JPH02153307A - 光機能素子 - Google Patents

光機能素子

Info

Publication number
JPH02153307A
JPH02153307A JP30831788A JP30831788A JPH02153307A JP H02153307 A JPH02153307 A JP H02153307A JP 30831788 A JP30831788 A JP 30831788A JP 30831788 A JP30831788 A JP 30831788A JP H02153307 A JPH02153307 A JP H02153307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
optical functional
light
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30831788A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP30831788A priority Critical patent/JPH02153307A/ja
Publication of JPH02153307A publication Critical patent/JPH02153307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/293Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
    • G02B6/29346Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by wave or beam interference
    • G02B6/29361Interference filters, e.g. multilayer coatings, thin film filters, dichroic splitters or mirrors based on multilayers, WDM filters
    • G02B6/29362Serial cascade of filters or filtering operations, e.g. for a large number of channels
    • G02B6/29365Serial cascade of filters or filtering operations, e.g. for a large number of channels in a multireflection configuration, i.e. beam following a zigzag path between filters or filtering operations
    • G02B6/29367Zigzag path within a transparent optical block, e.g. filter deposited on an etalon, glass plate, wedge acting as a stable spacer
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/3632Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means
    • G02B6/3636Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means the mechanical coupling means being grooves
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/3648Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures
    • G02B6/3652Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures the additional structures being prepositioning mounting areas, allowing only movement in one dimension, e.g. grooves, trenches or vias in the microbench surface, i.e. self aligning supporting carriers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信の際、光信号の合分波・合分波をおこな
う光機能素子に関する。
〔従来技術〕
光通信においては、光ファイバで伝送される光信号を合
分波したり合分波したりする必要がある。
そこで、光信号の合分波・合分波機能を実現する装置が
種々考えられており、例えば、昭和63年電子情報通信
学会秋季全国大会で発表された「全ガラス導波路型光合
分波器J  (C−185)と題する論文に示されるよ
うな光導波路を利用するものや、昭和63年電子情報通
信学会春期全国大会で発表された「3波長用単一モード
光合波分波器」(C−474)と題する論文に示される
ような光ファイバの途中にフィルタを挿入したものが知
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記の従来の光合分波・合分岐器のうち、先導波
路を利用するものでは光ファイバと先導波路間の光結合
性が悪く、実際の使用する場合には光ファイバとの結合
部において結合損失が大きくなりすぎ、実用性に乏しか
った。
また、−本の光ファイバの途中にフィルタチップを挿入
するタイプのものは、具体的には、光ファイバの一部に
斜めの溝を形成し、この溝にフィルタチップを挿入し、
光ファイバ内を伝送される光信号の所定の波長を有する
ものを光ファイバの光軸に対して斜め方向に反射させ光
信号を取り出している。そして、その光信号取出部分に
先端を斜めにカットした光ファイバを調心結合させ、こ
の光ファイバを介して光信号を取り出している。
そのため、このタイプの光合分波・合分岐器では、光フ
ァイバの先端を正確に端面加工し、光ファイバ同志を調
心しなけらばならず、量産に適していなかった。また、
多心タイプの光ファイバ同士の光信号を一括して合分波
・合分波するためには光ファイバー本ずつを加工しなけ
ればならず、手間が掛かり過ぎてしまい量産には向かな
かった。
史に、光通信網において、光ファイバは光コネクタ等の
接続部品を介して接続されているが、上記のような従来
の光合分波・合分岐器ではいずれも常用の先コネクタ等
に接続することが考慮されておらず、光ファイバと接続
する際、光ファイバを一本づつ光合分波・合分岐器に接
続しなければならなかった。そのため、光通信網に適用
するには適していなかった。
そこで本発明では、量産性が高く、光コネクタ等にも容
易に組み込み可能な光合分波・合分波機能を有する光機
能素子を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するため、本発明の光機能素子では、複
数の光ファイバを互いに平行に保持する保持手段と、前
記光ファイバの光軸に対して所定の角度をもって前記光
ファイバを横断するように前記保持手段内に形成されて
いる溝と、前記溝内に収容され、前記光ファイバに対向
する2つの平面を有し、一方の面には光ファイバからの
光の一部を選択的に透過し、他の一部を反射する光学薄
膜が選択的に形成され、他の一面には光を反射する反射
膜が選択的に形成されている光機能チップとを備えるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明の光機能素子では、上記のように構成し、複数の
光ファイバを互いに平行に保持し、この光ファイバを横
切るように光機能チップを挿入することのより光信号が
伝達される光ファイバ同士の光軸合わせを不用にし、更
に、光機能チップの面を光ファイバの光軸に対して傾斜
させておくことにより、光機能チップの構造を簡単にし
、量産性を高めている。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明に従う実施例について説明
する。
同一符号を付した要素は同一機能を有するため重複する
説明は省略する。
第1図は本発明に従う光機能素子の一実施例の斜視外観
を示す。
第1図に示す光機能索子1には、光ファイバ10を紅い
に平行に保持する保持基板11が設けられている。この
保持基板11には光ファイバ10をその中に互いに平行
に保持するV溝11aが複数形成され、更にこの複数の
V溝11aの両側には、複数のVl清11aに平行な一
対のV溝11bが形成されている。ここで光ファイバを
平行に保持するV溝11aは通常の多心光ファイバ用コ
ネクタ内の光ファイバの配列ピッチと同じにし、更にV
溝11bの配列ピッチ等も通常の多心光ファイバ用コネ
クタに設けられているガイドピン挿入用V溝の配列ピッ
チと同じにしである。そしてこの■溝11bは常用の多
心用光ファイバコネクタ(図示せず)と接続する際、位
置決めに用いる。この位置決めには所定の長さを有する
ガイドピンを用い、多心用光ファイバコネクタに設けら
れたV溝と光機能素子のV溝11bとの間にこのガイド
ビンを挿入連通させることにより簡単に行うことができ
る。この保持基板11は加工性の点よりSi基板を用い
ることが好ましい。
更にこの保持基板11の上面には、上面プレート12が
載置されている。この上面プレート12は光ファイバ1
0の長手方向に対して45度傾斜した傾斜溝12aによ
り2つに分割されている。
この傾斜溝12aは保持基板11の上面にも形成され、
そこに保持された光ファイバ10をその長手方向に対し
て45度の傾斜をもって切断している。そして光機能チ
ップ13は保持基板11に形成された傾斜溝12a内に
収容され位置決め固定されている。
次にこの傾斜溝12aに挿入固定される光機能チップ1
3の外観構造を第2図に示す。この第2図に示すように
、光機能チップ13は略直方体の形状をしており、その
材質は、例えばガラス等であり、使用する光の波長や、
光ファイバの屈折率等に応じて屈折率(n値)を設計し
用途に応じて、ガラス以外の例えばStや他の光学材料
、光透過性の材料を使用してもよい。この光機能チップ
の相対向する側面の一方には反射膜13aと光透過窓1
3bが交互に形成され、他方の側面には光学機能膜13
cと光透過窓13dが交互に設けられている。ここで反
射膜13aは入射した光を使用波長に関係なく反射する
機能を有し、光学機能膜13cは所定に角度以下の入射
角を以て入射した光を選択的に反射する機能、例えば、
入射した光の一部分を反射するタイプのものや、入射し
た光の内特定の波長の光のみを反射又は透過するタイプ
ものを使用する。本実施例では、入射した光を20:1
に比率で選択的に反射するものを用いているが、入射し
た光の波長に応じて透過反射するような光学機能膜を使
用してもよい。そして、このように反射膜、光学機能膜
を形成した後に、この一方及び/又は他方の側面に反射
防止膜(以下ARコートという)をコーティングしてお
くことも、必要に応じて実施する。このようなコーティ
ングを両面に施すことによりこの光機能チップを薄膜の
ように薄くしてもソリの発生を防止することが可能にな
る。
このような光機能チップ13が、保持基板11及び上面
プレート12に形成された傾斜溝12aに挿入され、そ
の光機能チップ13に形成された反射膜13a1光学機
能膜13c及び透過窓13b、13dのそれぞれが保持
基板11に固定された光ファイバ10に対向するように
固定されている。
次に、上記実施例の光合分岐・合分岐原理について第3
図を用いて説明する。
第3図において、光ファイバ10as 10b。
10cは互いに平行に配置され、それぞれ光ファイバ1
5 as 16 as 17 aとその軸心が一致して
おり、光ファイバ15b、16b、17bは光ファイバ
15 a s 16 b s 16 aに平行であり、
これらの光ファイバの中間部に位置している。そして光
機能チップ13はこれらの光ファイバの軸心方向に対し
て45度の角度をなして配置されている。
この状態で光ファイバ10aより入射した光は、光機能
チップ13の光透過窓13bより光機能チップ13内に
入射する。入射した光は、光学機能膜13cで20:1
に分岐され一方は光学機能膜13cを透過して光ファイ
バ15aに入射する。
他方の光は、光学機能膜13cで反射され反射膜13a
に向かう。そして反射膜13aに向かった光は、反射膜
13aで光ファイバ15bの光軸方向に反射され、透過
窓13dを透過して光ファイバ15bに入射する。この
ようにして光ファイバ10aより入射した光は光機能チ
ップ13により光ファイバ15a、15bに分岐され伝
達される。
ここでは光学機能膜13cを入射した光を20:1に分
岐する場合について説明してきたが、入射した光の波長
に応じて透過・反射するような光学機能膜を用いた場合
には光を分波することができる。この原理については分
岐の場合とほぼ同じであるため、詳細な説明は省略する
光ファイバ10 b s 10 cの場合においても同
様にそれぞれ光ファイバ16a、16b及び光ファイバ
17a、17bに光を分岐することができる。上記実施
例では3組の光ファイバを一括して合分波・合分波する
場合について説明しているが、更に多くの組み数の光フ
ァイバ、例えば12心、18心の光ファイバ群の一括合
分波・合分波を行うことも簡単である。このように多心
光ファイバの合分波・合分波を極めて簡単に実現するこ
とが可能になる。更に、この光機能チップ13に形成す
る光学機能膜13cの種類の組み合わせを選択すること
により一つの光機能素子で合分波、合分波等の複数の組
み合わせを行う二とができる。更に、上記実施例では一
本の光ファイバからの光を二つの光ファイバに合分波・
合分波する例について示しているが、−本の光ファイバ
からの光を3本以上の光ファイバに合分波・合分波する
ことも可能である。この場合の構成を第4図に示す。こ
の第4図に示す光機能チップ20ではその側面に形成さ
れる光学機能膜20a、20bはそれぞれ異なる波長選
択性を有している。したがって、光ファイバ21aより
入射した光は光学機能膜20aでその一部、例えば、波
長21未満の波長を透過し、波長21以上の光が反射す
る。したがって波長21未満の光は光ファイバ23aに
入射する。そしてこの光学機能膜20aで反射された波
長λ」以上の光は反射膜22aで反射され光学機能膜2
0bに入射する。この光学機能膜20bは例えばλ2 
(λ2〉λl)未満の波長の光を透過し、それ以上の波
長の光を反射するように構成しておく。したがって、波
長22未満で波長21以上の光は光ファイバ23bに入
射することになる。一方この光学機能膜20bで反射し
た波長22以上の光は反射膜23bで反射され、透過窓
20cを透過して光ファイバ23cに入射する。
このようにして、−本の光ファイバ21aから入射した
光は3本の光ファイバ23 a % 23 b 523
cにそれぞれ分波されて伝達される。またこの様な光フ
ァイバの組を第4図に示すように更に組み合わせること
により多心光ファイバからの光を分波することができる
。ここで光学機能膜20a、20b1を所定の比率で選
択反射できる光学機能膜とすれば分岐も可能となる。
また上記実施例では分波・分岐の場合について説明して
いるが、光逆進の原理により合波・合成をも同時に行わ
せることができる。
尚、先に説明した合分波・合分波原理においては、光機
能チップを挿入する傾斜溝の光ファイバに対する傾斜角
を45度としているが、光学機能膜の特性による制限を
受けるが、この角度の限定されるものではない。すなわ
ち、傾斜角を別の角度としても、入射した光の進行方向
に対して平行に出射され、先に説明したと同じ原理で光
の合分波・合分波を行うことができる。
次に、上記実施例の製造について説明する。
上記実施例の光機能素子はさきに説明したように大きく
分けて上面プレート12が固定された保持基体1と光機
能チップ13とより構成されている。そして上記保持基
体1と光機能チップ13とをそれぞれ個々に製造し、そ
の後組み合わせて製造する。まず上面プレート付き保持
基体11の製造方法について説明する。
まず矩形状のSi基板30の表面に、第5図(a)に示
すように、光ファイバが挿入固定されるV ’/a 3
1を互いに平行にかつ所定のピッチ間隔pで、更に、ガ
イドビン用のV溝32を所定のピッチ間隔qで形成する
。この溝形成では、Si基板30を所定の移動台に固定
し、所定のV形状をした研削砥石で連続して行う。この
場合、移動台を移動させて研削してもよいし、また研削
砥石を移動させて研削してもよい。このピッチ間隔pは
テープ状光ファイバのピッチ間隔、例えば0.25mm
にしておくことが好ましい。これは、この光機能素子を
通常の多心光ファイバ用コネクタに組み込むとき、−括
軸心合わせを行うことが可能になるからである。更に、
ガイドビン用のV溝32のピッチ間隔qも通常の多心光
ファイバ用コネクタのガイドビン用溝ピッチと同じにし
ておくことが好ましい。このようにしておくことにより
上記実施例の光学機能素子を常用の多心光ファイバ用コ
ネクタに組み込むこと際、軸心位置合せ等が不用になる
次にこのように形成したV?M31内に光ファイバ33
を挿入し、接着剤等によりV溝31内に固定する。
更に、この光ファイバ33が挿入固定されたSi基板3
0の上面側、すなわち光ファイバが挿入固定されている
側に、プレート34を第5図(b)に示すように載置し
、接着剤等で固定する。
次に、ガイドピン用の■溝32の部分のプレート34を
切削により取り除き、更に、■溝31の軸心に対して4
5度の角度をもった断面が矩形状の傾斜溝35を、第5
図(c)に示すように形成する。この断面が矩形状の傾
斜溝35の深さは、プレート34を切断し、更にSi基
板30上に固定された光ファイバ33をも切断するよう
な深さにしておく必要がある。このように形成されたS
i基板30を第5図(c)に示す点線でダイシング分割
し、上面プレート付き保持基板11を作成する。このダ
イシング切断の際、ダイシング条件を選ぶことにより光
ファイバの端面を研磨する必要かない程度の良好な端面
を得ることも可能である。
このように端面の研磨工程を不用とすることのより高い
量産性を得ることができる。このようにして形成された
上面プレート付き保持基板の斜視図を第5図(d)に示
す。ここで保持基板11の材料を81基板としているの
は、加工の点より好ましいからであるが、これに限定さ
れるものでなく他の材料例えばガラス等を使用してもよ
い。また光ファイバをSi基板内のV溝内に固定する際
接着剤等を使用している。しかし、これに限定されず、
例えば、特開昭63−113505号公報に示されるよ
うな電界ボンディング効果を使用する方法でもよい。ま
た更に、上記製造方法では、光ファイバをSi基板内の
V溝に挿入固定した後、プレートを被せ固定しているが
、Si基板上にプレートを被せ固定した後、光ファイバ
をV溝に挿入固定するようにしてもよい。このように保
持基体を製造することにより、−度に多量でかつ均一な
品質を有する保持基体を製造することことが可能になる
次に光機能チップ13の製造について説明する。
まず先に形成した傾斜溝の幅よりほんのわずか小さい厚
さ(その上に形成する反射膜、光学機能膜の厚さの和の
分だけ小さい)を有するガラス平板40の一方の面40
a全面に反射膜41を形成し、第6図に示すように、所
定の間隔を有するストライブ状の反射膜部を形成する。
そして反射膜を形成していない部分では光が透過するこ
とになり透過窓として機能を果たす。次にその裏面40
b側に光学機能膜42を形成し、第6図(a)に示すよ
うにストライブ状の光学機能膜部を形成する。そして光
学機能膜を形成していない部分では光が透過することに
なり透過窓として機能を果たす。そして、このように形
成された反射膜41と光学機能膜42を有するガラス平
板の両面または一面に反射防止膜(ARコート)を形成
しておいてもよい。これは特に光ファイバの屈折率と光
機能チップの材料の屈折率が大きく異なる場合に有効で
あり、また切替え長さ(光機能チップないての光路長)
が長いときは、屈折率の高い材料を選択することが好ま
しい。つぎにガラス平板40を所定の間隔、例えば、先
に形成した保持基体に傾斜溝の深さと同じ長さとなるよ
うに分割して(第6図(a)において点線で示す分割線
に沿って)光機能チップを製造する。この反射膜及び光
学機能膜の形成は従来より知られた例えば、マスク蒸着
、CVD、PVD法等で行うことができる。
また所定の領域にのみ反射膜、光学機能膜を残す方法に
ついても、従来のエツチング等のフォトリソグラフィ法
、トリミング処理等を使用して行うことができる。また
、上記製造方法ではストライブ状に反射膜、光学機能膜
を形成する例について説明したが、これに限定されず、
例えば第6図(b)に示すように窓穴型に反射膜、光学
機能膜等を形成してもよい。
このように−枚のガラス平板から品質が均一な光機能チ
ップを一度に多量に製造することができる。
最後に、先に製造した保持基体に形成した傾斜溝にこの
光機能チップを挿入し、その位置を調整した後、接着剤
等で固定する。
次に、上記実施例の光学機能素子を多心光ファイバ用光
コネクタに組み込む例について説明する。
上記実施例の光学機能素子は、約5mm平方程度の大き
さに製造することができるため、多心光ファイバ用光コ
ネクタに組み込むことが可能である。そして、先に説明
したように上記実施例の光学機能素子では光ファイバを
保持するV溝11a1ガイドビン用のV溝11bの間隔
等をそれぞれ多心光ファイバ用コネクタの光ファイバ保
持ピッチ、ガイドピン用V溝ピッチに一致させであるた
め、第7図に示すように、G−クランパ40で保持固定
することにより、独立したコネクタ部品41にして、第
8図に示すように、従来の多心光ファイバ用光コネクタ
42a、42bにガイドビン43を介して装着すること
ができる。
また、このように独立したコネクタ部品とせずに、第9
図に示すように多心光ファイバ用コネクタ44に直接組
み込み、他の光コネクタ45にガイドビン43を介して
接続してそこの装着されている光ファイバからの信号を
合分波・合分波するようにしてもよい。また、光コネク
タ内ではなく、光ファイバ心線、コード類の中間に形成
してもよい。
上記実施例にしたがって、光ファイバ4心を一括して合
分波することができる独立したコネクタ部品を試作した
ところ、長さ5mm、高さ5mm。
幅7mmの大きさにすることができた。そしてこのコネ
クタ部品には8心のテープ状光ファイバ用コネクタを接
続することができる。ここで、光機能チップの幅tは約
0.09mmであり、その材料としてはn−1,46の
石英ガラスを使用した。
また光学機能膜としては波長λ−1,3μmの光に対し
て20:1の合分波を実現できるものを採用した。−刀
先機能素子に組み込んだ光ファイバとしては溝加工の中
央部のコア径のスポットサイズを局所熱拡散により拡大
させた単一モード光ファイバを使用した。
このような光学機能素子では、光貫通方向においては、
損失が1.5dB以下であり、反射方向側では8dB以
下とすることができた。また、この光学機能素子の両側
に通常の多心光ファイバ用コネクタを接続すると、この
光ファイバ用コネクタの損失が平均0.2dBであり、
両側で0.2X2−0.4dBとなり、組み合わせたも
のでは光貫通方向では2dB以下とすることができた。
なお、上記試作例は一例に過ぎず、光機能チップの厚さ
を更に薄くすることにより、原理的には、光貫通方向に
おいて組み合わせ損失を1dB以下とすることも可能で
ある。また、更にスポットサイズを局所的に拡大すると
よい。
本発明は上記実施例に限定されず種々の変形例が考えら
れ得る。
具体的には、上記実施例の光学機能素子では、ガイドビ
ン用のV溝を形成しであるがこの様なV溝を形成しなく
てもよい。また、光ファイバの固定位置決め溝をV溝と
しているが、これに限定されず位置決めができるもので
あれば、矩形状の溝でも丸溝でもよい。
また、上記実施例では、傾斜溝が光ファイバの軸心方向
に対して45度の角度を成して形成されているが、この
角度に限定されな(でもよい。この角度は、光学機能膜
の選択性能、反射性能に依存するものであり、どのよう
な傾斜角度にしても、光信号は入射方向に対して平行に
出射する。ただしn 11]iによっては、オフセット
して出射するので、あらかじめこれを考慮して、例えば
、ファイバを一部曲げてセットをするとよい。
また更に、上記実施例では通常の光ファイバを用いてい
るが、間隙損失を低減するには、光機能チップ内での光
路長を短くする必要があり、そのためには外径の両サイ
ドをフラットにした裸の光ファイバや、小径の光ファイ
バを使用したり、また光接続部での損失を小さくするた
めには、光ファイバの光機能チップ当接部近傍及び接続
する光ファイバとの当接部近傍においてそのコア部のス
ポットサイズを部分的にテーパ状または段階状に拡大し
た光ファイバを使用することが好ましい。
[発明の効果〕 本発明に従う光学機能素子は、先に説明したように、接
続すべき光ファイバ等との軸心合わせ等が不要でかつ量
産性にすぐれている。
また更に、本発明に従う光学機能素子は、通常の光コネ
クタに組込み易く、光システム構築の際、特に有用であ
る。
【図面の簡単な説明】 第12図は、本発明に従う光機能素子の斜視外観図、第
2図は、第1図に示す光機能素子に組み込まれる光機能
チップの斜視外観図、第3図は、本発明に従う光機能素
子の合分波原理を説明する図、m4図は、本発明に従う
光機能素子の別の実施例の合分波原理を説明する図、第
5図は、本発明に従う光機能素子の保持基体の製造状態
を示す図、第6図は、本発明に従う光機能素子の光機能
チップの製造状態を示す図、第7図は、本発明に従う光
機能チップを独立したコネクタ部品に組み込んだ状態を
示す図、第8図は、第7図に示す独立したコネクタ部品
を常用の多心光ファイバ用コネクタに接続する状態を示
す図、及び第9図は、光機能素子を常用の多心光ファイ
バ用コネクタに組み込み、別の光コネクタに接続する状
態を示す図である。 10・・・光ファイバ、11・・・保持基体、11a1
11b・・・ガイドピン用V溝、11a・・・光ファイ
バ用V溝、12・・・上面プレート、12a・・・傾斜
溝、13・・・光機能チップ、13a・・・反射膜、1
3b113d・・・透過窓、13c・・・光学機能膜。 特許出願人  住友電気工業株式会社 代理人弁理士   長谷用  芳  樹間      
   寺   嶋   史   朗夾震刺 #S不奮旭ナッフ。 第2図 第1図 原 夫亘 第 図 稈」寸基板 (4/4.) 第 図 (4〕 光コ序2り択込送℃ 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の光ファイバを互いに平行に保持する保持手段
    と、 前記光ファイバの光軸に対して所定の角度をもって前記
    光ファイバを横断するように前記保持手段内に形成され
    ている溝と、 前記溝内に収容され、前記光ファイバに対向する2つの
    平面を有し、一方の面には光ファイバからの光の一部を
    選択的に透過し、他の一部を反射する光学薄膜が選択的
    に形成され、他の一面には光を反射する反射膜が選択的
    に形成されている光機能チップとを備え、前記光ファイ
    バに導波される光の光合分波/合分岐をおこなう光機能
    素子。 2、前記保持手段が更に前記光ファイバに平行なガイド
    溝を有し、前記ガイド溝を介して、光コネクタに位置決
    め接続可能な請求項1記載の光機能素子。 3、前記光ファイバを保持する光ファイバ保持手段がシ
    リコンの基体上に形成された溝である請求項1記載の光
    機能素子。
JP30831788A 1988-12-06 1988-12-06 光機能素子 Pending JPH02153307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30831788A JPH02153307A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 光機能素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30831788A JPH02153307A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 光機能素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02153307A true JPH02153307A (ja) 1990-06-13

Family

ID=17979598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30831788A Pending JPH02153307A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 光機能素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02153307A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674204A (en) * 1979-11-22 1981-06-19 Fujitsu Ltd Light branching circuit
JPS59178422A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Hitachi Ltd 光分波器
JPS62269108A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光コネクタフエル−ル及びその製造方法
JPS62276514A (ja) * 1986-05-23 1987-12-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光コネクタフエル−ル
JPS638709A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 光素子の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674204A (en) * 1979-11-22 1981-06-19 Fujitsu Ltd Light branching circuit
JPS59178422A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Hitachi Ltd 光分波器
JPS62269108A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光コネクタフエル−ル及びその製造方法
JPS62276514A (ja) * 1986-05-23 1987-12-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光コネクタフエル−ル
JPS638709A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 光素子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4637682A (en) Branch connector for light waveguides
US4900118A (en) Multiple-fiber optical component and method for manufacturing of the same
US5742712A (en) Efficient electromechanical optical switches
EP0722101B1 (en) Optical fiber ferrule and optical coupler constructed using the optical fiber ferrule
JPH08201644A (ja) 定偏波光ファイバ用4心フェルールおよび前記フェルールを用いた光分岐結合器
KR100897887B1 (ko) 광섬유어레이를 이용한 평판형 광도파로 소자와 능동소자의하이브리드 집적구조
JPS6145801B2 (ja)
EP0947865B1 (en) Multi-port optical coupler with lens
US20080013955A1 (en) Optical Module and Optical Wavelength Multiplexing and Demultiplexing Device
EP1158328A2 (en) Retro-reflective fiber optic filter with triple-fiber ferrule
US6535668B2 (en) Retro-reflective multi-port filter device with triple-fiber ferrule
EP0463779A1 (en) Fibre optic waveguide beam splitter
JPH10268158A (ja) 光分波器および光結合部品
JP2000131542A (ja) 光送受信モジュール
JPH05203830A (ja) 光合分波器
JPH02153307A (ja) 光機能素子
JP3985576B2 (ja) 光コネクタ、光配線システム及び光コネクタの製造方法
JPH0234806A (ja) 分波合波器及びその製造方法
CN219435087U (zh) 一种光波分复用解复用器
JPH09258044A (ja) 光フィルタ内蔵導波路型光デバイス
JP2752848B2 (ja) 干渉フィルタ付光導波路の作製方法
JP2000028843A (ja) 定偏波光ファイバ用4心フェル―ル
US6999656B1 (en) Optical device with concave mirror
JPH0886932A (ja) 光合分波器
CN116148982A (zh) 光波分复用解复用器及其制作方法