JPH02150671A

JPH02150671A - 空気調和装置

Info

Publication number: JPH02150671A
Application number: JP30093388A
Authority: JP
Inventors: Haruo Noguchi; 野口　春雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-11-30
Filing date: 1988-11-30
Publication date: 1990-06-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は冷媒加熱器を設けることにより、冷暖房の切換
えができる空気調和装置に関する。

（従来の技術）一般的に暖房と冷房の切換えが可能な空気調和装置は第
２図に示されるように構成されている。

この空気調和装置１は室内側熱交換器２、室外側熱交換
器３、圧縮機４、および冷媒加熱器５とを有している。

ここで、冷媒加熱器５はバーナ６を有しており、暖房時
にのみ使用されるようになっている。

以下、各部の回路構造について説明する。上記、室内側
熱交換器２の暖房時の吐出側と室外側熱交換器３の冷房
時の吐出側は中途部にチェック弁７および電子膨張弁８
とを介して接続されている。

また、上記室内側熱交換器２の暖房時の入口側には四方
弁９が・接続されており、この四方弁９は上記圧縮機４
の吐出側に接続されている。そして、この四方弁９は冷
房時において室内側熱交換器２の吐出側を圧縮機４の入
口側に接続し、■つ圧縮機４の吐出側を室外側熱交換器
３の入口側に接続するようになっている。

さらに、上記チェック弁７と電子膨張弁８との間には二
方弁１０を介して冷媒加熱器５の入口側が接続されてい
る。この冷媒加熱器５の吐出側は中途部にチェック弁１
１を有する四方弁９からの配管が接続されて、圧縮機４
の入口側が接続されている。

そして、上記チェック弁７、電子膨張弁８および二方弁
１０との間にはバイパス回路１２の一端が接続されてい
る。このバイパス回路１２の他端側は上記圧縮機４の吐
出側と四方弁９との間に接続されており、その中途部に
は二方弁１３およびバイパスキャピラリ１４が配設され
ている。

このようにバイパス回路１２を設けることにより、暖房
時において冷媒加熱器５に低温の冷媒のみが流入されて
燃焼ガス結露を発生することを防止している。

ところが、上記バイパス回路コ２に設けられた三方弁１
３は電子制御によって駆動される構造であり、段階的に
開度を調節するようになっているので、急激に流量が変
化し、これにともなうサイクル変動も大きく静粛な運転
が困難な構造であった。

（発明が解決しようとする課題）二方弁およびバイパスキャピラリを有するバイパス回路
が設けられ、暖房および冷房の切換ができる空気調和装
置は、Ｌ記バイパスキャピラリの二方弁が電子制御され
ているので、段階的に冷媒の流量が変化され、静粛な運
転ができないという欠点があった。

本発明は上記課題に着目してなされたものであり、冷媒
加熱器の燃焼ガス結露を防止し、且つ静粛な運転ができ
る空気調和装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明は圧縮機と室内側熱交換器との間に冷媒加熱器を
設け、上記圧縮機の吐出側に四方弁を接続し、この四方
弁と室内側熱交換器の暖房時の入口側との間にバイパス
回路の入口側を接続し、このバイパス回路の中途部には
チェック弁とバイパスキャピラリを設け、上記室内側熱
交換器の暖房時の吐出側と冷媒加熱器の入口側との間に
上記バイパス回路の吐出側を接続した空気調和装置にあ
る。

（作　用）圧縮機から吐出された冷媒が四方弁を通過した後にバイ
パス回路に流入されるように構成されており、且つバイ
パス回路にはチェック弁が設けられているので暖房時の
みにバイパス回路に冷媒が流入され、且つバイパス回路
を通過する冷媒の流量も室内側熱交換器に流入される冷
媒の流量に比例して変化するので、運転状態の変動が少
なく静粛な運転ができる。

（実施例）本発明における一実施例を第１図を参照して説明する。

図中に示される空気調和装置１５は室内側熱交換器２、
室外側熱交換器３、圧縮機４および冷媒加熱器５とを有
している。ここで、上記冷媒加熱器５はバーナ６を有し
ており、暖房時に通過する冷媒を加熱するようになって
いる。

そして、上記圧縮機４の吐出側と室内側熱交換器２の暖
房時の入口側との間には四方弁９が接続されている。ま
た、上記圧縮機４の入口側と冷媒加熱器５の暖房時の吐
出側が接続されており、この圧縮機４と冷媒加熱器５と
を接続する冷媒管路の中途部にはチェック弁１１を介し
て上記四方弁９が接続されている。さらに、四方弁９に
は室外側熱交換器３の冷房時の入口側が接続されている
。

そして、四方弁９が切換えられることにより、暖房時に
は室内側熱交換器２の暖房時の入口側に圧縮機４の吐出
側を接続し、冷房時には、上記室内側熱交換器２の冷房
時の吐出側をチェック弁１１を介して圧縮機４の入口側
に接続し、且つ圧縮機４の吐出側を室外側熱交換器３の
入口側に接続して、冷媒の流れ方向を切換えるようにな
っている。

また、上記室外側熱交換器３の冷房時の吐出側は電子膨
張弁８とチェック弁７とを介して室内側熱交換器２の冷
房時の入口側が接続されている。

上記チェック弁７と電子膨張弁８との間には冷媒加熱器
５の暖房時の入口側が三方弁１０を介して接続されてい
る。

そして、上記四方弁９と室内側熱交換器２の暖房時の入
口側との間にはバイパス回路１６の暖房時の入口側が接
続されている。このバイパス回路１６の暖房時の吐出側
は上記チェック弁７、電子膨張弁８および三方弁９との
間に接続されており、このバイパス回路１６の中途部に
は流入側から吐出側へチェック弁１７とバイパスキャピ
ラリ１４とが順次配設されている。そして、バイパス回
路１２は上記二方弁１３により、矢印Ａ方向にのみ流れ
るようになっているとともに、四方弁９は暖房時のみに
バイパス回路１６側に冷媒が圧送されるようになってい
る。これにより従来構造においてはバイパス回路１６の
冷媒の流れを二方弁等で制御する必要があったが、これ
が不要となり、その制御系も不要となる。また、バイパ
ス回路１６に流入される冷媒の量は上記バイパスキャピ
ラリ１４によって制限されるようになっているので室内
側熱交換器２に流入される冷媒の量に比較して少ない量
であり、且つ流量の変化も圧力変動に応じて変化するた
め、急激な流量変化を防止できる。

これにより従来構造に比較して急激なサイクル変動を防
止して静粛性の高い運転ができる。

また、従来構造ではバイパス回路１６の中途部に二方弁
を設ける必要があったが、チェック弁１７を設けること
で上述のような効果を得ることがでいる。このチェック
弁１７は二方弁よりも軽量、低コストなので、空気調和
装置１５の軽量化および低コスト化を計ることができる
。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものではない
。

〔発明の効果〕

四方弁と室内側熱交換器の暖房時の入口側との間にバイ
パス回路の入口側を接続し、このバイパス回路の中途部
に三方弁を設けることで、冷媒加熱器の暖房時の入口側
に温度の高い冷媒を供給して、上記冷媒加熱器の燃焼ガ
ス結露を防止できる。また、暖房時において四方弁の吐
出側にバイパス管路が接続されることで、チェック弁お
よびバイパスキャピラリのみで冷媒の流量を適正に保つ
ことができるので、急激なサイクル変動を防止して静粛
性の高い運転ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における空気調和装置の冷凍サイクルの
概略的構成図、第２図は従来における空気調和装置の冷
凍サイクルの概略的構成図である。２・・・室内側熱交換器、３・・・室外側熱交換器、４
・・・圧縮機、５・・・冷媒加熱器、９・・・四方弁、
１４・・・バイパスキャピラリ、１５・・・空気調和装
置、１６・・・バイパス回路、１７・・・チェック弁。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

圧縮機の入口側と室内側熱交換器の暖房時の吐出側との
間に設けられた冷媒加熱器と、上記圧縮機の吐出側と上
記室内側熱交換器の暖房時の入口側との間に設けられ冷
房時に室内側熱交換器の冷房時の吐出側と圧縮機の入口
側を連通する四方弁と、この四方弁と室内側熱交換器の
暖房時の吐出側との間に設けられた室外側熱交換器とを
具備する空気調和装置において、上記四方弁と室内側熱
交換器の暖房時の入口側との間にバイパス回路の入口側
を接続し、室内側熱交換器の暖房時の吐出側と冷媒加熱
器の入口側との間に上記バイパス回路の吐出側を接続し
、このバイパス回路の中途部に入口側から吐出側へ沿っ
て順次チェック弁とバイパスキャピラリを配設したこと
を特徴とする空気調和装置。