JPH02155574A - 狭開先溶接方法 - Google Patents

狭開先溶接方法

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JPH02155574A
JPH02155574A JP30843088A JP30843088A JPH02155574A JP H02155574 A JPH02155574 A JP H02155574A JP 30843088 A JP30843088 A JP 30843088A JP 30843088 A JP30843088 A JP 30843088A JP H02155574 A JPH02155574 A JP H02155574A
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実 山田
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手島 秋雄
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谷岡 慎一
Nobuyuki Okui
信之 奥井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は狭開先溶接方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の狭開先溶接方法を第7図〜第11図を用いて略述
する。
図中1は管、2は溶接すべき管l同士の突き合せ部に形
成された狭開先、3は溶接台車、4は溶接台車3に取付
けられた1・−チ、5はトーチ4に保持された電極、6
は溶接用のワイヤ、7はワイヤ供給装置、8は図示しな
い駆動装置によりトーチ4に対し上下左右動自在に取付
けられたスライド、9はスライド8に支持されたワイヤ
チップ、IOはトーチ4に取付けた磁気コイル、11,
12は電極5の前後に配設した磁気コイルIOの磁極、
13はアークである。
従来は、磁気コイルIOの極性を連続的に切換えてアー
ク13を、第9図に示すように狭開先2に対して左右に
振りながら、溶接台車3を第7図に示すようにスタート
点Sから狭開先2に沿い管lの回りを時計方向に走行さ
せることにより、第1θ図に示すように狭開先2に沿っ
てジグザグに溶接して行き、溶接台車3が管1を一周し
たら若干オーバーランさせてから溶接台車3を停止して
溶接作業を中止し、図示しない電源ケーブルや冷却ホー
ス等の管1への絡み付きを防止するため作業員か手作業
で溶接台車3を走行方向とは逆の反時計方向に戻した後
、上記を繰り返し行うことにより狭開先2を多層に溶接
するようにしていた。
上記における溶接電流、溶接電圧、ワイヤ送給、台車走
行、磁気コイルの励磁のタイムチャドは第11図のとお
りである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の狭開先溶接方法では、アーク
13を左右に振りなから溶接を行っていたので、アーク
13を振る度にワイヤ6がアーク13からはずれて溶融
不良を起こし狭開先2の母材部分のみ溶かしてしまうこ
とになるので、健全な溶接か行えなかった。
本発明は上述の実情に鑑み、高品質な溶接を行い得るよ
うにした狭開先溶接方法を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は狭開先に沿って溶接トーチを複数回走行即ち複
数パスさせつつアークにより溶接用のワイヤ等を溶融し
て狭開先を溶接する狭開先溶接方法において、各パス毎
にアークの向きを狭開先の右側か中央か左側のいずれか
に一定保持し、各バス毎のアークの向きに応じた最適位
置にワイヤの位置を移動しつつ溶接することを特徴とす
る狭開先溶接方法にかかるものである。
[作   用] 各パス毎にアークの向きを狭開先の右側が中央か左側に
一定保持させ、それに応して溶接用のワイヤの位置をア
ークの向きに対する最適位置に調整して溶接を行ってい
るので、高品質な溶接が高能率で行われる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第6図は本発明の一実施例である。
14は溶接台車3及び磁気コイル10及びワイヤ6上下
用のモータ■5並にワイヤ6左右用のモータ16に指令
を送る制御装置、17.18はモータ15゜16の夫々
に対して配設したワイヤ6の位置検出器である。
尚、使用する装置自体は第7図〜第9図に示すものと同
一である。
溶接台車3の走行方向を1周(1バス)毎に時計回りか
反時計回りとなるよう交互に反転し、溶接台車3の各パ
ス毎にアーク13の向きを適宜狭開先2の右側か中央か
左側のいずれかに選択してその向きを一定に保持し、こ
れに対応させワイヤ6の位置を上下左右に調整し電極5
の先端から等距離で且つアーク13か当たる最適位置に
移動して、多層に狭開先2に対する溶接を行う。
これを第1図〜第4図及び第5図のフローチャートを用
いて具体的に説明すると、先ず制御装置14に各パスに
おける溶接台車3の走行方向並にアーク13の向きのデ
ータ即ちパスデータを読み込ませる。
すると、パスデータに基つき、1バス目か例えば時計回
りでアーク13を真下に向けるとすると、制御装置I4
は、磁気コイル10の励磁を停止してアーク13が第3
図〈Jに示すとおり下に向くようにすると共に、モータ
16に指令を送ってワイヤ6を第4図面に示すように電
極5の真下に移動し■つモータ15に指令を送って電極
5との間隔か適正となるようワイヤ6を下降し、更に溶
接台車3に指令を送って時計方向に移動させ溶接を行う
。2バス目が反時計回りでアーク13を左に向けるとす
ると、制御装置I4は、磁気コイル10を励磁してアー
ク13が第3図+b+に示すとおり左に向くようにする
と共に、モータ16に指令を送ってワイヤ6を第4図(
Jに示すように電極5の左に移動し且つモータ15に指
令を送って電極5との間隔が適正となるようワイヤ6を
上昇し、更に溶接台車3に指令を送って反時計方向に移
動させ溶接を行う。3パスロか時計回りでアーク13を
右に向けるとすると、制御装置14は、磁気コイルIO
を励磁してアーク13か第3図(C)に示すとおり右に
向くようにすると共に、モータ16に指令を送ってワイ
ヤ6を第4図(C)に示すように電極5の右に移動し且
っモータ15に指令を送って電極5との間隔が適正とな
るようワイヤ6を」二昇し、更に溶接台車3に指令を送
りて時計方向に移動させ溶接を行う。nパス口が反時計
回りでアーク13を真下に向けるとすると、制御装置1
4は、磁気コイル10の励磁を停止してアーク13が第
3図(小に示すとおり下に向くようにすると共に、モー
タ16に指令を送ってワイヤ6を第4図山)に示すよう
に電極5の真下に移動し且つモータ15に指令を送って
電極5との間隔か適正となるようワイヤ6を下降し、更
に溶接台車3に指令を送って時計方向に移動させ溶接を
行う。
以後、適宜上記を繰り返して狭開先2の溶接を終了する
。この際、アーク13の向きは基本的には、左右を交互
に繰り返すようにし、1パス目と最終パス及び途中適宜
パスで中央となるようにすれば良い。
上記した溶接作業は第6図のタイムチャートに従って行
われる。
先ず、スタート点Sに溶接台車3の電極5を位置決めし
、電極5に初期電流11を通電する。
初期電流11は溶接開始前にアーク13の安定と溶は込
みの安定を図る為のものであり、この時期は未だワイヤ
送給、台車走行等は開始しておらす、この間にアーク1
3の向きとワイヤ6の上下及び左右の位置調整を行う(
1パス目はアーク13の方向か中央なのでワイヤ6の位
置調整及び磁気コイルIOの励磁は行われないため2パ
ス目以降を参照のこと、以下同様)。
次に、溶接電流I2を序々に増大させる。溶接電流増加
開始と同期させて、ワイヤ供給装置7によりワイヤ6の
送給を開始しその速度W1を増加させると共に、溶接台
車3の走行を開始する。溶接電流I2とワイヤ送給速度
の増加制御は溶融金属のプールを本溶接の状態まで序々
に成長させるためのものであり、溶接開始時の融合不良
を防止するものである。又、溶接電流I2の増加開始に
伴いアーク電圧制御(アーク長自動制御)を開始する。
溶接電流が本電流値13となった時にワイヤ6の送給速
度がW2となる様にして、本溶接か開始される。
本溶接を行いつつ溶[妾台虫3を走行させ、時計方向に
正転移動させる。この本電流値I3の状態は溶接台車3
の電極5か8点に到達し若干オーバーランする間続行す
る。
その後、ワイヤ送給速度を徐々に減少しW3、併せて電
流I4を減少させ、その減少状態はワイヤ6の送給が停
止した後も継続する。この電流I4の遅れ作動は、ラッ
プ部の溶は込ろを改善して溶融不良を解消するものであ
る。
電流■4かアーク保持電流I5に迄減少する直前に、ワ
イヤ6を所定距離たけ後退させるW4゜これは、溶接台
車3を逆転移動したときにワイヤ6が形成されたビード
に突当らない様にする為である。
尚、アーク電圧制御及び磁気コイルIOへの励磁は電流
14の間に停止する。
電流か保持電流I5となったらオーバーランした溶接台
車3を停止し逆転移動させ電極5をスタート点Sまで戻
す。この間にワイヤ6の」二下左右の位置を中立位置に
戻す。
電極5に保持7u流I5を通電するのは、アーク13を
消去せすに保持する為のものであり、その値はビートを
再溶融させず又アーク13か安定に維持できる程度の値
とする。
又、逆転移動の過程で、電極5の電流を15に保持しア
ーク13を発生させつつ溶接台車3を走行させるか、こ
の結果オーバーラツプ部をなめ付けすることになり、ビ
ードの母材に対するなじみをよくする。
2パス目以降は、電流、電圧、ワイヤ送給を1パス目と
同様にし、溶接台車3の走行方向を前のパスとは逆転さ
せ、磁気コイルIOの励磁状態を予め与えられたパスデ
ータのアーク13の方向に従って選定し、且つワイヤ6
の」二下及び左右の位置をアーク13の方向に応して最
適な位置となるように調整するようにする。
最終パスでは電流14を0まて減少させて、溶接を停止
する。
尚、本発明の狭開先溶接方法は、上述の実施例にのみ限
定されるものではなく、管以外の板材等の狭開先にも適
用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内
1こおいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の狭開先溶接方法によれば
、アークの向きを各パス毎に一定に保持し、しかも溶接
用のワイヤを常にアークに対し最適位置に移動;M整し
て、溶接を行うので、アークを左右に振りなからの溶接
に比べて、ワイヤの溶融不良や母材のみを溶かしてしま
うことが防止され、結果として高品質の溶接を高能率で
行うことができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の制御回路図、第2図は本発
明の溶接合車の走行説明図、第3図(ω+b)(C)(
市は本発明のアークの方向の説明図、第4図〈J山)〈
C)は本発明のワイヤの位置の説明図、第5図は本発明
の制御のフローチャート、第6図は本発明の溶接のタイ
ムチャート、第7図は一般的な溶接合車の説明図、第“
8図は第7図の1・−チの拡大側面図、第9図は第7図
のトーチの拡大正面図、第1O図は従来の方法の説明図
、第11図は従来の溶接のタイムチャートを示す。 図中2は狭開先、3は溶接合車、6はワイヤ、13はア
ークを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)狭開先に沿って溶接トーチを複数回走行即ち複数パ
    スさせつつアークにより溶接用のワイヤ等を溶融して狭
    開先を溶接する狭開先溶接方法において、各パス毎にア
    ークの向きを狭開先の右側か中央か左側のいずれかに一
    定保持し、各パス毎のアークの向きに応じた最適位置に
    ワイヤの位置を移動しつつ溶接することを特徴とする狭
    開先溶接方法。
JP30843088A 1988-12-06 1988-12-06 狭開先溶接方法 Expired - Lifetime JP2611397B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107971604A (zh) * 2017-12-30 2018-05-01 昆山华恒焊接股份有限公司 具有励磁装置的焊枪

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