JPH02149152A - 伝送制御方法 - Google Patents

伝送制御方法

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JPH02149152A
JPH02149152A JP63303710A JP30371088A JPH02149152A JP H02149152 A JPH02149152 A JP H02149152A JP 63303710 A JP63303710 A JP 63303710A JP 30371088 A JP30371088 A JP 30371088A JP H02149152 A JPH02149152 A JP H02149152A
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JP
Japan
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data
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reception
controlling
flag
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JP63303710A
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English (en)
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Hideyuki Fukuoka
秀幸 福岡
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータネットワーク等に含まれるコン
ピュータ間でデータ通信する際の伝送制御方法に関する
ものである。
(従来の技術) コンピュータ間のデータ通信は、音声通信とは異なり、
高品質が要求されている0例えばプログラムラ成るコン
ピュータから別のコンピュータへ転送する場合、1ピン
トでも誤って転送されるとバグの存在するプログラムを
転送したことと同じ結果となる。また、銀行のデータベ
ースをリモート端末から書き換える場合でも、誤って書
き換えると大きな問題となる。
従って、通常、コンピュータ間のデータ通信では高品質
を保証するために、次のような伝送制御方法を実行して
いる。
■受信側でデータを正しく受信したならば、正しく受信
したことを示す応答情報を送り返し、送信側では受信側
からの応答情報に従いデータを送信する。
■もし応答が戻って来す、確認がとれない場合は、もう
−度同じデータを再送する。
つまり、受信側に正しく届いたことを確認しながら、デ
ータを送信している。
第5図に示したシーケンス図を参照して従来技術を説明
する。第5図において、D (h)はシーケンス番号り
のデータを示す、また、RR(i、j)は受信可の応答
情報で、iはシーケンス番号であり、i−1までのデー
タを正しく受信したことを送信側に通知している。送信
側では前もって定められた最大アウトスタンディング数
kまで確認がとれなくてもデータを送信することができ
、jはに+j−1までのシーケンス番号をもつデータの
送信が許されることを示している。因に、k−1の場合
、1つのデータを送信すると、必ずそのデータの確認情
報が戻ってくるまで次のデータの送信を待つことになる
。第5図の場合はに−4である。
この場合、RR(1,1) はデータD(0)を正しく
受信し、またに十j−1=4故、データD(4)までの
データを送信して良いことを送信側に通知していること
になる。送信側は、RR(1,1)を受信した時点では
データD(4)まで送信できるが、それ以上は送信でき
ない。次に受信バッファが1つ空いた時にjの値を1つ
更新して、データを1個送信することを要求している(
第5図のRR(5,2)参照)、これかられかるように
、受信バッファからデータを引き取るタイミングで応答
情報を送信側に返しているので、受信バッファの容量を
最大アウトスタンディング数kにとっておけば、受信バ
ッファを越えてデータが送信されることはないことがわ
かる。
ところが、遅延の大きい系、例えば衛星回線等の如き系
では、連続転送を可能にするためにkの値は一般に著し
く大きくする。受信側の速度が送信側よりも遅い場合に
は必ず受信バッファにデータが溜まってしまうが、常に
そのようなに個の受信バッファを確保することは困難で
ある。また、従来の伝送制御方法では、伝送遅延が大き
い場合には、受信側の速度が速くなったとき受信バッフ
ァが空になってしまい、データの連続転送ができなくな
ってスルーブツトが落ちるという問題点もある。これら
に対処するための改良案として、次のような提案が為さ
れている。
先ず、受信側では、使用している受信バッファの数bu
fを常に計数し、受信バッファからデータが引き取られ
た直後にbufを受信バッファの上位しきい値nおよび
下位しきい値0と比較し、buf=0ならばj−j+2
とし、O<buf<nならばj−j+1とし、but≧
nならばjの値は更新しない、但し、余分なデータが受
信バッファに溜まることを防ぐため、l<jとなるよう
なjの更新は行わない。以上のような比較処理によって
jの値を算出した後、これを伴った受信可の応答情報R
R(i、J)を送信する。なお、iの更新は従来方法と
同様に行う。他方、送信側では、RR(i、j)を受信
すると、k+j−1(モジュロm)までのデータを送信
できる。
第6図と第7図にこの改良案のシーケンス例を示す。こ
こではに−4,n−2であり、受信バッファは3以上で
あればよい、第6図は上位しきい値によって受信バッフ
ァの使用数が定常状態においてn個以下に抑えられるこ
とを示す例である。
送信側はRR(1,1)を受信した時点ではデータD(
4)まで送信できるが、それ以上は送信できない。
受信バッファの使用数が上位しきい値nより少なくなっ
た時にjの値を1つ更新して、データ1個の送信を要求
し始めている(RR(5,2)参照)。
他方、第7図は下位しきい値によって受信側の速度変化
に対処してスルーブツトを上げられることを示している
。受信バッファからデータD(8)が引き取られて初め
てbuf=oとなった時にjの値を一度に2つ更新し、
先の従来例だとRR(9,8)を送信するところを、R
R(9,9)を送信してデータ1個を多く送信するよう
に要求している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した改良案によって、第6図および第7図に示した
ように、受信バッファの使用数を減らしつつスループッ
トを向上させることができた。
しかしながら、上述した改良案では、受信バッファが上
位しきい値nを越えたとき次に受信バッファからデータ
が引き取られ受信バッファの使用数bufがnより小さ
くなるまでjを更新せず、且つ受信バッファの使用数が
下位しきい値O以下となったとき通常より多くの数のデ
ータの送信を要求するため、最大アウトスタンディング
数、伝送遅延、しきい値などの条件によって伝送制御が
定常状態に落ち着かず、発振をし始めることがある。す
なわち、送信側は受信バッファの上位しきい値を越える
までデータを送り続け、それから受信バッファが空にな
るまではデータをいっさい送らず、それから再び受信バ
ッファの上位しきい値を越えるまでデータを送り続ける
といったことを繰り返す発振状態に陥る場合がある0発
振状態は不安定であり、伝送路に大量のデータが流れた
り、全く流れな(なったりを繰り返すため問題となる。
本発明の目的は、このような発振状態の発生を防止する
ことにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成するために、通信回線を介し
て送信側が送信したデータに対し、受信側が送信側に、
(a)受信側で正しく受信したデータのシーケンス番号
を送信側に知らせる情報と、(b)フローを制御するた
めの情報とを独立して含んだ応答情報を送り返す手順を
含む伝送制御方法において、■受信バッファの使用数と
受信バッファの上位しきい値および下位しきい値との比
較結果と、■受信バッファの使用数が上位しきい値を越
えた場合に前記(b)のフローを制御するための情報の
更新を間引くタイミングを一時的に制御するフラグの状
態と、■受信バッファの使用数が下位しきい値以下にな
った場合に前記(b)のフローを制御するための情報の
更新を増やすタイミングを一時的に制′4イするフラグ
の状態とに基づいて、前記(b)のフローを制御するた
めの情報を算出し、これを含んだ応答情報を例えば受信
バッファの空くタイミングで送信側に送信するようにし
ている。
〔作用〕
受信バ・7フアの使用数が上位しきい値を越えた場合に
常に(b)のフローを制御するための情報の更新を停止
し、且つ、受信バッファの使用数が下位しきい値以下に
なった場合に常に(b)のフローを制御するための情報
の更新量を所定値だけ多くすると、定常状態に引き戻す
作用が大きくなり過ぎて発振状態に陥る虞が大きくなる
。本発明の伝送制御方法においては、受信バッファの使
用数が上位しきい値を越えた場合に前記(b)のフロー
を制御するための情報の更新を間引くタイミングを一時
的に制御するフラグと、受信バッファの使用数が下位し
きい値以下になった場合に前記(b)のフローを制御す
るための情報の更新を増やすタイミングを一時的に制御
′nするフラグとの2つのフラグの状態を調べ、受信バ
ッファの使用数が上位しきい値を越えた場合、下位しき
い値以下になった場合の何れにおいても前記(b)のフ
ローを制御するための情報の更新のタイミングを一時的
に制御することにより上記定常状態に引き戻す作用を最
適化し、発振状態の発生を防止する。
〔実施例) 次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図および第2図は本発明の伝送制御方法の一実施例
のシーケンス図であり、同図に示す送信側装置SU例え
ばコンピュータから衛星回線の如き通信回線lを経由し
て受信側装置RU例えば別のコンピュータに本発明にか
かる伝送制御方法にてデータを伝送させた際のものであ
る。
第1図及び第2図において、受信側装置RUでは受信バ
ッファの使用数burを次のように計数している。即ち
初期状態ではbur=oとし、通信回線2からデータを
受信した時buf=buf+1とし、受信バッファから
データが引き取られた時bur−buf−1とする。ま
た受信側装置RUは、受信バッファからデータが引き取
られるタイミングでburO値によって受信可を示す応
答情報RR(i、j)を送信側装置SUへ送信する。
ここで、lはシーケンス番号i−1までのデータを正し
く受信したことを示し、jは前もって定められた最大ア
ウトスタンディング数に+j−1までのシーケンス番号
をもつデータの送信が許されることを示す。jの値は初
期状態では0である。
また、jの値を更新するタイミングを制御するためにフ
ラグful、フラグempの2つのフラグが受信側装置
RUに設けられており、初期状態ではフラグful=1
.フラグemp=lとなっている。受信側装置RUは、
受信バッファからデータが引き取られてbutが減数さ
れた後、burを受信バッファの上位しきい値nおよび
下位しきい値0と比較し、更にフラグfulとフラグe
mρの状態をチエツクし、 ■bur≧nかつful=1ならばjの値は更新せずに
RR(i、j)を送信し、f u I+=0とする。
尚、送信側装置SUがそのRR(i、j)を受信してか
ら送る次のデータD(j+k)を受信した時、ful−
1に戻す。
■bur−0かつemp=lならばj=j+2と更新し
てRR(i+j)を送信し、emp=0とする。
尚、送信側装置SUがそのRR(4,j)を受信してか
ら送る次のデータD(j+に−1)を受信した時、em
p=lに戻す。
■上記■、■以外の時、j−j+1と更新してRR(i
、j)を送信する。
ただし■、■いずれにおいても、余分なデータが受信バ
ッファに溜まるのを防ぐため、iくjとなるようなjの
更新は行わない。なお、iの更新は従来方法と同様にし
て行われる。
第1図では、k−7,n=2であり、受信バッファは4
以上であればよい。第1図に示されるように、データD
(6)を受信した時にbur=3>nとなる。なお、こ
のときフラグful=1である6次に受信バッファから
データD(4)が引き取られると、buf=2=nとな
り、ful=1なので、受信側装置RUはj=4を更新
せずにRR(7,4)を送信し、f u l=oとする
。従って送信側装置SUはそのRR(7,4)を受信し
ても次のデータは送らない。これによってデータの送信
が間引かれる。受信側装置RUは、その後受信バッファ
からデータD (5) 、 D (6) 、 D (7
) 、 D (8)を引き取った時、bur≧nは満た
すが、ful=oなので、従来のようにjの更新を停止
することはなく、RR(8,5)、RR(10,6L 
 RR(11,7)、  RR(11,8)を送信する
。従って、データの送信が全(間引かれることはない。
送信側装置SUは、RR(8,5)を受信した時に次の
データD(11)を送るが、受信側装置RUはこのデー
タD(11)を受信した時に再びフラグful=1とす
る。このため、受信側装置1iRUがデータD(9)を
受信バッファから引き取った時、buf≧nかつf u
 l”1となり、受信側装置RUはjを再び更新せずに
RR(12,8)を送信し、ful=oとする。送信側
装置SUはRR(12,8)を受信した時にも次のデー
タは送らないので、再び送信が間引かれることになる。
このようにして、受信バッファの使用数が上位しきい値
以下となり、受信側装置RUがデータD (15)を受
信してful=1となったところで、定常状態に落ち着
く。
第2図ではに=4.n=2であり、受信バッファは3以
上であればよい。第2図に示されるように、データD(
6)が受信バッファから引き取られた後受信側装置RU
の処理速度が速くなり、データD(7)が受信バッファ
から引き取られた時点でbufの値が下位しきい値Oに
等しくなったとする。この時、フラグemp−1である
ので、j=j+2と更新してRR(8,7)を返し、e
mp=0となる。送信側装置SUはそのRR(8,7)
を受信すると2つのデータD(9)とD (10)を送
信する。
受信側装置ff!RUはemp−0である間は受信バッ
ファが空になっても従来のようにjを2つ更新すること
はなく、RR(9,8)の如くjを1つ更新するだけで
ある。このようにして第2図の例では、データD (1
0)を受信して再びemp=1となったところで新しい
定常状態に落ち着いている。
このように、受信バッファの使用数が上位しきい値nを
越えた時は、フラグfulを用いて一時的に(本実施例
では、通信回線lのほぼ往復の遅延時間に応じた期間だ
け)タイミングを制御しながらデータの送信を間引いて
1個ずつ受信バッファに溜まったデータを減らしていき
、また受信バッファの使用数が下位しきい値に等しくな
った時はフラグempを用いて一時的に(本実施例では
、送信可I、Hのほぼ往復の遅延時間に応じた期間だけ
)タイミングを制御しながらデータの送信を1個ずつ増
やしていくことにより、発振させずに且つ受信バッファ
の使用数を定常状態においてn個以下に抑えて、安定し
た伝送制御を行うことができる。
第3図は上述の如く動作を行う受信側装置fRUの一実
施例の処理の流れ図である。受信側装置RUでは、デー
タを受信するとデータ受信処理100が起動され、シー
ケンス番号チエツク処理11Oで受信データのシーケン
ス番号を調べ、RR送信処理200,201.202へ
送る。シーケンス番号チエツク処理110が終わると、
buf加算処理120でbufの値を1つ加算し、バッ
フ1蓄積処理130でデータを受信バッファへ蓄積し、
休止処理210に入る。他方、転送処理i40が受信バ
ッファに蓄積されているデータを逐次、必要なところへ
転送する。転送が終わるとbuf減算処理150がbu
rO値を1つ減算し、buf比較処理160がbufの
値と受信バッファの上位しきい値nおよび下位しきい値
Oとを比較する。buf==oならばemp比較処理1
70がフラグempの値を調べ、またbur≧nならば
ful比較処理180がフラグfulの値を調べる。
これらの比較の結果、0<bu r<nの時と、buf
−0かつemp=Qの時と、buf≧nかっful=0
の時は、j更新処理190がjの値を1つだけインクリ
メントし、RR送信処理200がRR(Lj)を送信し
、休止処理210に入る。
なお、送信されるRR(i、j)におけるiは、シーケ
ンス番号チエツク110から送られたシーケンス番号+
1である。jの値はj更新処理190と後述するj更新
処理220がインクリメントするが、何れにおいてもi
の値を越えるようなjの更新は行わない、他方、buf
=oがっemp=1のときはj更新処理220がjの値
を2つインクリメントし、j記憶処理230がその時点
のjの値jlを記↑αし、RR送信処理201がRR(
i、j)を送信し、empリセット処理240がフラグ
em2−0とする。この後、シーケンス番号チエツクお
よびemρセント処理260では到着するデータD (
h)のシーケンス番号りが監視され、(j記憶処理23
0が記憶している値jl)+(最大アウトスタンディン
グ数k)−1に等しくなった時に、すなわちデータD(
jl+に−1)が到着した時にフラグemp=lとする
。フラグempがセットされた後、休止処理210に入
る。また、buf≧nかつful=1のときはj記憶処
理231がその時点のjの値j2を記憶し、RR送信処
理202がRR(i、j)を送信し、rulリセット処
理250がフラグful=0とする。この後、シーケン
ス番号チエツクおよびfulセット処理270では到着
するデータD(i)のシーケンス番号iが監視され、(
j記憶、α処理231が記憶している値j2)+(最大
アウトスタンディング数k)に等しくなった時に、すな
わちデータD(j2+k)が到着した時にフラグrut
−1にする。フラグfulがセットされた後、休止処理
210に入る。
第4図は送信側装置SUの一実施例の処理の流れ図であ
る。送信側装置SUでは、受信側装置RUからRR(i
、j)を受信すると、RR受信処理300が起動され、
RR内のパラメータit  Jが調べられる。再送バッ
ファ解放処理310ではシーケンス番号i−1までのデ
ータを再送バッファがら消しさり、バッファを解放する
。送信可番号更新処理320では送信可番号をj+に−
1にセントし、その後休止処理330へ入る。には最大
アウトスタンディング数である。同時に、常時送信バッ
ファチエツク処理340で送信バッファが監視され、送
信バッファにデータが存在すればそのデータを取り出し
、シーケンス番号付加処理350でシーケンス番号が付
加され、送信可番号と比較する。この時シーケンス番号
が送信可番号より大きい場合は、送信可番号より等しい
か小さくなるまで待たされる。送信可番号に等しいか小
さくなれば、送信および再送バッファ蓄積処理360へ
渡され、そのデータは送信される。また同時に再送バッ
ファにも蓄積される。再送のメカニズムについては従来
と同様にして行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の伝送制御方法においては
、受信バッフ1の使用数を上位しきい値および下位しき
い値と比較し、更に受信側に新たに設けた2つのフラグ
をチエツクし、それらの結果によりフローを制御するた
めの情報を受信側で算出し、送信側にフィードバックす
ることにより、受信バッファの使用数を定常状態におい
て上位しきい値以下に制限してデータの連続転送を行う
ことができ、下位しきい値によって受信側の速度変化に
対処したスルーブツトの向上が可能であるという前述の
従来の改良案の利点を損なわずに、更に伝送制御が発振
状態に陥るのを防止でき、安定した定常状態をもつ伝送
制御を行うことが可能となる。特に本発明では、2つの
フラグを使用しているため、受信バッファの使用数が上
位しきい値を越えた時に一方のフラグfulによる制御
によってすばやく定常状態に移行できるうえ、受信バッ
ファの使用数が下位しきい値以下になった場合にもフラ
グempによる制御nによってすばやく新しい定常情報
に移行できる。以上のことから、本発明によって衛星回
線のような遅延時間の大きな系でも高速なデータ通信た
とえば高速パケット通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例のシーケンス図
、 第3図は受信側装置RUの一実施例の処理の流れ図、 第4図は送信側装置SUの一実施例の処理の流れ図、 第5図、第6図および第7図は従来の方法のシーケンス
図である。 図において、 SU・・・送信側装置 RU・・・受信側装置 !・・・通信回線 D (h)・・・シーケンス番号りのデータRR(i、
j)・・・応答情報 ful、emp・・・フラグ k・・・最大アウトスタンディング数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通信回線を介して送信側が送信したデータに対し、受信
    側が送信側に、 (a)受信側で正しく受信したデータのシーケンス番号
    を送信側に知らせる情報と、 (b)フローを制御するための情報 とを独立して含んだ応答情報を送り返す手順を含む伝送
    制御方法において、 [1]受信バッファの使用数と受信バッファの上位しき
    い値および下位しきい値との比較結果と、[2]受信バ
    ッファの使用数が上位しきい値を越えた場合に前記(b
    )のフローを制御するための情報の更新を間引くタイミ
    ングを一時的に制御するフラグの状態と、 [3]受信バッファの使用数が下位しきい値以下になっ
    た場合に前記(b)のフローを制御するための情報の更
    新を増やすタイミングを一時的に制御するフラグの状態 とに基づいて、前記(b)のフローを制御するための情
    報を算出し、これを含んだ応答情報を送信側に送信する
    ことを特徴とする伝送制御方法。
JP63303710A 1988-11-30 1988-11-30 伝送制御方法 Pending JPH02149152A (ja)

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