JPH0214664Y2 - - Google Patents

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JPH0214664Y2
JPH0214664Y2 JP14151084U JP14151084U JPH0214664Y2 JP H0214664 Y2 JPH0214664 Y2 JP H0214664Y2 JP 14151084 U JP14151084 U JP 14151084U JP 14151084 U JP14151084 U JP 14151084U JP H0214664 Y2 JPH0214664 Y2 JP H0214664Y2
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JP
Japan
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brake
rim
shoe
pair
beauty
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JP14151084U
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JPS6155524U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は美容用自転車に使用されるブレーキに
関する。
(従来技術) 美容用自転車では車輪の回転に抵抗を加えるた
め、車輪のリムにブレーキシユーを長期間に亘つ
て押圧状態にし、制動をかけ続ける必要がある。
ところが、従来の美容用自転車ブレーキは、ブレ
ーキアームに固設したシユーホルダに、ブレーキ
シユーを単にカシメ等によつて固着したものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、ブレーキシユーにゴム等を使用してい
る場合には、ブレーキシユーの摩耗が激しく、リ
ムに附着したり臭いを発生したりする問題があつ
た。またこのためブレーキシユーにフエルトパツ
トを使用したものもあるが、この場合リムとの摩
擦によつて高温を生じると、高い音鳴りが発生す
るという問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、ブレーキシユーの
摩耗が少なく、高い音鳴りも生じることもなく、
車輪に制動をかけ続けることのできるブレーキを
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、美容用自転車の車輪の回転に長時分に亘つて
抵抗を加えるために使用される美容用自転車ブレ
ーキであつて、 先端側が車輪のリム19の左右両側に対して接
離するように揺動自在に枢支された左右一対のブ
レーキアーム1,2と、各ブレーキアーム1,2
の先端側に、リム19を挟んで左右に対向するよ
うに取付けられた左右一対のシユーホルダー12
とを備え、この各シユーホルダー12は、対向す
る一対の保持部13,14とこれら保持部13,
14を連結する固定部15とを有するコ字形に形
成され、リム19に押圧される左右一対のブレー
キシユー22が、ロール状に形成され、シユーホ
ルダー12の保持部13,14間に連結した軸と
軸受25,26とを介して、前記各ブレーキシユ
ー22が、軸心廻り回動自在でかつ該軸心方向が
リム19の径方向に一致するように、各シユーホ
ルダー12の保持部13,14間に保持されてい
ることを特徴とする。
(作用) ブレーキ操作によつてブレーキシユー22がリ
ム19に圧接すると、該シユー22が、リム19
との間の摩擦抵抗によりリム19の径方向に略一
致する軸心廻りにスムーズに回動する。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、図面は美容車用のセンタープル式キヤリパー
ブレーキを示し、図において、1,2は左右一対
のブレーキアームで、各ブレーキアーム1,2の
上端にはブレーキ操作用の引上げロツド3,4が
連結され、下端にはブレーキシユー取付用の上下
方向の長孔5,6が夫々形成されている。7はア
ーチ状の支持部材で、該支持部材7はボルト等に
より美容車の前ホーク等に固着されている。この
支持部材7の一端には前側のブレーキアーム1の
中途がボルト8により該ボルト軸廻りに回動自在
に枢着され、他端には後側のブレーキアーム2の
中途がボルト9により該ボルト軸廻りに回動自在
に枢着されている。各ボルト8,9の支持部材7
とブレーキアーム1,2との間にはスプリングが
夫々巻回されており、これらスプリングによりブ
レーキアーム1,2は支持部材7に対してボルト
8,9を支点にアーム1,2の先端同志が互いに
拡開するように付勢されている。
12は左右一対のシユーホルダで、対向する上
下一対の保持部13,14とこれら保持部13,
14を連結する固定部15とを有するコ字形に形
成され、保持部13,14には上下方向の挿通孔
16,17が互いに対応するように形成され、固
定部15には取付孔18が形成されている。これ
ら一対のシユーホルダ12は、長孔5,6及び取
付孔18に挿入したボルト20等によりアーム
1,2の下端に車輪のリム19を挟んで左右に対
向するように取付けられる。
22はリム19に押圧される左右一対のブレー
キシユーで、ゴム又は合成樹脂により貫通孔23
を有するロール状に形成されている。各ブレーキ
シユー22はシユーホルダ12の挿通孔16,1
7に挿入したボルト24の保持部13,14間に
外嵌挿入され、ボルト24とブレーキシユー22
との間には上下一対の軸受25,26が設けられ
ており、これによりブレーキシユー22はシユー
ホルダ12に対して軸心廻り回動自在でかつ該軸
心方向がリム19の径方向に一致するように保持
されている。27はボルト24に螺合したナツ
ト、28,29はボルト24の保持部13,14
とブレーキシユー22との間に外嵌した上下一対
の軸受押えである。
なお、本考案が適用されるブレーキはセンター
プル式のものに限定されず、サイドプル式のブレ
ーキであつてもよく、また長期間制動を続ける必
要があるものであれば、美容車以外の自転車その
他のブレーキにも適用実施できる。
(考案の効果) 本考案によれば、車輪のリム19に押圧される
ブレーキシユー22が、ロール状に形成されると
共に、シユーホルダ12に、軸心廻り回動自在で
かつ該軸心方向が前記リム19の径方向に略一致
するように保持されているので、リム19に圧接
されたブレーキシユー22は軸心廻りにスムーズ
に回動し、ブレーキシユー22とリム19との間
の摩擦抵抗を緩和するため、ブレーキシユー22
がリム19との摩擦によつて激しく摩耗したり、
或いは高熱を生じて高い音鳴りが発生するような
惧れがなくなり、何らの不都合もなく車輪に長期
間に亘つて制動をかけ続けることができる。
しかも、シユーホルダー12は、対向する一対
の保持部13,14とこれら保持部13,14を
連結する固定部15とを有するコ字形に形成さ
れ、シユーホルダー12の保持部13,14間に
連結した軸と軸受25,26とを介して、前記各
ブレーキシユー22が、軸心廻り回動自在に保持
されているので、ブレーキシユー22をシユーホ
ルダー12の保持部13,14間に両持ちにて回
転自在に保持でき、従つて、ブレーキシユー22
をリム19に対し大きくガタ付く惧れなく確実に
支持できるし、また、各ブレーキアーム1,2の
先端側に、前記シユーホルダー12がリム19を
挟んで左右に対向するように取付けられているの
で、ブレーキ操作によつて、前記一対のブレーキ
シユー22はリム19を左右両側から挟持するよ
うにリム19に押圧するため、リム19に対して
一方向から圧接する場合とは異なり、挟持によつ
てもブレーキシユー22をリム19に対してガタ
付かないように確実かつ良好に押圧でき、上記ブ
レーキシユー22の両持ち支持と相俟つて、ブレ
ーキシユー22をリム19に対して極めて安定に
圧接できる。従つて、車輪の回転に長時分に亘つ
て抵抗を加える必要のある美容用自転車ブレーキ
にあつては、ブレーキ操作によつて車輪に対して
変動の少ない一定の抵抗をうまく加えることが可
能になるし、またブレーキの操作力に応じて車輪
への抵抗をスムーズに調整することができ、美容
用自転車ブレーキとして使用上非常に有利であ
り、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は正断面図、第3図は分解斜視図であ
る。 12……シユーホルダ、19……リム、22…
…ブレーキシユー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 美容用自転車の車輪の回転に長時分に亘つて抵
    抗を加えるために使用される美容用自転車ブレー
    キであつて、 先端側が車輪のリム19の左右両側に対して接
    離するように揺動自在に枢支された左右一対のブ
    レーキアーム1,2と、各ブレーキアーム1,2
    の先端側に、リム19を挟んで左右に対向するよ
    うに取付けられた左右一対のシユーホルダー12
    とを備え、この各シユーホルダー12は、対向す
    る一対の保持部13,14とこれら保持部13,
    14を連結する固定部15とを有するコ字形に形
    成され、リム19に押圧される左右一対のブレー
    キシユー22が、ロール状に形成され、シユーホ
    ルダー12の保持部13,14間に連結した軸と
    軸受25,26とを介して、前記各ブレーキシユ
    ー22が、軸心廻り回動自在でかつ該軸心方向が
    リム19の径方向に一致するように、各シユーホ
    ルダー12の保持部13,14間に保持されてい
    ることを特徴とする美容用自転車ブレーキ。
JP14151084U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0214664Y2 (ja)

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JP14151084U JPH0214664Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JP14151084U JPH0214664Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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Publication Number Publication Date
JPS6155524U JPS6155524U (ja) 1986-04-14
JPH0214664Y2 true JPH0214664Y2 (ja) 1990-04-20

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ID=30699848

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JP14151084U Expired JPH0214664Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JPS6155524U (ja) 1986-04-14

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