JPH02148706A - リニアリティコイルとその製造方法 - Google Patents

リニアリティコイルとその製造方法

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JPH02148706A
JPH02148706A JP29972788A JP29972788A JPH02148706A JP H02148706 A JPH02148706 A JP H02148706A JP 29972788 A JP29972788 A JP 29972788A JP 29972788 A JP29972788 A JP 29972788A JP H02148706 A JPH02148706 A JP H02148706A
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core
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Masaharu Takebuchi
竹渕 雅治
Hideo Kuroshima
黒島 英夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、テレビジョン受像機等に用いられるリニアリ
ティコイルとその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来のリニアリティコイルは、第8図示のように、柱状
部の両端にフランジを有する磁心aに導線すを巻回し、
該フランジの少なくとも一方に、フランジの径とほぼ同
径の永久磁石Cを接若剤dによって接着し、該永久磁石
Cにより磁心aにバイアス磁界を与え、前記導線aの両
端をフランジに植設したリード端子eにからげて構成し
ている。
前記磁心aは、例えば旧−Zn系のソフトフェライト原
料粉末を柱状に加圧成型し、柱状の中心部分を周面に沿
って切削して柱状部の両端にフランジを形成した後、こ
れを焼成して作成し、永久磁石Cは、例えば、Srフェ
ライト、Baフ工ライト等のハードフェライト原料粉末
を、円板状に成型し、焼成した後着磁して作成する。
近年、テレビジョン受像機等の電子機器は大型化されて
おり、それに伴いリニアリティコイルも永久磁石を大型
化して磁心に所望の大きなバイアス磁界を与え、所望の
バイアス電流において水平偏向の直線性を得るようにし
、また永久磁石を搭載する側の磁心のフランジの厚みを
薄くしてバイアス効果を高めるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述のように、大きなバイアス磁界を磁心に与
えるために永久磁石を大きくすると、磁心に対して永久
磁石が大きすぎて安定性に欠け、リニアリティコイルを
例えば配線基板等に搭載したとき、振動等によってリー
ド端子に力が加わりリード端子の抜けや切断が生ずると
いう課題があり、またリニアリティコイルが大型化する
という課題があった。
また、上述のように磁心に対するバイアス効果を高める
ために、磁心の永久磁石を配設する側のフランジの厚み
を薄くすると、該フランジの作成が困難である上に、フ
ランジが搬送中の衝撃や、永久磁石をフランジに配設す
るときの吸着衝撃等によって破損し易いので、■、0關
より薄いフランジでは生産性が悪いという課題があった
本発明は、従来のこのような課題を解決することができ
るリニアリティコイルとその製造方法を提供することを
その目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、柱状部の両端
にフランジを有する磁心の少なくとも一方のフランジに
接して永久磁石を配設し、前記柱状部に導線を巻回して
なるリニアリティコイルにおいて、前記磁心と永久磁石
は焼成により一体に形成されたことを特徴とし、その製
造方法は、成型用金型に、磁心用原料粉末と永久磁石用
原料粉末とを層状に充填し加圧して柱状の成型体を形成
し、該成型体の磁心部の両端に前記フランジが、その中
間に前記柱状部がそれぞれ形成されるように該磁心部の
周面を切削し、その後、該成型体を焼成し、磁界を印加
して該成型体の永久磁石部を磁化することを特徴とする
(作 用) 成型用金型に、磁心用原料粉末と永久磁石用粉末とを層
状に充填し加圧して柱状の成型体を形成し、該成型体の
磁心部の両端にフランジを、その中間に柱状部がそれぞ
れ形成されるように該磁心部の周面を切削するので、該
フランジの厚みかはソ永久磁石の厚みに等しくなるまで
薄くすることができ、したがって、永久磁石のバイアス
磁界を効果的に磁心に与えることが可能になって、リニ
アリティコイルは小型になる。
また、同時焼成によって磁心と永久磁石とを一体構成と
したので、磁心のフランジは破損することがない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。
同図において、1は柱状部2の両端にフランジ3++−
3□1を有する磁心で、該フランジ3.1には一対のリ
ード端子4が植設され、他のフランジ3□1に接して同
径の永久磁石5が焼成により磁心1と一体に形成されて
いる。
該磁心1の柱状部2には導線6が例えば200回巻回さ
れ、その両端はリード端子4にからげられる。
該磁心1及び永久磁石5は、次のようにして製造される
第2図■に示すように、例えば直径6關の孔7が形成さ
れたダイス8に、下バンチ9を挿入し、該ダイス8の孔
7と下バンチ9とで形成される空間に旧−Zn系フェラ
イト磁性材料原料粉末Sを所定量充填し、次いで第2図
(B)に示すように、下パンチ9を下降させて前記Ni
−Zn系フェライト磁性材料原料粉末Sの上に、Baミ
ツエライト性材料原料粉末Mを所定量充填した後、第2
図(C)に示すように、上パンチIOを下降させて前記
原料粉末SとMとを加圧し、上パンチ10を上昇させ、
更に下パンチ9の上面をダイス8の上面まで上昇させて
例えば11mmの柱状の成型体を金型から取り出す。該
成型体は、一方の端面から例えば5 mmの長さのBa
フェライト磁性材料から成る永久磁石部と、6關の長さ
のNi−Zn系フェライト磁性材料から成る磁心部とで
構成される。
該成型体の磁心部の永久磁石部に接しない側の端部から
幅2.5mmのフランジ3目を残して深さ1.8■、幅
3.4mmの溝を切削した。該フランジ31.の主面に
は直径0.35mm、深さ1.0關の一対の孔が形成さ
れている。波溝の形成により前記磁心部の他方のフラン
ジ32、は0.1開の厚さに形成された。
この成型体は1060℃の温度で空気中で焼成し、その
後、該焼成体を、その軸と電磁石による磁界の方向が一
致するように配置して、これに8000エルステツドの
磁界を加え、永久磁石部を磁化した。そして前記フラン
ジの3□1の孔に0,3inφのリートセ端子を植設し
た。
第3図は、本発明の第2実施例を示す。
同図において、1は、柱状部2の両端に大径のフランジ
31□及び小径のフランジ3□2を有する磁心で、該フ
ランジ312には一対のリード端子4が植設され、小径
のフランジ3□2を埋込んで大径のフランジ312と同
径の永久磁石5が焼成により磁心1と一体に形成されて
いる。該磁心1の柱状部2には、第1図示のものと同じ
ように、導線6が例えば200回巻回され、その両端は
リード端子4にからげられる。
該磁心1及び永久磁石5は次のようにして製造される。
第4図(2)に示すように、ダイス8に下パンチ9を挿
入し、該ダイス8の孔7と下パンチ9とで形成される空
間にBaミツエライト性材料原料粉末Mを所定量充填し
た後、端面に前記小径のフランジ32□と同形の突出部
11を有する第1の上バンチILを挿入し、軽く圧下し
た後、引上げ、第4図(8)に示すように、該孔7にN
i−Zn系フェライト磁性材料原料粉末Sを所定量充填
し、次いで第4図(C)に示すように端面の平坦な第2
の上パンチ10□で圧下し、引上げて柱状の成型体を金
型から取り出す。フランジ3,2厚みを2.0mmとし
、フランジ3□2の厚みを(1,8mmとしたこと以外
は前記実施例と同じように磁心部に対し切削を行ない第
3図示のような磁心1及び永久磁石5を得る。
第5図は本発明の第3の実施例を示す。
同図において、1は柱状部2の両端に同径で同厚のフラ
ンジ3,3及び3□3を有する磁心で、両フランジ31
3及び323に接してこれらと同径の永久磁石51及び
52が焼成により磁心1と一体に形成されている。そし
て、該永久磁石5、の外側面には一対のリード端子4が
植設され、該リード端子4に前記柱状部2に巻回された
導線6の両端がからげられている。
該磁心1及び永久磁石5.5□は次のようにして製造さ
れる。
Baミツエライト性材料原料粉末Mの総量の1/2を、
ダイスの孔に充填し、次いでNi−Zn系のフェライト
磁性材料原料粉末Sを充填し、次いで残りのBaミツエ
ライト性材料原料粉末Mを充填し、加圧して柱状の成型
体を作成し、該成型体に第1及び第2実施例と同じよう
に成型体に切削加工を行なう。
第6図は本発明の実施例のインダクタンス対電流特性図
を示す。
同図において、ASB及びCはそれぞれ本発明の第1、
第2及び第3の実施例の特性曲線、Dは第8図示の従来
のものの特性曲線である。
この特性曲線は、第7図示の測定回路により測定された
同図において、12は試料端子、Bは試料のインダクタ
ンスを測定するLCRメータ、14は電流計である。
上記実施例では、第1実施例にのみ両フランジに永久磁
石を設けたが、第2実施例についても両フランジに永久
磁石を設けることができる。
(発明の効果) 本発明は上述の構成を有するので、磁心に薄いフランジ
を形成することが容易であり、成型されたフランジが搬
送中の衝撃や永久磁石を搭載するときの衝撃等で破損す
るようなことがなく、また永久磁石を大きくしないでも
大きなバイアス磁界を磁心に与えることができ、また、
永久磁石を小さくできるため、配線基板等に搭載したと
き、振動等によってリード端子が抜けたり、断線する等
の信頼性が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図■及び(B)、第3図■及び(B)並びに第5図
■及び(8)は、いずれも本発明の実施例のリニアリテ
ィコイルの斜視図並びにその磁心及び永久磁石の断面図
、第2図(A) (B)及び(C)並びに第4図(A)
 (B)及び(C)はそれぞれ第1図及び第3図の実施
例における磁心及び永久磁石を製造する過程の説明図、
第6図は本発明及び従来例のインダクタンス対電流特性
図、第7図はそのn1定回路の回路図、第8図■及び(
8)は従来例の斜視図及びその磁心及び永久磁石の断面
図である。 1・・・磁心 2・・・柱状部 321〜3鵞3.323・・・フランジ4・・・リード
端子 5・・・永久磁石 6・・・導線 外3名 第1図 第3図 第2図 (A) 第4図 (C) (A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.柱状部の両端にフランジを有する磁心の少なくとも
    一方のフランジに接して永久磁石を配設し、前記柱状部
    に導線を巻回してなるリニアリティコイルにおいて、前
    記磁心と永久磁石は焼成により一体に形成されたことを
    特徴とするリニアリティコイル。
  2. 2.柱状部の両端にフランジを有する磁心の少なくとも
    一方のフランジに接して永久磁石を配設し、前記柱状部
    に導線を巻回してなるリニアリティコイルの製造方法に
    おいて、成型用金型に、磁心用原料粉末と永久磁石用原
    料粉末とを層状に充填し加圧して柱状の成型体を形成し
    、該成型体の磁心部の両端に前記フランジが、その中間
    に前記柱状部がそれぞれ形成されるように該磁心部の周
    面を切削し、その後、該成型体を焼成し、磁界を印加し
    て該成型体の永久磁石部を磁化することを特徴とするリ
    ニアリティコイルの製造方法。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102306537A (zh) * 2011-05-20 2012-01-04 张家港市众力磁业有限公司 一种固定电感器用铁氧体磁心

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JPS6246051A (ja) * 1985-08-22 1987-02-27 フオルクスヴア−ゲン・アクチエンゲゼルシヤフト 後進ギヤ用の切換え装置

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