JPH02153128A - 土木・建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

土木・建設機械の油圧駆動装置

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JPH02153128A
JPH02153128A JP30606288A JP30606288A JPH02153128A JP H02153128 A JPH02153128 A JP H02153128A JP 30606288 A JP30606288 A JP 30606288A JP 30606288 A JP30606288 A JP 30606288A JP H02153128 A JPH02153128 A JP H02153128A
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東一 平田
Hideaki Tanaka
秀明 田中
Genroku Sugiyama
玄六 杉山
Masakazu Haga
正和 羽賀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は油圧ショベル等の土木・建設機械に備えられ、
ポンプ圧とアクチュエータ負荷圧との差圧を一定に保つ
ように可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を制御するロ
ードセンシングシステムを具備する油圧駆動装置に関す
る。
〈従来の技術〉 第18図はこの種の従来の土木・建設機械の油圧駆動装
置の概略構成を示す回路図である。この油圧駆動装置は
、可変容量油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1から吐出
される圧油によって駆動するアクチュエータ例えば油圧
シリンダ2と、油圧ポンプ1から油圧シリンダ2に供給
される圧油の流れを制御する方向制御弁3と、可変容量
油圧ポンプ1の押しのけ容積を制御する制御用アクチュ
エータ4と、この制御用アクチュエータ4の駆動を制御
する流量制御手段、例えば流量調整弁5とを備えている
。この流量調整弁5の一方の駆動部6には、該流量調整
弁5を図示左位置に切り換えるように付勢するばね7を
設けである。また、この一方の駆動部6には管路8を介
してアクチュエータ負荷圧、すなわち油圧シリンダ2の
負荷圧が導かれ、該駆動部6に対抗する池の駆動部9に
は管路10を介してポンプ圧、すなわち可変容量油圧ポ
ンプ1の吐出圧が導かれるようになっている。
このように構成しである油圧駆動装置では、同第18図
に示すような方向制御弁3の中立時には管路8がタンク
11に連通し、油圧ポンプ1の吐出圧が管路10を介し
て流量調整弁5の他方の駆動部9に導かれるので、この
流量調整弁5はばね7の力に抗して同第18図の右位置
に切り換えられる。したがって、制御用アクチュエータ
4のヘッド側室12はタンク11に連通し、一方、ロッ
ド側室13に油圧ポンプ1の吐出圧が導かれ、この制御
用アクチュエータ4のピストンロッド14は同第18図
の左方に移動し、これにより油圧ポンプ1の押しのけ容
積は最小となり、油圧ポンプ1から吐出される流量が最
小流量に保たれる。
そして、このような状態から油圧シリンダ2の駆動を意
図して、例えば方向制御弁3を左右切換位置のいずれか
にフルストローク切換えると、油圧ポンプ1の圧油が方
向制御弁3を介して油圧シリンダ2に供給され、この油
圧シリンダ2は伸長あるいは収縮する、この際、油圧シ
リンダ2の負荷圧が管路8を介して流量調整弁5の一方
の駆動部6に導かれ、流量調整弁5はこの負荷圧とばね
7の力とによってポンプ圧に抗して同第18図の左位置
に切換えられる。これにより油圧ポンプ1の吐出管路1
5が制御用アクチュエータ4のヘッド側室12とロッド
側室13の双方に連通し、ポンプ圧がこれらのヘッド側
室12とロッド側室13の双方に与えられる。このとき
、ピストンロッド14のヘッド側の受圧面積とロッド側
の受圧面積との差により制御用ピストン4は同第18図
の右方に移動し、これにより油圧ポンプ1の押しのけ容
積は増大する。そして、流量調整弁5の駆動部9.6に
与えられるポンプ圧と負荷圧との差、すなわちロードセ
ンシング差圧とばね7による圧力とがバランスするよう
な最大流量が油圧ポンプ1から吐出され、この最大流量
によって油圧シリンダ2は作動する。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上述のような油圧駆動装置を備えた土木・建
設機械は厳冬時に使用されたり、寒冷地で使用されたり
することがある。このような場合、油圧ポンプ1から吐
出される圧油の温度が低下し、この温度低下に伴って圧
油の粘度が増加する事態を生じる。このような事態に至
ると油圧ポンプ1と方向制御弁3とを連絡する管路の圧
力損失が第19図に示すように常温時に比べて増加する
。このとき、流量調整弁5に作用するロードセンシング
差圧及びばね7による圧力により、油圧ポンプ1から吐
出される流量が小さくなるように制御用アクチュエータ
4が制御され、常温時と同一の圧力損失を保つようにこ
れらの流量調整弁5及び制御用アクチュエータ4が作動
してしまう。
したがって、この従来の油圧駆動装置にあっては、油温
が低下した場合にも、仮に方向制御弁3をフルストロー
ク操作しても所望の最大流量が油圧シリンダ2に供給さ
れず、すなわち常温時に比べて油圧ポンプ1から吐出さ
れる流量が小さくなり、それ故、このような油温低下に
伴って油圧シリンダ2を介しておこなわれる作業の能率
が低下したり、油膜が切れることに伴って機器の損傷を
生じたり、また、回路全体を暖める暖機運転に時間がか
かったりする事態を生じていた。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、油温低下時にあっても常温時
と同等の流量をアクチュエータに供給することのできる
土木・建設機械の油圧駆動装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために本発明は、可変容量油圧ポン
プと、この可変容量油圧ポンプから吐出される圧油によ
って駆動するアクチュエータと、該可変容量油圧ポンプ
から該アクチュエータに供給される圧油の流れを制御す
る方向制御弁と、可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を
制御する制御用アクチュエータと、この制御用アクチュ
エータの駆動を制御する流量制御手段とを備え、ポンプ
圧とアクチュエータ負荷圧との差圧を一定に保つように
流量制御手段及び制御用アクチュエータを介して可変容
量油圧ポンプの押しのけ容積を制御する土木・建設機械
の油圧駆動装置において、可変容量油圧ポンプから吐出
される圧油の温度低下に応じて可変容量油圧ポンプの押
しのけ容積を強制的に増大させるように変更させる押し
のけ容積変更手段を設けた構成にしである。
く作用〉 本発明は上記のように押しのけ容積変更手段を設けた構
成にしであることから、油温か低下したときにはこの押
しのけ容積変更手段によって常温時に比べて可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積が強制的に大きくなり、これに
より、常温時よりも大きな流量が可変容量油圧ポンプか
ら吐出され、温度の低下に伴う管路の圧力損失の増加が
この大きな流量でバランスされ、それ故、油温低下時で
あっても常温時と同等の流量をアクチュエータに供給で
きる。
〈実施例〉 以下、本発明の土木・建設機械の油圧駆動装置を図に基
づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の概略構成を示す回路図
である。
この第1図に示す第1の実施例は前述した第18図に対
応させて描いたものであり、第18図に示したものと同
等の可変容量油圧ポンプ1、アクチュエータ例えば油圧
シリンダ2、方向制御弁3、ヘッド側室12及びロッド
側室13を有する制御用アクチュエータ4、この制御用
アクチュエータ4の駆動を制御する流量制御手段例えば
駆動部6.9を有する流量調整弁5、この流量調整弁5
を付勢するばね7、油圧シリンダ2の負荷圧を流量調整
弁5の駆動部6に導く管路8、油圧ポンプ1の吐出管路
15を介してポンプ圧を流量調整弁5の駆動部9に導く
管路10、及びタンク11を備えている。
そして、この第1の実施例は、可変容量油圧ポンプ1か
ら吐出される圧油の温度低下に応じてこの可変容量油圧
ポンプ1の押しのけ容積を強制的に増大させるように変
更させる押しのけ容積変更手段を備えており、この押し
のけ容積変更手段は、例えば油圧ポンプ1に吸込まれる
圧油の温度を検出する油温センサ16と、この油温セン
サ16から出力される信号に応じた制御力を流量調整弁
5のばね7が設けられる側の駆動部6に与える制御力付
加手段17を含む構成にしである。上述した制御力付加
手段17は、流量調整弁5の駆動部6を付勢可能なプラ
ンジャを有する作動体18と、この作動体18の駆動を
制御する制御装置19とを含む構成にしである。
上記した制御装置19は第2図に示すように、油温セン
サ16から出力される信号を入力する入力部20、あら
かじめ圧油温度θと制御力Fとの関係を記憶する記憶部
21、油温センサ16によって検出された油温に応じた
制御力Fを求める演算部22、この演算部22で得られ
た制御力Fに応じた駆動信号を上述した作動体18に出
力する出力部23を備えている。
上述した制御装置19の記憶部21に記憶される圧油温
度θと制御力Fの関係は、例えば第3図に示すように、
通常考えられる圧油温度θの低下に伴って大きくなる管
路の圧力損失を示す特性線24と、流量調整弁5の駆動
部6を付勢するばね7の初期セット力を示す特性線25
との間に挟まれるハツチングを施した領域26で示され
る関係、すなわち圧油温度θの低下に応じて大きな制御
力Fとなる関係であり、例えば圧油温度θがθ1のとき
、制御力F1となる関係である。
このように構成した第1の実施例にあっては、油温セン
サ16から出力される信号に応じて制御装置19で第4
図に示す処理がおこなわれる。
すなわち、はじめに手順S1に示すように、油温センサ
16から出力される信号、すなわち圧油温度θが制御装
置19の入力部20を介して演算部22に読み込まれる
。次いで手順S2に移り、演算部22は記憶部21に記
憶されている第3図に示す関係を読み出し、上述の圧油
温度θに対応する制御力Fを求める演算をおこなう。次
いで手順S3に移り、上述の手順S2で求めた制御力F
に対応する駆動信号を出力部23がら作動体18に出力
する。
これにより、流量調整弁5の駆動部6にはばね7の力と
作動体18による制御力Fとが与えられる。そして、圧
油温度θに対応して流量調整弁5の駆動部6に付加され
る制御力Fの大きさは、当該圧油温度θにおける管路の
圧力損失の大きさに相応し、したがって圧油の温度低下
時には、制御力Fが大きくなることがら、流量調整弁5
は第1図の左位置側に強制的に切換えられ、これに応じ
て制御用アクチュエータ4のピストンロッド14は右方
に移動する傾向となり、したがって油圧ポンプ1の押し
のけ容積は常温時に比べて強制的に大きく変更するよう
に制御される。
このように構成した第1の実施例では、上述のように圧
油の温度低下時には、ばね7の力と、作動体18による
制御力Fとの合力が流量調整弁5の駆動部6に与えられ
ることにより油圧ポンプ1の押しのけ容積が強制的に大
きくなるように変更され、したがって常温時に比べて大
きな流量がこの油圧ポンプ1から吐出され、この大きな
流量によって管路の圧力損失が吸収されるので、方向制
御弁3を介して常温時と同等の流量を油圧シリンダ2に
供給することができる。したがって、常温時に方向制御
弁3をフルストローク操作した場合の油圧シリンダ2に
供給される最大流量と同等の最大流量を油温低下時に油
圧シリンダ2に供給でき、圧油の温度が低下しても常に
一定した油圧シリンダ2の作動速度が得られ、作業の能
率低下を防止できる。また、圧油の温度低下時であって
も一定した流量が油圧シリンダ2に供給されるので、油
膜の切れを生じることがなく、それ故、このような油膜
の切れに伴う機器の損傷を防止できる。
また、圧油の温度低下時には従来に比べて大きな流量が
回路に流れるので回路全体を暖める暖機運転を短時間に
おこなうことができる。
第5図は本発明の第2の実施例の概略構成を示す回路図
である。
この第2の実施例にあっては、流量調整弁5の駆動部を
付勢するばね7の力を前述した第1の実施例におけるば
ね7の力よりも大きく設定してあり、作動体18を介し
て流量調整弁5の駆動部9に制御力Fを与える構成にし
である。そして、制御装置19の記憶部21に記憶され
る圧油温度θと制御力Fとの関係は、第6図に示すよう
に、ばね7の初期セット力を示す特性線25と、管路の
圧力損失を示す特性線24の管に挟まれるハツチングを
施した領域26で示される関係である。
このように構成した第2の実施例にあっては、圧油の温
度低下時には、流量調整弁5の駆動部9に常温時に比べ
て小さな制御力が付加され、したがって流量調整弁5は
強制的に左位置側に切換えられ、これにより第1の実施
例と同様に押しのけ容積が強制的に大きく変更するよう
に制御され、第1の実施例と同等の作用効果を奏する。
第7図は本発明の第3の実施例の概略構成を示す回路図
である。
この第3の実施例では、油圧ポンプ1の押しのけ容積を
制御する制御用アクチュエータ4の駆動を制御する流量
制御手段を、一定圧力を供給し、制御用アクチュエータ
4のロッド側室13に連絡される油圧源27と、この油
圧源27に連絡されるとともに、制御用アクチュエータ
4のヘッド側室12とロッド側室13とを連絡する管路
に配置した電磁切換弁28と、タンク11及び電磁切換
弁28に連絡されるとともに、制御用アクチュエータ4
のヘッド側室12に連絡される電磁切換弁29とによっ
て構成してあり、制御力付加手段を油温センサ16と、
ポンプ圧とアクチュエータ負荷圧すなわち油圧シリンダ
2の負荷圧との差圧Δptsを検出する差圧センサ30
と、制御装置31とによって構成しである。
上記した制御装置31は、上述した油温センサ16及び
差圧センサ30から出力される信号のそれぞれを入力す
る入力部、あらかじめ油温すなわち圧油温度θと目標差
圧すなわち差圧目標値ΔPとの関係を記憶する記憶部、
油温センサ16によ゛つて検出された油温に応じた目標
差圧すなわち差圧目標値ΔPを演算し、差圧センサ30
によって検出された差圧ΔPLsと差圧目標値ΔPとの
圧力差を演算する演算部、及びこの演算部で得られた圧
力差に応じた駆動信号を電磁切換弁28.2つのそれぞ
れに出力する出力部を有する構成にしである。
そして、上記した制御装置31の記憶部には、例えば第
8図に示す圧油温度θと差圧目標値ΔPとの関係、すな
わち圧油温度θが小さくなるに従って差圧目標値ΔPが
大きくなる関係を記憶させてあり、その特性線32は前
述した第19図に示す圧油温度θと管路の圧力損失との
関係に対応する関係に設定しである。
このように構成した第3の実施例にあっては、油温セン
サ16及び差圧センサ3oがら出力される信号に応じて
制御装置31で第9図に示す処理がおこなわれる。
すなわち、はじめに手順S1に示すように、差圧センサ
30から出力される信号及び油温センサ16から出力さ
れる信号が、制御装置31の入力部を介してそれぞれ差
圧検出値ΔPLS及び圧油温度θとして演算部に読込ま
れる。次いで手順s2に移り、演算部は記憶部に記憶さ
れている第8図に示す関係を読み出し、圧油温度θに対
応する差圧目標値ΔPを求める演算をおこなう。次いで
手順S3に移り、この演算部で差圧検出値Δpt、sは
差圧目標値ΔPに等しいがどうが判断される。この判断
が満足されない場合は手順s4に移る。この手順S4で
は差圧検出値ΔPI5は差圧目標値ΔPより大きいがど
うが判断される。この判断が満足される場合は、流量が
大きすぎる場合であり、手順S5に移る。この手順S5
では、出力部から電磁切換弁28をOFFにする信号、
電磁切換弁29をONにする信号が出力される。これに
より、第7図に示す電磁切換弁28は同図に示すしゃ断
位置に保持され、電磁切換弁29は連通位置に切換えら
れ、油圧源27の圧油が制御用アクチュエータ4のロッ
ド側室13に供給され、ヘッド側室12の圧油が電磁切
換弁29を介してタンク11に戻され、ピストンロッド
14は図示左方向に移動する。したがって、油圧ポンプ
1の押しのけ容積が小さくなるように制御され、流量が
小さくなる。
また、上述した第9図の手順S4における判断が満足さ
れない場合は流量が小さすぎる場合であり、手順S6に
移る。この手順S6では制御装置31の出力部から電磁
切換弁28をON、電磁切換弁29をOFFにする信号
が出力される。これにより第7図に示す電磁切換弁28
は連通位置に切換えられ、電磁切換弁29は同第7図の
しゃ断位置に保持され、油圧源27の圧油が制御用アク
チュエータ4のロッド側室13とヘッド側室12の双方
に供給される。したがって、ロッド側とヘッド側の受圧
面積差によりピストンロッド14は同第7図の右方に移
動し、押しのけ容積が大きくなるように制御され、流量
が大きくなる。
また、上述した第9図の手順S3における判断が満足さ
れる場合、すなわち差圧検出値Δptsが差圧目標値Δ
Pに等しい場合は、はじめに戻り、第7図に示す状態、
すなわち電磁切換弁28.29の双方がしゃ断位置に保
持され、そのときの押しのけ容積が保たれ、適正な流量
が油圧シリンダ2に供給される。
このように構成した第3の実施例は、制御装置31の記
憶部にあらかじめ圧油温度θの低下に伴って大きくなる
差圧目標値ΔPを記憶させてあり、この差圧目標値ΔP
の増加の割合を圧油温度の低下に伴って大きくなる管路
の圧力損失の割合に近似させであることから、方向制御
弁3のフルストローク状態にあっては、圧油温度θの低
下にかかわらず一定した最大流量を油圧シリンダ2に供
給でき、第1、第2の実施例と同等の作用効果を奏する
第10図は本発明の第4の実施例の概略構成を示す回路
図である。
この第10図は方向制御弁3の中立時に回路の保護のた
めに微小流量をタンク11に流出させるアンロード弁3
3を設けである。このアンロード弁33は一般に第11
図に示すアンロード流量の増加に応じてその設定差圧が
増加する傾向にある。
そして、この第10図に示す第4の実施例では流量調整
弁5の駆動部6にばね7による力と制御力付加手段17
の作動体18による力とを与えることが可能な構成にし
てあり、制御装置1つの記憶部には第12図の例えば実
線で示す圧油温度θと、ポンプ圧と油圧シリンダ2の負
荷圧との差圧目標値、すなわち差圧目標値ΔPとの関係
を記憶させである。この第12図において、−点鎖線で
示す特性線34aはアンロード弁33の設定差圧を例示
しており、実線で示す特製線35は回路の暖機が必要と
考えられる圧油の温度θ2を基準にして、圧油温度θが
θ2より小さい場合に差圧目標値ΔPがアンロード弁3
3の設定差圧より大きくなり、圧油温度θがθ2より大
きい場合に差圧目標値ΔPがアンロード弁33の設定差
圧より小さくなる関係になっている。
そして、さらにこの第4の実施例では、第10図に示す
ように、例えば暖機運転をおこなうかどうかを選択する
選択装置37を設けてあり、この選択装置34によって
暖機運転が選択されたとき、その暖機信号が制御装置1
つに出力されるようになっている。
このように楕成しである第4の実施例にあっては、第1
3図に示す処理がおこなわれる。すなわち、同第13図
の手順S1に示すように、制御装置19の演算部におい
て暖機信号が入力されているかどうか判断される。この
判断が満足されない場合は、例えば常温時などで圧油の
温度低下を生じないことがあきらかな場合などであり、
はじめに戻る。なお、この場合、作動体18に駆動信号
が出力されないことから、流量調整弁5の駆動部6に与
えられる力はばね7の力のみであり、これにより流量調
整弁5の駆動部9.6に作用する差圧は例えば第12図
において、圧油温度θがθ2より大きい場合の特性線3
5部分に相当する。
そして、選択装置34が操作され、暖機信号が入力され
ている場合は、暖機運転が意図されている場合であり、
手順S2に移る。手順S2では、油温センサ16からの
信号、すなわち圧油温度θを演算部に読み込む。次いで
手順S3に移る。手順S3では記憶部に記憶されている
第12図の特性線35で示される関係を読み出し、圧油
温度θがθ2より小さいときはアンロード弁33の設定
差圧よりも大きくなる差圧目標値ΔPを求め、圧油温度
θがθ2より大きいときにはアンロード弁33の設定差
圧よりも小さくなる差圧目標値ΔPを求める。次いで手
順S4に移り、手順S3で求めた差圧目標値ΔPに対応
して選択的に駆動信号を作動体18に出力する。
この場合、圧油温度θがθ2より小さい場合には、作動
体18に駆動信号を与えてこの作動体18を作動させ、
流量調整弁5の駆動部6にこの作動体18による制御力
を与える。また圧油温度θがθ2より大きい場合には、
作動体18を作動させる駆動信号を出力させず、すなわ
ち流量調整弁5の駆動部6に作動体18による制御力を
与えない。つまり、圧油温度θがθ2より大きい場合に
は、選択装置34が操作されない場合と同様に、ばね7
による弱い力のみを流量調整弁5の駆動部6に与え、圧
油温度θがθ2より小さい場合には、ばね7と作動体1
8によよる制御力との大きな力、すなわち流量調整弁5
の駆動部9.6にアンロード弁33の設定差圧より大き
い差圧目標値ΔPを生じうる大きな力を流量調整弁5の
駆動部6に与えるようになっている。
このように構成しである第4の実施例にあっては、選択
装置34が操作され、しかも圧油温度θが暖機運転を要
すると考えられる温度θ2よりも低い低温時の場合には
、流量調整弁5が強制的に第10図の左位置に切換えら
れ、前述した第1〜第3の実施例と同様に油圧ポンプ1
の押しのけ容積が大きく変更されるように制御され、常
温時に比べて大きな流量を油圧ポンプ1から吐出させ、
これにより常温時と同等の流量を油圧シリンダ2に供給
でき、第1〜第3の実施例と同様の効果を奏する。
なお、この第4の実施例では、第12図の特性線35で
示すように、暖機運転を要すると考えられる圧油の温度
θ2を境に0N−OFF的に1上動体18を制御するよ
うにしであるが、同第12図の破線で示す特性線36の
ように連続的に変化する圧油温度θと差圧目標値ΔPの
関係を制御装置19の記憶部に記憶させ、この特性線3
6に応じた制御力を作動体18を介して流量調整弁5の
駆動部6に与えるようにしてもよい。この場合、圧油温
度θの低下に伴う押しのけ容積の強制的な変更により流
量が増加するが、この流量の増加によって第11図に示
すようにアンロード弁33の差圧は若干上昇する。した
がって、第12図のθ2よりも圧油温度θがわずかに低
下し、差圧目標値ΔPがアンロード弁33の設定差圧3
4を少し上まわったあたりでは、差圧目標値ΔPとアン
ロード弁33の設定差圧とが等しくなった点でバランス
する。この第12図の特性線36で示すように設定した
場合でも、圧油温度θがθ2より小さいときには流量調
整弁5が第10図の左位置に切換えられ、前述と同様の
効果を奏する。そして、さらに流量調整弁5が0N−O
FF的に切換えられる場合に比べて徐々に切換えられる
ので、油圧ポンプ1から吐出される流量も徐々に増加し
、回路の安全保護に貢献する。
第14図は本発明の第5の実施例の概略構成を示す回路
図、第15図は本発明の第6の実施例の概略構成を示す
回路図である。
第14図に示す第5の実施例は前述した第5図に示す第
2の実施例においてアンロード弁33、選択装置34を
設けたものであり、また第15図に示す第6の実施例は
前述した第7図に示す第3の実施例においてアンロード
弁33、選択装置34を設けたものであり、また第5の
実施例における制御装置19、及び第6の実施例におけ
る制御装置31のそれぞれの記憶部には第12図に示し
たと同様の圧油温度θと制御力F、あるいは差圧目標値
ΔPとの関係を記憶させである。
このように構成しである第5、第6の実施例にあっても
、選択装置34が操作され、しかも圧油温度θがθ2よ
り低いときには、油圧ポンプ1の押しのけ容積が強制的
に大きく変更され、前述した第4の実施例と同等の効果
を奏する。
第16図は本発明の第7の実施例の概略構成を示す回路
図である。
この第7の実施例は、油圧ポンプ1の吐出管路15とタ
ンク11との間に介設したアンロード弁37と、方向制
御弁38に内蔵させた絞り弁39の二次側と流量調整弁
39aのばね室40とを連絡する管路41と、この管路
41中に介設され、絞り弁39方向への逆流を防止する
逆止弁42と。
この逆止弁42と上述のばね室40とを連絡する管路4
1の部分を流れる圧油の微量をタンク11に流出させる
微量逃し弁43と、管路41中に介設した絞り弁44と
、この絞り弁44とをばね室40との間に配置され、絞
り弁44とばね室40との間の管路部分を所定圧に保持
するリリーフ弁45とを備えている。また、流量調整弁
39aのパイロット室46と、方向制御弁38に内蔵さ
れる絞り弁39の一次側とを連絡する管路47とを備え
ている。
そして、油圧ポンプ1の押しのけ容積を変更する押しの
け容積変更手段を、油圧ポンプ1の吐出管路15に設け
た抵抗要素例えば絞り弁48と、この絞り弁48の前後
差圧に応じた制御力を流量調整弁39aの駆動部すなわ
ちばね室40に与える制御力付加手段49とにより楕成
しである。上述の制御力付加手段49は、例えば流量調
整弁39を付勢するばね、すなわちばね室40のはね5
0のセット力を制御するセット力制御手段、例えばばね
50に連設される作動部51を有するアクチュエータ5
2から成っている。そして、このアクチュエータ52の
上記ばね室40側に位置する室53は管路54を介して
管路47に連絡され、このアクチュエータ52の室53
と反対側の室55は、管路56を介して上記した絞り弁
48の上流側に連絡しである。
このように構成した第7の実施例は、方向制御弁38が
中立位置にあって油圧ポンプ1が駆動されている状態で
は、油圧ポンプ1の吐出管路15と管路41はしゃ断さ
れており、管路41は微量逃し弁43を介してタンク1
1に連通している。
また、油圧ポンプ1から吐出される圧油が管路47を介
して流量調整弁39aのパイロット室46に導かれ、ば
ね室40に絞り弁44を介してタンク圧が導かれ。これ
により同第16図の左位置に切換保持され、制御用アク
チュエータ4のピストンロッド14がヘッド側とロッド
側の受圧面積差により図示左方に移動し、油圧ポンプl
の押しのけ容積は最小傾転位置に保持され、最小流量が
この油圧ポンプ1から吐出され、アンロードされる。
このような状態において、油圧シリンダ2の駆動を意図
して方向制御弁38を左右の切換位置のいずれかに切換
えると、方向制御弁38の絞り弁39の二次側が管路4
1に連通ずることから絞り弁44を介して流量調整弁3
9aのばね室40に徐々に上昇する圧力が導かれる。こ
の上昇する圧力による力とばね室40のばね50の力と
の合力がパイロ・ツト室46側の力、すなわちポンプ圧
による力よりも大きくなると、この流量調整弁39aは
徐々に右位置に切換えられ、制御用アクチュエータ4の
ヘッド側室12がタンク11に連通し、そのピストンロ
ッド14が図示右方に移動し、油圧ポンプ1の押しのけ
容積が大きくなり、大きな流量が方向制御弁38を介し
て油圧シリンダ2に供給され、この油圧シリンダ2が駆
動する。油圧ポンプ1は、流量調整弁39aのパイロッ
ト室46とばね室40との圧力差かばね50によるセッ
ト圧力と同じになるまで流量を出そうとする。この圧力
差は方向制御弁38の絞り弁39の圧力損失に相当する
。この絞り弁39の開口面積を方向制御弁38の開度に
応じて徐々に拡大すると、ポンプ流量も開度に応じて徐
々に増加し、メータリングが得られる。
そして、圧油温度θが低下した場合には、絞り弁48の
前後差圧が大きくなり、管路56を介して大きな圧力が
アクチュエータ52の室55に導かれる。これにより室
53内のばねの力に抗して作動部51が同第16図の左
方に移動し、流量調整弁39aのばね室40のばね50
のセラ1へ力を大きく変更する。これに伴って、流量調
整弁39aは同第16図の右位置に切換えられ、制御用
アクチュエータ4のヘッド側室12とタンク11とが連
通ずる。したがって、制御用アクチュエータ4のロンド
側室13に導かれるポンプ圧によりこの制御用アクチュ
エータ4のピストンロッド14が同第16図の右方に移
動し、油圧ポンプ1の押しのけ容積は強制的に大きく変
更されるように制御され、この油圧ポンプ1から常温時
に比べて大きな流量が供給され、それ故、油圧低下に伴
う管路の圧力損失が吸収されて方向制御弁38を介して
油圧シリンダ2に常温時と同等の流量が供給され、前述
した第4〜第6の実施例と同等の効果を奏する。
第17図は本発明の第8の実施例の概略構成を示す回路
図である。
この第8の実施例は、油圧ポンプ1と同期して駆動する
パイロットポンプ56aを設けてあり、このパイロット
ポンプ56aの吐出管路57に絞り弁58を設けてあり
、この絞り弁58の上流側を管路59を介してアクチュ
エータ52の室55に連絡し、下流側を管路60を介し
てアクチュエータ52の室55に連絡しである。その他
の構成については前述した第16図に示す第7の実施例
とほぼ同等である。
この第8の実施例では、圧油温度θの低下に伴って絞り
弁58の前後差圧が大きくなり、大きな圧力が管路59
を介してアクチュエータ52の室55に導かれ、これに
より作動部51が同第17図左方に移動し、ばね50を
介して流量調整弁39aが同第17図の右位置に切換え
られ、制御用アクチュエータ4のピストンロッド14が
同第17図の右方に移動し、油圧ポンプ1の押しのけ容
積は強制的に大きく変更するように制御され、前述した
第7の実施例と同等の効果を奏する。
なお、上記した第16図に示す第7の実施例、第17図
に示す第6の実施例のいずれも抵抗要素として絞り弁4
8.58をそれぞれ設けたが、これらに代えて、管路1
5.57の一部の管径を細くする構成にしてもよい。こ
のようにしても同等の効果を奏する。
〈発明の効果〉 本発明の土木・建設機械の油圧駆動装置は、以上のよう
に構成しであることから、油圧低下時にあっても常温と
同等の流量をアクチュエータに供給でき、それ故、油温
低下に伴う作業能率の低下を防止でき、また油温低下に
伴う油膜の切れによる機器の損傷を防止でき、また暖機
運転を従来に比べて短時間におこなうことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の土木・建設機械の油圧駆動装置の第1
の実施例の概略構成を示す回路図、第2図は第1図に示
す第1の実施例に備えられる制御装置の構成を示す図、
第3図は第1の実施例に備えられる制御装置の記憶部で
記憶される圧油温度と制御力の関係を示す図、第4図は
第1の実施例に備えられる制御装置における処理内容を
示すフローチャート、第5図は本発明の第2の実施例の
概略構成を示す回路図、第6図は第5図に示す第2の実
施例に備えられる制御装置の記憶部で記憶される圧油温
度と制御力との関係を示ず図、第7図は本発明の第3の
実施例の概略構成を示す回路図、第8図は第7図に示す
第3の実施例に備えられる制御装置の記憶部で記憶され
る圧油温度と差圧目標値との関係を示す図、第9図は第
3の実施例に備えられる制御装置における処理内容を示
すフローチャート、第10図は本発明の第4の実施例の
概略構成を示す回路図、第11図は第10図に示す第4
の実施例に備えられるアンロード弁の特性を示す図、第
12図は第4の実施例に備えられる制御装置の記憶部で
記憶される圧油温度と差圧目標値との関係を示す図、第
13図は第4の実施例に備えられる制御部における処理
内容を示すフローチャート、第14図は本発明の第5の
実施例の概略構成を示す回路図、第15図は本発明の第
6の実施例の概略構成を示す回路図、第16図は本発明
の第7の実施例の概略構成を示す回路図、第17図は本
発明の第8の実施例の概略構成を示す回路図、第18図
は従来の土木・建設機械の油圧駆動装置の概略構成を示
す回路図、第19図は第18図に示す油圧駆動装置にお
ける圧油温度と管路の圧力損失との関係を示す図である
。 1・・・・・・可変容量油圧ポンプ、2・・・・・・油
圧シリンダ(アクチュエータ)、3・・・・・・方向制
御弁、4・・・・・・制御用アクチュエータ、5・・・
・・・流量調整弁、6.9・・・・・・駆動部、7・・
・・・・ばね、8.10・・・・・・管路、11・・・
・・・タンク、12・・・・・・ヘッド側室、13・・
・・・・ロッド側室、14・・・・・・ピストンロッド
、15・・・・・・吐出管路、16・・・・・・油温セ
ンサ、17・・・・・・制御力付加手段、18・・・・
・・作動体、19・・・・・・制御装置、20・・・・
・・入力部、21・・・・・・記憶部、22・・・・・
・演算部、23・・・・・・出力部、27・・・・・・
油圧源、28.29・・・・・・電磁切換弁、30・・
・・・・差圧センサ、31・・・・・・制御装置、33
.37・・・・・・アンロード弁、34・・・・・・選
択装置、38・・・・・・方向制御弁、39・・・・・
・絞り弁、39a・・・・・・流量調整弁、40・・・
・・・ばね室、46・・・・・・パイロット室、48・
・・・・・絞り弁(抵抗要素)、49・・・・・・制御
力付加手段、50・・・・・・ばね、51・・・・・・
作動部、52・・・・・・アクチュエータ、56a・・
・・・・パイロットポンプ、58・・・・・・絞り弁。 第1図 第2図 第4図 07 区始温展θ 第6図 第5図 第8N 第7図 倦’IJFP去1 第10区 33:アンロード弁 34:工奴柴i 第11図 第12図 θ2 瓜油邊崖θ 第14因 第13因 第15図 第16図 $17図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプ
    から吐出される圧油によつて駆動するアクチュエータと
    、該可変容量油圧ポンプから該アクチュエータに供給さ
    れる圧油の流れを制御する方向制御弁と、上記可変容量
    油圧ポンプの押しのけ容積を制御する制御用アクチュエ
    ータと、この制御用アクチュエータの駆動を制御する流
    量制御手段とを備え、ポンプ圧とアクチュエータ負荷圧
    との差圧を一定に保つように上記流量制御手段及び制御
    用アクチュエータを介して上記可変容量油圧ポンプの押
    しのけ容積を制御する土木・建設機械の油圧駆動装置に
    おいて、上記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油の
    温度低下に応じて上記可変容量油圧ポンプの押しのけ容
    積を強制的に増大させるように変更させる押しのけ容積
    変更手段を設けたことを特徴とする土木・建設機械の油
    圧駆動装置。
  2. (2)流量制御手段が流量調整弁から成るとともに、押
    しのけ容積変更手段が、圧油の温度を検出する油温セン
    サと、この油温センサから出力される信号に応じた制御
    力を上記流量調整弁の駆動部に与える制御力付加手段と
    を含むことを特徴とする請求項(1)記載の土木・建設
    機械の油圧駆動装置。
  3. (3)可変容量油圧ポンプから吐出される圧油の所定量
    をタンクに逃すアンロード弁を備えたことを特徴とする
    請求項(2)記載の土木・建設機械の油圧駆動装置。
  4. (4)流量制御手段が、制御用アクチュエータの駆動を
    制御する電磁切換弁を含むとともに、押しのけ容積変更
    手段が、圧油の温度を検出する油温センサと、ポンプ圧
    とアクチュエータ負荷圧との差圧を検出する差圧センサ
    と、これらの油温センサ、差圧センサから出力される信
    号のそれぞれを入力する入力部、あらかじめ油温と目標
    差圧との関係を記憶する記憶部、上記油温センサによつ
    て検出された油温に応じた目標差圧を演算し、差圧セン
    サによつて検出された差圧と上記目標差圧との圧力差を
    演算する演算部、及び演算部で得られた圧力差に応じた
    駆動信号を上記電磁切換弁に出力する出力部を有する制
    御装置とを含むことを特徴とする請求項(1)記載の土
    木・建設機械の油圧駆動装置。
  5. (5)可変容量油圧ポンプから吐出される圧油の所定量
    をタンクに逃すアンロード弁を備えたことを特徴とする
    請求項(4)記載の土木・建設機械の油圧駆動装置。
  6. (6)流量制御手段が流量調整弁から成るとともに、押
    しのけ容積変更手段が管路に設けた抵抗要素と、この抵
    抗要素の前後差圧に応じた制御力を流量調整弁の駆動部
    に与える制御力付加手段とを含むことを特徴とする請求
    項(1)記載の土木・建設機械の油圧駆動装置。
  7. (7)制御力付加手段が、流量調整弁を付勢するばねの
    セツト力を制御するセツト力制御手段であることを特徴
    とする請求項(6)記載の土木・建設機械の油圧駆動装
    置。
  8. (8)抵抗要素が設けられる管路は可変容量油圧ポンプ
    の吐出管路であることを特徴とする請求項(6)記載の
    土木・建設機械の油圧駆動装置。
  9. (9)可変容量油圧ポンプと同期して駆動するパイロッ
    トポンプを設けるとともに、抵抗要素が設けられる管路
    がパイロットポンプの吐出管路であることを特徴とする
    請求項(6)記載の土木・建設機械の油圧駆動装置。
  10. (10)抵抗要素が絞り弁であることを特徴とする請求
    項(6)記載の土木・建設機械の油圧駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478304A (ja) * 1990-07-20 1992-03-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧ポンプの制御装置
US5285642A (en) * 1990-09-28 1994-02-15 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Load sensing control system for hydraulic machine
JP2001050206A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Kayaba Ind Co Ltd 油圧制御回路
CN104061195A (zh) * 2013-12-13 2014-09-24 湖北三江航天万山特种车辆有限公司 可远程切换带多压力档位的开式变量泵液压系统

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