C08G18/52
    • C08G18/667Compounds of group C08G18/48 or C08G18/52 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38
    • C08G18/6674Compounds of group C08G18/48 or C08G18/52 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38 with compounds of group C08G18/3203

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、反応射出成形方法に関するものである。
[従来の技術] 反応射出成形方法による合成樹脂の成形品の製造は周知
であり、特にポリウレタン系エラストマーを始めとする
ポリウレタン系樹脂成形品の製造に広く使用されている
。反応射出成形方法は混合されることにより急速に反応
して合成樹脂を形成しつる少なくとも2成分の流動性の
原料成分を成形型直前で混合し直ちに成形型中に射出し
、成形型中で合成樹脂を形成することを要点とする成形
方法である。流動性の原料成分の混合は通常衝突混合で
行なわれ、さらに均一な混合を行なうために混合物をア
フターミキシング機構を通して成形型に射出することも
通常行なわれている。以下、少なくとも2成分の流動性
の原料成分の混合物を反応性混合物という。
比較的高分子量のポリオールと鎖伸長剤とを含み触媒や
発泡剤を任意に配合した原料成分とポリイソシアネート
化合物を含む原料成分の少な(とも2成分を使用し反応
射出成形によりポリウレタンエラストマーやポリウレタ
ンウレアエラストマーなどのポリウレタン系エラストマ
ーを製造する方法は公知である。上記ポリオールの代表
例は比較的高分子量のポリオキシポリオールである。鎖
伸長剤は比較的低分子量の多価アルコール等の低分子量
ポリオールやポリアミンがある。これも活性水素含有化
合物の1種である。触媒の使用は通常必須であり、通常
活性水素化合物含有原料成分に添加されるが、イソシア
ネート化合物含有原料成分に添加することもできるもの
である。ハロゲン化炭化水素発泡剤等の発泡剤を少量使
用しマイクロセルラー状のポリウレタン系エラストマー
を製造することは成形性の改善などの意味で通常採用さ
れている手段である。この少量の発泡剤を使用して得ら
れるマイクロセルラー状のポリウレタン系エラストマー
の密度は通常約0.8g/cm3以上、特に約0.9g
/cm’以上である。特に多量の強化繊維、フレーク状
充填剤、粉末充填剤を配合しない限り、その上限は通常
1.2g/cn”以下、特に約1.15 g/ cm”
以下である。非泡状ポリウレタン系エラストマーの密度
も同様に通常は上記範囲内にある。なお、活性水素含有
化合物含有原料成分を2以上に分け、イソシアネート化
合物含有原料成分と合計で3成分以上を使用して反応射
出成形を行なうことも公知である。
[発明の解決しようとする課題] 従来の反応射出成形方法によるポリウレタンエラストマ
ーの製造方法においては、成形物に粘着性があり、モー
ルドからの脱型の際には、離型剤の使用が必須であった
。離型剤には、モールドに塗布する外部離型剤と、反応
原料に添加する内部離型剤がある。外部離型剤は、成形
物の離型の際にそのほとんどが成形物に付着して除去さ
れるため、成形サイクル毎に毎回清掃後、塗布する必要
があり、生産性を著しく悪くする欠点がある。内部離型
剤は、原料中に含まれるため外部離型剤の場合のような
モールドの清掃、塗布のための時間が、はとんど不要で
生産性が向上する。しかし、成形物表面に離型剤成分が
ブリードしなければ効果がないため、多量の添加が必要
であり、これは成形物の塗装を著しく困難にし、かつ、
成形物の物理特性にも大きな悪影響を及ぼすことになっ
ている。従って、内部離型剤による生産性の向上と、成
形物の品質向上を両立させることは、非常に困難であり
、内部離型剤の添加量を減らすことが、解決されねばな
らない必須の課題であった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべ(なされた下記の発
明である。
ポリオキシアルキレンポリオールと鎖伸長伸長剤とを必
須成分とする原料成分と、ポリイソシアナート化合物を
必須成分とする原料成分の少なくとも2成分を使用して
、反応射出成形によりポリウレタン系エラストマーの成
形品な製造するにあたり、ポリオキシアルキレンポリオ
ールとして不飽和度が0.05meq/g以下で水酸基
価が5〜60のポリオキシアルキレンポリオールな使用
することを特徴とする反応射出成形方法を提供するもの
である。
比較的低不飽和度のポリオキシアルキレンポリオールを
用いて反応射出成形方法によりポリウレタン系エラスト
マーを製造することは、本出願人の出願に係る特公昭6
1−31130号公報や特公昭63−45730号公報
に記載されている。それによれば、比較的低い不飽和度
(0,08meq/g以下)でかつオキシエチレン基含
有量の低いポリオキシアルキレンポリオールを使用して
反応射出成形方法により得られるポリウレタン系エラス
トマーは低い吸水寸法変化率を示し、耐水性に優れてい
る。本発明者はポリオキシアルキレンポリオールの不飽
和度に注目し、ポリオキシアルキレンポリオールの不飽
和度をさらに低減した場合、得られるポリウレタン系エ
ラストマーの性質や性能にどのような影響を与えるかを
検討した。その結果、ポリオキシアルキレンポリオール
の不飽和度が極めて低(なると、ポリウレタン系エラス
トマーの離型性が格段に向上するという予期しない効果
を見出した。従って、使用するポリオキシアルキレンポ
リオールの不飽和度が十分に低い場合、内部離型剤や外
部離型剤なしに連続脱型が可能となり、また内部離型剤
や外部離型剤を併用することにより従来よりもより数多
くの連続脱型が可能となる。
また、従来よりも少ない量の内部離型剤や外部離型剤を
使用して従来と同等以上の数の連続脱型が可能となる。
従って、内部離型剤や外部離型剤の使用による、あるい
はその使用量の多いことによる前記問題が解決される。
一方、ポリオキシアルキレンポリオールの不飽和度が低
い程ポリウレタン系エラストマーの伸びが低下すること
が見出された。これは、不飽和度が下がる程モノオール
の量が少な(なる(不飽和度の高いものに比べて真の平
均官能基数が多(なる)ため架橋が増加したりポリウレ
タン系エラストマーの分子量が上がるためであると考え
られる。一方、同様の理由により、不飽和度が下がる程
引張り強度などの機械的物性は向上する傾向にある。一
般に、ポリウレタン系エラストマーの物性は高(なる程
好ましいが、上記伸びが低下することはあまり好ましく
ない。本発明者は、エラストマーの伸びの要求が高い場
合は、単にポリオキシアルキレンポリオールの不飽和度
を下げるだけでは充分とは言えないことを考慮して更に
検討した結果、ポリオキシアルキレンポリオールの水酸
基価を下げる(水酸基当りの分子量を上げる)ことによ
りこれに対処しうることも見出した。しかも、水酸基価
を著しく下げることにより従来よりもより伸びの大きい
エラストマーを得ることができることも見出した。
一般的にいえば、ポリオキシアルキレンポリオールの水
酸基価を下げる程、その不飽和度は高くなる。なぜなら
、水酸基価の低いもの程、ポリオキシアルキレンポリオ
ールの主たるオキシアルキレン基である炭素数3以上の
オキシアルキレン基、特にオキシプロピレン基、の量が
多(なるため、その製造時の炭素数3以上のアルキレン
オキシドの反応量が多(なり、それに伴い、同アルキレ
ンオキシドの副反応(不飽和基を生じる副反応)も多く
生じ不飽和度が高くなるからである。この炭素数3以上
のアルキレンオキシドの副反応は、反応触媒がアルカリ
金属化合物(水酸化アルカリ)などのアルカリ触媒の場
合に生じ易い。低不飽和度かつ低水酸基価のポリオキシ
アルキレンポリオールなアルカリ触媒を用いて製造する
ことは不可能ではない(特にマイルドな反応条件を用い
れば可能と考えられる)が、好ましくは他の触媒を用い
て製造されたポリオキシアルキレンポリオールが好まし
い。この触媒としては、たとえば金属ポリフィリン(特
開昭61−197631号公報参照)、LiPF5  
(特開昭60−197726号公報参照)、複合金属シ
アニン化物錯体(特公昭59−15336号公報、米国
特許第3929505号明細書参照)、金属と3座配位
以上のキレート化剤との錯体(特開昭60−19772
6号公報参照)などがある。
本発明において、ポリオキシアルキレンポリオールの不
飽和度は0.05meq/g以下である必要があり、さ
らに0.03meq/g以下が好ましい。最も好ましく
は0.025meQ/g以下である。また、ポリオキシ
アルキレンポリオールの水酸基価は5〜60(水酸基当
りの分子量に換算すると 935〜11220 )であ
る必要がある。しかし、前記の理由により、より好まし
い水酸基価は25未満(水酸基当りの分子量2244以
上)であり、特に19未満(水酸基当りの分子量290
0以上)である。また、1分子当りの水酸基の数は2〜
8が好ましく、特に2〜6が好ましい。なお、本発明に
おけるポリオキシアルキレンポリオールは2種以上の混
合物であっても良いことは勿論であり、その場合の平均
の不飽和度、水酸基価、及び水酸基数の範囲は上記の通
りである。
上記のポリオキシアルキレンポリオールは、多価のイニ
シェークーにアルキレンオキシドを付加して製造される
ものであり、アルキレンオキシドとしては好ましくはプ
ロピレンオキシドとブチレンオキシドの少なくとも1種
とエチレンオキシドとが用いられる。特に好ましくは、
プロピレンオキシドとエチレンオキシドとが用いられる
。このポリエーテルポリオールにおける水酸基は高い反
応性を有する水酸基、即ち1級水酸基を高い割合で含む
必要がある。このため、ポリエーテルポリオールの分子
鎖の末端にはオキシエチレン基が存在する必要がある。
このようなポリオキシアルキレンポリオールは、多価イ
ニシエーターにプロピレンオキシドやブチレンオキシド
を付加した後にエチレンオキシドを付加することによっ
て得られる。オキシエチレン基は分子鎖末端部分に加え
て分子鎖内部にも存在していてもよい。分子末端部分に
存在するオキシエチレン基の含有量は少なくとも5重量
%必要であり、好ましくは少なくとも8重量%である。
ポリオキシアルキレンポリオール中のオキシエチレン基
の含有量が高いほど、得られるポリウレタン系エラスト
マーの親水性が高(なる、自動車用バンパー外皮などの
屋外で使用される成形品の場合、あまり親水性が高くな
ることは吸水寸法安定性が低下するので好ましくない。
この場合、内部に存在するオキシエチレン基を含めてポ
リオキシアルキレンポリオール中の全オキシエチレン基
含有量は35重量%以下、特に25重量%以下が好まし
い。また、その場合オキシエチレン基の大部分は分子鎖
の末端部分に存在することが好ましい。なお、ポリウレ
タン系エラストマーの親水性が低いことが必要でない用
途の場合、オキシエチレン基含有量の上限はこれに限ら
れるものではない。
上記ポリオキシアルキレンポリオールを製造する場合に
使用される多価のイニシェークーとしては、多価アルコ
ール、多価フェノール、ポリアミン、アルカノールアミ
ンなどがある。たとえば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、1.4−ブタン
ジオール、1.6−ヘキサンジオール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジグリ
セリン、デキストロース、シュークロース、ビスフェノ
ールA、エチレンジアミンなどがある。これらは1種は
勿論、2種以上を併用してもよい。特に好ましい多価イ
ニシ工−ターは多価アルコールである。これら多価イニ
シェークーにプロピレンオキシドや1.2−あるいは2
.3−ブチレンオキシドなどの炭素数3以上のアルキレ
ンオキシドの少なくとも 1種を付加し、ついでエチレ
ンオキシドを付加して目的とするポリオキシアルキレン
ポリオールが得られる。内部オキシエチレン基を有する
ポリオキシアルキレンポリオールは、多価イニシェーク
ーにエチレンオキシドと炭素数3以上のアルキレンオキ
シドとを順次あるいは混合して付加し、最後の段階でエ
チレンオキシドを付加して得られる。
本発明におけるポリオキシアルキレンポリオールは、さ
らにα、β−不飽和基を有するモノマーの重合体を有し
ていてもよい。この重合体含有ポリオキシアルキレンポ
リオールは重合体/ポリオールなどと呼ばれ、たとえば
ポリオキシアルキレンポリオール中でアクリロニトリル
やスチレンなどのモノマーを重合して得られる。重合体
は微粒子状でポリオキシアルキレンポリオール中に分散
しており、通常はポリオキシアルキレンポリオール中に
安定に分散している。重合体含有ポリオール中の重合体
の量は通常40重量%以下、特に5〜30重量%である
。この重合体含有ポリオキシアルキレンポリオールの全
体としての水酸基価は60以下、特に5〜25が好まし
い。
本発明において前記ポリオキシアルキレンポリオール以
外の高分子量ポリオールや他の高分子量活性水素化合物
を任意の成分として併用できるが、その使用は必須では
ない。しかしポリウレタン系エラストマーの物性を向上
させる目的で、あるいは他の目的のために使用すること
ができる。たとえば、ポリウレタンウレアエラストマー
の親水性を低減させるために水酸基含有ポリブタジェン
などの疎水性の高い高分子量ポリオールを用いることが
好ましい場合がある。このような、高分子量ポリオール
としては、水酸基当りの平均分子量が400以上、特に
800以上であり、1分子当り平均の水酸基の数が1.
6〜4であるポリオールが好ましい。水酸基当りの平均
分子量はto、 000以下が好ましい。
このような高分子量ポリオールとしては、たとえば水酸
基含有ポリブタジェンなどの水酸基含有炭化水素系ポリ
マー ポリエステルポリマー、ポリオキシテトラメチレ
ンポリオールなどがある。高分子量ポリオール以外の高
分子活性水素化合物として、1級あるいは2級アミノ基
を2以上有する高分子量ポリアミンや1級アミノ基ある
いは2級アミノ基を1以上かつ水酸基を1以上有する高
分子量化合物を併用することもできる。これら高分子量
活性水素化合物の官能基当りの分子量は400以上、特
にgoo以上で、1分子当りの官能基の数は2〜8が好
ましい。官能基当りの分子量は10.000以下が好ま
しい。このような化合物としては、前記のようなポリオ
キシテトラメチレンポリオールの水酸基の1部〜全部を
アミノ基に変換させて得られる化合物や前記のようなポ
リオキシテトラメチレンポリオールと過剰当量のポリイ
ソシアネート化合物とを反応させて得られる末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーのイソシアネート基
を加水分解してアミノ基に変換して得られる化合物があ
る。なお、これら前記ポリオキシテトラメチレンポリオ
ールと併用しつる高分子量活性水素化合物を使用する場
合、その使用量は両者の合計に対して40重量%以下、
特に20重量%以下が好ましい。
本発明において、鎖伸長剤としてはポリオール系鎖伸長
剤やアミン系鎖伸長剤が使用される。鎖伸長剤は2種以
上併用しても良い。ポリオール系鎖伸長剤としては、2
〜4個の水酸基を有し分子量が400以下の低分子量ポ
リオールである。この鎖伸長剤はエチレングリコールや
1.4−ブタンジオールなどの代表的鎖伸長剤を含む。
その他、上記以外の多価アルコール、低分子量ポリオキ
シアルキレンポリオール、3級アミノ基を有するポリオ
ールなとのアミノ基を有しないポリオールがある。これ
らは2種以上併用することができる。ポリオール系鎖伸
長剤としては、例えば下記例示の化合物があるが、これ
らに限られるものではない。好ましくはエチレングリコ
ールと1.4−ブタンジオールの少な(とも1種が使用
される。
エチレングリコール、1.4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1.6−ヘキサンジオール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリエタノールアミン、N−アルキルジ
ェタノールアミン、ビスフェノールA−アルキレンオキ
シド付加物。
アミン系鎖伸長剤としては、芳香族ポリアミン、脂肪族
ポリアミン、脂環族ポリアミン、1級あるいは2級のア
ルカノールアミンなどかある。芳香族ジアミンとしては
、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アル
キルチオ基、電子吸引性基から選ばれた少な(も1個の
置換基をアミノ基が結合している芳香核に有する芳香族
ジアミンが好ましく、特にジアミノベンゼン誘導体が好
ましい。電子吸引性基を除(上記置換基はアミノ基が結
合した芳香核に2〜4個結合していることが好ましく、
特にアミノ基の結合部位に対してオルト位の少なくとも
1個、好ましくはすべてに結合していることが好ましい
。電子吸引性基はアミノ基が結合している芳香核に1あ
るいは2個結合していることが好ましい。勿論、電子吸
引性基と他の置換基が1つの芳香核に結合していてもよ
い。アルキル基、アルコキシ基、およびアルキルチオ基
の炭素数は4以下が好ましく、シクロアルキル基はシク
ロヘキシル基が好ましい。電子吸引性基としては、ハロ
ゲン原子、トリへロメチル基、ニトロ基、シアノ基、ア
ルコキシカルボニル基などが好ましく、特に塩素原子、
トリフル才ロメチル基、およびニトロ基が好ましい。脂
肪族ポリアミンとしては炭素数6以下のジアミノアルカ
ンやポリアルキレンポリアミンが好ましい。
さらに、アミノアルキル基を2個以上有する方向族化合
物、アミノアルキル基を合計2個以上有する芳香族化合
物、および上記のような置換基を有するこれら芳香族化
合物、などの芳香核を有するポリアミンを使用すること
もできる。
脂肪族ポリアミンとしては、アルキレンジアミン、ポリ
アルキレンポリアミン、低分子量ポリオキシアルキレン
ポリオールの水酸基の1部〜全部をアミノ基に変換して
得られるポリアミンなどがある。脂肪族ポリアミンとし
ては、アミノ基および/またはアミノアルキル基を2個
以上有するシクロアルカンがあり、アルカノールアミン
としてはモノエタノールアミンやジェタノールアミンな
どがある。アミン系鎖伸長剤の具体例を下記に挙げるが
これらに限定されるものではない。特に好ましいものは
、ジエチルトルエンジアミン[即ち、1−メチル−3,
5−ジエチル−2,4−(あるいは2.6)−ジアミノ
ベンゼンの1種あるいは混合物]、ジメチルチオトルエ
ンジアミン、モノクロルジアミノベンゼン、トリフルオ
ロメチルジアミノベンゼンなどのジアミノベンゼン誘導
体である。
l−メチル−3,5−ジエチル−2,4−(あるいは2
゜6)−ジアミノベンゼン、モノクロル−p−ジアミノ
ベンゼン、l−メチル−3,5−ジメチルチオ−2,4
−(あるいは2.6)−ジアミノベンゼン、l−トリフ
ルオロメチル−3,5−ジアミノベンゼン、l−トリフ
ルオロメチル−4−クロル−3,5−ジアミノベンゼン
、2.4−トルエンジアミン、2.61−ルエンジアミ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−アミノフェニル)メ
タン、4.4′−ジアミノジフェニルメタン、エチレン
ジアミン、1.4−ジアミノヘキサン、1.3−ビス(
アミノメチル)シクロヘキサン、イソホロンジアミン、
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン ポリオキシアルキレンポリオールを含む全高分子量活性
水素化合物成分と鎖伸長剤の合計に対する鎖伸長剤成分
の量は5〜45重量%が採用される。好ましくは10〜
35重量%が採用される。エラストマーの耐熱性や硬さ
を向上させるためには、比較的多量の鎖伸長剤が採用さ
れ、この場合の鎖伸長剤の量は15〜35重量%が好ま
しい。伸びなどの物性の良好なエラストマーを製造する
場合は、鎖伸長剤成分の量は10〜25重量%が好まし
い。
ポリイソシアネート化合物成分は、少な(とも2個のイ
ソシアネート基を有する化合物の少なくとも1種からな
る。好ましくは、芳香族ポリイソシアネートが用いられ
る。具体的には、ジフェニルメタンジイソシアネート、
ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、およびこれらの変性物がある。好まし
くは4.4−ジフェニルメタンジイソシアネートの液状
変性物が用いられる。変性物としては、たとえばプレポ
リマー型変性物やカルボジイミド変性物がある。ポリイ
ソシアネート化合物のインシアネート基含有量は少な(
とも12重量%であることが好ましく、特に少な(とも
18重量%であることが好ましい。ポリイソシアネート
化合物成分の使用量は、高分子量活性水素化合物成分と
鎖伸長剤成分の合計当量に対して0.8〜1.3倍当量
である。好ましくは0.9〜1.2倍当量が使用される
ポリウレタン系エラストマーの製造において触媒の使用
は通常必須である。触媒としては通常第3級アミン系触
媒や有機錫化合物が使用される、また、発泡剤は反応性
混合物の成形型に対する充填性を向上するために多(の
場合に使用される。比較的少量の発泡剤を使用して得ら
れるポリウレタン系エラストマーはマイクロセルラーエ
ラストマーと呼ばれている。発泡剤としてはトリクロロ
フルオロエタン、塩化メチレン、その他のハロゲン化炭
化水素系発泡剤や水があり、両者が併用されることも少
な(ない。
特にハロゲン化炭化水素系発泡剤の使用が好ましく、そ
の量は高分子量活性水素化合物成分100重量部に対し
て約15重量部以下、特に約2〜lO重量部が適当であ
る。
ポリウレタン系エラストマーの製造は上記原料に加えて
さらに任意の添加剤を使用して行ないつる。任意の添加
剤としては、たとえば充填剤1着色剤、紫外線吸収剤、
光安定剤、酸化防止剤、難燃剤などがある。充填剤とし
てはガラス繊維やワラストナイトなどの無機繊維1合成
繊維などの有機繊維、炭酸カルシウム、その他の粉末充
填剤、マイカ、その他の平板状充填剤などがある。これ
ら充填剤の充填量は多くなる程原料成分の粘度や操作性
に問題が生じるので全合成樹脂原料に対して約30重量
%以下、特に20重量%以下とすることが好ましい。こ
れら添加剤は主に活性水素化合物含有原料成分に配合さ
れるが、イソシアネート基と非反応性のものはイソシア
ネート化合物含有原料成分にも配合しつる。
本発明により得られるポリウレタン系エラストマーの成
形物は種々の用途に使用しつる。特に自動車用外装部材
、たとえばバンパー外殻。
フェイシャ−、フェンダ−、ドアパネルなどに適してい
る。しかル、用途はこれに限られるものではなく、他の
自動車用部材、電子あるいは電子機器のハウジング、そ
の他の用途にも使用しつるものである。 以下本発明を
実施例等で具体的に説明するが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。
実施例 後述実施例は以下の原料成分および成形試験によって行
なった。
l)高分子量活性水素化合物成分 以下のポリオールは、末端のみにオキシエチレン基を有
するポリオキシブロビレンオキシエチレンボリオールで
あり、その水酸基数、オキシエチレン基含有量、不飽和
基モノオール含有量、および水酸基価は第1表の通りで
ある。
2)鎖伸長剤 エチレングリコール(EG)、ジエチルトルエンジアミ
ン(DETDA)、 2−クロル−1,4−ジアミノベ
ンゼン(CPA) 3)触 媒 ジブチルチンジラウレート(DBTDL)トリエチレン
ジアミン溶液(商品名; DABCO33LV ) 4)ポリイシソシアネート化合物 イソシアネート含fi、26.0重潰%のプレポリマー
型変性ジフェニルメタン、ジイソシアネート成分の使用
量は活性水素成分に対して、当量比が1.05となる量
を用いる。
(反応試験) 反応射出成形装置(高圧発泡機)により、射出出力15
0 kg/cm”、射出量15±5kg/分、各成分の
液温30〜40℃に調整し、反応射出成形を行なった。
前記原料の内、後記第2表記載のポリイソシアネート化
合物成分を除く全原料成分と、ポリイソシアネート化合
物成分を反応射出成形装置の原料タンクに装入し、両者
をイソシアネートインデックスが105となる割合で混
合して射出した。イソシアネートインデックスとは、全
活性水素化合物の1当量に対するインシアネート化合物
の当量の100倍をいう。
成形型として、キャビティーが350 x  350 
x3flIl11の平型を用い、ゲートはフィルムゲー
トとした。型温な60〜70℃に調節し、反応射出成形
を行なった。得られた成形物を120℃で1時間アフタ
ーキュアした後エラストマーの物性を測定した。その結
果を第2表に示す。測定の方法は以下の通りである。
(引張試験) 50%モジュラス(kg/cm”)、引張強度(kg/
am2)、伸び(%)は、2号ダンベル、引張速度25
0mm/分の条件で測定した。
(連続脱型試験) 350X  350X 3 mm金型キャビティー内下
面(下型表面)を最初にジメチルホルムアミドにて、洗
浄し、乾燥した。上面(上型表面)には、ワックス系外
部離型剤を塗布した。
この条件で成形し、成形物を被覆することなしに下型表
面から連続何枚の成形物の離型が可能かを測定した。
第1表 ポリオキシアルキレンポリオール[発明の効果
] 本発明は、前記実施例に示されるように、成形物の離型
性が良好で仮に内部離型剤や外部離型剤を使用しない場
合(実施例)であっても、1回の成形毎に型内面を何ら
処理することなく多数の成形物を離型することができる
。従って、内部離型剤や外部離型剤を使用すると従来よ
りも少量の使用により従来と同程度以上の数の成形物の
離型が可能となり、またこれら離型剤を従来と同程度量
使用する場合は、従来に比べて極めて多数の成形物の離
型が可能となると考えられる。なお、ポリオキシアルキ
レンポリオールの不飽和度を下げると成形物の伸びが低
下する傾向にあるが、これについてはポリオキシアルキ
レンポリオールの水酸基価を下げることにより対処する
ことができる。加えて、水酸基価を著しく下げることに
より従来よりも伸びの大きい成形物を得ることができる
手続補正書 1、事件の表示 昭和63年特許願第310151号 2、発明の名称 反応射出成形方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区丸の内皿丁目1番2号名称 
(004)旭硝子株式会社 自発補正 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 なし く2)明細書第1O頁第14行目の「2〜6が好ましい
。」を「3〜6が好ましい、」に補正する。
(3)明細書第1O頁第18行目の「の通りである。」
を「の通りであり、特に水酸基数は2.5〜6が好まし
い。」に補正する。
(4)明細書第13頁第7行目の「多価アルコールであ
る。」を「多価アルコールであり、特に3価以上の多価
アルコールの1種以上あるいはそれと2価アルコールの
混合物が好ましい。」に補正する。
(5)明細書第27頁第3行目以下の第1表を以下の通
り補正する。
[第1表 ポリオキシアルキレンポリオール(6)明細
書第28頁と第29頁の間に別紙[第2表(つづき)]
を挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオキシアルキレンポリオールと鎖伸長伸長剤と
    を必須成分とする原料成分と、ポリイソシアナート化合
    物を必須成分とする原料成分の少なくとも2成分を使用
    して、反応射出成形によりポリウレタン系エラストマー
    の成形品を製造するにあたり、ポリオキシアルキレンポ
    リオールとして不飽和度が0.05meq/g以下で水
    酸基価が5〜60のポリオキシアルキレンポリオールを
    使用することを特徴とする反応射出成形方法。 2、ポリオキシアルキレンポリオールの不飽和度が0.
    03meq/g以下である、請求項1記載の方法。 3、ポリオキシアルキレンポリオールの水酸基が5〜2
    5である請求項1記載の方法。
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