JPH05130965A - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
- Publication number
- JPH05130965A JPH05130965A JP4866391A JP4866391A JPH05130965A JP H05130965 A JPH05130965 A JP H05130965A JP 4866391 A JP4866391 A JP 4866391A JP 4866391 A JP4866391 A JP 4866391A JP H05130965 A JPH05130965 A JP H05130965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- casing
- washing
- vibration
- dishwasher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食器洗浄機の洗浄槽に生じる振動・騒音を防
止して静粛化を図る。 【構成】 ケーシング1と洗浄槽2の間に吸音材23と
吸音シート24が積層された吸音体22を設ける。洗浄
槽2を洗浄ポンプ7とともに防振ゴム21でケーシング
1に支持する。
止して静粛化を図る。 【構成】 ケーシング1と洗浄槽2の間に吸音材23と
吸音シート24が積層された吸音体22を設ける。洗浄
槽2を洗浄ポンプ7とともに防振ゴム21でケーシング
1に支持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は洗浄槽内に収納された
食器類に、洗浄水を噴射して洗浄する食器洗浄機に関す
るものである。
食器類に、洗浄水を噴射して洗浄する食器洗浄機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特公昭54−9836号公
報に示された従来の食器洗浄機を示す縦断側面図であ
る。図中、1はケーシング、2はケーシング1内に設置
された洗浄槽で、ケーシング1及び洗浄槽2の前面には
開口部が設けられ、扉3により開閉されるようになって
いる。4は洗浄槽2内に収納され食器類(図示しない)
を入れるかご、5はケーシング1の底部に緩衝材6を介
して設置されたモータ、7はモータ5によって駆動され
る洗浄水加圧用の洗浄ポンプ、8は洗浄ポンプ7に接続
され洗浄水を噴射する噴射ノズル、9は洗浄水を加熱す
るヒータ、10はケーシングの上部に取り付けられたテ
ーブル、11は制御部品12を内蔵する制御盤である。
報に示された従来の食器洗浄機を示す縦断側面図であ
る。図中、1はケーシング、2はケーシング1内に設置
された洗浄槽で、ケーシング1及び洗浄槽2の前面には
開口部が設けられ、扉3により開閉されるようになって
いる。4は洗浄槽2内に収納され食器類(図示しない)
を入れるかご、5はケーシング1の底部に緩衝材6を介
して設置されたモータ、7はモータ5によって駆動され
る洗浄水加圧用の洗浄ポンプ、8は洗浄ポンプ7に接続
され洗浄水を噴射する噴射ノズル、9は洗浄水を加熱す
るヒータ、10はケーシングの上部に取り付けられたテ
ーブル、11は制御部品12を内蔵する制御盤である。
【0003】従来の食器洗浄機は上記のように構成さ
れ、モータ5により洗浄ポンプ7が駆動されると、加圧
された洗浄水がヒータ9で加熱され、噴射ノズル8から
噴射してかご4内の食器類を洗浄する。モータ5の回転
に伴う振動は緩衝材6で吸収され、ケーシング1に伝達
されるのを防止するようにしている。
れ、モータ5により洗浄ポンプ7が駆動されると、加圧
された洗浄水がヒータ9で加熱され、噴射ノズル8から
噴射してかご4内の食器類を洗浄する。モータ5の回転
に伴う振動は緩衝材6で吸収され、ケーシング1に伝達
されるのを防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗浄機では、モータ5を緩衝材6を介してケーシング
1に設置されているため、モータ5の振動を防止するこ
とはできるが、噴射ノズル8から噴射された洗浄水が洗
浄槽2に衝突する音や、洗浄ポンプ7の振動が洗浄槽2
に伝達されて生じる騒音を防止できないという問題点が
ある。
器洗浄機では、モータ5を緩衝材6を介してケーシング
1に設置されているため、モータ5の振動を防止するこ
とはできるが、噴射ノズル8から噴射された洗浄水が洗
浄槽2に衝突する音や、洗浄ポンプ7の振動が洗浄槽2
に伝達されて生じる騒音を防止できないという問題点が
ある。
【0005】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、洗浄槽に伝達される振動・騒音を吸収で
きるようにした食器洗浄機を提供することを目的とす
る。
されたもので、洗浄槽に伝達される振動・騒音を吸収で
きるようにした食器洗浄機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る食器洗浄機は、ケーシングと洗浄槽の間に吸音材と
吸音シートが積層された吸音体を設けたものである。
係る食器洗浄機は、ケーシングと洗浄槽の間に吸音材と
吸音シートが積層された吸音体を設けたものである。
【0007】また、第2の発明に係る食器洗浄機は、洗
浄槽を防振体でケーシングに弾性支持したものである。
浄槽を防振体でケーシングに弾性支持したものである。
【0008】
【作用】この発明の第1の発明においては、ケーシング
と洗浄槽の間に、吸音材と吸音シートが積層された吸音
体を設けたため、吸音膜の固有振動数に一致した振動数
の振動が吸収される。
と洗浄槽の間に、吸音材と吸音シートが積層された吸音
体を設けたため、吸音膜の固有振動数に一致した振動数
の振動が吸収される。
【0009】また、第2の発明においては、洗浄槽を防
振体でケーシングに支持したため、洗浄槽に伝達される
振動は防振体で遮断される。
振体でケーシングに支持したため、洗浄槽に伝達される
振動は防振体で遮断される。
【0010】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例を示す図
で、図1は縦断正面図、図2は吸音体の拡大横断面図、
図3は吸音特性曲線図であり、従来装置と同様の部分は
同一符号で示す。
で、図1は縦断正面図、図2は吸音体の拡大横断面図、
図3は吸音特性曲線図であり、従来装置と同様の部分は
同一符号で示す。
【0011】図1及び図2において、2は洗浄槽であ
り、洗浄ポンプ7と共にケーシング1とは金属部が接触
しないように浮かして配置されており、ケーシング1の
底部に防振ゴム21により支持されている。22は洗浄
槽2の両側面及び上面とケーシング1の間に充てんされ
た吸音体で、吸音体22はフェルト等で作られた吸音材
23の間に、合成樹脂、ゴム等で作られた吸音シート2
4が挟持されて構成されている。25は洗浄槽2の底部
に設けられた残菜ろ過用のフィルタ、26はかご4に収
納された食器類である。
り、洗浄ポンプ7と共にケーシング1とは金属部が接触
しないように浮かして配置されており、ケーシング1の
底部に防振ゴム21により支持されている。22は洗浄
槽2の両側面及び上面とケーシング1の間に充てんされ
た吸音体で、吸音体22はフェルト等で作られた吸音材
23の間に、合成樹脂、ゴム等で作られた吸音シート2
4が挟持されて構成されている。25は洗浄槽2の底部
に設けられた残菜ろ過用のフィルタ、26はかご4に収
納された食器類である。
【0012】上記のように構成された食器洗浄機におい
て、食器類26の洗浄動作は既述のとおりである。洗浄
槽2は洗浄ポンプ7と共に防振ゴム21で支持されてい
るため、洗浄槽2内で発生する振動・騒音は防振ゴム2
1で遮断され、ケーシング1への伝達は小さい。また、
吸音体22によっても振動・騒音が吸収されるが、吸音
体22では、吸音シート24の固有振動数に一致した振
動数の振動が吸収され、特に低周波振動の吸音が有効と
なる。
て、食器類26の洗浄動作は既述のとおりである。洗浄
槽2は洗浄ポンプ7と共に防振ゴム21で支持されてい
るため、洗浄槽2内で発生する振動・騒音は防振ゴム2
1で遮断され、ケーシング1への伝達は小さい。また、
吸音体22によっても振動・騒音が吸収されるが、吸音
体22では、吸音シート24の固有振動数に一致した振
動数の振動が吸収され、特に低周波振動の吸音が有効と
なる。
【0013】その特性は図3に示すとおりであり、曲線
Aに示すような低周波騒音に対し、従来の吸音材では曲
線Bに示すように高周波騒音に対する吸音率が高いが、
この実施例の吸音体22は曲線Cに示すように低周波騒
音に対する吸音率が高くなっている。
Aに示すような低周波騒音に対し、従来の吸音材では曲
線Bに示すように高周波騒音に対する吸音率が高いが、
この実施例の吸音体22は曲線Cに示すように低周波騒
音に対する吸音率が高くなっている。
【0014】なお、実施例では、吸音体22は吸音材2
3の間に吸音シート24を挟持するものを示したが、吸
音材23の表面に吸音シート24を積層したものでもよ
い。この場合は、吸音シート24を音源に対向させるこ
とが望ましい。
3の間に吸音シート24を挟持するものを示したが、吸
音材23の表面に吸音シート24を積層したものでもよ
い。この場合は、吸音シート24を音源に対向させるこ
とが望ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、ケーシングと洗浄槽の間に、吸音材と吸音シー
トが積層された吸音体を設けたので、吸音シートの固有
振動数に一致した振動数の振動が吸収される。また、第
2の発明では、洗浄槽を防振体でケーシングに支持した
ので、洗浄槽に伝達される振動は防振体で遮断される。
明では、ケーシングと洗浄槽の間に、吸音材と吸音シー
トが積層された吸音体を設けたので、吸音シートの固有
振動数に一致した振動数の振動が吸収される。また、第
2の発明では、洗浄槽を防振体でケーシングに支持した
ので、洗浄槽に伝達される振動は防振体で遮断される。
【0016】これにより、静粛な運転が期待でき、夜間
使用等に適した食器洗浄機を実現できる効果がある。
使用等に適した食器洗浄機を実現できる効果がある。
【図1】この発明の第1の発明による食器洗浄機の一実
施例を示す縦断正面図。
施例を示す縦断正面図。
【図2】図1の吸音体の拡大横断面図。
【図3】図1の吸音体の吸音特性曲線図。
【図4】従来の食器洗浄機を示す縦断側面図。
1 ケーシング 2 洗浄槽 7 洗浄ポンプ 8 噴射ノズル 21 防振体(防振ゴム) 22 吸音体 23 吸音材 24 吸音シート 26 食器類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田川 博美 中津川市駒場町1番3号 三菱電機株式会 社中津川製作所内 (72)発明者 大堀 正春 中津川市駒場町1番3号 三菱電機株式会 社中津川製作所内 (72)発明者 矢島 義孝 中津川市駒場町1番3号 三菱電機株式会 社中津川製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング内に洗浄槽を配置し、この洗
浄槽内に収納された食器類に、噴射ノズルから洗浄水を
噴射させて洗浄するものにおいて、上記ケーシングと洗
浄槽の間に、吸音材と吸音シートが積層された吸音体を
設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 【請求項2】 ケーシング内に洗浄槽を配置し、この洗
浄槽内に収納された食器類に、噴射ノズルから洗浄水を
噴射させて洗浄するものにおいて、上記洗浄槽を上記ケ
ーシングに弾性支持する防振体を設けたことを特徴とす
る食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4866391A JPH05130965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4866391A JPH05130965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130965A true JPH05130965A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=12809580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4866391A Pending JPH05130965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130965A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433798B1 (ko) * | 2001-03-16 | 2004-06-04 | 산요덴키가부시키가이샤 | 식기세척기 |
US8015848B2 (en) * | 2009-01-22 | 2011-09-13 | Electrolux Home Products, Inc. | Acoustic panel |
JP2013517341A (ja) * | 2010-01-12 | 2013-05-16 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ポリウレタンフォームを含む装置 |
KR101296005B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2013-08-12 | 엘지전자 주식회사 | 식기 세척기 |
US9474431B2 (en) | 2013-07-25 | 2016-10-25 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Sound abatement for a dishwasher appliance |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP4866391A patent/JPH05130965A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433798B1 (ko) * | 2001-03-16 | 2004-06-04 | 산요덴키가부시키가이샤 | 식기세척기 |
KR101296005B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2013-08-12 | 엘지전자 주식회사 | 식기 세척기 |
US8015848B2 (en) * | 2009-01-22 | 2011-09-13 | Electrolux Home Products, Inc. | Acoustic panel |
JP2013517341A (ja) * | 2010-01-12 | 2013-05-16 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ポリウレタンフォームを含む装置 |
US9474431B2 (en) | 2013-07-25 | 2016-10-25 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Sound abatement for a dishwasher appliance |
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