JPH02154729A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄槽内で、食器の洗浄・乾燥を行う食器洗
浄機に関するものである。

従来の技術 従来の食器洗浄機の構成は、第４図に示すように、食器
洗浄機本体１内部に洗浄槽２を設置している。この洗浄
槽２は箱体状の洗浄槽本体２ａとこの洗浄槽本体２ａ外
壁に貼付けられた合成ゴム。

アヌファルト、フェルト等の防振材２ｂから構成されて
いる。３は洗浄槽２内部の洗浄水を循環させるポンプで
あシ、モータ４により回転駆動する。

洗浄槽２の底部に配した残菜フィルター５を介して吸い
込まれた洗浄水は洗浄ポンプ３により加圧され、洗浄槽
２内のノズ／Ｉ／６より噴出しかと７に設置された食器
８を洗浄する。また、洗浄槽２の前面開口部を開閉自在
に覆う扉９は食器８を出し入れするためのものである。

なお、１０は背板、１１は底板である。

発明が解決しようとする課題 従来の構成によれば、洗浄槽２の本体２ａが一重構造体
であるために、以下の課題が上げられる。

（１）　　洗浄槽本体２ａが一重構造体であるため、ノ
ズ／Ｌ／６より噴出する洗浄水と洗浄槽本体２ａの内壁
との衝突音があまり吸収されず機器の外部に漏れ、いわ
ゆる洗浄騒音の増大を生じていた。

（２）前記洗浄騒音の低減のために、洗浄槽本体２ａの
外壁に防振材２ｂを洗浄イ・ｎ本体２ａを組み立てた後
貼り付けていた。そのため、部品点数の増大や組み立て
工数の増加を招いていた。

また、貼付強度が不足した場合には、防振材２ｂがはく
離し、モーターの冷却ファン等への落下。

接触が発生し製品の機能に支障が発生する場合があった
。

また、貼付部分が限定されるため場所によっては貼るこ
とができず、騒音低減効果が不十分な場合も発生してい
た。

（３）洗浄槽本体２ａは洗浄中は、高温になるために安
全上から断熱するために洗浄槽を覆う本体や裏板も必要
であった。本発明は前記課題を解決するもので、低騒音
化・部品点数の削減・組み立て性・サービス性の向上を
図った食器洗浄機を提供することを第１の目的とする。

また第２の目的は、洗浄槽の組立性を向上することにあ
る。さらに、第３の目的は洗浄槽を覆う部材を削減する
ことにある。

課題を解決するための手段 上記第１の目的を達成するために、本発明の第１の技術
的手段は、口伝１駆動部により駆動されるポンプ装置と
洗浄槽内部に洗浄水を噴射する噴射ノズルを備え０１丁
記法浄槽を金属板間に樹脂材糀を介した多層金属板にて
構成したものである。

また第２の目的を達成するための第２の技術的手段は、
多層金属板の厚さを、外側が内側より厚くなるように構
成されたものである。

また、第３の技術的手段は、多層金属板の硬度は、内側
が外側より柔かくなるようにしたものである。

さらに第３の目的を達成するための第４の技術的手段は
、多層金属板の材質を内側と外側とを異材質とした構成
である。

作用 上記第１の技術的手段によれば、回ｊ伝、駆動部。

回転駆動部により駆動されるポンプ装置および噴射ノズ
ｐから噴射される洗浄水と洗浄槽の衝突による振動およ
び音は洗浄槽を構成している多金属板の樹脂材料により
減衰されるため機体外にもれる音を大幅に減少させるこ
とができ、洗浄騒音の低減が図れる。

第２の技術的手段によれば、洗浄槽は、多層金属板の厚
さを外側と内側とで異ならせているため、多層金属板を
内側方向へ折ジ曲げやすぐ板状°のものから箱形の洗浄
槽を形成することが容易であシ、従来の構成とくらべて
も部品点数の増加を招くことはない。

第３の技術的手段によれば、洗浄槽は多層金属板の硬度
を内側を外側より柔らかくしているため、多層金属板を
内側方向へ折り曲げやすくしているばかりか、硬度が低
いことにより防振効果も発生し、より一層の低騒音化を
図ることができる。

第４図の技術的手段によれば、洗浄槽は多層金属板の材
質を内側と外側とで異材質としているため、たとえば、
内面をステンレス、外面を塗装鋼板とすることができ、
洗浄槽のみで外殻をも兼用することができる。また、中
間部の樹脂は断熱効果をも有しているため安全性も問題
はない。

実施例 以下、本発明の食器洗浄機の一実施例を第１図。

第２図、第３図に基づき説明する。

図において、１２は本発明の特徴である洗浄槽で、ステ
ンレス、アルミ等からなる２枚の金属板１２ａ。

１２ｂ間に粘弾性のポリエステ／Ｌ／樹脂等の圏脂１２
ｃを介在させた多層金属板で構成している。

一方、洗＃ｌ”ｆＪ１２は一例として第２図の様に胴部
を１２ｄ、底部を１２８に２分割され、両者を合致させ
外周部分を固定することにより洗浄槽１２全体が構成さ
れている。底部洗浄槽１２ｅは１枚の多層金属板を２カ
所Ａ、Ｂで折夛曲げている。

また第３図に示すように曲げ加工性をよくするために洗
浄槽１２ｅを構成する多層金属板の金属板１２ａと１２
ｂの厚さを異ならせている。すなわち金属板１２ｂの厚
さｔｂを金属板１２ａの厚さｔａより厚くしている。ま
た金属板１２ａの硬度を金属板１２ｂの硬度より柔かく
しても多層金属板の折り曲げ加工性は向上する。

１３は本体で、製品の外殻の一部を構成している。

１４は洗浄槽１２内部の洗浄水を循環させるポンプであ
シ、モータ１６により回転駆動する。１６は、残菜フィ
ルりく、吸い込まれた洗浄水は洗浄ポンプ１４により加
圧され、洗浄ノズ／Ｌ’１７より噴出しかと１８に設置
された食器１９を洗浄する。

２ｏは食器１９を出し入れするための扉である。

２１は底板、２２は裏板である。

次に上記食器洗浄機の動作を説明する。まず、ノズ／ｌ
／１７より噴射された洗浄水は食器に衝突して汚れを落
とすとともに、洗浄槽１２の内壁にも衝突して衝突音を
発生する。しかしながら洗浄槽１２を構成する多層金属
体の樹脂１２ｃ部分で減衰するため、音の発生を抑える
事ができる。

また、モータ１５．ポンプ１４の回転による振動が洗浄
槽１２へ回速する際にも同様に樹脂１２Ｃ部分で減衰す
ることができ、本体への振動、騒音の回速が抑えられる
。

さらに洗浄槽１２を構成する多層金属体の内面をステン
レス、外面を塗装鋼板とすることにより、特に図示はし
ないが洗浄槽１２の外壁を食器洗浄機の外殻として構成
する事が容易にでき部品点数の削減ができる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、モ
ータ等の回転駆動部およびその回転駆動部より駆動され
る洗浄ポンプを取付ける洗浄槽底部や、ノズルよυ噴射
される洗浄水が衝突する洗浄槽が樹脂材料を介在した多
層金属板にて構成されているため、駆動部自身で発生す
る音はもとより洗浄水と洗浄槽の衝突音や振動をも吸収
する相乗効果により機器の運転時の低騒音化を実現でき
る。また、防振材の貼付に要する作業工数の削減や接着
不良等の品質不良をも防止できる。また、内側と外側の
金属板の厚さあるいは硬度を異ならせて多層金属板の折
り曲げ加工性を向上させることもできる。さらに、多層
金属板の特質を活かし内面と外面の材質を変える事によ
り洗浄槽で食器洗浄機外殻を兼用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す食器洗浄機の縦断面図
、第２図は洗浄槽の組立を示す斜視図、第３図は同要部
断面図、第４図は従来の食器洗浄機を示す縦断面図であ
る。 １２・・・・・・洗浄槽、１２ａ・・・・・・金属板、
１２ｂ・・・・・・金属板、１２ｃ・・・・・・樹脂、
１３・・・・・・本体、１４・・・・・・ポンプ、１７
・・・・・・洗浄ノズル。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１基筒　
１　図 ／２−４浄層 （ｂ＞ 第 図 Ｉ 堡

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転駆動部と、この回転駆動部により駆動される
   ポンプ装置と、このポンプ装置により洗浄槽内部に洗浄
   水を噴射する噴射ノズルを備え、前記洗浄槽を金属板間
   に樹脂材料を介した多層金属板にて構成した食器洗浄機
   。
2. （２）多層金属板の金属板の厚さは、外側が内側より厚
   くなるようにした請求項１記載の食器洗浄機。
3. （３）多層金属板の硬度は、内側が外側より柔らかくな
   るようにした請求項１または２記載の食器洗浄機。
4. （４）多層金属板の材質は内側と外側を異材質とした請
   求項１、２または３記載の食器洗浄機。