JPH02151200A - スピーカ用ダンパー材 - Google Patents

スピーカ用ダンパー材

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Publication number
JPH02151200A
JPH02151200A JP30405188A JP30405188A JPH02151200A JP H02151200 A JPH02151200 A JP H02151200A JP 30405188 A JP30405188 A JP 30405188A JP 30405188 A JP30405188 A JP 30405188A JP H02151200 A JPH02151200 A JP H02151200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
textile
threads
directions
forming agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP30405188A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kinoshita
克己 木下
Kenzo Okada
岡田 健三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーン形、ドーム形等の形状をした振動板が
振動し、その振動を空気中に伝播するスピーカにおいて
、振動板の振動を抑制するスピーカ用ダンパー材に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のスピーカ用ダンパー材としては、経糸と
緯糸を直角方向に平織した第2図の織物を、第3図のよ
うに樹脂等の成型剤Aに浸漬して、これを含浸させた後
、プレスB等の成型機で所要形状に成型し、第4図のよ
うなダンパー材としたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
このダンパー材の基材となる第2図の織物は、経糸と緯
糸で織成するため、隣接の経糸、緯糸間の間隔が狭く、
経糸、緯糸間に形成される隙間aが極めて小さく、開口
率が低いものである。
従って、これを成型剤に浸漬することによってこの隙間
にも成型剤が充填され、表面と裏面との間には、空気の
流通は殆んど遮断されてしまう。
そのため、振動板が成る振11で振動しようとする際、
ダンパーもこれに伴って振動しようとするが、空気の流
通がないことによる空気抵抗を生じ、振動板の振巾を抑
制してしまう欠点がある。
又、振動板を振動させるためのボイスコイルに駆動力を
生ずるための磁気回路内において、ボイスコイルからの
発熱は、ダンパー材が空気の流通を遮断しているため、
空気中に放熱されず、磁気回路内の温度が高熱となる。
そのため、ボイスコイルが断線したり、最悪の場合には
発火を生ずる等の欠点もある。
〔発明の目的〕
本発明は、従来のスピーカ用ダンパー材の前述の欠点を
解消するだめのもので、ダンパー基材となる織物の開口
率を大きくすることによって、ダンパーの前後面間の空
気の流通を良好ならしめ、ダンパーの空気抵抗による振
動板の振巾の抑制を減少させると共に、ボイスコイル等
の磁気回路の放熱を良好にすることを目的とする。
〔発明のイ既要〕
本発明は、前述の目的を達成するためのスピーカ用ダン
パー材の手段に関し、互いに120度に近い角度で交叉
するように、3方向の糸で平織状に織成した3軸織物に
、樹脂等の成型剤を浸漬して、これを所要形状に成型し
たものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例を第1図、第3図、第4図につい
て説明する。
このダンパー基材となる第1図の織物は、3方向の糸1
,2.3が、互いに120度の角度をなすように、手織
状に織成されるものであるが、この角度は正確に120
度であることは必要とせず糸1,2.3で形成される隙
間すが6角形状に近い角度になればよい。
この3方向の糸1,2.3が交叉する部分Cでは、2本
の糸は重なるが、3本の糸は重ならないため、3本の糸
1,2.3によって6角形、若しくはそれに近い大きな
隙間すが形成され、従って大きな開口率を有するもので
ある。
従って、この織物を、第3図のように樹脂等の成型剤A
に浸漬しても、隙間すには成型剤Aは充填されず、これ
をプレス等で成型した第4図のダンパー材とした場合で
も、織物の持っていた大きな開口率はそのま\維持され
るものである。
このダンパー材は、織物の繊維と、成型剤による振動板
の共振等の抑制等のダンパーとしての作用は、3方向の
糸1,2,3で行われるため、方向性が少くなり、楕円
振動のような変形振動を有効に防止できるものである。
〔発明の効果〕
本発明は畝上のように、3方向の糸を平織状に織成した
織物を、ダンパー基材としたので、大きな開口率のダン
パー材が得られる。
従って、ダンパー材の表裏両面間の空気流通に対する空
気抵抗が少くなり、振動板の振動に伴うダンパーの振動
での空気抵抗が少くなり、振動板の振巾を抑制すること
がなく、スピーカの出力の増大、音圧周波数特性を向上
できる。
又、スピーカのボイスコイル等の発熱する磁気回路への
空気の流通が行われるため、この空気流による冷却効果
を生じ、その温度上昇を低下させてボイスコイルの断線
や、発火等を未然に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダンパー基材となる織物の拡大平面図
、 第2図は従来のダンパー基材となる織物の拡大平面図、 第3図はダンパー材の製造工程図、 第4図は成型されたダンパーの一部の斜面図である。 1.2.3・・・糸、a、f)・・・隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに120度に近い角度で交叉するように、3方向の
    糸で平織状に織成した3軸織物に、樹脂等の成型剤を浸
    漬して、これを所要形状に成型したことを特徴とするス
    ピーカ用ダンパー材。
JP30405188A 1988-12-02 1988-12-02 スピーカ用ダンパー材 Pending JPH02151200A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303902A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Pioneer Electronic Corp スピーカ用ダンパー及びスピーカ
US9763012B2 (en) 2011-03-30 2017-09-12 Bose Corporation Monofilament fabric acoustic suspension elements
KR20180032239A (ko) * 2016-09-21 2018-03-30 주식회사 백일 다각구조를 가지는 댐퍼직물

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498423A (ja) * 1972-05-24 1974-01-25

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