JPH02146556A - 電子写真方法 - Google Patents

電子写真方法

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JPH02146556A
JPH02146556A JP29958088A JP29958088A JPH02146556A JP H02146556 A JPH02146556 A JP H02146556A JP 29958088 A JP29958088 A JP 29958088A JP 29958088 A JP29958088 A JP 29958088A JP H02146556 A JPH02146556 A JP H02146556A
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JP
Japan
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photosensitive body
hindered amine
photoreceptor
styrene
resins
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Application number
JP29958088A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagame
宏 永目
Shigeto Kojima
成人 小島
Setsu Rokutanzono
節 六反園
Shinji Nosho
伸二 納所
Mitsuru Seto
瀬戸 満
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
    • G03G5/147Cover layers
    • G03G5/14708Cover layers comprising organic material

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、カールソンプロセスを応用した電子写真方法
の改良に関する。
[従来の技術] 従来、カールソンプロセスを応用した電子写真方式にお
いて使用される感光体としては、導電性支持体上にセレ
ンまたはセレン合金を主体とする光導電層を設けたもの
、酸化亜鉛、酸化カドミウムなどの無機光導電材料をバ
インダー中に分散させたもの、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾールとトリニトロフルオレノンあるいはアゾ顔料など
の有機光導電材料を用いたものおよび非晶質シリコンを
用いたもの等が一般に知られている。
ここにいう「電子写真方式」とは、一般に光導電性の感
光体をまず暗所で、例えばコロナ放電によって帯電させ
、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸散せ
しめて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料などの着
色材と高分子物質などの結合剤とから構成されるトナー
で現像し、可視化して画像を形成するようにした画像形
成法の一つである。
このような電子写真法において感光体に要求される基本
的な特徴としては、 (1)暗所で適当な電位に帯電できること、(2)暗所
において電荷の逸散が少ないこと、(3)光照射によっ
て速やかに電荷を逸散せしめうろこと、 などが挙げられる。
近年、電子写真複写機の高速化、大型化が進む中、感光
体に対して上記特性以外に長期繰返し使用に際しても高
画質を保つことのできる信頼性が強く要求されるように
なっている。
現在、感光体の寿命を損っている主な原因としては大き
く分けて2つ考えられており、一つは現像プロセス、ク
リーニングプロセス、コピー紙などから受ける機械的な
ストレスによってひきおこされる摩耗、もう一つは、帯
電、転写、分離過程等で受けるコロナ放電によってひき
起される化学的な損傷である。
前者の摩耗を防ぐ方法としては、a−Si感光体のよう
に非常に硬度が高い感光層を設ける方法あるいは感光体
表面に保護層を設ける技術が知られている。この保護層
に関しては具体的には感光層の表面の有機フィルムを設
ける方法(特公昭38−15448>、無機酸化物を設
ける方法(特公昭43−14517)、接着層を設けた
後、絶縁層を積層する方法(特公昭43−27591)
あるいはプラズマCVD法、光CVD法等によってa−
9i層、a−3t:N:H層、a−3i:O:H層等を
積層する方法(特開昭57−179859、特開昭59
−58437)などが開示されている。
さらにこれら保護層に要求される電気特性(保護層が電
子写真的に高抵抗[10”Ω・e1m以上]なものであ
ると残留電位の増大や繰返し使用時の蓄積等が問題にな
る)や、先透過性(保護層が感光層の感度を有する波長
領域に光の吸収を持つと実質的に感光体としての感度が
低下する)という課題を解決する技術として、保護層樹
脂の組成により抵抗を適正化する方法(特公昭52−2
4414)、保護層を光導電層とする方法(特公昭48
−38427 、特公昭43−16198 、特公昭4
9−10258 、tlsP −2901348)、保
護層中に色素やルイス酸に代表される移動剤を添加する
方法(特公昭44−834、特開昭53−133444
)または金属や金属酸化物微粒子の添加により保護層の
抵抗を制御する方法(特開昭53−3338)さらに特
開昭57−30846に提案されているように、平均粒
径0.3μ厘以下の金属酸化物微粒子を抵抗制御剤とし
て保護層中に分散させることにより可視光に対し実質的
に透明にする方法などが知られている。
上述のような方法により、機械的なストレスに対する耐
久性に関しては非常に良好なものが得られるようになっ
てきている。
ところが、機械的な耐久性が向上しても、複写機の中で
長期的に繰返し使用された場合、高湿下あるいは急激な
湿度上昇の環境下でコピー画像が流れる、いわゆる「画
像ボケ」と呼ばれる現象が発生するという問題があるこ
とが明らかになってきている。
この問題はa−8i系の感光体で特に激しく、上述のよ
うな保護層を設けた感光体でも発生してしまうものであ
る。
この現象の原因はいまだ明確になっていないが、感光体
が繰返しコロナ放電にさらされると、コロナ放電により
発生するオゾンや各種イオンにより感光層表面あるいは
保護層表面が酸化劣化を受け、5i02等の親水性物質
に食化したり、構造が切断されたり、ラジカルが形成さ
れるようになる。一方、コロナ放電によるオゾンや各種
イオンは、また空気中の水分、炭酸ガス等の不純物と反
応し、窒素化合物、カルボキシル基、アルデヒド基等を
含む親水性の化合物を形成する。これらは保護層表面の
劣化部分と強力に化学的に吸着するので、高湿下や急激
に湿度が上昇するような場合には、感光体表面に水分が
多量に吸着されて表面の2次元方向の抵抗が低下し、画
像流れを発生すると考えられている。
これらの問題を解決する手段として、これまでに感光層
上にプラズマCVD、光CVD、スパッタ等の方法で酸
化劣化に対し、抵抗力を持つa−C:H(あるいは無定
形炭素膜、ダイヤモンド状炭素膜等とも呼ばれる)系の
膜を表面層として形成する方法(特開昭57−1141
46、特開昭DO−12554、特開昭eo−et7e
i 、特開昭61−9405(i等)が提案されている
。この方法によれば、a−SL系悪感光層むき出しにな
っている場合よりも良好な耐久性を得ることができるが
、感光体が要求されている信頼性、長寿命という点では
効果がまだ不充分であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記の点に鑑み、複写プロセス中で繰返し使
用しても、コロナ放電によるオゾンや各種イオンによっ
て感光体表面が劣化されることなく、長期的に良好な耐
環境性、画像品質を維持することができる電子写真方法
を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、感光体表面にヒンダードアミン系化合物を介
在せしめて画像形成することを特徴とする電子写真方法
である。
上記ヒンダードアミン系化合物は光安定剤として作用す
るものであるが、感光体表面にヒンダードアミン系化合
物を介在せしめる方法としては、感光体との接触部材か
ら供給する方法と、感光体表面に設けた保3層中にヒン
ダードアミン系化合物を含有せしめておく方法とがある
前者における接触部材としては、弾性ローラ、弾性ブレ
ードあるいは現像剤構成物の少なくとも一種が例示され
る。又、後者の例とじては導電性支持体上にSe系合金
よりなる光導電層および保護層を順次積層した電子写真
感光体における保護層中に例えば金属あるいは金属酸化
物微粒子を抵抗制御剤としてこれらとともにヒンダード
アミン系化合物を樹脂中に分散、含有させる。
前記弾性ローラー、弾性ブレードの構成材料としては、
天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、スチレン
・ブタジェンゴム、ブチルゴム、エチレン争プロピレン
ゴム、エチレン酢酸ビニル共重合体、タロロブレンゴム
、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン
、エビルクロルヒドリンゴム、ニトリルゴム、ニトリル
イソプレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、多硫化
ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料および
その発泡体さらには各種合成樹脂の発泡耐等が用いられ
る。
これらの接触部材を用いて光安定剤であるヒンダードア
ミン系化合物を感光体表面に供給するには、接触部材自
体の中へ構成材料として含何させるか、発泡構造の中に
含浸させて用いる方法等が挙げられる。
これらの接触部材を感光体表面に接触させるだめの複写
プロセスにおける配置は、感光体上のトナー像を乱さな
い位置もしくはタイミングであればどこであってもかま
わない。すなわち、通常のクリーニングブレードと同様
にして用いたり、またクリーニングブレードとは新たに
別の位置で感光体と接触させても良い。また、複写サイ
クルの中で常時連続して感光体と接触させていても、必
要な時に適時接触させるようにしてもかまわない。又、
弾性ローラーの場合はローラー表面の線速と感光体表面
の線速は同じであってもよいし、接触効率を向上させる
ため線速差を設けたり、リバース方向に回転させてもか
まわない。
接触部材として現像剤構成物の少なくとも一種を用いる
場合については下記のとおりである。
現像剤とは、カールソン方式の電子写真プロセスにおい
て感光体上の静電潜像を可視顕在化させるものであるが
、これには大きく分けて以下に示す3種類がある。
その第1として液体現像剤が挙げられる。
液体現像剤とは脂肪族炭化水素を主成分とするキャリア
液体中に、樹脂及び着色剤を主成分とするトナーを分散
して成るものである。
キャリア液体は、高絶縁性、低誘電率の非水溶媒が用い
られ、その具体例としては、トリクロロトリフルオロエ
タン、ヘキサン、シクロヘキサン、アイソパーH等が挙
げられる。
トナー用の樹脂としては例えばアルキッド樹脂、ロジン
変性フェノールホルムアルデヒド樹脂、水素添加ロジン
の多価アルコールエステル、ポリアクリルエステル、ま
たはポリメタクリルエステル樹脂、スチレン樹脂、塩化
ゴム等が用いられる。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、フタロシア
ニンブルー フタロシアニングリーン、スカイブルー 
ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチル
バイオレットレーキ、ピーコックブルーレーキ、ナフト
ールグリーンB1ナフトールグリーンY1ナフトールイ
エロー81リソールファーストイエロー2G。
バーホントレッド4R,ブリリアントフアーストスカー
レツト、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー リソー
ルレッド、レーキレッド、レーキレッドD1ブリリント
カーミン6B、パーマネントレッドF5R,ビグメント
スカーレット3B及びボルドー10B 、ナフトールレ
ッド等が用いられる。
その第2としては乾式2成分タイプと呼ばれるものであ
り、トナーとキャリア及びその他系加物の混合物から成
る。
トナーは熱可塑性樹脂を主成分とし、これに必要に応じ
て着色剤や帯電能コントロールのための極性制御剤等を
添加して構成されている。
結着樹脂としては例えば、・ポリスチレン、クロロポリ
スチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−クロ
ロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、
スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル
共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−
マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共
重合体(スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸
ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合
体、スチレン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体(スチレン−メタ
クリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレ
ン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のス
チレン系樹脂(スチレン又はスチレン置換体を含む単一
重合体又は共重合体)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢
酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、アイォノ、−樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹
脂、エチL/、−エチルアクリレー共重合体、キシレン
樹脂、ポリビニルブチラール等の熱溶融性樹脂や天然又
は合成ワックス等のワックス類が挙げられる。これらは
単独又は混合して使用される。
着色剤としてはカーボンブラック(例えばチャンネルブ
ラック、アセチレンブラック、ランプブラック等)、ニ
グロシン染料、アニリン青、カルコオイルブルー フタ
ロシアニンブルークロム黄、群青、キノリンイエロー 
メチレンブルー塩化物、モナストラルブルー、マラカイ
トグリーンオザレート、ランプブラック、ローズベンガ
ル、モナストラルレッド、スダンブラフ28M等が挙げ
られる。
キャリアは静電気力でトナーを保持し、感光体表面へ運
ぶものであり、粒径50〜300μ道くらいの鉄粉、ニ
ッケル粉、フェライト粉、ガラスピーズなどが使用され
る。
また、キャリア表面には、トナーの付着(スペント化)
防止等を目的として被覆層が設けられている場合もある
この被覆層の樹脂としてはポリオレフィン系樹脂、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン
、及びクロロスルホン化ポリエチレン;ポリビニル及び
ポリビニリデン系樹脂、例えばポリスチレン、アクリル
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアクリ
ロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリビニル
ケトン;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;スチレン−
アクリル酸共重合体;オルガノシロキサン結合から成る
ストレートシリコン樹脂のようなシリコン樹脂又はその
変性品(例えばアルキド樹脂、ポリエステル、エポキシ
樹脂、ポリウレタン等による変性品);フッ素樹脂、例
えばポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、
ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオ口エチレ
ンポリアミド;ポリエステル、例えばポリエチレンテレ
フタレート;ポリウレタン;ポリカーボネート;アミノ
樹脂、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂;エポキシ樹
脂等が挙げられる。中でもスペントトナーのキャリアへ
の付着防止の点で好ましいのはアクリル樹脂、シリコン
樹脂又はその変性品、フッ素樹脂、特にシリコン樹脂又
はその変性品である。
さらに2成分タイプ現像剤にはシリカ微粉末の様な流動
化剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や
炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩等の湿潤材等を添
加する場合もある。
その第3としては乾式1成分タイプと呼ばれるキャリア
ーを含まず、トナー及びその他系加物との混合物から成
るものである。
トナーはやはり熱可塑性樹脂を主体とし、必要に応じて
着色剤、極性制御剤または磁性体粉末等を添加して構成
されている。
トナー用の結着樹脂としては前述の2成分トナーと同様
にポリスチレン、スチレン−アクリル酸共重合体、スチ
レン−メタクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重
合体、スチレン−ブタジェン共重合体などのスチレン系
樹脂をはじめ、飽和ポリエステル樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、マレイン酸
樹脂、クマロン樹脂、塩素化パラフィン、キシレン樹脂
、塩化ビニル系樹脂、ポリプロレン、ポリエチレンなど
が例示できる。
これら結着樹脂の二種類以上が適宜混合されて用いられ
てよいことはいうまでもない。
また磁性体粉末としてはコバルト、鉄及びニッケルなど
の金属粉ニアルミニウム、コバルト、銅、鉄、鉛、ニッ
ケル、マグネシウム、スズ、亜鉛、金、銀、セレン、チ
タン、タングステン及びジルコニウムのような金属並び
にこの混合物;酸化鉄、酸化ニッケルの様な金属酸化物
とこれを含む金属化合物;共磁性フェライト並びにそれ
らの混合物等が挙げられる。
さらに、このトナーには上記成分の他に必要に応じてト
ナーの熱特性、電気特性、物理特性などを調整する目的
で各種の可塑剤(フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチ
ルなど)、抵抗調整剤(酸化スズ、酸化鉛、酸化アンチ
モンなど)等の助剤が添加されることもある。
−成分タイプ現像剤のトナー以外の添加物としては、ト
ナーの流動性の改質を図る目的で加えられる、T iO
z、A1203、S iOz等が挙げられる。
本発明において感光体表面へ供給する光安定剤は上記い
ずれの現像剤のどの部分に含有されていてもかまわない
すなわち、キャリア液体中、トナー中、キャリアの被覆
層中、あるいは光安定剤単独もしくは光安定剤と樹脂等
との複合体の形でキャリアやトナー以外の現像剤添加物
として加えてもよい。
これらの現像剤を用いて現像すれば、現像過程において
感光体表面と現像剤が接触する際に前記光安定剤が供給
されるわけである。また、さらに、定期的に全軸方向に
帯状に現像を行い光安定剤の供給を効率的に行う等の方
法をとってもかまわない。
本発明に用いられるヒンダードアミン化合物は、紫外線
安定剤であり、樹脂等が紫外線により物理的、機械的に
劣化するのを防止するために添加する。その代表的な化
合物を表1に示す。
表−1 表−1つづき 表−1つづき なお、ヒンダードアミン化合物を感光体の保護層中に添
加する場合の添加量は樹脂成分に対して0.001〜1
0%の範囲が適当であり、あまり少ないと効果が充分で
なく多過ぎると添加する化合物や添加される樹脂により
差があるが、飼料同士の相溶性が悪い場合には分離して
しまうことがある。また、保護層中には必要に応じて滑
剤等信の成分を添加してもがまゎない。
[実施例コ つぎに実施例並びに比較例によって本発明を説明する。
部はいずれも重全部である。
実施例1、比較例1 [シリコーンゴム処方] 末端ビニル基含有ポリジメチル シロキサン(重合度的7000)  100部ポリメチ
ルハイドロジエンシロキサン 0.6部 [(Cs Hs)  z P]  4 P t    
O,003部シリカ(アエロジル200、 日本アエロジル社製)50部 ビス(1,2,2,6,6−ベンタメチルー4−ピペリ
ジル)セバケート  5部 上記処方で良く混練したシリコーンゴムコンパウンドを
511I!lφ、 500mn+lのステンレス製芯金
上に射出成形し、120℃で1時間硬化させた後、外径
18aa+φの形状に研削加工して、硬度40度(JI
SA)の実施例1の弾性ローラーを作製した。
このように作製した弾性ローラーを市販の複写機(普通
紙リコピーFT7050、■リコー製)を改造し、第1
図に示すように配置した。すなわち、 lが弾性ローラ
ーであって、これをクリーニングブレード16の後に感
光体2と接触するように配置した。なお、図中3は除電
ランプ、4は帯電チャージ、5はイレーザ、6は画像露
光、7は現像ユニット、8は転写前チャージャ、9はレ
ジストローラー、IOは転写紙、11は転写チャージャ
、12は分離チャージャ、13は分離爪、14はクリー
ニング前チャージャ、15はファーブラシである。
感光体としては、AS2Se3感光層上に5nOzを抵
抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂の保護
層が形成されているものを用いた。
この弾性ローラーを配置した実施例1と、弾性ローラー
を配置しない比較例1とで、くり返し画像採取をおこな
った。評価は5本/nmの解像力チャートがコピー上で
良好に解像しているかを特性値として行った。
結果を表2に示す。
この結果より、弾性ローラーがない場合は1万サイクル
のコピー後に、高温環境下で画像流れが発生したが、実
施例1の弾性ローラーがある場合には、5万サイクルの
コピー後でも高湿環境下で画像流れの発生は認められず
、安定した画像が得られた。
実施例2 [ウレタンゴム処方] ポリエステル(ODX−106,大日本インキ化学社製
)100部 イソシアネート         20部ビス(2,2
,8,8−テトラメチル−4−ビペリジル)セバケート
  6部 ポリエステルを減圧下120℃で30分間脱水した後、
上記ビス(2,2,6,6−ブトラメチル−4−ピペリ
ジル)セバケートを加え撹拌する。次にイソシアネート
を加え、30mmX 31g+am X 3m111の
シート金型にこれを注入し、100℃、3時間の条件で
硬化して、硬度70度(JIS A)の実施例2のウレ
タンゴムブレードを作製した。
比較例2 上記のビス(2,2,0,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)セバケートを加えない以外は実施例2と全く同
様にして比較例2のウレタンブレードを作製した。
このようにして作製した実施例2と比較例2のゴムブレ
ードを市販の複写機(普通紙リコピ−PT6550、■
リコー製)のクリーニングブレードとして配置し、画像
採取を行った。感光体は実施例1、比較例]の場合と同
じものを用い、評価も同様に行った。
結果を表2に示す。実施例2の場合は5万サイクルの後
でも画像流れ現象は認められず安定した画像が得られた
が、比較例2の場合は1万サイクルのコピー後に高湿環
境下で画像流れが発生した。
実施例3 スチレン−n−ブチルメタクリレート 100部 カーボンブラック        10部ビス(1,2
,2,8,B−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケ
ート  5部 上記混合物を混練、粉砕、分級し、平均粒径11μmの
トナーを作製した。このトナーを平均粒径l圓μIの球
形フェライトキャリア 100部に対して3部加え、ボ
ールミルポットで30分撹拌して、実施例3の乾式2成
分現像剤を作製した。
比較例3 トナー中にビス(1,2,2,[i、[i−ペンタメチ
ル−4ピペリジル)セバケートを加えない以外は、実施
例3と全く同様にして比較例3の乾式2成分現像剤を作
製した。
このようにして作製した実施例3と比較例3の乾式2成
分現像剤を市販の複写機(普通紙リコビーPTG550
、■リコー製)を用いて画像採取を行った。感光体は実
施例1、比較例1の場合と同じものを用い、評価も同様
に行った。
結果を表2に示す。実施例3の場合は5万サイクルを越
えても画像流れ現象は認められず、安定した画像が得ら
れたが、比較例3の場合は、1万サイクルのコピー後に
高温環境下で画像流れが発生した。
実施例4 アルミニウム合金製シリンダー状支持体(外径80mm
φ、長さ34(lent) 17を洗浄後、第3図に示
す真空蒸着装置のマンドレル18にセットした。
この第3図の真空蒸着装置は支持体加熱用ヒーター19
を備えた回転可能なマンドレル18と、CGL材料20
(AszSe3合金)が入った蒸発源21を真空層22
内に収容した装置であって、マンドレル18は真空槽2
2外に備えた支持体回転用モーター23によって回転さ
れ、蒸発源21は外部の蒸発源用電源24によって加熱
される。真空槽22内は真空ポンプ25によって排気さ
れ、真空計26が備えつけられている。
上記真空槽内を10’ torr以下に排気し、支持体
温度を210℃に保持したまま蒸発源21を加熱し、A
s2Se3合金を膜厚が60μ個になるように支持体1
7の上に蒸着し、光導電層を形成した。
第2図aは実施例の感光体の層構成の説明図で、17は
支持体、27は光導電層である。
次にこの先導電層27上にシリコーン樹脂(トーレシリ
コーン■社製AY42−441)のりグロイン溶液を乾
燥後の膜厚が0.2μmの厚さになるように塗布し、中
間層28とした。
さらにこの中間層28の上に次のようにして保護層29
を形成した。
[保護層形成液組成] アクリルポリオール(スチレン 一メチルメタクリレートーメタクリル酸2ヒドロキシエ
チル共重合体)【5部 酸化スズ粉末          30部ビス(2,2
,6,e−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート
 0.2部 上記原料に溶媒適当量を加え、ボールミルで100時間
分散、混合した後、ポリイソシアネート系硬化剤5部を
加えて保護層形成液とした。
この保護層形成液を上記中間層28上に塗布し、120
℃で1時間乾燥させ、厚さ約5μ信の保護層29を形成
し実施例4の感光体を作製した。
比較例4 上記実施例4において、保護層形成液にビス(2,2,
6,8−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートを
加えない以外は、全く同様にして比較例4の感光体を作
製した。
以上のようにして作製した実施例4、比較例4の感光体
の表を実施例1、比較例1と同様にして行った。結果を
表2に示す。表2に示すとおり、初期においては、実施
例4、比較例4とも環境によらず、良好な画像が得られ
たが、繰返し使用していくにしたがい、実施例4の感光
体は5万サイクルの後でも画像流れ現象は認められず安
定した画像が得られたが、比較例4の方は高湿環境下で
画像流れが発生し、画質が低下することがわかる。なお
、第2図すに示す如く、中間層28を省略する場合もあ
る。
表−2 O良好に解像している Δ やや解像が劣る X 全く解像しない [発明の効果] 本発明によって、複写プロセスで繰返し使用されても、
コロナ放電によるオゾンや各種イオンによって感光体が
劣化されることがなく、長期的に良好な耐環境性、画像
品質を維持する電子写真方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した複写機の構成の一例の説明図
、第2図a、bは本発明を適用した感光体の層構成の説
明図、第3図は感光体を製造するための真空蒸着装置の
説明図をそれぞれ示す。 ■・弾性ローラー  2・・・感光体、3・・・除電ラ
ンプ、4・・帯’FMfヤージャ、5・・・イレーザ、
6・・・画像露光、7・・・現像ユニット、8・・・転
写前チャージャ、9・・・レジストローラー 10・・
・転写紙、11・・・転写チャージャ、12・・・分離
チャージャ、13・・・分離爪、14・・・クリーニン
グ前チャージャ、15・・・ファーブラシ、16・・・
クリーニングブレード、I7・・・支持体、 1g・・
・マンドレル、19・・・支持体加熱用ヒーター 2o
・・・CGL材料、21・・蒸発源、22・・・真空槽
、 23・・・支持体回転用モーター 24・・・蒸発源用
電源、25・・・真空ポンプ、26・・・真空系、27
・・・光導電層、28・・・中間層、29・・・保護層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光体表面にヒンダードアミン系化合物を介在せしめて
    画像形成することを特徴とする電子写真方法。
JP29958088A 1988-11-29 1988-11-29 電子写真方法 Pending JPH02146556A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556730A (en) * 1994-01-12 1996-09-17 Hewlett-Packard Company Charge injection barrier for positive charging organic photoconductor
JP2007119942A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Shigeki Monmaya 金属生地及びその製造方法
US7767374B2 (en) 2005-12-15 2010-08-03 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing electrophotographic photoreceptor having sublimable antioxidant in coating liquid

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JP2007119942A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Shigeki Monmaya 金属生地及びその製造方法
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