JPH02151830A - 液晶電気光学素子 - Google Patents
液晶電気光学素子Info
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- JPH02151830A JPH02151830A JP30716288A JP30716288A JPH02151830A JP H02151830 A JPH02151830 A JP H02151830A JP 30716288 A JP30716288 A JP 30716288A JP 30716288 A JP30716288 A JP 30716288A JP H02151830 A JPH02151830 A JP H02151830A
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は液晶電気光学素子に関する。
［従来の技術］
た液晶セル３と、この液晶セルを挟んで両側に配置した
偏光板１．４とから成り立っている。また、特に視角補
償のため、上記液晶以外の光学的異方体２を備えること
もある。
偏光板１．４とから成り立っている。また、特に視角補
償のため、上記液晶以外の光学的異方体２を備えること
もある。
液晶セルの液晶分子の配向は、第３図に示すように、第
一の基板３１、第二の基板３２のいずれの側においても
、ホメオトロピック配向に近いチルト配向であり、その
プレチルト角３６は基板法線方向からおよそ０．５６〜
３．０６に設定される。このように、完全なホメオトロ
ピック配向にせずに一定のプレチルト角を与えているの
は、液晶セルに電圧が印加された際に、液晶分子をある
決まった方向に倒すことを目的としている。
一の基板３１、第二の基板３２のいずれの側においても
、ホメオトロピック配向に近いチルト配向であり、その
プレチルト角３６は基板法線方向からおよそ０．５６〜
３．０６に設定される。このように、完全なホメオトロ
ピック配向にせずに一定のプレチルト角を与えているの
は、液晶セルに電圧が印加された際に、液晶分子をある
決まった方向に倒すことを目的としている。
［発明が解決しようとする課題］
ところが、従来の液晶電気光学素子には、基板法線方向
から０．５’〜３． Ｏ’程度のプレチルト角を与え
るために、高度な配向技術を必要とする点に課題があっ
た。このようなプレチルト角は、一般には培風館発行「
液晶応用編Ｊ （１９８５年初版）の６１ページにも
紹介されているように、ＳｉＯ等の斜方蒸着の後、垂直
配向剤を塗布するという手段で得ることが出来る。しか
しながら、基板上にカラーフィルタが存在する場合には
、基板とほぼ平行な方向から蒸着する手段では、カラー
フィルタの通常１μｍ程度の凹凸が邪魔して、均一なプ
レチルト角を得にくい。しかも、ＳｉＯ等の蒸着材料と
カラーフィルタとの密着性を良くするために特別のオー
バーコート剤が必要となる場合がある。
から０．５’〜３． Ｏ’程度のプレチルト角を与え
るために、高度な配向技術を必要とする点に課題があっ
た。このようなプレチルト角は、一般には培風館発行「
液晶応用編Ｊ （１９８５年初版）の６１ページにも
紹介されているように、ＳｉＯ等の斜方蒸着の後、垂直
配向剤を塗布するという手段で得ることが出来る。しか
しながら、基板上にカラーフィルタが存在する場合には
、基板とほぼ平行な方向から蒸着する手段では、カラー
フィルタの通常１μｍ程度の凹凸が邪魔して、均一なプ
レチルト角を得にくい。しかも、ＳｉＯ等の蒸着材料と
カラーフィルタとの密着性を良くするために特別のオー
バーコート剤が必要となる場合がある。
ところで、このようにプレチルト角を与える目的は、液
晶分子をある決まった方向に倒すことにあったのである
から、必ずしもセルの両方の基板においてプレチルト角
を与える必要はない。そこで本発明では、第一の基板で
は従来通りのホメオトロピック配向に近いチルト配向処
理を行い、カラーフィルタを備えた第二の基板について
は単にホメオトロピック配向処理だけで済ませることに
よって、従来困難だったカラーフィルタ側基板の配向処
理を容易にすることを目的とした。
晶分子をある決まった方向に倒すことにあったのである
から、必ずしもセルの両方の基板においてプレチルト角
を与える必要はない。そこで本発明では、第一の基板で
は従来通りのホメオトロピック配向に近いチルト配向処
理を行い、カラーフィルタを備えた第二の基板について
は単にホメオトロピック配向処理だけで済ませることに
よって、従来困難だったカラーフィルタ側基板の配向処
理を容易にすることを目的とした。
［課題を解決するための手段］
本発明の液晶電気光学素子は、少なくとも、透明電極を
備えた第一の基板と、カラーフィルタと透明電極とを備
えた第二の基板と、前記２枚の基板間に挟まれた液晶と
、それらを挟んで両側に配置された一対の偏光板とから
なる液晶電気光学素子において、前記液晶が第一の基板
上ではホメオトロピック配向に近いチルト配向を、また
第二の基板上ではホメオトロピック配向をしていること
を特徴とする。
備えた第一の基板と、カラーフィルタと透明電極とを備
えた第二の基板と、前記２枚の基板間に挟まれた液晶と
、それらを挟んで両側に配置された一対の偏光板とから
なる液晶電気光学素子において、前記液晶が第一の基板
上ではホメオトロピック配向に近いチルト配向を、また
第二の基板上ではホメオトロピック配向をしていること
を特徴とする。
また、前記一対の偏光板の間に、前記液晶以外の光学的
異方体を備え、該光学的異方体が有する３つの主要な屈
折率Ｎ１ｏ、Ｎ２ｏ、Ｎ３ｅの内、ある一つの屈折率Ｎ
３ｅが他の２つの屈折率Ｎ１ｏ、Ｎ２゜よりも小さく、
かつその屈折率Ｎ３ｅに対応する軸が、前記基板法線方
向にほぼ平行であることを特徴とする。
異方体を備え、該光学的異方体が有する３つの主要な屈
折率Ｎ１ｏ、Ｎ２ｏ、Ｎ３ｅの内、ある一つの屈折率Ｎ
３ｅが他の２つの屈折率Ｎ１ｏ、Ｎ２゜よりも小さく、
かつその屈折率Ｎ３ｅに対応する軸が、前記基板法線方
向にほぼ平行であることを特徴とする。
［実施例］
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
（実施例１）
第１図、に、本発明の実施例１における液晶電気光学素
子の断面図を示す。図中、１は上側偏光板、３は液晶セ
ル、４は下側偏光板である。
子の断面図を示す。図中、１は上側偏光板、３は液晶セ
ル、４は下側偏光板である。
２枚の偏光板は、その吸収軸が互いに直交したクロスニ
コルの関係にある。また、上側偏光板の吸収軸方向は、
隣接する□液晶セルの第一の基板のＳｉＯ蒸着方向と４
５°の角度をなしている。
コルの関係にある。また、上側偏光板の吸収軸方向は、
隣接する□液晶セルの第一の基板のＳｉＯ蒸着方向と４
５°の角度をなしている。
液晶セルの第一の基板３１の配向処理は、基板法線方向
から８５″傾いた方向からＳｉＯを約１００人蒸着した
後、有機チタネート混合物を塗布、焼成することによっ
て行った。一方カラーフィルタ３３を備えた第二の基板
３２の配向処理は、有機チタネート混合物の塗布、焼成
によって行った。
から８５″傾いた方向からＳｉＯを約１００人蒸着した
後、有機チタネート混合物を塗布、焼成することによっ
て行った。一方カラーフィルタ３３を備えた第二の基板
３２の配向処理は、有機チタネート混合物の塗布、焼成
によって行った。
これによって、第一の基板上では約１°のプレチルト角
を得、第二の基板上ではほぼ完全なホメオトロピック配
向を得た。
を得、第二の基板上ではほぼ完全なホメオトロピック配
向を得た。
液晶３５としては、メルク社製のＺＬＩ−４３１８を用
いた。これは特にＥＣＢ用として開発されたΔε＝−２
，０のｎ型ネマチック液晶である。
いた。これは特にＥＣＢ用として開発されたΔε＝−２
，０のｎ型ネマチック液晶である。
複屈折率Δｎは０．１２４３であり、セルギャップｄを
５．６μｍに設定した。
５．６μｍに設定した。
本発明は第一の基板にのみプレチルト咎与え外片側チル
ト配向であるが、従来の両側チルド配向の場合と全く同
様、電圧印加によって液晶分子を同一方向に倒すことが
できた。従って、そのコントラスト比は、セル法線方向
でおよそ１：４０″という高いものになった。
ト配向であるが、従来の両側チルド配向の場合と全く同
様、電圧印加によって液晶分子を同一方向に倒すことが
できた。従って、そのコントラスト比は、セル法線方向
でおよそ１：４０″という高いものになった。
（実施例２）
第２図に、本発明の実施例２における液晶電気光学素子
の断面図を示す。図中、１は上側偏光板、２は光学的異
方体、３は液晶セル、４は下側偏光板である。
の断面図を示す。図中、１は上側偏光板、２は光学的異
方体、３は液晶セル、４は下側偏光板である。
液晶材料並びにセルギャップについては実施例１と全く
同様である。光学的異方体としては、Ｎ１ｏ＝ １．
６６０、Ｎ２ｏ＝１． ６４３、Ｎ５ｅ＝ １゜５００
、厚み約４μｍのセロハンシートを用いた。
同様である。光学的異方体としては、Ｎ１ｏ＝ １．
６６０、Ｎ２ｏ＝１． ６４３、Ｎ５ｅ＝ １゜５００
、厚み約４μｍのセロハンシートを用いた。
液晶セルの第一の基板３１の配向処理は、基板法線方向
から６０°傾いた方向から、基板を回転させなからＳｉ
Ｏを蒸着することにより行った。
から６０°傾いた方向から、基板を回転させなからＳｉ
Ｏを蒸着することにより行った。
一方の第二の基板３２の配向処理は、ミリスチン酸クロ
ム錯体等の一塩基性カルボン酸クロム錯体の塗布、焼成
により行った。これによって、第一の基板上では約３６
のプレチルト角を得、第二の基板上ではほぼ完全なホメ
オトロピック配向を得た。
ム錯体等の一塩基性カルボン酸クロム錯体の塗布、焼成
により行った。これによって、第一の基板上では約３６
のプレチルト角を得、第二の基板上ではほぼ完全なホメ
オトロピック配向を得た。
実施例２においては、光学的異方体２を用いたために、
特開昭６２−２１０４２３号に提案されている液晶素子
と同様の効果で、視角が拡大している。セル法線方向の
コントラスト比は約１：３５で、コントラスト比１：
５以上が取れる視角範囲は、上下方向に±４０６ 左右
方向に±５０゜であった。
特開昭６２−２１０４２３号に提案されている液晶素子
と同様の効果で、視角が拡大している。セル法線方向の
コントラスト比は約１：３５で、コントラスト比１：
５以上が取れる視角範囲は、上下方向に±４０６ 左右
方向に±５０゜であった。
［発明の効果］
以上述べたように本発明によれば、従来困難であったカ
ラーフィルタ側基板の配向処理を容易にするという効果
を有する。
ラーフィルタ側基板の配向処理を容易にするという効果
を有する。
第１図は、本発明の実施例１における液晶電気光学素子
の断面図である。 第２図は、本発明の実施例２における液晶電気光学素子
の断面図である。 第３図は、従来の液晶電気光学素子の断面図である。 １、上側偏光板 ２゜光学的異方体 ３、液晶セル ４、下側偏光板 ３１、第一の基板 ３２、第二の基板 ３３、カラーフィルタ ３４、透明電極 ３５、ｎ型ネマチック液晶 ３６、液晶分子のプレチルト角 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理土鈴木喜三部（他１名）
の断面図である。 第２図は、本発明の実施例２における液晶電気光学素子
の断面図である。 第３図は、従来の液晶電気光学素子の断面図である。 １、上側偏光板 ２゜光学的異方体 ３、液晶セル ４、下側偏光板 ３１、第一の基板 ３２、第二の基板 ３３、カラーフィルタ ３４、透明電極 ３５、ｎ型ネマチック液晶 ３６、液晶分子のプレチルト角 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理土鈴木喜三部（他１名）
Claims (2)
- （１）少なくとも、透明電極を備えた第一の基板と、カ
ラーフィルタと透明電極とを備えた第二の基板と、前記
２枚の基板間に挟まれた液晶と、それらを挟んで両側に
配置された一対の偏光板とからなる液晶電気光学素子に
おいて、前記液晶が第一の基板上ではホメオトロピック
配向に近いチルト配向を、また第二の基板上ではホメオ
トロピック配向をしていることを特徴とする液晶電気光
学素子。 - （２）前記一対の偏光板の間に、前記液晶以外の光学的
異方体を備え、該光学的異方体が有する３つの主要な屈
折率Ｎ１ｏ、Ｎ２ｏ、Ｎ３ｅの内、ある一つの屈折率Ｎ
３ｅが他の２つの屈折率Ｎ１ｏ、Ｎ２ｏよりも小さく、
かつその屈折率Ｎ３ｅに対応する軸が、前記基板法線方
向にほぼ平行であることを特徴とする請求項１記載の液
晶電気光学素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30716288A JPH02151830A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 液晶電気光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30716288A JPH02151830A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 液晶電気光学素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02151830A true JPH02151830A (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=17965777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30716288A Pending JPH02151830A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 液晶電気光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02151830A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6507381B1 (en) | 1997-05-26 | 2003-01-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal panel having tilted liquid crystal molecules and liquid crystal display using the liquid crystal panel |
| US6661488B1 (en) | 1997-06-12 | 2003-12-09 | Fujitsu Limited | Vertically-alligned (VA) liquid crystal display device |
| JP2009092815A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sony Corp | 液晶表示素子 |
| US7570332B2 (en) | 1998-05-16 | 2009-08-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal displays having multi-domains and a manufacturing method thereof |
| US7583345B2 (en) | 1999-10-01 | 2009-09-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US7768615B2 (en) | 1997-05-29 | 2010-08-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display having wide viewing angle |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP30716288A patent/JPH02151830A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6507381B1 (en) | 1997-05-26 | 2003-01-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal panel having tilted liquid crystal molecules and liquid crystal display using the liquid crystal panel |
| US7768615B2 (en) | 1997-05-29 | 2010-08-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display having wide viewing angle |
| US9041891B2 (en) | 1997-05-29 | 2015-05-26 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display having wide viewing angle |
| USRE43123E1 (en) | 1997-06-12 | 2012-01-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-aligned (VA) liquid crystal display device |
| US8134671B2 (en) | 1997-06-12 | 2012-03-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
| US7227606B2 (en) | 1997-06-12 | 2007-06-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-alligned (VA) liquid crystal display device |
| US7304703B1 (en) | 1997-06-12 | 2007-12-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-aligned (VA) liquid crystal display device |
| US6661488B1 (en) | 1997-06-12 | 2003-12-09 | Fujitsu Limited | Vertically-alligned (VA) liquid crystal display device |
| US8553188B2 (en) | 1997-06-12 | 2013-10-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
| US7224421B1 (en) | 1997-06-12 | 2007-05-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-aligned (VA) liquid crystal display device |
| US6724452B1 (en) | 1997-06-12 | 2004-04-20 | Fujitsu Display Technologies Corporation | Vertically aligned (VA) liquid crystal display device |
| US7760305B2 (en) | 1997-06-12 | 2010-07-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device with multiple alignment structures |
| US7167224B1 (en) | 1997-06-12 | 2007-01-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-aligned (VA) liquid crystal display device |
| US7821603B2 (en) | 1997-06-12 | 2010-10-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-alligned (VA) liquid crystal display device |
| US7965363B2 (en) | 1997-06-12 | 2011-06-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vertically-aligned (VA) liquid crystal display device |
| US7573554B2 (en) | 1998-05-16 | 2009-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal displays having multi-domains and a manufacturing method thereof |
| US7570332B2 (en) | 1998-05-16 | 2009-08-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal displays having multi-domains and a manufacturing method thereof |
| US7583345B2 (en) | 1999-10-01 | 2009-09-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US8174651B2 (en) | 1999-10-01 | 2012-05-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US8456597B2 (en) | 1999-10-01 | 2013-06-04 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US8817213B2 (en) | 1999-10-01 | 2014-08-26 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| US9557612B2 (en) | 1999-10-01 | 2017-01-31 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| JP2009092815A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sony Corp | 液晶表示素子 |
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