JPH02149258A - 金属偽像等を低減する画像処理装置 - Google Patents

金属偽像等を低減する画像処理装置

Info

Publication number
JPH02149258A
JPH02149258A JP63303466A JP30346688A JPH02149258A JP H02149258 A JPH02149258 A JP H02149258A JP 63303466 A JP63303466 A JP 63303466A JP 30346688 A JP30346688 A JP 30346688A JP H02149258 A JPH02149258 A JP H02149258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
projection data
image
metal
false
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63303466A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0570462B2 (ja
Inventor
Hideo Nagai
秀夫 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority to JP63303466A priority Critical patent/JPH02149258A/ja
Publication of JPH02149258A publication Critical patent/JPH02149258A/ja
Publication of JPH0570462B2 publication Critical patent/JPH0570462B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はX線C下等において、金属等から発生する偽像
(アーテイファク[・)を低減する画像処理装置に関す
る。
(従来の技術) X線断層撮影装置(以下XMCTという)は各方向でX
線源から被検体を曝射して透過したX線を検出器で検出
し、そのデータに画像再構成処理を行って画像表示し、
診断の用に供しようとする装置である。
(発明が解決しようとする課題) ところでこのX線CTにおいては、金属等高X線吸収物
質が存在すると画像上にストリーク状偽像等の偽像が現
れて画像の観察1診断を著しく妨げるという大きな技術
的問題を孕んでいる。就中、金歯や補綴金属等被検体内
に存在する金属類から発生する強い偽像の存在はイメー
ジに多大な影響を与え、詳細な観察をできなくするばか
りか、全く観察不能にしてしまうことがあって、歯科や
リハビリテーション等の分野へのX線CTの適用を拒ん
でいる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、
被検体内に存在する金属等から発生する偽像を低減する
アルゴリズムを提案し、それに対応する金属偽像等を低
減する画像処理装置を実現することにある。
(課題を解決するための手段) XMC王等で使用する画像処理装置において、1又は複
数の偽像発生源の位置に関する情報を入力する入力手段
又は該位置の情報を自動検出する偽像発生源位置検出手
段と、すべての方向又は任意の方向についてすべての偽
像発生源に交わるすべての射影データについて各射影デ
ータをその対向射影データ又は各射影データからその対
向射影データを減算した値をその近傍データの平均値等
と比較し閾値を越える変化がある場合には対向射影デー
タの値により近い値を析しい射影データとし、その他の
場合には元の射影データをそのまま使用して金属等の偽
像を低減した射影データを生成する金属等偽像低減射影
データ生成手段と、前記射影データを画像再構成して金
属等偽像を低減したイメージを得る画像再構成手段と、
少なくとも1個のデータ記憶手段とを具備することを特
徴とするものである。
(作用、) 金属等偽像発生源の画像上の位置、大きさ等の情報に基
づいて金属等偽像低減射影データ生成手段は入力画像射
影データから前記金属等偽像発生源で発生する金属等偽
像を削減する。金属等偽像を削減された射影データは画
像再構成されて出力される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
図において、DSlは実測X線の生データを格納するデ
ータ記憶装置である。PPPはデータ記憶装+1osi
に格納されている実測X線生データを得て1.データ収
集装jlDAs (図示せず)のオフセット補正、X線
強度補正、検出系の各チャネルの感度補正、対数変換、
X線線質硬化補正等の各種処理を施す前処理装置で、そ
の出力の射影データはデータ記憶装@DS2に格納され
る。
GDQはX、Y方向の格子状の目盛線をイメジ←重ねて
表示できるグリッド付イメージ表示装置である。
M、M、Iはキーボード等の入力装置と陰極線管表示装
置(CRT)等の表示装置等から成り、グリッド付イメ
ージ表示装置GDCに表示された原イメージから偽像の
発生源である金属等の所在に関する情報(例えば中心の
座標と領域のサイズ等)を操作考が読み取りそれらの情
報を入力するためのマン・マシン・インタフェース装置
である。入力された情報はデータ記憶装置DS2に格納
される。
M A Rはデータ記憶装置DS2に格納された前処理
装置PPPによる前処理済みの射影データより、金属等
から発生する偽像成分を削除した射影データを生成する
金属等偽像低減射影データ生成装置である。この出力の
偽像成分削除済射影データはデータ記憶装置DS3に格
納される。第2図に再構成領域と金属偽像発生源の関係
位置を示し、金属等の偽像を除去するアルゴリズムの一
例を説明する。図において、大円内の領域RAは再構成
領域で、再構成領域RA内の領域MA内に金属があるも
のとする。領域MAはその中心がC(座標(Cx、Cy
>)で、半径Rの小円である。X。
yは直交座標軸、X、Y座標軸はx、y座標軸を反時計
方向にθ′だけ回転した座標軸である。実測X線の射影
データは、Sから原点Oに向うθ方向の平行ビーム・デ
ータ群(各方向の平行ビームのビュー・データ)として
得られている。点A+。
AC,A2は、領域MAに交わる方向θの平行ビーム群
の先頭ビーム、中央ビーム、最終ビームがX軸と交わる
点である。このとき次の関係が成り立つ。
Nt  I−cc +(C)<−5inθ−Cy−cosθ−R)/d・・
・ (1−1) N2  =CC +  (Cx   −Sjn  θ −Cy−cos 
  θ −ト R)/d・・・ (1−2> ここでdはサンプル間隔、CCは再構成中心0を通る仮
想ビームの番号であり、Ns 、N2はそれぞれMAと
交わる射影データの開始データ番号。
−7= 一8= 終了データ番号である。データ番号はXの増加方向に増
加するのを通常の場合(d>O)とする(×の増加方向
にデータ番号が減少する場合には、<1−1)式、(1
−2>式でd<Qと考え、N1.N2はそれぞれ終了デ
ータ番号、開始データ番号となる。)。
実測X1m射影データは、1 / 4−1 /4オフセ
ット測定されたサンプル間隔dである離散データであり
、θ方向の点△1からA2までの範囲に入る射影データ
の番号のうち先頭データの番号をN5=Ns(θ)、最
終データの番号をNL=NL  (θ)とする。
金属等の偽像を除去するアルゴリズムの例は次の通りで
ある。
各方向θに対して、生成される金属等の偽像を除去した
射影データをa (Xi 、θ)とすると、以下余白 a(Xt、  θ)= ・・・ (2−2) ここで、r(XL、θ)は、方向θ、距離Xiにおける
実測射影データ(前処理等の処理済)であり、r (X
j 、θ)′はr(X冒θ)の対向射影データである。
又、δは所謂閾値(T hreshold )で、Cは
1以下の正の定数である。1/4−1/4オフセツト測
定された平行ビーム・データに対し、r(XL、θ)の
対向射影データr (XL。
θ)′は r(Xi、θ) ’ =r’ (Xi 、θ+π)十 
r(XJ+1. 0 + π ) )・・・ (3) ここで、j =  trunc(2−cc−i )  
・−(3−1)但し、CCは再構成中心0(アイソ・セ
ンタ)を通る仮想ビームの番号である。CCは実数であ
るが、i、jは整数であり、(3−1)式のj、は2・
cc−iを超えない最大整数である。1/4−1/4オ
フセツ1〜測定の際には、例えばCC=Nc   (1
/4)(Ncは整数)では、=2・Nc  :  1と
なる。(3)式は1/4−1/4オフセツト測定におい
てはr (X; 、θ)の対向データr (Xi 、θ
)′は・隣接する2つの射影データr (XJ 、θ+
π)とr(XJ+1゜θ+π)の補間により生成される
ことを意味する。
(2−1>式は金属等の偽像がある場合に、その射影デ
ータr(、Xt、θ)を対向データr (Xi 。
θ)′を加味して修正する式であり、金属等の変化の激
しい実測データを補間により変化の緩和1されたデータ
に修正して偽像を低減することを意味し、物理的にも重
大な意味を持つ式である。
RECONはデータ記憶装置083に格納された射影デ
ータに、画像再構成処理を施J装置である。画像再構成
されたイメージ・データはデータ記憶装置DS4に格納
される。画像再構成のアルゴリズムと装置は公知のもの
で良く、ここでは説明を省略する。
上記のように構成された装置の動作を第3図のフローチ
ャートを参照しながら説明する。この装置の動作におい
ては、スキャンは既に終了し、実測X線生データは収集
されてデータ記憶装置DS1に収納されており、画像は
再構成されてデータ記憶装置DS4に格納されている。
そして操作者が表示画面を観察しながら金属等偽像の所
在に関する情報を読み取りその情報を処理系に人力し、
金属等偽像の低減を行う場合の例を示している。
画像再構成された金属等偽像を含むイメージをグリッド
付イメージ表示装置GDCに表示する(ステップ1)。
表示されたイメージを見ながら、金属等偽像発生源に関
する情報、即ち、偽像発生源の数、各偽像発生源の中心
のx、y座標9各偽像発生源を含む領域MAの半径R等
を読み取る(ステップ2)。
グリッド付イメージ表示装置GDCから読み取った金属
等偽像に関する情報を、マン・マシン・インタフェース
装置MMIにより画像処理装置に入力する。入力データ
はデータ記憶装置DS2に格納される(ステップ3)。
前処理装置PPPはデータ記憶装置DS1に格納されて
いるデータ収集装置DASからの生データの各ビューデ
ータに、オフセット補正、X線強反補正、チルネル感度
補正、対数変換、X線線賀硬化補正等の前処理を施すく
ステップ4)。全ビュー、全方向のデータに対してこの
前処理を行う(ステップ5)。
各ビュー(各方向)毎、且つ各偽像発生源毎に(1−1
)式、(1,、−2,)式によりこの偽像発生源と交わ
る射影データ番号の範囲を求めるくステップ6)。
金属等偽像低減射影データ生成装置MARにより、デー
タ記憶装[、DS2に格納されている各方向の射影デー
タに対して、(2−1)式、(22)式に従うデータ比
較と条件判定を行い(ステップ7)、次に金属等の偽像
を除去した射影データ生成を行い、その結果の射影デー
タをデータ記憶装置り、、S3に格納する(ステップ8
)。これをこの偽像発生源と交わるすべてのtA彰デー
タに対して行う(ステップ9)。次にすべての偽像発生
源についてステップ6〜ステツプ9を行う(ステップ1
0’)。次にずべてのビュー(9へての方向)について
ステップ6〜ステツプ1oを行う(ステップ11)。
画像再構成装置RECONにより、データ記憶装置DS
3に格納された金属等偽像低減演射影データに画像再構
成処理を施して、出力のイメージ・データをデータ記憶
装置DS4に格納する(ステップ12)。以上の動作に
より金属等偽像低減処理は終了する。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、第
4図に示す偽像位置自動検出型の金属等偽像低減用画像
処理装置DPSを実現することができる。第1図に示し
た実施例の装置は、偽像の発生位置を操作者が表示され
たイメージにより判断し、操作者が位置情報を読み取り
これを入力して処理する方式であるが、第4図の実施例
は原イメージの再構成後に偽像発生源の位置を自動検出
し、これに基づいて金属等偽像の低減を行う例である。
図において、第1図と同等の部分には同の記号を付しで
ある。図中、MDETはデータ記憶装置DS4に格納さ
れている原イメージ・データをサーチし、1または複数
の金属等偽像の発生源の位置を求めてその結果をデータ
記憶装WDS2に格納する偽像発生源位置検出装置であ
る。上記のサーチは、画像データの8値の閾値との比較
(必要に応じて更に閉領域化や領域内の画像データの標
準偏差値の比較等を加味)により、偽像発生源の中心座
標と領域+Jイズ等の情報を求める。
その他の装置は第1図の同名の装置と同じである。
この動作のフローチャ−トを第5図に示す。このフロー
チャートはステップ1からステップ3で実測データの前
処理と画像再構成を行った後ステップ4で金属等偽像発
生源の位置のサーチ(検出)を行っている点が第3図の
フローチャートとは異なっているが、その他は同じであ
る。
第6図はXmCT装置と本実施例の画像処理装置DPS
とを接続して、オンライン動作とした場合の応用例のブ
ロック図である。X線CT装置はガントリG、テーブル
TAをテーブルガントリ制御装[TGCで制御して断層
撮影部の位置決めを行い、X線発生制御装P?XGCの
制御により高圧。
X線管制御部XRはX線管Xに高圧を供給して再構成領
域PAをスキャンする。前記のガントリGは再構成領域
PAを含む円で示しである。検出器群Sは被検体Bを透
過したX線を検出してデータ収集装置DASにデータを
送る。データ収集装置DASはデータを増幅し、ディジ
タルデータに変換する等の処理を行った後、画像処理装
置D P Sにデータを送り、データ記憶装置DS1に
書き込む。以後の動作は既に説明した通りである。デー
タ記憶装置DS4に格納されたストリークを除去された
イメージデータを画像表示装置GDC及び必要に応じて
像写輿撮影装置MFCに送る。撮影制御装置SCCは各
装置の動作を制tIl!′?1′る。
第7図は上記応用例の動作のフローチャートである。先
ずスキャンを行ってデータ収集装置DASはデータを収
集し、増幅、△D変換等の処理を行い、出力データをデ
ータ記憶装置DS1に格納する。こうして全方向につい
てX線生データを測定する。以後の動作は第5図のフロ
ーチャートと同じである。
第8図に示す装置は、第1.第4図等と異なり、偽像を
低減したイメージを直接再構成する代りに偽像のみから
成るイメージを再構成し、原イメージからこれを減棹し
偽像を低減したイメージを得る装置である。第8図の装
置は、スキャンは既に終了しており、このスキャン・デ
ータを使用して原イメージの再構成を行い、偽像発生源
の位置を自動検出し、これより金属偽像等の低減を行う
例である。DS4は再構成されたイメージ、偽像を低減
したイメージ等を格納するデータ記憶装置であり、DS
5は偽像のみから成るイメージを格納するデータ記憶装
置である。金属等偽像低減射影データ生成装置MARで
のストリーク偽像の識別とストリーク生成射影データb
 (XL 、θ)の生成は次式に従う(c l は定数
)。
b(XL、θ)− NS≦i≦NLで且つ r  (Xi  、  θ) r(Xi、θ)′ 1〈δの時 (2−2−1> データ記憶装置1Ds2からの入力データに処理を施し
、出力データをデータ記憶装置DS3に格納する。イメ
ージ減算処理装置S■MAGは、データ記憶装置DS4
に格納された原イメージの対応するデータからデータ記
憶装置DS5に格納された偽像のみから成るイメージの
対応するデータを減綽し結果をデータ記憶装置DS4へ
格納する。
この装置の動作のフローチャートを第9図に示す。ステ
ップ7a、7br各々(2= 1’−’1 )式。
(’2−2−1)式に従う射影データを生成し、ステッ
プ11でストリーク・イメージの再構成を行い、ステッ
プ12でイメージ減緯処理装置、s rM△Gにより原
イメージからストリーク成分の除去を行う他は第5図に
同じである。
又、本発明による各種の装置を他のストリーク等を低減
する画像処理装置と合体統合して用いれば金属ス[−リ
ーク等偽像のより完全な低減を可能とする処理装置を構
成できる。
更に次のような変形が可能である。
〈i)アルゴリズムの変形 (イ)金属等偽像低減のアルゴリズム アルゴリズムとして、<2−1)式、(2−2)式に限
定されず、各種の変形が考えられる。例えば、(2−1
)式、(2−2)式中のa (Xj 、θ)は、r(X
i、θ)、r(Xi 、θ)′のみの関数でなく、 r(Xi+員、θ)、r(Xi+)、θ)′ の関数で
あってもよい。ここに、k=−に+。
Kl+1−.0.1、−、に2 : (!=  Lt 、−Lt +1.−.0,1.−12
 :Kt、に2.Lt、L2は正の整数である。又、そ
の関数の形は滑らかに変化する関数等である。
(ロ)平行ビームに限定されず、ファン・ピムにも適用
できる。ファン・ビームの場合には(3)式等が変化す
る。
(ハ)金属等偽像発生源の形状は実施例に示したように
円に限定されない。形状決定のアルゴリズムも(1−1
)弐〜(1−2)式に限定されない。
(ニ)(2−1)式、(2−2>式の偽像識別条件を変
更した次のものもある(δは閾値)。
a(XL 、  θ)− 偽像識別条件を変更した次のものもある(δ′は閾値)
・・・ (2−3−2> (ホ)(2−1−1)式、(2−2−1)式の(へ)(
2−1)式、(2−2)式; <2−1−1)式、(2−2−1>式等でのδ、(2−
1−2)式、(2−2−2)式:(2−1−3)式、(
12−3>式等でのδ′は通常定数であるが、条件に応
じて計舜=21 時に動的に選ぶこともできる。
(11)装置の変形例 (イ)データ記憶装置の分割、統合、付加(a)1つの
記憶装置を複数に分割して構成したもの。例えばデータ
記憶装置DS2を偽像発生位置情報の格納用メモリと画
像再構成装置RFCON用メモリのそれぞれ複数に分割
構成したもの。
(b)データ配憶装置をスピード、経済性等の見地から
階層構成にしたもの。
(C)データ記憶装置を統合して構成したもの。例えば
データ記憶装置DS2.DS3を統合した1つの記憶装
置としたもの。
(d)バッファ・メモリ、キャッシュ・メモリ等を適宜
付加して構成したもの。
(ロ)装置の分割、統合及び並列化 (a)各装置を例えば機能別に分割して構成する。即ち
、画像再構成装置RECONをフーリエ変換装置、極座
票−直交座標変換装置、フーリエ逆変換装置等に分割し
、各装置間の並列処理性を付与した構成にしたもの。
(b)複数の装置を統合して構成したもの。
例えば前処理装置PPRと金属等偽像低減射影データ生
成装置MARを統合して構成したもの。又、画像再構成
装置RE (、ONをフーリエ変換型の画像処理装置と
して構成し、フーリエ変換装置とフーリエ逆変換装置を
同一の装置として橘或し、これを時分割使用するもの。
(C)装置の多重並列化を計った構成にしたもの。
(d)統一制御装置を用意し、それをマイクロ・プロセ
ッサ、マイクロ・プログラム・メモリ、デコーダ等で構
成したもの。
(e)金属等偽像低減射影データ生成装置MARを、偽
像識別装置ADETと金属等偽像低減射影データ生成装
置M A RPに分け、偽像識別装置へDETは(2−
1>式。
(2−2,)式等の偽像識別(条件判別)のみを行い、
金属等偽像低減射影データ生成装置MARPは(2−1
>式、(2−2)式等の偽像低減射影生成演樟を行う構
成にしたもの。
(ハ)装置の付加 (a)磁気ディスク等人容間記憶装置の付加。
(b)磁気テープ装置MT、プロ・シビー・ディスク装
置FDD等外部記憶装置の付加。
(C)専用オペレータ・コンソー゛ル、CRT。
専用図形表示装置、専用診断装置等の付加。
(ニ)グリッド付イメージ表示装置GDCグリッド付イ
メージ表示装置1GDcを、イメージ(画像)の表示、
表示イメ、−ジ中に関心領域(ROI)設定、イメージ
中の点等の座標読み取り、2点間の距離計算等の機能を
もつ装置として構成したもの。
(ホ)マン・マレ“ン・イレターフェース装置MMlと
グリッド付イメージ表示装置GDCの統合。
両者を統合した図形表示、測定1診断、操作卓として構
成したもの。
(へ)画像再構成装置RECON この装置をフーリエ変換形の画像処理装置として実現す
る場合には、各種の変形が考えられる。
(ト)バス、制御ライン、信号ライン等の分前、統合。
(チ)データ処理用に汎用の情報処理装置CPUや専用
のアレ4イ・プロセッサAP等を用い1=もの。
(す)同一の演算処理を別の構成(例えば情報処理装置
C’PU、AP等の装置、ソフトウェア、ファームウェ
ア)で実現したもの。
(発明の効果) ゛以上、詳細に説明:したように本発明によれば次のよ
うな効果がある。
(′1)金属等高放射線吸収物質により生ずる各種形状
(ストリーク状、モアレ状、直線状9円形等)の偽像の
低減に極めて有効である。
(2)シンプルなアルゴリズムなので、非常に高速処理
が可能であり、且つ経済性の高い金属偽像等の低減処理
装置が構成できる。
(3)本発明の装置と伯のストリーク等を低減する画像
処理装置との有機的な結合により、より強力でより適応
性の高い金属偽像等の低減処理装置が構成できる。
(4)X線CTを、金属偽像等の存在により従来適用不
可能であった歯科、リハビリテーション等の分野にも適
応可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は再構
成領域と金属偽像発生源の関係の説明図、第3図は第1
図の実施例の動作のフローチャート、第4図は本発明の
他の実施例のブロック図、第5図は第4図の実施例の動
作のフローチャート、第6図は本発明の装置の応用例の
ブロック図、第7図は第6図の応用例の動作のフローチ
ャート、第8図は本発明の他の実施例のブロック図、第
9図は第8図の実施例の動作のフローチャートである。 DSl、DS2.DS3.DS4・・・データ記憶装置 MMI・・・マン・マシン・インタフェース装置PPP
・・・前処理装置 MAR・・・金属等偽像低減射影データ生成装置REC
ON・・・画像再構成装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線CT等で使用する画像処理装置において、1
    又は複数の偽像発生源の位置に関する情報を入力する入
    力手段又は該位置の情報を自動検出する偽像発生源位置
    検出手段と、すべての方向又は任意の方向についてすべ
    ての偽像発生源に交わるすべての射影データについて各
    射影データをその対向射影データ又は各射影データから
    その対向射影データを減算した値をその近傍データの平
    均値等と比較し閾値を越える変化がある場合には対向射
    影データの値により近い値を新しい射影データとし、そ
    の他の場合には元の射影データをそのまま使用して金属
    等の偽像を低減した射影データを生成する金属等偽像低
    減射影データ生成手段と、前記射影データを画像再構成
    して金属等偽像を低減したイメージを得る画像再構成手
    段と、少なくとも1個のデータ記憶手段とを具備するこ
    とを特徴とする金属偽像等を低減する画像処理装置。
  2. (2)X線CT等で使用する画像処理装置において、1
    又は複数の偽像発生源の位置に関する情報を入力する入
    力手段又は該位置の情報を自動検出する偽像発生源位置
    検出手段と、すべての方向又は任意の方向についてすべ
    ての偽像発生源に交わるすべての射影データについて各
    射影データをその対向射影データ又は各射影データから
    その対向射影データを減算した値をその近傍データの平
    均値等と比較し閾値を越える変化がある場合には該射影
    データからその対向射影データを減算した値に比例する
    値を新しい射影データとし、その他の場合には値零を新
    しい射影データとする金属等偽像低減射影データ生成手
    段と、前記射影データを画像再構成して金属等偽像のみ
    のイメージを得る画像再構成手段と、原イメージから金
    属等偽像のみのイメージを減算し金属等偽像を低減した
    イメージを得るイメージ減算処理手段と、少なくとも1
    個のデータ記憶手段とを具備することを特徴とする金属
    偽像等を低減する画像処理装置。
  3. (3)金属等偽像低減射影データ生成手段の入力射影デ
    ータは、検出位置をオフセットさせた状態で測定された
    データであり、対向射影データは補間計算により得られ
    るデータであることを特徴とする請求項1又は2記載の
    金属偽像等を低減する画像処理装置。
  4. (4)金属等偽像低減射影データ生成手段の入力射影デ
    ータは、平行ビーム又はファン・ビームとして得られる
    請求項1又は2記載の金属偽像等を低減する画像処理装
    置。
JP63303466A 1988-11-30 1988-11-30 金属偽像等を低減する画像処理装置 Granted JPH02149258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63303466A JPH02149258A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 金属偽像等を低減する画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63303466A JPH02149258A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 金属偽像等を低減する画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149258A true JPH02149258A (ja) 1990-06-07
JPH0570462B2 JPH0570462B2 (ja) 1993-10-05

Family

ID=17921304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63303466A Granted JPH02149258A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 金属偽像等を低減する画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02149258A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195944A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Shimadzu Corp X線ct装置
JP2001137228A (ja) * 1999-09-07 2001-05-22 General Electric Co <Ge> 2回パス式コーン・ビーム画像再構成の方法及び装置
JP2011224351A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置および欠陥画素位置情報取得方法
JP2015503389A (ja) * 2011-12-27 2015-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 3dスキャンからのem場発生器によるアーティファクトの除去

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195944A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Shimadzu Corp X線ct装置
JP2001137228A (ja) * 1999-09-07 2001-05-22 General Electric Co <Ge> 2回パス式コーン・ビーム画像再構成の方法及び装置
JP4576032B2 (ja) * 1999-09-07 2010-11-04 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 2回パス式コーン・ビーム画像再構成の方法及び装置
JP2011224351A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置および欠陥画素位置情報取得方法
JP2015503389A (ja) * 2011-12-27 2015-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 3dスキャンからのem場発生器によるアーティファクトの除去

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0570462B2 (ja) 1993-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4709333A (en) Method and apparatus for imaging in the presence of multiple high density objects
US4888693A (en) Method to obtain object boundary information in limited-angle computerized tomography
US5287276A (en) Localized motion artifact reduction in projection imaging
JP4820582B2 (ja) ヘリカルマルチスライスctのための回復ノイズを伴うヘリカルウィンドミルアーチファクトを低減する方法
US7957574B2 (en) Methods and apparatus for generating a risk metric for soft plaque in vessels
JP2002191591A (ja) Ct装置により取得した出力像に対する放射硬化の補正方法
JP4409671B2 (ja) 断層写真画像を作る装置と方法
US20240070862A1 (en) Medical information processing method and medical information processing apparatus
JPH06133961A (ja) コンピュータ断層撮影装置
JPH02149258A (ja) 金属偽像等を低減する画像処理装置
US20210407159A1 (en) Device and method for editing a panoramic radiography image
CN108805815B (zh) 基于x射线血管造影图像的血管拉直重建方法
US20030021373A1 (en) Section reconstruction method and radiographic apparatus
JP2016198504A (ja) 画像生成装置、x線コンピュータ断層撮影装置及び画像生成方法
JPH08168487A (ja) X線断層像撮像方法および装置
JP2002153454A (ja) X線ct装置
JPH0566128B2 (ja)
CN115439353B (zh) Ct图像环形伪影校正方法、系统及存储介质
JPH05237094A (ja) ストリーク状偽像を低減する画像処理方法と装置
JP7408381B2 (ja) 画像処理装置、プログラム及び方法
US11145094B2 (en) Image reconstruction apparatus and image reconstruction method
EP4201338A1 (en) Ct scanning method and system, electronic device, and computer-readable storage medium
US8630466B2 (en) Method of processing a Radon data based image function and imaging method
JPH03103243A (ja) 画像処理装置
JP2799147B2 (ja) X線ct装置