JPH02155574A - 狭開先溶接方法 - Google Patents
狭開先溶接方法Info
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
する。
成された狭開先、3は溶接台車、4は溶接台車3に取付
けられた1・−チ、5はトーチ4に保持された電極、6
は溶接用のワイヤ、7はワイヤ供給装置、8は図示しな
い駆動装置によりトーチ4に対し上下左右動自在に取付
けられたスライド、9はスライド8に支持されたワイヤ
チップ、IOはトーチ4に取付けた磁気コイル、11,
12は電極5の前後に配設した磁気コイルIOの磁極、
13はアークである。
ク13を、第9図に示すように狭開先2に対して左右に
振りながら、溶接台車3を第7図に示すようにスタート
点Sから狭開先2に沿い管lの回りを時計方向に走行さ
せることにより、第1θ図に示すように狭開先2に沿っ
てジグザグに溶接して行き、溶接台車3が管1を一周し
たら若干オーバーランさせてから溶接台車3を停止して
溶接作業を中止し、図示しない電源ケーブルや冷却ホー
ス等の管1への絡み付きを防止するため作業員か手作業
で溶接台車3を走行方向とは逆の反時計方向に戻した後
、上記を繰り返し行うことにより狭開先2を多層に溶接
するようにしていた。
行、磁気コイルの励磁のタイムチャドは第11図のとお
りである。
13を左右に振りなから溶接を行っていたので、アーク
13を振る度にワイヤ6がアーク13からはずれて溶融
不良を起こし狭開先2の母材部分のみ溶かしてしまうこ
とになるので、健全な溶接か行えなかった。
うにした狭開先溶接方法を提供することを目的とするも
のである。
数パスさせつつアークにより溶接用のワイヤ等を溶融し
て狭開先を溶接する狭開先溶接方法において、各パス毎
にアークの向きを狭開先の右側か中央か左側のいずれか
に一定保持し、各バス毎のアークの向きに応じた最適位
置にワイヤの位置を移動しつつ溶接することを特徴とす
る狭開先溶接方法にかかるものである。
一定保持させ、それに応して溶接用のワイヤの位置をア
ークの向きに対する最適位置に調整して溶接を行ってい
るので、高品質な溶接が高能率で行われる。
用のモータ■5並にワイヤ6左右用のモータ16に指令
を送る制御装置、17.18はモータ15゜16の夫々
に対して配設したワイヤ6の位置検出器である。
一である。
反時計回りとなるよう交互に反転し、溶接台車3の各パ
ス毎にアーク13の向きを適宜狭開先2の右側か中央か
左側のいずれかに選択してその向きを一定に保持し、こ
れに対応させワイヤ6の位置を上下左右に調整し電極5
の先端から等距離で且つアーク13か当たる最適位置に
移動して、多層に狭開先2に対する溶接を行う。
いて具体的に説明すると、先ず制御装置14に各パスに
おける溶接台車3の走行方向並にアーク13の向きのデ
ータ即ちパスデータを読み込ませる。
りでアーク13を真下に向けるとすると、制御装置I4
は、磁気コイル10の励磁を停止してアーク13が第3
図〈Jに示すとおり下に向くようにすると共に、モータ
16に指令を送ってワイヤ6を第4図面に示すように電
極5の真下に移動し■つモータ15に指令を送って電極
5との間隔か適正となるようワイヤ6を下降し、更に溶
接台車3に指令を送って時計方向に移動させ溶接を行う
。2バス目が反時計回りでアーク13を左に向けるとす
ると、制御装置I4は、磁気コイル10を励磁してアー
ク13が第3図+b+に示すとおり左に向くようにする
と共に、モータ16に指令を送ってワイヤ6を第4図(
Jに示すように電極5の左に移動し且つモータ15に指
令を送って電極5との間隔が適正となるようワイヤ6を
上昇し、更に溶接台車3に指令を送って反時計方向に移
動させ溶接を行う。3パスロか時計回りでアーク13を
右に向けるとすると、制御装置14は、磁気コイルIO
を励磁してアーク13か第3図(C)に示すとおり右に
向くようにすると共に、モータ16に指令を送ってワイ
ヤ6を第4図(C)に示すように電極5の右に移動し且
っモータ15に指令を送って電極5との間隔が適正とな
るようワイヤ6を」二昇し、更に溶接台車3に指令を送
りて時計方向に移動させ溶接を行う。nパス口が反時計
回りでアーク13を真下に向けるとすると、制御装置1
4は、磁気コイル10の励磁を停止してアーク13が第
3図(小に示すとおり下に向くようにすると共に、モー
タ16に指令を送ってワイヤ6を第4図山)に示すよう
に電極5の真下に移動し且つモータ15に指令を送って
電極5との間隔か適正となるようワイヤ6を下降し、更
に溶接台車3に指令を送って時計方向に移動させ溶接を
行う。
。この際、アーク13の向きは基本的には、左右を交互
に繰り返すようにし、1パス目と最終パス及び途中適宜
パスで中央となるようにすれば良い。
われる。
、電極5に初期電流11を通電する。
みの安定を図る為のものであり、この時期は未だワイヤ
送給、台車走行等は開始しておらす、この間にアーク1
3の向きとワイヤ6の上下及び左右の位置調整を行う(
1パス目はアーク13の方向か中央なのでワイヤ6の位
置調整及び磁気コイルIOの励磁は行われないため2パ
ス目以降を参照のこと、以下同様)。
開始と同期させて、ワイヤ供給装置7によりワイヤ6の
送給を開始しその速度W1を増加させると共に、溶接台
車3の走行を開始する。溶接電流I2とワイヤ送給速度
の増加制御は溶融金属のプールを本溶接の状態まで序々
に成長させるためのものであり、溶接開始時の融合不良
を防止するものである。又、溶接電流I2の増加開始に
伴いアーク電圧制御(アーク長自動制御)を開始する。
度がW2となる様にして、本溶接か開始される。
正転移動させる。この本電流値I3の状態は溶接台車3
の電極5か8点に到達し若干オーバーランする間続行す
る。
流I4を減少させ、その減少状態はワイヤ6の送給が停
止した後も継続する。この電流I4の遅れ作動は、ラッ
プ部の溶は込ろを改善して溶融不良を解消するものであ
る。
イヤ6を所定距離たけ後退させるW4゜これは、溶接台
車3を逆転移動したときにワイヤ6が形成されたビード
に突当らない様にする為である。
14の間に停止する。
車3を停止し逆転移動させ電極5をスタート点Sまで戻
す。この間にワイヤ6の」二下左右の位置を中立位置に
戻す。
消去せすに保持する為のものであり、その値はビートを
再溶融させず又アーク13か安定に維持できる程度の値
とする。
ーク13を発生させつつ溶接台車3を走行させるか、こ
の結果オーバーラツプ部をなめ付けすることになり、ビ
ードの母材に対するなじみをよくする。
同様にし、溶接台車3の走行方向を前のパスとは逆転さ
せ、磁気コイルIOの励磁状態を予め与えられたパスデ
ータのアーク13の方向に従って選定し、且つワイヤ6
の」二下及び左右の位置をアーク13の方向に応して最
適な位置となるように調整するようにする。
する。
定されるものではなく、管以外の板材等の狭開先にも適
用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内
1こおいて種々変更を加え得ることは勿論である。
、アークの向きを各パス毎に一定に保持し、しかも溶接
用のワイヤを常にアークに対し最適位置に移動;M整し
て、溶接を行うので、アークを左右に振りなからの溶接
に比べて、ワイヤの溶融不良や母材のみを溶かしてしま
うことが防止され、結果として高品質の溶接を高能率で
行うことができるという優れた効果を奏し得る。
明の溶接合車の走行説明図、第3図(ω+b)(C)(
市は本発明のアークの方向の説明図、第4図〈J山)〈
C)は本発明のワイヤの位置の説明図、第5図は本発明
の制御のフローチャート、第6図は本発明の溶接のタイ
ムチャート、第7図は一般的な溶接合車の説明図、第“
8図は第7図の1・−チの拡大側面図、第9図は第7図
のトーチの拡大正面図、第1O図は従来の方法の説明図
、第11図は従来の溶接のタイムチャートを示す。 図中2は狭開先、3は溶接合車、6はワイヤ、13はア
ークを示す。
Claims (1)
- 1)狭開先に沿って溶接トーチを複数回走行即ち複数パ
スさせつつアークにより溶接用のワイヤ等を溶融して狭
開先を溶接する狭開先溶接方法において、各パス毎にア
ークの向きを狭開先の右側か中央か左側のいずれかに一
定保持し、各パス毎のアークの向きに応じた最適位置に
ワイヤの位置を移動しつつ溶接することを特徴とする狭
開先溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30843088A JP2611397B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 狭開先溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30843088A JP2611397B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 狭開先溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155574A true JPH02155574A (ja) | 1990-06-14 |
JP2611397B2 JP2611397B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17980957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30843088A Expired - Lifetime JP2611397B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 狭開先溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2611397B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107971604A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-05-01 | 昆山华恒焊接股份有限公司 | 具有励磁装置的焊枪 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP30843088A patent/JP2611397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107971604A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-05-01 | 昆山华恒焊接股份有限公司 | 具有励磁装置的焊枪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2611397B2 (ja) | 1997-05-21 |
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