JPH0215267B2 - - Google Patents

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JPH0215267B2
JPH0215267B2 JP59038920A JP3892084A JPH0215267B2 JP H0215267 B2 JPH0215267 B2 JP H0215267B2 JP 59038920 A JP59038920 A JP 59038920A JP 3892084 A JP3892084 A JP 3892084A JP H0215267 B2 JPH0215267 B2 JP H0215267B2
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JP
Japan
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angle
coating
coating fluid
slide
web
Prior art date
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Application number
JP59038920A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60183064A (ja
Inventor
Samueru Baaketsuto Richaado
Furanshisu Konagan Buraian
Aiban Haashubaagu Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Priority to JP3892084A priority Critical patent/JPS60183064A/ja
Publication of JPS60183064A publication Critical patent/JPS60183064A/ja
Publication of JPH0215267B2 publication Critical patent/JPH0215267B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスライドコーテイング装置に関し、か
つ特にスライド面角度および引取角度が所定限度
内にあるスライドコーテイング装置に関する。
米国特許第2761417号(Russell氏他)明細書に
開示されているような慣用のマルチスライドコー
テイング装置はコーテイング流体供給源からのコ
ーテイング流体の個々の層をホツパの内部に配置
されたトラフを通し、次いで狭い分配スロツトを
通して計量することによりコーテイング操作を遂
行する。コーテイング流体はスロツトにより下向
きに傾斜したスライド面を横切り均一な層として
分配される。かかるコーテイング流体の層はスラ
イド面上を重力により流下し、そして同様に狭い
スロツトを通して計量されかつ分配されたコーテ
イング流体の隣接した下層と合体する。合体した
コーテイング流体の層は次いでスライド面を流下
してコーテイングビードを形成する。コーテイン
グされるべきウエブはバツクアツプロールにより
担持されそしてビードを横切つて移動せしめられ
る。流体層はビードにおいて移動するウエブに衝
突する。ウエブはスライド面からマルチコーテイ
ング流体を取り上げる。
カスケードコーターは多層コーテイング流体と
ウエブとの間の衝突点がコーテイングされるべき
ウエブを支持するバツクアツプロールの水平中心
線の上方に配置されるスライドコーテイング装置
である。このような装置の例は米国特許第
3289632号(Barstow氏)明細書に示されている
装置である。英国特許第1268144号明細書には所
定の水平基準線に対して30゜よりも小さい角度を
規制するカスケードコーターのスライド面を有す
ることが望ましいと記載されている。
コーテイングの質の欠陥がスライド面とバツク
アツプロール上のコーテイング流体の衝突点に引
いた接線との間に形成された引取角度の大きさに
関係することが判明した。米国特許第4283443号
(Choinski氏)明細書には、かかる欠陥をなくそ
うと努力した結果、最下端に配置されたリツプを
備えたスライド面を有するカスケードコーターが
開示されており、前記リツプは流体層の流れの方
向をウエブの上向き移動方向に整合した全般的に
上向きの方向に変える役目をする。
スライドコーテイング装置においては、移動す
るウエブにコーテイングされるべき1種またはそ
れよりも多数の種類の流体が移動するウエブに向
かつて重力により加速される。水平基準面に対す
るスライド面の傾斜のために、コーテイング流体
に作用した重力による力は二つの分力に分解さ
れ、一方の分力がスライド面に平行であり、そし
て第二の分力はスライド面に垂直である。コーテ
イング流体が移動するウエブに衝突するときのそ
の運動量はスライド面に平行な重力による力の分
力に関係している。コーテイング流体のウエブへ
の付着に抗する力に打ち勝つためにコーテイング
流体の運動量は可能な限り高いことが望ましい。
これらの付着に抗する力はコーテイング流体の表
面張力に起因する力、ウエブの速度に起因する高
い剪断力およびコーテイング流体のビードの下方
のウエブの表面に沿つて吸引される空気に起因す
る力を含んでいる。
コーテイング流体がスライド面上を下方に移動
するときにコーテイング流体に作用する重力によ
る力の垂直方向の分力はスライドの横方向の寸法
を横切るコーテイング流体の分布を均等にしよう
とする傾向、すなわち、この技術分野において
「均展作用」として知られている作用を生ずる。
それに加えて、スライド面に垂直な重力による力
の分力はコーテイング流体の横方向の寸法を維持
しかつ所定の点におけるコーテイング流体の横方
向の寸法の収縮、すなわち「ネツクイン」を阻止
する傾向がある。均展作用を最大にするために、
スライド面に垂直な加速力の分力ができる限り大
きいことが望ましい。しかしながら、垂直方向の
分力を増大させると必然的に平行な分力を減少さ
せ従つてコーテイング流体の運動量を減少させ、
そしてその逆もまた同じである。
従つて、最大の衝突運動量が得られるとともに
依然として充分な均展力が維持されるようにスラ
イド面に垂直な加速力の分力およびスライド面に
平行な分力の両方が最適化されるスライド面コー
テイング装置を提供することが望ましい。
本発明は、バツクアツプロールにより担持され
た移動するウエブ上の衝突点に向かつてコーテイ
ング流体が重力により流れるスライド面を有し、
該衝突点がスライド面からの延長線とバツクアツ
プロールの表面との交叉点の近接距離内に位置
し、バツクアツプロールに対する接線が該衝突点
において採られ、スライド面が水平基準面に対し
て所定角度を形成し、そしてバツクアツプロール
に対する接線に関連して引取角度が設定されてい
るコーテイング装置において、スライド面と水平
基準面との間の上記角度が35゜〜50゜の範囲にあ
り、かつ衝突点がバツクアツプロールの中心線の
上方に配置され、更にスライド面とバツクアツプ
ロールに対する該接線との間の上記引取角度が
85゜〜100゜の範囲にあることを特徴とするコーテ
イング装置である。好ましい実施態様において
は、スライド面の角度は40゜であり、引取角度は
90゜である。
本発明は本明細書の添付図面に関する以下の詳
細な説明からさらに充分に理解されよう。
以下の詳細な説明にわたつて、同様な符号は添
付図面のすべての図の同様な要素を示す。
第1図は、本発明のスライドコーテイング装置
全体10の略側面図である。このスライドコーテ
イング装置はコーテイングヘツド12を備え、そ
してコーテイングヘツド12は好適な偏位装置1
6により結合された複数個の分配ヘツダ14Aお
よび14Bで形成されている。任意の所定数の分
配ヘツダ14をコーテイングヘツド12の内部に
配置することができ、本発明の範囲内にあること
を理解すべきである。
各々の分配ヘツダ14A,14Bはコーテイン
グ流体貯蔵部20と流体で連絡するように配置さ
れた計量スロツト18を備えている。液体貯蔵部
20A,20Bの各々からのコーテイング流体は
ポンプ22A,22Bにより計量されて分配スロ
ツト18A,18B中へと入る。コーテイング流
体が各々の分配スロツト18A,18Bの口から
噴出するときに、コーテイング流体はバツクアツ
プロール28により担持されたウエブ26に向か
つて傾斜したスライド面24に沿つて重力により
加速せしめられる。スライド面24Aおよび24
Bの各々は互いに平行である。実際には、スライ
ド面24Bを有する平面はスライド面24Bを有
する平面に平行にしかもその平面より僅か上方に
配置されている。コーテイングヘツド12の下端
縁12Eはウエブ26から所定の狭い隙間30の
中に配置されている。必要ならば、スライド面2
4の横方向端縁に沿つて好適な端縁ガイド(図示
せず)を設けることができる。
コーテイング流体が隙間30を橋絡するとき
に、コーテイング流体のビード32が形成され
る。ビード32の上流側に真空箱34が配置され
ている。真空箱34はビード32の下方の領域か
ら空気を吸引して低圧領域を発生させる。ビード
32の下方の領域とコーテイング流体の上方の領
域との間の圧力差により矢印36で示した方向に
作用する力が発生しウエブ26に向かつてビード
32を押す。ビード32がウエブ26と接触する
点38は衝突点として知られている。コーテイン
グ装置としてみた場合は、衝突点38はスライド
面24Aからの延長線とバツクアツプロール28
の表面との交叉点の近接距離内に位置する。勿
論、実際の衝突点38の正確な位置は真空箱34
の中の真空度、ウエブ26の速度およびスライド
面を流下する流体の流速の如何によつて左右され
る。
本発明によれば、各々のスライド面24は水平
基準面Pに対して所定の角度θを形成しており、
その角度θは35゜ないし50゜の範囲内にある。それ
に加えて、スライド面24Aおよび24Bは衝突
点38においてバツクアツプロール28に対する
接線をなす基準線Tに対して第二の所定角度φを
形成している。この角度φは85゜ないし100゜の範
囲内にある。角度θは40゜、そして角度φは90゜で
あることが好ましい。
コーテイング流体は分配スロツト18からスラ
イド面24に向かつて流出するときに重力による
力Fgの作用をうける。重力による力Fgはスライ
ド面24に平行に延びる第1分力Fmとスライド
面24に垂直に延びる第2分力Fhに分解するこ
とができる。第1分力Fmは衝突点38に向且て
傾斜したスライド面24に沿つて流れるコーテイ
ング流体を加速する。衝突点38に向かうコーテ
イング流体の運動量の大きさは第1分力Fmの大
きさに函数としての関係を有している。
力の分力Fhはコーテイングヘツド12の横方
向の寸法にわたつてコーテイング流体を平均に分
配させる傾向を有しかつコーテイング流体がスラ
イド面24に沿つて流下するときに任意の点にお
けるコーテイング流体の「ネツクイン」を生ずる
傾向のあるいかなる力にをも逆らうように作用す
る。
第2図および第3図について述べると、ウエブ
26(第2図)の上のコーテイングの所定の厚さ
に対する所定数の角度θの各々ならびに所定数の
角度φ(第3図)のためのコーテイング流体の
種々の速度(ウエブ26のフイート/分で示し
た)に対して点綴した(真空箱34により生ずる
真空の函数として測定された)ビード32を不安
定化するために必要な力をグラフで表示してあ
る。第2図から、任意の一定のウエブ速度におい
て角度θが増すにつれてビード32を不安定化さ
せるために必要な真空力が増大することが観察さ
れる。第2図からは、角度θが増大するにつれて
均展作用が顕著でなくなるということは明白では
ない。目視による観察からビード32を不安定化
させるために必要な真空が角度θが増大するとと
もに増大する一方、角度θが50゜を越えるときに
不充分な均展作用に起因する欠陥のためにコーテ
イングの質が認容できなくなることが判明した。
第3図から角度φが85゜ないし100゜の範囲内に
あるときにすべてのコーテイング速度における最
適なビードの安定が得られ、角度φが90゜である
ことが好ましいことを観察することができる。従
つて、本発明によれば、もしもスライド面の角度
θが35゜ないし50゜の範囲内にありかつ引取角度φ
が85゜ないし100゜の範囲内にあるとすれば、運動
量の力Fmの大きさが最大になり、一方同時に均
展力Fhの大きさがコーテイング流体をスライド
面24に対して維持しそして欠陥部分の均展作用
を促進するために適正な値になる。本発明の好ま
しい実施態様においては、引取角度φは90゜であ
る。従つて、ウエブ26上のコーテイング流体の
運動量は最大である。
当業者は上述した本発明の教示に基づいて多数
の変更および変型を実施することができるが、か
かる変更および変型は特許請求の範囲に記載の本
発明の範囲内にあると解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスライドコーテイング装置の
略側面図、第2図および第3図は種々のスライド
角度および種々の引取角度のそれぞれにおける
種々のコーテイング速度(ウエブの速度)の函数
としてコーテイング流体のビードを不安定化させ
るために必要な力(真空)の関係を例示したグラ
フ表示である。 10……コーテイング装置、12……コーテイ
ングヘツド、14A,14B……分配ヘツダ、1
8……計量スロツト、20……流体貯蔵部、24
A,24B……スライド面、26……ウエブ、3
2……ビード、38……衝突点、φ……引取角、
θ……スライド面角度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バツクアツプロールにより担持された移動す
    るウエブ上の衝突点に向かつてコーテイング流体
    が重力により流れるスライド面を有し、該衝突点
    がスライド面からの延長線とバツクアツプロール
    の表面との交叉点の近接距離内に位置し、バツク
    アツプロールに対する接線が該衝突点において採
    られ、スライド面が水平基準面に対して所定角度
    を形成し、そしてバツクアツプロールに対する接
    線に関連して引取角度が設定されているコーテイ
    ング装置において、スライド面と水平基準面との
    間の上記角度が35゜〜50゜の範囲にあり、かつ衝突
    点がバツクアツプロールの中心線の上方に配置さ
    れ、更にスライド面とバツクアツプロールに対す
    る該接線との間の上記引取角度が85゜〜100゜の範
    囲にあることを特徴とするコーテイング装置。 2 スライド面と水平基準面との間の前記角度が
    40゜である特許請求の範囲第1項に記載のコーテ
    イング装置。 3 前記引取角度が90゜である特許請求の範囲第
    1または第2項に記載のコーテイング装置。
JP3892084A 1984-03-02 1984-03-02 コ−テイング装置 Granted JPS60183064A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3892084A JPS60183064A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 コ−テイング装置

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JP3892084A JPS60183064A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 コ−テイング装置

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Publication Number Publication Date
JPS60183064A JPS60183064A (ja) 1985-09-18
JPH0215267B2 true JPH0215267B2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=12538650

Family Applications (1)

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JP3892084A Granted JPS60183064A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 コ−テイング装置

Country Status (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110086619A (ko) * 2008-11-21 2011-07-28 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 비디오의 전역 움직임 벡터들에 기초한, 동일한 이벤트의 비디오 및 정지 사진들의 병합

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3289632A (en) * 1963-10-02 1966-12-06 Polaroid Corp Cascade coating apparatus for applying plural layers of coating material to a moving web
GB1268144A (en) * 1969-08-25 1972-03-22 Gaf Corp Improvements in or relating to a multiple coating apparatus

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JPS60183064A (ja) 1985-09-18

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